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繁盛戦略企画塾・心のマーケティング講座 http://hanjosenryaku.seesaa.net/

喜ばせる・楽しませる・幸せにする……繁盛店には、そんな『心のマーケティング』戦略がある。

佐藤きよあき
フォロー
住所
日高川町
出身
尼崎市
ブログ村参加

2017/11/08

  • おでんの老舗の名物に驚き! ご飯に豆腐をのせただけ?

    <VOL.967> 創業大正12年。 東京・日本橋に、 東京おでんの老舗「お多幸本店」があります。 濃く甘めの出汁に浸ったおでんには、 古くからのファンが多く、 全国からお客さまが集まってきます。 かつお節と日高昆布をベースに、 継ぎ足し継ぎ足しを繰り返し、 美味しさを積み重ねています。 大根をはじめとする野菜や練り物、玉子が、 静かに煮込まれ、 ジワジワと出汁の旨味が染み込んでいきます。 このおでんの他に、串焼きや魚料理などが用意され、 全国の銘酒とともに楽しむことができます。 しかし、 おでん屋さんとして親しまれている存在なの..

  • 休憩所から目的地へと変貌した道の駅。その秘密は、徹底した“玉ねぎ推し”!

    <VOL.966> 淡路島・鳴門海峡のうず潮を見下ろす地に、 「道の駅うずしお」はあります。 うず潮観光に来た人たちに、 淡路島の魅力を伝える施設としてオープンしました。 地元の海産物や農産物、お土産などを販売する他、 魚介類や野菜を使ったご当地グルメを 食べることもできます。 こうした紹介だけでは、 他の道の駅と何ら変わりがないように思えますが、 ここはひと味ふた味違っているのです。 正直、ダサいと言っても良いようなテーマを掲げ、 それを徹底することで、 大きな集客に成功しているのです。 “玉ねぎ推し”。 淡路島の名産です。 ..

  • 地域の“井戸端”。6個100円のたこ焼きが、下町の絆を紡いでいた。

    <VOL.965> 「ただいま!」。 近所の中学生が学校からの帰りに、 店主とその妻に挨拶します。 それに答えて、「おかえり!」。 このお店の日常的な光景です。 ここは、大阪府守口市にある、 たこ焼きやアイスクリームを売る、個人商店。 たこ焼き6個100円。 いまどき、あり得ない価格で提供しています。 他にも、玉子入りいか焼き130円や カップ入りかき氷100円、アイスモナカ90円など。 そして、昭和の人間、特に関西人には懐かしい、 「ひやしあめ」「ひやしコーヒ」90円もあります。 「ひやしあめ」「ひやしコーヒ」は、主..

  • 人材不足の秘策。やる気のない若者より、生活の懸かったシニアを狙え!

    <VOL.964> 相も変わらず、人材不足が続いています。 社会情勢の悪化により、失業者が多いにも関わらず、 働き手が集まらないのが現実です。 人を求める企業・商店。 仕事を求める人たち。 求めるものが同じでありながら、 なぜ、マッチングできていないのでしょうか。 ひとつの要因としては、仕事に就けず、困っているのに、 仕事を選り好みしている若者が多くいるからです。 厳しい世の中で、安定を望む気持ちは理解できますが、 それを続けていると、就職の機会を逃し、 フリーターやニートになってしまう可能性もあります。 やがてやる気を無くし、アル..

  • たかが、そうめん。されど、大行列。それは、70年前の名物づくりから始まった。

    <VOL.963> 富山県上市町。 大岩山・日石寺の参道脇。 「ドライブイン金龍」。 夏になると、このお店には大行列ができます。 お客さまの目当ては、「そうめん」。 そうめんの産地でもないこの地に、 なぜ、多くの人が押し寄せるのでしょうか。 “夏と言えば、そうめん” というイメージを持つ人は多いのかもしれませんが、 最近の厳しい暑さで常時エアコンをつけているため、 冷たいそうめんを美味しく感じなくなってきています。 暑い中でこそ美味しいそうめんは、 生産量も減少しています。 また、そうめんは味が単調なため、飽きやすく、 「そうめ..

  • 配達無料の出前には、忘れかけていた人情が残っていた。

    <VOL.962> 「てんやもの」「仕出し」「おかもち」「出前機」。 恐らく若い人は知らない言葉だと思います。 「てんやもの」は、漢字で「店屋物」と書き、 飲食店から取り寄せる料理のことです。 「仕出し」は、注文に応じて、 料理を作って配達すること。 仕事の「仕」、出入りの「出」を取って、 名づけられています。 「おかもち」は、 料理や食器を持ち運ぶ際に用いる箱のこと。 「岡持ち」と書き、「岡」とは小高い山のことで、 山のようにたくさんの食べ物を持って歩ける道具 という説があります。 「出前機」は、汁物の入ったおかもちを バ..

  • ユーチューバーが宣伝部長!? 激安丼の町中華が大繁盛!!

    <VOL.961> 神奈川県横浜市に、創業80年の老舗町中華があります。 お店の外観も中の造りも昭和そのもの。 タイムスリップしたような、非常に味わい深いお店です。 その古さが話題となり、テレビドラマやCMの 舞台として使われたこともあります。 お店の名物は、店名「酔来軒」に由来する『酔来丼』。 お客さまの7割が注文します。 ご飯の上に、チャーシュー、ゆでもやし、メンマ、 ねぎ、目玉焼きがのったもので、 ごま油と醤油だれを混ぜた調味料を掛けて食べます。 お好みで辛子をつけることも。 ラーメンの上にのっている具材をご飯と合わせたことが、 ..

  • メニューが出世する、大衆洋食店。お客さまの人生とともに。

    <VOL.960> サービストンカツ 380円。 ゆでキャベツ・ポテトサラダ・ライスつき。 1日150〜200個出るという、このお店の看板商品です。 広島市中区にあるこの洋食店は、創業66年の老舗。 地元では知らない人はいない、地域に根づいたお店です。 なぜ、これほどまで安く提供しているのでしょうか。 まずは、精肉店が経営していることで、 安く提供できるということ。 だとしても、安過ぎるのですが。 一番の理由は、創業者の想いです。 周辺に住む、お金の無い若い人や学生さんたちに、 美味しいものを食べさせてあげたいと考えたことから、 ..

  • 平均82歳のアイデア女子たちが創る、奇抜ファッションブランド!?

    <VOL.959> 大阪市西成区。 地域住民と芸術家が創造活動を展開する、 大阪市の文化事業施設があります。 『kioku手芸館「タンス」』。 元タンス工房を改装したこの施設では、 芸術家と住民によるワークショップが 開催されています。 その中のひとつが、いま注目を集めています。 現代美術家が、 古着を裁断して新しい服を作ることを提案。 そこに参加した人たちが、どんどん腕を上げ、 ワークショップに留まらず、販売を前提とした ファッションブランドを立ち上げてしまったのです。 参加しているのは、平均年齢82歳のおばちゃんたち。 ..

  • ある居酒屋店主が、「200円弁当」を売り続ける理由。

    <VOL.958> 大阪市都島区。 京橋と呼ばれる地域にある商店街の一角に、 激安のお弁当屋さんがあります。 200〜500円(税抜き)。 チンジャオロース弁当、麻婆豆腐弁当、 のり弁当などが200円。 豚カツ弁当、手ごねハンバーグ弁当、から揚げ弁当、 チキン南蛮弁当などが300円。 しゃけ弁当、焼き鯖弁当、カツとじ弁当、 カキフライ弁当などが400円。 牛肉ハラミ弁当、特ハンバーグ弁当、 特海老フライ弁当などが500円。 冷凍食品などは使わず、すべて手づくり。 食材や油が2倍3倍に値上がりしているいま、 「断固、値上げせず..

  • ジャンキー肉で人を惹きつける、オフィス街の荒技食堂。

    <VOL.957> 「ダブダブ、行こか!」。 大阪市瓦町界隈では、昼休みになると、 この言葉が聞こえてきます。 ある料理のことを指し、 それを食べに行こうという意味です。 レストラン「ニューハマヤ」。 ご飯がすすむ焼肉定食で有名なお店です。 その定食を目当てに、毎日行列ができています。 お客さまの注文の7割が、この「ダブダブ」です。 豚の焼肉定食で、肉が2盛りと 玉子(スクランブルエッグ)が2枚のっています。 肉がダブルで、玉子がダブルなので、 「ダブダブ」となっています。 他に、肉が3盛りと玉子1枚の「トリプル」、 ..

  • 大らかな社会は、経済発展しない。

    <VOL.956> スマホのおかげで、 待ち合わせや行列にイライラしない人が増えています。 待ち合わせ時間に相手が遅れていても、 スマホで暇つぶしができるから、 怒らなくなったと言います。 なるほど、そういう時にスマホが役に立つのか、 と思うと同時に、 人が優しくなれるかもしれないという思いが…。 遅刻に怒って、険悪なムードにならないのですから。 世の中の人がみんな大らかになれば、 素晴らしい社会ではありませんか。 慌てず、騒がず、のんびり、ゆっくり。 まるで、南の島の楽園です。 日本で言えば、沖縄でしょうか。 そう言えば、..

  • 不況下でお弁当屋さんがやってはいけないこと。

    <VOL.955> コロナや戦争によって、世界中の経済が麻痺しています。 すべての産業において、 その原材料が手に入りにくくなり、輸送費も高騰。 商品の価格に転嫁せざるを得ない状況となっています。 私たちの身近な食料品も急激に値上がりし、 家計を大きく圧迫しています。 その中のひとつ、ほか弁屋さん。 独身のみならず、ファミリー層にも利用者が多く、 いまや私たちの生活になくてはならない存在です。 そのお店を観察していると、 時代を反映した動きが事細かく見えてきました。 不況下におけるほか弁屋さんの対処法が、 如実に表れていたのです..

  • 商店街にシェアハウスを! 閉じたシャッターは再び開くのか?

    <VOL.954> シャッター通り商店街。 次々にお店が潰れていき、シャッターが閉まったままの 寂れた商店街のことです。 いま、全国の商店街が存続の危機にさらされています。 独自に再生を試みているところや、産官学の連携により、 賑わいを取り戻そうとしているところなどがありますが、 ほとんどの商店街は為す術もなく、 朽ち果てるのを待つのみとなっています。 商店街の灯りが消えた街は、活気もなくなり、 街自体が音のない世界へと変貌していきます。 このままではゴーストタウンとなり、 住む人さえいなくなってしまいます。 そんな中、消えかけた灯..

  • 店内風景を24時間ライブ配信する弁当店。売りは、激安&1kg弁当。

    <VOL.953> 東京下町のとある24時間営業のお弁当屋さん。 「激安」と「1kgの大盛り」で知られています。 店内に入ると、驚くほどの数のお弁当が並んでいます。 「カレーがけハンバーグと唐揚げ2個」 「コロッケ2個と焼き鳥2本」 「メンチカツ3個とコロッケ」 「アジフライと唐揚げ3個」 「麻婆茄子とコロッケ」 「カレーがけハンバーグとアジフライ」などの お弁当が350円。 激安なのですが、かなりのボリューム。 1kgの大盛り弁当は、 「牛カルビとピリ辛ホルモン 1300円」 「牛タンとソーセージと唐揚げ 1600円」 「かにチャーハ..

  • 「おてつたび」で、人材確保。プラス地域の魅力を発信!

    <VOL.952> 地方で地味に静かに営業を続ける、小さな組織。 農業、漁業、宿泊業、製造業……。 そこでは、小さな組織なりの悩みを抱えています。 知名度が低く、思うように売り上げが伸びない。 人口が少なく、人材を確保できない。 事業規模が小さいため、正社員を雇えない。 これらを解決できるかもしれない、 新たな取り組みが始まりました。 「おてつたび」という、 不思議なネーミングのサービスです。 お手伝い(仕事)と旅を掛け合わせた造語で、 「知らない地域に行きたい」 「仕事をしながら、暮らすように旅をしたい」 という人をサポート..

  • 日本一旨いと言われる朝定食。人気の秘密は、卵白を自分で泡立てること。

    <VOL.951> 鎌倉・稲村ヶ崎。 映画にも登場したこの地は、海と山に挟まれ、 江ノ電が走る、風情ある街。 その一角、江ノ電の線路横に 一軒の古民家カフェがあります。 このお店は、小鳥がさえずり始める、 静かな早朝から行列ができることで有名です。 朝7時開店。 朝定食を目当てに、遠くからもお客さまがやって来ます。 カフェではありますが、 魚の干物をメインにした定食を提供しています。 「あじ干物定食」「さば干物定食」 「ASA(あじとさば)定食」など。 海が近いことから、 新鮮な魚を加工した干物が手に入りやすいのです。 ..

  • ミステリアスな食習慣。餃子を食べながら、牛乳を飲む!?

    <VOL.950> 地域によって、食の習慣はさまざま。 変わった食べ方、 不思議な組み合わせが各地に存在します。 三重県四日市市にも、 実にミステリアスな食習慣があります。 それは、ある餃子専門店に。 メニューは、焼き餃子と飲み物、持ち帰り用生餃子のみ。 カウンター席に座ると、注文しなくても、 餃子1人前が出てきます。 後は、飲み物を注文するだけ。 このお店で食べられるのは、8個入りの焼き餃子のみで、 1人前ずつしか注文できません。 これは、焼き立てを食べてもらいたいがための “キマリ”なのです。 追加注文する時は、 ..

  • 兵庫のローカル即席麺が、石川で爆発的に売れている理由。

    <VOL.949> イトメンの「チャンポンめん」をご存知でしょうか。 タンメンのような味わいで、 海老と椎茸のダシが利いたインスタント塩味ラーメン。 兵庫を中心とする関西圏では、そこそこ知られており、 袋入りとカップ麺があります。 イトメンは、日本で2番目に 袋入りインスタントラーメンを 発売したメーカーなのですが、 関西以外ではあまり見掛けません。 ローカル即席麺と言っても良いでしょう。 しかも、知っている関西人の中でも、 日常的に食べているのは、 イトメンの本拠地「たつの市」周辺の人のみ。 まさに、ご当地グルメなのです。 ..

  • 無謀な挑戦!? 庶民派スーパーが、高級住宅地「芦屋」に出店する理由。

    <VOL.948> 関西ではお馴染み。 1円セールと派手な看板で知られるスーパー「玉出」が、 高級住宅地「芦屋」に出店するというニュースが。 この記事のタイトルを見た時、 なんと無謀なことを、あり得ないと感じましたが、 ニュースの注目度を高めるための“煽り”でした。 実際は、スーパー「玉出」を運営する企業が、 有機野菜や自然食品を扱う、 まったく別路線のスーパー「F.F.マルシェ芦屋」を 開店させるというものでした。 つまり、富裕層向けの店舗なのです。 それなら、納得できます。 どう考えても、スーパー「玉出」で お客さまを誘引すること..

  • 牛めし&カレー&豚カツ。この3つだけで勝負する、学生ご用達食堂。

    <VOL.947> 牛めし、カレー、豚カツ。 そのどれもが大食漢を魅了するメニューです。 この3つを一度に味わうことのできるお店が、 東京都新宿区にあります。 「三品食堂」。 3つの料理が、そのまま店名となっているのです。 基本的に、料理はこの3つしかありません。 単品もしくはその組み合わせがあるのみ。 牛めし+カレーの「あいがけ」、 大盛玉子入り牛めしの「大玉」、 豚カツ入り牛めしの「カツ牛」、 玉子入りカツ牛の「カツ玉」、 カツ牛+カツカレーの「ミックス」、 ミックスの特大「赤玉ミックス」など。 この3つの組み合わせに、..

  • チキンナゲット定食? 観光客をも引き寄せる、沖縄大衆食堂の魅力。

    <VOL.946> 沖縄県那覇市に、昭和49年創業の大衆食堂があります。 沖縄県民で知らない人はいないと言われるほどの人気店。 9:30〜23:00の長時間営業の間には、 お店の前にある沖縄大学の学生や 周辺のサラリーマンがたくさんやって来ます。 地元のおばあたちが作るメニューは、約80種類。 毎日来る人が多いので、飽きさせないように、 メニューが多くなったのです。 メニューには、沖縄の郷土料理が並ぶので、 県外(内地)の人から見れば、 驚きとワクワク感があります。 地元の人が食べる日常食を体験できるので、 観光客も多くなっているのです..

  • サラダ入り!? 今川焼きをご当地グルメに育てたアイデア。

    <VOL.945> 日本全国で売られている、今川焼き。 回転焼き、大判焼きなどとも呼ばれ、 人びとに長く愛されている“おやつ”です。 定番のあんこやカスタードクリームをはじめ、 抹茶あずきや白あんなども見受けられます。 このどこにでも売っている今川焼きを ご当地グルメとして有名にしたお店があります。 福井県鯖江市。 メガネの生産で知られるこの地で創業し、 30年前に売り出した、 ちょっと変わった今川焼きが話題となり、 いまやご当地グルメとして、 “鯖江っ子のソウルフード” とまで言われる存在となっています。 売っているのは、 ..

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