気象予報士試験の実技で必要な知識を解説します。独学者にも通学者にもためになります!
前線の描き方、トラフの描き方、エマグラムの読み方、等値線の描き方。知りたいのに参考書で解説されていないことってたくさんありますよね。気象予報士試験の一発合格者が初心者目線で、みなさんの「知りたい」に答えちゃいます。また、気象情報やウィンドプロファイラなど、入手困難な過去情報も掲載していきます。
鉛直断面図 図の概要 相当温位鉛直断面図は相当温位の鉛直方向の分布を表したもので、相当温位の立体的な分布を把握することができます。 縦軸は気圧(hPa)で高さを表示し、横軸は北緯です。 高層天気図の一種である850hPa面の相当温位と風の分布図(FXJP)はよくご存知でしょう。FXJPは等相当温位線の集中帯や暖湿気の流入を見るのに便利です。 このFXJPは850hPaという水平面で相当温位と風の分布を見たものですが、水平面と直交する鉛直方向の断面で相当温位の分布を見たものが相当温位鉛直断面図です。さらに、鉛直方向の風の分布を書き込んだものは「相当温位・風の鉛直線断面図」となります。 断面ということは地上(海面上)とどこかで交わるはずで、それが出題文では「直線(線分)X-Yに沿って鉛直に切った断面図」のように表現されます。 先の断面図は、長崎沖の線分..
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