気象予報士試験の実技で必要な知識を解説します。独学者にも通学者にもためになります!
前線の描き方、トラフの描き方、エマグラムの読み方、等値線の描き方。知りたいのに参考書で解説されていないことってたくさんありますよね。気象予報士試験の一発合格者が初心者目線で、みなさんの「知りたい」に答えちゃいます。また、気象情報やウィンドプロファイラなど、入手困難な過去情報も掲載していきます。
2017年11月に発表された気象情報の中からいくつかの例を見てみます。 生の気象情報を掲載する観点から解説は加えていません。tenki.jpやsunny-spot.netなどで過去の天気図を見ながら学習してください。 今回のポイント ・11月は全般気象情報の発表が少ない月だった。 ・北海道では、今シーズン初となる大雪に関する気象情報が発表された。 11月の全般気象情報 当月は、全般潮位情報と暴風と高波に関する全般気象情報が発表されました。 11月1日 大潮による高い潮位に関する全般潮位情報 第1号 11月9日 暴風と高波に関する全般気象情報 第1号 ..
図の概要 本項では「地上実況図」「アメダス実況図」「地上実況図、レーダーエコー合成図」として出題されたものを扱う。 気象現象は気圧、気温、風などの気象要素に特徴ある分布が現れるので、複数の要素を同時に解析することで今後の展開予測が可能となる。 地上実況図は、地方地図に重ねて気圧、気温、風などが書き込まれている。 気圧は0.1hPa単位で表した下3桁が表記される。 例)「863」→1086.3hPa、「023」→1002.3hPa 風速の単位は秒速(m/s)表示が多いが、ノット表示のこともあるので、その都度、凡例で確認のこと。 実測値の他に、気温や気圧の等値線が書かれていることもある。等圧線は2hPa単位で書かれていることが多い。 アメダスの観測項目は降水量、風向、風速、気温、日照時間、積雪の深さであり、気圧は含まれない。したがって、「アメダス実況図」..
第40回から第49回までの計10回分の問題の傾向を探り、その対策を考えていきます。
合格が難しいとされている気象予報士試験。実技試験については試験自体の難易度が高いのではなく、十分な情報と教材が提供されていないために学習のピントがずれて合格できないのです。 今回のポイント ・一般的に入手できる情報だけでは学習教材が不足している。 ・参考書は過去問題集に過ぎず、教材不足の課題を解決してくれない。 ・出題者のクセを掴んで学習することが短期合格の秘訣。 この試験は本当に難しいのでしょうか? 過去問題にチャレンジして、こんなことはありませんでしたか? 「・・・の風の場の特徴を述べよ」だって?特徴ってなんだ?う〜ん、分からない。 悩んだ挙句に答えを見ると、 「東側では強く、西側では弱い」 えっ!そんなことでいいの? このように、あまりに単純すぎる解答に驚くことがしばしばです。 難しい式を解くわけでも、十分な考察の上で..
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