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さとるパパの住宅論 https://www.2x6satoru.com

温暖地での高断熱住宅(エコハウス)の快適さ、冷暖房費、換気、耐震性などについて、三井ホーム・全館空調での住体験から技術者として検討します。

快適な住宅とは?ハウスメーカーの広告にダマされないために役立つリアルな情報を、データや経験に基づいて提供することを心掛けています。三井ホームに限らず、どうすれば安く快適な住宅を実現できるのかを検討しています。ハウスメーカー各社の住宅性能、高断熱・高気密の理論と住み心地、耐震性能の問題点、全館空調や換気方式のメリット・デメリット、冷暖房費など

さとるパパ
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関東地方
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品川区
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2017/10/18

  • 築後6年ほどで実際にかかった住宅メンテナンス費用は…

    月日が経つのは早いもので、新築住宅に住んでから 6 年超が経過しました。住宅のメンテナンスプログラムによると、お金がかかるメンテナンス項目は 10 年目以降であり、6年目までに予定されているメンテナンス費用はゼロです。とはいえ現実にはいろい

  • 第一種熱交換換気で省エネ・節約は本当に可能?【計算ツール】

    熱交換タイプの第一種換気システムは省エネであり、一般的な第三種換気と比べて暖冷房費を節約できるといわれています。しかし、宣伝広告においては、温度交換効率に暖房費用を乗じるだけの計算を行い、省エネ効果を誇張しているケースも少なくありません。実

  • 本来は塞いではいけない室内ドアの隙間を塞ぐ方法

    室内ドアには多くの隙間があります。この隙間は部屋間の空気を通すものであり、住宅全体の気密性能には影響しません。そのため、一般的には室内ドアの隙間をふさぐ必要はありませんが、防音などの関係で、どうしても隙間を塞ぎたい場合もあるかもしれません。

  • 給湯器の配管がボロボロになっていたのでテープを巻き直してみた

    ふと家の周りを歩いていると、給湯器の配管保護テープが剥げてボロボロになっていることに気付きました。風雨にさらされ、日光が射すこともある場所なので、築6年もすればこうなるのは当然でしょう。もっとひどくなると保温材(断熱材)ごと交換しなくてはな

  • 輻射熱も測定できる黒球式温湿度計の使い道とは?

    温湿度計が1つ壊れたので Amazon で温湿度計を探していたら、興味深い温湿度計を発見しました。それがこの、「黒球式温湿度計」です。黒球が付いているために輻射熱を計測することができ、より実際の体感温度に近い、「暑さ指数(WBGT)」*を表

  • 屋根断熱の小屋裏空間の温湿度を調べてみた(2)冬編

    屋根断熱の住宅における小屋裏空間の湿度について、以前、夏について調べて記事にしました。夏の小屋裏空間は、冷房で除湿された低湿な室内空気と高温多湿な外気の中間的な温湿度となっていましたが、冬の場合、小屋裏空間の湿度は室内空気よりも多湿なのでし

  • 湿度の経時変化から第一種換気と局所換気の関係を考えてみた

    外気温が低くなり、絶対湿度の観点から見ると非常に乾燥した季節になりました。窓を開けると外気が入り込み、湿度計の数値がみるみる下がっていきます。換気すればするほど乾燥するわけです。そこでふと思いつきました。冬に室内湿度の経時変化を測定すれば、

  • 第一種換気の住宅で第三種換気は可能か簡易チェックしてみた

    わが家は第一種換気システムを採用しており、現在の快適性には満足していますが、将来はわかりません。電気代の高騰や給気ダクトの汚染を考えると、10年後くらいの将来には、第一種換気の維持・更新はしないかもしれません。その場合、もっとも簡単なのは、

  • 分電盤とマルチメディアボックス(情報分電盤)の気密化

    戸建住宅の壁には分電盤や情報分電盤(マルチメディアボックス)があり、壁に穴が開いています。この穴は気密性能に影響はないのでしょうか。また、穴を埋めるにはどうすればよいのでしょうか。分電盤の隙間と影響『本音のエコハウス』p.101 に昭和60

  • 電気工事士の資格を取得しようと思います。

    住宅についていろいろと学んだ結果、どの部材がどのような機能を果たしているのかということは概ね分かってきたつもりですが、電気設備に関してはよくわかりません。電気に関する勉強は小学校以来ほとんどした記憶がないし、住宅内の電気設備は電気工事士の資

  • Low-Eガラス住宅ではソーラー腕時計を充電しにくい問題と対策

    私は以前から SEIKO のソーラー腕時計(高級ではありません)を使っているのですが、現在の戸建住宅に引っ越してからというもの、電池切れの問題がよく起きてしまいます。これは、近年のほとんどの新築住宅の窓ガラスに採用されている、Low-E ガ

  • 熱交換型第3種換気について調べてみた

    換気システムには、排気・給気にそれぞれファンを使用する第一種換気(わが家)と、排気のみにファンを使用する第三種換気(一般的)があります。外が寒くて暖房を使用しているときに換気すると、換気によって室内の熱が失われるわけですが(熱損失係数 Q

  • 築後の気密改善の結果と総括

    築後に気密性能を向上させようと思い立ってからいろいろと試行錯誤し、ようやく満足できるまでに作業が完了しました。作業のたびに簡易気密測定を行い、どれだけ気密性能を改善できたのかを測定してきたため、結果としてわかったことを紹介したいと思います。

  • 容積絶対湿度から重量絶対湿度を換算する際の注意点:乾燥空気密度で割っても不正確?

    当サイトでは絶対湿度の計算ツールを公開しており、そこでは重量絶対湿度を2種類の方法で計算しています。水蒸気分圧から直接重量絶対湿度を求める方法(A)と、容積絶対湿度を乾燥空気密度で割ることにより重量絶対湿度を求める方法(B)です。ただ、通常

  • LED照明のタイプで後悔。寿命と交換タイミングの問題【築7年】

    2016年に建てたわが家の照明器具は、当然ほとんど LED です。LED は省エネでよいのですが、最近になって、そのタイプの選択について少し後悔しています。電球交換不可の LED 照明を結構採用してしまったのですが、自分で交換できるタイプを

  • 自宅の自然温度差と自然絶対湿度差を測定してみた

    エアコンを使わない場合の室温と外気温の温度差のことを自然温度差と呼び、「高断熱住宅は暖かくて快適」という宣伝にときどき使われます。また、エアコンや除湿器・加湿器を使わない場合の室内絶対湿度と外気絶対湿度の差のことは、私が勝手に自然絶対湿度差

  • 長期優良住宅の状況報告を求められました

    長期優良住宅の認定を受けていると、選ばれし者が報告を求められることがある(無作為抽出)とは聞いていましたが、先日、入居6年目にして、とうとうわが家にもその依頼がきました。市町村の建築指導課から来た文書は、「認定長期優良住宅の維持保全状況等に

  • 屋根断熱の小屋裏空間の温湿度を調べてみた【夏型結露?】

    天井断熱では小屋裏(屋根裏)空間は室外の空間になり、湿気がたまらないよう小屋裏換気が必須です。一方、わが家のような屋根断熱では、小屋裏は室内空間とみなされるため、小屋裏換気は必須ではなく、わが家も換気していません。それでも、屋根断熱でも小屋

  • 近年注目される小屋裏換気・棟換気の問題とは何か?

    ここ数年、小屋裏換気の問題が注目を浴びている様子です。小屋裏の湿気が排出されずに結露が発生し、劣化の要因となることは昔から問題になっていましたが、近年改めて問題視されているのはなぜなのか、気になったので調査してみました。情報源についてこの問

  • 連続冷房運転時の室内外の温度と絶対湿度の変化を調べてみた

    先日購入した温湿度計で温湿度の経時データがとれるようになったので、8月後半のただ暑い1日(最高気温 33℃、最低気温 27℃)にわが家の温湿度のデータを取得し、気象データ、全館空調の消費電力量データと合わせて比較してみました。このような暑い

  • ひと夏に再熱除湿を使わないとどれだけ節電できるか実測してみた

    高温多湿で寝苦しい夏の夜は、エアコン(全館空調)の設定に悩みます。運転モードを除湿(再熱除湿)にするか、それとも「冷房のみ」にするかです。再熱除湿のメリットは室温を下げずに除湿できることですが、室温が下がらないので暑いこともあるというデメリ

  • SwitchBot温湿度計を買って精度を確認し、時系列データを取ってみた

    温湿度計として、ふだんは絶対湿度を表示できる「みはりん坊ダブル」を重宝していますが、これはデータを取得することができません。参考 絶対湿度がわかる温湿度計(絶対湿度計)のメリット時系列データを取れる温湿度計があれば便利で面白いのに、と思って

  • 各種住宅仕様の採用率がどのくらいかがわかるWebサイト

    戸建住宅にはさまざまな仕様があります。耐震性能レベル、省エネ等級、省令準耐火か否か、床暖房の有無、太陽光発電設備の有無、などなど。そんな各種住宅仕様が、新築住宅で実際にどのくらい採用されているのか、興味はありませんか?私は気になります。自動

  • 第一種換気の熱交換率は本当に90%もある?

    全熱交換型の第一種換気システムでは、多くの製品で 90% 程度の熱交換率(温度交換効率)が宣伝されています。熱交換率は、高ければ高いほどよいものです。しかし、宣伝パンフレットに熱交換率 90% と書かれていても、実際の住宅で使用する際に 9

  • ベランダの暑さがハンパないので目玉焼きを作ってみた

    わが家のベランダは初夏にものすごく暑くなります。温度を測ると、100 ℃近いこともあります。これ、ソーラークッキングできるのでは?思い立ったが吉日、さっそく30℃を超える晴天日に生卵を置いてみました。飛んできたゴミが入ると嫌なので、フタをし

  • Low-E遮熱ガラスが反射した熱は問題にならないか?

    Low-Eガラスは日射熱を大幅にカットしてくれます。二層の複層ガラスで日射遮熱型のガラスの場合、日射熱取得率は約 40% なので、ガラス面に当たる太陽の放射熱のうち、残りの 60% の熱はガラス面で熱になったり、室外に反射されたりするという

  • 高耐久外壁の悩み:10年目で雨樋の再塗装は必要?

    外壁や屋根の再塗装は10年ごとというのが一般的ですが、近年はより長く持つ建材や塗料が人気です。三井ホームのわが家も、外壁の再塗装は20年ごとというメンテナンススケジュールになっています。しかしながら、10年目にして再塗装したという事例を目に

  • 壁内結露に対する換気方式と気密性能の影響

    以前書いた「低気密・中気密は何がどう問題なのか」という記事を読み返してみたら、壁内結露に関してあまり書いていなかったので、この記事で補足したいと思います。換気での湿った空気の流れの方向についての話です。換気方式による隙間風の方向まず、換気シ

  • 住宅を高断熱化しても脱炭素にはならない

    脱炭素化に向けた動きが活発になっている昨今、東京都は戸建住宅への太陽光パネル設置を義務化しようとしています。太陽光発電にはさまざまな問題もあることが認知されてきており、反対論も大きくなっておりますが、その代案や脱炭素化の対応として、住宅の高

  • 新電力に切り替えたのに電気代が安くならないのはなぜか?

    「新電力に切り替えると電気代が安くなる」と、どこの新電力も宣伝しています。しかし、シミュレーションでは1割くらい安くなるはずだったのに、実際の電気料金の請求額を見ると安くなっている実感がない、というのはよく聞く話です。わが家でも、この頃は電

  • 住宅の建築費の推移を調べてみたら過去の坪単価は当てにならないことが判明

    先日、読者の方から、「ハウスメーカーから提示された建築価格が高すぎるので吹っ掛けられているのでは?」というお問い合わせを頂戴しました(返信後に音信不通となっているので、こちらからのメールが迷惑メールに分類されたかもしれません)。実際、わが家

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