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インディアンサマー  普通の人生 http://n770019.blog.fc2.com/

偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。

元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。

偏哲
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2017/09/17

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  • 様々な人生

    午後から「ドキュメント72時間」年末スペシャルを見た。年の瀬に別にやることがあったのだが、明日以降に先送りになりそうだ。テーマソング「川べりの家」もいい。今年放送されたものから10作品が選ばれていたが、どれも記憶に残っていた。楽器店の3日を映した「私が楽器を吹く理由」が人気一位ということだが、以外な気がした。もっとドラマチックなものもあったが、この作品が選ばれたのは何故だろうかと考えてみた。音楽と...

  • 2028年のアナザーワールド

    テレビで公然と貧民などという言葉を使う番組を見ていたが、おふざけでもそういう言葉を弄ぶのはどういうものか。テレビもそこまで落ちたということなのだろうかなどと思うが、視聴者を敵に回してしまうのではないか。実質世界1の経済大国は中国であるが、2028年には名目でも世界1になるという。まさに第二次世界大戦後の世界のアナザーワールドの出現ではないかと思うのだが、予想されていたこととはいえ衝撃的である。残す...

  • アニマルウェルフェア(動物福祉)

    サークルの宿題がなかなか進まない。年末のテレビの特集で「私の家政婦ナギサさん」が二日に渡って放送され二回とも見ているから尚更進まない。アニマルウェルフェアを巡って贈収賄がおきたという。確かに鶏を狭いケージに入れて飼うのは鶏からすれば虐待だろう。鶏に限らず、豚も牛も日本の飼育環境では虐待に近いのかもしれない。鶏も豚も牛も屠殺される運命にあるのだが、現代人の感覚では屠殺するのも苦しませることなくすると...

  • 分断は日本にないのか

    「高卒女性の12年」読了。今日も一日無為に過ごしたような気がする。日本には分断はないという主張と分断が深まっているという主張がある。社会構成員の地位や所得の差は何時の時代にもあったのであり、格差や分断と言っても何時の時代との比較で言うのかで結論も違ってくる。戦前に比べれば現在は格差や分断のない社会だろうし、高度経済成長後の安定成長時代に比べれば格差や分断のある時代だと言えよう。社会で高度なスキルが...

  • ポツンと一軒家に思う

    今日は午後から行政書士会の相談会に図書館に行ってきた。大抵の相談日には予約が入っているのだが、今日は予約はなかった。飛込もある可能性もあるため出向いたのだが、結果相談は0だった。こういう日もあるのだろう。新聞を読むと過疎地域に適用する新法の概要がまとまったという小さな記事があった。「過疎地域の持続的発展の支援に関する法律」という名称だそうだが、新法ができるたびに法律の名称が勇ましくなっているような...

  • メガネの曇り

    最近寒くなったせいでマスクをして外にでるとメガネが曇る。ネットで検索してみると多くの記事が見られるので皆さんお困りのようだが、マスクを外すわけにもいかない。メガネが曇ると視界が遮られて何も見えなくなるが、メガネが曇るには別の意味があるようだ。メガネに適う、メガネが狂うという言葉があるが、メガネが曇るは、鑑識眼が狂っていることの例えに使う人いる。メガネが人や物を見ることの例えに使われるのは我々が人や...

  • 静かな革命

    変化には目に見えるものと目に見えないものがある。万物も万事も確実に変化しているのだが、気づかないことの方が多い。変化はある閾値を超えると誰にでも見える場合と静かに確実に継続し気づいたら変わっていたというようなものがる。革命は前者だし、地球温暖は後者かもしれない。社会の変化も確実に進行するが、社会に生きている人に自覚されないものも多い。インターネットやスマホの普及は誰にでも自明であろうが、男女平等な...

  • 老人の夢

    夜見る夢なら今でもあるが、将来の夢というようなものは思い浮かばない。60歳頃まで政策秘書試験を受け続けたが、議員秘書になるという目標があったわけではない。自分の力試しという意味の方が大きくて現実を考えたら公務員を続けるという選択肢しかなかった。公務員試験のような内容に疑問を持つようになり、受けることをやめたが少しは自分のためになったとは思っている。朝早く起きて勉強し、夜も遅くまで起きていて机に向か...

  • 世の中捨てたものではない

    本四冊を併読しているが、進みが早いものとなかなか読み進めないもの出てくる。2冊が半ばまで読み進んだあと手つかずになっている。無理して読む必要はないのだが、何故か読み終えないとすっきりした気分になれない。年末年始は3週間貸出し期間であるため、まだ残り2週間あるが、読み終わらない予感がする。読んでいくにつれて何かが得られたという実感のあるものと読むことが無意味に感じられるような本がある。学問の成果を学...

  • 老兵は死なずただ消えゆくのみ

    今から50年まえというと昭和45年らしい。50年で大学数も大学生の数もほぼ倍増したという。最近学生と接してもどの程度のレベルの子なのかよく分からない。18歳人口は50年前の195万人から令和2年には117万人に減少したが、進学率は男子で倍増し、女子では何倍にもなっている。身近に接しているのは公立大の学生であるので私学出身者としてはある程度のレベルの子たちだと思っていたが、そういうわけでもないようで...

  • 人生論とは

    どう生きようとしても自由だが、自由に生きられるわけではない。曾野綾子氏んお「流される美学」を読むと生き方に確たる信念があるでもない小生は納得させられそうになる。作家の人生論なのであるが、人生についての考えは人の数だけ存在するもので、本に書いてあることに全て同意できるわけでもない。人生論は論じる者の個性や人生が必ず反映されるが、この本にも曽野綾子という人生や個性は色濃く反映されている。人生は努力75...

  • 60代は楽しい

    今日は一日何をやった日でもなかった。唯一ジェーン・スーの「わたしがオバさんになったよ」を読了。それと認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)の「全国女性史交流のつどい」にZOOM参加を申し込んだ。ジェーン・スーさんについては何も知らなかったがラジオのパーソナリティや物書きを生業にしている人のようだ。8人のゲストとの対談集だが、失礼ながら以外に面白い。現在はどうか知らぬが専業主夫と同居し...

  • 大雪による通行止めが母子家庭に福をもたらす

    今日は久しぶりにイタリアンレストランで外食したが、その店に行ったのは9月以来だということのようだった。その後フードバンクの母子家庭への食糧配布会に様子を見にいったら結局5時近くまでお手伝いすることになった。買い物袋持参で来られているのだが配布食糧が多くて持ちきれないので小生は会場外までも持ち出す手伝いをした。廊下に台車が用意してあり車には台車で運ぶのだが、会場内は手で持って移動しなくてはならないの...

  • 男のおしゃべり女のおしゃべり

    ブログもひとりしゃべりの部類だと思うと批評する気も引けるがあえて書くことにした。男がおしゃべりな時は、話を聞いてほしい、沈黙を避けたい、親しくなりたい、思ったことを口にしたい、寂しい、不安、やましいなどの理由があるようだが、それは男女共通の心理かもしれない。自己顕示欲が強い男、社交的な男はおしゃべりだというが、自己顕示欲からのおしゃべりには閉口する。自分の話に酔っていたり、長い話ができることが能力...

  • ワーカーズコレクティブ

    ワーカーズコレクティブという言葉は目にしたことはあるが、意味はよく分っていなかった。働く者の組合ということであるが、ロバート・オーエンなどの思想の流れの運動だろうか。空想的社会主義といわれたものに労働者の協同体社会の構想があったようにも思う。今日の新聞に労働者協同組合法が成立したことが載っており、解説があったが、この法律がワーカーズコレクティブを制度化したものだという。現在実質的なワーカーズコレク...

  • 寒波の夜はストーブで温もろう

    今月の初め石油ストーブを使い始めた頃には火がついているのかも分らないほどの熱量であったが、近日の冷え込みでは音を立てて灯油の燃えているのを背中で感じられる。ストーブの温もりがひとしおである。昨日悪戦苦闘して年賀状の宛名印刷を行ったが、やってみれば二度と下手な自分の字で宛名など書くまいという気になる。なんで今までパソコンで宛名書きをしなかったのか思い出せないが早くやっておくべきだった。年賀状に添える...

  • 日本の絶対的貧困

    相対的貧困は所得額が分散している以上なくならないという人がいたが、分散の程度が小さければ所得の中央値の2分の1という相対的貧困の定義からすれば根絶は可能なはずである。ある資料によると日本の絶対的貧困率は明治初期には80%近くであったが、以後安定的に削減が続き20世紀初期には50%程度になり、戦後間もなくのころには20%を切っている。生活保護保護受給者を絶対的貧困者と考えると現在では絶対的貧困率は2...

  • 温暖化対策と社会のイノベーション

    デジタル産業で米中に水をあけられ世界に通用するサービスを持たない日本である。日本でGAFAのような企業が現れない理由には諸説があるが、技術で負けていたのではないようだ。技術を産業化する社会的な諸力において日本は不適合であったということである。社会的イノベーションを生む力が日本社会に欠けているということだろう。2050年の温室効果ガス排出実質ゼロに向けての政府の方針が決まり新技術の開発が推進されるよ...

  • コロナ禍の子どもの貧困

    最近子どもの貧困に関する本を何冊か読んだ。今日の子どもの貧困の関する講座が決まったこともきっかけである。今日の講座は一般市民向けであったの深い話は聞けなかったがそれでも参考になることはあった。講座に来る人は貧困とは無縁の人達なので相対的貧困の説明から始まったのだが、新潟市のこどものいる世帯収入の分布や一人親世帯の貧困の具体的状況など初めて知ることだった。新潟市の平成29年の調査では一人親世帯で必要...

  • 明けない夜もある

    「移民の経済学」「経済財政白書」読了。「学歴の階層差はなぜ生まれるのか」、「ジェンダーと歴史学」半ばまで読み進む人生楽ありゃ苦もあるというが、人によって楽と苦の分量は異なる。楽な一生を送る人もいれば苦ばかりと思われる人もいるだろう。小生も実際楽よりも苦の多い人生だと思われているかもしれない。世の中にはもっと不幸な人がいると言ったところで当人の慰めになる訳でもないが、実際不幸のどん底と思われるような...

  • 何を考えて生きてきたのだろう

    今日あるところで若い人を紹介された。大学の教師のようだが身分は聞かなかった。東京の大学で研究していたというが、その研究機関は前に意外な大学にあるなと思ったことがあるが、忘れていてとんちんかんなことを聞いてしまった。大学の教師でも30歳程度であれば専門の分野を除けば知識も経験も歳を重ねただけ当方に分があるかとも思い、丁重な態度を取らなかったが、人生長くいきていればよいというものでもなかろう。長く生き...

  • 学歴トラッキング

    相対的貧困の問題が社会で認識されるようになって久しいが解決は一向に進まないようである。子どもの貧困は連鎖を招くとされるが、社会的地位や経済力、学歴なども親から子へと受け継がれ連鎖し、貧困でなくても階層が固定して行くというのが昔からの問題意識であった。戦後農村から都市への人口移動があったため日本社会には階層的流動性があると思われてきたふしがあり、当事者の主観的判断でも都市に移動し階層の上層移動を果た...

  • 猫の俳句

    年賀状に添える短歌か俳句をネットで探してみたがピンとくるのもがなかったので駅前のジュンク堂書店に行ってみた。久しぶりに書棚の中を歩いたら本の多さに圧倒されるような気がしたが、都会の本屋にしたらたいして大型書店というわけではないだろう。若い頃には東京の書店まで本を買いにいったが、ビルの何階かが書店フロアーで占められていた。立ち読み前提で行ったが全く買う気がなかったわけでもないし、このまえ今年の経済財...

  • 移民の経済学

    移民の定義に確たるものはないが、国際移住機関によると「本人の法的地位や移動の自発性、理由、滞在期間に関わらず、本来の居住地を離れて、国境を越えるか、1国内で移動している、または移動したあらゆる人」だという。この定義による日本の移民数は250万人だそうだ。外国人労働者は2019年で165万人になったが、その倍の数字である。移民は日常風景の中で当たり前に見るようになったが、日本政府が移民政策を否定して...

  • 老人力について考える

    老人力とは老人の能力低下に対する諧謔から生まれて言葉のようである。赤瀬川源平氏の著書を読むまではもっと肯定的な言葉だと思っていた。妻に仕事をやめたい、ついては妻の年金が出るまで家計の赤字を補填してくれと言ったら家計を委ねろという。仕事を本当にやめるかはおいおい考えるにしろ小遣制になるようだ。生涯現役などという気はないので仕事の止め時を考えなくてはならないがどう生きたらいいのか考えたら老人力で生きて...

  • 世に小説の種は尽きまじ

    最近小説は読まない。今日の新聞の小説の広告を見て世に小説の種が尽きないことに感心した。小説を批判するわけではない。小生も若い頃小説を読んで世界が広がった思いもした。オトナが小説を読むのは大抵娯楽のためだろうが、小生とて何のためにもならないブログを書いている。人間は生まれた以上欲望を充足させながら生きて死ぬしかない。他の動物と本質的に変わりがあるわけではないが、資本主義社会は常に消費し生産し続けなけ...

  • コロナ禍や昭和は遠くなりにけり

    新型コロナウイルスの蔓延はグローバル時代の産物で昭和の時代だったらこうも早く全世界で流行することもなかっただろう。グローバル化は大航海時代に始まり大英帝国の時代に既に本格化していたという説があるが、当時は植民地や国家間の貿易関係やエリートの移動はあっても誰もが世界的に移動する現在とは規模の面でも範囲の面でも比較にならないものであった。日本人出国者が1000万人を超えたのが平成2年で近年は倍の2千万...

  • うまそうな雪がふうわりふわりかな

    もう少しで雪の季節になる。年賀状に添える歌を選ぼうと短歌を読んでみたが、何故かしっくりこない。昔は胸に迫る短歌があって年賀状に添えて出していたのだが、ここ数年は俳句にしている。去年は千代女の俳句にした。短歌は読んでみると31文字でも長く意味が読み解きにくい気がする。書かれている風景や心情がスッと頭に入ってもこない。老化による知的能力の衰えなのか、重たい内容が歳を重ねると避けたくなるためかは分からな...

  • 日本経済変革のラストチャンスというが

    経済財政白書は昭和22年から発行されている伝統ある白書であるが、発行官庁は経済安定本部、から経済審議庁、経済企画庁、内閣府と変遷している。白書には副題がつけられるのが慣例でそれを辿ると日本の経済状況が見えてくる。名称も経済白書から内閣府の設立により経済財政白書となっている。「もはや戦後ではない」のフレーズで有名な1956年の経済白書の副題は「日本経済の成長と近代化」であった。官庁の作成するものなの...

  • 専業主婦幻想

    「女たちの保守運動」読了。保守運動を取り上げるのは女性の権利伸長とは一見矛盾するような性別役割分担を彼女たちが主張しているのが、フェミニズムの立場から奇異に見えるためだろうが、当の女性たちにしてみれば心外だろう。女性が保守運動をすることは男の保守運動があることから当然のように思えるが、女性の側から見ると理解できないということになるのかも知れない。男女共同参画基本法を受けた条例の制定に保守運動は反対...

  • 人は何時まで働くべきか

    アルバイトの仕事が12月いっぱいで終わるが、どうしようかと迷っている。収入はあるほうがないよりいいが、無理して働きたくない。何時まで働くかは自分で決めればいいのだろうが、基準とするものがない。あの人は67歳まで働いたから自分もとはいかない。それぞれ事情が異なっているのだ。自分の時間を潰しても金のために働きたいとは思わない。もう少し働けば海外旅行もできるが、そのためには自由な時間を潰さなくてはならな...

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