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インディアンサマー  普通の人生 http://n770019.blog.fc2.com/

偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。

元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。

偏哲
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2017/09/17

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  • 星より密かに雨より優しく

    田中亜以子著「男たち/女たちの恋愛」読了。昭和歌謡をテレビで見ていると古さより懐かしさを感じる。自分も歳を取ったということなのだろう。今の若者に流行の歌などには殆どついていけないが、それでもいい曲だと思うものもある。流行の歌も多様化したので歳を取った人間の感性に響くものもあるのだろう。新しい時代も悪いばかりでもない。ついていけないほうが悪いのである。今から考えると国民誰もが知っている歌があったとい...

  • 懊悩・煩悶老人

    田中亜以子著「男たち/女たちの恋愛」読み進む。恋愛などとは無縁な歳になったが、若者や社会の恋愛観の変遷を分析した書物も面白いと感じた。自己実現を目指しながらも、女性を対等とする考えがなく男を慰める役割しか与えていなかった明治の恋愛観はやがて自己実現の恋愛といいながら、自由恋愛という意味しかもたなくなる。真の自己実現は男にとっての公的生活と矛盾のない範囲に狭められたのである。女も男も働く現在でも男と...

  • ベースアップより定期昇給を!

    田中亜以子著「男たち/女たちの恋愛」半ばまで読む。1995年の日経連の「新時代の日本的経営」が長期蓄積能力活用型、高度専門能力活用型、雇用柔軟型の雇用ポートフォリオを示してから、正規雇用社員の割合は減少してきた。特に女性は半分以上が雇用柔軟化型の非正規雇用社員である。今では行政までも非正規雇用を積極的に活用している。今年はインフレーションのためベースアップを含む賃金の底上げが上場企業を中心に図られ...

  • 情報偏食者(ユニボア)

    田中亜以子著「男たち/女たちの恋愛」読み進む。今日は一日アルバイトであった。6時間とはいえ仕事をしていると長く感じる。昨日ジムの見学に付き合い行ってきたが昼間のジムはほぼ老人ばかりである。老男老女がジムで汗を流す姿を見るとこの国の老人は恵まれており、悲観的なことばかりの世の中でもないと思えてくる。接する情報により考えが違ってくるというのはこういうことなのだろう。決して安いとは言えないジムの会費を払...

  • 死後を他人に託す

    令和3年度に自治体が葬祭費を負担した件数が49千件に及んだそうである。死後の始末を託せる身寄りのない人が増えているのだろう。孤独死の件数も4千件近くあったようだ。死亡者数が145万人だそうだから多くても1%にもならないが、社会の変化をうかがわせる数字である。自分の死後の後始末くらい自分でつけたいものだが、諸々の事情でそうもいかない場合があるのだろう。死後を託す方法として死後事務委任契約がある。予め...

  • 人生最高の瞬間

    田中亜以子著「男たち/女たちの恋愛」読み進む。長く生きていると人生最高の瞬間などというものはなかなか思い浮かばないものである。言語化すればそう思うようになるのかもしれないが、良く考えれば思い違いであることが多い。我々は瞬間瞬間の時間の連続で生きているわけではなく、言わば、シームレスな時間の中に生きていることも最高の瞬間が思い馬ばない理由かもしれない。希望の大学に入学できたことは幸せで、合格の分かっ...

  • 悪い遊び

    昨日戦後新潟女性労働史の講座の資料とするためある本を司書の方に探してもらったのだが、記憶が曖昧なためなかなか見つからなかった。結局最初に出してもらった本の中に資料が含まれていたのだが、見方が悪いせいで見落としていたのだ。迷惑をおかけしたが、おかげで他に参考となる資料が見つかった。怪我の功名である。株式総会もネットで視聴したが、業績も悪くないようなので株価も値上がりする気がして配当の少ないのは我慢す...

  • 平凡な人間の残日録

    田中亜以子著「男たち/女たちの恋愛」読み始める。残日録とは死ぬまでの残りの日を数えるの意味ではなく、日残リテ昏ルルニ未ダ遠シということだそうだが、沈もうとしている太陽、入り日という残日の意味からするとやはり、人生の終わりを迎えるという感慨から離れがたいものがある。このブログも続けば残日の記録になるのがろうが、そんな意図はない。ただ徒然に人生の小春日和とでもいうべき日々の想いを書いているのみである。...

  • やがて悲しき株式総会

    竹中恵美子著「戦後女子労働史論」を再読し、戦後新潟女性労働史」の構想を考えた。再読というより再々読なのだが、歳のせいか記憶にとどまっていない。たった2時間の講座なので機微に入り込んだ解説はできないので、大枠と特異な時代ごとの現象を提示して理解を得たい。株主総会に出たいために持っているような株もあるが、今年初めての株主総会が明日開催される。もちろん会場にはいけないのでリモートでの参加である。議決権の...

  • 身の引きどころの判断難しさ

    今日は一日仕事で読書進まず。夜、行政の会議の後打ち上げを行った。出席者がそれぞれ人生遍歴を簡単に語ったが、人生それぞれである。女性4人の中の男一人であるため多少肩身の狭い思いもするかと思ったが、気持ちよく飲めた。1時間ほどの時間も丁度よかっただろうか。ビール二杯で、これ以上飲むと酔っぱらうところだが、家庭をもつ女性ばかりだったため、長い飲み会にはならない。私以外は定食にお酒一杯であった。一人で話過...

  • 情報格差と資産格差

    下重暁子著「老人をなめるな」読了。今日は新聞のコピーで一日を終えた。3時間もあれば終わると思っていたが、5時間もかかってしまった。戦争直後は紙不足もあり、紙面は10ページもなかったが、昭和40年ともなると20ページを超えるためは半年分のコピーでも5時間以上必要になる。これからほぼ10年ごとに現在までの新聞の必要箇所をコピーするつもりであるが、どれくらい時間がかかるのか予想もつかない。ごく最近の新聞...

  • 老人をなめるな?

    井野隆一著「戦後日本農業史」読了。下重暁子著「老人をなめるな」読み始める。老人をなめるなといっても、いつか通ってきた道のような気もするが、なめられて気持ちのよいものではない。歳を取るごとに精神能力が衰えていくのは自分のことはよく分からないが、自分より年上の人を見ていると理解できる。いずれは自分もそうなるのだろうと頭では理解しても、やはり付き合うのが面倒になったり、敬遠したいと思うこともある。よくで...

  • 役者という病

    竹中恵美子著「戦後女性労働史論」濱口桂一郎著「働く女子の運命」読み直す。今日偶然に「老いてなお・花となる」という織本順吉氏を撮ったドキュメンタリーを見た。88歳から亡くなる92歳までの4年にわたるドキュメントである。棺とともに焼かれるまでカメラを回しているのだから死に至る人間ドラマでもある。演じている部分もあるのではないかと思ったが、人間役者に限らず少なからず自分というものを演じているのだろう。流石...

  • デープな昭和のお話

    今日は読書は一日お休み。ついでにブログもお休みするところだったが、深夜0時過ぎではあるが、一応書くことにした。今日の晩御飯はクリームシチューだった。100円もしないシチューの素を買ってきて作ったのだが、製造会社は大丈夫なのだろうかと思うほど今時にしては安い。味はそれなりであるが、当然という気がする。まだ半分素が残っているので、使い切らなければならない。一緒にカレーの素も買ってきたのだが、カレーの味...

  • 梅の花女の如き強さかな

    桜花散りて知りぬる挽歌かな下重暁子著「夫婦という他人」読了。べランの日向で読書をしていると昔のことを思いだした。まだ軒下にも山にも雪が積もっているのに日差しだけは強い屋根のトタンに敷いた布団は暖かく気持ちよかった。子どものころの幸福の記憶である。あれから50年余、既に魚沼から離れ半世紀以上である。山のこぶしが咲き、萌黄色の木の葉が山を覆うころの想い出も遠い。母は逝き、やがて自分も逝くという予感の中で...

  • 金の切れ目が命の切れ目

    井野隆一著「戦後日本農業史」下重暁子著「夫婦という他人」読み進む。毎週BSの番組「マネーの学び」を見ているし、モーサテも録画で真剣にではないが見ている。少しは金融知識も付いてきたのではないかと思うが、会社四季報さえ読んだことはないので投資をやっているなどとは大きな声では言えない。日経平均が3万円になったら一旦手仕舞いしようかなどと思っていたが、2万8千円で売るべきだったと後悔している。今度2万8千円...

  • 変わる社会と変わらぬ周囲

    井野隆一著「戦後日本農業史」残り1章のみ。今日は午前はボランティア、午後からは行政の会議であった。ボランティアが長引き午後の会議に遅刻しそうになったが、30秒前でセーフだった。駐車場に止める余裕がなかったので近くの事業場に止めさせていただいたが、こんど限りにしたい。目指せ女性管理職というテーマで講座を企画したのだが、今日は参加者の感想文を見る機会があった。感想文の中に、働きながら感じている社会の変...

  • 花もいのち、猫もいのち

    井野隆一著「戦後日本農業史」読み進むもり。今日は6時間のアルバイトの日であった。行政の申請手続きの相談窓口の対応の仕事である。賃金の低い新潟県では時給千6百円は悪くないかもしれないが専門職としては少し安い気もする。昨日は新聞のコピーの写真を撮ってパワーポイントの画面に貼り付ける作業をやったが、新聞コピーを綴じたまま写真をとったので歪んでいる。見出しはともかく記事は読めないのでどうでもいいかと思った...

  • 一周回ってカッコいい仕事?

    井野隆一著「戦後日本農業史」第2章まで読み終える。宮澤優著「集団就職」写真のみ利用させてもらうつもり。パワーポイントにエクセルのグラフなどをコピーして戦後新潟女性労働史講座の資料を作ってみた。新聞の記事も補助資料として使うつもりだが、鮮明でないので手書きで書き直すことにした。資料を作ってみるとイメージが具体的になり、あれも必要などと思えてくる。集団就職は農家の子弟などが集団で汽車などで就職先に向か...

  • 梅の花ウヰスキーでの宴かな

    井野隆一著「戦後日本農業史」読み進む。資料とするため、宮澤優著「集団就職」など借りてくる。庭の梅の花が満開である。暖かい地方より2月遅れの開花であった。梅の花を見ながら安いウヰスキーを飲んでいるという図を歌にした。ようやく2句できたが、来週までにあと3句作らなければならない。去年は図書館の裏庭でビールで一人花見をしたが、今年はサークルの花見に参加することにした。8日の予定であるが、晴れてくれればい...

  • 女性なくして成長なし

    井野隆一著「戦後日本農業史」読み進む。今や労働者の4割は女性であるが、フルで働いている人は少数派である。もし労働者の5割が女性となり、フルで働けば机上の計算だが、GDP600億円にはすぐ届くはずである。GDPを高めて自分の老後の年金の安泰を図ろうというのではないが、成長の近道は生産性を上げることではなく女性の労働力率を高めることである。女性の労働力人口は約3000万人だそうだが、その半分以上は非正規労働...

  • 団塊世代の花道

    今日は一日仕事で読書進まず。明日も午後から野暮用がある。今日は昭和25年生まれの人と一日ご一緒し、夜も段階世代の人、それに近い人とサークルで顔を合わせた。若い人からすれば団塊世代も昭和29年生まれの小生も同じようなものだろうが、70歳代と手前では少し違いがあるようにも感じている。団塊世代というと学生運動を思い浮かべる人もいて革新的な人が多いというイメージを持たれる人もいるだろうが、大学進学者はまだ...

  • サツマイモ美味し

    ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」読了。今日は午前は行政関係の説明会、午後には審議会の委員の面接に行ってきた。現役を退くと好きなことを言っていられるのがよい。立場が違うとものの考え方も違ってくるのは仕方がないが、現役の人の立場も考えた言動もしなくてはいけないとも思った次第である。帰ってきたらレンジでサツマイモを焼いていたので半分くれと頼んだら後で半分持ってきてくれた。もう一本あるので自分...

  • 待てば海路の日和ありと言うが日頃の行いも大事

    岩崎日出俊著「60からでも間に合う人生100年時代の正しい資産づくり」読了。ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」読み進まず。ここ3週間ほどは忙しい。週に一度しか何もやることがない日がない。土日を含まないのだから現役の人から見ればいい身分だと思われるかもしれないが、誰でもいつかはそういう日が来る。心待ちにしてもらってもいい。体力が衰えたせいかフルに活動をするのは辛いので週2日の休みが欲しい。...

  • 我儘は美徳である

    保坂隆著「毎日が楽しくなる。老後のトキメキ術」読了。ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」読み進む。昨日から戦後にいがた女性労働史講座のパワーポイント資料を作り始めた。アウトラインの画像は出来たので後は細部作りと、ノートを書けばいい。戦後を混乱・復興期、高度経済成長期、経済安定成長期、経済停滞期と経済史の区分に合わせて構成することにした。労働は経済行為なので経済の在り方と不可分であることと、...

  • 楽しみは春の桜に秋の月、夫婦仲良く三度食う飯

    ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」読み進むつもり。割れ鍋に綴じ蓋というが、長年連れ添っていると夫婦とは似てくるものだろう。数十年に及ぶ共同生活が共通の心情や処せ術や習慣を形つくり似たもの夫婦と思わせるのかもしれない。三度の飯を食うのを楽しみと思えるのは幸せなことだろう。夫婦の考えることは必ずしも同じではないが、相手が何を考えているくらい察しがつくようになるのが熟年夫婦というものかもしれな...

  • 65歳からでも間に合う人生100時代の資産づくり

    ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」読み進む。今日は花夢里という花卉の直売所に行って花を買ってきた。色とりどりの花が置いてあり、気分転換と目の保養になった。安い花ばかり買ってきたが、宿根を選んだので早速庭に植えることにする。沈丁花の花付きの苗は暫く書斎において花が終わってから植えることにしよう。閑話休題65歳からでも間に合う資産つくりというのは働けなくなるまで働けばということらしい。65歳...

  • 老後のトキメキ術

    ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」井野隆一著「戦後日本農業史」など読み進む。今日は午前中は何もせず過ごし、午後から図書館に新聞のコピーをしにいってきた。昭和35年の新聞を必要な記事だけコピーしてきたのだだが、丁度家庭電化製品の普及の時期で、岩戸景気という好景気の時期でもあったようである。農家の分解が進行しつつあったというが、私の田舎ではまだ感じられなかった。この年は新潟でもパート労働専門...

  • 想い出スパイス

    ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」読み進むつもり。記憶力には自信がない。海外旅行の記憶など殆ど忘れてしまい何のために行ったのかと呆れられる始末である。グジグジと失敗の記憶などを頭でリフレインする質であるが、記憶が三日と持たないので悪いことばかりではない。人格というのは、様々な記憶が混ざり合って形成されるものだと思うが、浅薄な性格なのは記憶が古層として残らないためだろうかなどとも思う。幸せ...

  • ハッピーリタイアメント

    澤田季江著「ジェンダー視点で学ぶ女性史」読了。人によっては人生で一番幸福と思える時期を現役時代という人もいるだろう。確かに先に期待や希望があり、社会的地位もある一番輝いている時期かもしれない。今が一番幸せなどという定年後の人間はどこか社会に適応できなかったか、活躍できなかった人なのかもしれない。自分も現役時代病気を患い思うように仕事をし、自分の能力を充分に発揮できたと思えなかったためか今が人生で一...

  • 人生後半はお金と健康が全て?

    澤田季江著「ジェンダー視点で学ぶ女性史」ソニア・O・ローズ著「ジェンダー史とは何か」など借りてくる。今日は久しぶりに外食をした。外出ついでに蒲原神社に梅の花を見てきたが、少し早かったようである。テレビマンが学校の桜を撮影しているのに出くわしたが、夕方に放送されていた。二社が来ていたようだが、花が数輪咲いていたようだ。ソメイヨシノは4月5日ころの開花の予定であるという。人生後半はお金と健康が全てとい...

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