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2017/11/29

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  • 通州事件の新視点

    本日の産経新聞「正論」欄で、通州事件が取り上げられている。通州事件は、1937(昭和12)年7月29日に中国の通州(現:北京市通州区)で起きた居留民殺戮で、日本軍守備隊110名と、居留民385名のうち225名(日本人114名、朝鮮人111名)が犠牲となったものであるが、殺害が極めて残虐(識者は「鬼畜以上」と表現)であったとされる。虐殺事件の実行者は、当時日本軍の監督下で現地に組織した「冀東防共自治政府麾下の保安隊(中国人部隊)」であったことから、後に起きた南京事件の遠因ともされている。「正論」に戻ると、筆者は「新しい歴史教科書を作る会」副会長の藤岡信勝で、論旨のうち、通州事件を防げなかった日本軍の警戒心の欠如と失態は安倍元総理襲撃を防げなかった警察と通じるとされているのは今後の評価に俟つとして、次いで挙げ...通州事件の新視点

  • 立憲民主党の参院選総括

    立憲民主党が、所属議員の両院懇談会で参院選の総括のための意見聴取を行ったことが報じられた。参院選では改選議席を減らし、比例代表でも得票を大きく減らすとともに日本維新の会の後塵を拝して、これまで比例得票数を以って民意は自公に拮抗するとしていた最後の牙城までも失うこととなった。懇談会における所属議員の反応については、党の政権構想を変更すべきとの意見も出されたらしいが、多くは共産党・連合との選挙協力の不備を問うという意見であったとされている。直近の世論調査の政党支持率でも、立民7.0%、維新7.9%と野党第一党とは呼べない現状で、さらには年代別に観ても60代以下で維新を下回っており、現時点で衆院選が行われれば惨敗は免れないように思う。素人観ながら、何故立民は衰退しているのだろうか。立民支持者の中核は資本論が説く...立憲民主党の参院選総括

  • 貨幣価値を考える

    安倍元総理の国葬が決定したが、未だに反対の意見も根強いとされる。各種世論調査でも国葬賛成意見は7割近くに上っているとされるが、一方で怪しげな市民団体の公費支弁停止訴訟や国葬自体に反対するデモの様子が報じられている。反対理由の一つが、総額で2億円を超えると予測される公費支出に対して「多額の国費」とされることで、関係者(主導者)らしき人物が映像で「我々の多額の税金が」又は「コロナ支援に回すべき」と述べている。以下は、税と金銭に無知な繰り言、疑問である。国葬の費用は2億円超と公称されるが、それは直接経費のみの積算額で自治体の警備、広報費、残業代まで含めた間接経費を併せれば10億円以上に膨らむだろうと思っているので、経費10億円として推論・暴論を進めることにする。国葬に対する国民の税負担を眺めると、消費税を含めた...貨幣価値を考える

  • 日本海海戦の連合艦隊電文に思う

    昨日のブログで、上級幹部以上には格調ある文章が求められると書いたところ、深い考察に満ちたコメントを頂いたので、返信の意味を込めて自分の考えを追加したい。日本海海戦に先立って連合艦隊が打電した「敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊はただちに出動これを撃滅せんとす。本日天気晴朗なれど波高し」は有名で、特に飯田少佐参謀の起案文に秋山中佐参謀が追記した後段は名文とされており、自分も、全文は限られた文字数で意を尽くし得た名文と思っている。日露艦隊決戦の背景を振り返ると、彼我の戦力ではロシアが圧倒しており、海軍・大本営でも「大陸への輸送路を些かでも維持するために、ロシア艦隊の半数は行動不能にして欲しい。そのためには連合艦隊が全滅することも厭わない」であったとされている。また、決戦においても別部隊に依る二次攻撃は不可能であ...日本海海戦の連合艦隊電文に思う

  • TV[ヒューマニエンス」に学ぶ

    この頃、NHKBSの「ヒューマニエンス」という番組を視聴している。同番組に馴染んだ方には蛇足であるが、番組は人体に関する新しい知識や取り組みについて専門家がMCや別分野の知識人に対してレクチャーする構成であるが、先日は「言語の果たす役割」についてであった。興味を持ったのは、例として示された「大きな帽子をかぶった猫」という曖昧表現が、実は人類を進化させたという一場面である。読んで頂いたら分かるように、例文は「大きな猫」とも「大きな帽子」ともとれる表現で、話者の意図は受け手によって全く別の意味を持つ。このことが、文化・文明の深化と多様性をもたらしたとするもので、「なるほど」・「さもありなん」と納得させられた。現代社会にあっては自分の意思を正確に伝えるための文章や会話が求められるが、通信手段が限られた軍事組織に...TV[ヒューマニエンス」に学ぶ

  • 塩野義の飲み薬に思う

    塩野義製薬が開発した対コロナ飲み薬「ゾコーバ」の承認が見送られた。薬剤と薬事行政に関して無知であるが、今回の決定に対しては2・3の疑問を感じる。これまでの薬事行政、特に医薬品審議に関しては「ゼロリスク」を追及するあまりにスピード感に欠けるとされ、製薬会社の新薬開発意欲を削ぐ最大の要因とされきた。この体質が中国コロナのパンデミック制御のネックであることを痛感した政府は2月に「医薬品医療機器法(薬機法)」を改正して緊急承認制度を設けて、これまで1~2年かけていた承認手続きを緊急性の高い医薬品については期間を短縮できる改正を行ったが、今回の決定を見る限り法の精神が生かされたようには見えない。報道によると、「ゾコーバ」はウィルス量の減少効果は確認されたものの、当初に塩野義が掲げた12症状の総合的な改善効果が明確で...塩野義の飲み薬に思う

  • 秋篠宮家に対する誹謗

    ネット上で秋篠宮家に対する誹謗が盛んであるらしい。本日の産経新聞「正論」欄で竹内久美子氏の記述で知ったことであるが、誹謗は秋篠宮殿下の立皇子の礼を契機に激しさを増したとされている。平素からその種の噂には興味が無かったのでモノは試しと検索をしたら、悪口満載の有様で皇統維持のための陰謀論さえあった。帝国憲法下であれば、これらの記事は不敬罪以上の罪科に問われるであろう主張であるが、現状は表現、思想・信条の自由に守られ、まさに言いたい放題の惨状を呈している。不敬罪を調べてみると、3か月以上5年以下の懲役となっているので、現状におけるネット記事は記述内容から見て投稿者には最高刑の5年懲役刑を科されるであろうことは確実に思える。「正論」の論述が正確であるならば、秋篠宮家に対する誹謗が最近では秋篠宮家擁護者にも向けられ...秋篠宮家に対する誹謗

  • 国葬の行方

    政府が安倍元総理を国葬で葬送すると決定したことに対する朝野の反応をウォッチしている。政党別に眺めると、現時点で全面的に賛意を表明しているのは自民・国民民主・維新で、公明は沈黙し、共産・社民・れいわは絶対反対と理解している。立憲民主党は、当初から泉代表が「葬送を静かに見守りたい」と述べたことから消極的賛成と見ていたが、ここにきて安倍氏の功績評価に対して辻元氏を始めとする何でも反対・諸事騒擾勢力が「功罪検証」を主張し始めたことからであろうか、泉代表も「国会閉会中の委員会集中審議要求」を持ち出す等、恒例の動きに戻りつつあるように見受けられる。辻元氏の主張について伝えられるところでは、「モリ・カケ・サクラ・と省庁のデータ改竄」を検証すべきとしているようであるが、数年間の国会追及でさえ「クロ」を実証し得なかったこと...国葬の行方

  • ウォーターハウスの絵

    本日は、生活に倦んだ日に眺める”自分流癒しの絵画”を紹介します。画家は、イギリスのジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849(嘉永2)年-1917(大正6)年)で、神話や文学作品に登場する女性を題材にしたことで知られ、代表作は、アーサー王物語の登場人物・騎士ランスロットの愛を得られぬことを知った悲しみのあまりに死を選ぶ乙女を描いた"シャロットの女(3枚)"とされている。浅薄な知識であるが、あまり逸話も伝えられていないこと等から見て、日本ではマイナーな存在であるように思える。画家に対しては失礼の極みと思うが、力まずにボヤッと眺めるには格好と思っている。シャロットの女(1888年)シャロットの女(1894年)シャロットの女(1916年)クレオパトラオフィリアミランダウォーターハウスの絵

  • 国葬を考える

    安倍元総理の葬送を国葬とする主張が起きている。国葬については以前に勉強したが、各国ともに明確な基準や儀典が定められていなかったと記憶している。戦前の日本は国葬法に依っていたが、それとても勅令に依っていた国葬の範囲・基準が明確さを欠いて来たために、昭和12年になって制定されたものである。戦後には国葬法が廃止されたために国葬自体が有名無実となっている。昭和42年に吉田茂氏に贈られた戦後唯一の国葬は、当時の佐藤栄作総理の強い意向で執行されたものであるが、野党からは国家が宗教に関与する憲法違反、公費支出の妥当性、功績評価等に多くの異論・反対があったとされている。さらに、現行唯一の国葬と看做される皇室典範に基づく「大喪の礼」にすら、国家元首の葬送にも拘わらず「天皇家の私的行事への公費の支出」なる非礼な極論もある。大...国葬を考える

  • 元自衛官を問う-2

    一部の識者から、軍人・元自衛官のテロという僅かな共通項を基に、二・二六や五・一五の再来を危惧する主張がある。二・二六や五・一五は明らかな政治色を帯びたテロルで、今回の私怨絡みの犯罪とは全く異なるものと思うが、一部の識者にとっては全てを同一視することが反軍のテーマとして適当であるという選択によるものであろうか。二・二六や五・一五に対して、一般的にはクーデターと理解され、極端には馬鹿な軍人の暴発と見られているが、自分は、両方のテロ事件は世界共通のクーデター概念とは異なるもので、社会主義的な格差是正・構造改革を要求する過激デモに近いものと思っている。旧制中学においては「成績1・2番は海兵・陸士に、3番目は帝大に」が一般的で、優秀な人材は陸海軍に集中していたように思う。東大入学者と云えば陸士・海兵志望者の後塵を拝...元自衛官を問う-2

  • 元自衛官を問う-1

    事件当初から、安倍元総理の襲撃犯は「元海上自衛官」と呼ばれていた。「呼ばれていた」と過去形で書いたのは、昨日あたりから報道でもその呼称が使用される頻度が減ってきたからである。本ブログでは、富山県の交番襲撃・拳銃強奪事件を始めとして、高校卒業後の短期間に在職した者(特に犯罪者)をも「元自衛官」と呼称することに疑問を呈してきたが、なかなかに改まる気配が見えないものの、昨日訪れたブログで「41年間の人生中の3年を突出させることの不条理」を記した方がおられて、救われた思いがする。一般企業でも、高卒入社3年の社員を企業を代表する存在とは認めないだろうと思う。本日は、殆どの方が知らないと思える海上自衛隊における新入隊員の処遇等について紹介したい(聊か古い経験をもとに進めるので、若干の間違いがあるかもしれないが)。採用...元自衛官を問う-1

  • 参院選終わる

    参院選が終わり、維新の躍進が予想を下回った他は予想通りの結果になったと思っている。付け焼刃で生半可の知識であるが、国もしくは国家を指す英語は、「Nation」または[state」が多用されるが、二つの言葉の語源・成り立ちから云って、「Nation」が政府の下で国民が運命共同体的に結集するのに対して、「state」は個人の権利(欲望?)は国家権力をも超越するとするもので政府と国民は敵対関係にあると云う意味合いを含んでいるらしい。立民の泉代表は、敗戦の弁で「立憲民主党の幅の狭さみたいなものが『政権を任せるにはまだ至らない』という判断を戴いたのではないか」と述べている。ウクライナ事変は、日本国民に「自分の国を守るためには自分を含めた国民の協力・犠牲が不可欠であること」、「自分の将来を託すためには政府は攻撃対象で...参院選終わる

  • KDDIの通信障害に思う

    KDDIの通信障害が漸くに復旧した。電気通信インフラの障害については、10年程以前においては一般利用者にあっては通信の不便程度の限定的な影響しかなかったであろうが、キャッシュレス決済が広く浸透した今での骨幹通信機能のダウンは、深刻な影響を受けたものと思う。今回の障害の原因や影響については門外漢であるが、エンドユーザーの行動については一部疑問に思う点がある。それは、障害の最中に放映された中に、エンドユーザーと思しき女性が「故障の原因を問い合わせたが、明確な回答が無かった」という場面である。システムダウンに対して関係者は全力を挙げて復旧作業に当たっているであろう時期に、エンドユーザーが復旧予定や代替手段を問い合わせることは理解できるが、故障の原因を問い合わせて知ることには、あまり意味が無いのではと思う。自衛艦...KDDIの通信障害に思う

  • 犯罪者と公務の執行に思う

    アメリカで、逃走を図った黒人の交通違反者が、追跡した警官から60発近い銃弾を浴びせられて死亡したことが報じられた。報道では、逃走犯が拳銃を車内に残していたことから、丸腰の犯罪者を射殺したことと8人もの警官による斉射に焦点が当てられている。公務執行者に甘いとの指摘を覚悟して書けば、銃社会のアメリカでは「警官に過剰な反抗をすれば射殺されるおそれがある」ことは、犯罪者を含めて国民の常識ではないだろうか。それでも逃走を図ったのは直接容疑の交通違反以外にも捕まりたくない犯罪を犯していたのではと考えられる。また、大量発砲の原因は追跡した警官が一人の指揮官に率いられたチームではなく別々のパトカーに分乗した混成チームであったことも大きいと思う。アメリカでは犯罪者若しくは警察の追跡を逃れようとする者は銃を携行している可能性...犯罪者と公務の執行に思う

  • 蓮舫氏を見かける

    横浜駅で蓮舫氏を見かけた。蓮舫氏は、神奈川選挙区での応援に来横されたようで、見かけた時には集まった人との写真撮影に応じられていた。写真撮影の場所は横浜駅西口で、同駅でも多くの利用者の出入りで混雑する場所であるが、その一角を多くの運動員によって人流を遮断して占拠していた。おそらく選挙関連行動で無ければたちどころに警察によって排除されるような混乱を作り出していたが、選挙運動と雖も既に応援演説などを終わった後の写真撮影であれば如何なものであろうかと思った。蓮舫氏は東京選挙区から立候補されているが、既に下馬評では当選確実とされているらしいので、党の顔として他候補の応援や比例票の拡大・掘り起こしに活動されているのであろうことは理解しなければならないだろうし、猛暑の現状を考えれば直射日光を防げる場所として駅施設の一部...蓮舫氏を見かける

  • 艦内での挨拶

    本日は艦内での「挨拶」に関するあれこれである。ここ1週間のうちに2回、病院待合室(患者待機所)で数時間過ごすことを余儀なくされたが、看護師さんの患者呼び込みに対して1度で応じる人が少ないことに気が付いた。殆どの看護師さんが名前を2度呼ぶので、それを1度とカウントしての上である。さらに、返事をする患者に至っては、1度の呼び込みで対応する人の2~3割であるように感じた。勿論、診察を俟つ患者は何らかの疾病・症状を抱えており、即座に対応できない人や返事をするのも億劫な人も多いだろうが、それにしても少な過ぎるように感じた。海上自衛隊に入隊または初めて乗艦した隊員がまず教えられるのは、呼びかけに返事をすることと相互に挨拶を交わすことであるように思う。海上自衛隊には独特の挨拶があり、上陸等で艦を離れる場合には当直者や後...艦内での挨拶

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