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ロック探偵のMY GENERATION
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2017/08/22

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  • 『松本零士の世界』

    松本零士の世界CDアニメ主題歌日本コロムビアこんなアルバムを手に入れました。ここ数年、このブログで松本零士先生についての記事を何度か書きましたが……そうしているうちに、松本零士先生や水木一郎アニキがこの世を去るということもあって……ハーロックの歌をライブラリに入れておきたくなったのです。それ自体は前から思ってたことなんですが、ここになかなか悩ましい問題があります。一番簡単な方法としてはハーロックのサントラというものがあるんですが、このサントラには、OP,EDとも、TVバージョンしか収録されていないようなのです。つまりは、1分30秒に縮められたバージョンということになります。アニソンオムニバスの類もやはり同様。水木一郎ベストアルバムみたいなものもあって、いくつかにはハーロックの歌がフルバージョンで入っている...『松本零士の世界』

  • 東日本大震災から13年

    今日は3月11日です。東日本大震災から13年ということになりました。13年というと、もう一昔前ですが……いまなお3万人近くが避難生活をしているといいます。福島第一原発も、廃炉の道筋がまったく見通せない状態が続いており、いまなおあの震災の影響は続いているというのが現状でしょう。今年は、年明けに能登半島地震というものもありました。南海トラフ地震の危機もささやかれ……そんななかで、最近COMPLEXが再結成するというニュースがありました。COMPLEXについては、以前一度このブログで書きました。布袋寅泰、吉川晃司という二大スターによる伝説のスーパーユニット。短期間の活動で解散した後、2011年の東日本大震災を受けて一時的に再結成したわけですが……今年の能登半島地震を受けて、やはり震災復興のためのチャリティという...東日本大震災から13年

  • 鳥山明先生、死去

    漫画家の鳥山明先生が亡くなったというニュースがありました。いうまでもなく、ドラゴンボールの生みの親。ドラゴンボールといえば、これはもう世界的なヒットで、日本の漫画・アニメを代表する作品といっていいでしょう。近年にいたるまで、数十年にわたって新たな作品が発表され続けてきました。現代のコードからすれば危ういところも多々ありますが……そういった部分も含めて、漫画・アニメ史における巨大な存在であり、作者である鳥山明先生の残した足跡はとてつもなく大きいといえるでしょう。謹んで、冥福をお祈りしたいと思います。鳥山明先生、死去

  • スレイヤーの名曲を振り返る

    Slayer-AngelOfDeath今回は、音楽記事です。音楽カテゴリーでは、前回アンスラックスについて書きました。そこからのつながりで、今回は同じくスラッシュメタルBIG4の一角であるSlayerについて書き......>続きを読む過去記事振り返りです。Slayerについて書いています。この記事でも書いたように、スレイヤーは活動終了していましたが……最近、活動再開を発表しています。9月にアメリカで開催される2つのフェスに参加するということです。ただ、そういうイベント参加のための再結成ということで、今後継続的に活動するかどうかは不明のようですが……せっかくなので、動画を。SLAYER-Repentless(LiveAtTheForuminInglewood,CA)もう一つ、伝説の深夜番組『ROCKFUJ...スレイヤーの名曲を振り返る

  • 2.26事件

    今回は、近現代史記事です。このシリーズは時代を追うかたちでやってきて、前回は昭和10年の相沢事件でした。そして今日取り上げるのは……今日の日付からもおわかりのとおり、2.26事件。戦前昭和史最大の事件ともいえる、クーデターです。関与した人や、事件にまつわるエピソードは数あり、ブログの記事程度で書いてしまえるものではとうていありませんが……私なりに重要と思える部分を、かいつまんで書いてみたいと思います。2.26事件は、昭和11年2月26日にはじまったクーデターです。クーデターというのはそれ以前にも何度かあったわけですが、これほどの規模のものはかつてありませんでした。首謀者として名が挙がるのは、磯部浅一や村中孝次といった人たちですが、この二人は士官学校事件というものにかかわっていたという話を以前書きました。こ...2.26事件

  • ウクライナ戦争開始から2年

    ウクライナ戦争がはじまって、今日で2年が経ちました。ウクライナ側の反転攻勢もうまくいったとはいいがたく、戦線は膠着。厭戦ムードは漂っているものの、今のところ、両者とも矛をおさめる様子はなさそうです。国際社会から支援を受けているかぎり、長期化すればウクライナが有利――とこのブログではいってきました。それは、基本的に変わりません。しかし、このところ、国際社会からの支援という前提条件が、だいぶゆらいできています。おもにアメリカの国内事情が原因ですが……トランプさんが再び大統領になれば、これは決定的な一打となりえます。アメリカからの支援が途絶えてウクライナがほぼ自力で戦うとなれば、じりじりと押し込まれていくのは自明です。そういう意味では、今年あたりが、いよいよ正念場ではないでしょうか。私の個人的な見解としては……...ウクライナ戦争開始から2年

  • 松本零士『蜃気楼フェリー アイランダー0』

    先日、松本零士50周年プロジェクトについての記事を書きました。思えば、松本零士先生に関しては、これまでにいくつも関連記事を書いてきましたが……たいていはアニメであって、漫画作品について書いたことはなかったと思います。そこで今回は、漫画記事。松本零士先生の作品として『蜃気楼フェリーアイランダー0』という漫画を取り上げようと思います。このブログでは、AIの話題が最近よく出てきますが……このテーマについて、非常に考えさせられる作品でもあるのです。舞台となるのは遠い未来、労働が禁じられた世界です。登場人物の一人によれば今の世の中は人間は何もしちゃいかんのだコンピューターがなにもかもやってくれる…人間は楽しく暮らして一生を終えればよいというのです。そんな世界で、惑星ミラージュに住む主人公・有紀嶺は、漫画家を目指して...松本零士『蜃気楼フェリーアイランダー0』

  • 松本零士50周年プロジェクト

    松本零士先生、死去松本零士先生が亡くなったというニュースがありました。85歳。大往生といっていいでしょう。以前から、体調の問題というのは何度か聞こえてきていたので、まあ驚きということはありませ......>続きを読む昨年の今日、このブログでこんな記事をアップしていました。松本零士先生が亡くなって、一年あまり経ちますが……どうやら、50周年プロジェクトというものが動き出しているようです。AIでよみがえった松本零士が登場する告知動画が公開されています。故・松本零士、AI技術で『999』星野鉄郎役・野沢雅子と会話/「松本零士50周年プロジェクト」AI松本零士メッセージ1977年に銀河鉄道999とキャプテンハーロックが登場して、2027年で50周年。それにあわせたプロジェクトが進行中ということです。具体的な内容は...松本零士50周年プロジェクト

  • ストーンズの日2024 レアコラボ特集

    今日2月14には、「ローリングストーンズの日」です。このブログでは、それにあわせて例年ストーンズ特集をやっております。ということで、今年もストーンズ特集。今回は、レアなコラボというテーマで動画を載せていきましょう。レディー・ガガとともに、GimmeShelter。レディー・ガガといえば、昨年発表されたストーンズのニューアルバムにも参加していましたが、結構前からからみがあったということです。RollingStones-withLadyGaga"GimmeShelter"@Newark,N.J.15/12/12ジョン・メイヤー、ゲイリー・クラークJrをゲストに迎えて、GoingDown。二人のゲストと、ストーンズのキース・リチャーズとロン・ウッド……名うてのギタリスト4人が、それぞれにギターソロを披露してくれ...ストーンズの日2024レアコラボ特集

  • フー・ファイターズの名曲を振り返る

    FooFighters-A320今回も、音楽記事です。1998年の映画GODZILLAで使われている音楽が豪華だという話をしてきましたが、エンドロールに並ぶ名前を見て、もう一つこれは捨て置けないというバンド......>続きを読む過去記事です。前回レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンがMC5のKickOuttheJamsをやってる動画を紹介しましたが……RATMの派生バンドともいえるProphetsofRageがフー・ファイターズのデイヴ・グロールを迎えてこの曲をやっている動画がありました。ProphetsofRage&DaveGrohl-KickOutTheJams(MC5CoverToronto2016)ProphetsofRageは、RATMのメンバーに加えて、パブリック・エネミーやサイプレス・ヒルのメ...フー・ファイターズの名曲を振り返る

  • RATMの名曲を振り返る

    RageAgainstTheMachine-NoShelter今回は、音楽記事です。前回は、映画Godzillaのエンディング曲としてデヴィッド・ボウイの名前が出てきましたが……あらためて確認してみると、この映画は劇中で使用されている......>続きを読むおよそ一年前に、レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンについて書いた記事です。いったん解散した後に、再結成して活動していたRATMですが……最近、また解散したらしいという話がありました。詳しい情報がなく、よくわからないんですが……まあ、気性の荒い人たちの集まりなので、そういうこともあるでしょう。さて、そのレイジ・アゲンスト・ザ・マシーン、先日の記事でも名前が出てきました。ウェイン・クレイマー死去の記事で、MC5のKickOuttheJamsをカバーしていると...RATMの名曲を振り返る

  • ウェイン・クレイマー死去

    MC5のギタリストであるウェイン・クレイマーが死去したというニュースがありました。このブログで、MC5の名前はときおり出てきます。アメリカにおけるガレージパンクの祖のようなバンドで、後のミュージシャンたちにも大きな影響を与えました。たとえば、頭脳警察もそのラディカリズムに影響を受けたといいます。代表曲であるKickOuttheJamsは、レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンがカバーしていました。頭脳警察とRATMが出て来るだけでも、ロック史においていかに大きな存在かがわかるというものです。この二者の顔ぶれからもわかるとおり、MC5はラディカルな反体制的姿勢でも知られるバンドです。マネージャーをつとめていったジョン・シンクレアは反戦活動家でもあり、ベトナム戦争に抗議して逮捕投獄。ジョン・レノンが彼を支援する目的...ウェイン・クレイマー死去

  • ビートルズの日 2024

    今日2月4日は、「ビートルズの日」。ということで、例年どおりビートルズ記事です。昨年は、ビートルズのファースト、セカンドアルバムが60周年だという話をしました。その流れで行くと、今年は3、4枚目のアルバムがリリースされて60周年ということに。そこで、サードアルバムAHardDay'sNightを取り上げようと思います。ハード・デイズ・ナイトザ・ビートルズUniversalMusicこのアルバムは、ビートルズにとって一つの転換点といえるでしょう。これまでのアルバムになかった大きな要素の一つは、自分たちが主演する映画をモチーフにしたアルバムであるということ……それだけビッグな存在になったということです。発表当時の邦題は、映画とセットで『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』。タイトル曲の邦題もそれにあわせ...ビートルズの日2024

  • ブロードサイド・フォーの名曲を振り返る

    ザ・ブロードサイド・フォー「若者たち」今回は、音楽記事です。前回、五つの赤い風船「遠い世界に」を紹介しましたが……このあたりは、もう日本フォークの草創期といってもいい時期です。その時期を代表するフォークグループと......>続きを読む過去記事です。ブロードサイド・フォーの「若者たち」について書いています。先日『変身忍者嵐』というドラマのことをちょっと書きましたが……そこにヒロインとして登場するくノ一、カスミを演じているのが林寛子さんという方で、この方の結婚相手がブロードサイド・フォーの中心人物である黒澤久雄さんだということを最近知りました。後に離婚されているということですが、娘さんが一人いて、その結婚相手がSOPHIAのボーカルとして知られる松岡充さんという……意外なつながりがあるものだなと思わされます...ブロードサイド・フォーの名曲を振り返る

  • 映画『シン・仮面ライダー』

    映画『シン・仮面ライダー』を観ました。今日1月25日は、石ノ森章太郎生誕記念日。ということもあって、今回はこの映画について書こうと思います。いまさら説明するまでもないでしょうが、『シン・仮面ライダー』は、庵野秀明さんが指揮する「シン」シリーズの第三弾で、昨年公開された作品です。その予告動画を貼っておきましょう。『シン・仮面ライダー』予告前半は、正直ちょっと方向性が見えない感じがしました。過去のヒーローもの特撮やアニメをリメイクするときによくある、設定のいじりすぎ、現代風にアレンジしすぎ……という感じでしょうか。同じ石ノ森作品でいうと、『009ノ1』(『サイボーグ009』のセルフパロディみたいな作品。過去にドラマ化、アニメ化され、2013年に映画化されている)の映画版のような……その手の作品はしばしば厳しい...映画『シン・仮面ライダー』

  • 文芸の世界にも忍び寄るAIの影……

    先日芥川賞が発表されましたが、九段理江さんの受賞作「東京都同情塔」が、AIの生成した文章を使っているということでも話題になっています。もっとも、作中で「AIの生成した文章」として出てくるのであって、小説としての文章自体をAIで書いたわけではないということですが……しかしやはり、小説の執筆にAIが使われ、それが芥川賞を受賞したということには、さまざまな議論が持ち上がっているようです。この種の話は、ここ数年よく聞くようになりました。昨年は、手塚治虫『ブラックジャック』の新作や、ビートルズの新曲がAIを援用して制作されるという話があり、このブログでも取り上げました。実際のところ、AIはどうなのか……最近、興味深い記事を読みました。それは絵画に関する話なんですが、人間は、AIの描いた絵画を人間が描いたものよりも低...文芸の世界にも忍び寄るAIの影……

  • 松本人志さん性加害問題について

    松本人志さんの性加害報道の余波が広がっています。松本さんや吉本興業サイドは事実無根としていますが、その「事実」がどこからどこまでを指すのかが曖昧であり、この二、三週間で、早くもその点でほころびが見えはじめているのが実態でしょう。もちろん現時点で断定的なことはいえませんが、女性を集めての飲み会が行われていたこと自体は事実のようです。そして、密室で何が行われていたかは第三者にはわからないということであれば、事務所側が「当該事実は一切ない」と言い切れる根拠がどこにあるのかという話になってきます。そして、問題は松本人志さん一人にとどまらず、その後も文春砲が立て続けに火を吹き、芸人たちの「自粛ドミノ」が広がっていくのではないかと懸念されているということです。ことここにいたってくると、どうしてもジャニーズ問題とオーバ...松本人志さん性加害問題について

  • いいロックの日 ヴィンテージⅡ

    今日は、1月16日です。これは、語呂合わせで「いいロックの日」……といえるんじゃないでしょうか。いや、いえると思います。というわけで、当方で勝手に記念日として制定することにしました。そういうわけで、前に「ロックの日」でやった蔵出し企画の第二弾をやりたいと思います。ケネディセンターにおけるレッド・ツェッペリン・トリビュート。ケネディセンターというところが功績のあるアーティストに賞を授与していて、本人や米大統領などの居並ぶ中でほかのアーティストたちがその楽曲をカバーして栄誉を称える……みたいなイベントです。この動画では、フーファイターズによる「ロックンロール」、キッド・ロックによるRambleOn、レニー・クラヴィッツが「胸いっぱいの愛を」を披露しています。2012年の回で、観客席には当時のオバマ大統領の姿も...いいロックの日ヴィンテージⅡ

  • 自民党が政治刷新本部立ち上げ……

    昨日、自民党が政治刷新本部を立ち上げるというニュースがありました。昨年持ち上がった裏金問題、逮捕者まで出る事態に、さすがに何かやらないとまずいというところでしょうか。しかし、今さら感はぬぐえません。そして、その顔ぶれ……これで政治刷新などといわれても、何も期待できないというのが正直なところです。その一方で、国内においてはさまざまな課題がもちあがっています。大阪万博、辺野古の基地建設、震災対応……これらに対するいまの政府の動きを見ていると、何を優先するべきで、何をするべきでないのか、その判断がまったくトンチンカンといわざるをえません。優先すべきことを後回しにして、どうでもいいこと、むしろやらないほうがいいんじゃないかということばかりを強引に推し進めるという……辺野古に関しては、これまでこのブログで何度か書い...自民党が政治刷新本部立ち上げ……

  • もう一つのロックの日2024

    今日1月8日は、「ロックの日」です。ロックの日といえば、6月9日というわかりやすい日付もありますが……それとは別で、1月8日もあるのです。というわけで、こういう日付によくやっているロック関連動画特集をやろうと思います。今回のテーマは、ヴィンテージ...…“蔵出し”です。Youtubeで音楽関連動画を見ていると、こんなレアなコラボが、こんな意外なカバーが、という動画に遭遇出することがあり、そういったものをストックして適宜ブログの記事に貼り付けてるわけなんですが、それらの動画をすべて載せられるわけでもなく、いつかブログに貼ろうと思いつつ機会を逃している動画がたくさんありました。それらを一挙に蔵出ししようというわけです。主に、昨年書いた記事の関連で載せようと思いつつも割愛した動画を中心に紹介していきたいと思いま...もう一つのロックの日2024

  • ビッグエコーのテレワークプラン

    ビッグエコーのテレワークプランというものを使ってみました。あのカラオケのビッグエコーに、そういうサービスがあるのです。カラオケルームだけれど、歌うのではなく、そこでテレワークをするという……そういうものがあるといのうを知り、たまたま割引クーポンを拾ったので、ものは試しと利用してみました。ただし、私の場合はテレワークではなく、PC作業。勉強とかそういうことに使ってもいいという規定になっており、必ずしもテレワークしなければならないわけではないのです。で、使ってみた感想としては……まあ悪くないと思います。Wifi使い放題、フリードリンク飲み放題というのもあって、まずまず快適といえるんじゃないでしょうか。電源をとれるのでバッテリーの心配をしなくていい、個室なので周囲の目を気にしなくてもいい、というのもあります。た...ビッグエコーのテレワークプラン

  • 2024年スタート

    2024年がはじまりました。例年通り、とりえあず年初の謹賀新年といったような記事を書こうとしてたんですが……元日から、いきなり大地震のニュースが飛び込んできました。大きな地震が相次いで起こり、大津波警報まで出ています。あの2011年のことが脳裏をよぎり、なんとなく心がざわつく元日となりました。今年は、国内外ともいろいろ大きな動きが予想されており……これは激動の予兆ということになるんでしょうか。2024年スタート

  • 50周年記念名盤特集

    今年このブログでは、50周年を迎える名盤というシリーズをやってきました。しかし、紹介しきれなかったものも多数あります。今回は、それらのアルバムをまとめてご紹介。ただ、あくまでも私の独断なので、あれが入ってないとかはご容赦を……ポール・マッカートニー&ウィングス『バンド・オン・ザ・ラン』PaulMcCartney&Wings,BandontheRunBANDONTHERUN[LP](180GRAM)[12inchAnalog]PAULMCCARTNEYANDWINGSCAPITOLRECORDSビートルズが解散となりソロ活動では手探り状態が続いていたポール・マッカートニーが大きな飛躍を遂げたアルバムが『バンド・オン・ザ・ラン』。先日ギタリストのデニー・レインが亡くなったというニュースがありましたが、ウィング...50周年記念名盤特集

  • 2023年を振り返る パレスチナ紛争

    今年のできごとを振り返る記事です。2023年のできごとを振り返るとなれば……パレスチナ紛争のことを考えないわけにはいかないでしょう。ハマスによる攻撃が行われ、それに対してイスラエル側が反撃し、大きな紛争に発展しました。今なお、この紛争は続いています。パレスチナ紛争には、もう数十年にもわたる経緯があります。そのなかにおいて、報復の連鎖が続いてきました。もう、どちらが先に手を出したというような話ではなくなっているのです。そのなかで、そもそもの発端と、両者の圧倒的に非対称な関係を考えれば、現状イスラエル側の行動が度を越しているといわざるをえないんじゃないでしょうか。そして重要なのは、このパレスチナ紛争の件を、安易に反ユダヤ主義と結びつけないことでしょう。そこを混同すると、話がややこしくなってしまいます。反ユダヤ...2023年を振り返るパレスチナ紛争

  • クリスマスソング 邦楽アーティスト特集

    今日12月25日はクリスマス。毎年この日はクリスマス関連記事を書いています。おもに音楽関連の記事となりますが……今年もその例にならって、クリスマスソング特集をやろうと思います。数年前にも一度やりましが、そのときは洋楽中心だったので、今回は邦楽編で。JUNSKYWALKER(S)の「白いクリスマス」。ジュンスカがオリコン一位を獲得した曲で、バンドにとって最大のヒットということになるでしょう。JUNSKYWALKER(S)-白いクリスマスこの歌、当初は「黒いクリスマス」だっという話を今年聞きました。悪人や罪人であっても、そうなるにいたった事情があり、彼らにもゆるしがある……そんな内容だったとか。ギターの森純太さんにダメ出しを受けてクリスマスの失恋ソングに変更されたということなんですが、私としてはもとの「黒いク...クリスマスソング邦楽アーティスト特集

  • 2023年を振り返る ジャニーズ問題②メディアの沈黙

    2023年を振り返る記事として、前回ジャニーズ問題について書きました。この問題でもう一つ考え去られるのが、ジャーナリズムのあり方。前回予告したとおり、今回はこの件について書こうと思います。ジャニーズ問題では、「メディアの沈黙」ということが指摘されました。一度は裁判沙汰になったにもかかわらず、多くのメディアはこの問題に触れてこなかった。そのことが、さらに被害者を増やすことになった、と。「メディアの沈黙」という問題は、ジャニーズの問題にとどまらないかもしれません。たとえば、かつて薬害エイズの問題が起きたとき、当時の厚生省記者クラブにいた記者たちは「そんなことは知っていた」と嘯いたといいます。知っていたのなら、なぜ報道しなかったのかという話になります。あるいは、立花隆氏の有名な著書『田中角栄研究』。あの本は、メ...2023年を振り返るジャニーズ問題②メディアの沈黙

  • 2023年を振り返る ジャニーズ問題①日本型組織のカルト化傾向

    2023年も、いよいよ残りわずかとなってきました。去年のこの頃は、一年にあったできごとを振り返るという記事をいくつか書きました。今年もその例にならって、この一年のさまざまなできごとについて考えるというのをやっていきたいと思います。で、今年の大きなニュースといったら何かといったら……ひとつはジャニーズ問題があります。これまで陰でささやかれながら大っぴらには語れなかった問題が、ついに火を噴き、ジャニーズという看板が消滅する事態に発展しました。正直ジャニーズそのものに私はさほど関心がありませんが……ただ、この騒動は単に一アイドル事務所の闇というのを超えて、日本という国の闇を垣間見せているようにも思えます。その一つは、日本型の集団が抱えるカルト化傾向。これは、統一教会の問題や、最近の宝塚問題なんかにもつながってい...2023年を振り返るジャニーズ問題①日本型組織のカルト化傾向

  • 薩摩剣八郎さん、死去

    薩摩剣八郎さんが死去したというニュースがありました。薩摩さんは、ゴジラの「中の人」。平成ゴジラシリーズのスーツアクターとして知られています。第一シリーズでも出演はありましたが、そこではゴジラではなく敵怪獣役として。あの『ゴジラ対ヘドラ』のヘドラ役をつとめ、それ以降の第一期作品で敵怪獣として活躍。84年版『ゴジラ』からはゴジラのスーツアクターとなり、『ゴジラVSデストロイア』にいたるまでの第二シリーズ全作でゴジラ役をつとめました。第二シリーズというのは私にとってリアルタイムであり、私のなかにあるゴジラ像は薩摩剣八郎さんのアクションに負っていることになります。ミスター・ゴジラとして知られる初代の中島春雄さんとはまた一味違って、人間っぽくない重厚な動き……ゴジラにとって第二の黄金期といえる時代を築いた功労者の一...薩摩剣八郎さん、死去

  • 銀河鉄道デザインWAONカード

    こんなカードを手に入れました。WAONカードです。WAONをいずれ使ってみようかなと思っていたんですが、そのWAONデビューに際して、このカードを入手しました。ご当地カードというものがあり、北九州のカードとして、このデザインがあるのです。このブログでは松本零士先生の話がちょくちょく出てきますが、今年は先生の訃報もあり……しかしこうして、WAONのカードにもなっているように、松本零士作品は深く愛されています。ご当地カードのバリエーションをざっとみても、漫画のキャラがデザインされているカードはほとんどないようです。それだけ、松本零士という漫画家の存在感が大きいということでしょう。また、これらのご当地カードは、単にデザインがご当地というだけでなく、カードで支払われた金額の一部を当該地域の社会事業に寄付するという...銀河鉄道デザインWAONカード

  • 今年の漢字は「税」

    今年の漢字は「税」ということです。増税が話題になったからということでしょう。「増税メガネ」と揶揄される総理のほうは定額減税を強調しているようですが……問題なのは、税金を減らすかどうかということではなく、むしろ税として集めた金をどう使うかということでしょう。そこが納得できれば、あまり文句は出ないはず。防衛増税は賛否がわかれるかもしれませんが、万博の費用は膨らみ続け、政治資金パーティーで裏金がどうこうなどといっていたら、そりゃあ納得はいかないという話になります。また最低を更新したという支持率を上げたかったら、ケアしなければならないのはそういうところでしょう。ここで名曲を一曲。ビートルズのTaxmanです。前にちょっと紹介したトリビュートアルバムのバージョンで。今年このブログでよく出てきたトニー・レヴィンがベー...今年の漢字は「税」

  • 国体明徴声明

    今日は12月8日。太平洋戦争開戦の日です。というわけで、今年もまた、近現代史記事を書こうと思います。今回とりあげるのは、昭和10年、天皇機関説排撃、そしてその先にある「国体明徴声明」です。これは、一言でいえば「天皇機関説」という法学思想が軍部や右翼によって攻撃にさらされ、憲法解釈が無理矢理に変更された……という一件です。「天皇機関説」とは、天皇の大権は天皇個人に属するのではなく、憲法下における制限された機能に過ぎない、とする考え方。立憲君主制という政体においてはごく標準的な発想であり、大正デモクラシーの時代には広く認められた学説だったといいます。しかし、その「通説」だった天皇機関説が、激しい攻撃にさらされます。天皇機関説は国体に対する反逆であると貴族院議員が主張し、主唱者である美濃部達吉を攻撃。さらに美濃...国体明徴声明

  • Tom Waits, Ol'55

    今回は音楽記事です。最近大物バンドのフェアウェルツアーという話がたくさんあって、そのなかで「爺さんたちのポンコツ道中」なんてことをいいましたが……そんなことを書いていて、トム・ウェイツのOl'55という曲を思い起こしました。実はトム・ウェイツも今年でデビュー50周年であり、Ol'55が収録されているデビュー・アルバム『クロージング・タイム』は今年で50周年を迎える名盤ということになります。そのシリーズの流れにも乗っているということで、今回はトム・ウェイツについて書こうと思います。フェアウェルツアーをやっている、あるいはやっていたバンドというのがいくつかあるわけですが、なかでもとりわけ、イーグルスがかかわってきます。というのも、このOl’55はイーグルスがカバーしていて、彼らの代表曲の一つともなっているので...TomWaits,Ol'55

  • PANTAのギターが盗まれた

    PANTAのギターが盗まれた。そんなニュースがありました。頭脳警察のPANTAさんが今年亡くなりましたが、その遺品の中から3本のギターが盗まれていたというのです。犯人は逮捕されているものの、ギターはすでに中古屋に売られ、一般の顧客に売ってしまった後……中古屋は客の情報を提供せず、頭脳警察の公式Xが返却を呼びかける事態となっています。買い取った人は「運命のギター」ということで手放したくないといっているそうです。(件の中古屋を通じての返答?)しかしこれは、返却してもらいたいところです。頭脳警察のXは、「ギターを愛する方、その気持ちを信じます」といっています。そういうことでしょう。法的には返還義務はないらしいですが、これは法律がどうこうとかいう問題ではありません。信義――もっといえば、仁義の問題です。それがPA...PANTAのギターが盗まれた

  • ゲゲゲ忌

    今日11月30日は、ゲゲゲ忌。水木しげる先生の命日です。水木先生といえば生誕100周年記念ということでその前後も含めた3年間でさまざまなアニバーサリー企画が展開されており、このブログでも何度かそれらについて書いてきました。たとえば今月は『悪魔くん』新作アニメの配信が始まったという話がありました。そして、水木先生のもう一つの代表作である『ゲゲゲの鬼太郎』のほうも、新作映画が公開されています。映画『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』本編映像(鬼太郎の父たちの運命の出会い)最近の記事では、松本零士先生が大刀洗平和記念館で展示されている戦闘機の復元に協力したという話がありましたが……同館にはこの経緯を語る新聞記事の写しが展示されており、そこに水木先生の名前も出てきていました。水木先生もまた戦争経験者であり、戦争の悲劇を語り継...ゲゲゲ忌

  • 尾崎豊デビュー40周年

    今日11月29日は、尾崎豊の誕生日です。実は尾崎豊、今年でデビュー40周年だとか。尾崎については過去に一度記事を書きましたが、せっかくのアニバーサリーイヤーということで、ちょっと尾崎豊について書こうと思います。先日ブルース・スプリングスティーンが50周年という記事を書きましたが、尾崎はそのスプリングスティーンから強い影響を受けています。もっと大幅に年代が違うように私は思ってたんですが……50周年と40周年ということなので、今の時点から見れば案外そんなに離れていないといえるのかもしれません。ブルース・スプリングスティーンやジャクソン・ブラウンを聴いて影響を受けたということは尾崎本人が語っていますが、青臭いメッセージ性はジャクソン・ブラウンの影響、音楽的にはブルース・スプリングスティーンの影響が顕著であるよう...尾崎豊デビュー40周年

  • ブラックジャック50周年……そして、新作発表

    TEZUKA2023プロジェクトによる、『ブラックジャック』の新作が発表されました。手塚先生の作風を学習させたAIによる新作。前々から話題になっていましたが、今週の週刊少年チャンピオンにおいてついにお披露目となりました。今年は『ブラックジャック』の連載開始50周年にあたるということで……こんなところでも50周年があるわけです。今回の作品は、AIを使っているとはいうものの、そこまでがっつりAIの作ということでもないようです。いまのAIだったら、ストーリーを作るだけでなく作画も全部こなせるんじゃないかと思いますが、そこまではしていません。ストーリーは人間とAIがやりとりしながら練っていき、作画はAIの提示した絵を参考にしつつ、最終的には人の手で行っているということです。内容は、たしかに手塚先生の問題意識を反映...ブラックジャック50周年……そして、新作発表

  • 震電を見に行く

    大刀洗平和記念館にいってきました。大刀洗は、私の住む小郡市の隣町。かつて陸軍の飛行場があった場所で、その関連で平和記念館があります。いつかいってみようと思っていたんですが、今回ちょっとしたきっかけがあって、それが実現しました。そのきっかけとは、十八試局地戦闘機“震電”。このあいだ紹介した映画『ゴジラ-0.1』に登場するあの震電……そのレプリカが大刀洗平和記念館に展示されています。そして、この実物大模型こそが、『ゴジラ-0.1』の撮影に使用されたものなのです。これについてはちょっと前にウェブ記事で見ていたんですが、そのときは情報解禁前で、いつ製作されたのかは不明みたいなことが書かれていました。しかし、最近情報解禁となり、これが『ゴジラ-01』の撮影に使用されたものであることがあきらかにされています。隣町にそ...震電を見に行く

  • 映画『ゴジラ-1.0』

    『ゴジラ-0.1』、観てきました。これは、なかなかすごかったと思います。あんまりヨイショするようなことは書きたくないんですが……しかし、シリーズ屈指の傑作といってもよい作品ではないかと思います。私の中ではゴジラシリーズでは第一作が別格の最高傑作というのは揺るがないというのがあるんですが、『-0.1』は、その第一作の存在に正面から向き合い、それに恥じない作品となったのではないでしょうか。「第一作に向き合う」というのがどういうことか、少し詳しく書きましょう。以前どこかで書いたと思いますが、第一作『ゴジラ』が別格の存在という感覚は東宝の制作陣にもあったようで、以後シリーズ作品が多数作られていくなかで、第一作に触れるのはタブーのようになっていたといわれます。そんななかにあって、果敢に第一作と向き合った作品が、たと...映画『ゴジラ-1.0』

  • エアロスミス50周年

    先日、KISSが50周年でフェアウェルツアーをやっているという記事を書きました。クイーンも50周年ということだったわけですが、50周年といえば……私が1973年デビューの3大バンドと呼んでいるなかのもう一つ、エアロスミスについても触れないわけにはいかないでしょう。実はエアロスミスも、今年フェアウェルツアーをやることになっていました。しかし、スティーヴン・タイラーの喉の不調により、一時中断……これについては前にちょっと書いたと思いますが、その後の情報によれば、声帯の損傷だけでなく喉頭を骨折しているんだとか……喉を骨折するというのがどういう状態なのかよくわかりませんが、治療にはかなりの時間を要するようで、年内のツアー再開は難しいようです。まあ、あの声を聴いていると喉にかなり負担がかかっているというのはわかる気...エアロスミス50周年

  • Kiss50周年…そして、最後の舞台へ

    先日、ブルース・スプリングスティーンがデビュー50周年という記事を書きました。ほかにも今年はいろいろな50周年があるという話だったんですが……1973年デビューの大物アーティストといえば、KISSもはずすことはできないでしょう。で、そのKISSなんですが、現在フェアウェルツアーを行っています。THEENDOFTHEROADTOURと銘打ったツアーです。フェアウェルツアーというのも、このブログではたびたび出てくる話。悪魔といえども、やはり寄る年波には勝てずということでしょうか……思えば、最近の動画なんかでは厚塗りしたメイクの奥にしわやたるみが見え隠れてしていました。それでもまだ続けられないわけではないでしょうが、ジーン・シモンズは「トップにいるうちに辞める」というふうに語っています。それはそれで、一つの判断...Kiss50周年…そして、最後の舞台へ

  • ベースの日 ベーシスト列伝プログレ編

    今日11月11日は、「ベースの日」。1111をベースの4弦に見立てて……ということで、毎年恒例のベーシスト列伝をやります。今年はプログレの話をずっとしてきたので、ベーシスト列伝もプログレ編で。やはり、ギタリスト、ドラマー列伝とほぼ同じバンドとなっていますが、まあそこはご容赦を。グレッグ・レイクまず、プログレの王宮キング・クリムゾンに在籍したベーシストを続けて3人。その一人目が、グレッグ・レイク。キング・クリムゾン最初期にベースを弾いていた人。その後、キース・エマソン、カール・パーマーとともにエマソン、レイク&パーマーを結成。これがプログレを代表するバンドの一つとなった。後にエイジアからジョン・ウェットンが一時脱退した際には、その後任としてエイジアにも参加した。これはほんの短期間のことでスタジオアルバムの制...ベースの日ベーシスト列伝プログレ編

  • ゴジラ立像

    JR博多駅に、ゴジラの立像がありました。先日の新作公開にあわせたプロモーションの一環です。この画像を撮ったのは、二日前のこと。11月8日まで設置ということで、昨日で終了だったんですが、ぎりぎり拝みに行くことができました。新作の『ゴジラ-1.0』ですが、なかなか評判を呼んでいるようです。この手の作品の常で、こんなの認めないという否定の声ももちろんあるわけですが……それはそれとして、おおむね高評価を得ているように思われます。正直、本当に大丈夫なんだろうなと警戒していた部分が結構あるんですが……いざこうして公開がはじまり、ゴジラ立像の前に立ってみると、やはり年来のファンとしての血が沸き立ってくるのを感じます。これは、なんとしても見に行かねば……という思いを新たにしたところです。ゴジラ立像

  • メガロ50/ジェットジャガー50

    先日、11月3日は「ゴジラの日」ということで記事を書きました。そこでは、新作公開のことを書いたんですが……この「ゴジラの日」には毎年ゴジラフェスというものが行なわれており、それは今年もやっています。そっちのこともちょっと書いておこうかなと思いました。一昨年はヘドラ50、昨年はガイガン50と、50周年にあたる怪獣にフォーカスして新たな映像作品が作られました。そして今年は……『ゴジラ対メガロ』が50周年を迎えます。というわけで、メガロが登場する作品です。『ゴジラVSメガロ』(Godzillavs.Megalon)2023メガロといえば、ゴジラシリーズのなかでもきわめてマイナーな怪獣の一つでしょう。カマキラスさえ登場したファイナルウォーズにも召集されなかったという……しかし、今回の作品では結構カッコよくできてい...メガロ50/ジェットジャガー50

  • ゴジラと手塚治虫の文化の日

    今日11月3日は、文化の日です。しかしながら、このブログ的には、別の記念日としての意味合いが大きくなってきます。一つは、「まんがの日」。手塚治虫先生の誕生日ということで、そういう記念日でもあるのです。そしてもう一つは「ゴジラの日」。1954年にゴジラ第一作が公開された日ということで、記念日として設定されています。「まんがの日」と「ゴジラの日」が文化の日に重なるというのは、なにか日本文化を象徴しているようにも思われますが……今年は、この両者について、新作映画公開という大きな話題が重なりました。手塚先生についていうと、ライフワークであった『火の鳥』のアニメ映画が本日公開となっています。『火の鳥エデンの花』。「望郷編」をもとにした映画ということです。映画『火の鳥エデンの花』予告編これ以外にも、手塚先生に関しては...ゴジラと手塚治虫の文化の日

  • ビートルズ新曲発表

    ビートルズの新曲が発表されました。NowandThen。まあ、前々から話題になっており、いよいよ今日発表ということになりました。ここにいたる経緯を描いた動画がビートルズの公式Youtubeチャンネルにアップされています。曲自体も、一部聴くことができます。TheBeatles-NowAndThen-TheLastBeatlesSong(ShortFilm)最初のこの話を聞いたときにはAIを活用した新曲という話だったので、AIでジョン・レノンの声を再現するとかそういうことだったら興ざめだなと思ってたんですが、デモテープからジョンの音声をクリアに抽出するために最新のAI技術を活用したということで……それならアリでしょう。このタイミングを狙ったのかはわかりませんが、ローリング・ストーンズのニューアルバム発表とほぼ...ビートルズ新曲発表

  • ハロウィン2023

    今日は10月31日。ハロウィンです。ハロウィンといえば、日本ではすっかり仮装イベントとして定着しており、今年は「渋谷にこないで」というメッセージでも話題となりました。前々から問題視する声も多く、韓国での事故のことなんかもあって、特にカオスになる渋谷では神経をとがらせているようです。その甲斐あってか今年の渋谷はさほど混乱していないようですが、過剰対応という批判も出ていると聞きます。祭りというのは、世間のルールを一時的にリセットして蓄積している歪みを清算しようというエントロピックな事象なので、カオスになってしまうのはしょうがない……というようなことは前にも書きました。そもそもカオスを招来するためのイベントである以上、カオスを避けようとするのが間違っているわけです。そこで「迷惑になるから禁止」という考え方で果た...ハロウィン2023

  • イーグルスの「長いお別れ」ツアー

    先日、ブルース・スプリングスティーンがデビュー50周年だという記事を書きました。そこでちょっと触れましたが、イーグルスは現在フェアウェルツアーを行っています。TheLongGoodbye...「長いお別れ」と銘打ったツアーです。イーグルスといえば、ある意味このブログの原点でもあるわけで……そんな彼らの最後の旅路ということで、今回はちょっとこのツアーについて書いておこうと思います。まず、メンバーについて。あらためて振り返ってみると、実は結成当初のメンバーはもうドン・ヘンリー一人しか残ってないんですね。まあ、半世紀以上にもわたって活動していれば無理もない話ではありますが、その間いろいろあって、こうなったわけです。現在の正規メンバーは、一応ドン・ヘンリー、ティモシーB.シュミット、ジョー・ウォルシュということに...イーグルスの「長いお別れ」ツアー

  • ブルース・スプリングスティーン、デビュー50周年

    先日ネットのポータルサイトをみていると、ブルース・スプリングスティーンがデビュー50周年を迎えたという記事がありました。そういえば、そうだったなあ……と、ふと思い出しました。なんだかもっと前からやってるような印象もあるんですが、ブルース・スプリングスティーンのメジャーデビューは1973年のこと。今年はいろんな50周年の話をしてきましたが、ボスもそうだったわけです。これまでブルース・スプリングスティーンについてはこのブログで何度か書いてきましたが、せっかくの50周年ということなので、今回はまたこの人の動画をいくつか紹介しようかなと思います。いきなり超ビッグな共演で、チャック・ベリーとともに「ジョニー.B.グッド」。ChuckBerrywithBruceSpringsteen&TheEStreetBand"J...ブルース・スプリングスティーン、デビュー50周年

  • 櫻井敦司さん、死去

    BUCK-TICKの櫻井敦司さんが亡くなったというニュースがありました。また、ショッキングな訃報です。先日谷村新司さんの訃報がありましたが、もんたよしのりさんが亡くなったということもあって……年初頃の大きな訃報が相次いだときのような感じがしています。BUCK-TICKというバンドを私はそれほど詳しく知っているわけでもないんですが……ただ、最初にきいたときから、こいつらは違うという感覚をもっていました。その曲「唄」です。BUCK-TICK/「唄」ミュージックビデオリアルなロックを志向するバンドというか……チャートで一位になったりはしないけれど、根強いファンに支えられて何十年も活動し続けるという、そういうタイプのバンドでしょう。それは、本物の証なのです。あらためて、冥福をお祈りしたいと思います。櫻井敦司さん、死去

  • アニメ『悪魔くん』

    今日10月22日は、「アニメの日」。ということで、ひさびさにアニメ記事を書こうと思います。去年のこの日は「デビルマン」について書きましたが……そこからの悪魔つながりということで、今回は『悪魔くん』(1989年版)です。『悪魔くん』は、水木しげる原作のアニメ。水木先生の作品世界において『ゲゲゲの鬼太郎』と双璧をなすライフワークといっていいでしょう。世間的な認知度としては鬼太郎のほうが先行していると思われますが、先にブレイクしたのは「悪魔くん」のほう。1960年代に実写ドラマがヒットし、そのことで水木しげるという漫画家が注目されるようになり、それまでぱっとしなかった鬼太郎も人気が出るようになったといわれています。鬼太郎がそうであるように、悪魔くんにも複数のバージョンが存在しています。私もそのすべてを知っている...アニメ『悪魔くん』

  • ローリング・ストーンズ新作発表

    前々から話題になっていてローリング・ストーンズのニューアルバム『ハックニー・ダイアモンド』が、本日発表となりました。これにあわせて、ストーンズのYoutube公式チャンネルで全曲が公開されています。(海外では、もう音源の売り上げはあてにしてないということで、リリース当日にYoutubeで全曲聴けるようになってたりすることは少なくないようです)まあ、中身についてはもうあちこちで話題になってるでしょうから、私ごとき者が今さら何か付け足すこともないんですが……せっかくのレアな機会なので、いくつかの曲を紹介しようと思います。この作品には故チャーリー・ワッツの遺したドラム音源も使用されているわけですが、チャーリーのドラムが入っているのは2曲。そのうちの一曲が、LivebytheSwordです。この曲にはビル・ワイマ...ローリング・ストーンズ新作発表

  • ミニスカートの日2023

    ひさびさに3DCG記事です。10月18日は「ミニスカートの日」ということで、去年も記事をアップしてましたが、今年もその線でいこうと思います。基本的には、これまでのものとあまり変わってませんが……やはり、この数か月ぐらいでまたいろいろと新しい技術を身につけ、ちょこちょこと使っています。今回は静止画のみですが、最近アニメーションで結構高度な技術をラーニングしたので、いずれその技法を使った動画も作ってみようと思います。ミニスカートの日2023

  • 谷村新司さん、亡くなる

    谷村新司さんが亡くなったというニュースがありました。巨星墜つ、というところでしょうか。正直なところ、私はアリスや谷村さんについてそれほど詳しくはないのですが……やはり、ニュースの扱いなどをみていても、大きな存在だったんだなあとあらためて感じさせられています。名曲はいくつか思い浮かびますが、なにか一曲あげろといわれたら、私そ手してはやはり「チャンピオン」でしょうか。Championボクシングの老雄を描いた歌。これはやはり、ぐっとくるものがあります。フォークや初期ロックの大物たちの姿をここに重ね合わせることもできるでしょう。谷村新司さんもまた、時代の流れに抗いながらリングに立ち続けた人ではなかったでしょうか。あらためて、ご冥福を祈りたいと思います。谷村新司さん、亡くなる

  • 『銀河鉄道999』を振り返る

    『銀河鉄道999』今回は映画記事です。ちょっと前に、賢治忌ということで宮沢賢治についての記事を書きました。そこでは「烏の北斗七星」という作品を取り上げましたが、宮沢賢治の小説における代表作とい......>続きを読む過去記事です。今日10月14日は、「鉄道の日」。ということで……『銀河鉄道999』を振り返ってみようと思います。この記事を書いてからおよそ一年経ちますが、その間に松本零士先生が亡くなるという大きなできごとがありました。実はハーロックと同様999も原作は未完の作であり、また劇場版第三作が途中のままになっていたりするわけですが……これらの完結が名実ともに望めなくなったのは悲しいことです。しかし、元記事で紹介したように、999は新たにリマスター版が作られ、キャプテンハーロックは今年ブルーレイセットが...『銀河鉄道999』を振り返る

  • リンゴ・スター、新作発表

    リンゴ・スターが、本日新EPを発売しました。リワインド・フォワード(SHM-CD)SHM-CDリンゴ・スターUniversalMusic巷ではストーンズの新譜やビートルズの新曲が話題ですが、リンゴさんもまだまだ頑張っています。この年代のアーティストとしては結構な頻度で新作を発表していて、曲数の少ないEPではありますが、この2、3年で今作を含めて4枚のアルバムをリリース。参加アーティストが豪華で、ポール・マッカートニーのほか、TOTOのスティーヴ・ルカサーとジョセフ・ウィリアムズ、イーグルスのジョー・ウォルシュなどが制作に関わっています。そのタイトル曲の動画がリンゴの公式Youtubeチャンネルで公開されているので、ここにリンクを貼っておきましょう。RingoStarr-RewindForward(Lyri...リンゴ・スター、新作発表

  • ドラムの日 ドラマー列伝プログレ編

    今日10月10日は「ドラムの日」。というわけで、毎年恒例のドラマー列伝をやっていこうと思います。今年はプログレ系のバンドの話をやっていて、ギタリスト列伝ではプログレ系のギタリストを特集しました。ドラマー列伝でもそれを踏襲して、プログレ編でいきましょう。登場するバンドはほぼかぶいっていますが、そこあまあ、プログレ系の大物バンドというとどうしてもこのへんに固まるということでご容赦を……ビル・ブルフォードプログレを代表するドラマーといえるだろう。イエス、キング・クリムゾン、ABWH、UK、ジェネシス……と、プログレ界の主要バンドを渡り歩いてきた。なかでも特筆すべきは、やはりキング・クリムゾンでの活動だろうか。あのStarlessにおけるエキサイティングな高速変拍子は、ブルフォードだからこそのものだろう。動画は、...ドラムの日ドラマー列伝プログレ編

  • 小林泰三『大きな森の小さな密室』

    ひさびさに、小説記事です。今日10月7日は、「ミステリーの日」。例年この日はミステリー映画について書いてましたが、今年は小説でいこうと思います。とりあげるのは、小林泰三(こばやしやすみ)さんの『大きな森の小さな密室』。大きな森の小さな密室(創元推理文庫)小林泰三東京創元社小林泰三といえば私はずっとホラー作家と認識していて、まあそれは間違いではないんですが、この方はミステリーやSFの作品も多く書いているようです。で、そのなかの一つとしてあるのが、この『大きな森の小さな密室』です。この作品は、連作短編集となっています。「倒叙ミステリ」や、「安楽椅子探偵」、「日常の謎」といったミステリーの趣向を各作品のテーマとしてかかげ、それらのテーマに沿った七つの作品を収録。SF作家でもあるということを活かして、SFミステリ...小林泰三『大きな森の小さな密室』

  • それは「正義の暴力」なのか ジャニーズ会見に思う

    先日ジャニーズ事務所が行なった2回目の会見が波紋を広げています。ジャニーズ側としては、これで幕引きをはかりたいところだったでしょうが、NGリストの存在が暴露されたことで、また会見の意義自体に疑問符がつくことになっています。しかし……NGリスト云々は一旦措いておくとしても、この会見には釈然としない部分がいくつかありました。先日の記事で「正義とは何か」が問われる事態が最近起きていると書きましたが、ジャニーズ問題もその一つでしょう。というわけで、今回はこの件について思うところを書いておこうと思います。すでに多方面から指摘されていることですが、違和感の源泉は、そもそもこの会見に厳格なルールを導入する資格がジャニーズ事務所にあるのかということです。まず、一つの前提として押さえておかなければならないのは、この会見にお...それは「正義の暴力」なのかジャニーズ会見に思う

  • アンパンマン50周年

    今日10月3日は、「アンパンマンの日」です。過去に何度か書いてきましたが、今年は特別。というのも、アンパンマンが誕生して50年の節目に当たるのです。今年はクイーンが50周年とかボブ・マーリィがメジャーデビュー50周年とかいう話がありましたが、なんとアンパンマンも同い年ということになります。ただし、「アンパンマンの日」は、アニメ放送が開始された日。それは1988年ということで……そちらでいうと、アニメ開始から35周年という記念でもあります。前にも書きましたが、アンパンマンという作品には、実は深い問いかけが秘められています。原作者のやなせたかしさんは戦争を経験しており、その経験から「正義とはなにか」を問い、そこから生まれたのがアンパンマンでした。ひるがえって現在、「正義とはなにか」を考えさせられるようなできご...アンパンマン50周年

  • 国際音楽の日

    10月1日は「国際音楽の日」なんだそうです。バイオリン奏者のユーディ・メニューインという人が、国際紛争が絶えないことを嘆いて提唱し、1977年にユネスコの国際音楽評議会総会で制定されたということです。それから半世紀近く経つわけですが、国際紛争が絶えないということでいえば、いままさにそういう状況があり……そんななかで、この記念日にふさわしい曲をいくつか紹介してみようと思いました。ノルウェーの歌姫Sisselさんによる、サッチモのカバーWhataWonderfulWorld。Sissel-WhataWonderfulWorldこの曲は、いろんなバージョンをこのブログで紹介してきました。戦争のなかで、平和な世界への願いを込めた歌……やはり、そのメッセージが哀切に響いてくるのです。今年亡くなった高橋幸宏さん。ジャ...国際音楽の日

  • インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険

    本日、こんなゲームが発売されました。【インフィニティストラッシュドラゴンクエストダイの大冒険】発売日発表トレーラー以前紹介した『ダイの大冒険』のゲーム。やはり、アニメが好評だったということで、ゲーム化されたわけでしょう。これはなかなか熱いですね。オリジナルのストーリーを再現しているということで、それもうれしいポイント。ただ、本来もっと前に発売されるはずだったということもあってか、物語の中盤ぐらいまでになっているようですが。アクションRPGというところが、アクションゲームが苦手な私にとっては悩みどころですが……買うべきかどうか迷っているところです。インフィニティストラッシュドラゴンクエストダイの大冒険

  • Frank Zappa, Montana

    ひさびさに音楽記事です。このカテゴリーでは、直近の二回でアリス・クーパー、リトル・フィートというアーティストを扱ってきました。そして、この両者のいわば出身母体として、フランク・ザッパの名前が出てきました。というわけで、今回はそのフランク・ザッパです。ザッパといえば私がまず思い出すのは、1968年のWe'reOnlyinItfortheMoney。We'reOnlyInItForTheMoneyザ・マザーズ・オブ・インヴェンションFrankZappaCatalog68年といえば、サマー・オブ・ラブ全盛の頃。アルバムジャケットは、その当時ロック界で天下をとっていたビートルズのサージェント・ペパーズのパロディとなっています。それでタイトルは、「俺たちはカネのためだけにやっている」……というこの偽悪のセンス。この...FrankZappa,Montana

  • 『ゴジラ2000 ミレニアム』

    今回は、ひさびさに映画記事です。このカテゴリーでは、ゴジラシリーズ作品を紹介するというのをずっとやっていて、前回は『ゴジラFINALWARS』をとりあげました。FINALWARSは、いわゆるミレニアムシリーズの最終作。順番は前後することになりますが、そのミレニアムシリーズの第一作である『ゴジラ2000ミレニアム』が今回のテーマです。『ゴジラ2000ミレニアム』 予告編 ゴジラシリーズ第23作目ちなみにこの作品は、先日の東京ブギウギの記事ともちょっと関係してきます。服部良一さんの服部家が音楽家一族で、そのなかに服部隆之さんがいるわけですが……この隆之さんは、ゴジラシリーズでも音楽を手がけています。一つは、第二シリーズの『ゴジラVSスペースゴジラ』。当初はゴジラ音楽の大家である伊福部昭にオファーしたものの、脚...『ゴジラ2000ミレニアム』

  • 東京ブギウギを振り返る

    笠置シヅ子「東京ブギウギ」ちょっと前に、このブログでは古関裕而に関する記事をいくつか書きました。それらの記事でも書いたとおり、古関裕而は、戦時中に多くの軍歌を作っています。もちろん、戦前・戦中には、多......>続きを読む過去記事です。笠置シヅ子の「東京ブギウギ」について書いています。最近、この記事に関連する話題がいろいろとありました。一つは、来月から始まる朝ドラ「ブギウギ」。笠置シヅ子をモデルにした作品になるということです。そしてもう一つは、ジャニーズの性加害問題。東京ブギウギを作曲したのは服部良一なわけですが、故ジャニー喜多川さんはその服部家と親交があったんだそうです。ここが、いまジャニーズ帝国を震撼させている性加害問題とも関わってきます。服部良一の息子の良次さんという人がいるんですが、この方が若き...東京ブギウギを振り返る

  • 『宇宙海賊キャプテンハーロック アルカディア号の謎』

    先日、キャプテンハーロックのブルーレイボックスを手に入れたという記事を書きました。そこでも書いたように、このボックスにはテレビ版42話と別に、劇場公開作品も収録されています。せっかくなので、今回はその劇場版『アルカディア号の謎』についても紹介しておきましょう。今回のブルーレイセットにはハーロックの設定などに関する資料がついているわけですが、そこに書かれている内容も参考にしつつ、書いていきます。『アルカディア号の謎』は、劇場版とはいうものの、999の劇場版などとはちがって「東映まんがまつり」という企画で上映された作品です。その予告動画のようなものがYoutubeにありました。ここで、レンタル視聴もできるようです。宇宙海賊キャプテンハーロックアルカディア号の謎東映まんがまつりは、いくつかのアニメ作品や特撮作品...『宇宙海賊キャプテンハーロックアルカディア号の謎』

  • 『キャプテン・ハーロック』ブルーレイボックス

    こんなものを手に入れました。『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』のブルーレイセット。アニメ放映から45周年ということで、昨日発売となりました。こちらは、初回生産限定版。2か月ぐらい前に予約していて、今日届きました。私はあまりこういったものを初回限定版で購入したりはしないタイプですが、ハーロックとなれば話は別です。この限定版には、特典として、解説書がついています。アニメ化の際の企画書や、りんたろう監督へのインタビューなどが掲載され、興味深い内容となっています。また、ブルーレイには劇場公開された番外編のような作品も収録。入手しておいて損はない中身といえるでしょう。奇しくも、松本零士先生は今年亡くなったわけですが……キャプテン・ハーロックの魂はこうして生き続けているのです。ケースには、しっかり髑髏の旗も。髑髏の旗...『キャプテン・ハーロック』ブルーレイボックス

  • 22年目の9.11

    今日は、9月11日。2001年にアメリカ同時多発テロが起きた日です。今年でもう、あの事件から22年ということになりました。去年のこの日は、ウクライナ戦争について考えるという記事を書きました。それから一年経ちますが、ウクライナでの戦争はまだ続いています。長期化するだろうという予測は前からあったわけですが、これはいよいよ五、六年、下手すれば十年ぐらい続く可能性もあるのではないかと思えます。ロシアがウクライナ全土を支配するのはもう難しいわけですが、各種メディアで語られる専門家の観測からすると、ウクライナが占領地すべてを奪還するのも同じ程度に困難ということで……これでどちらも譲らなければ、延々この戦争が続くことになってしまいます。戦争は始めるよりもやめるのが難しいというのが歴史の教訓ですが、うかつに戦争を始めてし...22年目の9.11

  • 掌編「オアシス」(4)

    掌編「オアシス」4回目です。これで完結となります。掌編「オアシス」(4)ということで……最後に、タイトルのもとになっている曲「オアシス」の動画を。SINGERSONGERというユニットで発表された曲ですが、これはCoccoさんとくるりによって作られたグループです。この動画は、Coccoさんがソロでやっているものになります。オアシス(Liveat日本武道館2days~二の巻~)名曲です。小説の内容も、この歌の歌詞をモチーフにしているところがあります。掌編「オアシス」(4)

  • 掌編「オアシス」(3)

    短編小説「オアシス」3回目です。掌編「オアシス」(3)次回で完結となる予定です。掌編「オアシス」(3)

  • 掌編「オアシス」(2)

    「オアシス」二回目です。掌編「オアシス」(2)掌編「オアシス」(2)

  • 掌編「オアシス」(1)

    ひさびさに、短編小説です。2Dで、3Dで、ということでやってきましたが、ホームは1D(文字)ということで……タイトルは「オアシス」。銭湯・山田湯が舞台で、SINGERSONGERというグループの歌「オアシス」をモチーフにした短編となっています。夏真っ盛りの頃の話なので、もう少し早くアップしようと思ってたんですが、9月になってしまいました……しかしまあ、いまの時代、9月初旬はまだ夏真っ盛りだろうということで……今回もフォトチャンネルを利用し、4、5回にわけてアップしていこうと思います。掌編「オアシス」(1)掌編「オアシス」(1)

  • 3Dでも

    今回は、3DCGです。先日は2Dイラストというのをやりましたが、もちろん3Dのほうもやってます。blenderというのは奥が深くて、探っていくとどんどん新たな機能が見つかります。そういった機能を使って、3DCGのほうでも“山田湯”をやってみました。ごく短いものですが、動画にもしてみました。blenderで人物モデリング新たに習得した機能を使うことによって、よりいろんな表情をつけられるようになった、より自然なライティングができるようになった、衣装を着せられるようになった……といった進歩があります。衣装を着せるぐらいは前もやってましたが、いつか書いたように、シャツのような形状のものを体にきちんとフィットさせるのは難しいのです。これまでは、たとえば浴衣を着ているシーンであれば、その内側の部分を消去するといったや...3Dでも

  • 2Dイラストで山田湯

    先日、ブログが6周年を迎えたという記事を書きました。で、また新しい試みをやっていこうということだったんですが……その一環として、2Dイラストをやってみようかと思いました。そのスタートにあたって、このブログで何度か登場してきた「山田湯」のイラストを。2Dイラストといいましたが、実は3DCGも併用しています。このブログでは3DCGをやってきてましたが、それを2Dに応用しているのです。具体的には、このイラストの背景はすべてblenderで作った3DCGを画像加工したもの。blenderにはいろんな機能があるあので、そういうこともできるわけです。本当はもっといろいろ作りこみたかったんですが、こまごまとした小道具を作るのはなかなか時間がかかるので、今回はこれぐらいの感じで。いっぽう、人物のほうは通常の2Dイラストで...2Dイラストで山田湯

  • ブログ6周年

    今日は、8月20日です。本日をもって、このブログも6周年を迎えました。相変わらず更新頻度はいまひとつですが……また、いろいろと新たな挑戦をしていきたいと思っております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。ブログ6周年

  • 『その女アレックス』を振り返る

    ピエール・ルメートル『その女アレックス』ピエール・ルメートルの『その女アレックス』を読みました。正確には、アマゾンオーディブルで聴きました。コイン制移行のこともあって一時聴かなくなっていたんですが、最近になってまた......>続きを読む過去記事です。ピエール・ルメートルの『その女アレックス』。元記事でも書いたように、この作品の前半は監禁された主人公がその状態から脱出する話になってるわけですが……最近江戸川乱歩の某作品を読んでいて、同じような脱出方法が使われているのに出くわしました。そんな小ネタを見つけたので、ちょっと書いておこうかなと。もちろん、書かれたのは乱歩のほうが先です。ピエール・ルメートルが乱歩を読んでパクったわけではないでしょうが、さすがに乱歩ともなれば、ちゃんと先取りしているということです。...『その女アレックス』を振り返る

  • 相沢事件

    今日は8月15日。終戦記念日です。このブログではこうした節目の日に近現代史に関する記事を書いていますが、今年もそれを踏襲していきましょう。前回の近現代史記事では、昭和9年に起きた士官学校事件というものについて書きました。いわゆる皇道派と統制派の対立を激化させるきっかけとなった事件であり、その対立のすえに、翌昭和10年に起きたのが“相沢事件”。ということで、今回はこの相沢事件について書こうと思います。相沢事件は、直接の事実としては、相沢三郎中佐が永田鉄山軍務局長を殺害したという事件です。先述したとおり、その背景にはいわゆる皇道派と統制派の対立があります。相沢三郎は皇道派側の人物であり、いっぽうの永田は統制派の大物と見られていました。統制派と皇道派の対立というのは満州事変あたりからずっとあるわけですが、その派...相沢事件

  • 映画『燃えよ剣』

    先日、司馬遼太郎は今年生誕100年だという話をしました。当該記事では書き忘れてましたが、8月3日がちょうど司馬遼太郎の誕生日ということで、生誕100周年ということだったのです。それはともかく、せっかくの100周年ということなので、司馬遼太郎原作の映画でも……ということで、映画『燃えよ剣』をアマプラで視聴してみました。過去に映画やテレビドラマで何度か実写化されているようですが、今回観たのは一昨年公開された最新版です。その予告動画を載せておきましょう。映画『燃えよ剣』新予告映像(90秒)10月15日(金)公開!原作は、私が最初に読んだ司馬作品でした。もう二十年以上も前の話……なつかしいかぎりです。内容は、新撰組を描く物語。副長の土方歳三を中心にして、武州多摩の“バラガキ”たちが新選組を結成し、幕末の動乱に散っ...映画『燃えよ剣』

  • 長崎原爆忌 2023

    今日は8月9日。長崎原爆忌です。というわけで、今回はこのテーマについて書こうと思います。6日の広島原爆忌では、原爆をテーマにした歌について書きました。そこで、長崎に関しても、原爆をテーマにした歌を一つ紹介しようと思います。さだまさしさんの「祈り」という歌です。映画「祈りー幻に長崎を想う刻―」主題歌『祈り』MUSICVIDEO(ショートver.)さださんは長崎出身ということで、こういう歌を歌っているわけです。この動画はショートバージョンで1番しか歌ってませんが、2番では次のように歌われます。この町がかつて燃え尽きたときに私達は誓った繰りかえすまじと生命を心を奪い去ってゆくちからも言い訳もすべて許せない6日、広島の記事では、原爆の記憶の風化という問題について書きましたが……最近いくつかのネット記事を読んだとこ...長崎原爆忌2023

  • 死んだ女の子とバーベンハイマー……と、ジャクソン・ブラウン

    今日は8月6日。広島原爆忌です。毎年この日は広島の原爆に関する話を書いていますが……今年は、広島に注目する話がいくつかありました。一つ大きいのはもちろん広島サミットですが、ジャクソン・ブラウンが来日公演で広島に来たなんていうこともありました。今回会場となったのは、東京・大阪・名古屋という三大都市に加えて、広島。ジャクソン・ブラウンは長年核廃絶をうったえてきた人であり、最近では来日すると必ず広島に来るということで、今回も広島公演があったのです。広島の原爆に関する音楽関係での話として、今年、元ちとせさんが、「死んだ女の子」をサブスクリプションで配信しています。死んだ女の子元ちとせSonyMusicLabelsInc.この曲に関しては、一昨年紹介しました。原爆の災禍を歌った歌で、古くは高石ともやさんも歌い、また...死んだ女の子とバーベンハイマー……と、ジャクソン・ブラウン

  • 6周年

    今年も、8月4日がやってきました。ここ数年は、拙著の舞台となるホテルカリフォルニアを3DCGで再現するということをやってきました。今年もその一環として、中央の塔を作ってみました。この塔は過去に一度作りましたが、今回はちょっとテクスチャを工夫しています。建物系のCGを作っていて何が難しいかというと、ただの「白い壁」というのが案外難しいのです。今回は、そこをどうにかそれらしくできないかということでやってみました。まあ、あまり時間がなかったということもあって、細かいところまで作りこめていないんですが……今年はこのぐらいで。6周年

  • 司馬遼太郎『城塞』

    司馬遼太郎の『城塞』を読みました。城塞(上)(新潮文庫)司馬遼太郎新潮社シバリョウさんは、今年で生誕100周年を迎えます。音楽関係の話では50周年という話をしていて、クイーンが50周年、エアロスミスが50周年ということなんですが、司馬遼太郎は100周年。そこで、ひさしぶりに読んでみようかと。しかしなんだかんだいって主要作品は結構読んでいるので、未読の作品のなかでまあ、それなりにメジャーであろうという作品を選ぶと、この『城塞』となりました。ここでいう城塞とは、大坂城のこと。いわゆる「大坂の陣」を描く作品です。徳川VS豊臣、戦国の世を名実ともに終わらせる最後の大合戦……今年の大河ドラマは徳川家康ということでやってますが、そのあたりともからんできます。その『どうする家康』ですが、だいぶ視聴率が伸び悩んでいるとも...司馬遼太郎『城塞』

  • 3DCGで人物モデリング ~2023年「ビーチの日」~

    本日7月31日は、「ビーチの日」。ということで昨年も3DCGをやりましたが、今回はその発展バージョンということで動画を作ってみました。3DCGで人物モデリング~2023年「ビーチの日」~昨年と同様、背景は画像素材サイト写真素材-フォトライブラリーphotolibraryからダウンロードしてきた「はての浜」です。やはり動画にすると背景との関係が難しく……カメラの動きにあわせたつもりだったんですが、ちょっと不自然になってしまいました。データが重く、私がもっているPCのスペックではきちんとプレビューができないので、どういう仕上がりになるかはレンダリングしてみるまでわからないのです。そのレンダリングにもかなり時間がかかるので、何度もやり直しはできないという……さらに、blenderというソフトにはフリーソフト特有...3DCGで人物モデリング~2023年「ビーチの日」~

  • Little Feat, Dixie Chicken

    前回に引き続き、音楽記事です。前回はアリス・クーパーでしたが……同じくフランク・ザッパ関連アーティストということで、今回とりあげるのはリトルフィートです。ザッパのバックバンドであるマザーズ・オブ・インベンションにアリス・クーパーが一時在籍していたという話でしたが、リトルフィートも、このマザーズから派生したバンドといえます。マザーズにいたローウェル・ジョージを中心として作られたバンドなのです。リトル・フィートは、いわゆるミュージシャンズ・ミュージシャンといわれるようなタイプのバンドです。一般受けはあまりしないものの、ミュージシャンの間ではリスペクとされているという……バンド名のfeatというのは、「妙技」といったような意味ですが、「ちょっとした妙技」というのがまさにぴったりなバンドといえるでしょう。例によっ...LittleFeat,DixieChicken

  • Alice Cooper - Billion Dollar Babies

    今回は、音楽記事です。依然として、「今年で50周年を迎える名盤」シリーズをやっていきましょう。今回とりあげるのは、アリス・クーパーの『ビリオンダラー・ベイビーズ』です。BillionDollarBabiesCooper,AliceWarnerBros/Weaアリス・クーパーは、現在は「アリス・クーパー」というソロミュージシャンとして活動していますが、本来はバンド。その中心人物がアリス・クーパーということになります。この人はフランク・ザッパのバックバンドであるマザーズ・オブ・インヴェンションに一時在籍していたことがあって、ザッパの影響を強く受けていました。初期のアルバムは、ザッパの主宰するストレート・レコードから出してもいます。しかし、そこから独立して活動していくうちに、独自の音楽世界を構築したのです。デト...AliceCooper-BillionDollarBabies

  • 森村誠一さん、死去

    作家の森村誠一さんが亡くなりました。また、大きな訃報です。こうした話があるたびにリアクションしていたらきりがないということで、最近はあまり訃報に関する記事を書かないようにしており、個人的にとりわけ大きな訃報があった場合には触れるというスタンスにしていましたが……それでも、先日PANTAさんの死があり、いま森村誠一さんが亡くなるとは……ジャンルは違いますが、今年の三月に亡くなった大江健三郎さんのことを想起します。森村さんも、小説にとどまらず、社会的なテーマを扱ってきた方でした。小説としての代表作は何といっても『人間の証明』でしょうが、そのいっぽうで『悪魔の飽食』に代表されるドキュメントも手がけました。731部隊をとりあげた『悪魔の飽食』は、戦争というものの狂気をこれでもかというほどに教えてくれる一級のドキュ...森村誠一さん、死去

  • フェイセズ「いとしのシンディ」(Faces, Cindy Incidentally)

    今回は、音楽記事です。“今年で50周年を迎える名盤”の流れを継承していきます。プログレというところからはもう完全に離れますが……今回のテーマは、フェイセズの『ウー・ララ』です。フェイセズは、フーと並んでモッズを代表するバンドだったスモールフェイセズがもとになっています。スティーヴ・マリオットの脱退という事態を受けて、ジェフ・ベックグループをやっていたロッド・スチュワートとロン・ウッドを迎えて生まれ変わったバンドが、フェイセズということになります。厳密にいえば、その途中に「クワイエット・メロン」というバンドがあって、ここにはロン・ウッドの兄であるアート・ウッドなども参加していましたが、このバンドは一枚のアルバムを出すこともなく消滅し、幻のバンドに。そしてそれが発展して、フェイセズとなりました。そのフェイセズ...フェイセズ「いとしのシンディ」(Faces,CindyIncidentally)

  • モスクワ・コーリング

    ここ最近、このブログでは、モスクワピースフェス関連の話が何度か続いています。そこで、ゴーリキー・パークという旧ソ連のバンドの名前が出てきました。ストーンズ記念日の記事では、彼らは今何を思っているのかというようなことを書きましたが……それで、ふと思い立って調べてみると、なかなか興味深い事実がいろいろ出てきました。今回は、そのへんのことを書いてみようと思います。まず、ゴーリキー・パークの現在についてですが、彼らはなんと、昨年活動を再開しています。ただ、メンバーチェンジがあり、ロシア人とアメリカ人の混合バンドになっているということです。そこでベースを弾いているのが、マルコ・メンドーサという人なんですが、この人は、アメリカ人です。セッションミュージシャンをやりつついろんなバンドにワンポイントリリーフ的に在籍したり...モスクワ・コーリング

  • スコーピオンズの名曲を振り返る

    Scorpions-WindOfChangeひさびさに音楽記事です。音楽ジャンルでは、前回UFOについて書きました。その関連アーティストということで、今回はスコーピオンズについて書こうと思います。スコーピオンズは、マイ......>続きを読む過去記事です。スコーピオンズについて書いています。最近このブログで何度かスコーピオンズの名前が出てきていたので、ちょっと振り返ってみようかと。スコーピオンズの名前が出てきたのは、たとえばロバート・フリップの夫婦漫才でとりあげていたRockYoulikeaHurricane。本人たちのバージョンの動画を載せておきましょう。Scorpions-RockYouLikeAHurricane(OfficialMusicVideo)また、ごく最近の記事で、スコーピオンズがモスクワ...スコーピオンズの名曲を振り返る

  • ストーンズ記念日 ローリング・ストーンズ、レコードデビュー60周年……そしてニューアルバム制作中

    今日7月12日は、「ローリング・ストーンズ記念日」。ローリング・ストーンズが、はじめて公衆を前にしてライブをやった日……ということです。先日ビートルズ記念日ということで、ビートルズのファースト、セカンドアルバムが60周年だということを書きましたが、ストーンズのほうは今年でレコードデビュー60周年となります。彼らがシングルComeOnでデビューしたのが、1963年のことなのです。ComeOn(Mono)しかしながら、記念すべきデビューシングルであるにもかかわらずComeOnはストーンズの曲としてあまりポピュラーではありません。チャック・ベリーのカバーなんですが、この曲でのデビューはレコード会社の意向で、本人たちにとっては不本意だったらしく……ライブでやることもほとんどないようです。ただ、チャック・ベリーが気...ストーンズ記念日ローリング・ストーンズ、レコードデビュー60周年……そしてニューアルバム制作中

  • Billy Joel - Piano Man

    今回は、音楽記事です。前回から、プログレというところをちょっと離れてきましたが、もう一つの流れ、「今年で50周年を迎える名盤」というところにフォーカスしていきましょう。そういうわけで、今回のテーマはビリー・ジョエルが1973年に発表した『ピアノマン』です。ピアノ・マンビリー・ジョエルColumbiaビリー・ジョエルにとってはセカンドアルバムで、これが出世作となりました。そのタイトル曲「ピアノマン」。ビリー・ジョエルのヒット曲というのはもう数多くあるわけですが、そのなかで代表作のひとつに数えていいでしょう。BillyJoel-PianoMan(OfficialHDVideo)特に多くの言葉はいらないでしょう。ビリー・ジョエルという人がミュージシャンとしてもっている才能には関しては、文句のつけようもありません...BillyJoel-PianoMan

  • PANTAさん、死去

    頭脳警察のPANTAさんが亡くなりました。リアルタイム解析を見ると以前このブログで書いた頭脳警察の記事の閲覧数が伸びていて、もしかしたらと思ってたんですが……またしても、ショッキングな訃報でした。健康面の不安という話はありましたが、そこから復活し、まだまだ活動していくものと思われてもいましたが……以前の記事で私は、頭脳警察を「一つ一つ灯し火が消えていく中で最後に残ったろうそく」と表現していました。その最後の火が消えてしまったのか……という思いですが、しかしそれでも、燃え続けている火はあるし、新しくともるろうそくもある。今は、そう信じていたいところです。PANTAさん、死去

  • ゆかたの日 2023

    前回に続き、3DCG記事です。7月7日は、「ゆかたの日」……ということで、去年も記事をアップしました。今年は、その改良版を。改良といっても、基本そんなに変わっていません。ぱっと見でわかるのは、ゆかたの柄を変えたのと、あとは両手が自作のものになったぐらいでしょう。ただこれも指のあたりがきちんとできてませんが……そのことともからみますが、実は外見ではわからないところで結構大きな変化があります。ミラーモディファイア―というものを使って、左右対称の造形をしているのです。ミラーモディファイア―を使って左右対称にモデリングする技法自体はだいぶ前から知っていましたが、アーマチュアとの関係が私の中で難しい問題になっていました。しかし、案外簡単にその問題を解決できるということに最近気づき、それを応用したのが二日前にアップし...ゆかたの日2023

  • 3DCGで人物モデリング 2023年ビキニスタイルの日

    ひさびさに、3DCGの記事をアップします。最近ブログには載せてませんでしたが、blenderはたまにいじってます。今日7月5日は「ビキニスタイルの日」ということで……去年も載せた自キャラ「真理奈」に、今年も登場してもらいましょう。今回は、動画も作ってみました。3DCGで人物モデリング2023年ビキニスタイルの日水着がきっちりフィットしてないんですが……こういうのをぴったり合わせてアニメーションさせるのは、結構難しいのです。現時点での私のスキルではこのあたりが限界でした。しかしとにかく、blenderは奥が深い。今回も、新たに習得した技術をいくつか取り入れ、以前にあげた画像・動画に比べてクオリティはだいぶ上がったと思います。今回の動画も、不満な点は多々ありますが、そのあたりはまた今後改善していこうと思います3DCGで人物モデリング2023年ビキニスタイルの日

  • Jethro Tull, A Passion Play

    今回は、音楽記事です。依然として、プログレ系かつ、“今年で50周年を迎える名盤”ということでやっていこうと思うんですが……さすがにそろそろネタ切れな感じになってきたので、ここでぎりぎりなところをついていきます。ジェスロ・タルの『パッション・プレイ』です。パッション・プレイジェスロ・タルワーナーミュージック・ジャパンぎりぎりなのは、『パッション・プレイ』が名盤かということよりも、ジェスロ・タルがプログレなのかというところ。一般的にはどうかわかりませんが、私の場合、ジェスロ・タルは果たしてプログレといえるのだろうかと思ってしまう部分も個人的にはあります。たしかに、形式的なところをみれば、プログレの要素はいろいろあります。ジェスロ・タルの大きな特徴はなんといってもフルートが入っていることですが、フルートが入って...JethroTull,APassionPlay

  • ビートルズ記念 1st, 2ndアルバム60周年

    今日は6月29日。日本におけるビートルズ記念日です。そんなわけで、今年もビートルズについて書こうと思います。最近気づいたんですが、今年はビートルズのファーストアルバム(とセカンドアルバム)が60周年なんですね。レコードデビューは前年1962年にシングルLoveMeDoで果たしていますが、アルバムは1963年からなのです。ということで、還暦を迎えたファーストアルバムPleasePleaseMeのタイトル曲。PleasePleaseMe(Remastered2009)このアルバムが30週連続でチャート一位になり、そにれ代わって一位になったのが同じビートルズのセカンドアルバムWiththeBeatlesだった……というのが、ビートルズ伝説の始まりということになります。結局ビートルズの何がそんなにすごかったのか、...ビートルズ記念1st,2ndアルバム60周年

  • プリゴジンの乱

    先日ロシアで、プリゴジン率いるワグネルの反乱がありました。すぐに収束ということにはなりましたが、ますますロシアは無茶苦茶になってきているなという印象です。今回の件を、室町時代に有力大名が武力をちらつかせながら幕府に対して自分の要求をとおそうとした“御所巻き”になぞられる見方が出ていますが、そうだとしたら、もう中世の世界ということです。しかしながら、事情はもう少し複雑なようで……プリゴジンさんの家族が脅迫を受けていて、それでモスクワへの進軍を断念したという話もあるようです。で、ベラルーシへ出国することになっているプリゴジンが現在消息不明という……ベラルーシからキーウを攻撃するという説もあるようですが、こう話が中世めいてくると、いったんどこかに潜伏しておいて、ふたたび挙兵という可能性もあるんじゃないでしょうか...プリゴジンの乱

  • 沖縄慰霊の日 2023

    今日6月23日は、沖縄慰霊の日です。太平洋戦争において、沖縄での組織的戦闘が集結した日……ということで、今年もちょっと沖縄について書こうと思います。沖縄については、これまでにも何度も書いてきましたが、最近ゴジラ映画の記事でちょっと関連する話があったので、そこにからめて書きましょう。ゴジラ映画に沖縄が登場するのは、先日ファイナルウォーズの記事でちょっと言及した『ゴジラ対メカゴジラ』です。1974年に公開されたこの映画は、ちょうど返還直後の沖縄が舞台であり、当時の状況をめぐる複雑な陰影が描き出されていました。沖縄の古王朝の末裔が、沖縄の守護神であるキングシーサーに対して「ヤマトンチュを滅ぼせ」というなど……この描き方には、沖縄は「被害者」であるという本土側のうしろめたさのようなものがあったと思います。太平洋戦...沖縄慰霊の日2023

  • 映画『ゴジラ FINAL WARS』

    ひさびさに、映画記事です。先日ELPの記事を書き、そこからの派生で、キース・エマソンがフォーサイス原作の映画『戦争の犬たち』で音楽を手がけていたという話がありました。キース・エマソンという人は、それ以外にも映画音楽をいろいろやっています。邦画としては『幻魔大戦』なんかが有名ですが、実は彼はゴジラシリーズの作品でも音楽を手がけています。それが、『ゴジラFINALWARS』。ということで、今回はひさしぶりのゴジラシリーズ映画記事として、このゴジラ史上最大の問題作について書きたいと思います。『ゴジラFINALWARS』 予告編 ゴジラシリーズ第28作目『ゴジラFINALWARS』は、いわゆるミレニアムシリーズの最終作にあたります。公開は、2004年。これはゴジラ生誕50周年という節目にあたります。そのアニバーサ...映画『ゴジラFINALWARS』

  • フレデリック・フォーサイス『オデッサ・ファイル』

    フレデリック・フォーサイスの『オデッサ・ファイル』を読みました。だいぶ前に入手したものの、積読状態になっていた一冊。今回は、小説記事としてこの作品を紹介したいと思います。フレデリック・フォーサイスという人は、国際謀略サスペンスというようなジャンルで有名な人です。最近書いてきたプログレ系の記事ともちょっとつながってくるところがあります。たとえばピンクフロイドの「戦争の犬たち」という曲がありましたが、フォーサイスに同じタイトルの作品があります。それは単にタイトルが同じというだけですが、この作品が映画化されていて、その映画で音楽を担当しているのが、エマソン、レイク&パーマーのキース・エマソンだったりします。で、『オデッサ・ファイル』です。オデッサと聞けば、旧ソ連、現在はウクライナにある地名をまず思い出します。そ...フレデリック・フォーサイス『オデッサ・ファイル』

  • エマソン、レイク&パーマー「聖地エルサレム」(Emerson, Lake and Palmer - Jerusalem)

    今回は、音楽記事です。最近はプログレ系の話をずっとしていて、キング・クリムゾン、ピンクフロイド、イエス、ジェネシスというこの界隈の大物が登場してきました。これらをまとめて「プログレ5大バンド」などという言い方があるわけですが、その5大バンドの最後の一つとなるのが、エマソン、レイク&パーマーです。というわけで、今回はこのELPについて書こうと思います。エマソン、レイク&パーマーは、キース・エマソン、グレッグ・レイク、カール・パーマーの3人によって結成されたバンドです。3人の名前をそのままつなげてグループ名としているわけですが、これはベック、ボガート&アピスのような感じで、メンバー各自が名の知れた人たちだからこその命名法でしょう。グレッグ・レイクは、一時キング・クリムゾンに在籍していた人で、クリムゾン・キング...エマソン、レイク&パーマー「聖地エルサレム」(Emerson,LakeandPalmer-Jerusalem)

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