相当温位鉛直断面図

相当温位鉛直断面図

鉛直断面図 図の概要 相当温位鉛直断面図は相当温位の鉛直方向の分布を表したもので、相当温位の立体的な分布を把握することができます。 縦軸は気圧(hPa)で高さを表示し、横軸は北緯です。 高層天気図の一種である850hPa面の相当温位と風の分布図(FXJP)はよくご存知でしょう。FXJPは等相当温位線の集中帯や暖湿気の流入を見るのに便利です。 このFXJPは850hPaという水平面で相当温位と風の分布を見たものですが、水平面と直交する鉛直方向の断面で相当温位の分布を見たものが相当温位鉛直断面図です。さらに、鉛直方向の風の分布を書き込んだものは「相当温位・風の鉛直線断面図」となります。 断面ということは地上(海面上)とどこかで交わるはずで、それが出題文では「直線(線分)X-Yに沿って鉛直に切った断面図」のように表現されます。 先の断面図は、長崎沖の線分..