2017年5月に妊娠8週の奥さんが脳梗塞を発症 後遺症と戦う家族の記録
ブログを始めるきっかけ 2017年5月19日 妻が脳梗塞を発症 「そんなこともあったねー!」って 後で笑って振り返られるように 妻や私の心境、子どもたちの様子を ココに記録していきます。 家族構成 ※年齢は2017/05/19時点 私(30歳) 妻(30歳) 長男(3歳) 長女(1歳)
妻の投稿 あの日から、1年半。退院して、1年。 家族四人で、自宅で暮らしています。3階建で、階段必須!NOTバリアフリー高額請求にびっくりして、手すりは付けなかったけど、 この身体をこの家に合わせて、暮らしている。トイレのドア開けたら、ここの隙間に手をついて、、階段3段登ったら、ここの凹みを持って、、って。子どもたちは、5歳と2歳になった。何でも自分でするようになった。よくお手伝いをするようになった。 病気になって、入院中ずっと、家に帰って、家族で暮らすのが夢だった。 夢、実現! 車椅子は、使いたくないから、使わない!杖も、使いたくないから、使わない! こだわり、実現! 電車にのる!泳ぐ!旅行…
奥さんは最近 「障害を受け入れる」 という壁に直面しています。 もし自分が障害を抱えて生きていくことになったら? ということを 少し考えただけでも しんどくなって考えるのを止めてしまいます それが自分のことで、 考えるのを止めたくても 目の前に事実としてあって、 現実逃避することもできない環境にある。 そんな奥さんの気持ちを 私が想像することはできないし、 想像してわかったつもりになることは 許されない そんな時、 家族である自分に何ができるのか? 答えはないと思うのですが 今は、奥さんの悩みを少しでも共有して 寄り添っていくことが大事だと思っています。 将来、この苦しい時期を振り返って 思い…
10/7(土)はみんなが待ちに待った奥さん一時帰宅 朝から長男はハイテンションで 感情コントロールに四苦八苦(-_-;) 一時帰宅が入院後に初めてということもあり 今回は理学療法士の先生が家に来て 階段やトイレの補助のレクチャーあり また 調子に乗ってケガをしてしまっては 今までの苦労が水の泡・・・ ということで 室内の移動は極力車いすを使ってねー トイレの前は狭いので杖ついて歩いてね とのことでした。 結局、車いす使わなかった(!)けど・・・ また、家での状況ですが 階段(手すりあり)ではほぼ介助なしで昇降 トイレ(手すりなし)でほぼ介助なし 食事のときの床への立ち座りができた(隣に壁必要)…
5/19に奥さんが脳梗塞で倒れて 入院したわけですが 家族として何がキツかったかって 病態のピークがいつなのかわからない ってことでした 脳梗塞の原因 - ありがとうの一歩〜ママの挑戦〜 上記のエントリでも軽く触れてますが 脳梗塞の原因が血管の攣縮(※)であり 一般的にその症状がピークを越えるのに 約2週間はかかるとのことでした ※血管がウインナー状になる病態 治療としては 血管を拡張して 血液をサラサラにして ひたすら病態が収束するのを待つ 待っている間に脳梗塞が拡大する可能性もある という状況で 毎日ご飯も食べられたもんではありませんでした(・・;) 実際、入院から3日後には 意識レベルが…
妻の投稿 私が倒れて4ヶ月。 私が死にかけて4ヶ月。 お腹の赤ちゃんに助けてもらって4ヶ月。 4ヶ月生きた。 身体が動かない。 目が見えない。 頭はいろんなことをよく覚えてるし、考えられるけど わかるのは、前とは明らかに違う自分。 もういい。もう戻して。 前の私にもどして! 子育てが辛い 家事が辛い 悪阻が辛い そんな贅沢なことに悩んでいた 4ヶ月前の元気なママの私にもどして! 子どもが熱を出した 子どもの保育園の参観日 こんな所で寝ている場合じゃない。 行かなくちゃ! 小児科に、連れて行かなくちゃ! やりたいことはいっぱいあるのに、 できない。 子供達は3歳と1歳、ママが必要な時期。 さみし…
何で奥さんが30歳という若さで脳梗塞になったのか? という話。 可逆性脳血管攣縮症候群(略称:RCVS) 【かぎゃくせいのうけっかんれんしゅくしょうこうぐん】 というモノが脳梗塞を引き起こした。 ①何で可逆性脳血管攣縮症候群になったのか? なんとその原因は「不明」! 急性期の病院では 「妊娠の影響が強く疑われる」 とのことでしたが・・・ 断定できる状態ではないようです。 ②可逆性脳血管攣縮症候群って何だ? 脳の血管がウインナーみたいにくびれる(攣縮)状態が一時的に続いて 一定期間すぎると元通りの血管になる という病態を総称したもののようです (雑な説明でスミマセン) (間違ってたらもっとスミマ…
妻が脳梗塞を発症してから 4か月が過ぎてました 「そんなに経ったのかー」 と思う反面 「やっと4ヶ月かー」 と思うほど、この密度の高い時間を過ごしています。 ※特に最初の2週間は生きた心地がしなかった・・・。 妻の状態についてメモ 発症直後 ・意識障害あり(意識レベル2桁/呼びかけられる、刺激を与えられると覚醒する程度) ・構音障害 ・左半側空間無視 ・左半身麻痺(手足ともにレベル2) 現在 ・意識障害なし ・構音障害(かなり改善してると思う) ・左側半盲(左半側空間無視は改善) ・左半身麻痺(手足ともにレベル4) ・身障者用トイレではほぼ自立(手すりの向きの問題はありますが) ・杖+装具での…
ブログ開設して 発症当日のこと書いて 放ったらかしてましたが 再開します。 というのも さほど大した投稿はしてないものの ブログアクセス数が2000を超えていたからです。 妻が脳梗塞を発症した後の私も 少しでも情報が欲しくて 少しでも見通しが持ちたくて ネットで情報を調べ回り 脳卒中経験者のブログにたどり着いて フムフムと大変参考になりました 家族が脳梗塞になって 途方に暮れて このブログにたどり着く方がいるのなら 労を惜しまずに 日々を記録しておく意味があるなぁ と 思いましたので ボチボチ再開します。
奥さんの発症から約3ヶ月 忘れないように発症当日について私(夫)の記録 --- 2017年5月19日(金) 19:00に会社から帰宅 ※この頃、奥さんは妊娠8週でつわりがひどく、会社を定時ダッシュして帰宅 ここ2, 3日つわりぐっとひどくなり 奥「弁当箱は?」 私「え?今日弁当なかったよね?」 奥「・・・あぁ、そうか。私、終わってるなー」 こんなやりとりもあった。 頭痛もひどいらしく 我慢強い奥さんが珍しく 奥「カロナール飲んでいいかな・・・」 と言う。 奥さんは頭痛がひどく、20:00に先に寝室へ 私は3歳の長男と1歳の長女と ダンボールで工作遊び 21:00になり子供たちを寝かす準備(歯磨…
妻の記録 新しい靴が届いた。 介護用のマジックテープの赤い靴。 自分が、こんな介護用品を、 こんな若さで使うとは思わなかったけど、 これで、今日からまた、一歩一歩だね。 可愛いパンプスも かっこいい紐靴も 履けなくなっちゃったけど 動かなくなった左足で 地面の固さを感じられるようになった。 息子が、娘が、初めて歩いた日を思い出す。 「こっちよ!」 「つぎこっち!」 どんどん距離を伸ばしたい私。 で、歩いたら今度は 「まーくん!ソファでジャンプはしないよ!」 「そんな高いとこ登ったら危ない!」 「お家は走らない!」 と、怒鳴る私。 今になって子どもたちの気持ちがわかる。 難しかったね。 プレッシ…
「この病気になった意味は?」 妻の問に、私は答えられない。 病気の意味を考えようとすると 「なんで?」 が止まらなくなる。 考えても考えても答えは出せないし、 頭の中がぐちゃぐちゃになって気が沈む。 だから私の答えは 「意味はない!」 になってしまう。 悩んでる妻への答えになってないな、とは思う。 でもテキトーなことは言えない。 (気の利いたことが言えれば良いんだけど、そこは勘弁してね) 今は 運が悪かったのだと思って 退院後の生活を見据えて 今を乗り切るしかない 時間と体力には限りがあるから ゆるーく頑張ろう
妻の記録 7月13日、救急病院を退院した。 お世話になった看護師さん、 リハビリの先生、 お医者さん、 ありがとう、 さよなら。 ここで私、生き返って、いろんなこと教えてもらった。 思い出させてもらった。 ごはんの食べ方。 トイレの方法。 寝返り。 そして、 泣くこと、 笑うこと。 喋ること。 涙、涙の退院。 うれしいけど、 さみしい。 それから、リハビリ専門の病院に入院し、おばあちゃん達と、軍隊のような?!生活をしてます。 歩くこと、喋ること、歌うこと、赤ちゃんのような練習を繰り返し。 心配は我が子達。 長男が3歳、長女が1歳。 大事な時期にママがいない。 初めて保育園に行かされて、 不安か…
妻の記録 救急病院で、生死をさまよいながら処置され、なんとか生き返った私。(らしい)さまよいながらもお医者さんの声が聞こえる 「これ赤ちゃん無理ちゃう?」 「血管見えないから点滴とれないけど」 赤ちゃんは中絶。 私の命を助けてくれた。 せっかく来てくれたのに、産んであげられなかった。 ごめんね。 奥さんか赤ちゃんか、そんな究極の選択を迫られた夫。 ごめんね。 夫と赤ちゃんに助けられた命。 集中治療室へ移ってからは少し記憶がある。 子供達はどうなってるの? ご飯は?保育園は? 赤ちゃんの母子手帳は? 仕事休んだ電話は? 明日のパンは? そんな日常の続きの夢をずっとみていた。 血圧計が一時間おきに…
妻の記録 悪阻がきっかけで、脳こうそくに。 この若さで脳こうそく?! 赤ちゃんは?? とりあえず私は頭いたい! どうにかして!!!! 夫と子ども達と共に救急車で救急病院へ。 そこから始まった。 30歳、忘れもしないだろう、どん底生活。 ※同世代の人に、子育て中のお母さん達に伝えたいことがいっぱいあって、書いてます。あと、半分は自己満足と記録用に。
妻の発症当日の記録3ヶ月前、娘の1歳のお誕生日のすぐ後のこと。 4月20日、3人目の妊娠に気づき、すでにつわりがありながらも、夫婦で大喜びしてました。 子ども2人育てながらの妊娠生活、激しいつわり、私の身体は限界だったのでしょう。 5月19日、忘れもしないあの日。 その日も息子と娘と公園で遊び、2人を風呂に入れ、ご飯を与え、TVを見せてる間に私はトイレで吐く。 息子はテレビに夢中。 娘はのんきに踊ってる。 大丈夫、毎日の事。 今回も、つわりがひどくて、毎日吐き続け、頭痛で、どこでも座り込んでしまうほどでした。 妊娠8週。 やっと卵から人間の形になってきたところ。 夜、夫が帰ってて来て、ごはんを…
ブログを始めるきっかけ 2017年5月19日 妻が脳梗塞を発症 「そんなこともあったねー!」って 後で笑って振り返られるように 妻や私の心境、子どもたちの様子を ココに記録していきます。 【家族構成】※年齢は2017/05/19時点 私(30歳) 妻(30歳) 長男(3歳) 長女(1歳)
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