厚生省編「昭和37年厚生白書」読み進む。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」は購入してしまったせいか読めないでいる。森永卓郎氏が原発不明癌終末期と宣告されているようだ。何の癌だか分からないが、終末期なのだそうだ。生に未練はないというが、66歳で逝くのは少し早すぎる。自分だったらどうだかと思うが、案外自分も生に執着はない。ただ女性史でやり残すことがあれば少し残念である。森永氏も後何年か生きたいと思...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
午後から「ドキュメント72時間」年末スペシャルを見た。年の瀬に別にやることがあったのだが、明日以降に先送りになりそうだ。テーマソング「川べりの家」もいい。今年放送されたものから10作品が選ばれていたが、どれも記憶に残っていた。楽器店の3日を映した「私が楽器を吹く理由」が人気一位ということだが、以外な気がした。もっとドラマチックなものもあったが、この作品が選ばれたのは何故だろうかと考えてみた。音楽と...
テレビで公然と貧民などという言葉を使う番組を見ていたが、おふざけでもそういう言葉を弄ぶのはどういうものか。テレビもそこまで落ちたということなのだろうかなどと思うが、視聴者を敵に回してしまうのではないか。実質世界1の経済大国は中国であるが、2028年には名目でも世界1になるという。まさに第二次世界大戦後の世界のアナザーワールドの出現ではないかと思うのだが、予想されていたこととはいえ衝撃的である。残す...
サークルの宿題がなかなか進まない。年末のテレビの特集で「私の家政婦ナギサさん」が二日に渡って放送され二回とも見ているから尚更進まない。アニマルウェルフェアを巡って贈収賄がおきたという。確かに鶏を狭いケージに入れて飼うのは鶏からすれば虐待だろう。鶏に限らず、豚も牛も日本の飼育環境では虐待に近いのかもしれない。鶏も豚も牛も屠殺される運命にあるのだが、現代人の感覚では屠殺するのも苦しませることなくすると...
「高卒女性の12年」読了。今日も一日無為に過ごしたような気がする。日本には分断はないという主張と分断が深まっているという主張がある。社会構成員の地位や所得の差は何時の時代にもあったのであり、格差や分断と言っても何時の時代との比較で言うのかで結論も違ってくる。戦前に比べれば現在は格差や分断のない社会だろうし、高度経済成長後の安定成長時代に比べれば格差や分断のある時代だと言えよう。社会で高度なスキルが...
今日は午後から行政書士会の相談会に図書館に行ってきた。大抵の相談日には予約が入っているのだが、今日は予約はなかった。飛込もある可能性もあるため出向いたのだが、結果相談は0だった。こういう日もあるのだろう。新聞を読むと過疎地域に適用する新法の概要がまとまったという小さな記事があった。「過疎地域の持続的発展の支援に関する法律」という名称だそうだが、新法ができるたびに法律の名称が勇ましくなっているような...
最近寒くなったせいでマスクをして外にでるとメガネが曇る。ネットで検索してみると多くの記事が見られるので皆さんお困りのようだが、マスクを外すわけにもいかない。メガネが曇ると視界が遮られて何も見えなくなるが、メガネが曇るには別の意味があるようだ。メガネに適う、メガネが狂うという言葉があるが、メガネが曇るは、鑑識眼が狂っていることの例えに使う人いる。メガネが人や物を見ることの例えに使われるのは我々が人や...
変化には目に見えるものと目に見えないものがある。万物も万事も確実に変化しているのだが、気づかないことの方が多い。変化はある閾値を超えると誰にでも見える場合と静かに確実に継続し気づいたら変わっていたというようなものがる。革命は前者だし、地球温暖は後者かもしれない。社会の変化も確実に進行するが、社会に生きている人に自覚されないものも多い。インターネットやスマホの普及は誰にでも自明であろうが、男女平等な...
夜見る夢なら今でもあるが、将来の夢というようなものは思い浮かばない。60歳頃まで政策秘書試験を受け続けたが、議員秘書になるという目標があったわけではない。自分の力試しという意味の方が大きくて現実を考えたら公務員を続けるという選択肢しかなかった。公務員試験のような内容に疑問を持つようになり、受けることをやめたが少しは自分のためになったとは思っている。朝早く起きて勉強し、夜も遅くまで起きていて机に向か...
本四冊を併読しているが、進みが早いものとなかなか読み進めないもの出てくる。2冊が半ばまで読み進んだあと手つかずになっている。無理して読む必要はないのだが、何故か読み終えないとすっきりした気分になれない。年末年始は3週間貸出し期間であるため、まだ残り2週間あるが、読み終わらない予感がする。読んでいくにつれて何かが得られたという実感のあるものと読むことが無意味に感じられるような本がある。学問の成果を学...
今から50年まえというと昭和45年らしい。50年で大学数も大学生の数もほぼ倍増したという。最近学生と接してもどの程度のレベルの子なのかよく分からない。18歳人口は50年前の195万人から令和2年には117万人に減少したが、進学率は男子で倍増し、女子では何倍にもなっている。身近に接しているのは公立大の学生であるので私学出身者としてはある程度のレベルの子たちだと思っていたが、そういうわけでもないようで...
どう生きようとしても自由だが、自由に生きられるわけではない。曾野綾子氏んお「流される美学」を読むと生き方に確たる信念があるでもない小生は納得させられそうになる。作家の人生論なのであるが、人生についての考えは人の数だけ存在するもので、本に書いてあることに全て同意できるわけでもない。人生論は論じる者の個性や人生が必ず反映されるが、この本にも曽野綾子という人生や個性は色濃く反映されている。人生は努力75...
今日は一日何をやった日でもなかった。唯一ジェーン・スーの「わたしがオバさんになったよ」を読了。それと認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)の「全国女性史交流のつどい」にZOOM参加を申し込んだ。ジェーン・スーさんについては何も知らなかったがラジオのパーソナリティや物書きを生業にしている人のようだ。8人のゲストとの対談集だが、失礼ながら以外に面白い。現在はどうか知らぬが専業主夫と同居し...
今日は久しぶりにイタリアンレストランで外食したが、その店に行ったのは9月以来だということのようだった。その後フードバンクの母子家庭への食糧配布会に様子を見にいったら結局5時近くまでお手伝いすることになった。買い物袋持参で来られているのだが配布食糧が多くて持ちきれないので小生は会場外までも持ち出す手伝いをした。廊下に台車が用意してあり車には台車で運ぶのだが、会場内は手で持って移動しなくてはならないの...
ブログもひとりしゃべりの部類だと思うと批評する気も引けるがあえて書くことにした。男がおしゃべりな時は、話を聞いてほしい、沈黙を避けたい、親しくなりたい、思ったことを口にしたい、寂しい、不安、やましいなどの理由があるようだが、それは男女共通の心理かもしれない。自己顕示欲が強い男、社交的な男はおしゃべりだというが、自己顕示欲からのおしゃべりには閉口する。自分の話に酔っていたり、長い話ができることが能力...
ワーカーズコレクティブという言葉は目にしたことはあるが、意味はよく分っていなかった。働く者の組合ということであるが、ロバート・オーエンなどの思想の流れの運動だろうか。空想的社会主義といわれたものに労働者の協同体社会の構想があったようにも思う。今日の新聞に労働者協同組合法が成立したことが載っており、解説があったが、この法律がワーカーズコレクティブを制度化したものだという。現在実質的なワーカーズコレク...
今月の初め石油ストーブを使い始めた頃には火がついているのかも分らないほどの熱量であったが、近日の冷え込みでは音を立てて灯油の燃えているのを背中で感じられる。ストーブの温もりがひとしおである。昨日悪戦苦闘して年賀状の宛名印刷を行ったが、やってみれば二度と下手な自分の字で宛名など書くまいという気になる。なんで今までパソコンで宛名書きをしなかったのか思い出せないが早くやっておくべきだった。年賀状に添える...
相対的貧困は所得額が分散している以上なくならないという人がいたが、分散の程度が小さければ所得の中央値の2分の1という相対的貧困の定義からすれば根絶は可能なはずである。ある資料によると日本の絶対的貧困率は明治初期には80%近くであったが、以後安定的に削減が続き20世紀初期には50%程度になり、戦後間もなくのころには20%を切っている。生活保護保護受給者を絶対的貧困者と考えると現在では絶対的貧困率は2...
デジタル産業で米中に水をあけられ世界に通用するサービスを持たない日本である。日本でGAFAのような企業が現れない理由には諸説があるが、技術で負けていたのではないようだ。技術を産業化する社会的な諸力において日本は不適合であったということである。社会的イノベーションを生む力が日本社会に欠けているということだろう。2050年の温室効果ガス排出実質ゼロに向けての政府の方針が決まり新技術の開発が推進されるよ...
最近子どもの貧困に関する本を何冊か読んだ。今日の子どもの貧困の関する講座が決まったこともきっかけである。今日の講座は一般市民向けであったの深い話は聞けなかったがそれでも参考になることはあった。講座に来る人は貧困とは無縁の人達なので相対的貧困の説明から始まったのだが、新潟市のこどものいる世帯収入の分布や一人親世帯の貧困の具体的状況など初めて知ることだった。新潟市の平成29年の調査では一人親世帯で必要...
「移民の経済学」「経済財政白書」読了。「学歴の階層差はなぜ生まれるのか」、「ジェンダーと歴史学」半ばまで読み進む人生楽ありゃ苦もあるというが、人によって楽と苦の分量は異なる。楽な一生を送る人もいれば苦ばかりと思われる人もいるだろう。小生も実際楽よりも苦の多い人生だと思われているかもしれない。世の中にはもっと不幸な人がいると言ったところで当人の慰めになる訳でもないが、実際不幸のどん底と思われるような...
今日あるところで若い人を紹介された。大学の教師のようだが身分は聞かなかった。東京の大学で研究していたというが、その研究機関は前に意外な大学にあるなと思ったことがあるが、忘れていてとんちんかんなことを聞いてしまった。大学の教師でも30歳程度であれば専門の分野を除けば知識も経験も歳を重ねただけ当方に分があるかとも思い、丁重な態度を取らなかったが、人生長くいきていればよいというものでもなかろう。長く生き...
相対的貧困の問題が社会で認識されるようになって久しいが解決は一向に進まないようである。子どもの貧困は連鎖を招くとされるが、社会的地位や経済力、学歴なども親から子へと受け継がれ連鎖し、貧困でなくても階層が固定して行くというのが昔からの問題意識であった。戦後農村から都市への人口移動があったため日本社会には階層的流動性があると思われてきたふしがあり、当事者の主観的判断でも都市に移動し階層の上層移動を果た...
年賀状に添える短歌か俳句をネットで探してみたがピンとくるのもがなかったので駅前のジュンク堂書店に行ってみた。久しぶりに書棚の中を歩いたら本の多さに圧倒されるような気がしたが、都会の本屋にしたらたいして大型書店というわけではないだろう。若い頃には東京の書店まで本を買いにいったが、ビルの何階かが書店フロアーで占められていた。立ち読み前提で行ったが全く買う気がなかったわけでもないし、このまえ今年の経済財...
移民の定義に確たるものはないが、国際移住機関によると「本人の法的地位や移動の自発性、理由、滞在期間に関わらず、本来の居住地を離れて、国境を越えるか、1国内で移動している、または移動したあらゆる人」だという。この定義による日本の移民数は250万人だそうだ。外国人労働者は2019年で165万人になったが、その倍の数字である。移民は日常風景の中で当たり前に見るようになったが、日本政府が移民政策を否定して...
老人力とは老人の能力低下に対する諧謔から生まれて言葉のようである。赤瀬川源平氏の著書を読むまではもっと肯定的な言葉だと思っていた。妻に仕事をやめたい、ついては妻の年金が出るまで家計の赤字を補填してくれと言ったら家計を委ねろという。仕事を本当にやめるかはおいおい考えるにしろ小遣制になるようだ。生涯現役などという気はないので仕事の止め時を考えなくてはならないがどう生きたらいいのか考えたら老人力で生きて...
最近小説は読まない。今日の新聞の小説の広告を見て世に小説の種が尽きないことに感心した。小説を批判するわけではない。小生も若い頃小説を読んで世界が広がった思いもした。オトナが小説を読むのは大抵娯楽のためだろうが、小生とて何のためにもならないブログを書いている。人間は生まれた以上欲望を充足させながら生きて死ぬしかない。他の動物と本質的に変わりがあるわけではないが、資本主義社会は常に消費し生産し続けなけ...
新型コロナウイルスの蔓延はグローバル時代の産物で昭和の時代だったらこうも早く全世界で流行することもなかっただろう。グローバル化は大航海時代に始まり大英帝国の時代に既に本格化していたという説があるが、当時は植民地や国家間の貿易関係やエリートの移動はあっても誰もが世界的に移動する現在とは規模の面でも範囲の面でも比較にならないものであった。日本人出国者が1000万人を超えたのが平成2年で近年は倍の2千万...
もう少しで雪の季節になる。年賀状に添える歌を選ぼうと短歌を読んでみたが、何故かしっくりこない。昔は胸に迫る短歌があって年賀状に添えて出していたのだが、ここ数年は俳句にしている。去年は千代女の俳句にした。短歌は読んでみると31文字でも長く意味が読み解きにくい気がする。書かれている風景や心情がスッと頭に入ってもこない。老化による知的能力の衰えなのか、重たい内容が歳を重ねると避けたくなるためかは分からな...
経済財政白書は昭和22年から発行されている伝統ある白書であるが、発行官庁は経済安定本部、から経済審議庁、経済企画庁、内閣府と変遷している。白書には副題がつけられるのが慣例でそれを辿ると日本の経済状況が見えてくる。名称も経済白書から内閣府の設立により経済財政白書となっている。「もはや戦後ではない」のフレーズで有名な1956年の経済白書の副題は「日本経済の成長と近代化」であった。官庁の作成するものなの...
「女たちの保守運動」読了。保守運動を取り上げるのは女性の権利伸長とは一見矛盾するような性別役割分担を彼女たちが主張しているのが、フェミニズムの立場から奇異に見えるためだろうが、当の女性たちにしてみれば心外だろう。女性が保守運動をすることは男の保守運動があることから当然のように思えるが、女性の側から見ると理解できないということになるのかも知れない。男女共同参画基本法を受けた条例の制定に保守運動は反対...
アルバイトの仕事が12月いっぱいで終わるが、どうしようかと迷っている。収入はあるほうがないよりいいが、無理して働きたくない。何時まで働くかは自分で決めればいいのだろうが、基準とするものがない。あの人は67歳まで働いたから自分もとはいかない。それぞれ事情が異なっているのだ。自分の時間を潰しても金のために働きたいとは思わない。もう少し働けば海外旅行もできるが、そのためには自由な時間を潰さなくてはならな...
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厚生省編「昭和37年厚生白書」読み進む。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」は購入してしまったせいか読めないでいる。森永卓郎氏が原発不明癌終末期と宣告されているようだ。何の癌だか分からないが、終末期なのだそうだ。生に未練はないというが、66歳で逝くのは少し早すぎる。自分だったらどうだかと思うが、案外自分も生に執着はない。ただ女性史でやり残すことがあれば少し残念である。森永氏も後何年か生きたいと思...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。今日は一日フリーである。何をして過ごそうか。会社四季報で気になる会社を見てみようか。遅ればせながら会社四季報を買ってきたのだ。庭の海棠の花が盛りである。ピンクの花が美しいが、何時までもつのだろうか。株価が大きく下げた。一過性だろうが心穏やかとはいかない。プロなら今が買い時と思うだろうが、素人はそうもいかない。今日...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。仕事を辞めてから8年経った。今日現役の人と話す機会があったが、98年に就職したそうである。1993年から2005年に学校を卒業し、就職した世代を就職氷河期世代というらしいからど真ん中の年代である。銀行とか証券会社が倒産したのが、98年くらいでなかったか。求人が減少していたのに、団塊ジュニア世代で人数が多かったので猶更就...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」併読す。最近はテレビよりユーチューブのほうが面白いと思い、テレビニュースは地方ニュースしか見ない日が続いているが、新聞は何日か遅れでも読んではいる。政治ニュースにはあまり興味が持てない今日この頃だが、いよいよ世界はきな臭くなっている気もする。米ソ対立の時代を生きて来たので、米中対立も力の均衡が崩...
溝口由己著「少子化問題の経済学」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。昨年人口は83万人の自然減であったそうだ。後期高齢者が2千万人もいれば大量死が発生し、人口が減るのが当然である。一人ひとりの死に嘆く人はいても、百何十万人の死を嘆く人はいない。人生とは人がこの世で生きていくこと、この世で経験することなどを意味し、どう生きるかとは別問題である。若い人は...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」何時になったら読み終えるのか目途がたたない。元大谷翔平氏の通訳が起訴されたのだそうが、不法送金額は24億円ということだ。絶対ばれてしまうと思われることを何故やったのか、その心理や性格は分からぬが、いずれにしろ本人の人生はほぼ終わりだろう。我々の身の回りにも元通訳のような犯罪者予備軍や異常性格者...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。為替は1ドル153円を突破したが、このまま200円もありなのだろうか。円もドルも需要と供給で動くというが、流石に円は安すぎる気がする。あらゆる通貨に対し円は値下がりしているというが、妥当な価格とはどのあたりなのだろうか。購買力平価によると1ドルは100円の価値もないらしいので、確かに欧米の...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。昨日はおにぎり、やきとり、ピーナッツ、クラフトビールを買って一人花見をしてきた。大勢のほうが楽しいのかもしれないが、面倒があるのでやめた。庭の海棠が咲いた。桜ほど多くの木が連なって咲くわけではないので凛として美しい。吉野桜は来年あたりには咲くのではないか。4年ほどしないと咲かないそうであ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。海棠がなかなか咲かない。今日は一人花見でもしようと思う。「なぜ男女・・・」を読んでいたら女性とキャリアの関係は、家庭かキャリアか、仕事の後に家庭、家庭の後に仕事、キャリアの後に家庭、キャリアも家庭も、の順に変遷してきたのだそうだ。自分の講座「高度経済成長期と新潟の女性」でもこの区分を使わせ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。巷で言われるのは男は度胸、女は愛嬌だが、逆だという説を聞いた。確かに陣痛に耐え子供を産むことなど女であることは度胸を必要としている。結婚して外国に住むのも女性の方が多いが、大変なリスクを犯すことのような気がする。意外に女性人生の方が度胸を必要としているのだろう。男が危険を冒すのは破れかぶ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。今日はボランティアの日である。雨が降るので自転車ではなく、歩いていくつもりだ。庭の海棠は明日あたり開花しそうだ。人手不足と言われて久しいが、確かに人手は足りていない。外国人材などで賄っているが、まだまだ不足している。日曜日の日経新聞によると今は仕事に就いていないが、働くことを希望する人は昨年233万人と20年前に比べ半減したという。女性や高齢者の就業...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。人生前半は生きるためにはそれなりの努力も必要だろう。努力が好きというより努力している自分が好きな人もいるだろうが、長生きしたいなら無駄な努力はするなという。60歳以降はこれまでの努力のご褒美というような時間で、わざわざ命を縮めることない。およそ命の長さなど生まれたときに大方決まっていると考えたほうがよい。長生きの家系、血筋というものがある。長生きした...
投資家バク著「高配当・増配株投資」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」なかなか読み進まず。今日は句会の日である。拙著「インディアンサマー・普通の人生」を持って行ってもらってもらおうと思っている。オーラルヒストリーのための聞き取りもお願いしてみようかと思う。なにせ90歳を越えた人達であり、機会を逃したくないのだ。毎月の年金収入の外に定期的に2万円でも3万円でも収入があると有難い。退職金で高配...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、投資家バク著「高配当・増配株投資」読み進む。この歳になって世の中には色々な人がいるなと思わされる。自分の感情や自己利益を図るために平気で公的職務を捻じ曲げたり、倫理に反することを行う人がいる。不倫などはそれほど目くじらを立てることではないとも思われるが、多くの人を傷つけているのは確かである。どうしてそんなことができるのだろうかと思うが倫理観の欠如した人には精...
投資家バク著「高配当・増配株投資」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。今日は新聞検索&コピーをすることにした。ようやく昭和53年まで終わったが、昭和60年まで行うつもりである。3月、9月しか検索していないので漏れはあろうが、時代の特徴はある。生活・労働・文化・教育などの記事を収集している。今年11月の開催予定の講座「高度経済成長期と新潟の女性たち」の資料とする予定である。夫婦そろって上...
村上世彰著「いま君に伝えたいお金の話」横山光昭著「定年後のお金が勝手に貯まる一番シンプルな投資術」読了。「いま君に・・」は子供向けの本だが大人も読んだほうが良さそうである。シンプルな言葉で説明することは難しい言葉を使って説明することよりずっと困難で筆者の力量が試される。村上世彰氏はお金が子供のころから大好きだそうである。誰でもがお金大好きでもないだろうが、いっそ気持ちいい。お金は手段にしか過ぎない...
農林省振興局生活改善課編「農家生活白書」読了。村上世彰著「いま君に伝えたいお金の話」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読み進むつもり。今日院友会から会報が届いていた。新潟でも院友会が開かれていると思い事務局に聞いてみたら昨年11月に開催されたという。なぜ連絡がこなかったのか不思議に思ったが、確とした理由は分からない。支部会費は納めていなかったので新潟支部の担当者に振込用紙を送ってもらうよう...
村上世彰著「いま君に伝えたいお金の話」農林省振興局生活改善課編「農家生活白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進んだり、進まなかったり。孤立しては生きていけないが、孤独でも生きていける。むしろ孤独であることは煩わしさがなく、自分を保持して生きていられる。この歳になると人恋しさや人と結びつきたいという感情はあまり起きない。恋愛や人間関係などに関心が強い若い人には想像ができないだろうが、既に...
土信田雅之監修「証券業界のしくみとビジネスがしっかりわかる教科書」読了。村上世彰著「いま君に伝えたいお金の話」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭の海棠が咲くのが楽しみである。桜は咲くかどうかは分からない。今日と明日は晴れそうなので海棠に赤星病の薬を散布してみようか。お金を得ても失うものもあるような気がするが、自分の心持の問題であるまもしれない。地位を得ると友達を失うだろうか。何かを...
かぶカブキ著「決算書3分速読から見つける10倍株、50倍株」郡山史郎著「定年前後にやってはいけない」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、土信雅之監修「証券業界のしくみとビジネスが分る教科書」、村上世彰著「いま君に伝えたいお金の話」読み進む。庭の海棠の花芽が大きくなってきた。桜の花芽はまだ見えない。今年は桜は咲いてくれるだろうか。今年で植えてから3年目である。定年後にやってはいけないことは...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進むつもり。今度が最後という言葉を二年前に聞いたが、二年前だけではないようなことも聞く。君子豹変するというが、総会の場で言ったことを忘れたわけでもあるまい。行政書士会の会長などやってなんの益があるのだろうかと思うが、権力の魔力というのに取りつかれたのだろうか。人材の少ない行政書士会といっても余人をもって代えがたいと...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。フェースを重視する男かレッグを重視する男かと問う欧米人のフレーズがあるようだ。男は女の美醜を問い、女は男の力を問う。美意識は様々のようで女性の外見的な美しさの基準は個人の好みの問題でもあろう。それでも衆目の一致する美人という人はいるので時代ごとに一応の基準はあるのだろう。明治以降に西洋人の女性を知ったことで日本人が美人とする女性も大分変ったのだろう。女...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」廣田晃崇著「マンション管理はこうして見直しなさい」など読み進む。90~100歳代の被相続人に70~80歳代の相続人という老々相続があったが、同時に負動産相続であるケースも多いだろう。人生100年時代ともなれば普通に起こることである。一次相続とともに二次相続が間を置かずということになる可能性も高い。被相続人は田舎に住んでいることが多いだろうので売るに売れない負動産...
橘木俊詔著「女女格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」読み進む。テレビ東京系で「ソロ活女子のススメ3」が始まったそうである。女性は何かとつるむという印象はあるが、集団好きばかりではいないのだろう。ソロキャンプ始めソロが流行りのようだが、人間もともと一人の時間がないと自分を見失ってしまうものである。集団心理というのは戦争など恐ろしい結果をもたらす負の側面がある。寝る時間くらいしか一人にな...
橘木俊詔著「女女格差」貴船美彦著「マンション組合理事になったら読む本」など読み進む。今日はマンション管理に関する本を10冊弱借りて来た。必要と思われるところを読んでみたが、少しは事情が分かってきた。マンション管理組合理事は楽しみながら行うもの人脈を広げることもできると書いてあったので、次回の理事会ではまず自己紹介をしてみようと思う。それぞれ自己紹介も行わず理事会の議事を進め、お互いにどこの馬の骨と...
橘木俊詔著「女女格差」石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」など借りてくる。女性の就業率が高くなり、かっては男ばかりしかいなかった職業に女性を見かけるようになってきた。戦後新潟女性労働史講座の視点に女性同士の格差も盛り込もうと思った。同じ職場に男女がいれば一般的には女性のほうが優秀だと感じていた。女性は精鋭であるが、男にはぼんくらも含まれているのが普通で...
今日提案して今日決めてくれという。バナナのたたき売りでもあるまいしと思って反対した。バナナではなくマンションの管理会社を決めることである。資料は見積書と決めたいという会社のピーアール冊子だけである。学級会でもあるまいしそんなことで済むと思っているのか。資料を説明するわけでもなく、見積が一番安いというだけである。もう決まったような話をする。現在の管理人を引き受け先が引き取って今まで通りやるという。自...
世の中には色々な人がいる。賢い人もそうでない人もいるだろうが、自信を持っている人ほどそうでもないと思われる人が多いような気がする。人を管理したり、判断を求められる仕事をしたこがないほど、判断に自信を持っていたりする。人の上に立ったり、判断を仕事で経験したことのある人ほど物事には総じて慎重である。マンションの理事であれ責任というものを考えるとそう簡単に判断できることばかりではない。物事の決め方、合意...
今日は一日仕事であった。晩御飯には何をたべようかと思案中。戦後新潟女性労働史講座のチラシ作成のため戦後の混乱・復興期を生きるため働いた時代、高度経済成長期を豊かになるために働いた時代、その後の安定経済成長期を心豊かに生きるために働いた時代、現在までの成熟・経済停滞期を生き甲斐のために働く時代とまとめてみた。もちろんどの時代にも生きるためや豊かな生活などのためにも働いている人はいるし、一つの目的のた...
今日は図書館が休館のため過日にコピーしておいた新聞記事を写真に撮りトリミングしてパワーポイントの資料を作成した。休館でない市の資料室にも行き、資料のコピーもしてきた。注文していたビーニーが届いたので早速被って行った。新しい洋服などを買うとすぐ着用したくなるので誤魔化せなくて困る。今日も事も無しである。アイスクリームの美味しい季節になってきた。買い物に出かけ今年三度目のアイスを仕入れた。早速食べてみ...
スティーブンE・ルーカス著「伝え方の教科書」再読完。人間自分の矛盾や誤りにはなかなか気付けないものである。他人の矛盾や誤りはよく見える。気付いていても無視したり誤魔化しすることは多々あるのも現実である。特に集団となると建前が優先するためか、自集団礼賛という現象が起きてくる。ありふれた現象だが、他人の目で見ると批判的な気持ちになる。自分に甘く他人に辛くなるのも人間の常である。自己否定するのは簡単なこ...
スティーブンE・ルーカス著「伝え方の教科書」半ばまで再読す。テレビを見ていたら古民家生活のテレビ出演をキッカケに山を買ったと話していた。できそうにないが、便利な生活より丁寧な生活ということなのだろう。スローライフとかスローフードとかいうことなのだろう。昔の自然と共生する生活や手作りの物と生活する暮らしからは遠ざかざるを得ないが、今流の丁寧な生活を自分なりにしてみたいと思う。最近は早寝ではないが、早...
スティーブンE・ルーカス著「伝え方の教科書」再読進む。フランスでは年金の支給年齢に繰り下げで62歳の実質的定年年齢が64歳になったというので騒いでいる。対し日本では60歳の年金支給が65歳になっても何の抵抗もなかった。むしろ65歳まで働ける、よかったというのが大勢の反応だったろうか。この差はなんなのだろう。安心して年金で生活していけるなら定年は早いほうがいいと思うのは私ばかりでろうか。生涯現役など...
スティーブンE・ルーカス著「伝え方の教科書」読み進む。今月から禁煙を始めようと思っていたが、なかなか始められない。もう何回目の禁煙の決意だろうか。医者も呆れて匙を投げたようである。薬物をやめられない人の気持ちが分かるような気がする。ようはタバコを買いに行かなければよいのだが、何時もこれを最後にしようと思ってしまう。後戻りできない状況なのだが、やめられない。今日一日禁煙してみようと思うそばからタバコ...
スティーブンE・ルーカス著「伝え方の教科書」再読するつもり。講座の資料作りの参考としたい。財界にいがたという月刊誌がある。下世話な話題も提供する新潟県の週刊誌的存在である。ほかの職業の人の収入はいくらくらいなのか全く知らなかったので同誌の4月号の新潟県給与名鑑は参考になった。県職員の給与も県内では安い部類でもないようである。医師の給与が一番高いらしいが、仕事としては必ずしも面白いとは思わないが、待...
橘木俊詔著「男性という孤独な存在」読了。高度な言語能力を持ったAIが話題である。文豪風にも、官僚風にもAIなら正確に早く文章が書けるのだろう。ブログも自分で書かない人がでてきそうだが、どこで見分けたらいいのだろうか。AIが書いた文章に説得されたらみっともない気がするが、確実にそういうことが起きるのだろう。小説家も小説を自分で書かないなどということが起きるのだろうか。役人などというのは文章を書くのが仕...
橘木俊詔著「男性という孤独な存在」読み進む。パソコンのキーは叩かなくても触れるだけでいいと言われるが、ついつい強くキーを叩いてしまう。文章を書いているという実感が叩くことによって得られるためだろうか、単なる癖だろうか。新聞は朝一には読まない。私の順番は後と決まっているせいだが、何時読んでも構わないと思っているとついつい二三日読まないということが起きる。一週間も読まないでおいた新聞を開いてみると発見...
昨日は読書はお休み。花見で少々お酒を飲んだせいか本を読む気にならなかったし、借りている本も全部読み終わっていた。90歳周辺の年代でも元気に現役を続けている人もいるらしい。本人は私は元気、誰にも迷惑をかけていないと思っている人もいるようだが、引き時を失っている人もいるようである。周囲に既に求められていないのに、これを失ったらなにもなくなると思いやめられない人もいる。足や言葉が不自由なのに家族の助けを...
講座パワーポイント資料作り少し進む。講座開催まで3ケ月弱だがなんとか間に合うような気がする。少し余裕を持って資料を作りあげたい。今日は一人花見をする予定だ。ビールとおつまみを買って自転車で花見の場所につもりである。最近日本人のお金の感覚が細かくなっている気がする。つい最近3000円の使い方などという本が人気を集めたばかりである。現金を使っている人なら分かるだろうが、3000円など今時あっという間に...
今日は午前中は講座の資料集め、午後からは句会の見学。句会というのは歳よりしか集まらないもののようである。日曜日開催なので現役の人がいるかと思ったが年上の人ばかりだった。写生句も少し面白くない気がする。新しい句を作りたいとか思っているわけではないが、肌に合わない気もする。若い人は斬新な句を作っているらしいが、テレビで見たくらいで詳しくは知らない。俳句を続けるには句会に入るしかない気もするが、どうして...