気象予報士試験の実技で必要な知識を解説します。独学者にも通学者にもためになります!
前線の描き方、トラフの描き方、エマグラムの読み方、等値線の描き方。知りたいのに参考書で解説されていないことってたくさんありますよね。気象予報士試験の一発合格者が初心者目線で、みなさんの「知りたい」に答えちゃいます。また、気象情報やウィンドプロファイラなど、入手困難な過去情報も掲載していきます。
(2019.1.22 修正) 寒帯前線ジェットと亜熱帯ジェットの成因の説明を修正しました。 受験勉強をしているとき、強風軸解析ってなんだかよく分かりませんでした。その最大の理由は、強風軸解析を何のために行うのかが分からなかったからです。 ジェット気流をイメージしてみよう ジェット気流は偏西風の特に強い部分 日本の上空には偏西風が吹いています。偏西風自体はさまざまな風速の風の集合体ですが、その中でも風速の強い部分をジェット気流と呼んでいます。「偏西風の軸」と呼ばれることもあります。 ジェット気流は長さ数千km、幅が数百km、深さが数kmあり、チューブ形をしていると考えられます(図1)。 (図1)ジェット気流のイメージ 出典:(参考1) 図において、チューブの内側に行くほど色が濃くなっていて、風速が強まっていることを表します。ジェット気流の中で、最..
2018年12月に発表された気象情報の中からいくつかの例を見てみます。 生の気象情報を掲載する観点から解説は加えていません。tenki.jpやsunny-spot.netなどで過去の天気図を見ながら学習してください。 今回のポイント ・寒気の流れ込みにより、長期間の低温に関する全般気象情報が2回、発表された。 ・中旬と下旬に、暴風雪・高波・大雪の全般気象情報が相次いで発表された。 12月の全般気象情報 12月に入り、暴風雪や大雪に関する全般気象情報が連日、発表されるようになりました。 12月1日 大潮による高い潮位に関する全般潮位情報 第1号 12月1日 東日本と西日本の長期間の低温..
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