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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「更新しました」~キース・アウト

    ポーツ庁の有識者会議が「部活動の地域移行」を提言する。しかしこの問題、20年以上前から言われているのにうまく行かない。それどころか「地域移行」で教師たちは死の淵に立たされるのだ。そこで私が書いたミニ恐怖小説「部活動の地域移行」。 kieth-out.hatenablog.jp

  • 「教育現場の少人数化は集団脳を阻害する」~隣り百姓と集団脳④

    集団が大きければ大きいほど集団脳は働く。 農耕は人間集団を巨大化し、集団脳をより大きく働かせた。 さらに日本の場合には、集団脳のすべての細胞を働かせる仕組みがある。 したがって学校の少人数化も、必ずしも良いものだとは言えないのだ。という話。 (写真:フォトAC) 【農耕が集団脳を生み出した】 NHKスペシャル▽ヒューマン・エイジ人間の時代 プロローグさらなる繁栄か破滅は、集団の大きかったホモ・サピエンスが集団脳で技術革新を繰り返し、地球の覇者となったことを示しました。しかしネアンデルタール人が家族単位で行動したのに対して、なぜホモ・サピエンスが150人を越える大集団として動いたのか、その点につ…

  • 「なぜ人間は地球の覇者となりしか――つるむ者が進歩する」~隣り百姓と集団脳③

    いよいよ人類は火星移住を目指すまでの進歩を遂げた。 しかしなぜ、私たちだけが進歩の道を歩き続けることができたのだろう。 ネアンデルタール人ではだめだったのか? そこに私たちホモ・サピエンスの特性がある。集団脳だ。という話。 (写真:フォトAC) 【なぜ人間は地球の覇者となりしか】 4月24日(日)のNHKスペシャル▽ヒューマン・エイジ人間の時代 プロローグさらなる繁栄か破滅かは、いよいよ人類が地球を出て、火星に向かうという壮大な物語から始まります。一通り宇宙工学の現地点を紹介した後、話題は一気に30万年遡り、人類の誕生から見直します。主題は、「なぜ人間だけが短期間にここまで進歩できたのか」です…

  • 「隣り百姓の何が悪い!」~隣り百姓と集団脳②

    「隣り百姓」という言葉の使われ方が分からないところがある。 しかし私の中では圧倒的に前向きなものである。 「隣り百姓」が日本経済の推進力で、 「隣り百姓」が日本文化の基礎をつくった。という話。 (写真:フォトAC) 【隣り百姓の何が悪い!】 「隣り百姓」という言葉を使いながら、けれど私にはそのニュアンスがよくわかっていないところがあります。 例えばネット上で、「隣り百姓という言葉が日本人全体の特性を表現する言葉としても、つまり日本人は人真似ばかりして個性がない、独創性がないと卑下するさいにもそれが使われていた」などという文に出会うと、ちょっとした違和感に目まいのする感じになるのです。 もしかし…

  • 「私の家庭菜園農法:隣がやるまで仕事はしない」~隣り百姓と集団脳①

    私の家庭菜園。苗植えや種まきの準備は終わったが、 それ以上は何もしていない。隣がまだだからだ。 農業は本やネットだけではできない。 隣り百姓こそ、農業の神髄だ。という話。 (写真:SuperT) 【隣がやるまで仕事はしない】 我が家の畑、3月に苦土石灰を撒いて酸性土を中和し、4月の初頭に堆肥を入れて化学肥料も散布し、マルチを敷いたり支柱を立てたりしてほぼ準備を終了しました。しかし今、畑にあるのはジャガイモに長ネギ、そして昨年秋に植えた玉ねぎとサヤエンドウだけです。 今年は4月が比較的に暖かく、先週末は土曜日が快晴、そして昨日(日曜日)が雨でしたから、土曜日に苗を植えたり種を蒔いたりすればよかっ…

  • 「学校の先生は教養がない」~だから子どもの教養は、家庭で高めてください

    佐々木朗希の二試合連続完全試合の不成立――、 ところが教師たちは多くがそれを知らなかった。 無理もない、彼らはニュースも見なければ新聞も読まない。忙しいからだ。 こんな教師たちに子どもを任せておいていいのだろうか。という話。 (写真:フォトAC) 【どこからでも切り取れる佐々木朗希】 ロッテ・マリーンズの佐々木朗希投手はまだ若いのに逸話の多い人で、小学校3年生のときに陸前高田で東日本大震災に遭い父親と祖父母をなくしたとか、中学校では腰の疲労骨折を見逃されそうになったのを指導者の機転で花巻東高校の監督を頼り、その紹介で大谷翔平の通っていた病院に通って無事、完治したとか、あるいは高校時代に非公認な…

  • 「新型コロナ:現状と世界の無関心、それでも罹りたくない」~ハーヴ、コロナ感染のために入学式に出られない

    新1年生の孫のハーヴが3月末にコロナ感染し、入学式に出られなかった。 それも可哀そうだが、自宅療養の10日間(家族の待機は8日間)、 家族全員がカンヅメ状態でほんとうにたいへんだった様子。 国内も世界も規制緩和へ向かっていく中での厳しい療養生活、 やはりコロナには罹りたくないものだ。という話。 (写真:フォトAC) 【コロナ感染で孫のハーヴが入学式に出られなかった】 私の最初の孫であるハーヴが、この4月から小学校一年生になりました。 生まれたときは新生児仮死で全身紫色、息もしなければ心臓の鼓動もない状態でしたから、まずはここまで来られたことに感謝しなくてはなりません。めでたく入学、しかしこのブ…

  • 「低学年の指導:理念よりも具体的な方策を」~落ち着いた雰囲気で授業を行う工夫⑤

    人間は強制や同調圧力によって行動を規定されるべきではない そう考える人たちがいる。もちろんその通りだ。 しかし大人と同じことを年少者に求めることはできないだろう。 小学校の低学年を育てるためには、理念より優先されるものがある。という話。 (写真:フォトAC) 【自主性尊重や同調圧力排除にこだわる人々】 私が最近気になったニュースのひとつは、「横断歩道で小学生が車におじぎ、交通教育に反発の声『一時停止は善意じゃない!』」(2022.04.12 弁護士ドットコム)です。 これは4月8日のテレビ朝日「「ありがとうございます」一時停止の車にお辞儀 新1年生が横断歩道で実践」に対して、一部知識人から「停…

  • 「ひとの気持ちを考える教育は必要だが」~落ち着いた雰囲気で授業を行う工夫④

    そもそも子どもたちは「私たちと同じ人間」なのだろか? 私たちが同僚に期待できることは、子どもたちにも期待していいのか? これまでのさまざまな経験が教えるところは「否」だ。 たとえ期待できるようなふりをしても、実際にはできない。という話。 (写真:SuperT) 【1・2年生は果たして人間と言えるだろうか】 「小学校1・2年生に必要なのは教育よりも躾だ」とか「7・8歳児はそもそも私たちと同じ人間であることすら疑わしい」とか言ったりすると激しい嫌悪感を持つ人は必ずいます。しかし私は、全員とは言いませんが、かなりの数の1・2年生がこの言い方の枠に入ると思っています。もちろんこの子たちが生物学的にヒト…

  • 「座る筋肉、お尻をグイッ!」~落ち着いた雰囲気で授業を行う工夫③

    落ち着きのない子の落ち着かない理由を、心の問題として考えると厄介だ。 しかしまったく違った方向から考えると、答えはむしろ近いのかもしれない。 つまりこうだ。 さあ姿勢を正すぞ! 座る筋肉、お尻をグイッ!という話。 (写真:フォトAC) 【言葉だけではうまくいかない低学年】 先週は「子どもたちにきちんと授業を受けさせたいと思ったらいい話をしなさい。ただしすべての授業時間をためになるいい話で埋めることはできないから、朝の清新な時間に必ずいい話をして、“この人の話を聴けばいいことがある”という予断をつくっておきましょう」という話をしました。しかしそれだけではまったく歯の立たない子どもたちがいます。小…

  • 「子どもは案外“ためになる話”が好き」~落ち着いた雰囲気で授業を行う工夫②

    “この人は意外と面白い話をする” 子どもにそうした予断を持ってもらえば、とりあえず聞いてもらえる。 そのためにはまだ白紙に近い朝の耳と頭に言葉を入れること。 子どもは案外、ためになる話が好きだ。という話。 (写真:フォトAC) 【いい意味での予断を植え付ける】 成人式や卒業式の式辞がつまらないというのは予断です。つまらないと決めてかかっているから熱心に聴こうとしない、だから当然、面白くない(聞いていないのだから)。しかし逆に、「この人は必ず面白い話をする」という予断があれば、彼らはとりあえず傾聴はずです。すると話の中に「いい部分」が見つかり、さらにしっかり聞こうとする。そういうことにもなろうと…

  • 「面白い話と聞く姿勢の“タマゴとニワトリ”」~落ち着いた雰囲気で授業を行う工夫①

    昔からそうだが、とにかく子どもたちはひとの話を聴かない。 聴いてもらえないからついつい教師も固くなる、気が許せない。 しかしそれはタマゴとニワトリの関係なのだ。 面白い話をすれば子どもは聴く、聴いてくれれば面白い話も出てくる。という話。 (写真:フォトAC) 【ひとの話を聞かない子どもたち】 昔、小学校の教員を長くやってから中学校に異動された先生に、こんな話を伺ったことがあります。「やい、やい、やい、T先生(とそんな話し方をする方です)、初めての中学なので戦々恐々としてきたけど、中学生も大したことはなかったね」 6月か7月ごろのことだったと思うのですが、なぜそんな話をわざわざするのか不思議で顔…

  • 「更新しました」~キース・アウト

    つい最近まで10年おきに更新しなくてはならなかった教員免許が、もはやどうでもいいものになりつつある。 東京都がついに免許なしでも教員になれる道を開いたのだ。 大国ロシアが隣の小国を踏み潰したように、大東京都が地方の教員採用を破壊する。 kieth-out.hatenablog.jp

  • 「子どもとのやり取りには定石がある」~天才でない限り、それを学ぶしかない

    親として、教師として、先輩として、常に正しい言葉の使える天才がいる。 ただし凡人は真似できない。ただ学ぶだけだ。 天才や先達の技を学び、訓練して使えるようにしておく。 そのためにはいつも誰かのそばにいて、教えを乞うしかないのだ。という話。 (写真:フォトAC) 【凡人のなすべきこと】 昨日は「ここぞというときにこれしかない言葉をかけられる」天才的な母親の話をしました。しかしそうした技は天才だからこそできることで、凡人は容易に追いつけるものではありません。凡人は学ぶだけです。 教員も同じで、天才的な教師は何をやってもうまく行きますが、私のような凡人は学ぶしかありませんでした。そうした子育てや教育…

  • 「『命がけで産んだということを忘れないでほしい』と母親は言った」~命を守る教育の本質的なひとつの答え

    ウクライナの取材から戻った若きジャーナリストの記事を読み、 その誠実で勇気ある態度に感心した。 この人はどんな育ち方をしてきたのだろう。 そのヒントは記事の中にあった。親たちがそのように生きてきたのだ。という話。 (写真:フォトAC) 【ウクライナから戻った若きジャーナリストの話】 もう一カ月半も、ウクライナとコロナのニュースばかりを見ています、と言うか、ニュース番組がこの二つばかりなので見れば必然的に「ウクライナとコロナのニュースばかり見ています」ということになります。たぶん日本中のほとんどの人たちが同じ状況なのでしょう。 時折「ゼレンスキーが国民に投降を呼びかけた」だの「速報:ゼレンスキー…

  • 「令和がどんな時代になるのか見えてきた」~平成の終わりから、世界のあり方が変わってきて

    日本の元号が変わると、もしかしたら世界全体も変わってしまうのかもしれない。 その予兆は改元の数年前から現れている、 明治も、大正も、昭和・平成もそうだったように。 そして令和は新型コロナとウクライナ侵略が象徴することになるに違いない。という話。 (写真:フォトAC) 【改元は世界を動かすのかもしれない】 元号というのは現在では日本独自の文化で、日本国内にとっては意味あるものの、世界的に見ればそれが変わったからと言って何かが変化するわけではなく、世界時計は元号とかかわりなく動き続けます――そのはずです。 しかし、おそらく偶然なのでしょうが、歴史年表の字面を見ていると、何となく改元が世界史に影響を…

  • 「決めるのは私たちで、責任を取らされるのは子ども」~戦争は始まったらおしまいだ③

    満足はできなくとも前提とするしかなかった世界のあり方。 しかし今、それが根底から覆されそうになっている。 さて、これからの日本をどうしていくのか――。 しかしその議論は、大人が進めて子どもが責任を取らされるのだ。という話。 (写真:フォトAC) 【納得できなくても受け入れざるを得ない「世界のありかた」】 2月21日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州の一部地域の独立を承認してこの地域への軍の派遣を命令した問題について、国連の緊急会合が開かれました。その席で行われたケニアのキマニ国連大使のスピーチが、非常に感動的なものとして世界に伝えられました。 内容を簡単に言うと…

  • 「『他人事ではない』ということの意味」~戦争は始まったらおしまいだ②

    日本の西には核兵器をもった権威主義の国が三つもある。 分かっていたことだが改めて見ると慄然とさせられる。 それがロシアのウクライナ侵略がもたらした新たな視点だ。 これからの私たちは、何を考えて生きて行ったらいいのか。という話。 (写真:NHK+) 【東アジアの構図が違って見える】 今週月曜日のニュースウォッチ9で、「日本をめぐる安全保障環境、大変厳しい状況に置かれていますよね」といって紹介されたのが上の画面です。「ウクライナへの侵略を続ける中、今月も北方領土で軍事演習を行ったロシア。ミサイル発射を繰り返し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮。そして軍事力を高め、海洋進出を強める中国。このように…

  • 「ロシア兵の気持ちも分かる」~戦争は始まったらおしまいだ①

    ウクライナの首都キーウ周辺で、大勢の民間人の遺体が見つかった。 拷問され、あるいは焼かれた遺体も少なくないという。 世界はロシア軍の戦争犯罪を厳しく糾弾している。 しかし、戦争とはそういうものなのだ。という話。 (写真:フォトAC) 【ロシア兵の気持ちも分かる】 ロシア軍の去ったキーウ近郊の村々に多くの住民の虐殺遺体が残されており、世界の非難を浴びています。これでロシアは半世紀以上も世界ののけ者にされざるを得ないでしょう。 ウクライナ政府は戦争犯罪に関わった可能性のある1600名もの兵士の名簿を公開したそうですが、これからのロシアは国家としても個人としても、責任を追及され続けることになります。…

  • 「せめて最後の一年くらい」~中学校・高校の新三年生に注目したい

    2年前、全国一斉休校の中で小中学校をあわただしく卒業し、 それぞれ進学した子どもたちが3年生になった。 新型コロナ感染も第6波を越えたが、まだまだ終わりは見えない。 なにも良いことのなかったこの子たちのために、私たちが頑張る時期になった。という話。(写真:フォトAC) 【中学校・高校の新三年生に注目したい】 新しい年度になると新入生が注目され、それぞれどんな思いで入学してくるかが話題になりますが、中学校や高校で新2年生や新3年生が取り上げられることはめったにありません。ただし新2年生はまだしも、新3年生たちは新入生同様、かなり清々しい気持ちで登校してくるのです。なにしろ上のつかえがなくなって青…

  • 「それぞれの四月」~令和4年度が始まる

    ウクライナ情勢を気にし、新型コロナ感染リバウンドに心悩ませ、 ついでに畑を整え、ジャガイモを植えたりしているうちに春休みが終わり、 それぞれの四月が始まった。 私の家にも周辺にも、小さな変化が起こりつつある。という話。(写真:SuperT) 【新学期が始まる】 このブログ、「とりあえず新年度は、4月4日から始めると予告することにしておきましょう」と書いたのに、今日がその4月4日だということに気づいたのが昨夜遅くのことで、朝の更新に間に合いませんでした。もっとも楽しみにしておられる方もいそうにないので、私自身の誇りの問題として、形だけは整えておきたいと思います。 さて、今年度最初の月のカレンダー…

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