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2017/10/13

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  • 上城さん②

    海辺の公園につきました。車を降りて、公園の中を海へ向かって歩きました。小高い丘を登ると、視界が開け、水平線が陽光に煌めいていました。上城さんは写真を撮りに丘の斜面を海の方へ降りていきました。僕とリーダーは、丘の途中にあった石に腰掛け、その姿を見ていました

  • 上城さん①

    まだ想いが残っているその女性――ここでは「上城さん」とします――と初めて出会ったのは、7年前の夏、趣味のサークルの場で、でした。まだ立ち上がったばかりのサークルで、メンバーは私を含めて男性3人だけでした。そこへ初めて見学に来た女性が上城さん。小柄で可愛らし

  • 今こそ呼び覚ます時

    ご無沙汰しております。ブログのタイトルを変更しました。その理由をこれからお話します。最近、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」(サンマーク出版)という本を読みました。この本を読んで、「もうときめかなくなったモノ」をたくさん溜め込んでいて、行き場

  • 16. 由香さん/さようなら

    僕は、手紙を書くことにしました。文房具屋で、猫やクローバーの小さい絵が入った便箋と、スマートフォンのメールのアイコンと同じ形をした封筒を買いました。まず、パソコンで書いて、それを便箋に手書きで清書することにしました。内容は・・・・・・僕の至らなさを詫び、

  • 15. 由香さん/未読スルー

    その後は、ラインに写真を上げたり、次の日程は決まっていたので、目的地をどうするか、などのやり取りをしていました。由香さんは、次の週末は泊まりでスノーボードに行くと聞いていたので、その前日に「楽しんできて」という旨のラインを送りました。その返信に対して、僕

  • 14. 由香さん/恋愛の形

    僕は告白しました。この言葉は、頼りなく空中を漂い、霧散したように思います。それに対し彼女は、「まだ、お互いのこと、よくわかってないですし・・・」と言いました。僕は彼女の手をとって、さらにアピールをすると、「私、恋愛には冷めてますので、普通の付き合い方がで

  • 13. 由香さん/幻惑する物体

    本日最後の目的地は、観覧車からの距離が2kmはありそうでした。僕は一旦駐車場まで戻って車で行くことを提案しましたが、彼女は歩いていきたいと言い出しました。「結構歩きますよ?遅くなってしまうし」「大丈夫ですよ」ここまで結構歩いてきました。そのうえ、2、30分

  • 12. 由香さん/光の海

    観覧車が上昇し、視界が開けるとそこは、まばゆいばかりのオレンジ色の輝きで、満ち溢れていました。光源が幾重にも連なり、黒でべたぬりされたキャンバスに、光の線を描いていました。ほとんどの光が、建物の輪郭を映し出しているのですが、昼間とはあまりに異なる姿に、ど

  • 11. 由香さん/回転運動中の告白か

    某キャラクターショップへの寄り道の寄り道を終え、当初の寄り道先であるお菓子屋さんへ行きました。由香さんはそこでお土産を買っていました。そこでの買い物を終え、外へ出ると、くだんの遊園地の観覧車が見えました。このとき、時刻は20時頃だったと思います。僕「観覧車

  • 10. 由香さん/一方通行の想い

    この食事では、由香さんの仕事の話を中心に、結構盛り上がったと思います。食事を終え、店を出ました。お店を出て少し歩くと、同ビル内に入っているショッピングモールまで来ました。由「ちょっとお土産買って行っても良いですか?」僕「ええ、もちろん」彼女は大学がこの近

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