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ロック探偵のMY GENERATION
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2017/08/22

  • Marvin Gaye, Let's Get It On

    前回、ボブ・マーリィがメジャー・デビュー50周年だという話をしました。クイーンも、ウルトラマンタロウも、50周年という話でした。その流れを引き継ぎ、今回も50周年アニバーサリーについて書きたいと思います。登場するのは、マーヴィン・ゲイです。デビュー50周年ということではりあませんが、名盤として名高いLet'sGetItOnが、今年で50周年を迎えるのです。一応、マーヴィン・ゲイという人について簡単に説明しておきましょう。マーヴィン・ゲイは、ソウルの巨人として知られる伝説的シンガーです。当初はソロシンガーではなく、コーラス隊の一員やドラマーとして活動。一時、ブルースやソウルの名門として知られるチェス・レコードに在籍したことがあり、ボ・ディドリーとも親交がありました。そんなマーヴィン・ゲイのステージを、モータ...MarvinGaye,Let'sGetItOn

  • Bob Marley & The Wailers, High Tide Or Low Tide

    今回は、音楽記事です。先日、「クイーンの日」で、クイーンが今年でデビュー50周年だという話をしました。50周年ということでいうと、エアロスミスやKISSなんかもそうですが……もう一人、50周年を迎えるアーティストがいます。ボブ・マーリィです。インディーズ的な活動を含めるとキャリアはもっと長いですが、アルバムCatchaFireでメジャーデビューしたのは、1973年。メジャーデビュー50周年ということになるのです。というわけで、今回はボブ・マーリィ特集といきましょう。はじめに、HighTideorLowTideという曲を。CatchaFireのオリジナル盤には入っていませんが、後のバージョンにボーナストラックなどのかたちで収録されている曲。セーブ・ザ・チルドレンの東アフリカアピールということで、この曲の動画...BobMarley&TheWailers,HighTideOrLowTide

  • クイーン50周年

    4月17日は、「クイーンの日」。毎年やってくる日付ではありますが、今年は特別です。というのも、クイーンは、今年でデビュー50周年を迎えるのです。先日ウルトラマンタロウ50周年なんて記事を書きましたが、クイーンもタロウと同い年なのでした。映画『ボヘミアン・ラプソディ』もあって、再び注目を集め、今なお愛されるクイーン……50周年記念ということで、クイーンの動画をいくつか載せていきたいと思います。ただ、クイーンの動画はこれまで何度も載せてきたので、今回はクイーンそのものというよりも関連動画が中心です。発掘された未発表音源をもとにした新曲FaceitAlone。Queen-FaceItAlone(OfficialVideo)この手の曲は、もとがお蔵入りしていたものなので微妙だったりすることも多々ありますが、これは...クイーン50周年

  • チャップリン・デー

    4月16日は、「チャップリン・デー」ということです。1889年のこの日、喜劇王チャップリンがが生まれたということで……チャップリンといえば……私としては、Smileを思い出します。映画『モダン・タイムズ』のためにチャップリンが作った曲で、後に歌詞がつけられて歌になりました。この曲に関しては、過去にいくつかのバージョンをこのブログで紹介しましたが、この歌のカバーはいくつも存在しています。今回は、それらの動画を集めてスマイル祭りといきましょう。以前、ナット・キング・コールのバージョンを紹介しましたが、娘のナタリー・コールも歌っています。Smile前にこの歌を紹介した際に、カバーバージョンとして大物男性アーティスト3人の名を挙げました。その全員、動画があったので、以下に載せていきます。まずは、エリック・クラプト...チャップリン・デー

  • 映画『カイジ ファイナルゲーム』

    映画『カイジファイナルゲーム』を観ました。カイジ実写映画のシリーズ最終作です。たまたまアマプラで見つけたので、視聴してみました。映画『カイジファイナルゲーム』予告舞台は、財政危機が深刻化してハイパーインフレ状態の日本。このあたり、漫画を実写化する映画がよくやる「攻めすぎてる特殊設定」のように思えますが、しかし、日本の未来をいくらか大げさにして暗示したものともいえるでしょう。そこに、カイジが登場します。例によっていくつかのゲームが出てきますが、メインとなるのは「最後の審判」でしょう。対ディーラー型ではない種目ですが、感覚としては「沼」に近いものがあります。それだけ、対戦相手が強力だということです。そこを、沼でやったように、あれこれ策を弄していくわけです。対戦相手は、政界にも影響力を持つ派遣会社社長。このあた...映画『カイジファイナルゲーム』

  • ウルトラマンタロウ50周年

    先日「帰ってきたウルトラマン」について書きました。たまたまその直後、インターネットで、ウルトラマンタロウが今年で50周年だという記事を見つけました。そういえば、そうだなあ……ということで、今回はウルトラマンタロウについて記事を書こうと思います。実は私、ちょっと機会があり、タロウは全話観ているのです。(※以下、記事中で『ウルトラマンタロウ』最終話をふくむいくつかのエピソードの内容に言及しています。未試聴の方はご注意ください)ウルトラマンタロウは、ウルトラマンシリーズ第二期の3作目として制作されました。今年で50周年ということなので、放送開始は1973年。ゴジラシリーズが1960年代末ぐらいから迷走しつつあったということをこのブログでは書いてきましたが、ウルトラシリーズのほうも、やはり時代の変化にアジャストし...ウルトラマンタロウ50周年

  • フォークの日2023

    今日4月9日は、“フォークの日”です。去年は、ウクライナ戦争勃発直後ということで、反戦フォーク的な歌を多く紹介しました。それから一年経っても、まだ戦争の終結は見えず……ということで、今年も同趣向の記事を投稿します。森山良子さんの「坊や大きくならないで」。ベトナム戦争を題材にしたもので、ベトナムの詩人が書いた詩がもとになっています。マイケルズというグループのバージョンが有名ですが、森山良子さんも歌っています。坊や大きくならないでこの歌のメッセージは、以前紹介した「愛する人に歌わせないで」という歌の反語的表現に通ずるものがあるでしょう。大きくなれば、兵士として戦争に行かなければならない、だから大きくならないで、という……森山良子さんは必ずしも反戦フォークというような方向性の人ではありませんが、「さとうきび畑」...フォークの日2023

  • 鉄腕アトム、二十歳を迎える

    鉄腕アトムが二十歳を迎えました。どういうことかというと、手塚治虫先生の漫画・アニメ『鉄腕アトム』において、設定上アトムは2003年4月7日に生まれたということになっています。つまり、生まれていれば本日で20歳となるわけなのです。だからといって何がどうということでもないんですが……このブログでは、手塚先生や鉄腕アトムについて何度か書いてきたので、アトムの成人を祝っておこうかと。アトムを代表作といわれることを手塚先生は好まなかったともいわれます。「アトム」とか「ウラン」といった主要人物の名が放射性物質からとられていて、原発に象徴される科学技術への楽観的姿勢に対する自省……みたいなことがあるんじゃないかとも指摘されます。しかし、私はもっと複雑なものがあったんではないかとも思ってます。鉄腕アトムというものの存在が...鉄腕アトム、二十歳を迎える

  • 「ウルトラ5つの誓い」

    「ウルトラ五つの誓い」を観ました。『帰ってきたウルトラマン』の最終回です。また訃報の話になってしまいますが、『帰ってきたウルトラマン』(新マン)で主人公の郷秀樹役をつとめた団次郎さんが、先日亡くなりました。その追悼ということで、ウルトラマンの公式チャンネルが新マンの最終回を期間限定で公開しています。五つの誓いというのはなんとなく知ってましたが、実際にこの最終回を観たことはなかったので、今回視聴してみました。以前映画『シンウルトラマン』について書いたとき、“人間の物語としてのウルトラマン”ということを書きました。もう少し詳しく書くと、それは「人間は何もしなくていいのか」ということです。人間はただウルトラマンに頼るだけで、何もしなくてよいのか……これは、ウルトラシリーズの裏のテーマであり、歴代シリーズの結末は...「ウルトラ5つの誓い」

  • 坂本龍一さん、死去

    昨日のことになりますが、坂本龍一さんが亡くなるというニュースがありました。もうずっとこういう話をしてきていますが、またしても大きな訃報です。がんがかなり進行しているというのは伝わってきていたので、ある意味こちらとしても覚悟はありましたが……しかし、高橋幸宏さんのあとを追うようにして、こうすぐにというのは、やはりショックがあります。私としては、坂本龍一さんといえば、忌野清志郎とコラボした「い・け・な・いルージュマジック」が印象に残っています。IkenaiRougeMagic双方のキャリア全体をみれば、接触をもつようになったのはだいぶ後になってからですが、それ以来、この二人の天才アーティストは盟友とも呼べるような関係になっていました。音楽的な部分ばかりでなく、社会的な部分でも……原発や戦争といったテーマに対し...坂本龍一さん、死去

  • NOFX - Linoleum

    今回は音楽記事です。最近、音楽カテゴリーではパンクの話をしていて、エピタフなんかのほうに寄っていっていました。そこからさらに延長で、今回のテーマはNOFX。エピタフと並ぶハードコア系インディーズレーベルの雄として、ファット・レック・コーズがあります。そのファット・レックの総帥、エピタフでいうバッド・レリジョンにあたるバンドが、NOFXです。なぜだか、ここでもまた、最近の訃報がからんできます。先日ハイスタンダードのドラム、恒岡章さんが亡くなりましたが、ハイスタのデビューは、ファット・レックからでした。NOFXは、まさに、そのハイスタにも通ずる暴走・爆発・無軌道系ハードコアといえるでしょう。路線としては、フーやラモーンズの側といえます。決して小難しいことはいわない。しかし、そのあり方自体がラディカルな反逆にな...NOFX-Linoleum

  • Pennywise - "American Lies"

    今回は、音楽記事です。ちょっと前に、ミュージックの日ということでパンク特集をやり、そこでエピタフの名前が出てきました。そこには名前が出てきませんでしたが、エピタフといえばはずせない、というバンドがあります。PENNYWISEです。というわけで、今回は、このペニーワイズについて書こうと思います。ペニーワイズは、現在はエピタフを離れていますが、もともとはエピタフから出てきたバンドです。バンド名は、スティーヴン・キングの『IT』に登場する例のピエロから。政治的なメッセージを込めた曲が多く、そういう意味ではバッド・レリジョンの方向性を色濃く継承しているバンドといえるでしょう。ラディカルな政治的主張というのは、パンクの一つの基本要素としてあるものなので、ある種王道ともいえます。ただ、バッド・レリジョンは毒や皮肉とい...Pennywise-"AmericanLies"

  • WBC日本優勝

    WBCで日本代表が優勝しました。決勝戦、途中から見てたんですが、最後まで目が離せないしびれる試合でした。前回王者アメリカが相手の決勝戦というのも舞台が整ってますが、その最後が大谷VSトラウトという対戦になったというも、どこかできすぎというか……とにかく、今大会はいろいろドラマがあったなという印象です。振り返れば、2006年、2009年の大会もドラマがありました。やはり、役者をそろえ、舞台が整い、ドラマを起してこそ立てる頂点ということなんでしょう。そういう意味では、本気のアメリカと正面からぶつかって勝利した今大会の日本代表は、歴代最強レベルだったんじゃないでしょうか。WBC日本優勝

  • ミュージックの日 パンク特集

    今日3月19日は「ミュージックの日」。この日付にあわせて、拙ブログでは毎年ひとつのテーマに沿って音楽関連動画を紹介しております。で、今年は……最近の音楽記事がパンクの方向に流れてきているので、「パンク特集」ということでやっていこうと思います。最初に、ランシド。前回の記事には彼らの名前を入れてませんでしたが、この人たちもラモーンズトリビュートに参加しています。Rancid-Bloodclot[MUSICVIDEO]ランシドは、エピタフレコードを代表するバンドの一つといえるでしょう。エピタフレコードは、BadReligionのミスター・ブレットが創設したレコード会社で、アメリカにおけるパンクの梁山泊ともいうべき存在です。その総帥バッド・レリジョンの曲を。BadReligion-NewDarkAgesラディカル...ミュージックの日パンク特集

  • Ramones, Blitzkrieg Bop

    今回は、音楽記事です。前回の音楽記事では、デッド・ケネディーズが登場しました。オーディオスレイヴのOriginalFireのPVに出てきたアーティストということだったわけですが……同じくOriginalFireのPVに登場したパンクバンドということで、今回取り上げるのはラモーンズです。ラモーンズといえば……とにかくストレートなパンク、というイメージでしょう。まさに、そのとおりです。そして、そのストレートきわまりないパンクということが、パンクにとって不毛の地であるアメリカでパンクたりうるもう一つの道だった私には思われるのです。ラモーンズがやったことは、19世紀以降の大衆文化による反逆である、と私は見ています。それはすなわち、小難しいことをいう“芸術”に対する大衆文化の反逆です。19世紀以降、“大衆”が歴史の...Ramones,BlitzkriegBop

  • 大江健三郎さん、死去

    大江健三郎さんが亡くなったというニュースがありました。また、大きな訃報です。今年は、年初からこういう話をしていて……まあ、訃報があるたびにフォローしていれば毎年こんな感じなのかとも思ってましたが、しかしこうなってくると、やはり今年は特にショッキングな話が多いという気になってきます。大江健三郎さんといえば、ノーベル文学賞を受賞したということでも知られており、我が国の文壇において大物中の大物といえるでしょう。「見るまえに跳べ」という作品のタイトルは、岡林信康さんのセカンドアルバムのタイトルがここから来ているなんていう話もちょっと前にしていました。(これについては異説もあるようですが)特にここでひとつ何か作品を挙げるとしたら、『個人的な体験』でしょうか。タイトルどおり「個人的な体験」に基づいていることはたしかで...大江健三郎さん、死去

  • 掌編「うれしいひなまつり」(3)

    掌編「うれしいひなまつり」3回目です。これで完結となります。掌編「うれしいひなまつり」(3)

  • 掌編「うれしいひなまつり」(2)

    「うれしいひなまつり」、先日アップしたぶんの続きです。掌編「うれしいひなまつり」(2)

  • 掌編「うれしいひなまつり」(1)

    今日は3月3日。雛祭りです。ということで、ひさびさに山田湯シリーズの短編小説を書いてみました。銭湯・山田湯の自称看板娘、山田聖美を主人公とする短編です。前回までやっていたやり方だと面倒なうえに、読みづらいということで、今回はフォトチャンネルを使ってみました。何回かに分けていくというところは変わらずですが……興味がある方は、お読みになってください。うれしいひなまつり(1)掌編「うれしいひなまつり」(1)

  • Dead Kennedys - "California Über Alles"

    今回は、音楽記事です。なぜだか、最近の記事は死去した人物ということを軸にして書くことが多くなっていますが……今回も、その流れは続きます。登場するのは、DeadKennedys。去年の暮れに書いた記事で、ドラムのDHペリグロが死去したという話を書きました。そして、先日のAudioslaveの記事では、ロックにおける「原初の炎」の一つに、デッド・ケネディーズの名が出てきていました。この流れで、そろそろ登場してもらってもいいでしょう。去年の記事でDHペリグロについて書いた際、アメリカはパンクにとって不毛の地だ、と書きました。はじめに、そのあたりのことをもう少し書いておきましょう。この点はたぶん、日本と近いところがあると思われます。イギリスのような階級社会と違って、一介の労働者であることに、ある種の尊厳が認められ...DeadKennedys-"CaliforniaÜberAlles"

  • ウクライナ侵攻から一年

    今日2月24日で、ロシアによるウクライナ侵攻がはじまって、一年となりました。とうとう一年がたってしまったか、という感想です。当初の電撃作戦が失敗した時点から予想されていたように、長期化、泥沼化ということになってしまいました。この一年ことや、今後の展望に関して、さまざまなメディアで語られていますが……そのなかで、BBCロシア語のアンドレイ・ゴリヤノフという記者が書いた記事が、印象的でした。ゴリヤノフ記者は、多くのロシア人が今回の戦争に賛成なのか反対なのかという点について、次のように書いています。ほとんどの普通のロシア人は、どちらでもないようだ。自分が選んだわけではなく、理解できず、自分では変えられないと無力感に襲われるこの状況について、なんとか受け止めようとしている。普通のロシア人がこの状況を食い止めること...ウクライナ侵攻から一年

  • 松本零士先生、死去

    松本零士先生が亡くなったというニュースがありました。85歳。大往生といっていいでしょう。以前から、体調の問題というのは何度か聞こえてきていたので、まあ驚きということはありませんが……しかし、ショックではあります。昨年、999リマスター劇場版を観るために北九州を訪れた時のことが思い出されます。この、ハーロックの勇姿。昨年あらためて、漫画界の巨星の冥福を祈りたいと思います。松本零士先生、死去

  • Audioslave - Original Fire

    最近このブログでは、90年代~2000年代ロックにおける最強バンドといったようなことを書いてきました。前回登場したのは、サウンドガーデン。そして、この流れでいけば、当然名前が出てくるのがAudioslaveです。というわけで、今回はオーディオスレイヴについて書こうと思います。このバンドの名前は、これまでにも何度か出てきました。一応簡単に成り立ちを書いておくと、レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンから突然ザック・デ・ラロッチャが脱退し、残されたメンバーが、サウンドガーデンのクリス・コーネルを迎えて作ったバンドです。これまで、90年代以降の最強バンド候補がいくつか挙がってきましたが、サウンドガーデン+レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンという成り立ちからすれば、このオーディオスレイヴこそが最強かもしれません。デイヴ・...Audioslave-OriginalFire

  • Soundgarden, Black Hole Sun

    今回は、音楽記事です。前回は、ニルヴァーナについて書きました。ニルヴァーナといえば、グランジの大物ですが、そのいわゆるグランジというジャンルにおけるモンスターバンドといえば……サウンドガーデンです。というわけで、今回はサウンドガーデンについて書こうと思います。ニルヴァーナの登場によって、グランジが日の当たる場所に出てきた……ということを前に書きましたが、では、その日の当たる場所に出てくる前はどうだったのかというと、そこで圧倒的な存在だったのが、Soundgardenです。グランジがまだマイナーな音楽番組でしか取り上げられなかった時代に、その界隈でカリスマとなっていました。ニルヴァーナのカート・コバーンも、サウンドガーデンのパフォーマンスを見て「こんなやつらにかなうわけがない」と思ったとか。代表曲は、おそら...Soundgarden,BlackHoleSun

  • ブログ2000日目

    編集画面をみて気づいたんですが、今日でブログ開設から2000日目でした。だからなんだという話ではありますが……よくまあこれだけ続けてきたものだと、我ながら感心しています。今後も、まあ多分続けていくと思うので、みなさまどうぞよろしくお願いします。ブログ2000日目

  • Nirvana - Smells Like Teen Spirit

    今回は、音楽記事です。このカテゴリでは、前回、フーファイターズについて書きました。その中心人物デイヴ・グロールは、もともとニルヴァーナにいた人。というわけで、今回のテーマはニルヴァーナです。前回の記事から、オジー・オズボーンの話やらビートルズの話やらをはさみましたが、そういうところも包摂してくる、大きなテーマといえるでしょう。Nirvanaは、いわゆるグランジを代表するバンドの一つです。その代表曲は、やはりSmellsLikeTeenSpiritということになるでしょう。Nirvana-SmellsLikeTeenSpirit(OfficialMusicVideo)このMVはMTVでヘビーローテーションとなり、大ヒット。いわゆるグランジというジャンルが興隆する火付け役ともなりました。しかしこの曲は、カート...Nirvana-SmellsLikeTeenSpirit

  • ビートルズの日 Revolver について

    今日2月4日は、「ビートルズの日」です。ここ数年は、この日付にあわせて、いろいろビートルズのことを書いてきました。今年も、それにならおうと思います。で、ビートルズといえば……なぜだか去年Revolverのスペシャルエディションというのがリリースされてました。いつだかビートルズ記念日の記事でそのあたりのことをちょっと書いていたということもあるので、その続きということで、今年はこのRevolverについて書いてみようと思います。Revolverがリリースされたのは、1966年。このへんが、前期ビートルズと後期ビートルズの過渡期だということを以前書きました。『ラバー・ソウル』、『リボルバー』、『サージェント・ペパーズ』という流れを、私はホップ、ステップ、ジャンプと考えています。『リボルバー』は、そのステップにあ...ビートルズの日Revolverについて

  • オジー・オズボーン、ツアー活動引退へ

    オジー・オズボーンがツアー活動を引退するというニュースがありました。最近続いた訃報ではありませんが……これはこれで、衝撃ではあります。パーキンソン病を患っていることが近年公表されていましたが、肉体的にやはりいろいろ厳しくなってきているようです。オジー・オズボーンといえば、去年一度このブログで新譜のリリース予定に言及しました。そちらのアルバムは、予定通りリリースされています。タイトルは、PatinetNumber9。当該記事でも書いたように、このアルバムには先日亡くなったジェフ・ベックが参加していました。そのジェフ・ベックをフィーチャーしたタイトル曲の動画です。OzzyOsbourne-PatientNumber9(OfficialVisualizer)ft.JeffBeckあらためて参加アーティストをチェ...オジー・オズボーン、ツアー活動引退へ

  • 鮎川誠さん、死去

    今年は年初から悲しいしらせが続きましたが、今日、また大きな訃報がありました。鮎川誠さんが死去……昨日トム・ヴァーラインが死去したというニュースもあって、それについて何か書いたものかと考えていたところ、ニュースで知りました。鮎川誠といえば、福岡が生んだロックスター。昨年膵臓癌の告知を受けていたものの、それを公表することなく活動していたということです。鮎川さんは、こんな活動もやっておられました。3KINGS(鮎川誠、友部正人、三宅伸治)「ガソリンタンク」【RECドキュメントMOVIE】3KINGSというのは、聖書に登場するいわゆる「東方の三賢者」のこと。フォークのレジェンドである友部正人さんに、忌野清志郎との活動でも知られる三宅伸治さん、そしてそこに鮎川誠さんという布陣は、まさにその名にふさわしかったでしょう...鮎川誠さん、死去

  • Foo Fighters - A320

    今回も、音楽記事です。1998年の映画GODZILLAで使われている音楽が豪華だという話をしてきましたが、エンドロールに並ぶ名前を見て、もう一つこれは捨て置けないというバンドがありました。それは、FooFighters。ということで、今回はフーファイターズについて書こうと思います。たまたまですが、フーファイターズの名前は去年の暮れにアップした記事にも出てきていました。ドラムのテイラー・ホーキンスが死去したという話……そこではさらりとしか触れませんでしたが、このバンドもまた90年代最強バンドの一つといっていいでしょう。中心人物は、デイヴ・グロール。いうまでもなく、グランジの伝説Nirvanaでドラムを叩いてた人です。フーファイターズでは、ボーカル/ギター。ただ、ときにドラムに回ることもあり、その場合テイラー...FooFighters-A320

  • Rage Against The Machine - No Shelter

    今回は、音楽記事です。前回は、映画Godzillaのエンディング曲としてデヴィッド・ボウイの名前が出てきましたが……あらためて確認してみると、この映画は劇中で使用されている楽曲がなかなか豪華です。たとえばエンディングは二曲のリレーになっていて、デヴィッド・ボウイの前にはパフ・ダディがジミー・ペイジをフィーチャーしたComewithMeという曲が使われていました。この曲はツェッペリンの「カシミール」をもとにしたもので、そこにジミー・ペイジが出てきているわけなので、そこだけ見ても豪華でしょう。劇中では、当時はやっていたジャミロクワイが出てきたかと思えば、もとが日本の怪獣ということでかラルクの曲なんかも使われています。そして、それらのなかでもひときわ輝くアーティストが、RageagainsttheMachine...RageAgainstTheMachine-NoShelter

  • David Bowie, Heroes

    先日このブログで、1998年版の映画GODZILLAについて書きました。で、あの映画を見返していて、そういえばそうだったっけと思い出したことですが……エンディングでデヴィッド・ボウイのHeroesが使われていました。DavidBowie-Heroes(OfficialVideo)ボウイといえば、今月“ロックの日”ということで言及したばかりで……なにか縁のようなものを感じたので、今回はちょっとデヴィッド・ボウイさんについて書きたいと思います。まあ、あれこれ書けるほど詳しくもないんですが……デヴィッド・ボウイは、なかなかキャリアが長く、その音楽人生のなかでいろんな顔をみせてきました。初期の頃は、知的でシニカルな感じ。それが後年には社会派的な方向性を出していく……先日の記事ではジョン・レノンのカバー曲というのを...DavidBowie,Heroes

  • デヴィッド・クロスビー死去

    デヴィッド・クロスビーが死去したというニュースがありました。今年になってまだ一か月も経たないうちに、こう立て続けに訃報について書くとは……しかもなんというか、その一つ一つが非常にショックが大きい、そんな気がします。デヴィッド・クロスビーは、バーズやクロスビー、スティル、ナッシュ(&ヤング)などの活動で知られます。ウェストコーストの大物であり、このブログにたびたび登場するジャクソン・ブラウンとも親交がありました。メイヤン号という船を所有していて、これはCS&NのWoodenShipsという曲のモチーフともなっています。ロックの殿堂での演奏動画があるので、リンクさせておきましょう。Crosby,Stills&Nashperform"WoodenShips"atthe1997HallofFameInductio...デヴィッド・クロスビー死去

  • 映画『GODZILLA』1998年版

    今回は、映画記事です。かなりひさびさに、ゴジラシリーズとなります。先日、三石琴乃さんの「おやすみ、ゴジラ」という歌のことを書きましたが……実はあの歌、いずれゴジラ映画にからめて紹介しようと思っていたものでした。たまたまニュースで三石琴乃さんの名前が出てきたのでああいうかたちの記事になりましたが、まあことのついででもあるので、このあたりでゴジラ映画シリーズを再開しようかと。しかしながら――ここで登場するのは日本のゴジラではなくアメリカ版のGODZILLA。しかも、最近のいわゆるモンスターバースのほうではなく、1998年版です。先にいっておきますが、私の中では非常に評価が低い作品です。まあ、一般的にもそうでしょう。この映画を高く評価する意見はあまり聞いたことがありません。興行成績は決して悪くないものの、ゴジラ...映画『GODZILLA』1998年版

  • 高橋幸宏さん、死去

    高橋幸宏さんが亡くなったというニュースがありました。昨日一日ほとんどニュースに接することなくすごしていたんですが、その間に飛び込んできた訃報……つい先日のジェフ・ベックに続いて、まさかという話でした。高橋幸宏さんの経歴については、各種メディアやSNSでいろんな方が書いておられるようなので、私がいまさら何かいうこともありませんが……あえて何か取り上げるとしたら、THEBEATNIKSでしょうか。ムーンライダーズの鈴木慶一さんと組んだこのユニットが、実は高橋さんのキャリアにおいてもっとも活動期間が長かったんじゃないでしょうか。このユニットでの活動が、寺山修司原作のミュージカル『時代はサーカスの象にのって’84』でムーンライダーズが音楽を担当するきっかけになったという話をこのブログでも書きました。そういったとこ...高橋幸宏さん、死去

  • ジェフ・ベック死去

    ジェフ・ベックが亡くなったという衝撃のニュースがありました。78歳。死因は細菌性髄膜炎ということです。昨年はミュージシャンのショッキングな訃報が多くあったなんていう話をしていましたが……まさかその翌年の年明け早々にこんなニュースが飛び込んでくるとは思ってもいませんでした。ジェフ・ベックといえば、いわゆる3大ギタリストの一人として知られています。エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック……3人ともヤードバーズにいたことがあるわけですが、入れ違いの形になっていて、3人そろっての演奏というのはあまりありません。その貴重な機会の一つとしてよく知られているのは、3大ギタリストがはじめて集結した伝説のARMSコンサート。その「いとしのレイラ」の映像を。ERICCLAPTON,JIMMYPAGE&JEFFB...ジェフ・ベック死去

  • 三石琴乃「おやすみ、ゴジラ」

    声優の三石琴乃さんが、インボイス制度への反対を表明しました。三石さんといえば、『セーラームーン』の主人公・月野うさぎや、『エヴァンゲリオン』の葛城ミサトなどの訳で知られる大物声優。この方が、声優界を代表するようなかたちでインボイス制度に反対の声をあげたのです。今年の10月に開始が迫っているインボイス制度ですが……小規模な個人事業主やクリエイターといった人たちに大きな打撃を与える可能性が懸念されており、かねてから各方面で反対の声があがっていました。クリエイターという部分では、声優だけでなく、漫画、アニメ、演劇といったジャンルで反対の声が挙がっています。こうした分野では関係者同士が一般企業における「取引先」のような関係ではない場合が多いこともあって(たとえば漫画家とそのアシスタント、など)、さまざまな問題が指...三石琴乃「おやすみ、ゴジラ」

  • もう一つのロックの日

    今日1月8日は「ロックの日」だそうです。ロックの日といえば、6月9日というわかりやすい日付もありましたが……この1月8日は、エルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイの誕生日。二人のロックスターの誕生日がかぶっているということで、ロックの日ということになってるんだとか。というわけで、このもう一つの「ロックの日」にあわせ、今回はエルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイを特集しようと思います。まずエルヴィスさんから、カール・パーキンスBlueSuedeShoesのカバー。アメリカの草創期ロックンロールを代表する一曲といえるでしょう。ElvisPresley-BlueSuedeShoes('68ComebackSpecial)時代はくだって、社会派ソングの「イン・ザ・ゲットー」。ここでいうゲットーとは、貧しい...もう一つのロックの日

  • ターミネーターを振り返る

    『ターミネーター:ニュー・フェイト』今日8月29日は、“審判の日”です。――といっても、ヴァン・ヘイレンでもスティーヴ・ルカサーでもありません。映画『ターミネーター』シリーズにおける“審判の日”なのです。という......>続きを読む過去記事です。先日ゴーストバスターズの記事で、80年代SFX黄金時代ということを書きましたが、ターミネーターもまたその一角に入るかもしれません。しかしやはり、ここでもリブートや続編の難しさがあり……リブート版の『新起動ジェニシス』と、キャメロン印の正統続編として制作された『ニュー・フェイト』……いずれも、うまくいきませんでした。元記事ではあいまいな書き方になっていますが、ジェームズ・キャメロンはこの作品では監督ではなく、製作。監督はティム・ミラーという方です。そして、キャメロ...ターミネーターを振り返る

  • 映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』

    映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』を観ました。ゴーストバスターズシリーズの続編。去年暮れの記事で、かつての『ゴーストバスターズ』でメガホンをとったアイヴァン・ライトマン監督が亡くなったという話を書きました。そして、その息子であるジェイソン・ライトマンが監督して新たにできたのが、この『アフターライフ』……というのは、当該記事でも書いたとおり。しかし、そう書いておいてなんですが、実は私この作品を観ておりませんで……まあ正月ということでもあるので、ゆっくり映画でも観ようかということでアマプラで観てみました。映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』予告編正直さほど期待はしてなかったんですが……これは、なかなか傑作でした。ストーリーを簡単に紹介すると……かつてゴーストバスターズたちが戦ったゴーザが現代に復...映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』

  • 2023年、明けましておめでとうございます

    2023年がはじまりました。今年もどうぞよろしくお願いします。2023年、明けましておめでとうございます

  • 2022年の終わりに

    前ローマ法皇ベネディクト16世が亡くなったというニュースがありました。年末になって、また一つ大きな訃報です。最近このブログでは今年の訃報というのを書いてきましたが、国際政治の世界でもその種の話題がありました。たとえば英国のエリザベス女王であり、本邦の安倍元総理……このお二方については、このブログでも記事を書きました。しかし、これもまた、あらためて振り返ってみるとほかにも大きな話題がありました。今年最後の記事として、特に印象に残っている件について書いておこうと思います。ゴルバチョフ元大統領。ゴルビーさん。ソビエト連邦最初の、そして最後の、ゆえに唯一の大統領でした。ペレストロイカ、グラスノスチ……と、民主化の方向性を進めた大統領と一般に評されているでしょう。そういう人なので、プーチン大統領には批判的でした。N...2022年の終わりに

  • 2022年を振り返る ~映画界~

    今回も、今年の振り返り記事です。訃報に関する記事というのを二回書きましたが……今年は、映画界においても巨星墜つ、というニュースが多くありました。今回は、そうした映画界の訃報に関して書こうと思います。映画界における訃報ということでは、宝田明さんの死去があったわけですが……あらためて振り返ってみると、東宝特撮関連ではほかにも大きな衝撃を与えたニュースがありました。中野昭慶さん。東宝特撮における名匠であり、あの『日本沈没』で特撮を担当しました。『キングコング対ゴジラ』からゴジラシリーズに参加していて、『ゴジラ対ヘドラ』から84年版『ゴジラ』までの作品で特技監督をつとめておられます。中野さんは宝田明さんとほぼ同年代で、同じく満州からの引き揚げを経験しています。そのときの経験は自身特撮に反映されているようで……やは...2022年を振り返る~映画界~

  • 2022年を振り返る ~統一協会騒動~

    今回も、2022年を振り返る記事です。今年日本で大きなニュースといえば……安倍元総理銃撃事件と、そこに端を発する統一協会騒動があります。選挙期間中に元総理が銃撃を受けて死亡するという衝撃の事件から、統一協会というものの存在が大きくクローズアップされました。法外なカネを集める宗教と、政界とのつながり……以前から指摘されていたことではありますが、ここまでのものだったとは、と衝撃を受けたものです。この一連の統一協会騒動をみていて、私は「裸のキリストには裸でしたがえ」という聖フランチェスコの言葉を思い出しました。イエス・キリストは着の身着のままで救済のために活動したのだから、その後継者たちが蓄財して裕福に暮らしているのはおかしい……という清貧の思想です。宗教の名のもとに百万単位の金を信者に要求してそのためには借金...2022年を振り返る~統一協会騒動~

  • 2022年を振り返る ~旅立ったミュージシャンたち~

    2022年を振り返る記事の第三弾です。今年はショックを受ける訃報が多かった――という話を先日書きましたが、これは海外の音楽業界でも同様でした。もちろんこれも毎年ある話ですが、やはり今年はとりわけショッキングなニュースをいくつも目にした気がしており……今回は、それらについて書こうと思います。ただ、なにしろ一年分のニュースをざっと見返してみると、亡くなったアーティストというのは相当いらっしゃるわけなので、取り上げるのは、そのなかでも私がかねてからよく聴いていた一部のアーティストということになります。一読して、あの人の名前が入っていないじゃないか、というのはあると思いますが……そこはご容赦を。ドン・ウィルソンベンチャーズのギタリストで、創設メンバーの一人でした。最近gooブログで渚ゆう子さんの「京都の恋」に関す...2022年を振り返る~旅立ったミュージシャンたち~

  • 2022年を振り返る ~ウクライナ戦争~

    このブログでは、昨日書いたように、これからしばらく今年のできごとを振り返る記事を書いていきますが……今日は、ウクライナ戦争と、それが日本に与えた影響について書こうと思います。今年のできごととして一番大きいのは、やはりロシアによるウクライナ侵攻でしょう。今日で、開戦からちょうど10か月となりました。クリスマスイブでもあるわけですが、プーチン大統領も、戦争状態のままクリスマスを迎えることになるとは思っていなかったでしょう。大統領はまだ続けるつもりのようですが、さすがにそろそろ終わらせるべきだという機運は国際的に醸成されつつあるようで……来年には、なんらかのかたちで結末を迎えるのかもしれません。と、ここで一曲。「ハッピー・クリスマス」。このブログでは何度もとりあげたと思いますが、今回はマイリー・サイラスがマーク...2022年を振り返る~ウクライナ戦争~

  • 2022年を振り返る

    いよいよ、2022年も残すところあとわずかとなりました。今年もさまざまなことがありました。これから大みそかにかけて、この一年のことをちょっと振り返ってみようと思います。そう考えて過去のニュースを振り返ってみると……目に留まったのは、訃報でした。著名な作家や歌手が世を去ったという……もちろん毎年そういうことはあるわけですが、私個人として、今年は特に衝撃を受けることが多かった気がしています。それらの件について、エンターテイメント方面の人達を中心に書いてみようと思います。3月3日、西村京太郎先生が亡くなりました。ミステリー界における超大物。とりわけトラベルミステリーというところに大きな業績を残しました。近年は防犯カメラが普及したこともあって、トラベルミステリーは成立しにくくなっているといいますが…ビッグであるが...2022年を振り返る

  • ワールドカップ終了

    サッカーのワールドカップが、終了しました。アルゼンチンが、PK戦のすえにフランスを破って優勝。まあ、試合そのものは見てなかったんですが……なかなか壮絶な試合だったようで、見ておけばよかったなとちょっと後悔しています。これでいよいよメッシも本懐を遂げたということです。思い出すのは、2014年のワールドカップ。決勝でドイツに敗れ、立ち尽くしていた姿……それから8年、最後の挑戦としていたこのW杯で栄冠を手にしたのは、熱心なサッカーファンというわけでない私からみても感慨があります。それにしても、あれだけその才を賞賛される選手にして、5度のトライでようやく到達しえた頂点……やはり、ワールドカップという舞台のレベルの高さということでしょう。日本サッカーは2050年までにW杯優勝を目標としているそうですが、果たして達成...ワールドカップ終了

  • 吉田拓郎の名曲を振り返る

    吉田拓郎「土地に柵する馬鹿がいる」今回は、音楽記事です。前回の音楽記事では、河島英五を取り上げました。そこでは書き損ねましたが……彼はデビュー当初、「吉田拓郎の再来」といわれたといいます。こうしてフォーク記事......>続きを読む過去記事です。音楽記事では日本のフォークからいったん離れるといいましたが……今年は吉田拓郎さんの引退という大きなできごとがあり、そこに触れておかないわけにもいくまいということで、過去に拓郎さんの書いた記事を。拓郎さんといえば、ちょっと前にこんなアルバムを手に入れました。吉田拓郎トリビュート~結婚しようよ~オムニバスインペリアルレコード拓郎さんのトリビュートアルバム。中ノ森BANDのカバーした「結婚しようよ」について以前書きましたが、それも収録されてます。先日加川良さんについての...吉田拓郎の名曲を振り返る

  • 加川良「フォーク・シンガー」

    今回は、音楽記事です。このカテゴリでは、日本フォーク関連の記事をずっと書いてきましたが、今年いっぱいでいったんそこを離れようかと思ってます。もともとは洋楽中心にやってたブログなので、そろそろそっちに戻ろうかということで……したがって、今回はいったん日本フォーク記事の最終回。それにふさわしいアーティストとして……登場するのは、加川良さんです。加川良といえば。まず思い出すのは、「教訓Ⅰ」でしょう。加川良の代表曲というだけでなく、70年ごろの反戦フォークを代表する曲でもあります。しかし……これほどまでにそのイメージが歌い手の意図を離れて独り歩きしている歌もまたないのです。「教訓Ⅰ」だけを聴けば、たしかにフォークゲリラなんかで好んで歌われていた反戦の歌のように聴こえます。勇ましいことをいうのではなく、命を大切にし...加川良「フォーク・シンガー」

  • 今邑彩『卍の殺人』

    今邑彩さんの『卍の殺人』を読みました。これは、鮎川哲也賞のはじまりとなった作品です。本格ミステリの牙城ともいえる鮎川賞は、もともとは東京創元社が主催したミステリーの公募企画でした。鮎川哲也御大が推理小説シリーズ「鮎川哲也と十三の謎」を刊行する際に、その最終巻を公募したもの……そこでこの作品が「十三番目の椅子」を獲得。これがきっかけとなって、鮎川哲也賞という賞が誕生したのでした。内容は、鮎川賞前夜にふさわしい本格ミステリとなっています。卍型の屋敷で起こる殺人……いわゆる“館モノ”の範疇に含めてよいでしょう。特殊な構造を持った屋敷で次々と奇怪な事件が起こるという、ミステリーとしては古式ゆかしい舞台設定です。ネタバレになるので詳細は書けませんが、ちょっとだけ内容を書くと、二重の解決になっています。いったん謎が解...今邑彩『卍の殺人』

  • 士官学校事件

    今日は、12月8日。太平洋戦争開戦の日です。このブログでは、こうした日付にあわせて、ときどき近現代史に関する記事を書いています。そんなわけで、今日は近現代史記事でいこうと思います。このカテゴリーとしては、前回「滝川事件」というものについて書きました。時代の流れにそって、その翌年、昭和9年(1934年)の話です。この年、「士官学校事件」というものがありました。これは、この時代にはもはやおなじみとなっているクーデター計画です。かつての三月事件や十月事件、五.一五事件と同じく、軍の将校がクーデターを起こして軍事政権を樹立しようというもの。結果をいえば、クーデター自体は、未遂に終わりました。そのこともあって、戦前昭和史においてさして重大な事件ともみなされていないようですが、むしろそこが異常です。軍内部の過激派がク...士官学校事件

  • 日本、W杯敗退……

    深夜に行われたワールドカップ決勝トーナメントの一回戦……日本は、クロアチアにPK戦の末に敗れました。これによって、今大会は敗退ということに。悲願の決勝T勝利とはなりませんでしたが、まあ、やはりワールドカップの決勝という舞台、そう簡単に壁を突破させてはくれないということでしょう。とはいえ、PKでの決着なので、実質引き分けということではあります。しかも相手は、前回大会の準優勝国……前にも書きましたが、やはり日本のサッカーもだんだん強くなってきているんでしょう。グループリーグでドイツ、スペインを撃破したということもあるわけなので、代表チームの選手たちも胸を張っていいと思います。しかし、このクロアチア戦におけるPKの失敗の多さは、どこかメンタルなところから来ている気はします。やはり、重圧というか……そして、選手の...日本、W杯敗退……

  • 一隅を照らす 中村哲さん死去から3年

    今日は、12月4日。アフガニスタンで緑化事業を行っていた中村哲さんが亡くなってから3年となりました。もう3年にもなるか……と思わされます。思えばコロナ騒動がはじまる前のことで、なんだか遠い昔のことのようにも感じられます。しかし、ペシャワール会は、中村さんの遺志を継いで現在もアフガンで活動を続けています。この3年の間にタリバンの復権ということもありましたが……それでも活動は続いているということです。コロナ禍、タリバンの復権というのも大変なことですが、激動といえば、今年はウクライナ戦争ということもありました。安全保障に関する考え方にも世界レベルで大きな揺らぎが生じ、本邦でも防衛費の大幅増額や反撃能力の保持といったことが語られています。しかし、それが本当に安全保障ということになるのか。私は疑問を感じています。か...一隅を照らす中村哲さん死去から3年

  • 日本代表、二大会連続のW杯決勝T進出

    サッカーのW杯で、日本が決勝T進出を決めました。前回大会はあまりすっきりしないかたちでの一次リーグ突破でしたが、今回は文句なしの首位通過。いわゆる死のグループで、優勝経験のある二国を破り……これはなかなかすごいことです。今大会、結構こういう大番狂わせがあちこちで起きているようで、中東の気候とかそういうことも影響しているのかというようなことも素人なりに思ってはいますが……まあしかし、やはり日本のサッカーも強くなってきているということなんでしょう。あとは、前回のW杯のときも書きましたが、事前の期待値が高くないほうが思い切ってやれるということもあったんじゃないかと思います。今大会の場合、ドイツ、スペインと同じリーグに入った時点で、もう一次リーグ突破はまず無理だろうみたいな感覚が暗黙のうちにあって、むしろそういう...日本代表、二大会連続のW杯決勝T進出

  • 岡林信康「友よ、この旅を」

    今回は、音楽記事です。先日の記事で、フォークゲリラに関するドキュメントについて書きましたが……そのフォークゲリラにおいてアンセムのように歌われていた歌がありました。それは、岡林信康さんの「友よ」。というわけで、今回は岡林信康さんについて書こうと思います。はじめに、もう少しフォークゲリラのことを書いておきましょう。大木晴子さんは花束デモではじめてデモのなかで歌を歌い、その2か月後に新宿のフォークゲリラがはじまるわけですが……その間の重要なできごとして、大阪訪問がありました。花束デモには大阪からきたメンバーも参加していたようで、大木さんと仲間たちは彼らの活動を参考にしようと、大阪へ。そこで見聞きしたことをもとにして、新宿のフォーク集会を立ち上げていくのです。そうすると、いわゆる関西フォークの影響が及んでいると...岡林信康「友よ、この旅を」

  • 『声は届くのか』

    昨日のことになりますが、NHKBSのドキュメント『声は届くのか』を観ました。1969年新宿のフォークゲリラを扱ったドキュメントです。フォークゲリラというものについては、このブログでこれまで何度か言及してきました。新宿西口地下“広場”において行なわれていたフォーク集会。しかしやがて、警察権力が介入し、消滅に追い込まれた……「声は届くのか」は、そこにいた人々を描くドキュメントです。番組に登場していた当事者の一人である大木晴子さんは、“フォークゲリラの歌姫”と呼ばれた方です。この方はツイッターをやっておられて、私は一度ツイッター上でやりとりをしたことがあります。その際に、フォークゲリラを扱った映画『’69春~秋地下広場』を紹介していただきました。今回のドキュメントでは、その「地下広場」の映像が多く使われていたよ...『声は届くのか』

  • ウクライナ侵攻開始から9か月

    ウクライナ侵攻開始から9か月が経過しました。依然として、双方とも決め手を欠くなかで消耗戦が続いているという様相です。最近の動きとして、欧州議会が、ロシアを「テロ国家」に認定するという決議がありました。今さらという話ではありますが、一定の政治的意味はあるかもしれません。いっぽうで、ポーランドにミサイルが着弾した問題というのもあります。ウクライナ側が迎撃用に発射したミサイルという見方が強まっていますが、ウクライナ側は頑なな姿勢をとっており、これが風向きを微妙に変える要素になりかねないという話にもなってきました。この件に関しては、そもそもロシアが戦争をしかけなければ起きなかったことなのだから、直接にはウクライナ側による誤爆であるとしても突き詰めて考えればロシア側に責任がある――という意見が国際社会の大勢になって...ウクライナ侵攻開始から9か月

  • 景山民夫『遠い海から来たCOO』

    今回は、小説記事です。先日モダン・フォーク・フェローズに作家の景山民夫さんが在籍していたという話を書きました。そこでも書いたとおり、この方は『遠い海から来たCOO』という作品で直木賞を受賞しておられます。話のついでなので、この小説のことを書いておこうかと思いました。発表されたのは、1980年代後半。景山さんの代表作といえるでしょう。ストーリーは、太古のプレシオサウルスが実は生存していて、その子どもが南の島で暮らす少年に拾われて育てられるというもの。それだけならほのぼのとした話ですが、そこに某国の軍事機密がからんできて、中盤からは国際謀略サスペンス的な色彩を帯びてきます。ネタバレを避けるために詳細は伏せますが、物語としては目指すべきゴールにきれいに着陸しているという印象です。そこから導き出されるテーマは、た...景山民夫『遠い海から来たCOO』

  • モダン・フォーク・フェローズ「朝焼けの中に」

    今回は音楽記事です。ちょっと間が空きましたが……このカテゴリーでは日本のフォークソングについて書いています。前回は、ザ・リガニーズという本邦フォーク草創期のグループについて書きました。その流れで、今回もその時代の代表的なグループの一つについて書こうと思います。紹介するのは、モダン・フォーク・フェローズ。先述のとおり、フォーク最初期に出てきたグループの一つです。結成は1965年。いわゆるカレッジフォークの文脈に位置づけられるバンドの一つで、以前紹介したブロードサイドフォーと似たような感じでしょう。メンバーは何度か変更があったようですが、そのなかで、ベースとして景山民夫という人が在籍していたことがあります。この景山さんは、後に作家となっています。しかも、ただ小説家というだけでなく、直木賞も受賞しているという大...モダン・フォーク・フェローズ「朝焼けの中に」

  • SL人吉100周年

    SL人吉が、百歳を迎えたそうです。蒸気機関車58654号機。1922年の今日造られたということで、100周年記念のイベントが八代で行われています。残念ながら私はいけませんでしたが……このSL人吉には、私も一度乗ったことがあります。その際のことをブログ記事にも書きました。せっかくなので、そのときの画像を再掲しておきましょう。もう現役では最古の蒸気機関車ということになるんだそうで……老朽化もあり、再来年までで引退するという寂しいニュースも最近ありました。豪雨被災のことなどもあって近年は乗客数も伸び悩んでいたとか……そうと知っていればもっと乗っていたのにというところです。せめて、引退する前にもう一度乗りに行きたいと思います。SL人吉100周年

  • クラプトンの名曲を振り返る+α

    EricClapton,WhenThisWarIsOver今回は、音楽記事です。このカテゴリーでは、前回ジョージ・ハリスンについて書き、そこで彼の盟友エリック・クラプトンの名前が出てきました。そこで今回は、エリック・クラプトンについ......>続きを読む過去記事です。クリームが出てきたついでに、エリック・クラプトンの記事を。プラスアルファとして、ライブ・エイドにおける「いとしのレイラ」の動画をのせておきます。これは、デレク&ザ・ドミノスの記事で紹介した曲ですが……EricClapton-Layla(LiveAid1985)エリック・クラプトンといえば、コロナ禍において一時期反ワクチン派のシンボルのような存在となっていました。そのことで、元記事でもちょっと言及した過去の移民排斥発言をまた取り沙汰されたりも...クラプトンの名曲を振り返る+α

  • クリームの名曲を振り返る

    Cream,SunshineofYourLove今回は、音楽記事です。前回は、ロバート・ジョンソンについて書きました。そこからのつながりで、ジョンソンの「四辻ブルース」をCrossroadsとしてカバーしたCre......>続きを読む過去記事です。このあいだベーシスト列伝でクリームの話が出てきたので、クリームの記事を。元記事では動画を載せていませんでしたが、最近Youtubeでこんな動画を見つけました。ロックンロール栄誉の殿堂における、再結成クリームのパフォーマンス。Creamperforms"SunshineOfYourLove"atthe1993Inductions淡々とやっている感じが、いかにも大物という風格を漂わせています。まあ、淡々としているのは、この時点でもあまり仲がよくなかったせいだと思い...クリームの名曲を振り返る

  • ベーシスト列伝 60年代ブリティッシュロック編

    今日11月11日は「ベースの日」。このブログでは、毎年ベーシスト列伝というのをやっており、今年もまたそれを踏襲しようと思います。今回焦点をあてるのは、60年代ブリティッシュロック。例によって、簡単な紹介とともに動画を貼っていきます。ジャック・ブルースエリック・クラプトン、ジンジャー・ベイカーとともにクリームで活動した。いわゆる“前に出るベース”の代表的存在で、ベース革命を体現するベーシストの一人といえる。ただ、前に出るベースゆえに他のメンバーと衝突することも多かったらしい。クラプトンは名うてのギタリストであり、ジンジャー・ベイカーは手数の多いドラムの代表格。三人とも自分が主役と思っているので、クリームの活動は長続きしなかった。曲は、ジャック・ブルースがリードボーカルをとるIFeelFree。この動画を見る...ベーシスト列伝60年代ブリティッシュロック編

  • アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』

    今回は、アニメ記事です。テーマは、『ドラゴンクエストダイの大冒険』このカテゴリでは、誕生50周年を迎えたレジェンドアニメを2作とりあげましたが、『ダイの大冒険』も、アニバーサリー的な感じ。旧アニメが終了してから30周年ということになるのです。終了してからというところが微妙ですが……もう一つのしりとり要素として、前にとりあげた『ガッチャマン』とのつながりもあります。というのは、旧アニメで音楽を手がけたのが、『ガッチャマン』の劇場版で音楽を担当していたすぎやまこういちなのです。この人はゲームのドラゴンクエストで音楽を担当しているわけですが、その延長ということでか『ダイの大冒険』でも音楽を担当していました。この『ダイの大冒険』、リメイク版が制作されており、つい最近最終回を迎えたことでも話題になりました。旧アニメ...アニメ『ドラゴンクエストダイの大冒険』

  • 『ゴジラ対ガイガン』を振り返る

    『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン関沢新一今回は、映画記事です。いったんガメラの話をしましたが、ここでまたゴジラシリーズに戻って、シリーズ第12作目の『地球攻撃命令ゴジラ対......>続きを読む過去記事です。先日ゴジラフェスについて書きましたが……今年はガイガン登場50周年。ということで、ガイガンが銀幕に初登場した作品の記事を。宇宙の殺し屋ガイガン……こうして50年経っても新たな映像作品が作られるというのは、やはりその仕事人的魅力のゆえでしょう。もっとも、ゴジラ作品で見るかぎり仕事の成功率は0%ですが……『ゴジラ対ガイガン』を振り返る

  • ゴジラフェス2022 『ゴジラVSガイガンレクス』

    今日11月3日は、「ゴジラの日」。ということで、毎年恒例の“ゴジラフェス”が行われています。2020年、2021年はコロナ禍でオンライン開催となっていましたが、今年は3年ぶりのリアル開催。ただし、オンライン配信のほうも同時並行でおこなわれています。去年はヘドラ50ということでしたが、今年はガイガン50。ということで、ゴジラとガイガンの戦いを描くショートフィルムが公開されました。タイトルは、『ゴジラVSガイガンレクス』下にリンクを貼っておきましょう。おそらく期間限定だとは思いますが……『ゴジラVSガイガンレクス』一応解説めいたことを書いておくと、レクスというのは「王」のこと。ガイガンの群れを率いる赤いやつが、王ということでしょう。今回はかなりCGの割合が大きいようです。去年の『ゴジラVSヘドラ』は極力CGを...ゴジラフェス2022『ゴジラVSガイガンレクス』

  • 2021年衆院選を振り返る

    衆院選2021衆院選の開票が進んでいます。どうやら、下馬評ほど共闘野党の議席は伸びないようで……与党はある程度議席を減らすものの、過半数は維持、与党の議席が減った分は維新が躍進ということに......>続きを読む過去記事です。ちょうど一年前に行われた衆院選について書いています。この選挙結果についてもいろいろ書きましたが……最近あきらかになっている宗教団体のことを考えれば、だいぶ見方も変わってきます。自民党と旧統一教会のつながりというのは、ずっと前からいわれていたことではありますが、まさかここまでだったとは……という話が次々に出てきていて、どうやら、選挙の結果にもかなりの影響を及ぼしていたようなのです。選挙に勝つのも、背後に宗教団体の組織票がかなりの力で作用していたということになると、もう政策がどうこうとい...2021年衆院選を振り返る

  • 『科学忍者隊ガッチャマン』

    今回は、アニメ記事です。前回このカテゴリーでは、『デビルマン』について書きました。そこで、デビルマンは今年で誕生50周年と書きましたが……そのデビルマンと同様、今年で誕生50周年を迎える名作アニメがあります。それは……『科学忍者隊ガッチャマン』。いわずとしれた、タツノコプロを代表するアニメ。「誰だ、誰だ、誰だ~」の主題歌は、不朽のアニソンアンセムとなっています。後のSFアニメや特撮もふくめたヒーローものなどに大きな影響を与えたといわれ、『ガッチャマン』自体も、現在にいたるまで数十年にわたって続編や実写映画、スピンオフ作品などが作られてきました。日本アニメ史に燦然と輝く名作といっていいでしょう。タツノコプロのYoutubeチャンネルから、その第一話の動画を載せておきましょう。【科学忍者隊ガッチャマン】第1話...『科学忍者隊ガッチャマン』

  • 椎名林檎の名曲を振り返る+α

    椎名林檎-自由へ道連れ今回は、音楽記事です。音楽カテゴリーでは前回東京事変について書きました。そこからのつながりで、今回は椎名林檎さんについて書きましょう。取り上げ......>続きを読む過去記事です。椎名林檎さんについて書いてます。椎名林檎さんといえば、最近ちょっと話題になりました。リミックスアルバムの特典グッズが赤十字やヘルプマークに似ているということで、発売が延期されるという……椎名林檎というアーティストには危うさも感じる……といったようなことを書きましたが、こういうのがまさに危うい部分なわけです。ちなみに、今回の件では過去にMVでナースのコスプレなんかをしてたことも取り沙汰されました。その「本能」の映像を。椎名林檎-本能今回の一件で、ふと、東京事変の「群青日和」という曲を思い浮かべました。東京事変...椎名林檎の名曲を振り返る+α

  • ウクライナ侵攻開始から8か月

    ロシアによるウクライナ侵攻がはじまってから、8か月が経過しました。状況は、ますます泥沼の様相を呈しています。最近のロシアは、ウクライナ全土へのミサイル攻撃を行ない、それ以降も、ドローンなどで攻撃を続けているようです。もはや、なりふりかまわずというところでしょうか。まあ、戦争の行きつくところはそんなものでしょう。軍事施設だけを攻撃するとか民間人は対象にしないとかいっていても、戦況が悪化すれば、そんな建前はあっさりと放棄されるわけです。これを受けて、ポーランドではロシアのテロ国家指定を求める集会が行われたそうです。エストニアでは、実際にロシアをテロ指定国家とする決議がされたとか。そんな具合で、ますますこの戦争、ロシアにとって得るものはなく失うものばかりが増えていくことになっています。ダムを破壊するとか、「汚い...ウクライナ侵攻開始から8か月

  • 『デビルマン』

    今日10月22日は、「アニメの日」だそうです。日本初の国産アニメ『白蛇伝』が公開された日……ということで、ひさびさにアニメ記事を書こうと思います。とりあげるのは『デビルマン』。その第一話の動画を載せておきましょう。ただし、Youtubeに飛ばないと視聴できないようですが……【公式】デビルマン第1話「悪魔族復活」<1970年代アニメ>アニメ放映は1972年。すなわち、今年で50周年となります。そのアニバーサリーにあわせて、Youtubeの東映アニメーション公式チャンネルで全話期間限定配信ということをやっており、私はそれをほぼ全話観てみました。原作のバッドエンドは有名ですが、果たしてアニメのほうはどうなのか……という興味もあって観ていたところ、アニメは原作とは違う終わり方になってました。ネタバレということにも...『デビルマン』

  • 『死の十字路』

    今日は、10月21日江戸川乱歩降誕の日です。ここ二年ほどは、この日付にあわせて乱歩関連の記事を書いてきました。今年もそれにならって、乱歩原作の映画について書こうと思います。とりあげるのは、『死の十字路』。三國連太郎主演で、1956年に公開された映画です。死の十字路三國連太郎原作は『十字路』。『死の十字路』という作品もあるんですが、これは『十字路』をもとにして少年探偵団モノにリライトした作品で、映画は『十字路』をもとにしているということです。ややこしいですが……そういう事情なので、小説の『死の十字路』には明智小五郎が出てくるものの、映画の『死の十字路』に明智探偵は登場しません。映画を観た印象としては、なんだかあまり乱歩らしくないと感じられました。話の筋としては、意図せず人を殺してしまった男がその殺人を隠蔽し...『死の十字路』

  • ミニスカートの日2022

    今日10月18日は、「ミニスカートの日」だそうです。ということで、今回は3DCG。このブログで何度か登場している3Dフィギュア“真理奈”をミニスカート仕様にしてみました。使用ソフトは、いつもどおりblender。左手がちょっと見えなくなってしまってますが、これは体の向こう側に隠れているということです。今回取り入れた新手法として、このスカートを作るのにSVGというものを使用してみました。SVGを利用すると、線画データから立体物を作ることができます。これが、プリーツの表現に使えるのではないかということで……あまり時間がなかったので細かく作りこめていませんが、基本造形としてはなかなかうまくいってるんじゃないかと思います。あとは、フィギュア自体もそうですが、やはり頂点数が少ないので、カクカクしている部分が目につき...ミニスカートの日2022

  • ベックリンの世界

    今日は10月14日。画家アルノルト・ベックリンの誕生日です。最近たまたま相互フォローしているブロガーさんの記事でベックリンのことを読み、そういえば、この間入手したデジタル画集にベックリンの絵もあったということを思い出しました。そんなわけで、今回はこのベックリンについて書いてみようと思います。ベックリンは、象徴主義・世紀末芸術を代表する画家の一人。代表作は、なんといっても「死の島」でしょう。この絵を見ていると、私はジョイ・ディヴィジョンを思い出します。まさに、ああいう感じでしょう。「死の島」は、ヒトラーにも大きな感銘を与えたとか……若いころのヒトラーは画家志望で、廃墟の絵ばかり描いていたといいます。このあたりも、ベックリンの影響が相当にあったんでしょうか。たとえば、ベックリンのこの絵。ちなみに、ベックリンは...ベックリンの世界

  • 鉄道の日 ~鉄道開業150周年

    今日10月14日は、「鉄道の日」です。しかも今年は、日本に鉄道が開業してから150年……特別な年となります。「鉄道記念日」というのは1922年に鉄道開業50周年を記念して制定されたということですが、そうすると今年は、100回目の鉄道記念日ということにもなるわけです。せっかくなのでどこかのローカル線にでも乗りに行こうかと思ったんですが、残念ながらその時間がとれず……せめてもということで、ちょっと前に撮ったSL人吉の画像を載せます。SL人吉といえば、これに乗車した記事を数年前に書きました。そのときは熊本まで行かなければならなかったわけですが、今は鳥栖駅まで来るようになっています。この画像も、鳥栖駅で撮ったもの。ちょっと前に佐賀の神埼にいった際に、たまたま遭遇して撮影しました。こちらは、後ろから。やはり、SLは...鉄道の日~鉄道開業150周年

  • ウルトラセブン55周年

    いま、ウルトラセブンの4Kリマスター版が全国の劇場で上映されています。ウルトラセブン55周年ということでの特別企画。テレビで放送されたウルトラセブンの中から、五話を選んで上映するものです。福岡では博多の映画館でこれをやっていて、先日観に行ってきました。5話あるわけですが、そのクライマックスとなるのは、「史上最大の侵略」前後編。テレビシリーズの最終回です。ダンがアンヌに正体を告げる、あの名シーン……やはり、55周年企画にこれははずせないところでしょう。ウルトラセブンは、地球を守るために戦い続けてきたために、もはやその体は限界に達し、もう地球にとどまっていることはできず、M78星雲へ帰らなければならない。これからは、地球人がみずからの手で地球を守っていく……前にシンウルトラマンの記事で書いた、“人間の物語”が...ウルトラセブン55周年

  • 米HRドラマー列伝を振り返る

    ドラムの日ドラマー列伝~アメリカン・ハードロック編今日は10月10日。「ドラムの日」です。というわけで、去年にならってドラマー列伝。今年は、アメリカン・ハードロックというところにフォーカスをあてていきたいと思います。ジョーイ......>続きを読む一年前の記事です。10月10日はドラムの日ということで、アメリカンハードロック系のドラマーたちを取り上げました。今回は、ここで取り上げたドラマーたちのそれから一年間の動向について書こうと思います。ただ、なにぶんベテランが多いので、すでに死亡していたり特に活動していなかったりということもあり、半分ほどにはなってしまいますが。▲ジョーイ・クレイマーは再びエアロスミスを離脱。その理由は、家族のことに注力するため、だそうです。バンドのほうは、代理のドラマーを起用し、今夏...米HRドラマー列伝を振り返る

  • 『疑惑』

    今日10月7日は、ミステリーの日。……ということで、ミステリー系映画について書こうと思います。去年は横溝正史原作の映画を紹介しましたが、今年は松本清張で。『疑惑』です。あの頃映画theBEST松竹ブルーレイ・コレクション『疑惑』2015/5/8リリース!松本清張の原作で、監督は野村芳太郎――ということで、あの『砂の器』と同じ組み合わせ。また、音楽は芥川也寸志が担当と、これも『砂の器』と共通しています。内容は、実際にあった保険金殺人事件をモチーフにしたサスペンス。会社社長の男と若い妻が、車で海に転落。多額の保険金がかかっている夫は死亡し、妻だけが助かる。誰がどうみても保険金殺人、有罪は間違いなし……という事件の裁判を描く法廷ものとなっています。岩下志麻、柄本明、丹波哲郎……など、キャストも豪華。しかしなんと...『疑惑』

  • 川本真琴の名曲を振り返る+α

    川本真琴「ドーナッツのリング」川本真琴さんがデビュー前に制作したデモテープ『No.1HippiePower』が本日発売ということです。No.1HippiePowerMYBEST!RECORDS......>続きを読む過去記事です。川本真琴さんについて書いています。プラスアルファとして、記事中で触れた曲のMVを。まず「1/2」。【MV】川本真琴MakotoKawamoto1/2NibunnoIchiそして、Mステで歌詞がとんだ「桜」。【MV】川本真琴MakotoKawamoto桜Sakura川本さんといえば、最近サブスクのシステムを批判したことが話題になっていました。当該のツイートは削除されているようですが、その後もいくつか関連のツイートがあります。それによれば、川本さん本人がどうこうということではなく、一...川本真琴の名曲を振り返る+α

  • アンパンマンの日 2022

    10月3日は「アンパンマンの日」。ということで、3DCGでアンパンマンを作ってみました。だいぶ前(たしか二年前)に顔だけ作ったものがありましたが、今回は体まで作ってます。こういうシンプルな形状をいかに効率よく作れるかという練習としてやってみた感じです。ちょっとシンプルすぎて、曲線部分がカクカクになってしまってます。やはり頂点数はもう少し増やしたほうがよさそう。あと、本当はアニメーションまでつけるつもりでいたんですが……時間が間に合いませんでした。ひょっとしたら、来年は動画になってるかもしれません。アンパンマンの日2022

  • 『銀河鉄道999』

    今回は映画記事です。ちょっと前に、賢治忌ということで宮沢賢治についての記事を書きました。そこでは「烏の北斗七星」という作品を取り上げましたが、宮沢賢治の小説における代表作といえば、やはり『銀河鉄道の夜』……というところから、『銀河鉄道999』です。以下は、その予告映像。銀河鉄道999ストーリーは、原作の骨格を残しつつ、登場人物やエピソードを再構成したもの。作品のテーマとしても、案外宮沢賢治の記事で書いたことに通ずる部分があるかもしれません。まあ、そのへんを詳しく書くとネタバレになってしまうのでやめておきますが……このストーリー構成には、原作者である松本零士先生ご自身が携わっています。さらに、映画化にあたって市川崑監督(若いころにアニメ関係の仕事をしていた経験があるとか)が監修と、なかなか豪華な顔ぶれです。...『銀河鉄道999』

  • 自民党総裁選から一年

    岸田文雄氏、自民党新総裁に自民党総裁選の投開票の結果、岸田文雄さんが新総裁に選出されました。まあ、事前に蓋然性が高いと考えられたシナリオの一つが実現したという感じでしょう。予想外のことがあったとすれば......>続きを読む一年前に、こんな記事がありました。すなわち、岸田政権もそろそろ一周年ということになるわけです。「一年ぐらいでもたなくなりそう」とこの記事では書きましたが、衆院選に続いて参院選も乗り切り、黄金の三年間などといわれる長期安定の様相もみせていました。ただ、ここにきて支持率は低下傾向……案外、国葬の一件が躓きの石ということになるかもしれません。黄金の三年間をなげうって解散総選挙に乗り出すという観測も一部にあるようですが、さあ、どうなるでしょうか。自民党総裁選から一年

  • カプリオーレ 国葬に思う

    安倍元総理の国葬が行なわれました。武道館での国葬。靖国通りを封鎖して……そのニュースをみていて、私はタイマーズの「カプリオーレ」という歌を思い出しました。足の速いカプリオーレさすがのお前も今日は走れないすべてのハイウェイ鎖されたというこの歌は、直接的には昭和天皇の大喪の礼をモチーフにしています。国を挙げてのお葬式の日は彼女のトラックも走れないやだなやだなやだやだやだなすべてのハイウェイ鎖されたエンジン休ませてカプリオーレ高速道路にポリスが並ぶなんだか大変だねご苦労さん私としては、君主制が存続している国で君主の死去に際して国葬というのは、まあ儀礼的なものとして受け入れられなくもありません。しかし、政治家という場合はどうか。警備のためにずらりと居並ぶ警察官……私には、どこか異様に感じられます。タイマーズという...カプリオーレ国葬に思う

  • ロシア、さらに泥沼へ……

    ロシアによるウクライナ侵攻開始から今日で七か月が経ちました。この戦争では最近ちょっと動きがあり、ロシア側はとうとう「部分的動員令」に踏み切りました。総動員とはいかないまでも、予備役をおよそ30万人召集して戦力の増強をはかるということです。かつての大日本帝国をなぞるような振る舞いをみせてきたロシアですが……旧日本軍の失敗としばしば指摘される“戦力の逐次投入”ということも再現し始めたようです。現在のロシアの姿をみていて、あれは「一気に増派すると意思決定者の判断の間違いを認めることになるから」という理由もあったんだなあとわかる……ますますロシアが生ける反面教師のようになってきています。もちろんウクライナの反転攻勢がかなり顕著になってきているということが背景にあるわけですが……しかし、多少の戦力増強では、そううま...ロシア、さらに泥沼へ……

  • 宮沢賢治「烏の北斗七星」

    今日9月21日は、賢治忌ということです。昭和8年、宮沢賢治がこの世を去った日……ということで、今回は、宮沢賢治について書こうと思います。唐突ですが、宮沢賢治と金子みすゞは、どこか似ていると思うのです。どちらも、生前にはほとんど無名だった詩人。そうなった要因は、両者の共通点と、その時代背景があると私は考えています。そのあたりについて、ちょっと思うところを書いてみようと思います。共通点の一つは、相対主義。たとえば、有名な「注文の多い料理店」。この作品においては、主と客、食うものと食われるものの関係が反転します。それは、「向こうがわから見たらどうなのか」ということなのです。人間はほかの生物を食うことで生存している。それを食われる側からみたらどうなのか……このモチーフは、金子みすゞの「大漁」の詩に重なるところがあ...宮沢賢治「烏の北斗七星」

  • 3DCG夏祭り

    今回は、ひさびさに3DCGを。前に短編小説「夏祭り」というのをやりましたが、そのイメージにあわせた3DCGを作ってみました。使用ソフトは例によってblender。モデルはもちろん、あの小説の主人公である山田聖美です。まあ、前に出した山田聖美と同じで、別のフィギュアをちょっといじったものなんですが……夕暮れふうに。動かせるようにはしてありますが、首より下の部分は浴衣でごまかしてます……おまけに、小説のモチーフである「夏祭り」の動画を。前にジッタリン・ジンのバージョンを紹介しましたが、今回はWhiteberryのカバー。イメージとしてはこっちのほうが近いかもしれません。Whiteberry「夏祭り」MUSICVIDEO3DCG夏祭り

  • 丘の上の愚か者を振り返る

    日本とビートルズ昨日このブログで、スパイダースについての記事を書きました。日本版ビートルズを目指したものの、歌謡曲化の圧力におしつぶされていったスパイダース……今回は、その続きということで、......>続きを読む過去記事です。先日ザ・リガニーズの記事でビートルズのFoolontheHillという曲に言及しましたが、それについて書いた記事を過去記事の中から探し出しました。奇しくも、高嶋弘之さんの名前もここに出てきています。あらためて読んでみると、日本における歌謡曲の重力は、ロックを拒絶する斥力と対になっているエネルギーなのだなと感じました。丘の上の愚か者を振り返る

  • ザ・リガニーズ「戦争は知らない」

    今回は、音楽記事です。このカテゴリーでは、先日、山田パンダさんについて書きました。そこでは、パンダさんの芸歴に関わってきたミュージシャンたちのことを書きました。そこでは書きませんでしたが……もう一組、パンダさんとは浅からぬ縁を持つ重要なフォークグループが存在します。それは……ザ・リガニーズ。ということで、今回はこのザ・リガニーズについて書こうと思います。ザ・リガニーズというのはふざけた名前ですが、日本フォーク草創期を代表するグループの一つであり、彼らの代表曲「海は恋してる」は、フォークごく初期のヒット曲として記憶されています。山田パンダさんとの縁は、たとえば所太郎さん。この方は、パンダさんが在籍していたシュリークスのメンバーでもありました。あるいは、ベースの内山修さん。この方は、前回紹介したパンダさんの「...ザ・リガニーズ「戦争は知らない」

  • 9.11に考えるウクライナ戦争

    今日は9月11日です。アメリカ同時多発テロの日。毎年この日にはあのテロ事件に関連する記事を書いていますが……今年はやはり、ウクライナ戦争のことを重ね合わせずにはいられません。9.11そのものというよりは、それに続くアフガン戦争、イラク戦争でしょうが……結局のところ、今のロシアはあれと同じことをやってしまっているわけです。アフガンもイラクも、アメリカにとって事実上の敗北といっていい結果に終わりました。よくいわれるとおり、よその国に攻め込んでいって支配するというのは相当に難しいことです。まして攻められる側が国外から援助を受けている場合には不可能といってもよく……世界最強の軍隊が軍事的には弱小の国を相手にしてさえ思うようにはいきませんでした。いわんや、ロシアとウクライナぐらいの軍事力の差では、望むべくもなかった...9.11に考えるウクライナ戦争

  • エリザベス女王、世を去る

    英国のエリザベス女王が世を去りました。そう遠くない将来にそのときがくるだろうと予期されてはいましたが……大往生というところでしょうか。第二次大戦に従軍し、70年にわたる在位期間にはチャーチルやサッチャー、ブレアといった首相たちがいる。もう、生きながらにして歴史上の存在という感じでした。歴史といえば、ロック史にもちょくちょくその名が出てくる女王ではありました。たとえば、このブログで以前紹介した、ストーンローゼズ。彼らは、ElizabethMyDearという曲で英王室を批判しました。他にも、セックスピストルズのGodSavetheQueenとか……やはりロック界隈では、批判的にとりあげられることが多いでしょうか。まあそのあたりは、英国とその王室の歴史からよってきたるところでしょう。とにかく、それだけの存在感を...エリザベス女王、世を去る

  • 掌編「夏祭り」(5)

    掌編「夏祭り」、最終回です。いかがだったでしょうか。最後におまけとして、モチーフになっているジッタリン・ジン「夏祭り」の動画を。この空気が伝わっていたらさいわいです。ジッタリン・ジン/夏祭り(Jitterin’Jinn/Natsumatsuri)【MV】掌編「夏祭り」(5)

  • 掌編「夏祭り」(4)

    掌編「夏祭り」続きです。……というわけで、だいぶだらだらと続けてしまいましたが、次回が最終回となります。掌編「夏祭り」(4)

  • 掌編「夏祭り」(3)

    掌編「夏祭り」続きです。章立ての関係と配分を誤り……3回では終わりきれない感じになってしまいました。あと1、2回あると思います。あと一昨日アップした(2)でページが一つ抜けているところを発見しました。まあ、抜けていてもなんとなく話としてはつながっていますが……その部分を修正したことを付記しておきます。掌編「夏祭り」(3)

  • 掌編「夏祭り」(2)

    前回の続きです。掌編「夏祭り」(2)

  • 掌編「夏祭り」(1)

    今回は、ひさびさに短編小説をやろうと思います。先日、山田パンダさんについての記事を書きましたが……山田といえば、ということで、私のなかでシリーズになっている“山田湯”の短編。季節にあわせてということで、「夏祭り」と題した一編です。ジッタリン・ジン/Whiteberryの「夏祭り」をモチーフにしています。夏祭りというには、ちょっと遅くなってしまいましたが……一応簡単に基本設定を説明しておくと、銭湯・山田湯の娘である山田聖美を主人公とするストーリーです(ミステリーではありません)。前回と同様、縦書きのために画像にして掲載。たぶん、三回ぐらいにわけてアップすると思います。(ちなみに、トップ画像は写真素材-フォトライブラリーphotolibraryからダウンロードしてきました)掌編「夏祭り」(1)

  • 山田パンダ「明日の恋人」

    今回は、ひさびさの音楽記事です。このカテゴリーでは、もうだいぶ前のことになりますが、南こうせつ、伊勢正三というフォークシンガーについて書きました。それはかぐや姫のメンバーということだったわけですが……第二期かぐや姫には、もう一人のメンバーがいます。それが、山田パンダさん。ということで、今回とりあげるのはこのパンダさんです。山田パンダ――本名、山田嗣人。この方は、佐賀県の神埼というところの出身。その後福岡県の筑後地方で少年時代を過ごしておられたということで……私にとってはほぼ同郷ということになり、そういう点でちょっと親近感があります。パンダという芸名からはどこかほのぼのとした感じも漂ってきますが、非常に頭のいい方のようです。中学校ではトップクラスの成績だったそうで、高校は久留米附設というところにいっていまし...山田パンダ「明日の恋人」

  • ウクライナ侵攻開始から半年

    ロシアによるウクライナ侵攻開始から半年が経ちました。いよいよ消耗戦という様相になってきましたが……この頃は、ウクライナ側からの反攻の話がちらほら聞こえてくるようにもなりました。欧米から供給された武器を使用できるようになったことが大きいでしょう。単なる膠着状態ではなく、ウクライナ側から押し返す動きも相当強まっているようです。この状況を受けてか、ロシア側はウクライナに対して和平交渉を打診してきているといいます。しかし、ウクライナ側としては乗り気でないようで……ロシアが態勢を立て直すための時間稼ぎを目論んでいるにすぎないとして一蹴のかまえをみせています。仮に和平交渉がはじまったとしても、そう簡単に話がまとまらないであろうこともたしかです。ウクライナとしては、クリミア奪還までを目指しているということなので、そうな...ウクライナ侵攻開始から半年

  • ミュシャ展を振り返る

    ミュシャ展にいってきましたミュシャ展にいってきました。アルフォンス・ミュシャ……いわずとしれた、アール・ヌーヴォーを代表するアーティストですね。そのアーティストが去年から今年にかけて日本ツアーをやって......>続きを読む過去記事です。だいぶ前の記事ですが、ミュシャ展について書いています。ちょっと前に、世界の名画を集めた画像素材集みたいなものを入手したんですが……そのなかにはミュシャも含まれていました。せっかくなので、その画像でミュシャ展を振り返ってみようと思います。看板にも使用されている「ビスケット・ルフェーヴル・ウティール」。これはカレンダーで、下の方に細かく書いてあるのが日付ということです。もともとは普通の画家を目指していたミュシャですが、その方面に進むのはなかなか困難でした。能力の問題というより...ミュシャ展を振り返る

  • ブログ五周年

    本日をもって、このブログも五周年をむかえました。最近ちょっと夏バテ気味で更新頻度が落ちてますが……そろそろ暑さもおさまってくると思うので、またいろいろ書いていこうと思います。というわけで、今後ともよろしくお願いします。ブログ五周年

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