子供が熱を出して1週間と1日経った日の話。 子供が高熱をだしてうなされているのをみるのは 心配で疲れるし、 今回は高熱が5日続いた。 また、うちの子は熱を出すと抱っこじゃないと寝ない。 夜は一人で寝てくれたのだが、 昼寝の数時間はずっと抱っこ。もう13キロもある。 看病と食事の用意等しながら、それを8日間。 毎日、明け方に夜泣きをする。(熱を出してからはじまった) 少し元気がでてくると エンドレス絵本読み聞かせ・エンドレス積み木。 預けずに自宅で子供を育ててる人は ずっとこれをやっているので 本当に頭が下がる。 私は統合失調症もあり、 それが子育てであろうと、仕事であろうと、 フルタイムで何か…
まだ2歳かそこらの子供が、 階段を降りようとしていた。 いつもここで「抱っこ」と言って 抱っこされるので、 子供はそのつもりで、母である私をみた。 私はその時とても疲れていたので、 (ん?自分で降りてよ!) と思って疲れた顔でチラリと子供をみた。 子供はそれを察知した。 子供が私をみて私が子供をチラリと見て、 その間多分0.1秒くらい。 察知した子供は自分で降りようとした。 でも身体は抱っこされる体勢でいた。 気持ちは自分で降りようと思った。 身体は抱っこ、気持ちはなんかママ機嫌悪いし自分で降りなきゃ。 その後、階段で転んだ。 ただ転んだだけで、怪我もなく何事もなかったのだが、 ああ、こうやっ…
ぶっちゃけた話を書かせてください。 表向きには言えない思い。こっそりと。 自分の絵の展示会場に滞在している。 いろんな人が来るけれど、会場に入るとだいたいどんな人かの雰囲気が漂う。 何かの美術作家だな、 ギャラリー巡りをしている美術マニアだ、 たぶん新聞みてきてくれた普段はギャラリーには行かない人たち、 お金持ちのマダム(絵買ってくれそう←うわすごい下心) ギャラリストか評論家かわからないけれど、なにか美術の専門家だな、 会場のエリアで仕事をしている人たち、 あと、友人知人(これはわかるの当たり前) たぶん趣味で絵画の教室に通っている年配の女性グループがきた。 一人だけ少し離れてゆっくり絵を見…
人の認識は儚い。 統合失調症で困ることの一つは、 何が事実だったかわからないことだ。 奇声を上げながら通り過ぎる人がいた、その人は私がおかしい人だからそれを嘲笑うために奇声を上げている、と思うとする。 被害妄想が症状としてある統合失調症の人は、 私がおかしい人だから奇声を上げている、というのは被害妄想かもしれない、と考えなおす。 いや、そもそもその通り過ぎた人が奇声を上げていた、ことさえ妄想かもしれない。 ちょっとした笑い声や、びっくりした声が奇声に聴こえただけかもしれない。 では、何が事実だったのだろう、全ては闇の中だ。 そして思う、私いま、ちょっと体調悪いのかもしれない。 そういうことが日…
私の母は出無精で、家にこもっていた。 仕事もしていなかったし、友達もいなかった。 いたのかもしれないが、母の葬儀の時、 母の死を連絡するべき母の友達を、 家族は誰一人知らなかった。 神経質で不満が多かった。周りの出来事に満足しない人だった。 いつも深刻で疲れた顔をしていた。 家が片付かない、といつも言っていた。 家は片付いていて綺麗な方だった、 私が今までの人生で他人の家を見た経験からするとそうだった。 母は50代で高血圧で脳出血で突然死した。 何年も経って私は清掃のパートをするようになって 母と同じ年代の女性たちと働くようになった。 何回かお茶をした。 どの人もその歳まで生きているといろんな…
複数の病気仲間と話しているとき、 ある人が 「病気の症状でできないのか、怠けなのかわからなくて悩む」 と言っていた。 私も同じことをよく考えるのでみんな一緒なんだと思った。 別の人の答えは、 「そのことで悩んでいるという時点で、怠けではなく病気の症状があるからじゃないのか」 と言った。 なるほどなあと思った。 怠けだったら、自分で、体は楽なんだけど、めんどくさいから怠けよーって わかるはずだ。 健常者がよく、「だるいけど頑張っている」「私だって疲れるよ」「疲れてもやらなければいけないことだからやる」という発言をするからこういう悩みが生まれるんだと思う。 その「だるさ」や「疲れ」って、他人にはな…
日本の夏にはお盆と終戦記念日がある。 夏は亡き人の思いがうごめいていると感じる。 広島と長崎の原爆のニュースをやっていた。 その影響だろう。 アトリエで大きなキャンバスを何枚も張っていたら 手に豆ができてしまった。 その豆のついた手で炎天下で熱々になっていた自転車のハンドルを握る。 とても痛い。 この程度の皮の剥がれた豆が、この程度の暑さのハンドルで、 こんなに痛いのだから、 原爆の後の人たちはどんなにつらかっただろう、と考えた。 被爆直後、皮膚が剥がれた手を前に出して歩いていた人たちがいたという。 皮が剥がれたのでくっつかないようにするため手を出していたそうだ。 少し想像したが想像にあまりあ…
読んでいる。 読む前は私宅監置なんて、なんて酷いのだろう、どんなに辛かっただろう、と思っていたが、 読んでみると、患者の周りのひとたちが (本の中では監護義務者) 試行錯誤して、ときには愛情をもって 接してたことが読み取れる。 ただし、良い例はそうであって、 酷い例は相当酷い。 良い薬のなかった時代に、 本人も周りもトラブルにならないように 工夫した結果が柵の中にいれるという 私宅監置なのだろう。 当時、管理は警察がしていたみたいで、 警察の見回りが平均月2回ぐらいあったものが多くて、 結構見守りがあったことに驚く。 私の通院より多い。 記録は、基本的には決められた項目しか記載がない。 そうい…
簡単に書く。 頑張り過ぎていたら体調が悪化した。 妄想が出るまでは行かなかったが、 日常生活に支障が出た。 小さい子持ちには困る。 主に、絵を頑張り過ぎていた。 (私のキャパにしては) このブログにいろいろ書いてきたけど、 簡潔にすると、 病気があるので全力で絵に取り組めないことが悔しい、 のだと思う。 いろいろ思うけど、 今日はここまで。 あ、改善策だけ書いておく。 短い時間で、 こまめに描くことを、 長く続ける。 10年20年のスパンで考えている。
家庭を犠牲にして何か偉業を成し遂げる。 その人の家族は病んだり、悪影響を受けたり、 自分を活かせなかったりする。 病んだ家族は何かに救いを求める。 別の誰かの偉業に心動かされ、救われる。 その、別の誰かの偉業は何かの犠牲の上に成り立っている。 マザーテレサが、 世界平和のためにできることですか? 家に帰って 家族を愛してあげてください。 と言ったのは わかる気がする。 いつも悩む。
私は進むべき方向が間違っていたり、 ここから動くべきときだったり、 そういう時にちゃんと 体調やメンタルが悪くなるようにできているらしく、 (あとから、そうだったのか、と思うことが多い) 便利といえば便利だ。
体調が悪かった時は、 明日の体調がどうなるかわからないので、 同じ毎日を繰り返しているという感覚がなかった。 今思えば毎日必死だった。 いま、 体調がいいので、 明日もきっと予定をこなし、動けるという自信があるし、 毎日同じことの繰り返しだなーという感覚がある。 特に育児中なので 毎日毎日、同じ事を繰り返す。 時々、飽きる。 倦むってこういう感じか。 体調が悪かったら感じない感覚だと思う。 たぶん、良いことなんだと思う。
薬を調整して元気になって、 ピノキオじゃないけど、 並みの人間になってまだ1年だから、 たまに、 「人間ってこんなに動けるんだー!」 と感心することがある。
わかりやすさに衝撃。 私が10年かけて理解してきて、 何十行も言葉を使ってこのブログで考え書いてきたことが数ページの漫画で読める。 30分で読み終わります。 一部、ネットでも読めます。 http://mizutomo.info すっかり水色ともちゃんのファンだ。 これからは、 統合失調症を理解したい人に まず最初に勧めたい本になった。
「めぐりながれるものの人類学」石井美保 青土社 という本を読んでいる。 ギンザシックスの蔦屋で気になり手に取った本だ。 この書き手はさまざまな事象への向き合い方が丁寧だ。 人類学研究のフィールドワーク中の出来事や思考を気まぐれな随想として書いたという本。 何とは無しに手に取った本から、今私が学ぶことは、 不合理を受け入れることなのではないかと思っている。 ひとり娘を事故で失った友人のことを書いたあと、こう続く。 「「なぜ」という問いに答える物語を受け入れることで、当事者たちが苦難の意味を了解し、窮境を乗り越えていくこと。私たちは、それをどこかで前提としていた。だが、自分よりも大切な誰かを失った…
薬の調整で体調が劇的に良くなったのがちょうど一年前だ。 その頃から、体調が悪かった今までの10年は何だったのだろう、 という悩みがうまれ、 1年もうじうじ悩んでいることになる。 日常生活もままならない体調から、 毎日きちんと生活できるようになると、 あ、世界ってこのようにできているのね、という発見がある。 お風呂に入るでも、歯をみがくでも、 ちゃんと朝起きるでも、朝ご飯をたべるでも、 決まった場所に毎日通うでも、 毎日ちゃんと積み重ねることで物事が前に進み、 できることの可能性が開けてくる。 時間と手間をかけただけのことが、ちゃんと返ってくる。 世界は手間でできてる。 生きているのってこんなに…
以前、「美しい世界」という記事を書いた。 https://unaao.hatenablog.com/entry/20180117/1516218183 薬を飲み始める前には、外界からの情報が整合性がとれていて、まとまりがあり、物質の存在とその醸し出す雰囲気がぴったり合っていた、 美しい世界が見えていたのだが、 薬は義足のようなものなので、 その世界が見えなくなった、と言う内容だ。 今日、 展示で発表するとかしないとか関係ない絵を描いていた。 色鉛筆と水彩とパステルで、 以前から頭にあるイメージを描いた。 描いていて、生まれて初めて「絵を描いている」感覚がした。 驚くべきことなのだが、 そのあと…
長年、体調がよくなかったから、これだけ動くと疲れでこれぐらい休まないといけないから、セーブするとか、予定をキャンセルするとかいう習慣がついた。または、それがうまくいかなくて、寝込んでしまった時、これはどうしてだろう?これがよくなかったか?いま、女性特有の周期としては、どの時期だろう?あの行動が無理してただろうか?と考える習慣がついた。また、私は感情が激しいほうなので、なにか自分の気持ちに無理をしていると、とたんになにかしらの症状としてでてくるから、自分の気持ちはどうだろう?と分析するのは常だ。これがみんな当たり前にやってる事だと思ってたふしがあった。でもそうではなくて、多くの人は自分の気持ちが…
あるところで、 「統合失調症の人は、若いときに発症する事が多いから、就労する機会が与えられないこともあるし、 結婚・妊娠も偏見のためできないこともある。 でもあなたは両方の機会が与えられたんですね。」 と言われた。 その通りなので否定しないけど、 でも、いや、いやいや、 動かない身体で働くの、ふつうに大変ですって。 統合失調症について発言するとき、 差別や偏見が付いて回って、 症状があるのでつらい・しんどいということがすっ飛ばされてしまう。 病気の症状のつらさにフォーカスされず、 別の部分で戦わなければならない。 病気なので、ふつうに、つらい。 風邪をひいている人をいたわるように、 骨折してい…
アメブロに載せた記事をこちらにも掲載します。 減薬して体調が良くなった話を書く。 減薬したのは妊娠しても胎児に悪影響のない薬の種類と量にするため。統合失調症のメインの薬を変え、副作用止めの薬を無くし、妊娠しても大丈夫になったのが2年半前。この薬の変更で、体調がかなり良くなった。 統合失調症を発症したのが10年前で、その時から薬を飲んでいる。病気の陰性症状と薬の影響の両方があるのだろうが、眠い、だるい、頭がボーッとする、外出して異常に疲れる、過眠などの症状があった。長年こうなので、こういうものだと思って付き合うことを覚えてきた。それが2年半前の減薬で軽減した。まず、薬の量を3分の1にした時に、主…
あるところで、ある人に、 大学で発病してから子どもを産んで育てるところまでの11年間の話をした。 自分の気持ちまではそこまで話せず、 出来事を説明するだけで2時間半かかった。 帰宅して一息ついてから、統合失調症はもう卒業でいいかな、と思った。 治療をやめるのではなく、薬も飲むし通院もするが、自分の意識の中でたいして重要なことではなくなってきた。 体調が悪い時は、日常生活を送るだけでそれは戦いで、うまく一日が過ごせればそれは嬉しいことで喜ばしいことで、日常はただ当たり前に過ぎていくものではなかった。病気がいつも目の前に立ちはだかっていた。 でも今は、基本的な生活のやること(食事、家事、お風呂、朝…
子どものいる美術作家で、まだ作品を売るだけでは収入にならない人なら、美術以外の仕事を持ち、子育てもし、家事もして、その上で制作する人はたくさんいるはずだ。 そういう友人に、 深い意味はなくてポロっと言われたことがあった。 「みんな同じ土俵でやってるからねえ。」 細かいセリフは忘れてしまったが、仕事もして子育てもして、制作もしたいけど時間や体力がなくて、それでもみんな作っている、という文脈だった。 すごく気になったので覚えている。 私はその頃、週一回のパートタイムでも、はたまた、たとえ月一回のパートタイムでも継続するのが難しい体調で、家事を少しと絵を描いてすごしていた。 私は制作はしていたかもし…
精神科医のkyupin先生のブログをよく読んでいる。 過去記事に「専門性について」というのがあった。https://ameblo.jp/kyupin/entry-10017162421.html 一部抜粋 「さて、医学生が卒業して精神科に入ってしまうと、 なんとなくテンポが精神科になってしまうのでツブシがきかなくなる。 だから、そういうことを心配する人は最初に2〜3年内科に入局し、 それから精神科に来ようとする。 実は、その方法は良くないのである。 精神科の診断、治療には独特の感覚があり、 これは最初から精神科に来ないと身につかない。 何が違うかと言われても、うまく説明できない。 卒業後、最初…
最近、アメブロでも記事を書いています。 アメブロは主に子育て関係の内容です。 宜しければお読みください。こちら https://ameblo.jp/ameba-no-unaao
夫と、くじ運が強いか弱いかの話から、 人生全体の運の話になった。 私は小さい規模のくじは当たることが多いので、 くじ運が強いと言った。 夫はくじは子供のころ、1回しかあたったことがないと言った。 運を使っちゃうからくじはしない、という知り合いの話から、 人生全体の運の話になった。 私は即答で「私、運いいよ!」と言った。 基本的に私は恵まれていて、ありがたいなーと思いながら生きている。 でもちょっと考えて、統合失調症にかかって運がいいのも変だな、と考え直した。 夫は「統合失調症にかかって運がいいと言うのは、ずいぶん力強いね」と言った。 確かにそうかもしれない。 それでも私は自分の人生は運がいい、…
抗うつ剤(ジェイゾロフト)をやめてから、一日8時間以上眠れなくなった。 そして現在は6〜7時間睡眠で日中快適に活動出来て、とてもハッピーな日々を過ごしている。 私は抗うつ剤を9年近く飲み続けていて、 今年の5月にやめてから、一か月間くらいは以前の記事にも書いた、 http://d.hatena.ne.jp/unaao/20180512/1526127355 気分の落ち込みや不眠やビリビリ感などで落ち着かなかったが、 それが落ち着いて、平常に過ごせるようになると、 過眠ができなくなった。 今までは8〜10時間の睡眠で、 疲れるような出来事があると16時間寝続けることもあったし、 昼寝を3時間して…
以前の主治医と相性が悪かった。 結婚したばかりの頃にかかりはじめたから、 環境の変化で体調が安定していない様子を初めに見たから、 体調が悪めだと警戒されていたのかもしれない。 また、一般的にみて、すごく優しい親切なタイプの医者だった。 今までかかった医者のなかで、一番話を聞いてくれ、態度も柔らかで、 結構具体的なアドバイスも多かった。 精神科にあまりかかったことのない人から見たら、 なんて良い医者だ!って思うかもしれない。 でも私はだんだん負担になってきていた。 夫が、コロコロ医者を変えるのは良くない、というので、 我慢して結局3年かかったが、最後のほうはもう負担でしかたがなく、通院日が憂鬱だ…
ハートネットTV 闇に埋もれた真実は(2)「消された精神障害者」
ハートネットTV 闇に埋もれた真実は(2)「消された精神障害者」という番組を見た。 https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/615/ テレビをつけたらやっていて、もう終わりのほうだったので、 再放送を録画してみた。 見ていて相当つらかった。 「私宅監置」という、精神障害者を法的に小屋のようなところに閉じ込めておける制度がかつてあって その記録をもとに取材した番組だった。 以前、ナチス時代のホロコーストの本を読んでいた時に、 強制収容所に送られた人にはユダヤ人だけではなく、いろいろな人がいたのだが、 その中に精神障害者もいたと知った。 …
前の記事で、障害の説明の仕方について書いた。 正直、今現在のところ、もう、説明するのがめんどくさくなってきている。 一番大きな理由が、大抵の人が理解できないので、徒労感が多いのだ。 妊婦になって、世間の人がみんな妊婦に優しいので驚いた。 荷物を持っていればいたわってくれるし、心配してくれる。 無理しないでね、身体を大事にしてねと普通に声をかけてくれる。 病人と妊婦を比較できないのはわかる。 妊婦は自分以外のの命を預かっているわけだし、大切にしなきゃいけないのはわかる。 でも、あれ、妊婦の私にはこんなにみんな優しいのに、 病人の私にはなんでこんなに冷たいのだろう、と思わなくもない。 統合失調症の…
NHKのバリバラという番組が好きで、たまにだが見ている。 ずいぶん前の放送だが、 障害者のための婚活パーティーを取材していた。http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=169 https://m.youtube.com/watch?reload=9&v=qMHA4OzNpNE 3人の障害者のための婚活パーティー参加者が出演していて、 パーティーの様子を放送していた。 このなかのアルポート症候群の男性は、障害のことを恋愛相手に言い出せないという経験があり、 なるほど、病気の説明し慣れていないな、という印象をうけた。 私は性格もあるのだ…
妊婦になった。 不妊治療をしたのだが、そのことについて詳しくはここに書かない。 今飲んでいる薬はジプレキサとジェイゾロフトである。 医師と方針を確認し、薬を飲みながら妊娠継続することになった。 新しい主治医にジェイゾロフト(抗うつ剤)は個人的に要らない気がする、と言ったら 様子を見ても元気そうだし、この少ない量で効果があるのかも疑問だから、やめてみますかということになった。 一応処方するので、やめてみてやっぱり調子が悪かったら飲み始めてもいいです、 やめてみて平気だったらそのままやめてみましょう。と言われた。 量が少ないから離脱症状はでないはずです、とも言われた。 以前、ジェイゾロフトを勝手に…
そういえば今年の3月は、記念すべき退院10周年だった。
今日は家で一人なのでまあ、過去に思いを馳せてみたりするわけですよ。 この記事を書いた頃、将来まさかこのプロの作家さんの下で働くとは思わないわな。http://d.hatena.ne.jp/unaao/20090416/1239875438
神は死んだと言ったのはニーチェだが、 中世やそれより昔は 宗教に参加することが社会に参加することだったかもしれない。 資本主義の現代では 経済活動に参加することが社会に参加する事だと感じる。 お金を得るということは、いろいろな権利を得るということだ。 お金を稼げない肉体になってそれをひしひしと感じる。 経済の輪に入っている間は、当たり前のことすぎてわからない。 そしてそのことを、 その輪から外れたことのない人間に理解してもらうのは困難だ。
山崎ナオコーラさんの本を読んだことをきっかけに、 私の今までの歩みやこれからのキャリアについて考えた。 そもそも、本が読めるようになった、というだけで進歩だ。 本を読むとか、集中して絵を描く、とかできるようになったのは 変薬してからだから、2016年5月以降だ。 それ以降、加速度的にどんどん良くなってると思う。 生活リズムが安定し、できることが増えた。 裏をかえせば、それまでできることが少なかったということだ。 23歳ごろ発症、発症する前から少々の不調はあった、16歳くらいからだろうか。 27歳で就職したころは調子よく過ごせていたが、2〜3年のみだ。 できることが増えてくると、 あ、今までこん…
クリニックを変えた。 薬をちゃんともらい、ちゃんと飲んで 久しぶりにまとまった睡眠をとった。 新しいクリニックでは、 今までの経緯は聞かれたものの、 落ち着いてるから、薬無くなりそうな頃また来てねー。 だけで終わった。 あっけないくらい、あっさり。 今までの主治医に、 不安はないですか、こういう時はこういう風に対処していきましょう、あーだ、こーだ。 と、あれこれ言われていたのは何だったのだ。 これなら病院に通ってもいいぞ。 こんな解決をするとは。 びっくりだ。
これから書くのは、日ごろたまっている愚痴である。 ただの愚痴だ。 溜まり溜まって限界に達したので吐き出してみる。 山崎ナオコーラさんの、「母ではなくて、親になる」という本を人に勧められて読み始めた。 私はいま妊活をしているので、 親になったときの絵画の制作時間のとり方とか、こどもとの向き合い方とか参考になるよ、 と言われて勧められた。 山崎ナオコーラさんは作家で、分野はちがえど、制作をするひとだから。 読み進めるうちに気持ちがむかむかしてきた。 誤解されないように書いておくと、この本は面白いしためになる。 本が原因で気持ちがむかむかしてきたのではない。 「母親でなく親だ」とか「性別でカテゴライ…
薬局の手違いか、私が紙袋と一緒に捨ててしまったのか、 薬が一週間分足りなくなった。 足りなくなってから気づいた。 いつもは服薬カレンダーに一個づつ入れいているが、 今回はまとめてバサッと置いていただけだった。 臨時に通院すれば、またもらえるのだが、 今の主治医と相性が悪く、顔も見るのも嫌だったので、 一週間ぐらいいいか、と思って飲まないで過ごし始めた。 次の日の夜から、寝つきが悪く寝ても眠りが浅かった。 寝た感じがしないな、と思いながら日中を過ごす。 6日目の夜に不眠になった。 寝られないので寝室からリビングに行って、 猫とかダイニングテーブルの上とかを眺めていた。 照明があたった猫の毛並みが…
浪費癖があって、金銭管理ができなかった。 結婚したばかりのころ、生活費は旦那が出していたのに、 自分で稼いだお金は毎月、全部自分で使っていた。 フルタイムで働いていたからけっこうな額だ。 学生の時、お金をすぐ使ってしまうので お小遣いは2週間制だった。 一か月分もらうと、すぐ使ってしまって一か月もたないのだ。 いろいろな事情で仕事をやめて、専業主婦になったとき、 これは問題だった。 試行錯誤をしたが、 結局、毎日、朝、その日に必要な金額をもらうことになった。 今日は食費を2千円、 今日は残り物があるから0円、 今日はお出かけするから5千円。。。 この方法は、財布に多くても数千円しか入っていない…
運慶展を見に行こうと思って上野へ行った。 途中、怖い絵展をやっている上野の森美術館の前を通ると、 公園をぐるりと囲むように長蛇の列。150分待ちの看板。 通り過ぎて目的の国立博物館へ行くと 運慶は60分待ち。今日は平日ですよね? 疲れ気味なので見ないことにした。 フランス国宝展だけ見てきた。こちらはガラガラ。 美しい工芸品を見て癒された。
1対1だと消耗しない、グループだと消耗する、深い付き合いは緊張する、初対面は緊張しない
人と接することが苦手で、在宅での仕事をしている。 それでも、人とと会う機会はある。 1対1で会うときはストレスなく話せて、次の日に疲れも残らない。 グループで会うときは、それが仕事であろうとプライベートであろうと親戚であろうと、 すごく消耗する。次の日は動けないことが多い。 陽性症状こそ出ていないものの、何年もずっとくすぶっている疲れやすさ、生きづらさ、 みたいなものがある。 それは何だろうと、いろいろ調べつつ、数年間考えてきた。 そして気づいたことがいくつかあった。 統合失調症の仮説に、フィルター障害というのがある。フィルター障害仮説 http://www.pref.kyoto.jp/hea…
統合失調症という病気になって 障害者手帳もとれる病気で、 人よりいろいろできなくて、 障害と言われるくらいだから、 何か足りなくて欠けているのだとずっと思ってきた。 無理はできない。 無理して再発したら今の生活レベルに戻れるかもわからないし、 そもそも無理できるほど体が動かない。 一日外出しなければならないことがあると、 次の日は一日中動けない。 横になって寝ている。 一泊外泊する用事があると、 体調を取り戻すのに3日かかる。 万事そんな感じだから、いろいろあきらめて、 セーブして、無理をしない事を何年もかけて身につけてきた。 ところが、最近ある人に出会って思うことがあった。 その人はフルタイ…
大学の時にハンセン病について調べねばならない授業があった。 そのときにもやもやした気持ちを ブログに書いた。 http://d.hatena.ne.jp/unaao/20090720/1255934881 その考察の参考になりそうな動画があるので紹介。 https://www.youtube.com/watch?v=D-bBtewnnYw&t=324s かれこれ8年かけて考え続けている。
眠れない夜中に旦那の言動を思い出しイライラして仕方なくなった。 腹立つ旦那のことを検索してみたら、あきらかにひどい旦那さんの愚痴が山のように出てきた。 我が家のことはかわいいもんだ、と思った。 逆に落ち着いた。
前回の記事で、一日の平均睡眠時間が10時間だと書きました。 http://d.hatena.ne.jp/unaao/20170723/1500804995 それから、睡眠を朝型から夜型に変えたことで、 時間は8時間で一定にすることができました。 これは、とってもラクです。 活動できる時間が2時間増えただけでなく、 疲れて予定外の昼寝をしてしまうことがないので、 計画が立てやすいのです。 経緯はこう。 記事を書いた後、内職の仕事が終わらなくて夜更かししなければならなくなりました。 今までは主人の出勤に合わせて、5:30に起きていました。夜は22時就寝。 でもこれでは足りないので、主人を見送った後…
ふと思い立ち、一日の生活の記録を始めてから一か月経ちました。 ウィークリーの手帳で時間軸がついてるものに、 何時から何時まで寝てた、家事してた、絵描いてたとか記入していくわけですよ。 一か月経ったので、そうだ、と思い立ち、 睡眠時間の平均を出してみました。 一日平均10時間でした。 8時間の日もあれば16時間の日もあるんですが、 平均すると10時間。ショック。 睡眠時間が長くてやりたいことができない、 疲れやすくておもうようにできない、ということに もう4年も悩んでいることに最近気づきました。 結婚してからずーっと悩んでる。 調子よい日があり、7時間寝て、朝、ちゃんと起きて、 内職して、家事し…
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