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富貴蘭と戯れる日々
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2017/10/03

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  • スーパー八千代

    あれから10日。寄せ植えを全部バラして1本ずつ植え替えてみました。それにしても今まで確か三光中斑ぽかったといった先入観があってしかも柄が冴えず40年間でたくさん増えたので丁寧な扱いをしなかったのはお目出度い限りです。いつ頃から中透けに変わっていたのでしょう、これは見れば見るほど建国殿というか建国殿そのものです。寄せ植えでしたから陰になって柄が冴えなかった木も風通しが良くなって追々冴えてくることでしょう。全部で80鉢余り。楽しすぎて暇を持て余すことなど無くなることでしょう。もちろん40年も育てていますと柄の少なくなったのやヌケもたくさん出ましたが他の建国の青に混じってどこかへ行ったかもしれません。他所でも中透けの木が出ている可能性が無きにしも非ずですね。スーパー八千代

  • 紫水晶

    あれから3年と4ヶ月。素一本にして今年は春から外棚で育ててみました。見えなくなった墨がまた浮き出てくるかと思ったのですが長年の蘭舎生活に甘んじたためか痕跡はあるもののハッキリとは出てくれませんでした。それでもとりあえずは植え替えをとミズゴケを外してみたところなんと苔に埋もれてこんな仔が出ていました。墨だらけです。それに覆輪が無さそうな変わった仔です。でもなんか葉がペッタンコしていて半分干からびている気がしないでも・・・。枯れずに育ってくれれば嬉しいのですが。それにしても芸が少なくなってもこんな仔が出る可能性は残しているのですね。紫水晶

  • スーパー八千代

    あれから3年半。だいぶ増えましたので寄せ植えして一枠(10鉢)にまとめ春から外棚に置いてみました。燦燦と紫外線が降り注ぎ日差しもきつい環境と柄が冴えだす秋口の時期が重なり急に柄が冴えてきました。ええ、全部です。大昔に1、2度こんな柄になったことがあってそれを目指していたわけですがいきなりこんな鮮やかな紺覆輪黄中透けになるとは夢にも思いませんでした。この環境で何作かすれば天葉だけでなく下葉まで同じ柄になってくれることでしょう。その昔、40年ぐらい前でしょうか大家の木瀬さんが「柄が冴えんでの~」と言いながら羆として育てていたのを雅草園が買い出し、それが私の所へ来たわけです。普段は鳴りを潜めていても何度かはこんな柄になったのを木瀬さんも見ていたことでしょう。富貴蘭って面白すぎますね。とりあえず1本づつにして植え...スーパー八千代

  • 出雲宝扇

    あれから2年弱。ここから増殖困難なことは分かっているのですが古木を素一本から育ててみたくて昨年仔を外してみました。年に5枚ぐらい葉繰りしていますのでこのまま3,4年作り込めば葉数、根数が増えて力が臨界点に達し軸の途中から大きな仔がボロっと飛び出すような気がしています。そんな風にして出た仔は成長が早いのであっという間に株立ちに~とか有らぬことを妄想しては楽しんでいます。外した仔のほうは木勢を弱めるかと思いきやそうでもなく若木だけあってその後も仔を出して頑張っているようです。鑑賞用と増殖用、2鉢あれば大満足です。出雲宝扇

  • 銀の鈴

    あれから1ヶ月と1週間。ちょうど極暑の期間中ですがよく頑張ってくれました。大仔は親木と同じペースで生育中ですし三兄弟もそれなりに・・・。でも3本は多すぎたのか真ん中1本がフリーズ気味。それでもよく増えてくれてありがたいことです。福々しい姿に涼し気な色合いで今の季節は何度も手に取って涼を感じています。銀の鈴

  • 神威

    9月になりましたがまだ極暑な日々は続きそうです。これで冬もミカンが育つくらい温暖なら風蘭も外で育てることができ全然文句はないのですが・・・。さて、神威はあれから1作。真鶴芸に近い芸ながらかろうじて紺中通しを残すのがミソらしく今年も元気な青根が何本も伸びてくれました。この葉姿にしてこの柄は絶妙にして針の穴を通すがごとく奇跡的。末永く楽しめればと思います。一方、仔のほうは紺冠深く一見好ましいのですが紺中通しのない真鶴芸です。これだけ大きくなってもまだ新根は降りませんし出てもたぶん伸びない白根なのでしょう。ちょっとの違いが天地の差になったりしますから面白いものです。神威

  • 白牡丹

    8月も終わりというのに相変わらず猛暑な日が続いています。8月は植え替えを頑張ろうと思っていたのですが水やりくらいが精いっぱいで植え替えはほとんど出来ず仕舞いでした。30℃を下回るようになったら頑張ろうと思います。さて、白牡丹はあれから1ヶ月。紺地の多い木は生育旺盛でのびのび大型に育つのですが柄の多い木はご覧のようにちょっとしか伸びませんでした。それでも暑い期間ですから下葉も落とさず頑張ったほうかも。そういえば真っ白な白牡丹もありました。あれから2年半。上3枚が真っ白な超優秀系でお値段も大台近くとビックリですがそもそも滅多に売り物が出る木ではありませんので致し方ありません。来た頃、葉繰りは年1枚のペースでしたが葉数が多くなった最近はようやく年2枚のペースになりました。仔も親と同芸になりそう。こういう木は肥料...白牡丹

  • 龍水山

    ご無沙汰でした。こちらも全国の例に漏れず極暑な日々が続いています。7月中旬くらいからですからもう1ヶ月以上。いつもですとお盆を過ぎれば秋の気配を感じるものですがこの猛暑はまだしばらく続きそうです。蘭舎内も外気温に近づけるよう努めてはいますがそれでも日中は常に35℃超えです。扇風機の風を当てて気化熱で鉢を冷やすべく朝夕の水やりがすっかり恒例になってしまいました。手に持つと素焼き鉢はひんやりしていますので蘭は案外この暑さでもご機嫌なのかもしれません。何しろ朝から夕方まで光合成は存分にできますから…。そしてこんなに水やりできるのもアンコをクリプトモスにしたおかげです。杉やヒノキの皮が原料ですから静菌作用があり腐敗菌の繁殖が抑えられるのか根腐れは皆無です。ミズゴケのアンコとは大違いで真夏の作でずいぶん差が付いてし...龍水山

  • 朝鮮鉄の縞

    あれから5ヶ月。親木は派手柄にこそなりましたがまだ紺中通しはありますし勢いが衰える気配もありません。そしてさすが台が朝鮮鉄なだけあって仔吹きも良好で今年新たに2本が加わりました。そのうち上柄にも恵まれることでしょう。朝鮮鉄の縞

  • 錦麒麟

    あれから8ヶ月。その後、青の仔を2本外しましたので今まで合計5本青仔を外したことになりますが今年もめげずに仔が3本出てきました。しかし全部が柄抜けです。そうこうしているうちに親木も源平柄状になってきましたがこうなると上で柄の仔は更に望めなさそう。逆によくぞこんな上柄の仔が出てくれたと感心するほかありません。虎の仔の1本を大事に大事に育てていきましょう。錦麒麟

  • 肥後天龍

    あれから1年と2ヶ月。それまでのあまり肥料をやらない栽培から一転、種々の肥料や活力剤を水やり代わりに与えて何が効いているのかわからないけど何かが確実に効いている状態と同じ年数が経過しています。柄的には派手目最上な親木に紺地少しの派手な仔と渋めな上柄の3本立ちでした。それが何という事でしょう。今年は一気に5本も仔が上がってきました。でもよく見ると派手柄が3本に青2本。木を取り直して頑張りましょう。肥後天龍

  • 島錦

    長く続いた雨が止んだと思ったらいきなりの猛暑です。クリプトモス植えは良く乾きますので水やりは毎日。おかげで肥料や活力剤も捗ります。さて、島錦はあれから7年。覆輪と縞の間を行きつ戻りつしながらいつの間にか完全覆輪になっていました。覆輪になると葉幅は広がり葉先も丸止め気味になります。これで株立ちでしたら目を引くのでしょうが残念ながら前回から独身を貫いています。元気な古木ですからこれで仔が出たら著しい成長を楽しめるのでしょうがとりあえず今年は無理そう。でも古木の素立ち一掃を目指していますからいずれは仔を出したいものです。島錦

  • 白牡丹

    あれから4ヶ月。葉が1枚増えただけですが頼りなさが影を潜めシャンとした姿になったような気がします。でも柄のほうはだんだん紺縞が増えてきたような気が・・・。これぐらいで留まってくれれば自分的には最高に好きな柄行きですがそうもいかないのが白牡丹なのでしょう。今まで長い間ずいぶん楽しませてもらいましたがこれからも絶やさないよう白い仔が欲しいものです。白牡丹

  • 銀の鈴

    あれから5ヶ月。3本の仔を外してスッキリした姿になったのも束の間、またもや3本も仔が出てきました。これからも当分の間、にぎやかさは続きそう。特に奇をてらうでもない三光中斑の見本のような柄ですが厚い葉肉に伴う深い紺地と純白柄はコントラスト抜群。姿はコロコロとかわいらしく丈夫で良く増えるとなればその人気はまだしばらく続きそうですね。銀の鈴

  • 建国殿

    ご無沙汰でした。こちらはしばらく続いた雨が止んでこれからは夏本番といった感じです。さて、建国殿はあれから1ヶ月。仔はお嫁に行ってまた古木の素一本になりました。超古木の素一本ですから以前でしたらここから仔出しまで10年は覚悟したものです。しかし古木ですから葉や根の数は多く、蓄えは十分過ぎるほどです。そんな木に今回は早くも仔が2本。しかも花芽予定地からですから生育は驚くほど速くなるのでしょう。しかもしかも柄もどちらも本芸です。10割と呼ばれているのも伊達じゃないとしたものです。また1本しかなくなってしまいましたがあっという間に増えそうで楽しみに育てていきましょう。それにしても普通は仔付きの若木が好まれ古木は捨て値だったりしますがこんな仔の出方をする策があれば価値観がひっくり返りますね。建国殿

  • 黄玉殿

    あれから1ヶ月と3週間。ミズゴケの汚れ具合から見ても肥培の成果がうかがわれます。大仔は新根が沢山出てすっかり一人前。仔2本は紺地がそれなりに有って先々大丈夫そうですがこちらの仔はどうでしょうか。2度あることは3度あって欲しいものです。本体の仔は昨年花芽予定位置から出たばかりですがさすがに勢いがあり紺地も万全の態勢です。勢いついでにもう1本仔が出てきました。せめて釣り枠一つ分は持っていたいという野望があったりしますが着々と戦隊は整いつつあるようです。黄玉殿

  • 清涼殿

    あれから4ヶ月。それにしても細い根ですが今年もたくさん出てくれました。葉繰り的にも今の時点で1枚弱ですからようやく葉をバラバラ落とす前の木勢に戻ってくれました。しかも3本仔付きで・・・。その仔達ですがそれぞれ微妙に紺中通しがあったりしますので親木の木勢の足を引っ張っているのか助けになっているのかこれも微妙なところ。それでも葉数は増えてにぎやかなことは確かです。実はこの木に花芽の付いたことはなく空き家はまだ盛りだくさん。3本の仔がそれらの動き出しを抑えるのに役立っているのかも・・・しれません。清涼殿

  • 建国の縞

    あれから3ヶ月。天冴えの中透け縞と後冴えの中透け縞が混在していてとどのつまりは斑が多くて枯れそうな木なのです。それでも長く伸びそうな根が出て今年も持ち堪えてくれそう。枯れる前の命の煌めきというかそんな神秘的な美しさが宿っていますから覚悟しつつもなるべく長く手に取って見ていたいと願っています。建国の縞

  • 羆B

    あれから1カ月半。天葉2枚が下葉より大きく育っているものの間延びという感じじゃなさそうでこれから先は次のステージに移るのでしょう。昨年と同じようなペースで成長していますから今年も年3枚近く葉繰りしてくれそうです。葉丈が今の天葉2枚並みに揃えば力漲る姿に生まれ変わることでしょう。しかしその分、花芽が2個も3個も付くのは勘弁してもらいたいものです。今年の花芽はすでに摘んで次こそと決意も新たにしたのも束の間、下のほうから久々に仔が出てきました。空き家があったのでしょう。でも、ようやく出てきた仔に柄は無し。摘んで次に期待したほうが良いのかそれとももう少し様子を見たほうが良いのかものすごく迷うところです。普通、羆と言えば常にこんな感じであちらの方の運が良すぎなのでしょう。ようやく仔は出るようになったものの本芸の仔を...羆B

  • 羆A

    あれから1カ月半。親木は順調に大きくなって葉を重ねていますし仔も育ってきました。大きな仔はきれいな紺覆輪白中透け。次の仔も紺覆輪白中透け芸で間違いなさそう。こんなにうまくいくことは一生のうちでもそうそう無いかと思います。肥料と活力剤に年間数十万掛けても十分元が取れそう。引き続き上作目指して頑張ります。ヤフオクに出品してみました。御笑覧いただければ幸いです。羆A

  • 建国殿

    あれから1カ月半。大仔に着いたアタリの運気がついに判明しました。1個は花芽でしたので取り去りましたがもう1個は仔でした。しかも異常に生育が早そうで久々のパイナップル芽かも~しかもしかも中透け芸確定で10割継続中です。ところで親木のほうにも花芽予定位置からアタリが・・・。左の大きな芽は仔になりそうかも。それにこちらも中透け芸がバッチリ見えています。今まで長らく2本立ちでしたが秋には景色が一変しているでしょうね。それにしても肥料と活力剤の効果、恐るべしです。建国殿

  • 建国宝

    ご無沙汰でした。初夏という事で暑くも寒くもないさわやかな気候を富貴蘭共々満喫しています。さて、建国宝はあれから9ヶ月。一昨年まではホームセンターで入手できる安い液肥をやっていて結果はイマイチ。そこで昨年から手探りで効きそうな液肥や活力剤を与えていましたが効果の出ない木はそれなりにありました。めげずに今年も続けていましたら良い報告の出来そうな木が続々と・・・。これもその一つでなんと花芽予定位置からダブルで仔が出てきました。柄はこれから夏に向かって冴え渡ってくるでしょうしこの仔がどんな感じに成長してくれるのか興味は尽きません。建国宝

  • 羆B

    あれから1ヶ月ちょっと。天葉はさすがにいつまでも伸び続けるわけではなくちょい長めで止まり次の天葉が勢い良く出てきました。何年か前、夏作用の棚に移したのが原因か下葉をパラパラと落としたことがあります。それに懲りて通年、蘭舎内の同じ場所で育てるようにしています。そんなことが功を奏したのかその後は葉が落ちることなく積み上がるばかり。そういえば葉重ねの見事な古木風の羆なんてあまり見ることはありませんから(仔出しを促すために下葉は毟っているのかも)ちょっと挑戦してみようかと思っています。羆B

  • 羆A

    あれから2ヶ月。仔は次の天葉が顔を覗かせています。芸も完璧で嬉しい限りです。と喜んでいたらまた仔が出ていました。今度は青か~と思いましたが良く見たら柄の気配が・・・。増えるときには増えるようですね。羆A

  • 雪景冠

    あれから半年。急速に天葉が伸びる今の時期、覆輪と虎斑の複合芸は実に綺麗です。それに対して汚れたミズゴケや鉢はいかがなものかと思い植え替えてみました。長い下葉2枚が黄ばんできましたので外してみましたがこれでバランスが良くなるかと思いきや返って葉数が寂しくなりました。この仔が大きくなった頃が見頃かも。雪景冠

  • 建国殿

    あれから2ヶ月。葉は積み重なっていますし新根もたくさん出てエネルギーの充填量は満タン以上のはずです。そろそろ仔の1本ぐらい出てくれないものかと思っていましたら大仔のほうに動きがありました。ダブルで出てきましたが仔か花か久々のパイナップル芽か微妙なところです。しかも次の関門、本芸10割持続か外れるのかも待っています。これ一鉢でしばらく楽しめそう。建国殿

  • 黄玉殿

    あれから1カ月半。一番活発な生育期という事で毎日見ても見飽きることはありません。親木からの仔ですが最初は派手に出ますから果たして紺中通しが乗るのかハラハラし通しです。大仔から出た仔はもう大丈夫でしょう。更にもう1本仔が付きました。今年の新根はほとんどがトパーズ色。でも、緑と半々のストライプが出たりもします。それにしても今年も木勢は抜群で手に取ることが多そうです。黄玉殿

  • 夏作用の棚

    時の経つのは早いものであっという間に5月です。前回から1ヶ月振りですがその間、夏作用の棚の構想を練り上の画像のようなものをこしらえました。蘭舎の南側の畑を潰して防草シートを敷き単管パイプの4m×8m、高さ2mを組んで市松模様のダイオネットを張りました。冬に雪が積もると潰れてしまいますからその前に解体すべく天井など素通しの簡易版です。クリプトモスに切り替えていますのでとりあえず鉢の中の乾きは良く長雨でも根腐れはしないだろうと踏んでいます。何故にということですが通年蘭舎で育ててみようと夏作用の蘭棚を取り壊して3年。ところが蘭舎の中は予想外に湿度が高くそこに栄養のある水を与えているせいか藻類?の繁茂が看過できなくなってきました。こんな感じで観賞価値が台無しです。今は拭いても取れませんが外の風に当てて養分のある水...夏作用の棚

  • あれから4年。さすがに4年も使うと熱でコンクリートブロックはボロボロになってしまいました。しかし設備投資代は安かったものの解体した残骸は再利用にも処分にも困ります。そこで新しい窯はこんな感じに改良してみました。まず内側六面を耐火煉瓦にし、外側のブロックに単管パイプの柱を通して倒れないようにしおまけに屋根を付けて多少の雨でも作業できるようにしました。ずいぶん大掛かりになりこんなことするより新品の鉢買えよと言われそう。それでもこれなら20年ぐらいは使えそうかも。とりあえず汚れた鉢が貯まりましたので今年初の火入れです。窯

  • 長門丸開花その後

    あれから10日。最初に咲いた花が枯れずに全部開花したのは快挙かも。付けが月型の豆葉で梅弁天咲きは登録品種ではこれと翠扇くらいですが長門丸のほうは滅多に最後まで行きませんのでたくさん写真を撮ってみました。こちらは上の画像の2日前の状態。咲き初めは緑が乗って綺麗です。こちらはその2日前の状態。何しろ最初の花がいつ落ちるかわかりませんので・・・。花弁の弁元に紅を差し芸が細やかです。ただ、惜しむらくはこの満開の花を見られるのは最初で最後かもしれないという事でしょうか。長門丸開花その後

  • 建国の縞

    あれから1ヶ月。生長の始まりとともに艶やかさが増してきました。元々は後冴え柄でルビー根の出ない建国縞でしたがいつしかそれに天冴えの柄が重なりルビー根も出てきました。今でも2種類の柄が同居していてそれが頭が混乱するほど複雑でしかも華やかに見える要因なのでしょう。それにしても羆よりきれいな建国っていかがなものかと思ったり。ルビー根は今から先細りで昨年と同様早々に止まってしまいそう。しかし今回は泥根混じりの根も出てきました。こんなところが建国由来と言えるのかも。それでも泥根は良く伸びてくれそうで生育面でも一息つけそうです。とはいえ増やすことを考えると遥か遠い道のりです。建国の縞

  • 羆B

    あれから3ヶ月。無事、冬眠から目覚めて少し経ちます。昨年は天葉が内反りというか鎌葉気味になり次の葉で凝って芯痛になったらどうしようと心配したものですが今年は天葉がビュ~ンと伸びていつまでも附けが見えてきません。蘭舎での置き場所は今までと同じですから日陰に置いて間延びしたという事ではないのでしょう。次のステージに上って一回り大きくなる途中かもしれませんので静かに見守っていきたいと思います。羆B

  • 長門丸開花

    あれから1年と8ヶ月。昨年の秋遅くに動き出した蕾でしたが時すでに遅く蕾の状態で冬ごもりしました。しかし、長門丸のことですからこのまま枯れてしまうだろうと思っていましたら春の目覚めと共に動き出し開花に至りました。夏に動き出した蕾は咲く前に黄色くなって落ちることがほとんどなのに今回は3花咲いてもまだ瑞々しさを維持しています。不思議といえば不思議な現象ですが開花しているのはこれ一鉢ですし香りと共に可憐な花容を堪能しています。長門丸開花

  • 柿の木錦

    だいぶ前になりますが蘭国さんからいただいた木です。これの親木は柄抜けになったりして増えていないのですが最上柄に出たこの木が良い感じの株立ちになりました。姿や柄の雰囲気は青王錦に似ているも気もしますがこちらは泥軸ですし類似品のない絶妙のポジションにいることになります。しかもこの木は半柄の仔を除けば珍しく最上柄でまとまっています。いくら大株でも柄がイマイチでしたら魅力半減。こんな柄の木を中株立ちくらいに育て上げてみたいものです。柿の木錦

  • 錦織

    あれから3年と10ヶ月。ほぼ4作していますから当時の仔は外れてどっかに行ってしまっています。親木は安定した深覆輪ですが出る仔は今までも現在も派手なのばかりです。ただ、この品種は派手柄でも枯れることなく虎斑品種としてみれば葉姿、柄、根共々超一級品ですからどなたも文句は言わないのでしょう。でももう少しこう富貴殿の株立ちっぽくなってくれないものかと思ってしまいます。昨年の仔には紺中通しはあるもののこれも派手方向に進みそう。それでも新仔の純白柄は見どころの一つでもあります。一方、地味柄の木は2本仔を外しているようですが昨年はそれ以上に仔が吹き上がってくれました。地味柄といってもこれ以上地味や無地にはならず色々なタイプの柄の仔がお目見えします。雄大な姿と共にこの柄の変幻自在さも魅力の一つかも。今はユウレイ木ばかりが...錦織

  • 富士覆輪

    あれから3年半。縦に3株並べての寄せ植えでしたが当時のままで時間だけが経過しています。さすがに芽数は増えてごちゃごちゃしてきましたが派手仔が多く本数は以前とそれほど変わらなさ無さそうです。それにしても今はこんな風にお気楽なことをしていますが4,50年前はというと富士覆輪はほぼお目にかかれない幻の品種でした。富士錦自体が高級品種でしたので・・・。で、こんな感じにたくさん出てくる派手目な仔を買っては枯らしを繰り返すうちにだんだん人気が無くなってきたのでしょうか。本芸した木は魅力満点なのに惜しい事です。富士覆輪

  • 黄玉殿

    あれから4ヶ月。新根の出るのはこれからといったところですが一足早く葉のほうは成長を始めたようです。冬はしっかりと休眠いただいているせいか春の立ち上がりは良好です。大仔はすっかり一人前の姿ですしそこから出た2本の仔も物になりそう。本体から出た仔は木勢、柄共に太鼓判ですしその上の仔もかすかに紺中通しが出て期待大です。稚葉の次の葉にこれがあるのとないのとでは天地の差なんですよね。思えば以前は派手仔を何本も剪定したものですがここ2年ぐらいはずいぶん良い巡り合わせになってきたものです。今年はどんな動きを見せてくれるのか今から楽しみです。黄玉殿

  • 白牡丹

    あれから5ヶ月。芯痛の親木に着いた兄弟木でしたがその親木は根まで枯れ落ちてようやく2本に分かれました。派手柄な木のほうは初め真っ白だった気がしないわけではないのですがだんだん紺縞が出てきました。でもその分、木勢は出てきましたしこれ以上地味にならなければちょうど良い好みの柄です。これ以上地味にならなければ・・・。一方、最初から地味目のほうは木勢が抜群。柄抜けにならないことを祈るのみです。それでも仔の稚葉は真鶴芸で出ています。後々ここら辺にもアタリが付くはずですから忘れないようにしなくては。白牡丹

  • 羆A

    あれから5ヶ月。天葉の附けが見えたり新根が伸び出したりして富貴蘭が生長を始めました。楽しみなアタリにも次の葉が・・・。稚葉が紺覆輪白中透けで出てこのままの芸でずっと続くのが羆です。とりあえずこれ1個で今年の目標の半分は達成したかも~羆A

  • 羆の光 別品

    あれから1年と3ヶ月。羆の光という先入観からか親木の天葉がこれだけ派手になるとそろそろヤバそうと思ってしまいます。でもこの別品の踏み止まり感は半端なくそれが紺地を戻した仔に現れています。親木も同様にそろそろ復活してくれるのではと期待しています。一方、こちらはその派手になりそうな気配も感じられない超優良株。株立ちの姿はイマイチなもののありえない柄の揃い踏みに感動を嚙み締めているところです。しばらく仔出しがご無沙汰ですから今年こそはと期待しつつ更なる株立ちを目指したい所存です。羆の光別品

  • 宝剣

    あれから1年と8ヶ月。以前育てていた木は増え木も含めて派手に進みやすかったらしくこの品種にあまり良い印象は持てませんでした。しかしこの木にその気配は微塵も感じられず派手気味に出た大仔さえ親木並みの柄になってきました。なので次の仔も1本は大丈夫そう。富貴蘭を趣味としている以上、三剣は欠かさず持っていたいものです。宝剣

  • 古都の雪

    あれから5年と5ヶ月。その節は葉痛みさせてしまいましたので株分けしつつ育てていました。その元親ですが5作もすると葉はほぼ入れ替わったのでしょう。素晴らしい姿の株立ちへと変身を遂げています。それにしても仔吹きの勢いは尋常ではなくどこからともなく湧いてきます。柄も面白いし育ててこれほど張り合いのある品種も少ないかと・・・。ただ、調子に乗ったところでパッタリと仔出しが止むことは良くあったりします。古都の雪

  • 駿河牡丹

    あれから10年。貰ってくれる友達もいないので2鉢にして育て続けたらこの程度の株立ちになったようです。虎斑系統と言えば一般的に割と華奢な姿というイメージですがこれは冴えたルビー根まで出るくせに堂々とした木姿です。これを凌駕する品種と言えば錦織の全斑ぐらいでしょうか。そういえば蘭国さんが錦織の全斑に別名を考えているようで私にも話を振られましたがなかなか良い名は思いつかないものです。長らく大きい木だけがゴロゴロ付いていましたが昨年から急に仔吹きが良くなってきたようです。そして根先に明かりが灯りいよいよ活動開始です。こちらは2つに分けた片割れの木。本数少ない分、風通しが良いのか柄が冴えています。仔吹きも活発なようです。今までは棚の奥のほうに置いていて手に取って見ることもなかったのですが丹精すれば答えてくれますので...駿河牡丹

  • 富貴の光

    あれから9ヶ月。来たときたら古木感漂う木でしたから仔出しはイマイチでしたがまばらな仔のおかげで親木のきれいな衣合わせが鑑賞できます。その仔も派手目最上や地味上柄とバラエティに富み久々に上から出た仔は最上柄でした。ここにも昨年の肥料や活力剤の影響が出ています。親木の上柄も長らく続いていますし相当の毛並みの良さそうな木です。以前外していた木には若木だけあって仔がビッチリ。こちらは株分けして増殖用に回しましょう。富貴の光

  • 白桃冠

    あれから6年と3ヶ月。そもそも冬の長い秋田にアマミ系が居付くのか心配でしたが近頃の蘭舎内の気候は関西並みという事でアマミも大きな顔をしています。撮影の前に乱れた姿を修正しようと串を打ってみました。しかし串打ち3年とも言われるようにまだ修行が足りないようです。ところで根のほうはすっかりクリプトモス環境に慣れて元気一杯。新根の伸びる時期にはさらに美しく鉢だけ替えて展示しても鑑賞に堪えられそう。しかも植え替えは数年に1度、クリプトモスのお団子を根で包み鉢にポンと入れるだけの簡単なお仕事です。更に根が多い大株ほど植え替えがしやすいときています。水苔が入手難だから富貴蘭の栽培をあきらめるなんて事は無しにしてくださいね。中国がレアメタルを禁輸した時の日本人の対応を思い出しましょう。白桃冠

  • 建国殿

    あれから7カ月半。ポコポコ仔を生んで増えている時にはそれが永遠に続くものと思いがちでつい調子に乗ってしまいます。しかし増えなくなると何をやってもダメで同じ木かと思えるほど仔は出てくれません。この木もどうやらその時を迎えたようです。仔も早々に花癖が付いたようでアタリはさっぱりでした。それでも今まで散々良い思いをさせてもらいましたのでこれからは古木のままに葉重ねを愛でたいと思っています。建国殿

  • 建国殿№1出

    さて、待ちに待った3月です。ここ数日は空も晴れ渡り蘭舎の温度はうなぎ登り。このペースが続くとすればあと10日もしたら風蘭も動き出しそうです。建国の縞№1から出た建国殿はあれから9ヶ月。一昨年もそうでしたが秋口よりも今の時期、柄が冴えてきれいです。まだ小さな木ですが作上がりしていますし手に持って覗き込むにはちょうど良い大きさです。付いた仔も大きくなりましたが柄は無さそう。建国の縞的には抜群の系統ですが建国殿ではまだまだ新参者のようです。それでも冗談みたいに小さな頃からの付き合いですから大事に育てていきたいと思っています。建国殿№1出

  • 朝鮮鉄の縞

    あれから8ヶ月。親木の柄はというとまだ深覆輪で留まってはいますがとうとう派手になってしまいました。これでは上で良柄の仔は期待できませんから増やすなら下葉の柄がましな今の内ですが・・・。青が1本に派手方向に進みそうな仔が2本。もう少し何とかならないかと思いつつ引き続き仔出しに努めます。朝鮮鉄の縞

  • あれから7年と5ヶ月。期待して見ていても深覆輪の仔は出ないし途中で痛めてしまったこともあり放り出そうかとも思いましたが心を入れ替えて丹精した結果、ここ数年で見違えるほど良くなりました。寄せ植えではありますがこれからもポンポン仔は出てくれることでしょう。しかし、神の雫が来てくれる雰囲気は無さそうですね。それでも期待せずに待つことにしましょうか。雫

  • 龍水山

    あれから1年と8ヶ月。富貴蘭で三光中斑と言えば西出都や東出都などお馴染みの品種がずらりと並びます。しかし全葉に紺覆輪が見える品種となると登録品では古都の雪ぐらいのもので龍水山もそんな貴重な芸を現す品種の一つではあります。柄はベースの明るい鶯色に濃い紺覆輪、紺中通しと葉緑素は十分、葉肉も厚く力強く見えるのですがどうも下葉の柄の部分の水吸いが弱いようで早めに葉を落としてしまいます。それでも昨年は頑張ってくれて作上がりしましたし葉持ちも良くなったようです。仔も嬉しい同芸。こんな感じで増えてくれれば品種維持の見通しも立つというものです。株分けしたほうは若干苦戦しつつも健闘しているといった感じです。アタリも育って親と同芸の木になりそうです。棚に懐いてくれればこれほどうれしい品種もないのですが神経質な方には絶対向かな...龍水山

  • 清涼殿

    あれから9ヶ月。昨年は秋と冬に葉をバラバラバラ~ッと落としてしまいました。そこで少しでもリスク低減になるかと思い冬の間の蘭舎の最低温度を若干上げることに。それまでは石油ファンヒーターのサーモが2℃になったら作動して5℃キープだったのを5℃で作動し8℃キープにしてみました。結果、今年は無事に越冬できたようです。しかし、葉繰りが年に1枚程度なのは派手仔が足を引っ張っているせいなのかそれなりに紺地はありますので剪定するには忍びないし悩みどころではあります。清涼殿

  • 建国冠

    あれから5ヶ月。ここ数年は順調に育ってきて栽培に自信を深めたと思ったのも束の間、いつの間にか片側の葉が3枚落ちていました。紺地の少ない派手気味の柄が影響したのでしょう。それに引き換え仔のほうは紺地十分。親木の姿も悪いし思わず外しそうになりましたがいつもこれで失敗しますのでもう1作このままにしておこうと思い直しました。もう一鉢のほうは作上がりして今年は更に良く育ってくれそう。根も良く出来ていました。覆輪の中では羆に匹敵するほど多芸で美しく他に類を見ない品種ですから極力保存に努めていきたいと思っています。建国冠

  • 建国の縞

    あれから5ヶ月。下葉2枚が落ちて姿的にはスッキリしたというかこれ以上葉が落ちなくて何よりでした。そんなに日には当てていないのですが柄の冴えは羆以上。後冴え気味の建国殿と違って天葉の柄も冴えています。建国殿から羆が生まれたら大騒動ですがそれが現実になりつつある・・・のかな建国の縞

  • 銀の鈴

    ご無沙汰でした。外はまだ冬真っ盛りですが少し陽気は良くなってきましたので2月の頭から水やりを開始しています。それに伴い蘭舎の最低温度もそれまでの5℃から10℃に引き上げました。12月、1月と水やり無しでしたから葉に皴を引いていたのですが水をやって10日程で完全休眠から目覚めたようです。銀の鈴はあれから5ヶ月。これも皴を引いた葉から復活してくれました。そうなると次は楽しみな植え替えが待っています。クリプトモスのアンコを外してみたところ根はてんこ盛り。これなら株分けも出来そうです。で、株分け後の親木です。まだ根は盛沢山ですからすぐに新たな子が出てくれそう。仔を外しても福々しい雰囲気は変わらずです。外れた仔は3本。1本はちょっと小さめですが2本は親木を入手した時と同じ大きさです。すくすく育ってくれそう・・・とい...銀の鈴

  • 裏羆

    あれから1年と2ヶ月。今までタイトルは建国の縞とか羆の縞として紹介していましたが柄が中透け系ですし建国殿と違って天葉から柄が冴える羆柄です。ただ羆の青から出た木に間違いはないのですが一旦リセットされたためか柄は本来の羆と違って渋くシックな装いです。しかもルビー根が出ません。よって裏芸くらいはありそうという事で上のタイトル名にしてみました。親木は崩れながらも天葉で紺覆輪中透けの完成を見ましたが仔は青。と思ったらこちらは天葉に白縞が・・・。白縞だったらルビー根が出るのかも。外した仔のほうは崩れながらも中透け方向に纏まりそう。更に外した仔もこんな感じでとりあえず3代続けて柄はありますから筋は良さそうです。1本入手しここまでで24年掛ったことになりますがようやくここから面白くなりそうです。裏羆

  • 建国の縞

    親木は中斑縞でルビー根も出る良系でしたが惜しくも芯痛になりガックリ。幸い1本仔が出てくれて期待しましたが柄が見当たらず再びガックリ。ところが今年の天葉に中斑縞が入り始め期待が高まります。それにこの仔。いきなり覆輪なんて出るんですね。このままでしたら羆覆輪と大差ないのですが何しろ親木は中斑縞。この仔にもその芸が現れルビー根でも出てくれれば大出世です。という感じで遊び相手になってくれる愉快な木ではあります。建国の縞

  • 羆B

    ご無沙汰している間に季節は冬真っ盛り。今までは1回積雪があったくらいの温暖な気候でしたがこれからは毎日銀世界の中でしょう。さて羆はあれから2カ月半。秋も元気に成長したようです。1作前と比べてみると羆にしては驚異の3枚近くの葉繰りです。このペースを維持するならば花芽が2個付いても1個は空き家が出来るんじゃないのとか期待しています。ところで入院していたが戻ってきてまたきれいな画像が撮れるようになりました。が、冬は動きがないので撮りたい木が思いつかなくなりました。羆B

  • 黄玉殿

    あれから2カ月半。秋の2ヶ月で葉1枚の生育となかなかパワフルではあります。もちろん肥料の回数が多かったのは苔の汚れ具合でバレバレですね。肥料と言えば今まではやり過ぎないようかなり気を使っていましたがアンコにクリプトモスを使うようになって根腐れしなくなりました。多少傷む根はあってもそれが他の健康な根に伝染しないのです。で、薄~い肥料や活力剤を水やりの度に与えた結果仔が沢山出てにぎやかになりました。今から紺中通しも十分で大きくなれば親木程度の柄になりそう。でも本体の上から出た仔はどうでしょうか。それにしても昨年の今頃から1作で見違えるよう。しばらく株分けしないつもりでしたが予想以上の生育で大仔の内側から出た仔が窮屈そう。来年あたりついやっちゃいそうな気がしてきました。ところで肥料や活力剤についてはくれぐれもや...黄玉殿

  • 錦麒麟

    あれから1ヶ月ちょっと。こちらは親仔共にまだ生育は上々です。しかし柄のほうはというと親木は源平状の太縞になりましたので今まで以上に柄の仔を得るのが難しくなってしまいました。今まではというと柄無しの仔を根の出る前に3本外しその後出た3本のうち1本だけが柄の仔といったところです。それでもなかなかの上柄ですし得難いものですから超貴重なものとして大事に育てたいと思います。それにしても従来の麒麟丸から縞が出た趣味家さんのお宅にお邪魔し拝見したのが確か40年近く前。いまだに最上柄の株立ちになるわけでもなくかかってこいと言わんばかりに趣味家を悩まし続ける挑戦し甲斐のある品種ではあります。錦麒麟

  • 銀の鈴

    さて、11月。今年の秋は暖かく風蘭の生育もまだ行けそうな気はしますが急に寒くなることがありますので蘭舎の温度を徐々に下げて冬に備えています。銀の鈴はあれから1ヶ月ちょっと。親木の生育はほぼ止まってしまいましたが仔が意外に健闘しています。根も良くなっているようですし株分けは来春でも大丈夫そう。楽しみです。銀の鈴

  • 大波青海の縞

    あれから1年と4ヶ月。親木は旅立ち、コートメな仔を残してみました。地味柄のほうが先々面白そうと思ったのですが更に柄が少なくなって別の意味でドキドキします。でもきれいな仔が出て一安心です。反対側に出た仔にも柄がありますね。やっぱりコートメ柄な親木はアタリだったのでしょうか。大波青海の縞

  • 白牡丹

    あれから5ヶ月。ようやく調子が出てきたようで葉繰りが良くなってきました。この柄で年に2枚は頑張ったほうでしょう。とか喜んでいたら知らぬ間に天葉に紺地が忍び込んでいます。浮かれている場合じゃなかったりして。早く真っ白な仔が欲しいものです。仔と言えば青勝ちになってしまった兄弟木から柄の仔が・・・。稚葉が白いのでここら付近からの仔出しに期待かも~白牡丹

  • 雪景冠

    あれから1年半。母種である雪山自体は今となっては・・・といった感じの品種なのですが三光中斑が入ると良くこれだけ綺麗に変身するものです。以前は覆輪に虎斑が入っても覆輪が見えなくなるだけでしょうとか思っていました。でも現物は二つの芸が合わさることで香り立ち、二芸以上の魅力を感じます。琥珀殿はそこまで感じないのでちょっとした違いなのでしょう。人気なのも頷けるところです。雪景冠

  • 墨翠

    先日、純風満蘭さんが紹介されていましたが我が家にも数十年前から鎮座していました。因みに検索してみると16年前に画像だけチラッと出ていました。どこから入手したのか忘れましたし正体もわからずもやもやしていましたが詳しく解説していただき、ようやく胸のつかえが降りました。ご紹介していただきありがとうございます~。ご覧のように地味な柄ですから手に持って眺める回数は数えるほど。傷みそうな頃にようやく重い腰を上げて植え替えますので株立ちの体をなさずバラバラにしてから寄せ植えしています。あまりお世話できなかったこともありますが20~30年でこれだけですから増えないものですね。それでもよく見ると味わい深い三光中斑芸ですしピカピカな葉艶も美点の一つです。それに細身で立ち葉気味の葉姿はこんな寄せ植えでもウザっぽくなりませんので...墨翠

  • 羆A

    あれから4ヶ月。柄が綺麗に冴えた時期もあったのですが冴え過ぎると下葉からパラパラ落ちますので今はこれぐらいでセーブしています。結果、肥料や活力剤の効果もあったのか葉繰り良く姿も一回り大きくなりました。そしてついに特望の仔がやって来ました。まだ生まれたばかりですがどこから見ても本芸しています。これでようやく高い肥料や活力剤の効果を実感しました。元くらいは取れたかもところでまた懲りずにヤフオクへ出品しています。とりあえず今年はこれでお仕舞いですのでご覧いただければ幸いです。羆A

  • 小畑

    あれから1年半。丹精の成果か葉丈が倍以上伸びてしまいました。それまでのコロコロとしたかわいらしい面影は消えましたがその代わり花芽が付きました。こちらのほうはちょっと楽しみです。小畑

  • 萩宝扇

    ご無沙汰でした。10月に入ったと思ったらあっという間に中旬です。秋も深まりつつある今日この頃ですがこの先もお天気は良さそうで風蘭にとってはまだまだ生育日和が続きそうです。ところで、気候も良く発送日和でもありますので少しヤフオクに出品してみました。ご覧いただければ幸いです。さて、萩宝扇はあれから1年半。せっかく確変(仔吹き)モードへと突入したのにご機嫌斜めにさせてしまいましたが今年1年の丹精でまた復活してきたようです。真ん中の親木から仔が出ることは無さそうですが仔に仔を生じて今年の仔吹きは合計5本でした。大株立ちももう直ぐです。それにしても素立ちから仔を出させるのはしこたま困難なのにこの差はどこから来るのか謎ではあります。萩宝扇

  • 羆B

    あれから3ヶ月。天葉の柄が半分抜けちゃうのかなと心配しましたが葉繰りしてみればそれは杞憂に終わってくれたようです。出始めた天葉もきれいな柄です。今年は羆に仔を出すことを目標に肥料や活力剤をこまめに与えてきました。肥料や活力剤は値段が高い割に効果は怪しいものの昔から廃盤にならずに売っているものを中心に8種類ほど準備しました。もう秋ですからほぼ1作与えたことになりますが結果的にどれが効いているのかいないのかは不明なものの全体的にはかなり効果があったようです。しかし羆はその恩恵にはあずかれなかったようで付いたのは花芽2個です。ただ、力感は漲っていますのでこの生育環境を維持すればあと1、2年で何とかなりそうかとも思っています。羆B

  • 建国の縞

    あれから4ヶ月。柄が冴え過ぎてちょっとダメかもと半分諦めていましたが元気な根が1本出ていましたし紺地も幾分戻してきました。特に天葉の深い紺覆を見ると行けそうな気がします。元々はルビー根の出ない羆錦タイプの木だったのですがあれよあれよという間に大変身を遂げてくれました。今では羆もかくやといった感じの柄です。この木を得て柄が綺麗で泥根しか出ない木も関心を持って見ているのですが今のところ柄の進展を見たのはこの木のみです。建国の縞

  • 建国宝

    あれから4ヶ月。夏になって冴え渡った天葉付近の柄が少し暗み始めた状態です。それでもまだちょこんと顔を覗かせた天葉は真っ白です。柄の冴えた天葉をきれいなミズゴケで迎えようと夏に植え替えたのですが2ヶ月ほどで汚れてしまいました。肥料が多かったのでしょうね。それでも狙った仔は出ませんでした。感覚的には5割くらいのもので100%にはまだまだ程遠い感じです。建国宝

  • 建国冠

    あれから4ヶ月。その間、1枚強の葉繰りは頑張っているほうでしょう。下葉を振るいませんでしたし徐々に姿は良くなっていきます。仔も紺地十分で楽しみなのですが南海雪虎並みに現れる虎斑が玉に傷。それに伴う木勢の弱さを建国系の強健さで何とかカバーしているようです。小さいほうはせっかくよく出た紺地が虎斑でかき消されてしまっています。綺麗すぎて不安になりますが徐々に作上がりしているところを見るとこれで大丈夫のようです。それにしてもこの木が生まれてから17年。どこにも出していませんが3芽しか増えませんでした。途中経過ではあまり虎斑が出ず姿良く丈夫そうに見えた時期もあったのですが湿度高めの蘭舎内栽培の影響か今はこんな柄になっています。それでもしこたま綺麗ですから今の状態でも良しとしましょう。建国冠

  • 銀の鈴

    あれから1ヶ月。ほとんど姿が変わりなくじりじりとした成育振りです。仔沢山での仔育て中ですからしょうがないとしたものですが。それぞれの仔に自根が沢山出れば生育はスピードアップするのでしょうがその頃に離れ離れになっていることでしょう。銀の鈴

  • 錦麒麟

    あれから3カ月半。親木の下葉の柄はそこそこでしたのに上3枚はのっぺりとした源平柄になりました。これはもう残念ながらという感じですが肝心の期待の仔はというと・・・。何やら最上柄な雰囲気。これは期待以上です。親木がダメになる前にこんな仔があと二つ三つ欲しいものですが・・・まあ、1本出ただけで大満足としたいものです。錦麒麟

  • 豆葉縞

    あれから1ヶ月。期待を込めて念力を送りすぎたせいか仔が枯れていました。いつの間にか気付かないうちにといった感じでこんなこともあるのですね。それと入れ替わりにというわけではないと思いますが青の寄せ植えの中からこんな仔が出ていました。普通は時折こんな感じに出て続かないのですがそれとは雰囲気が違う感じで覆輪になった仔が出た当時を彷彿とさせる柄ではあります。思わず別鉢に植え替えてしまいましたが機嫌よく育ってほしいものです。そして2本目の覆輪になって欲しいものです。それにしてもどこから柄の仔が出るのか全く予想もつかない油断も隙もない面白い品種と言えそうです。豆葉縞

  • 清宝

    あれから4年と3ヶ月。木はボロボロ、絶種寸前だったのですがようやく紺覆輪中透けの完全本芸で蘇ってくれました。かの藤井清七氏がご自分の清の字に宝を付けた入れ込みようにも十分納得です。見たわけじゃないのですが当時の木もこんな芸をしていたのではと思います。当時は数少ない中透け品種でしかもルビー根まで出るとなればさぞ喜ばれたことでしょう。そんな品種ですが今は本芸品が皆無で誰も見たことがないため銘鑑ではどん尻近くになっています。むしろ名前が消滅していないことに感謝です。ただ、増えそうな感じもしますからこの至芸品が標準芸となるならば面白い存在になりそうです。それにしてもこの木の親木の獅子王錦と青光墨は泥軸、青軸の違い以外は柄の性質などがよく似ていて興味深い所です。清宝は昨日、ちょっと触れた青光墨系でいうところの青軸羆...清宝

  • 星光殿

    早くも9月中旬です。例年ですと明け方の気温が10℃を割ったりしてそろそろ感が漂うところですが今年はまだまだ暖かく、生育適温が続きそうです。さて、星光殿はあれから1年。寄せ植えですとごちゃっとして芸が良く見えませんので一株別鉢にしてみました。親木になれば葉肉厚く獅子葉になりますので荒々しい葉姿に紺覆輪白中透けが決まればピカ一なのですがやんぬるかな、なかなかそうはなってくれません。獅子芸をしない平葉タイプが青軸羆という事ですね。星光殿

  • 豆葉縞

    あれから2ヶ月弱。親木や青の仔と比べたらなかなか成長せずやきもきしますがそれでも止まっているわけではなく次の天葉が見えましたので良しとします。その天葉にはしっかりと紺地がありますので良し良しといったところです。ところでこの木に付いた気になるアタリですが次の天葉で柄がくっきり。柄のない親木では時折思い出したようにビックリ縞を流す程度なのですがこれだけ柄のある木になるとアタリ前田のクラッカーのように柄の仔が顔を覗かせます。これをブレークスルーとか言うんでしょうね。豆葉縞

  • 銀の鈴

    あれから2ヶ月弱。葉が短いこともあって成長スピードはゆっくりに見えますがそれでもそれなりに順調そうです。親木は春から1枚半の葉繰りですし仔のほうは1枚の葉繰り。しかも仔の天葉は親木サイズに近くなっています。自根が出ていますので独り立ちの準備かも。来年の今頃には外せるのがあるかもしれません。この仔に勢いが付くのはその時以降かも。それにしても木そのものが若いせいか花芽の付く気配すらありません。空き家ばかりがどんどん増えますので何よりです。銀の鈴

  • 黄玉殿

    あれから3ヶ月。株立ちになって勢いが付いてきたようです。株分けしなくても仔出しは良好のようですからこのままでしばらく20年ぐらいは育ててみたいものです。仔は親木サイズになりましたしそれから出た仔も紺地十分に育ってくれそう。こちらの仔も何となく行けそうです。親木から出た仔も紺中通しがきましたので物になってくれそうです。その上に付いたアタリはどうでしょうか。このペースが毎年続いたら凄いことになりそうです。黄玉殿

  • 大江丸縞と大洞丸

    大江丸縞はあれから2年。帝芸と縞の美しい複合芸はここに来て崩れてしまいました。それでも20年ぐらいは続いてくれたかも。でも、同芸の仔は1本も取れませんでした。もっとも超古木のため仔そのものを生んでくれませんでしたが10数年ぶりにヒョッコリと仔が出てくれました。大洞丸はあれから1年。こちらもたぶん10年ぶりぐらいの仔出しです。こんな感じで古木に出るくらいですから普通の木には目白押し。大江丸縞は縞物ですから当然ながら青に近いのや派手な仔も良く出てきます。今までは次がなかなか出ないということで惜しむあまり大きくしていましたが今年は植え替えついでに見込み無さそうなのは小さいうちにポンポン欠いています。次がすぐ出てきますので~。そんなこんなで最上柄に出会う確率が増えそうです。大江丸縞と大洞丸

  • 神威

    あれから2ヶ月ちょっと。少し派手目で紺中通しのある木が生育面でも安心ですしきれいだと思っていたのですがこの木はどうやら天葉2枚で中透けに近くなってしまったようです。木勢を落とす前に親木と同芸の仔が出てくれないかなんて思っています。今の仔は真っ直ぐ中透けになってしまいそう。でも紺地が深いのでしばらくは大丈夫そうです。こちらはこの木が出た親木です。上から出た仔ですから親木サイズになるのも葉繰りも早いです。そしてさらにその上から仔が出てきました。さすがに100%というわけではなく花芽も付きます。こちらは素立ち歴が長い超古木。潜芽は全部使用済みで増やすには花芽予定位置から出すしかありませんが出れば葉数根数の多さはすべてプラスに作用しあっという間に仔を大きくしてくれます。こちらはまだ若木ですがダブルで出てくれました...神威

  • 建国宝冠

    ご無沙汰でした。暑い夏が去ったかと思ったら次は雨続きです。でも植え替え日和かも。さて建国宝冠はあれから2ヶ月。夏という事で天葉の柄が冴えてきました。全斑の建国宝のほうが天葉真っ白でインパクトはあるのですがこの柄も風情がありますし、また変化するのではという期待があったりします。という事で仔に付いたアタリですがこんな感じになっています。なかなか大きくなりませんが紺覆輪が途中で逃げずずっと続いてくれたらと思うばかりです。ところでアタリと言えば今年はあちこちの花芽予定位置から仔が出てくれました。この木は素立ち歴の長かった古木です。こちらも仔出しはしばらくぶり。たまたまではなく長年の実験と検証の結果この先毎年再現できるのが強みです。でもあまり増やしてもミズゴケがないし困ったものです。建国宝冠

  • ポータブル電源

    以前から気になっていましたが某アマゾンでセールとのことで買ってしまいました。外棚栽培ですと電気代はかかりませんがだんだん移動のための持ち運びが大変になって、夏も冬も蘭舎で栽培するようになると扇風機、換気扇、石油ファンヒーターなどに頼るようになります。快適な環境を作れるとはいえ電気におんぶにだっこ状態です。そこで困るのが停電やブレーカーが落ちた時など。復旧しても石油ファンヒーターや扇風機は止まったままですから再設定しに行くことになります。真冬や真夏に気付かないままでいたら致命傷になりかねません。そこで上の画像のポタ電。UPS(無停電電源装置)付きというところに引かれて買ってみました。そしてさっそく停電でも動き続けるのか実験です。とりあえず石油ファンヒーターは止まらずに動き続けました。しかし壁掛け扇風機は止ま...ポータブル電源

  • ノズル

    あれから10年。今は夏作用の棚を解体しましたが、一時風蘭棚が3か所になりましたので『きららミスト』を買い足しながら愛用し続けています。穴が0,2mmと極細ですからミストとまではいかないものの柔らかな水流が心地良さげです。ところが長所は短所にもなりうるもので穴が細かすぎるのか水道管のさびや細かいゴミなどを良く拾います。色々と掃除をしてみてもふさがった穴は開かず諦めて使っていました。まあ、穴は全部で1200個もありますから数十個潰れても・・・とはいうもののやはり水流は乱れますので気になります。そこで最近、クエン酸で洗えばきれいになると何かで見ましたのでさっそく実行してみることにしました。ヘッドだけ外してクエン酸液に漬け込み、洗い流したところビッカビカになりました。・・・のが、上の画像です。長年の悩みだった穴も...ノズル

  • 銀の鈴

    あれから1ヶ月。全体の生育量は活発なのでしょうが小さな親木に仔が付き過ぎといった感じでそれぞれの生育はそれなりです。でも、仔に新根が十分出てくれれば更に生育にも弾みがついてくれることと思います。一旦、新根の伸びは落ち着きましたがほどなく再開してくれることでしょう。この仔達も順調に推移すれば来年の今頃には入手した頃と同じサイズになっているかも。最初の頃は小さくて儚げでびくつきながらのお付き合いでしたがなかなかどうして強健で良く増えてくれる品種です。希望者に行きわたるのもそんなに遠い先ではないと思いますがそのちょっと前ぐらいまでは人気が続いてくれることでしょう。ところで4本目の仔はもしや真鶴芸かと焦りましたがちゃんと紺地はあるようです。まずはめでたしです。銀の鈴

  • 豆葉縞

    あれから1ヶ月。白深覆輪な仔の天葉は次の天葉が見えようかというほどの生長振りです。もしこれが素立ちだったら生育面でかなり厳しそうですが柄抜けの親木に育ててもらっていますから大安心。大船の乗った気持ちでなんの気苦労もなくすくすく育つ様子を見ていられるというものです。豆葉縞

  • 羆B

    あれから2ヶ月。力が漲っているのか天葉は若干のガシを伴う葉肉の厚い逆反り葉となりました。心配していたその次の葉の柄ですが半分は下の葉をトレースしたのか見えませんが反対側はきれいな中透けでまずは一安心です。下葉の柄はちょっと冴え過ぎかとも思うのですが葉肉は厚いし紺覆輪も深めですからまずは大丈夫かと思います。新根は今年もそこそこ出てストックはたっぷり。そろそろお仔様などの良いお知らせが出来ればよいのですが~羆B

  • 羆A

    あれから1作。その間の葉繰りは2枚とちょっとでした。しかも天葉は間延びというよりも作上がりしています。まだ小木でしたからキラキラとした柄までは冴えさせず、紫外線と赤外線をカットしたストレスフリーの環境に置き肥料や活力剤でご機嫌をうかがった結果かと思います。花芽は取り去りましたがその上の葉元に次の花芽の出来る頃になりました。木に力も付いてきたことですし果たしてそれが仔芽に変わるのか成果が待たれます。羆A

  • 五右衛門

    あれから1作。たった1年で驚くほど増えています。出た仔の数を数えきれないくらい。コリコリな姿のまま大株になったらさぞ楽しいことでしょう。でも、バカッ葉な仔も出てますね。時折見かける芸の抜けたような大きな木は別種かと思っていましたが本芸の木からも出るとは初めて知りました。この木から出る仔がまた本芸に戻るのか興味のある所ではあります。五右衛門

  • 黒太子

    あれから2週間。附けが山型なので天咲き花です。普通、豆葉の花は姿と比較して大きく見えややアンバランスかなと思っていましたがこれは極小花と言えます。姿は舞鶴より一回り大きいのに花は一回り小さいので姿に良くマッチしています。大株にして株いっぱいに咲いた姿を見たいものですがなかなか仔が出ないし花も10年に1度咲くかどうかといった厄介な品種です。とはいえ新たな仔は今のところ潰れずにいてくれているようです。黒太子

  • 錦麒麟

    ここ数十年、価格の急上昇なんてほとんど経験ありませんでしたから最近の一部の豆葉縞系の価格の急騰には戸惑っている方も多いのではと思います。いわゆる買い負け。日本に品物が無くなってから数少なったものを取り合いしても時すでに遅しといった感じです。この木はたしか昨年の今頃実幸園さんから譲っていただきましたが今となっては超お買い得価格だったかも。今まで手を出さなかった豆葉縞を初志から外れて買ったのはちょっと失敗だったかとも思いましたが遅ればせながらあればあったでなかなか良いものです。柄そのものはちょっと偏っていてそんなに良いものじゃありませんので出た仔に柄は見当たりませんがこちらの仔はちょっと期待できそう。入手した時のお値段のつもりでいますからたまにしか見ませんが今買ったとなれば毎日穴のあくほど見つめていそうです。錦麒麟

  • 至楽

    あれから9ヶ月。今年の冬越し2大失敗作が先日の清涼殿とこの木です。親木の中間の葉が2枚落ちてしまいました。この仔も生気がなく何れ枯れ落ちそう。どうせ休眠しているのですから冬越しの温度が2℃でも5℃でも大して違わないような気もしますし10℃以下にはしないという方もいますし何やらめんどい事です。やらかすとそれを教訓に気合は入るのですが良くなってくると油断するという行ったり来たりの繰り返しです。それでも気になって植え替えてみたら長い元気な泥根が1本出ていました。その泥根の出どころはこの木。そういえばボロい親木と比べやけにハツラツとしています。泥根も出たことですし分けてみたいのですが外したら親木がダメになりそう・・・。悩みどころではあります。至楽

  • 壁掛け扇風機考

    6年前、蘭舎に設置した扇風機が一台また一台と動きを止めています。通年連続稼働させていますので単に寿命かもしれませんが縦に置くものを横にして使っている影響がないとも言い切れません。そこで交換する際は普通の家庭用壁掛け扇風機にしてみました。選んだのは湿度の高い蘭舎で8年通年連続稼働していてまだ現役なこのメーカーの製品です。別に他のメーカーでも良いのですが通年連続稼働させますので電気代が安いといわれるDCモーター付きは当然として、自動オフなる余計なお世話機能の付いてないことが必須条件となります。以前、他のメーカーのものを4台購入したら10時間で勝手に止まり室内ならまだしも蘭舎では使い物になりませんでした。こんな機能持ちの機種は意外に多く存在しますので買う前に良く調べましょう。話は戻ってたまたま買ったKI-DC3...壁掛け扇風機考

  • 建国宝冠

    あれから9ヶ月。といっても何鉢か棚にありますのでこれは別の木のようです。ところでいつもは夏の柄の冴え始めた時期などに紹介するのですが先日の建国宝にように柄は冴えなくても新根のきれいな時期という事でしてみました。それでも四国並みの加温が功を奏したのか今の時期でもそこはかとなく柄が見えています。今の時期でこれぐらいなら夏はもっときれいな冴えを見せてくれるかもしれません。と、それはさておき今年は仔出しが活況です。こんな出方をする木があちこちに見られますから数年後には恐ろしいことになりそう。昨年までの3年間ぐらいは薄い液肥と木酢しか与えておらず見るべき成果は何もありませんでした。今年からは各種活力剤を与えていましてそれの効果があったという事でしょう。ただし、各種ですから何が効いているのかは不明です。建国宝冠

  • 朝鮮鉄の縞

    あれから8ヶ月。本来仔出しの良い品種ですし空き家は売るほどあるという事で早速仔が顔を覗かせています。こちらは柄抜けのようですがこっちには素敵な柄が入っているようです。拡大してみてもなかなか楽しみな柄のようです。もう一個の仔の柄は果たしてどうでしょうか。親木が半柄状になってテンション下がり気味ですがなかなかどうしてまだまだ楽しめる木ではあります。朝鮮鉄の縞

  • 神威

    あれから2ヶ月。今までは何とか三光中斑っぽく推移していたのですがとうとう天葉で完全中透けの神威の光になってしまいました。見ている分にはきれいなのですが短くて伸びない白根ばかりになってしまうと急速に木勢が衰えてしまうんですよね。まあ、元々樹勢の強い品種ですから急にそうなるという事はないのですがそれまでにせいぜい良い仔に恵まれたいとは思います。樹勢が強いといえばこの木を取った親木ですがそれから出た仔が凄すぎます。普通はかわいらしい葉が何枚が出た後、ようやく長い葉が出てくるものですがこの仔はいきなり親木サイズになろうとしています。上の方から出た仔ならではというところでしょうか。この調子でどんどん増えてほしいものです。神威

  • 美香登覆輪

    あれから3年と7ヶ月。久し振りに手に取って見たらずいぶん見違えていました。そこで思わず植え替えて撮影です。ずいぶんと仔が出てにぎやかですがよく見るとまともな柄は以前と変わらず親仔2本のみ。以前から派手な仔は剪定しながら育てていましたが眺めてみると結構綺麗なので今回は根負けしそうです。美香登覆輪

  • 建国殿№1

    あれから1年2ヵ月。小さな葉姿なのに2枚も葉繰りし、しかも作上がりしています。更に仔も成長を始めました。ただ、いくら見てもまだ柄はないようです。それにしても極小木からよくぞ復活を遂げてくれました。今年は3年ぶりに各種活力剤を与えて気持ち肥培もしていますので更に大きく育ってくれそう。ところでまた懲りずにヤフオクに出品させていただきました。見ていただければ嬉しいです。建国殿№1

  • 雷虫

    あれから2年と9ヶ月。その間、せっかくの柄を絶えさせないよう丹精してきました。が、親木は柄が逃げたうえに芯痛。青の仔を3本外し更に親木に3本仔が付きましたがこちらも柄抜けのようです。外した柄抜けの仔ですが割と姿の良いのが救いではあります。それにしてもやり切った感はあるもののずいぶんと嫌われてしまいました。雷虫

  • 黒太子

    あれから7ヵ月。葉は長短出すものの筬が詰まっているせいか意外に姿の乱れはないようです。それはさておき頂いてから10年以上経ちますが初めて花が咲きそうです。普通の豆葉型の花かと思いますが開花がちょっぴり楽しみです。でも咲かせたせいでアタリが潰れたりはしないでしょうね。と、ついでに写っていた芯痛の仔に新たな天葉が見えていました。てっきりダメと諦めていましたので嬉しいです。黒太子

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