喪中ハガキへの寒中見舞い by おじいクボマ~ル
毎年、師走に入ると何通もの喪中ハガキが届く。風の頼り具合が悪い事を知っていた方はもち論ショックだけど、先日届いたS先生のご逝去には、心底ビックリした。今の大学で一番気が合い、仲良くしていただいた先輩で、文房具を背負ってネパールにも、東日本大震災の爪痕を探りに石巻にも一緒に出かけた。その彼が、今年の8月8日に亡くなっていたのだそうだ。どうして僕には、何の連絡も入らなかったのだろう。親しかったゆえに、「当然知っているだろう」と思われてしまったのかもしれない。でも、本当に何も知らなかった。僕が知っていたのは、僕と同じ基礎疾患を患っていた事と、それゆえ一まわり若い僕を常にしんぱいしてくれていた事だ。そのS先生が、知らない間に亡くなっていた。いずれ僕も逝く。早ければ、あと数年のうちにだろう。僕が死んだら、できるだけ人に知...喪中ハガキへの寒中見舞いbyおじいクボマ~ル
2021/12/25 13:46