chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
相模女子大学子ども教育学科くぼた組のブログ since 2 https://blog.goo.ne.jp/kubotagumi2012

くぼた組/久保田ゼミ生だけでなく、担任するクラスのメンバー、その他に広く開放! 投稿大歓迎です!

相模女子大学子ども教育学科くぼた組のブログ since 2
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/08/25

arrow_drop_down
  • 夏休みの「自由研究」はなぜ自由じゃないのか by おじいクボマ~ル

    投稿されたミニレポートを読んでいる途中、ふと目に留まったのがこのフレーズだった。なるほど~、僕自身も何回となく悩まされたけど、確かに「自由研究」「自由工作」と言われながら、実際は「やらなくちゃ・提出しなくちゃいけない」ものだったじゃん・・・(笑)で、ふと考えたんだけど、この「自由」という言葉は耳当たりが良いから日常的に多用されてはいるけど、その実態は意外に「不自由」だったりする。直近で言うと、例のM子ちゃんとK君の結婚話がそうだ。日本国憲法で「婚姻の自由」が保障され守られているとは言え、いったい何なのかこの馬鹿騒ぎは。二人ともいいオトナで、30歳で、別に税金に頼るわけじゃないのだから、ほっといたれよ!と、オジイは考えるわけです。勉強すればするほど、考えれば考えるほど、「日本国憲法は理念や理想を述べているだけ」だ...夏休みの「自由研究」はなぜ自由じゃないのかbyおじいクボマ~ル

  • 子どもの基本的人権 by 点滅信号

    ※ほとんどのミニレポートが「子どもの基本的人権」に対して肯定的であった中で、この原稿は極めてユニークでした。文章的に解読不明な部分がありますが、頭を悩ませつつ読んでみてください(原文そのままです)。私は子どもたちに対する「基本的人権」の保障は緩くなくていいと思った。基本的人権は平等権・自由権・社会権などいろいろある。その中で私は特にこのままでいいのではないのかと思ったのが自由権だ。それには理由がある。今の私たちがここまでこられたのは親や教師が「勉強しなさい」と言ってくれたおかげだと思う。もし当時の私たちが親や教師に何も言われずに自分の好き放題していたらここまでくることはきっとなかっただろう。子どもの視点から考えると、親や教師に決められて、自由がなく勉強ばかりさせられて、全然楽しくないと思うかもしれない。しかし、...子どもの基本的人権by点滅信号

  • 要は「ネットリテラシー」の問題 by おじいクボマ~ル

    まず驚いたのは、受講生の多く(半分以上!)が「『丙午(ひのえうま)』の存在や意味を知らなかった」という事だ。前回のそれから55年も経っているから、敗戦と同じで、時間の流れとともに社会の中で忘れ去られようとしているのだろうか。だから、「2026年?別に何も起きないんじゃないですか~?」という、楽観的な意見が多かったのかもしれない。そう考えると、日本の少子化を説明するため、「丙午1966」と、それにまつわる迷信を「子ども家庭支援論」で紹介したのは、もしかすると「寝た子を起こす」「火に油を注ぐ」みたいなことになるのだろう。もしかして僕は、トンデモナイことをしちゃったのかもしれない。いやいや、出生数の変化を示す折れ線グラフを見れば、誰でも1966年の異常なエアポケットに気がつくはずだ。ただでさえ右肩下がりが続く中で、こ...要は「ネットリテラシー」の問題byおじいクボマ~ル

  • 「心配が故に塾に通ってしまう」 by Don’t Say That

    早い頃から塾に通っていた場合、学力的に上に立つことができる。学力が上がることで友人関係においても、いじめが起きにくいという利点があると思う。更に、学校の先生は、生徒が塾に通っている前提で話してくることもある。その為、塾に通っていない生徒は1回の説明だけで理解出来ない。一方、塾に通っている生徒は学校を復習として使用することになり余裕が出来る。その結果、学校の授業は内容についていけない子どもと、授業に新鮮さを感じない子どもが受けることになりがちである。つまり、学校で受ける授業の大切さを感じることが難しくなっており、良いことではないと思う。私の場合は、中学生の時まで塾に通っていたが、学校の宿題と塾の宿題を同時に両立させるのが難しく、成績が上がることはなかった。しかし、高校に入ってから、塾を辞めて学校の勉強に専念するこ...「心配が故に塾に通ってしまう」byDon’tSayThat

  • 人権意識の向上 by アドバンテージ

    日本国憲法が保障する基本的人権は、年齢や性別などを問わず、日本に住むすべての国民に、人間が人間らしい生活をするうえで、生まれながらにしてもっている権利が保障されている。他にも、子どもの権利条約によって、生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利の4つの子どもの権利を守ることが定められている。私は、子どもの人権が保証されていないと感じるのは、いじめや児童虐待や体罰などの問題が起こる時である。また、保護者が子どもの意志を聞かずに、自分が良いと思った方向に何でも決めてしまうことが多いと感じる。子どもは、保護者などの保護の元に成長していくし、精神的経済的にも未熟であるので、全て子どもの思い通りにすることは難しい。しかし、大人と同じように1人の人間として人権が尊重されないといけない。子どもの人権を尊重するには、子ど...人権意識の向上byアドバンテージ

  • アマビエ by  Bush

    私は、「丙午2026」の出生数は大幅に減ると考える。そもそも丙午とは、江戸時代からの迷信であるため、現在では、信じている人は少ないかもしれない。しかし、人間が霊や妖怪など「確証がないもの」に恐怖を抱くのは、いつの時代でも同じだ。分かりやすい例でいうと、コロナ禍において、疫病退散として流行した「アマビエ」がある。現在を生きている誰もがアマビエを見たことがないにも関わらず、「昔からの言い伝えがあるから」という理由で、一世を風靡した。つまり、丙午も同様の理由で、子どもを産まない選択をする人が多いのではないかと考えた。また、現在は、前回の丙午前後よりも少子化が進んでいる。5年後、私は働いているはずだが、果たして子どもを養えるほど稼げているのだろうか。仮に、経済的に安定していたとしても、結婚せず仕事一本かもしれない。現在...アマビエby Bush

  • 年齢に適したものを by Don't say that!

    ※気が向いたので推敲&改稿してみました私は、今ドキのおもちゃが世の中に普及し、子どもたちが使うことは仕方のないことだと思う。以前には考えられなかった便利な道具が増える現代で、より利便性に優れたものを使いたくなるのは当たり前のことだと思う。例えばパソコンだってそうだ。手書きで課題や書類を作成しなくて良いというこの機械の存在を、教員も学生も魅力的に思ってしまったからこそ、こうして現代に普及しているわけだ。そんな某ネコ型ロボットのような存在が目の前に現れた時、大人でさえ使いたいと思ってしまうのだから、感性豊かなお年頃である子どもたちはもっと興味を持つに違いない。そう考えると子どもたちが今時のおもちゃを使っていること自体は仕方のないことだと思う。問題は、そのおもちゃが年齢にそぐうものなのかという点だ。いくら今時のおもち...年齢に適したものをbyDon'tsaythat!

  • 少子化は自分事 by 喫茶アマンド

    次の丙午がやってくる2026年に何が起きるだろう。私は、自分が子どもを養える経済的余裕を持っているかが心配だ。少子化は、社会的保育ニーズを低下させる。人口減少は経済的な衰退を生じ、子育て費用の確保が困難になれば、当然、出生率も上がらない。保育所の利用者数が減少し、地域により既存施設の縮小が図られる。「待機児童」という言葉が目立つが、実は既に、来年の新入園児に苦慮している園も多い。私たちは、20代にして失職の危機に曝されている。雇用が不安定なのに、社会保障の負担は増加する。現在の社会保障制度のままでは、2025年に高齢者一人を若者一人で支えなければならなくなる。実際、社会保険料の負担率は、10年前と比べて一人あたり26%も増えている。保育学生にとって少子化は、決して他人の問題ではない。今後も女性の社会進出は進む。...少子化は自分事by喫茶アマンド

  • お金不要の支援 by いってらっしゃいモネ

    「子どもの貧困」の原因は、親の低収入レベルと一人親家庭の増加だ。親の収入が少なければ、子にかけられるお金は減る。教育費が不足して教育格差が生まれ、それが経済格差を生む。そのくり返しにより、貧困が連鎖する。私は、お金を必要としない支援が、教育格差の是正になると思う。私たちにもできることは、子どもを支援する団体に参加し、ボランティア活動をすることだ。食事の提供、勉強を教える、一緒に遊ぶ等、できることは多い。共働き家庭の子どもは、帰宅しても遅くまで一人で過ごすことが多い。放課後児童クラブ等の増設で、子どもが安心して過ごせる場所、そして、親が安心して働ける場所を作ってあげることが重要だ。プログラミング教育の推進やタブレット端末の配布をする前に、政府にはすべきことがあるだろう。日本は、子どものための公的支出が他国に比べ低...お金不要の支援byいってらっしゃいモネ

  • できることは保育である Far away

    「子どもの貧困」は、保護者が低所得だから起きる。単純だが、金銭が十分であれば貧困は解決する。保護者の所得を増やすには、会社・政治・国全体を変えれば良いのだが、それらを私たちが個人が解決するのは不可能だ。保育者としてできそうなのは、子どもたち相互に貧困を感じさせない保育を行うことであろう。日常の保育実践活動において、「貧困だから・貧困ではないから」という考えは必要ない。保育の場では、貧困を「できない」の理由にしてはならない。それを理由に、保育の質は落とせないのだ。貧困状態にある子どもは、成長の過程で色々な機会に恵まれない。そのため保育者には、多種多様な活動や思いが体験できる保育の実践が求められる。幼少期にの諸々の経験が、将来の貧困から抜け出す手がかりになってほしい。貧困の根本原因は解決できないが、子どもの将来のた...できることは保育であるFaraway

  • 学習をサポートする場 by 琉球毒蛇

    「子どもの貧困」の中心的問題は、学習を手助けしてくれる人や場所が不十分になることだと思う。学校の勉強でわからないことが質問できず、そのままにしてしまう。勉強は積み重ねだから、一度つまずくと次もわからなくなる。わからなければつまらなくなり、勉強から遠ざかり学力が伸びなくなる。それが就職困難を生み、低賃金の職業に就かざるを得なくなる。家庭の貧困は「子どもの貧困」を介して、次世代に連鎖する。家庭の貧困は両親共働きを増やし、家に宿題を見てくれる人がいないだけでなく、塾や習い事などの校外学習の機会も減る。進学したくても希望通りにはいかず、低賃金で働くことになって再び貧困に陥る。今、私たちにできるのは、子どもたちの学習を手伝う無償の場を作ることだと思う。勉強のサポートだけでなく、その日にあった事を聞く等の話し相手にもなれる...学習をサポートする場by琉球毒蛇

  • 子育てにはお金がかかる by チェリー

    「子どもの貧困」は、父母の収入が大いに関係している。共働きでも、どちらも収入が低ければ貧困家庭になるし、反対に、ひとり親家庭でも親の職業によっては裕福な暮らしができる。私は、正直言ってお金がないなら子どもを産むべきではないと考える。子どもを大学まで出すのに1,000万円以上かかると言われている上、子育てには何かお金がかかる。それは、子どもを産まなくともわかる。収入が安定せずに窮屈な生活をしていながら子どもを持ってしまうと、家庭はさらに貧困化し、子どもの貧困化は深刻化する。国の奨学金制度や補助金制度では、問題の改善にならない。改善策として私が提案するのは、高卒の就職幅の拡大だ。今は、大学を卒業しなければ収入的に安定した仕事に就けない。中・高卒にフリーターが多いのはそのためだ。高卒でも安定した収入を得られる仕事を増...子育てにはお金がかかるbyチェリー

  • 保育者として by スカイツリー

    私には、世界中の子どもを幸せにすることも、この世から児童虐待をなくすこともできない。しかし、自分の子どもだけは幸せにできると思った。一人の女性としての私にできるのは、わが子が不自由なく幸せに過ごせる環境を整えられるまで、子どもを持たないということだ。今、私が具体的にできることがあるとすれば、これぐらいだろう。そのために、一緒に子育てをしてくれる夫、困った時に支えてくれる両親、サポートしてくれる行政組織や保育施設を大切にしなければならないし、安定した収入を得て、子育てに関する知識を得ること等、やるべきことが多い。とりあえず保育者としてではなく、子どもを産める女性として何ができるかを考えること、つまり、母親目線に立って考えることが保護者支援の第一歩だ。保育者としてbyスカイツリー

  • 子育ての「初心者」マーク by ピカピカ

    周知の通り、わが国では「核家族」率が高まっている。「嫁が姑にいびられる」とは昔話で、近年では嫁が姑と関わりを持たない場合が多い。家庭事情に首を突っ込まれ、いびられるのが嫌だからだそうだ。その結果、人間関係的ストレスは減るが、子育てのストレスは一人で抱えようになる。子育て経験がないのに頼る人がおらず、心身ともに衰弱した人が悲惨な事件を起こしてしまうのだ。そこで私は、子育て家庭が集合住宅に住むことを提案する。私は団地に住んでいるが、とにかくお隣のTがお節介だ。雨が降れば、庭まで入ってきて洗濯物を取り込んでくれ、夕食時には必ず一品を持ってきてくれる。こういうお節介さんは高齢者に多い。だがそれは、時に心のよりどころとなる。したがって、自治会活動には積極的に参加し、ご近所づき合いを深めておくのが大切なのだ。子育ての「初心者」マークbyピカピカ

  • 父母で受ける親検定試験 by ラブラブ

    「妊娠・出産・育児に関する検定試験」に共感する。子どもが欲しい・作りたい・産みたい・育てたいと思う女性は多いが、どこまで子どもや子育てを理解できているのかわからないからだ。しかし、望まないまま妊娠した・検定を受けずに妊娠した母親に、人工中絶を強要するものではない。妊娠後は講習と検定を無料で受けさせ、所有するグレードにより子育て用品が無料で支給される制度はどうだろう。検定試験に落ちても、講習参加者には妊娠・出産・育児のヒントになる教材を、初級合格者には粉ミルク、中級合格者にはオムツや離乳食、上級合格者にはベビーベッドやベビーカーが無償貸与されるのはどうだろう。この検定は、夫婦そろって受検することで子育てに関する知識を一緒に深められる。そうすれば、独断的に子育てを行わず、子どもの最善の利益を考えられる父母が増えるの...父母で受ける親検定試験byラブラブ

  • 極論にふみ込むと by アンサンブル

    児童虐待をなくすために、すべての親の家庭内調査を行えば良いと思う。母親も父親も、生育環境や収入など、子どもが生まれても貧困や児童虐待に陥らないかの調査を実施し、危険性がある場合は、継続的育児指導と支援を行う。それを実現するには、個人情報が安全に守られ管理されるシステムと、育児に関する指導ができる専門家が多く必要になる。現在、児童相談所などの職員が対応すべき件数は膨大で、細かな部分にまで手が回っていない。事件に発展しても、説明責任が果たせないのはそのせいだ。この提案の実現にはコストがかかり、効率も悪い。しかし、児童虐待を減らし子どもを貧困から解放するためにこういう強硬手段を取らない限り、同じサイクルが永遠に続いていく。極論にふみ込むとbyアンサンブル

  • 簡単なことではないけれど by ユリポン

    私はまず、母親の気持ちに寄り添い、話に耳を傾ける時間を作る。今回の事件では、一人親家庭という家庭状況がある。ワンオペ育児は少なからず親の負担が大きい。母親にもどこかに憩いの場、あるいは父親の存在が欲しいという気持ちがあったのではないか。母親の心情を知ることができる機会を設けたい。そして保育者としてだったら、保護者が家庭の状況や悩みを気軽に吐き出せる場所を作りたい。園にボックスなどを設置するだけでなく、スマートフォンのアンケートフォームなどで気軽に送れるようにするのが良いと思う。ICTの汎用性が高くなった今、インターネットを有効活用していけるようになりたい。また、今回のような事件が再び起こってしまったときに、本来児童相談所が対応するべきことだったと他人事にしてはいけない。あの時こうしてくれていれば、などと過去のこ...簡単なことではないけれどbyユリポン

  • 避けたい学習の貧困 by アマンダ

    「子どもの貧困」について心配なのが、彼らが「学習の貧困」に陥らないかどうかだ。貧困家庭の子どもは、そうでない子と比べて学習機会が少ない。親は仕事に忙しく、子の宿題や勉強の面倒まで看るのは難しい。かといって、塾に通うだけの十分な経済的余裕はなく、成績の差はどんどん開いていく。何十人もの児童生徒を相手にする学校の教員は、個々の子の世話にまでは手が回り切らない。貧困下の子どもたちは、学習を支援をしてくれる存在が不足し、学習活動に積極的に参加できず、学習方法がわからずに意欲もわかないという隘路に陥ってしまう。そういう生活を続けた子どもたちは、後年、経済的に安定した仕事には就けず、その子どももまた貧困に苦しむようになる。いわゆる「貧困の連鎖」だ。それを断ち切るための一つの方策が、無料学習塾などの居場所作りだ。現在でも、貧...避けたい学習の貧困byアマンダ

  • 反省したことがあります by おじいクボマ~ル

    10月9日(土)に開催した「子育て支援センター」の講演会は、東日本大震災直後から子育て支援活動を再開した方を講師に迎え、実に有意義なお話がうかがえて好評のうちに終わる事ができた。約100名の受講者の方々からも、「心に響いた」「他人事ではないと思った」等、多くの感想が寄せられ、プロデューサー(仕掛人)としての安心と満足を味わっていたのだが・・・一つ、大きな失敗をやらかしてしまった。たまたま二日前(10/7)の夜10時半過ぎ、関東地方に震度5強の地震があり、それが今回の講演会の直前だった事もあってか、「久保田が受講者集めに揺らしたんじゃないか?」という冗談を飛ばしてきた友人がいた。で、僕はうかつにもそれを講演会のマクラ(出だし)で言ってしまったのだ。かたくなりがちな講演会の雰囲気を和らげよう、講師にもリラックスして...反省したことがありますbyおじいクボマ~ル

  • 言葉はかけない by Far away

    突然わが子を亡くした親の気持ちは、たとえ知ろうと思っても、誰一人として理解できない。親自身も、「私たちの心の傷なんてわからないだろう」と思うはずだ。周囲がどのような言葉をかけたところで、相手には何も響かないだろう。そこで私は、言葉はかけず行動で父母に寄り添いたい。「こんなことをしています」「よかったらどうぞ」という案内はしても、「辛かったね」「悲しいね」のような言葉がけは絶対にしない。私にはできないことも多々あるが、それでも父母が心を開いて胸の内を打ち明けてくれるのを願いたい。相手の心が本当の意味でわからなくても、「わかりたい」という気持ちでそこに居続けることが大切だろう。人への声かけが、相手に「寄り添う」ことだと勘違いしている人が多い。しかし、本当に悲しく辛い時に求めるのは上辺の言葉ではなく、傍らにジッといて...言葉はかけないbyFaraway

  • 真の「待機児童」は他にいる by カンボディアン

    ※この投稿にはビックリした!こういう発想もあるのだな!まさに、目からウロコでありましたよ~待機児童問題を考える視点として落とせないのは、保護者の目線だ。共働き家庭の保護者の多くは、子どもを預かってほしいと考えている。保育や子どもを学んでいる者でなければ、集団生活の大切さや他者との関わりが子どもの成長に繋がることは考えない。保育所に入れなければ、父母が仕方なく休職して面倒を看るか、保育所以外のサービスを利用するかになる。ここで疑問が生じる。なぜ、保護者は保育所を利用したがるのか。保育士の専門性に安心しているのか、仕方なくなのだろうか。保育所にいる子どもは「待機児童」ではない。集団生活や人間関係による子どもの成長を考えると、むしろ、親が自宅で育てている子どもこそ、その大切な経験を「待っている」子どもなのではないか。...真の「待機児童」は他にいるbyカンボディアン

  • あえて離れる by ころりん星人

    児童虐待を防ぐため、母親になったら私は、四六時中子どもといるのではなく、あえて子どもから離れる時間を設ける。子どもに愛情がないイヤな母親に感じるかもしれないが、むしろその逆だと思う。子どもと一日中一緒にいれば、自分のことは我慢して、子ども中心に動かなければならない。それは大きなストレスにもなる。体力も消耗する。その結果、何でもないことから、それまでの疲労やストレスが爆発し、児童虐待が起きる。だから、あえて子どもから離れて自分だけの時間を持つことで、リラックスや発散を得るのだ。しかし、子どもと離れるには、その間の子どもの面倒を看てくれる人が必要だ。パートナーはもち論、義父母の理解や協力、保育所の一時預かり等の活用が欠かせない。子育てがを親の役割と思う人は多いが、「みんなで」でという発想を、出産前の母親や父親や祖父...あえて離れるbyころりん星人

  • 聴く by ブッシュ

    私は、子どもを亡くした父母にどのように向かい合うべきかがわからない。少なくとも、共感やアドバイスはすべきではない。私は、その父母ではない。悲しい時や辛い時、「わかるよその気持ち」と言われても、「何がわかるの?」と、私なら思ってしまう。あるいは、「こうすれば良い」と言われても、おそらくすぐには動けない。みんなそうかはわからないが、そんな言葉では救われないと思う。では、どうすれば良いか。「聴く」ことの他にないのではないか。悲しい、辛い気持ちをひたすら「聴く」のである。父母たちの気持ちは、彼らだけのものだ。誰も干渉はできない。せめて言葉にして吐き出してもらうことで少しは救われるよう、私はその受け皿になりたい。実際にそういう父母と出会ったら、自分がどう行動するかはわからない。だが、相手の気持ちを尊重し、時間をかけて「聴...聴くbyブッシュ

  • 生命を育む責任:私は生まない by 金本選手

    私は、一人の女性として子どもを産まないことにした。子どもを産み育ててくれている人たちのおかげで社会が成り立っていることは十分理解しているし、尊敬もしている。しかし、自分も同じようにできるかと考えると、「できる!」とは言い切れない。自分の体内にもう一つの命が生まれた瞬間から、少なくとも20年間は大切に育てる義務や責任が発生する。その重みを考えると、どうしても「産みたい」とは思えない。保育者を目指しながらこのように考えるのはいけない、と、思い悩んだこともある。だが、自分の世話も満足にできていないのに、他人を育てる自信などどうしても持てなかった。人は皆、命を生み育てることの重みをちゃんと理解できているのだろうか。20年間育てあげる責任、進学させるための経済的余裕、パートナーの育児参加など、気に病むことが多い。それでも...生命を育む責任:私は生まないby金本選手

  • 保育者でも保護者でもなく by アマンダ

    学科:子ども教育学年:二年生学籍番号:2013007氏名:甘田実早紀子どもを失った父母に対してどんな声掛けや支援をしたとしても、その悲しみが救われる魔法のような言葉や対処法は存在しない。保育者と保護者の関係でいられるたった数年の間に、出来ることは何もない。しかし自分の知っている子どもを亡くした場合、一人の人間としてやり遂げなければならないことがある。それは、その子が生きていた事実を忘れないことだ。もし忘れてしまったら、その子の存在が薄れてしまうような気がする。父母は、亡くなった子どもの事を命尽きるまで思い続けるだろう。だから私も、一生かけてその子と家族に向き合いたい。私なら、毎月お墓に通って花を添える。もし話しをする機会を望んでくれたとしたら、気持ちを受け入れ静かに耳を傾ける。また、自分の事を責めていたとしたら...保育者でも保護者でもなくbyアマンダ

  • 聴く by ブッシュ

    学籍番号:2013117氏名:薮田青佳正直、私は、子どもを失った父母に対して、どのように向かい合うべきなのかが分からない。ただ、共感することと、アドバイスはしてはならないことだろう。なぜなら、自分がその父母ではないからだ。仮に、自分が悲しい時や辛い時に、「分かるよ、その気持ち」と言われたとする。私なら、「何が分かるの?」と思ってしまう。また、「そういう時は、こうしたら良い」と言われても、「すぐには動けない」と思ってしまう。全員が全員私みたいな考えではないとは思うが、少なくとも、このようなもので救われないのは確かだ。では、どのように向き合えばいいのだろう。やはり、「聴くこと」に徹する他ないのではないだろうか。悲しかったこと、辛かったことを「聴く」。それ以外にできることはない。経験したのはその父母だけであり、気持ち...聴くbyブッシュ

  • おじいクボマ~ル/喫緊の出校予定(10月14日~11月2日)

    事前相談(アポ)をいただければ、火・木・土曜日の夕方以外なら出校や在室は可能です(卒業研究やゼミ活動の相談など)。ご遠慮なくどうぞ!10月14日(木)自宅です(会議あり)15日(金)出校&在室(10:30~15:00)16日(土)自宅です17日(日)自宅です18日(月)自宅です19日(火)自宅です20日(水)自宅です21日(木)自宅です22日(金)模擬授業@緑ヶ丘高校(横須賀市)⇒出校(14:00~)23日(土)自宅です24日(日)自宅です25日(月)自宅です26日(火)自宅です27日(水)自宅です28日(木)出校(10:00~13:00/会議あり)29日(金)出校&在室(10:30~15:00)30日(土)山形県米沢市へ31日(日)山形県米沢市11月1日(月)山形県米沢市2日(火)山形県米沢市から帰宅おじいクボマ~ル/喫緊の出校予定(10月14日~11月2日)

  • 命を救うのにためらいは不要 by 会いたかったよ!

    もし私が、児童虐待家庭の隣人だったらどうするだろう。近隣住民として児童虐待に向き合う可能性は、決して低くない。子どもの健康状態が心配なら、先ずは会えた時に声をかける。その子が顔見知りであれば、家に上げご飯を与え、お腹のすき具合を確認しながら話を聞く。ベランダいる子どもを見かけたら、服は着ているか、怪我をしていないか、怯えていないか等を見極めるだろう。子どもの叫び声や父母の怒鳴り声が聞こえたら録音し、それを証拠にすぐ警察や児童相談所へ通報する。仮に、親が私を威圧的に脅してきても、気持ちを強く持ち子どもを救い出さなければならない。実際にそうするのは難しいが、子どもの命がかかっている。ためらってはならないと思う。命を救うのにためらいは不要by会いたかったよ!

  • 離婚も視野に by さきいか

    私は、母親として「絶対に児童虐待はしない」と断言できるだろうか。育児には何が起きるかわからない。子どもの些細な言動や行動がストレスになってしまい、児童虐待に走るケースもあるからだ。その一つの背景に、いわゆる母親の「ワンオペ育児」がある。パートナーが育児に参加してくれない辛い状況下で、いつまでも泣き止まない子どもに手をあげる危険性は誰にでもある。今回の熱湯シャワー虐待死事件では、交際相手に強く執着するあまり、尊い子どもの命が奪われた。育児をしないパートナーへの依存を感じたら、即座に別れるべきであったのだが、日本では母子家庭が生きていくのは難しい。離婚に対する社会的批判が多く、一人親家庭への偏見は根強い。私は、一人親家庭を優先対象とする無償の保育施設の設置、一人親が働き易い職場の紹介など、一人親家庭へのバックアップ...離婚も視野にbyさきいか

  • 親が受けた苦痛 by 触った?

    私は、児童虐待の原因を、親自身が受けてきた苦痛・精神的障害・家庭環境の問題にあると考えている。児童虐待に悩む親を取材したテレビ番組を観たことがある。「愛すべき実の子なのに虐待してしまう」と、その親は涙ながら語っていた。自身の児童虐待を悩む親の多くは、自分自身が親から虐待されていたという話も聞いた。虐待されて育ち、そういう育てられ方しか知らないのだ。育児負担の大きさからノイローゼとなり、苦しむ親も多いようだ。「虐待する人はみんな悪だ」という人は多い。しかし、本当にそうだろうか。保育者として児童虐待を少しでも減らすため、私は保護者の精神的苦痛に丁寧に耳を傾けたい。保護者同士が悩みを打ち明け合える場を設け、少しでも苦しみから解放できるような取り組みをしたい。親が受けた苦痛by触った?

  • 児童ではなく父母の問題 by 今さっき

    「待機児童」を、「保育施設に入りたくても入れない子ども」と誤解する人が多い。実際は、「預けたくても預けられない」父母のことであるから、そもそも「児童」と表現することが不自然だ。「待機児童」の増加背景には、託児でしか自由に働けない親側の職場環境や社会状況がある。近年、女性の社会進出や働き方の改革が進み、共働き世帯が急速に増加した。それにともない、家庭内での子育てが父母にとって負担となってしまったのだろう。家庭内子育ての負担を軽減するため、保育施設に子どもを預けるというのが現状であるが、それは保育施設利用の本来的目的ではない。泣きながら園バスに押し込まれる子どもを見れば、親と一緒にいたい子どもが大勢いることがわかる。「保育施設に入れずかわいそうだ」などと言うコメンテーターの感覚はおかしい。「待機児童」は子どもを憐れ...児童ではなく父母の問題by今さっき

  • 高齢者と子どもの関わり by ガミコ

    超高齢化社会である現代の日本には、労働人口の減少や定年後人口の増加などが深刻な社会問題として存在している。しかし、デメリットばかりではないと私は思う。高齢化と核家族化が同時進行している現状では、子どもが高齢者に関われる機会が減り、時や場所をこえた遊び等を経験できなくなりつつある。家族内での世代間交流を取り戻すための努力として、2000年前後から定年後の高齢者による保育補助活動がある。この取り組みは、定年を迎えた人々が保育補助として、保育所などで常勤で働くというものである。これにより、知識や教養が豊かな高齢者と子どもとの間で、会話や遊びを通じたふれ合いの機会が得られると期待されている。核家族化という人間関係の孤立化を避けたいのであれば、新たな結びつき方の「家族」を作り出せば良いのではないだろうか。高齢者と子どもの関わりbyガミコ

  • こういう映画を観てほしい by おじいクボマ~ル

    こんなことを言うと、きっと多くの人(とくに女子大生なんか)から怒られそうなんだけど、最近の邦画(日本の映画)には、「これはスゴい!」という作品が少な過ぎると思うんだよ。人気コミックを実写化したものやアニメそのものが多く(さもなければ人気のテレビドラマの劇場版かな?)、そのストーリー性や主張は軽重浮薄で、観ていて(否、観ないけど)ガッカリ&ウンザリするものがほとんどだ。映画はしょせんエンターテインメント(娯楽)なんだからそれで良いのだ、バカボンのパパなのだ!と言う人もいるでしょうが、僕はたかが映画といえどもそこに、社会に対する真摯な問題提起性を期待しちゃうんだよね。ジョニー・デップさん主演の映画「MINAMATA」を観てきた。あまりに有名な熊本県の公害/水俣病の悲惨さや惨たらしさを写真を通じて世界に発信した写真家...こういう映画を観てほしいbyおじいクボマ~ル

  • 親を一人にしないこと by アマンドさき

    児童虐待の加害者には、自分自身が家庭に関する問題を抱えていたというケースが多い。例えば、自分も子ども時代に虐待を受けていた・夫からのDV・精神障害・各種の依存症などだ。子どもを愛し、幸せな家庭を築きたいと願っていても、思わず手をあげてしまうという父母もいる。そう考えると、児童虐待の加害者を一方的に悪いとは言えない。本人の生育歴や環境が、事件を引き起こしている場合もある。したがって、第三者からの一方的非難では根本的解決には繋がらない。父母の精神的な不安を取り除かない限り、児童虐待は防げないのだ。育児不安を加速させる一番の要因は孤立だろう。それを生まないように私は、父母との密な信頼関係を構築し、悩みに深く寄り添える保育者になりたい。日々のコミュニケーションを欠かさず、「気にしてくれる存在がいる」という安心感を父母に...親を一人にしないことbyアマンドさき

  • 超高齢化社会に対する子どもの影響 by シトラス

    ※この文章は、段落もないし一文が長いし論旨が明確でないため、推敲や改稿が非常に難しい・・・でも、めげずにやってみました。超高齢化国家というのは子どもの数が減少し続けている現状において良いことと言うことはできない。だが、社会が高齢者に合わせて階段よりもスロープが増加することは子どもにとっても階段で遊んだりする機会が減り怪我をすることも減ってくるため良いことである。高齢者は若い人たちに比べ足腰が弱いため、支える人が必要になる。その支えは足腰の強い若い人達がすることになる。今の高齢者は今の若い人達に支えられることになるが、今の子どもたちが高齢者になったときに支えてくれる人はいるのだろうかと考えたときに、今の時点で世界一の超高齢化国家になったことや仕事をしたいから、子どもを育てるお金がないからなどの理由で子どもを産まな...超高齢化社会に対する子どもの影響byシトラス

  • 自分ができるとは? by smiling summer

    伊藤さんのお話をうかがいながら、地震や病気や事故などで子どもを亡くした父母に、保育者としてどんな言葉がかけられるだろうかと考えた。仮に自分が親の立場だったら、同じ立場にない人に共感するふりをされ、虚しい多くの声をかけられたらりすると、イラっとするかもしれない。どれだけ辛く悲しいかもわからない人からの励ましでは、決して心が楽にはなることはないと思う。そう考えると、そういう父母とどう向き合えば良いのかわかりません。でも、声はかけられなくても行動はしたい。同じ立場にある親同士が集まれる場やコミュニティを、是非とも作りたい。月に二・三回でいいから集い、語り合える環境を整えたい。声はかけられなくても、ジッと傍にいてあげたい。その人の話を静かに聞いてあげたい。私にできるのは、場所作りだと思う。自分ができるとは?bysmilingsummer

  • 超高齢化社会

    WHO(世界保健機構)は、65歳以上の高齢者が占める割合が21%超の社会を「高齢化社会」と定義している。現在の日本の人口は1億2,700万人、そのうち65歳以上は27%である。しかし、将来ますます数が減る子どもたちの近未来社会に、そこまで大きな変化はないと私は考える。なぜなら、超少子高齢化社会の労働力不足は人工知能によって補われるからだ。人口減少が進めば、人間の労働力だけで産業の成長を支えていくことは困難になる。とくに、医療や介護などで経済的不安が増えるのは確かだろう。それに備え、無人のレジや認知症を予防するコミュニケーションロボット、介護ロボット等が既に人間の代わりになり始めている。急速に進化する人工知能には、苦手な分野もある。その一つは相手の気持ちを理解する対人能力だ。おそらく、保育士や教員や弁護士などの職...超高齢化社会

  • 責任感と意識の低下 by Tomorrow

    テキストを読み、印象に残ったトピックスが二つある。一点めは、保育園などへの入園年齢が低くなり、父母の「他力本願」的姿勢が強くなっていることだ。生活時間帯の大半を占める園に、父母が期待することが増えた。「仕事があるから仕方ない」との意見もあろうが、親は子どもの教育に第一義的責任を持たなければならない。その意識が低下しているのではないか。二点め目は、子どもたちの「遅寝遅起き」傾向だ。私が幼かった頃は、遅くても21時までには寝ていた。それが今は、もっと遅い時刻に就寝している。他の授業で観た映像では、22時・23時まで寝られない子どもたちが紹介されていた。夜間、幼い子どもたちが父母に連れ回されているのを見て驚いたことが何度もある。生活習慣は急に直せるものではない。だからこそ父母は、子どもの頃に良い習慣を身につけさせなけ...責任感と意識の低下byTomorrow

  • 負の連鎖を食い止める施策 by ブランド好き

    少子化問題を考える時、「子どもの数」に着目するのは当然だ。しかし、いざ自分が母親になる場合を想像すると、そう単純な問題ではないように思う。親になるには、相当な覚悟が必要だ。それまでの自由時間は子どものために使われ、夜泣きや授乳への対応で生活リズムは大きく乱れる。育児と仕事の両立や、子育てに係る金銭面の不安や悩みも尽きないだろう。子どもが欲しいと願えば、誰もが授かれるとは限らない。だからこそ、女性の社会進出による晩婚化や非婚化だけを少子化の原因としてあげるのではなく、社会変化に対応できる子育てし易い社会にしなければならない。そのためにいかなる政策や施策が必要なのかを考え、妊娠・出産・育児という一連のプロセスを、多角的にサポートする施策が必要不可欠だ。私は、保護者が心と時間に余裕を持てる子育ての支えとなり、第二の保...負の連鎖を食い止める施策byブランド好き

  • ニュージーランドの子育て相互支援 by Yu Lee

    日本では、共働きの父母が子どもを預ける場所=保育所という認識が広く行き渡っている。そのため、待機児童や保育士不足などの問題が、常に生じている。子育て支援も「地域社会が」と言われる場合が多いため、ニュージーランドで自発的な子育ての相互支援活動(Playcentre活動)が行われていることに驚いた。親同士が子どもの面倒を看合うことで、参加者全員が保育の勉強をし、預けっ放しにせず自分の子を含むすべての子どもとも関われる、とても良い活動だと考えた。それにもろ手をあげて賛成できるかと言うと、必ずしもそうではない。父母には当然、お互いの子どもを預かる責任が課せられるし、互いの信頼関係がなければ成り立たないからだ。今の法律では、それをそのまま真似るのは難しい。プレイセンターの考え方自体は、非常に貴重で素敵である。今の子育て支...ニュージーランドの子育て相互支援byYuLee

  • 待機大人?

    私は、「待機児童」という言葉の意味が間違って捉えられていると思う。保育施設に入れず待っているのは、子どもではなく大人だからだ。したがって、言葉を正すなら「待機児童」ではなく、「待機大人」である。両親が共働きだった私は、祖父母と暮らしていた。そのため家族といる時間は長く、私だけを看てくれて大人に囲まれ育ってきた。そのせいか、三歳までの子どもが家族と離れて一日の大半を過ごすことは、彼らに幸せとは思えない。日本国憲法・児童憲章・児童福祉法・『保育所保育指針』などで保障されている「子どもの最善の利益」を本当に考えるなら、子ども自身の意思も聞くべきだ。一種の迷信だと言う人もいるが、「三つ児の魂百まで」という諺がある。心理学的にも、愛着形成の視点から母親と過ごすことが望ましいとされる。待機しているのは子どもではなく、父母を...待機大人?

  • 様々な文化や価値観で日本を変えたい

    少子化社会の問題点として、「日本が無くなっちゃう(?)」説に興味を持った。日本に外国にルーツのある人が住み、ハイブリット(混血)の人が増えることは、バリアフリーやインクルーシブの観点ではいいことだ。さらに、日本に若い働き手が増えることで、若者の負担を減らしながらも、お年寄りを支えることが出来る。また、様々な価値観や文化が入ることは、日本に生きづらさを感じている日本人にとっても環境や働き方が変わるチャンスだ。その一方で、日本の伝統が消えていくのは悲しい。大きな文化や伝統、お正月、歌舞伎や能、着物などはなくならないだろう。しかし、こたつお風呂の湯舟、急須、仏壇など慣れ親しんだ小さな日本の文化はなくなったり、減ってしまうと思うと悲しい。この世の中で日本人にこだわる必要はない、と思いつつも、日本にこだわってしまう。しか...様々な文化や価値観で日本を変えたい

  • 様々な文化や価値観で日本を変えたい

    少子化社会の問題点として、「日本が無くなっちゃう(?)」説に興味を持った。日本に外国にルーツのある人が住み、ハイブリット(混血)の人が増えることは、バリアフリーやインクルーシブの観点ではいいことだ。さらに、日本に若い働き手が増えることで、若者の負担を減らしながらも、お年寄りを支えることが出来る。また、様々な価値観や文化が入ることは、日本に生きづらさを感じている日本人にとっても環境や働き方が変わるチャンスだ。その一方で、日本の伝統が消えていくのは悲しい。大きな文化や伝統、お正月、歌舞伎や能、着物などはなくならないだろう。しかし、こたつお風呂の湯舟、急須、仏壇など慣れ親しんだ小さな日本の文化はなくなったり、減ってしまうと思うと悲しい。この世の中で日本人にこだわる必要はない、と思いつつも、日本にこだわってしまう。しか...様々な文化や価値観で日本を変えたい

  • なかなか解決しない待機児童問題

    近年、少子高齢化であるにもかかわらず、待機児童問題がなかなか解決しない。前よりは少しずつ減ってきているが、待機児童は43822人(令和元年10月の数値)であり、少ないとは言えない。待機児童問題の原因は、主に2つある。1つ目は共働き世帯の増加。女性の社会進出が勢いを増し、現在は共働きが大半である。そのため長い時間預けることができる保育園に需要が高まっている。2つ目は、保育施設・保育士不足。保育士の数は少しずつ増加傾向にあるが、賃金や労働環境等の理由で離職率が高い。また、資格を取得していても保育士として働かない人も多くいる。保育施設は、国の基準を満たす敷地を確保しないといけない、子どもの声がうるさいと近隣住民にご迷惑がかかり保育園を設置する事を反対されるなど、簡単に増やすことができない。このような原因により待機児童...なかなか解決しない待機児童問題

  • 少子化を心配するのは高齢者のエゴか

    現在日本は少子高齢化という問題を抱えているが、少子化を心配するのは高齢者たちのエゴなのではないか、という考え方について共感できない部分がある。確かに、子どもの数が減少してしまうことで、老後を支える人がいなくなってしまうという思いもあるだろう。誰もが老後を心も体も元気に過ごすことができるとは限らない。病気やがんになったり、運動など、体に気を使った日常を送っていなければ、体が思うように動かなくなっていくことも自然である。自分で対策やケアをしていなかったのだから、自業自得だと言ってしまえばそれまでだが、だからと言って老後のための対策やケアをする人が、一体どれだけいるのだろうか。また、それらができる時間を確保できる人がどれだけいるのだろうか。少子高齢化の問題を解決しなければ、のちに今の子どもたちも同じ問題、不安を抱える...少子化を心配するのは高齢者のエゴか

  • 子どもの世界

    私は、教材を読んで、無意識下での上下関係というトピックに興味を持った。教材には、大人が子どもを必死に守るほど、大人と子どもの上下関係が生まれてしまうと書かれていた。その上下関係のことから子どもの世界の妨げになっているのではないかと私は考える。この無意識な上下関係から、どうして子どもの世界を妨げていると感じたのには、大人が子どもを守りすぎてしまうと子どもが大人の世界に縛りつけられてしまうのではないかと考えたからだ。例えば、子どもを外に遊ばせるのは、危険だと思い子どもを一切外で遊べなかったとする。これは、子どもが外で伸び伸びと自由に遊ぶ世界が失われてしまっている。私は、子どもは様々な場所で遊び、自由に発想したり、表現力を学んだりしていると私は感じる。なので、大人がこのように子どもの遊び場を塞いでしまっているのは、子...子どもの世界

  • インクルーシブ教育の実現に向けて

    神奈川県の目指している共に生きる共生社会とは、すべての人が生き生きと生活できる地域社会のことであり、学校だけでなく、家庭や地域との協働で目指していくことで、多様な人々と共に学び、共に育つことを通して、お互いを理解し、尊し合う共生社会の実現に努めていかなければならない。その中で、障害のある者とない者が共に学ぶことを通して、共生社会の実現に貢献しようという考え方であるインクルーシブ教育を促していくことが重要である。インクルーシブ教育を行う上で最も重要なことは学級作りである。教師は、多様な個性をもった仲間が共に学び、安心して学習を行えるような学級づくりをしていかなければならない。そのためには、子どもが意見を出し合い尊重し合えるような主体的で対話的な話し合いの場を設け、相互が高め合い、誰もが相互に人格と個性を尊重し、認...インクルーシブ教育の実現に向けて

  • 選挙に対する若者の関心の低さ by ルーペ

    春セメスターで受講した「日本国憲法」ので、若者の投票率の低さや政治への興味関心の薄さを学んだ。今回は、政治への関心をどうすれば向上できるかを、教育の視点から考えたい。令和元年7月の第25回参議院議員通常選挙では、全年代を通じての投票率は48.80%だった。ところが、10代20代の投票率は30%台と低い。そして、70代になると投票率は66.52%と非常に高くなる。なぜ若者の投票率が低いかというと、日本の教育体制に原因がある。高校の政治経済の授業では政治の仕組みや選挙の制度などについて学ぶが、それはあくまで知識的な内容でしかない。各政党の主張や思想など、実際の政治については深くふれられていない。授業内で生徒が日本の政治について考える時間が用意されていないのだ。政治に対する関心を高めるため、授業内で模擬選挙を行うのは...選挙に対する若者の関心の低さbyルーペ

  • ブラジルのコロナ情勢 by ルーペ

    ※典型的な「調べ学習」ですねTVでは連日、新型コロナウイルスに関するニュースが大きく取り上げられている。その中に、道路を含めたあたり一面すべて墓になっているというブラジルの写真を見かけた。あまりにショッキングな光景だったので、ブラジルのコロナウイルス状況について調べてみた。ブラジルの新型コロナウイルス感染者数は世界第三位の2,140万人、死亡者数は59.8万人である。死者の急増で葬儀や墓の数が間に合わず、道路までも墓地にするという苦渋の選択を強いられた都市もある。感染者数の爆増で病床や医療機器が不足し、医療崩壊も起きている。ここまで新型コロナウイルスが流行した理由、それは政府の行動が稚拙だったからだ。「コロナはただの風邪だ」とするボルソナロ大統領は、2021年9月16日に未成年者を対象とするワクチン接種の停止を...ブラジルのコロナ情勢byルーペ

  • 見直すのは自分自身から by マナマナ

    五歳の従弟は、わが家に遊びに来ると「スマホを貸して~」と言うが早いか、自分でYouTubeアプリを起動させ動画を見始めている。CMを飛ばし見すのもお手の物で、その姿を目にした私は、スマホの操作が私たちとほぼ同じであることに大いに驚いた。従弟の家を訪ねた時、従弟たちは寝転がってスマホでYouTubeを観ていた。その姿は、わが家での五歳児の従弟の姿そのものだった。あのスマートフォンを操作する動きは、身近な人の姿を見て学んだものだと理解した。デジタル機器を使用する子どもにルールを課すオトナは多いが、そもそもオトナたち自身、そのルールが守れているのか。少なくとも私は、子どものお手本になれているとは思えない。五歳の従弟の姿から、子どもは身近な人の姿を真似していることを学んだ。子どもにデジタル機器を正しく使わせたければ、先...見直すのは自分自身からbyマナマナ

  • 子育てに対する責任感 by U

    テキストにあった「家庭教育力の低下」と「父母の他力本願」に興味が湧いた。最近よく、私の身の回りで耳にするからだ。母の友人が保育園に勤務していた時、ある親から「トイレットトレーニングはいつから始めてくれるか?」と尋ねられたそうだ。もち論、園でもトレーニングは行うが、先ずは家庭で始められなければならない。家庭での取り組みを促すと、親は渋々了承したという。共働き家庭が増加し、家庭での子育てに昔ほど注力できないことはわかる。しかし、保育所はあくまで父母の子育てをサポートする場であり、「子育て屋さん」ではない。そういう勘違いが、結果として子育てに関する責任感の薄れを生んでいるのだろう。子育てにかける時間や興味がないのならば、親になるには早過ぎると思う。子育てをサポートする機会や場所が増えれば、親の負担は軽くなる。しかし、...子育てに対する責任感byU

  • 失われる遊びの体験 by No No!

    今、子どもの声に耳を傾けられる大人がどれだけいるだろう。高度経済成長期以降、都市化や住環境の変化にともなって、子どもたちの遊びは縮小の一途を辿っている。室内遊びが拡大する一方、外遊びが減少し続けている。室内遊びの定番である家庭用ゲーム機の進化により、「屋外遊びは危険だから家で遊べ」と言うオトナが増えたようだ。とりわけコロナ禍で、室内でゲームやYouTubeを楽しむという子どものイメージが定着した。子どもが自由に伸び伸びと公園で遊べば、「遊び声がうるさい」と苦情を言われ、「公園を封鎖せよ!」と脅しが入る。子どもたちが自由に遊べる場を、昔そこで遊んでいたオトナが取り除いている。心配されるのは、子どもたちの自発的・能動的な遊び体験の喪失だ。遊びや生活の体験が、非認知能力を育むことは広く知られている。しかも、豊かな遊び...失われる遊びの体験byNoNo!

  • 遅寝の原因 by Southern Leaf

    テレビやYouTubeによれば、最近の子どもたちは平気で22時や23時に寝ているという。私が子どもだった頃は20時に布団に入り、6時半に起きていたと母から聞いた。たった15年ほどで就寝時刻がここまで遅くなったのは、やはり電子機器の発達のせいだろう。そして、父母自身の夜更かしに対する考え方や行動も大きな原因だ。ゲーム機器の拡散やYouTubeを観る機会が増えたため、父母がそれを子どもに簡単に許すようになって夜更かしが増えた。夜になっても子どもの脳が活発に働き、睡眠を妨げてしまうのだ。また、遅くまで起きている親の生活音や共働きによる食事や入浴時刻の遅延も、子どもの遅寝の原因だろう。父母の生活習慣の緩みが子どもの生活習慣を乱しているのだ。遅寝の原因bySouthernLeaf

  • オンライン授業のメリット by SUM

    私は、テキスト冒頭にあった「時間割」について考えた。受けている授業の中には、「わざわざZoomにしなくても」と思うほど、教員が一方的に説明をし、学生は画面オフのまま発言することなく時間が終わるというものがある。こんなものなら、音声や動画をアップして、オンデマンド授業にすれば良いだけの話だ。そうすれば、他の予定も入れられる。「勉強や学習の時間帯や方法は、学生自身の都合で決められる(べき)」という文章には共感した。従来は、対面授業ばかりのため時間割に従うしかなかった。だが、オンライン授業が中心の今、そのメリットをもっと上手く活かせないかと思う。グループワークをしたい等の明確な理由がある時だけZoomを用い、それ以外のオンライン授業はオンデマンド型にすれば良い。リアルタイム(オンタイム)にこだわるのは、「そうしないと...オンライン授業のメリットbySUM

  • 今だからわかる大切さ by ブッシュ大統領

    私が小学生の頃は、遅くとも午後9時までに寝て、朝は午前6時に起きていた。ところが、妹は遅寝遅起きで、午前0時に寝て、朝は家を出るギリギリまで寝ていた。その原因はゲームだ。母は、私たち姉妹に厳しく当たることもなく、いわゆる放任主義だった。妹が夜更かしをしてゲームをしていても、「早く寝なよ~」としか言わず、妹の遅寝遅起きが定着してしまった。幸い、高校生になった妹は午後11時までには寝て、朝も余裕をもって起きるようになったが、小学生の時から規則正しい生活を送らせるべきだったと思う。自ら生活リズムを整えられない小学生には、親が厳しく言うべきだった。それを母に問い質すと、「厳しく言っても聞かないし」と言う。確かに妹は、人の話を素直に聞くタイプではない。しかし、そこはもっと厳しく早寝早起きの大切さを伝えるべきだったと思う。今だからわかる大切さbyブッシュ大統領

  • 今の年金制度は古過ぎるのでは by Far away

    「少子高齢化社会」が騒がれているが、子どもが少なくなり高齢者が増えただけでは、さして大きな問題ではない。時代や社会環境が変われば、人口や人口構成が変わるのは当然であろう。現在の年金制度は、子どもと高齢者の数の均衡が保たれていた時代に作られた。したがって、それが今後の社会にも適しているとは到底言えない。年金制度は、これから生まれる子どもたちが老人を支える制度だ。私たちは自ら望んで年金を納めているわけではなく、一種の義務だから納めている。納めている金額が、いざ年金を受け取る年齢に達した時、実際に返金される保証はどこにもない。だとすれば、自分の老後のために毎月一定額を納るシステムにするべきだろう。少子化にストップをかける方法だけでなく、少子化という現実を真摯に受け止め、変化に応じた新しい年金制度を作る必要がある。今の年金制度は古過ぎるのではbyFaraway

  • 子どものための親の努力 by ハリーポッテリ

    子どもたちの食生活や食習慣は、昔と変わってきた。私は小さい頃、よく駄菓子屋に通っていた。その度、味が濃くて甘いものばかり買っていた。子どもは、そういう味が大好物だ。そのせいだろう、今でも濃い味の物ばかり好んで食べる。先生のテキストを読んで私はドキッとした。「子どもたちの寿命は、親が準備し提供する食生活や食習慣で決まる」というのは、まるで自分に言われている気がした。私は、保育士を目指す学生だが、子どもを授かれる一人の女性でもある。子どもの最善の利益を考えることは、妊娠する前から始まっている。私たちには、今から子どものためにできることがある。自分の将来のために、この食生活と食習慣を考えていかなければならない。子どもたちの食生活に注意するのは、父母の責任であり役割だ。「食」が変化し、甘い食べ物が増え、子どもがそれを簡...子どものための親の努力byハリーポッテリ

  • 躾と児童虐待 by Dancing

    平成26年度における児童相談所への児童虐待相談件数は、平成11度と比較して約7.6倍であり、死亡事例は、同年度一年間で69名である。残念ながら、この数字には減る兆しがない。私自身、父に頭を殴られたことがある。原因は、中学校の勉強を疎かにし、悪い成績で高校進学について中々決められず、父を苛立たせてしまったからだ。逃げ込める場所や相談できる相手があれば、事態は軽く済むだろうが、それがない幼い子どもたちには、父母が恐怖の対象になる事もある。できるかどうかはわからないが、躾と児童虐待の区別は法律でキチンとつけるべきだ。義務教育段階の学校では、授業で「児童虐待」を取り入れ、子ども自身に児童虐待を考えさせるのも良いだろう。躾と児童虐待byDancing

  • 保育者と父母との連携 by エミリン

    近年、子どもたちがパンや麺などの炭水化物を好み、野菜や魚介類などの重要な栄養素を含む食べ物を避けるようになっているため、栄養のバランスが崩れていると言われている。この問題の解決には、子どもの好き嫌いをなくすことが必要だが、共働き世帯が増え、父母が保育者や教員に教育を任せ過ぎていて、家庭での食に関する躾が難しくなっている。しかし、子どもの生活の場は園だけではない。子どもが好き嫌いを克服するためには、保育者と父母との連携がどうしても必要だ。保育者は、園での子どもの食事で気になることを父母に伝え、家庭での食生活を調査把握しながら、好き嫌いを克服できる方法を父母と一緒に考えなければならない。保育者が規則正しい食生活を父母に意識させることで、食生活を見直す機会を作るための親子の話し合いの時間を確保することが重要だろう。保育者と父母との連携byエミリン

  • 差し伸べられた無力な手 by ブランド好き

    親は子どもを選べない。そして、子どもも親を選べない。「親ガチャ」という言葉を聞く機会が増えた。大嫌いな言葉だ。裕福であるにこしたことはないが、幸福を感じる基準は人より様々だ。母親になった時、「うちは『親ガチャ』失敗した」などと言われたら、悲しくてたまらない。今回の事件を知った時、暴力やネグレクトで苦しみ、最悪の場合として命を落とす子どもたちは、確かに「親を選べない」のだという事実を痛感した。熱湯を浴びせられ亡くなった三歳男児の苦しみや恨みを想像すると、胸が苦しい。警察や行政に通報してくれた母親の友人もいたが、最後の一筋の希望の光すら無力になってしまった。救えたかもしれない命がこのような形で失われたことを決して忘れず、二度とくり返さないよう、この国を動かしている全ての大人の意識を変えていかねばならない。差し伸べられた無力な手byブランド好き

  • 引き下がらない児童福祉制度を by Far away

    この先に児童虐待が起きないための政策も必要だが、今起きている被害を最小限にする対策を打ち出すことが最優先だ。児童虐待報道のほとんどは、児童相談所が何らかの関与をしている。にもかかわらず、子どもの死という最悪の結果に繋がっている。近隣住民からの通報があっても、酷い児童虐待を防ぐことができないのだ。その事実を知る度に私は、「もっと何かできることがあったはずだ」と、実にもどかしくなる。現在、児童虐待の通報があっても、保護者の許可がなければ児相職員や警察は子どもと対面ができない。この限界を払拭しなければならない。子どもにケガを負わせるような暴力をふるい、あるいは、それを見て見ぬふりをしている人々が、児童虐待を認めるはずはない。このような放置を続ける日本では、児童虐待の犠牲になる子どもたちは減らない。児童相談所の職員に、...引き下がらない児童福祉制度をbyFaraway

  • 残された手段は法改正 by ブッシュ大統領

    わずか三歳の男児が、シャワーの熱さに苦しみもがきなら亡くなったと思うと、心が痛む。母親の交際相手、母親自身、そして行政は、どうして子どもにこんなにも雑な扱いができるのか。国は児童虐待の防止を言い続けるが、児童相談所への通報件数は、年々増加し続けている。行政の担当者や児童相談所は、通報を受けたとしても「親が絶対」であるため、「大丈夫だ」と言われればそれ以上の介入はできない。どうすれば良いのだろう。私は、法改正しかないと思う。父母が否定しても、子どもの安全を確認できるまでは深く介入できるようにするのだ。通報には、一件ごと丁寧に対応する。そのための法律を作って守らせない限り、児童虐待はこれからも続くだろう。子どもたちの生命を守るには、法律の改正しか手段がない。そういう時代が来ている。残された手段は法改正byブッシュ大統領

  • 簡単に言ってはならない by 峰不二子

    児童虐待のニュースが流れる度、多くの人が悲しみ・怒り・同じ言葉を口にする。「二度と起こってはならない」と。毎回言われているにもかかわらず、なぜ起きてしまうのか。なぜ誰も変えようとしないのか。今回もそうだ。どうして、三歳男児の尊い生命が奪われなければならなかったのか。未熟な私には疑問を抱くことしかできない。ニュースを見た人たちは、「母親が悪かった」「警察や行政が対応を間違った」などと好き勝手に言う。他人のせいにして、みんなで袋叩きにすることは簡単だ。しかし、だから何も変わらないのではないか。ソファーで呑気にニュースを観る人も、寝っ転ってスマホで事件を知る人も、児童虐待を自分の問題として考えていない。責任を転嫁して楽をしたがるこの国の父母やオトナたち全員が変わらなければ、児童虐待はすぐにまた起きる。簡単に言ってはならないby峰不二子

  • 公園が遊ぶ場所ではない by on the field

    私が小学生の頃と比べ、公園で駆け回る子どもの数は明らかに減った。子どもはいるが、ベンチや遊具に座っている。そして、手元にあるのはゲーム機やスマートフォンだ。戸外にいても、彼らはゲームや動画に熱中している。家でもできる遊びを、公園でしているのはなぜか。理由の一つは、「遊びの自由度」が減ったからだ。ボール遊びが禁止され、大声を出すと騒音だと言われ、遊びに様々な制約がある。近年では危険とされる遊具が次々に撤去され、その種類が限られている。思い切り体を動かしたくても、厳しいルールや貧弱な環境のせいで難しいのだ。どうやら、子どもたちにとって公園は「遊ぶ」場所ではなくなり、単に「集まる」場所になり下がっているのかもしれない。遊び場としては、実に不自由な空間なのだろう。それが彼らにとって良いことなのかを、広く深く吟味していか...公園が遊ぶ場所ではないbyonthefield

  • 問題が起きてからの対応では by キャッスル

    悪いのは絶対に加害者だ。児童虐待の最たる原因は、父母に頼れる人がいない・地域社会との交流が欠けていることだと考えていたが、この事件では周囲が児童相談所などに相談していた。にもかかわらず、男の子は命を落とした。母親の言い分を妄信し、深く調べなかった担当者に落ち度があるように見えるだろうが、担当員も故意に調べなかったのではない。児童相談所への児童虐待通報件数は、年間20万件を超えている。おそらく、ものすごい仕事量なのだろう。一件々々詳しく調べる時間も人手も足りないのだ。どんなに「児童虐待はダメ」と言っても、それをする人はなくならない。限られた担当者がこなせる仕事量には限界がある。となれば、児童相談所のスタッフを増やさなければ解決できない問題なのだと思う。児童虐待のニュースにふれる度、「子どもは親を選べない」ことの理...問題が起きてからの対応ではbyキャッスル

  • 問題が起きてからの対応では by キャッスル

    悪いのは絶対に加害者だ。児童虐待の最たる原因は、父母に頼れる人がいない・地域社会との交流が欠けていることだと考えていたが、この事件では周囲が児童相談所などに相談していた。にもかかわらず、男の子は命を落とした。母親の言い分を妄信し、深く調べなかった担当者に落ち度があるように見えるだろうが、担当員も故意に調べなかったのではない。児童相談所への児童虐待通報件数は、年間20万件を超えている。おそらく、ものすごい仕事量なのだろう。一件々々詳しく調べる時間も人手も足りないのだ。どんなに「児童虐待はダメ」と言っても、それをする人はなくならない。限られた担当者がこなせる仕事量には限界がある。となれば、児童相談所のスタッフを増やさなければ解決できない問題なのだと思う。児童虐待のニュースにふれる度、「子どもは親を選べない」ことの理...問題が起きてからの対応ではbyキャッスル

  • 「恋は盲目」と言うけれど by 筋肉JD

    「恋は盲目」という言葉があるが、まさにその一言に尽きる。人間は、何かに夢中になると視野が狭くなってしまう。この母親は、周囲からの「子どもの命が危ない」「別れろ」という声に耳を傾けられなかった。自分さえ愛されていれば、子どものことはどうでも良かったのだろう。市の担当者にこの事を知られれば、愛する人と別れなければならないと考えたのか。いずれにせよ、もっと視野を広く持つべきだった。私には、ちょうど三歳の弟がいる。怪我をしたり怖い思いをしたりすれば、真っ先に母親に助けを求めてくる。子どもにとって、あらゆる恐怖から自分を守ってくれる安全基地が母親なのだ。その母親に裏切られた子どもは、何を思って死んでいったのか。考えただけで胸に込み上げてくるものがある。近年、親の交際相手や再婚相手から児童虐待を受ける子どもの事例が多いよう...「恋は盲目」と言うけれどby筋肉JD

  • 自分に何ができるか by あやや

    この事件を調べてみて、父母ともに過去や現在に辛い体験をしていたことがわかった。もち論、加害者である以上、絶対に許されはしまい。だが、多くの家庭が核家族である現代では、情報収集が上手くできなければ孤独や責任感に押しつぶされてしまうのだろう。二人だけの世界は、あまりにも狭過ぎたのだ。このようなことをくり返さないために、周囲の支援や援助が必要だ。ところが、今回は近所からの通報で児童相談所が訪問していたにもかかわらず、児童虐待を防げなかった。では、どうすれば良かったのか。証拠となる音声や動画や写真を児童相談所に提示できれば、もっとちゃんと調べてくれたのか。通報の仕方により、児童虐待を疑われた父母が病んでしまったケースもあるようだ。一時的にただ悲しむだけでなく、自分の身近で起きた場合にどうするか・自分に何ができるのかを、...自分に何ができるかbyあやや

  • この国で出産しても大丈夫か? by ラブラブさ

    今の日本は、やりたい事や夢や仕事の実現が優先される社会になっている。やりたい事と子育てとを両立できるよう、育休制度などの充実が急がれているが、どんなに子育て支援を充実させても、国全体の子どもを産み育てることへの関心は下がっているようだ。その理由の一つは、「今の日本に生まれて子どもは本当に幸福なのか?」と問わざるを得ないからだ。LGBTQが出生率の低下に関わっていると言う人たちがいる。しかし、私はそう思わない。同性婚など、多様な性や生き方を良しとする社会になれば、子どもたちも生きたいように生きられる。こういう自由な生き方を承認する動きが広がれば、この国で出産をし、子育てをしたい人も増えるのではないだろうか。合計特殊出生率の向上を考えるのであれば、子育てがし易い制度を作るだけでなく、子どもたち(未来の国民)が生きや...この国で出産しても大丈夫か?byラブラブさ

  • この国で出産しても大丈夫か? by ラブラブさ

    今の日本は、やりたい事や夢や仕事の実現が優先される社会になっている。やりたい事と子育てとを両立できるよう、育休制度などの充実が急がれているが、どんなに子育て支援を充実させても、国全体の子どもを産み育てることへの関心は下がっているようだ。その理由の一つは、「今の日本に生まれて子どもは本当に幸福なのか?」と問わざるを得ないからだ。LGBTQが出生率の低下に関わっていると言う人たちがいる。しかし、私はそう思わない。同性婚など、多様な性や生き方を良しとする社会になれば、子どもたちも生きたいように生きられる。こういう自由な生き方を承認する動きが広がれば、この国で出産をし、子育てをしたい人も増えるのではないだろうか。合計特殊出生率の向上を考えるのであれば、子育てがし易い制度を作るだけでなく、子どもたち(未来の国民)が生きや...この国で出産しても大丈夫か?byラブラブさ

  • おじいクボマ~ル/10月の出校&在室予定(10月 1日最新版)

    台風16号の襲来に備えて、本日(10/1)を早々と「出校しません」にしたんだけど、意外と雨も風も静かで焦りました。でも、学生連の安全を守らなくちゃいかんしねえ、色々と大変です~事前相談をいただければ、火・木・土曜日の夕方以外なら出校や在室は可能です(卒業研究やゼミ活動の相談など)。ご遠慮なくどうぞ!10月1日(金)自宅です2日(土)自宅です3日(日)自宅です4日(月)出校&在室(10:30~15:00)5日(火)自宅です6日(水)自宅です(朝一でZoom)7日(木)自宅です8日(金)出校&在室(10:30~15:00)9日(土)子育て支援センター講演会onZoom(9:30~12:30)10日(日)自宅です11日(月)自宅です12日(火)自宅です13日(水)自宅です14日(木)自宅です15日(金)出校&在室(1...おじいクボマ~ル/10月の出校&在室予定(10月1日最新版)

  • おじいクボマ~ル/10月の出校&在室予定(10月 1日最新版)

    台風16号の襲来に備えて、本日(10/1)を早々と「出校しません」にしたんだけど、意外と雨も風も静かで焦りました。でも、学生連の安全を守らなくちゃいかんしねえ、色々と大変です~事前相談をいただければ、火・木・土曜日の夕方以外なら出校や在室は可能です(卒業研究やゼミ活動の相談など)。ご遠慮なくどうぞ!10月1日(金)自宅です2日(土)自宅です3日(日)自宅です4日(月)出校&在室(10:30~15:00)5日(火)自宅です6日(水)自宅です(朝一でZoom)7日(木)自宅です8日(金)出校&在室(10:30~15:00)9日(土)子育て支援センター講演会onZoom(9:30~12:30)10日(日)自宅です11日(月)自宅です12日(火)自宅です13日(水)自宅です14日(木)自宅です15日(金)出校&在室(1...おじいクボマ~ル/10月の出校&在室予定(10月1日最新版)

  • 総裁選挙より総選挙だろうな~ by おじいクボマ~ル

    政権与党の総裁選挙が終わって、何とまあ!同い齢のトップが選ばれた。嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ち(笑)で、今、いる。偉いよなあ、小物の僕なんかとっても、国を動かそうなんて思えないものなあ。誠に残念ながら、四人の立候補者の中でオジイ個人的に「この人に総理大臣をやらせてみたいな~」と思っていた方は、見事にどん尻であった。30代の女性が大臣に就く国もあるというのに、「まだまだだよな~」と、寂しく思う。もっとも僕は、今の政権与党を支持しているわけではないのだけど。だから、誰が選ばれようと大した興味や関心もなく、まるで競馬の予想番組のようにニュース解説を眺めていた。そして、色々な人事(幹事長だの官房長官だの副総裁だの)が決まってくるにつけ、「あ~あ、ほれみろやっぱりな」という感を強くしている。相変わらず高飛車で...総裁選挙より総選挙だろうな~byおじいクボマ~ル

  • 少子化は他人事ではない by 十五夜さん

    子どもの数が減る原因や要因について興味がある。「妊活」について述べる。私が中学1年生の時に、母親が不妊治療を始めた。両親ともに40歳代であり、生物学的な妊娠のタイムリミットが刻一刻と迫っていた。母は、運よく治療を始めてすぐに妊娠できたが、ネットの掲示板などを見ると、何年通院しても結果が出ずに諦めてしまった女性も多い。「産みたくても産めない」人がいる一方で、「産まない」とか「そもそも結婚をしない」という人もいるだろう。「結婚したくない」というより、「一人でも孤独を感じない」という人が増えたのかもしれない。コロナ禍でも、リアルな人との繋がりが薄くなろうが、ネットで多くの人と簡単に繋がれる現代では、そういう人がさらに増えていくのかもしれない。少子化を他人事と考えるのではなく、将来の自分にふりかかる負担や責任などを見据...少子化は他人事ではないby十五夜さん

  • 少子化は他人事ではない by 十五夜さん

    子どもの数が減る原因や要因について興味がある。「妊活」について述べる。私が中学1年生の時に、母親が不妊治療を始めた。両親ともに40歳代であり、生物学的な妊娠のタイムリミットが刻一刻と迫っていた。母は、運よく治療を始めてすぐに妊娠できたが、ネットの掲示板などを見ると、何年通院しても結果が出ずに諦めてしまった女性も多い。「産みたくても産めない」人がいる一方で、「産まない」とか「そもそも結婚をしない」という人もいるだろう。「結婚したくない」というより、「一人でも孤独を感じない」という人が増えたのかもしれない。コロナ禍でも、リアルな人との繋がりが薄くなろうが、ネットで多くの人と簡単に繋がれる現代では、そういう人がさらに増えていくのかもしれない。少子化を他人事と考えるのではなく、将来の自分にふりかかる負担や責任などを見据...少子化は他人事ではないby十五夜さん

  • 自分の中の爆弾 by ラブリーラブラブ

    私には、自分が母親に向いていないという自覚がある。「子どもができたら虐待してしまうかも」と思い立ったことがあり、それ以来、自分が子育てをする姿を考えることが怖くなってしまった。今回の事件をTVニュース等で何度か見聞きし、とても他人事には思えなかった。私は、死亡した男児の母親がシングルマザーで孤独を抱えていたことや、交際相手の男以外に心から信頼できる人がいなかったことくらいしか知らない。しかし、もし耐えられないほどの孤独に苦しんでいたとすれば、自分が愛した人が虐待者であっても孤独を避ける道を選んでしまう衝動には共感できた。私は、自分の弱さを知識や経験を通して少しでも克服したい。それが保育の勉強をする理由の一つだ。今回の母親のように、「孤独」という強い負の力が自分の中にあっても、子どもの最善の利益を考えられる保育者...自分の中の爆弾byラブリーラブラブ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、相模女子大学子ども教育学科くぼた組のブログ since 2さんをフォローしませんか?

ハンドル名
相模女子大学子ども教育学科くぼた組のブログ since 2さん
ブログタイトル
相模女子大学子ども教育学科くぼた組のブログ since 2
フォロー
相模女子大学子ども教育学科くぼた組のブログ since 2

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用