※このブログは、今�から20年ほど前の絵画モデル体験記ですとある初夏。芸短の油絵科クラスにコスチュームモデルで入った。コスチュームは服を考えないといけないし、バイト代はヌードの半分なのであまり嬉しくない。安いリサイクルショップで適当なブランド物の服を調達した
絵画モデルのお仕事体験記です。 驚きのエピソード満載!
私 ミヤコは10年以上に渡って絵画モデルのお仕事をさせていただきました。 楽しいこと、大変なことはもちろん、随分マニアックなエピソードも記録させていただきました。 興味ある方は是非どうぞ!
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※このブログは、今�から20年ほど前の絵画モデル体験記ですとある初夏。芸短の油絵科クラスにコスチュームモデルで入った。コスチュームは服を考えないといけないし、バイト代はヌードの半分なのであまり嬉しくない。安いリサイクルショップで適当なブランド物の服を調達した
別府大学のデッサン教室に呼ばれた。休み時間にカーテンで囲まれた控え室で休んでいると女生徒2人の会話が聞こえた。(彼女達は、私が控え室にいる事に気づいていない。)「けーこいーよねー」と言っている。「ケイコの絵、良いよねー」と、ケイコという女生徒の絵が良いのか
とある夏の日、中津の教室に呼ばれた。大分市から北の県境の町へ向けて運転し、教室である古い二階建てビルに着いた。中から目張りをしているとても小さな扉を開くと、外側からは想像できない広い空間に平均年齢75歳程の生徒が5、60人とイーゼルがぎっしりひしめいている。一
…と言いたくなることは2、3あったっけ。天草の海辺の秘境で撮影会をしていた時のこと。カメラマンたち以外誰もいないと思っていたら、海岸沿いから外国人の若い女性が現れて、私たちに話しかけてきた。「ヘーイ!何してるの?」おっちゃん達の注意が一斉に彼女に惹きつけら
街のあちこちから温泉の湯煙が立ち上り、昭和初期のレトロな空気感が人びとを魅了してやまない街、別府。大分が世界に誇る観光地である。そんな別府を象徴するような建物が「別府中央公民館」である。昭和2年に建築された、まさに昭和レトロそのもの。そこで月に一回行われる
美大にて油絵の授業に呼ばれた。ポーズの合間の休憩に、1人の女生徒が話しかけてくれた。「モデルさんも絵を描かれるんですか」その時「はい、描きます」とだけ答えた。別にぶっきらぼうに答えたわけでもなく、普通に質問に答えたつもりだったが、その女生徒はなぜか怒ったよ
定期的な仕事としては、月に一度のコトブキヤ画材店のデッサン教室があった。控室の大きな窓からは、大分駅裏の再開発工事の様子が夕焼けに映えて美しかった。授業が終わる頃には工事中のクレーンの光や建物内部の光などが輝き、そこだけ大都会の夜景のようだった。会の主催
いろいろ話を聞いていると彼は痛風を患っていて、大変なのだという。甘いものを食べ過ぎるのがよくないのに、仕事が終わって2人でファミレスに行った時、彼はパフェを頼んでいた。生クリームとフルーツ盛り盛りのパフェが来た時、彼は目を輝かせながら「うほぉ~」と声になら
とある6月、タマさんより仕事の依頼が入った。コスチュームモデル(ヌードではない、衣服着用のモデル)で3時間、ある絵描きさんのアトリエに行ってほしいという。コスチュームモデルは給料がヌードモデルの半分、しかも着ていくものを考えなくてはいけないなど面倒なので、
授業が午前から午後にまたぐ場合、大概の教室はモデルにお昼ご飯を準備してくださる。レストランや寿司屋、焼肉へ連れていってくれたりする事もあるが、だいたいはお弁当かサンドウィッチなどの軽食を準備してくれる事が多い。とある8月、杵築の文化教室に呼ばれた。授業は6
福岡の春日駅前に、太陽をも遮る巨大なカルチャービル「クローバープラザ」がある。その日はそこの4階で行われる某美大の通信授業に呼ばれていた。教室のドアを開けると、ホールのように広い教室は、黒いカーテンで隙間なくぴっちり閉ざされ、部屋の全ての蛍光灯がつけられ
夏場の授業では、冷房をめぐる攻防を避けることが出来ないのが悩みである。酷暑の大分の夏に、素っ裸でいるのはとても気持ちがいい。できれば冷房をつけないでもらいたい。しかし生徒の皆は服を着ているので、どうしても冷房をつけるわけだが、裸に冷房の風は冷たくてたまら
とある12月、母校の芸短(大分県立芸術文化短期大学)でヌードモデルの仕事が入った。一回の授業が3時間、というのが一週間つづく、美味しい仕事だった。ようするにまとまったバイト代が入るのだ。初日。朝御飯はコーヒー一杯だった。しかもその日は生理2日目だった。肉体的
https://www.instagram.com/kaboss_kahorukumagae/インスタ始めました!ミャー子のアート作家としての現在の活動状況を見ることができますよ。元来えぐいブログだが、今回もかなり生々しいエピソードだ。食事中の方は、時間を置いた方がいいかもしれない。ヌードモデルをして
https://www.instagram.com/kaboss_kahorukumagae/インスタ始めました!ミャー子のアート作家としての現在の活動状況を見ることができますよ。コトブキヤデッサン会にてモデルをしていたときのこと。この会のメンバーは、ほぼ決まっている。授業の飛び入り参加はいちおう歓迎
https://www.instagram.com/kaboss_kahorukumagae/インスタ始めました!ミャー子のアート作家としての現在の活動状況を見ることができますよ。私は、基本的に、授業開始の最低15分前には教室に着いていた。授業ギリギリに駆け込んでやってくる、ということは個人的に避けてい
かなえさんとさちえちゃんと私の三人で、いつかランチでもしたいね、と常々言っていたが2人とも子持ちなので、なかなか実現できずにいた。一度、ようやく実現しかけたことがあった。日取りや場所などは独身の私が全て手配し、ようやく明日に迫った時、さちえちゃんから「みゃ
そのようにして、授業が終わった後は毎回かなえさんと駐車場で長い立ち話をした。初めはお互いが楽しい話題で盛り上がっているが、4、5分すぎてきたあたりから何を話していても必ず放射能の話へ持って行かれた。「これから帰って夕飯作るの大変ですね」「うん、ファストフ
モデルの休憩時間は、かなえさんとずっと喋っていた。頭はいいし、姿勢は良すぎるし、喋り方は松田聖子だし、ものを見る切り口が斬新すぎるし、彼女と話していると色々な意味で全く飽きなかった。授業が終わってなおも二人でゆらゆらと歩きながら話をしつつ、イベントステー
大分郊外にある某巨大ショッピングモールの文化教室で、毎週水曜日の昼間の2時間、1ヶ月間にわたってコスチュームモデルの仕事が入った。モデルは2人体制で、もう1人はかなえさんだった。教室入り口のすぐ前にベンチがあり、恐ろしいくらいの美しい姿勢で彼女が座っていた
街のあちこちから温泉の湯煙が立ち上り、昭和初期のレトロな空気感が人びとを魅了してやまない街、別府。大分が世界に誇る観光地である。そんな別府を象徴するような建物が「別府中央公民館」である。昭和2年に建築された、まさに昭和レトロそのもの。そこで月に一回行われる
美大にて油絵の授業に呼ばれた。ポーズの合間の休憩に、1人の女生徒が話しかけてくれた。「モデルさんも絵を描かれるんですか」その時「はい、描きます」とだけ答えた。別にぶっきらぼうに答えたわけでもなく、普通に質問に答えたつもりだったが、その女生徒はなぜか怒ったよ
定期的な仕事としては、月に一度のコトブキヤ画材店のデッサン教室があった。控室の大きな窓からは、大分駅裏の再開発工事の様子が夕焼けに映えて美しかった。授業が終わる頃には工事中のクレーンの光や建物内部の光などが輝き、そこだけ大都会の夜景のようだった。会の主催
いろいろ話を聞いていると彼は痛風を患っていて、大変なのだという。甘いものを食べ過ぎるのがよくないのに、仕事が終わって2人でファミレスに行った時、彼はパフェを頼んでいた。生クリームとフルーツ盛り盛りのパフェが来た時、彼は目を輝かせながら「うほぉ~」と声になら
とある6月、タマさんより仕事の依頼が入った。コスチュームモデル(ヌードではない、衣服着用のモデル)で3時間、ある絵描きさんのアトリエに行ってほしいという。コスチュームモデルは給料がヌードモデルの半分、しかも着ていくものを考えなくてはいけないなど面倒なので、