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虚空美術館 http://koquu381.blog.fc2.com/

蜃気楼・虹 暈 光環・太陽 月 オーロラ・美しい雲 珍しい雲・雨 雪 氷などの空の小品集です。

蜃気楼・虹・暈・光環・ブロッケンの妖怪・雷・オーロラなど、太陽や月と、雲や大気とが織り成す光の現象を追いかけてきました。日本国内から南極まで世界各地で見た空の絶景を、少しづつ紹介したく思います。

koquu381
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2017/11/03

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  • 首里城追想

    2019/4/28 午後沖縄県那覇市大ショックだった10月31日の首里城火災から、一年が過ぎた。その象徴だった龍の光景も、当分の間は見ることができない。すでに始まっている復興への道の先に、輝くような未来を見たいものである。にほんブログ村...

  • ピオッジャ・デ・パルマ

    2019/7/9 午後イタリア共和国パルマイタリア語で、雨のことをpioggiaという。パルマの素敵な街並みは、雨の寸景もいい感じであった。にほんブログ村...

  • チューリッヒの雨に濡れて

    2017/8/31 夕方スイス連邦チューリッヒ二人の気持ちと会話が、石畳と雨音に吸い込まれていく。にほんブログ村...

  • 窓硝子のメランコリー

    2019/7/15 朝イタリア共和国ストレーザ旅の最後の日、窓の外は雨だった。ガラス窓に付いては流れる雨粒をぼんやり眺めていると、昔の記憶が蘇ってくるような気がしてくる。にほんブログ村...

  • 小雨はスパイスのように

    2019/7/9 午後イタリア共和国パルマパルマのドゥオーモ広場で、パラパラと小雨が降り始めた。何げない場面にパラパラと降りかかると、魔法のように光景が香り立つ。にほんブログ村...

  • 雨中視線

    2017/8/31 夕方スイス連邦チューリッヒ雨のジュエリーショップの前で、ふと視線を感じたような気がした。にほんブログ村...

  • 魔法の塔(17/5/20再)

    1996/2/10 夕方南極海蜃気楼というのは、「蜃」という想像上の生き物が妖気を吐いて楼閣を生じさせるという中国産の渡来語である。西洋では、妖精モルガンが作り出す魔法として、そのイタリア語である「ファタ・モルガナ」が蜃気楼現象の代名詞となっていた。現代ではsuperior mirageが上位蜃気楼を指し、Fata Morganaは上位蜃気楼の中でも複雑な事例を指すことが多いようだ。南極海に現れた世にも奇妙な塔は、まさに魔法の産物の...

  • GFとBF(16/12/7再)

    1995/8/31 17時00分南極昭和基地中学生の時に好きだった山と渓谷社の『雲』(飯田睦治郎著)のあとがきに、「現在の感光材料で撮影可能な気象現象のうち残るのは、グリーンフラッシュくらいのものだろう。わが国で写真に収めた人は誰もいない。」という文があった。これがいつの間にか撮影目標となり、1989年に南鳥島で、1995年に南極で撮影に成功して一定のゴールに達したと思った。その後インターネットが急速に普及し、世界の珍...

  • ブーケ気分で退院を

    2013/7/11 朝ベルギー王国ブルージュちょっとした右肩の痛みで入院。腱板断裂を見逃したのは、近所の医院。ちゃんとした診断をしてくれたのは大きな病院。手術してリハビリして、今日退院。…そんな経緯で、祝退院!(写真はイメージです)にほんブログ村...

  • グリーンフラッシュ(16/11/26再)

    1995/8/31 17時00分南極昭和基地四角く変形した太陽の上端が分離し小さくなり、最後の一瞬に鮮やかな緑色の閃光を放った。この現象は、太陽からの光が地球大気の層でわずかに屈折し、プリズムのように分光されて起こる。屈折率の大きい緑色の光が太陽の上端で少しだけ見える訳だが、緑の光は途中で減衰してしまうのが普通で、非常に澄んだ空気が必要条件である。にほんブログ村...

  • 四角い太陽(16/11/14再)

    1995/8/31 16時45分南極昭和基地北海道東部の尾岱沼から見る朝日の変形は、多くの自然系カメラマンの憧れだ。根室勤務の2年間に何度かチャレンジしたが、そう簡単には目撃できなかった。その5年後の南極でようやく出会いを果たした四角い太陽は、零下33℃の凍てつく空気の底で、二重の意味で身震いした絶景であった。にほんブログ村...

  • 太陽の蜃気楼(16/11/2再)

    1995/7/14 12時30分南極昭和基地妖精モルガンが作り出す魔法の国では、太陽や月はどんな風に輝くのだろう。たくさんある答えの一つが、これである。魔法の効力はかなり気まぐれのようで、四角形を基本としつつ、毎回予想を裏切る変形を見せてくれた。にほんブログ村...

  • ファタ・モルガナ(16/10/19再)

    1996/2/10 9時南極海イタリア半島の長靴の先のメッシナ海峡で昔に見られた複雑な事例から、この名前が有名になった。南極海の氷原に現れた多重像の幻は、してみるとまさにファタ・モルガナである。しかしながら、これだけネットが拡張し誰もが写真を撮り公表するようになったこの世界で、本場メッシナ海峡の画像はほとんど流通していないように思える。誕生地でも稀なのかもしれないファタ・モルガナは、実は近年になって北海道斜...

  • ペンギンと蜃気楼(16/10/7再)

    1996/2/10 9時南極海リュツォ・ホルム湾のあたりで見られるペンギンは2種類、小型のアデリーペンギンと大型のコウテイペンギンだ。両方とも、暮らす場所からけっこう遠くの開水面まで餌の魚を取りに行くという。すなわち、遠洋漁師である。そうだとすると、雲の様子や遠くの蜃気楼などの観天望気で漁獲量を上げている奴がいたりするのかなあ・・・と考えてみると、楽しくなる。にほんブログ村...

  • 昭和基地と幻(16/9/26再)

    1995/9/25 13時50分南極昭和基地昭和基地沖の上位蜃気楼は、おそらく世界でもトップクラスの光景を見せてくれる。氷山や氷原が伸び上がったり、氷壁のように見えたりするだけでも素晴らしいが、それを人間の営みと絡めて切り取るべく、昭和基地のメイン建築物である管理棟を入れ、現実に紛れ込む非現実というようなイメージとしてみた。にほんブログ村...

  • 氷山の蜃気楼(16/9/20再)

    1995/10/28 9時南極昭和基地昭和基地はリュツォ・ホルム湾という湾の端に位置し、南極大陸から降りてくる冷気によって上位蜃気楼が比較的よく見える。そして、湾に流れ込む幾つかの氷河が生む氷山が基地の沖合にたくさんあり、それが上位蜃気楼で多様な変化を見せる。行ったことはないが、他の南極基地ではこのような条件が揃っていないのではなかろうか。にほんブログ村...

  • 浮島現象(16/10/18再)

    1982/12/31 07時千葉県銚子市「ふわり、東京湾に蜃気楼」、こんな見出しで一冬に数回は新聞記事になる。しかし別に珍しいものではなく、日本付近の海上ではありふれた現象だ。千葉県立中央博物館の大木淳一氏による最近の調査では、11月は15日程度、12月は20日程度、1月は25日程度、2月は15日程度出るというから、冬は3日に2日の頻度だろう。ただし、島や船が宙に浮かんで見えるのが「絵」として面白いので、好んで撮るカメラマン...

  • 北方領土の幻を、根室で(16/10/31再)

    1988/7/21 昼過ぎ北海道根室市昭和56年に購入した『蜃気楼有情』を何度も何度も読み返して、実物との邂逅への想いが膨らんでいたあの頃。4年後の根室で、思いがけずそれが叶った。最果ての街から眺める国後島は、意外と近い距離に見えているものの、当時の外交交渉対象であるソ連に返還を求めていた。7月の晴れた白昼、奇妙な距離感の島が奇妙に変形したひと時は、幻のような不思議な記憶である。9月19日に開館4周年になったことを...

  • 魚津の上位蜃気楼Ⅲ(16/12/6再)

    2013/5/18 12時30分富山県魚津市誰かと想いを共有できるということは、幸せなことだ。まだ見ぬ人とすでに見た人が魚津の海岸に集い、自らの理由をおしゃべりしながら待っていると、奇妙な連帯感のようなものが芽生えてくる。漁船の向こう側で富山市方面の景色が伸び上がった日の夜、ホタルイカの刺身と旨い日本酒で乾杯したことを思い出す。9月19日に開館4周年になったことを機に、蜃気楼シリーズから5つを再紹介いたします。にほ...

  • 魚津の上位蜃気楼Ⅱ(16/11/25再)

    2013/5/18 12時30分富山県魚津市魚津の海岸に立つと、右手の黒部市の生地灯台から、左手の富山市方面まで見渡せて、空がとても広い。「立山連峰からの冷たい雪解け水が蜃気楼を作り出す」という通説は現在では否定されたが、やはり海上に忽然と現れる幻なので、写真の構図としては海を多くするとバランスがよい。そして、どうしても横位置画面が多い対象なので、縦画面で撮ってみたかったのである。9月19日に開館4周年になったこ...

  • 魚津の上位蜃気楼Ⅰ(16/11/13再)

    2013/5/18 12時30分富山県魚津市「蜃気楼といえば魚津、魚津といえば蜃気楼」とのフレーズのとおり、魚津市は日本随一の上位蜃気楼の名所である。4~6月の晴れて暑い日には、メッカの巡礼者のように蜃気楼ファンが集まる。聖地ともいえる魚津でぜひ一度目撃したくて2000年に通い始め、2013年にようやく夢が叶った時は、息詰まるような想いで沖合の幻影を眺めていた。9月19日に開館4周年になったことを機に、蜃気楼シリーズから5つ...

  • はての浜にてⅢ

    2020/8/2 朝沖縄県久米島はての浜白砂だけの無人島”はての浜”にて、時間がゆっくりと過ぎてゆく。にほんブログ村...

  • はての浜にてⅡ

    2020/8/2 朝沖縄県久米島はての浜白砂だけの無人島”はての浜”にて、遥か向こうには久米島を望む。にほんブログ村...

  • UFO?(20/5/4再)

    2016/7/15 夕方成田-コペンハーゲン便先日、アメリカ国防総省がUFOとされる映像を公開した。それの真贋はさておき、以前より「UFOか?」と騒がれる光の現象が、これ。飛行機から見られる映日(えいじつ)、英語ではsubsunと呼ばれる現象で、氷の結晶が太陽光を反射して見せる暈の仲間である。9月19日に開館4周年になったことを機に、暈関係を5つ再紹介いたしました。にほんブログ村...

  • 那覇のウェーゲナー・アークⅢ(20/6/6再)

    2020/3/25 14時30分沖縄県那覇市3月25日の那覇上空にかなりレアな光のアークが現れていた写真を、同僚のS. Higaさんに見せてもらった続編。とても珍しいウェーゲナー・アーク2本が、太陽の反対側の向日点で幻日環と交差する様子を、カメラを天頂に向けて撮ったものである。※スペシャル・ゲストのS. Higaさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。S. Higaさん、どうもありがとうございます。9月19日に開館4周年にな...

  • 那覇のウェーゲナー・アークⅡ(20/6/1再)

    2020/3/25 14時30分沖縄県那覇市3月25日の那覇上空にかなりレアな光のアークが現れていた写真を、同僚のS. Higaさんに見せてもらった続編。とても珍しいウェーゲナー・アーク2本が、太陽の反対側の向日点で幻日環と交差する様子である。※スペシャル・ゲストのS. Higaさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。S. Higaさん、どうもありがとうございます。9月19日に開館4周年になったことを機に、暈関係を5つ再紹介い...

  • 那覇のウェーゲナー・アークⅠ(20/5/31再)

    2020/3/25 14時30分沖縄県那覇市3月25日の那覇上空にかなりレアな光のアークが現れていた写真を、同僚のS. Higaさんに見せてもらった。先日リマインドしたウェーゲナー・アークである。この日は太陽の周囲に外接ハロが見えていて、太陽から空を一周する幻日環が出ていたのもかなり珍しかった。レア現象のウェーゲナー・アークは、幻日環の上側に見える白いアークで、太陽の反対側の向日点で幻日環と合わせて3本のアークが交差する...

  • 世界の半分に、太陽と暈を(17/5/6再)

    2005/4/17 昼福岡県福岡市東区180°の画角を持つ全周魚眼レンズで、香椎浜の中天に輝く太陽と内暈を撮った。肉眼ではかなり大きな内暈の輪も、ギュッとコンパクトに圧縮して、23mmの円に収めてくれる。このレンズを反対方向に向けてもう一枚シャッターを切れば、世界を全て掌中に収めることが可能だ。このところ不穏な動きが目立つ指導者たちには、兵器の代替としてこのレンズの購入をオススメしたいところである。9月19日に開館4周...

  • はての浜にて

    2020/8/2 朝沖縄県久米島はての浜白砂だけの無人島”はての浜”にて、夏の雲を見上げながら。にほんブログ村...

  • はての浜上陸

    2020/8/2 朝沖縄県久米島はての浜久米島で必見のスポットといえば、白砂だけの無人島である”はての浜”であろう。コロナに注意しつつも久米島からのグラスボートツアーに参加し、憧れのはての浜に上陸した。にほんブログ村...

  • 白虹とブロッケンの頃(18/3/30再)

    1988/5/22 早朝北海道根室市春は霧が多い季節だ。太陽を背に低い霧の層を眺めるようなシチュエーションだと、白い虹とブロッケンの妖怪の競演が期待できる。この時は自分の影法師が地平線付近まで伸びているあたりに淡いブロッケンの妖怪が現れ、そこを中心とした白っぽい半円が見えていたのを、対角線魚眼レンズで撮影した。9月19日に開館4周年になったことを機に、白虹関係を5つを再紹介いたしました。にほんブログ村...

  • グローリーと白虹(20/5/5再)

    2016/7/15 夕方成田-コペンハーゲン便飛行機の窓からは、ちょっと珍しい光の現象を比較的よく目撃できる。これは対日点付近に現れるグローリー(光輪)と、さらにそれを中心とする大きな白虹である。この白虹は、かなり空好きな人でないと見過ごしてしまうようだ。9月19日に開館4周年になったことを機に、白虹関係を5つ再紹介いたします。にほんブログ村...

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