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A Bouquiniste de Seto 『 Stargate 』 https://blog.goo.ne.jp/stargate-seto

古本と雑貨のネットショップが、瀬戸市で実店舗のお店を始めました。商品情報、お店の様子、瀬戸の魅力など

A Bouquiniste de Seto『 Stargate 』
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2017/07/19

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  • 陶祖まつりの日

    お久しぶりです。ずっとかれこれ1年以上ブログ更新はしておりませんでした。それでも変わらずフォローしていただいた方々ありがとうございます。さて。昨日今日と瀬戸市の尾張瀬戸界隈は陶祖まつりが開催されています。昨日は天候に恵まれていましたが、本日は曇天、時々雨。少々肌寒い日です。コロナ禍により、祭りやイベントが自粛されていましたが、今年は各地で祭りやイベントが再開されています。当店は中古本・レコードがメインですが、その時々で別のジャンルの商品も取扱しています。現在は普段は『花の器』さんが取扱されています、花鉢を一部店頭販売しております。色鮮やかで小ぶり。ポットの苗をそのままポンと入れてもよし。植えこんでも良しです。今後も取扱させていただく予定です。ちなみにこちらは新商品です。また定期的にブログを更新していきますので、...陶祖まつりの日

  • おひとりさまのはじめて料理

    新型コロナでなかなか外食が出来ない。でも美味しいものが食べたい。テイクアウトやレトルト食品が世の中にはありますが、あまり料理をしたことがないけど、これを機会に自分でも作ってみたいと思う方いますよね。そんな方にお勧めな料理コミックの紹介です。『おひとりさまのはじめて料理おひとりさま10年め、でもお料理1年生』著者:フカザワナオコ角川書店より2014年8月15日初版発行料理下手だけれど、はじめて本気で料理に挑戦するコミックエッセイ。彼ナシ、金ナシ、40歳のおひとりさま、フカザワナオコ。※この本が発行された翌年の2015年4月に3歳年下の男性と結婚しています。大好物のハンバーグから、モテ料理の肉じゃが、ちょっと無理しておもてなし料理など、ドタバタしながら果敢にチャレンジ。この本を呼んでると、料理が少々失敗しても安心で...おひとりさまのはじめて料理

  • コミック「かりん歩」

    「名古屋駅西喫茶ユトリロ」シリーズをマルシェルに出品した時に思い出したのが、名古屋の喫茶店を舞台にした「高杉さん家のおべんとう」のその後とリンクしたコミック。著者:柳原望『かりん歩』両親に代わって妹の世話をしてきた主人公「市井かりん」は、妹の手がかからなくなると同時にするべきことを見失ってしまう。「妹ばなれ」を決意し、家を出て訪れたのは昔なつかしい祖父の喫茶店だったが・・・。”人生散歩の達人”のたまり場「喫茶しゅろ」未熟な姉妹が、寄り道しながら成長する「姉妹さんぽ」物語。第2巻は、未熟な姉妹が「散歩」を通じて「絆」を育む優しい愛のカタチ。第3巻は、みんなをつなぐ絆は「おさんぽ」。少しラブ入りハートフルお散歩コメディ。第4巻は、家族の絆を育む小さな奇跡ハートフルお散歩コメディ、最終巻。名古屋の魅力が満載のコミック...コミック「かりん歩」

  • 松本侑子さんの「物語のおやつ」

    童話の世界とおやつが楽しめる、レシピ&写真つきエッセイ『物語のおやつ』著者:松本侑子WAVE出版より2003年9月24日第1版第1刷発行写真の本は、2016年3月24日第3刷発行「今日のデザートは、童話の主人公と同じもの」と言われたら子どもだけじゃなく大人もテンション上がりますよね。紹介されているのは、「ぐりとぐら」のかすてら「風にのってきたメアリー・ポピンズ」のジンジャー・パン「あしながおじさん」のレモンゼリー「ロッタちゃんのひっこし」のパンケーキ「スプーンおばさんのゆかいな旅」のワッフル「鏡の国のアリス」のバターつきパンのプディング「エーミールと探偵たち」のアップルケーキ「さむがりのサンタ」のクリスマス・プディング「赤毛のアン」の木苺水「大どろぼうホッツェンプロッツ」のプラムケーキ「若草物語」のブランマンジ...松本侑子さんの「物語のおやつ」

  • シロノワール フロマージュベリー コメダ珈琲店にて

    先週のことですが、愛知県瀬戸市にあるコメダ珈琲尾張瀬戸店にお邪魔しました。名古屋市・・・もとい名古屋市近隣の地域は喫茶店が多数あります。喫茶店で朝(大体午前11時まで)ドリンクを頼めば焼きたてのトーストとゆで卵がつくモーニングサービス。いまではマスコミにも紹介されるほど、盛りだくさんのモーニングメニューを売りにしたお店も多々ありますが。コメダ珈琲もモーニングのメニューは料金によりバラエティー豊かになっています。さて。我々が立ち寄ったのは午後の一服、お茶タイム。コメダといえばシロノワール。「ふんわり焼いたデニッシュパンの上にたっぷりのソフトクリーム…熱々冷々、コメダの奥義」(コメダ珈琲店のHPから抜粋)全国に名を馳せるほどになりました。今回は季節限定のシロノワールフロマージュベリーをセレクトしました。シロノワール...シロノワールフロマージュベリーコメダ珈琲店にて

  • 原宏一さんの小説『佳代のキッチン』

    久っしぶりの本紹介です。『佳代のキッチン』著:原宏一(はらこういち)出版:祥伝社文庫厨房機器の備え付けられた軽ワンボックスのキッチンカー。午後2時になるとサイドミラーには「いかようにも調理します」と書かれた木札がだされます。オーナーは佳代という女性。お客さんが持ち込んだ食材で料理を作るという「移動調理屋」を始めてから半年が経過しました。現在は東京都の中野区で営業をしています。ある程度顔見知りの固定客もでき、佳代自身どんなオーダーも応えてきました。しかし。ある時、1人の男の子がキャベツ1個を持ってきました。保護者らしき人もいない。しかも持ち込まれた食材はたった1つ、丸ごとのキャベツのみ。どんな料理が食べたいのかと聞いても、「おいしいもの」という返答しか返ってきません。とりあえず夕方に料理を取りに来るようにと約束ま...原宏一さんの小説『佳代のキッチン』

  • Vitantonio(ビタントニオ)のワッフル&ホットサンドメーカー

    新規家電でVitantonio(ビタントニオ)のワッフル&ホットサンドメーカーが仲間入りしました。とりあえずプレーンワッフルを作ってみました。具体的な予熱温度とかなく、超アバウト。言うならばオーブントースターのような感じですね。材料を混ぜ合わせて、本体の予熱が完了したら(予熱は5分ほどで完了)。鉄板にサラダ油(溶かしバターでもOK)を塗って、生地を流し込み、蓋をしてまたギリギリとタイマーをセット。4分じゃ足りない。ただし。ワッフル1枚分は80mlの生地材料でいいのですが、最初は100mlは流し込んでいました。そのため、当然焼き時間が足らない。ということで、1分ほど焼き時間を加減を見ながら調整していきました。ある程度の試行錯誤過程は必要です。結局8枚分焼けるはずが、6枚となりました。とはいえ、ちゃんとワッフルにな...Vitantonio(ビタントニオ)のワッフル&ホットサンドメーカー

  • アイロンビーズのアマビエとバレンタインはアンジュジュD

    毎年、尾張瀬戸の界隈で開催されている『陶のまち瀬戸のお雛めぐり』。例年、週末は開催していたアイロンビーズでお雛様を作ろうという企画は、コロナ禍により今回は見送りさせていただきました。ただ、少しでも気分をあげたい、せっかく訪れて下さる方々が楽しんでくださればとアイロンビーズを数種類作成中です。もういい加減、コロナよ静まってくださいという願いを込めて。アマビエ様。ツインズで。「おめで鯛」とかけまして、鯛。可愛い感じのゴジラ。当店のアイロンビーズ作成部隊が丹精込めて作っております。店頭、もしくは外に飾ります。話は変わり、昨日はバレンタインデー。思い切り自分の趣味嗜好で選んだチョコ。今回はゴンチャロフさんより発売されていたアンジュジュDを。猫のモチーフと肉球をかたどったチョコが可愛い。入れ物もペンケースとかに使えそう。...アイロンビーズのアマビエとバレンタインはアンジュジュD

  • 『塩ぶり大根』週刊モーニングより

    よしながふみさんの描くコミック『きのう何食べた?』。このブログでもたびたび紹介しております。現在コミックは17巻まで発売されており、現在も週刊モーニングで月イチで連載されています。今回は1月最終木曜日発売のモーニングに掲載されていた『塩ブリ大根』。美味しそうだったので、作ってみました。ブリ大根自体は『きのう何食べた?』の2巻ですでに登場しており、今回は被る?と思いましたが、2巻は味付けが醤油・酒・砂糖・みりんでした。今回は塩と白だしでした。味付け次第で全然違いますね。私自身、ブリ大根との出会いは幼少の頃。当時、祖母が自分用に作っていたブリ大根がとってもおいしそうだったのを見て食べさせてもらい、虜になりました。当時は練炭火鉢でコトコトと煮込まれており、アラ自体も骨がまで食べられるほどになっており、大根も味がしみ込...『塩ぶり大根』週刊モーニングより

  • コミックエッセイ『7㎏痩せろと言われても』

    小学生の頃より様々なダイエットを試してきました。エクササイズ、ウォーキング、半身浴。大人になってから水中エクササイズ、エアロビクスに一時通いもしました。食事ではりんごダイエット。イマイチ効果がわからず。食事前に酢につけた玉ねぎを食べる酢玉ねぎダイエット。胃がやられてダウンして辞めました。ダイエットサプリは母親が飲んでいたのをコッソリ飲んでみたりもしましたが、母親が止めていまいそれきりに。とまあ、高額なものはさておき、ある程度のダイエットは試してきました。「ダイエット」「痩せる」という文字があると、手に取ってみたくなりますが、こんなコミックはいかがでしょうか。『7㎏痩せろと言われても』作:鳥居志帆出版:サンクチュアリ出版イラストレーターの鳥居志帆さんがまだ駆け出しのころ。サンクチュアリ出版編集部から1通のメールが...コミックエッセイ『7㎏痩せろと言われても』

  • 『ふじとら』さんのテイクアウト弁当・おひなめぐり

    少々更新が途絶えていましたが、またボチボチ書き綴っていきます。コロナ禍。仕事柄、おうち時間というのは一般的に比べて少ないかもしれない自分たちの生活。でもなかなか外食でゆっくり過ごすというのは出来にくい。コロナ感染に対する不安はありはしますが、「こんなご時世。外食していていいんでしょうか?」と気が咎めるのもあります。そんな時。お持ち帰り弁当をいただいました。愛知県名古屋市名東区にある、焼き鳥のお店『ふじとら』さんです。鶏めし焼き鳥弁当というだけあり、お弁当丸ごと鶏尽くしです。炭火で焼くと、風味と香ばしさが全然違いますね。家庭のガスコンロやIHでは出せない。歯ごたえのある鶏肉、柔らかなつくね、一瞬「サトイモ?」かと思いましたが3つ縦に並んだウズラのゆで卵も可愛い。ちゃんとお野菜も入っており、下には鶏めしが入っていて...『ふじとら』さんのテイクアウト弁当・おひなめぐり

  • そうか、もう君はいないのか

    ご無沙汰しております。昨年12月27日ににしたわが家のワンコが亡くなりました。享年12歳でした。時折このブログでも話題にし、当店のTwitterでホーム画面にちょこんと顔出ししているコです。父にトイプードル、、母にパピヨンを持つミックス犬:通称パピプー。雌犬。全体は黒色。鼻周りが少々茶色の毛並み。でもお腹部分と前足が白で、特に前足が白いソックスを履いているかのようで、それも片方がずり落ちている感じがとても愛嬌がありました。とにかく元気いっぱい。パワーと愛情に満ち溢れている子。ごく一部の苦手な人はいたものの、とにかく人が大好き。好きが高じて、あまりの激しい愛情表現に周囲からドン引きされてしまうことも多々ありました。病気知らずでしたが、10歳を過ぎたあたりからヘルニアを患い、ごく小さなしこりはお腹部分にあったものの...そうか、もう君はいないのか

  • 年末年始ご挨拶・まとめて

    昨年末はバタバタしており、ブログ上で年末の御挨拶ができませんでした。まずは昨年もお世話になりました。コロナ禍、少し終息が見えてきそうな時に台風による雨漏り、店主の諸事情で営業時間帯、営業曜日が定まらず揺れに揺れた1年でしたが、それでも店舗にご来店下さった方々、気にかけて下さった方々、そして買い取り依頼も多数いただき、ありがとうございました。どうにかめどが立ち無事に年の瀬を迎えることが出来ました。そして、今年。皆様。明けましておめでとうございます。肩肘張らず、健康に留意してまた頑張っていきます。コロナに対しての緊張感を保ちながら。そしてちゃんと気分転換も図りながら。変らない日常というものがいかに大事かということが身に染みた昨年でしたが、どんな状況でも、心が折れそうになっても、普段と変わらぬルーティーンをこなすこと...年末年始ご挨拶・まとめて

  • 一足先にクリスマスでした

    今夜はクリスマスイブ。ですが、なかなか家族の予定がかみあわないため、先日一足先にお家クリスマスをしました。といっても多少晩御飯が豪華になる程度ですが。クリスマスと言えば鶏。チキン。チキン丸ごともこの時期は手に入るので、詰め物をして、とかいやいやサムゲタンなんて変わり種でどうだ!とかいろいろ考えましたが、結局時間がなくて(段取りが悪くって)温めるだけの品にしました。そして美味しかった。メルシャンのスパークイングワイン。お値段はリーズナブルながら、甘口で美味しい。口当たりがよかった。最近加わった製菓器具のマドレーヌの型を使って。先日娘が作ったスタンダードなマドレーヌがありましたが、急遽ココアバージョンのマドレーヌをまた娘が作ってくれました。マドレーヌってその気にれば30分ほどで作れてしまう、時短なスイーツなんですね...一足先にクリスマスでした

  • お手製のシュトレンと家飲みで初ラム酒

    シュトレン。ドイツ定番のクリスマスのお菓子ですが、すっかり日本でもおなじみとなりました。ドライフルーツやナッツを練り込み、バターもたっぷり加えて焼き上げ、仕上げは粉砂糖を振りかけて白くお化粧して。毎年作りたいなぁと思いながらも、まず最初にドライフルーツをラム酒に漬け込む、作り上げても日にちをかけて熟成させる・・・など、段取りが必要ということでいつも辞めてしまい、市販のモノを購入したりしていましたが、今年は娘が作ってくれました。しっとり、モチモチ。咀嚼で少々顎は疲れますが、ドライフルーツの豊潤な香りと食感。バターもたっぷりでなんと贅沢なんでしょう・・・。少しずつクリスマスまで楽しむ・・・なんてことはなく、あっという間に家族で間食してしまいました。制作過程にドライフルーツをラム酒に漬け込む工程があります。そのドライ...お手製のシュトレンと家飲みで初ラム酒

  • 中華風コーンスープ・コミック『きのう何食べた?』からレシピ拝借

    先日は例年より5日早い初雪でした。交通手段をクルマに頼る自分の地元。極力雪の路上走行は避けたい。となれば公共交通手段を頼るとなれば、目茶早く家を出ねばならない。ドキドキです。でも布団の中にいながらに早朝に走行するバスのタイヤにチェーンを巻き付けてあるがゆえの「シャンシャンシャン・・・」という音で、道路の積雪状況が判別できます。今回はまだチェーンが必要なほどにはならなかったので、胸をなでおろしました。さて。食事時は汁物を添えるのですが、冷え込んでくるとことさら温かな品が欲しくなります。今回はいつもカンタンに作るポタージュスープを、中華風で少々リッチなものを作ってみました。レシピはよしながふみさん作のコミック、『きのう何食べた?』から拝借。まだ単行本化されていない、連載中の『週刊モーニング』2020年11月19日・...中華風コーンスープ・コミック『きのう何食べた?』からレシピ拝借

  • 棚替え終了

    足かけ1か月近くかかりましたが、新規棚搬入と棚替えがようやく完了しました。極小スペースの店舗であるがゆえ、とにかく空間という空間を最大限に利用しようと代表が頭を絞りました。ちょっとした飲み物でおくつろぎいただくスペース。ご購入前のレコードチェックもできます。お声がけいただければ、ご試聴もできますし、代表セレクトで普段店舗内に流しているときもあります。代表の背中と足腰にダメージをかけましたが、ようやく完了いたしました。整理中でごちゃごちゃした状態の際にお越しいただけたお客様、ありがとうございました。ようやく落ち着いて週末ですが、営業できます。2022年に愛知県長久手市の愛・地球博記念公園に開業予定のジブリパーク。それを見据え、瀬戸市がホテルを誘致に乗り出し、そのホテルの運営事業候補に「ルートインジャパン」が決定し...棚替え終了

  • 店舗棚替え真っ盛り

    以前このブログで、台風の影響で店舗内に雨漏りが発生し、結構な書籍が水濡れしてしまいダメのなり、使えなくなった棚もあると書きました。心機一転。現在新規に棚を入れ替え、書籍を並べ替えています。毎日営業しているわけではなく、隙間時間を使って主に当店代表が取り組んでおります。まだ中古本を取り扱わず、客として足を踏み入れていた古本のお店(BOOK・○○などの全国展開している店舗ではなくてね)が、所せましと書籍が並び、積み上がってかろうじて足の踏み場といいますか、通路が確保されている状態を見て、感嘆しておりましたが、どうらや当店もその状態、若干カオス状態と化しております。それでも整理したところはスッキリしてきています。代表、他助手が身体を張ってがんばっている成果が見えてきました。さて。娘の成人式前撮りがようやく終わりました...店舗棚替え真っ盛り

  • 手作りのレアチーズケーキ

    コロナ禍による自粛の今年3月ごろから、娘のスイーツ作りのスイッチが入りました。大学生。遠隔授業、先生から次々と繰り出され、尽きることのない課題の山。いくらオンラインで会話できようとも、実際に顔を合わせて話し合わなければ意思疎通が難しいことが分かったゼミのグループ発表。時々SOSが発せられます。「課題、手伝ってぇ!わけわからん!!」と。大学生の課題の手伝いをすることになるとは思いもよらなかった自分自身。実際、小難しい課題も多くて自身も悪戦苦闘です。自分が学生の頃って、スマホはない、そんなにパソコンに頼らずともよかった。もちろん、コロナなどの感染もなかった。(ごく一部ではあったかな)現在に比べてはるかに不便であったでしょうが、今の学生さんたちが味わうような種類の苦労・苦痛はなかったなぁ。色々煮詰まってくるとスイーツ...手作りのレアチーズケーキ

  • きしめんと『名古屋駅西 喫茶ユトリロ』シリーズ第2弾

    以前にご紹介した太田忠司さんの小説『名古屋駅西喫茶ユトリロ』。シリーズ第2弾がありました。『名古屋駅西喫茶ユトリロ龍くんは美味しく食べる』作:太田忠司出版:ハルキ文庫東京で生まれ育った鏡味龍(とおる)。父方の祖父母の家に下宿し、名古屋大学医学部に通いはじめました。祖父母は名古屋駅西の商店街で喫茶店『ユトリロ』を営んでいます。祖父の正直は2代目店主。地元密着のお店です。龍は馴染みのお客とも懇意になり、いつしか(半ば押しつけで)お客の周囲で起こる、名古屋めしがらみの不思議な事件の相談に乗るようになります。そして友や知人の助けを借りるものの、その解決の糸口を見つけていきます。というのが第1弾のお話。さて。名大医学生になって1年半が経過しました。ある昼のこと。名大の学食に昼ご飯を食べに行った龍は、「きつねきしめん」を注...きしめんと『名古屋駅西喫茶ユトリロ』シリーズ第2弾

  • 首里城復興応援の『紅芋パンケーキ』By PASCO

    沖縄好きです。首里城。前回訪れたとき、ツアーに組み込まれた箇所でしたが、首里城到着時点でに体力を消耗し、疲弊していたため、ちゃんと観光しきれず、若干悔いの残る場所です。再度訪れたいと思っていた時、正殿などが全焼してしまったという悲しいニュースがありました。その復興が少しずつ始まっているという報道も耳にしていました。役に立てること、ないかなぁと思っていた時に見つけたのがPACOさんより販売されるという『紅芋パンケーキ』一足先に先取りです。紅芋。ご存じのように沖縄で栽培されている紫色のお芋です。これが全面に練り込まれている感じです。パンケーキの色は紅芋を彷彿させる紫色。2層になったパンケーキの間には、紅芋のあんことマーガリンが挟んであります。(↑マーガリンのお顔が隠れておりますが、ちゃんと入っています)紅芋の香りと...首里城復興応援の『紅芋パンケーキ』ByPASCO

  • 平野紗季子さんの本『生まれたときからアルデンテ』

    先日買い取りさせていただいた書籍たちのなかで、チェックをしていて目を引いた1冊の本がありました。『生まれたときからアルデンテ』著:平野紗季子出版:平凡社明日出会う新たな食との予感に腹を躍らせながら眠りにつく日々を送っているという著者。幼き頃より外食行事がさかんな家庭で育った著者は、食そのものに対して非常に貪欲にな女性に成長します。すべての幸福は食から始まり、常に食の異人の本と共にある。そんな著者の日々の食べ歩きで得たお店の情報、食リポ、ひいては人生に対する思い、その他。日常の食にまつわる発見と感動が綴られています。自分がこの本に魅かれたのは、一般常識的な概念を打ち破る(多くの人が実は思っている本音)のことを書てくれているんじゃないかなぁと感じる文章に出会ったからでした。37ページ目から記載の『共食孤食問題』「人...平野紗季子さんの本『生まれたときからアルデンテ』

  • テレビドラマ化決定の『おじさまと猫』原作コミック5巻

    人気のある書籍はとても素早くテレビドラマ化・アニメ化・映画化されますが、自分の中でまれなるヒット作のコミック『おじさまと猫』もやはりといいますか、テレビドラマ化されるという一報が先週、でてきましたね。今回は5巻目の紹介です。『おじさまと猫』5巻作:桜井海出版:㈱スクウェア・エニックス初老のおじさま:神田冬樹と暮らす、一匹の猫:ふくまる(1歳:雄)。おじさまの愛情につつまれ、しあわせな日々を過ごしていました。ある時留守番をしていると、庭に1匹の猫が入ってきました。ふさふさとした黒い毛並みの雄猫ですが、薄汚れ、ひどくすさんだ感じです。どこかで見覚えがある。ふくまるはその猫が自分がまだペットショップにいたとき、隣のショーケースにいた黒猫であるということに気が付きました。寂しくて夜な夜な泣き続けている自分を叱り、励まし...テレビドラマ化決定の『おじさまと猫』原作コミック5巻

  • 日清食品のインスタントラーメン『グリーンカレーヌードル』

    ペヤングさんは時として思わず「おおっ!」となる奇抜なカップ焼きそばを販売されますが、あの日清食品さんも時折面白いインスタントのラーメンを販売されるんですね。旅するエスニック『グリーンカレーヌードル』3袋入りのインスタント袋麺です。作り方は別断フツーのインスタント袋麺と何ら変わりはありません。粉をお湯に溶かすと、立ち上るココナッツ、パクチーのまさにタイカレーのあの独特の匂い。そして添付されているカヤクは青唐辛子と入り。緑と赤の色合いがキレイです。辛いものが苦手な自分。それでほんの時たまグリーンカレーは食べたくなります。半ばノリと怖いもの(!?)食べたさという好奇心で購入してみました。辛いという味覚は、一瞬間をおいて感じられますが、グリーンカレーヌードルもまさにそんな感じ。一口目はさほど辛みは感じませんが、少しする...日清食品のインスタントラーメン『グリーンカレーヌードル』

  • 加湿器の出番・・セリアの素焼き加湿ポット

    朝晩は冷えますが、ここ数日の日中はカラリと晴れてキレイな青空が広がっています。本の発送で久しぶりに郵便局まで歩いてみました。片道20分少々です。いつもは車でビュンっと通り過ぎる道。自分の足で道路を踏みしめるのは何日ぶりか~なんて感慨にふけりながらテクテク。程よく身体がポカポカして、いい気分転換となりました。さて。最近部屋の湿度が40%をきるようになってきました。これからの時期は湿度が低くなりますが、そうすると心配なのが風邪のウイルスのこと。湿度が低くなればなるほど、ウイルスの活動が活発化してしまう。今年はインフルエンザウイルスに加えて、新型コロナウイルスにも気を付けねばいけない。「絶対湿度早見表」というもの見てみると室温16℃の場合…湿度70~75%室温18℃の場合…湿度60~65%室温20℃の場合…湿度55~...加湿器の出番・・セリアの素焼き加湿ポット

  • 太田忠司さんの本『名古屋駅西 喫茶ユトリロ』

    先回、名古屋市中区にある大須商店街を舞台にした本の紹介をしました。今回はそれに続きまして、名古屋駅(通称『名駅(めいえき)』周囲を舞台にした本の紹介です。『名古屋駅西喫茶ユトリロ』作:太田忠司出版:ハルキ文庫名古屋駅西にある商店街の中に「喫茶と軽食ユトリロ」というお店があります。創業は昭和24年。その後一度改築を経て現在は2代目の正直(まさなお)・敦子夫妻が切り盛りしています。今朝も馴染みの常連客がモーニング目的で多数来店し、込み合っています。その中でいつも夫婦で来店する岡田夫妻(主に奥さん)が、奇妙な話を始めました。ここ数日夕方の4時過ぎ頃インターフォンが鳴り、問いかけても応答がないため出てみると誰もいない。ただ毎回家の前に手羽先の骨が何本も置かれている。単なるピンポンダッシュではすまされず、いたずらにしては...太田忠司さんの本『名古屋駅西喫茶ユトリロ』

  • 神凪唐州さんの本『大須路地裏おかまい帖』

    以前は散策するなら表通りを歩くのを好んでいましたが、最近は1本道路を中に入って裏通りと呼ばれるところを歩くのが好きになってきました。表通りは人や車の通りも多く、にぎやかで飾られた場所。裏通りは人間臭い、人の日常感が感じられます。でも閑静な場所もある。中には少し不思議謎めいた箇所もある。非日常的な雰囲気の箇所もある。ワクワクします。もちろん足を踏み込むのにためらう箇所は、深入りせずUターンします。愛知県名古屋市中区にある大須商店街。かつて菅原野道真公を祀る北野天満宮を守る神宮寺の一つとして大須観音が建立されました。以後その一帯は寺社街として発展し、現在も名古屋下町文化の代表的な位置づけにあり、何かと注目されている繁華街です。そんな大須商店街を舞台にした小説がありました。大勢の人間にまじって妖怪や神仏といった「あや...神凪唐州さんの本『大須路地裏おかまい帖』

  • ヘルマン・シュルツ作の児童書『川の上で』

    1998年にドイツにてヘルマン・ケステン賞を日本では第48回産経児童出版文化賞JR賞受賞作品です。『川の上で』作:ヘルマン・シュルツ訳:渡辺広佐出版:徳間書店1930年代の東アフリカの現在タンザニアの内陸部の小さな町。イギリスの植民地です。雲一つなく晴れ渡り、灼熱の太陽が照り付ける中、広場ではイギリス軍による軍事パレードが催されていました。イギリス国旗が広場のポールに掲揚され、ちょうど最先端に上がり終えたその時。大勢のアフリカ人たちが見守る中をかき分けて、最前列にやってきた一人の黒人の若者が、突如踊り出てポールによじ登り始めました。唖然として兵士や群衆たちが見ていると、あっという間にポールの先にあったイギリス国旗を奪い取ります。そしてポールを揺さぶり始め、ようやく我に返って止めようとしたイギルス兵をしり目に、ポ...ヘルマン・シュルツ作の児童書『川の上で』

  • 七尾与史さんの本『バリ3探偵 圏内ちゃん』

    お医者様でもあり、作家でもある方。帚木蓬生さん、海堂尊さん、故:渡辺淳一さん・・・。たたでさえ多忙な感じのイメージのお医者という職業で、執筆の時間をどうやって編み出して見えるのか。隙間時間活用?よく『できる人は時間の活用がうまい』などと特集が組まれますが、お医者様兼作家の方の1日のスケジュールを特集してほしいと思います。いずれにせよ、自分とは心構えも脳みそも、構造が違うんだろうなぁ。さて。『死亡フラグが立ちました!』や『ドS刑事』でおなじみの七尾与史(ななおよし)さんも、実は歯科医で、現在も歯科医院を経営されております、ということに今更ながら気づきました。『バリ3探偵圏内ちゃん』作:七尾与史出版:新潮文庫県内朔太郎の妻である緑子は28歳。頭脳明晰で容姿端麗。しかしながら生身の人間と会話するのが出来ず、夫の朔太郎...七尾与史さんの本『バリ3探偵圏内ちゃん』

  • 群ようこさんの本『よれよれ肉体百科』

    アラフォー世代になって幾年か。確実に肉体が老いてきた感じがありありです。まず第一に記憶力の低下。しばらくご無沙汰していた知人の名前、俳優・芸能人の名前、読んだ本の題名などがスっと出てこなくなりました。ワンクッションおいて思い出したらいいほうで、ともすれば何時間、何日か後にああそうだった!と突如ポンっと思い出す。笑えるのが夜中にふと目覚めた瞬間に、閃いたりします。(無意識のうちに脳内では検索がなされているのか、はてさて。)視力といえば元来悪かったのが、老眼が加わりと。😞さて。作家の群ようこさん。自分と群さんとの出会いは二十歳のころ。『トラちゃん』というエッセイでした。僭越ながら群さんのことを、少~し年上のご近所にいるようなお姉さん的感覚でいたのですが、今回久しぶりにエッセイを読んで、驚愕しました。群さん、還暦を迎...群ようこさんの本『よれよれ肉体百科』

  • 香月日輪さんの本『異界から落ち来る者あり』

    日中は暖かい、ときには暑いような日もありますが、急激に冷え込んでました。咳やくしゃみをされる方が増えてきています。かくいう自分もそう。出物腫物ところ選ばずといいますが、出るものはしょうがない。でもこのご時世。うかつに出せるものでもない。マスクの中でひと目をはばかり、ゴホッ、くっしゅん・・・。七面倒くさい世の中でございます。さて。『大江戸妖怪瓦版異界から落ち来る者あり』作:香月日輪出版:理論社大江戸。昼空を龍が飛び、夜空を大蝙蝠が飛び、墨田川には大蛟(おおみづち)、江戸城には巨大な骸骨:がしゃどくろが住まう。行きかう住民は三目玉のもの、火を噴き合うガマ夫婦、鬼面、獣面など奇っ怪ないでたち者ばかり。江戸は江戸でも妖怪が住まう、いたって平和な街です。そんな妖怪都市にただ一人、人間が住んでいます。名前は「雀(すずめ)」...香月日輪さんの本『異界から落ち来る者あり』

  • 依田逸夫さんの本「春さんのスケッチブック」

    何も考えずに手に取った本。カバーに描かれた建物が、『春さんのスケッチブック』に登場する実存する無言館(むごんかん)であることを読んでみてやっと気づきました。『春さんのスケッチブック』作:依田逸夫絵:藤本四郎ツヨシは小学6年生。両親と弟のタケシの4人暮らしです。ツヨシは中学受験に向けて日夜頑張ってきましたが、滑り止めを含むすべての受験に失敗してしまいました。惨敗が決定した夜、一家は『残念会』を催します。名目はツヨシを労う会はのはずが、ツヨシ自身はショックでほとんど食欲はなく、お父さんから言われた生きていくために人間に備わっている『運鈍根(うんどんこん)』があるが、ツヨシは鈍だけが備わっていると、励ましにも貶めにも聞こえる言葉が心に引っかかったのでした。さて。受験失敗のショックと燃え尽き症候群とでなかなか立ち直れな...依田逸夫さんの本「春さんのスケッチブック」

  • 矢崎存美さんの書籍『繕い屋』

    何度も繰り返し見る「夢」。いつも同じ場所で、同じ内容で、しかも同じところで目覚めてしまう。寝覚めが悪く、気持ちがモヤモヤ、スッキリしない後味の悪さが残る。『悪夢』というものは、心底恐怖に怯え震えおののきながら見るものだけではなく、怖いわけでもなく、ただいつも繰り返しの同じストーリーでありながら、何故その夢を見るのかと自分に問いかけてもわからないというものも『悪夢』に含まれるらしい。『繕い屋月のチーズとお菓子の家』作:矢崎存美出版:講談社タイガある夜。仕事帰りで帰路を歩いていたのOL・上田早希は、自分の周りが白く煙っているのに気づきました。するとどこからともなく猫の鳴き声がし、1匹の猫が寄ってきて、早希を先導するかのように歩きだしました。思わず付いていき、しばらくするととヨーロッパ風の白いレンガ調の建物があり、そ...矢崎存美さんの書籍『繕い屋』

  • 復活『アポロパン』と店舗雨漏りと・・・

    2020年8月に放送されたテレビ朝日系番組『マツコ&有吉かりそめ天国』内で有吉さんが3歳の頃地元広島で食べていた「アポロパン」なるものの調査が行われました。残念ながらすでに販売は終了していましたが、この反響が大きくて、再度フジパンさんが再現し、北海道と沖縄を除き、10月より期間限定で全国販売。この話題が今月9日に番組内で取り上げられておりました。スペースアポロ↑よろしければクリックしてみてくださいませ調べればコンビニ、各スーパーですでにコーナーが設置されているそうな。気づかなかった、気づかなかった。ということで、放送翌日にマックスバリューに行ってみたら、ありました!!自分は有吉さんとマツコさんと同世代。彼らの色々趣味嗜好、夢中になったものが結構かぶると自負しています。マツコさんは好きでしたが、有吉さんもかりそめ...復活『アポロパン』と店舗雨漏りと・・・

  • 三浦しをんさんの作品『政と源』

    年配の男性を主人公にした作品となると、有川浩さんの『三匹のおっさん』シリーズが思い浮かびましたが、三浦しをんさんの作品にも2人の年配おじさまコンビの作品がありました。『政と源』作:三浦しをん出版:集英社東京都墨田区Y町。商店街の団子屋の女性:ミツさんの告別式会場の面々に2人の男性がいました。堀源二郎と有田国政は共に同じ町内で生まれ育った幼馴染みで、70過ぎ。剥げ頭にわずかに残る髪を真っ赤に染め上げた源二郎はつまみ簪職人で、今もなお現役。一方絵に描いたようなカタブツの国政。源二郎には現在1人の弟子:徹平がいます。若くても礼儀正しく、やる気充分で修行に励んでいるのですが、どうも最近様子がおかしい。話を聞きだすと、徹平は不良たちから強請られていました。徹平は以前はヤンキーでしたが、今は更生してその世界から足を完全に洗...三浦しをんさんの作品『政と源』

  • らーめん好味家 in愛知県日進市

    愛知県日進市。名古屋市のベットタウン。自然豊かといいますが、かなりあちこち開発され、住宅地や商業施設が増えています。区や町名に○○山や岩〇、石〇、〇塚などが付けられており、(竹の山・香久山・岩崎等々)土地は岩や石がゴロゴロの山の面積が多し、という昔日の面影がしのばれます。そんなまさに山あり・谷(?)ありの日進市にある薬膳ラーメンの『好味家』さんにお邪魔してきました。瀬戸大府線をテケテケと車で名鉄日進駅に向かうと、東山(また山、です)の山頂付近に位置する細長い建物です。数年前はウガンダ料理のお店でしたが、それが改装されてラーメンのお店になり、一度店名が変った・・・という記憶があります。10月に入り、急激に気温が下がり、温かいものが恋しくなり、チャレンジしてみました。薬膳ラーメンというと、漢方薬の匂い漂う・・・と先...らーめん好味家in愛知県日進市

  • 湊かなえさんの本『リバース』

    今更ながらな感じでもあるのですが、『リバース』作:湊かなえ出版:講談社大学を卒業後、ニシダ事務機株式会社で営業として働く僕:深瀬。風貌・性格ともさえず、自分自身に全く自信はありませんが、唯一誇れるのは「非常にうまいコーヒーを淹れることができる」ことです。一人暮らしの深瀬が足しげく通う店があります。それは「クローバー・コーヒー」というコーヒー豆専門店の店。実際にコーヒーも飲むことができ、深瀬はここでコーヒー豆のレクチャーをマスターやその奥さんから受けていたのです。ある時、店で深瀬のいつも座る席に、一人の女性が腰かけていました。近くのパン屋で働いているというその女性:越智美穂子と深瀬はクローバー・コーヒーの奥さんが仲を取り持つようなカタチで、付き合うようになります。そんな時、美智子の勤め先に1通の手紙が送られてきま...湊かなえさんの本『リバース』

  • マウスウオッシュは口内炎に効く!?かも

    ちょくちょく口内炎が出来ます。口内炎の出来る原因はくすりと健康の情報局さんのサイトによればストレス・栄養不足・口の中を噛む・病気の影響などらしい。自分に関しては、ストレス・・・まあ、あるでしょう。ただよく口の中を食事時に咀嚼中にガリッと噛んでしまい、その後口内炎が勃発することが多いので、「口の中を噛む」が原因の主流でしょう・・・と自分で推測しております。円形または楕円形の白っぽい潰瘍が2週間ほど居座ります。これはアフタ性口内炎だそう。徐々にサイズが大きくなり、温かいもの、冷たいものがしみて痛い!ひどいと自分の唾液すらしみます。塗り薬を使っても症状が一時的に治まるだけ。完治までの期間が短くなるわけでもない。そんな時、口内炎に効果ありの方法が見つかりました。洗口液の『マウスウオッシュ』です。マスクをする時間が増え、...マウスウオッシュは口内炎に効く!?かも

  • 重松清さんの本『十字架』

    『十字架』作:重松清出版:講談社文庫1989年9月4日。とある学校の中学2年生の男子が自殺しました。彼の名前は藤井俊介。皆からは「フジジュン」と呼ばれていました。自殺の原因は学校での壮絶ないじめ。フジジュンは同じクラスの札付きのワル2人の男子生徒を中心に、執拗で壮絶ないじめにあっていたのです。クラスメイトたちは見て見ぬふりをし、むしろ自分がいじめの対象にならなかったことに胸をなでおろして、ひたすら傍観しているだけでした。フジジュンは遺書を残しており、そこには4人の実名が記載されていました。1人は僕:真田裕へ。そこには「親友になってくれてありがとう」と。そして同じ学年で別クラスの中川小百合へは、誕生日を祝うメッセージと謝罪の言葉が。後の2名は自分をいじめた2名の男子生徒への恨みと呪いの言葉が書かれていたのです。し...重松清さんの本『十字架』

  • 小学校初級以上対象の本『おばけのおーちゃん』

    『おばけのおーちゃん』作:市川宣子(のぶこ)絵:さとうあや出版:福音館町外れの家に越してきた僕。巨大な楠木のそばに身を寄せるようにして建っているのは、ボロ家同然の古い古い家で、家賃はただ同然。今にもおばけが出てきそうな感じがします。「おばけ除けにはうちわが良い」という祖母のアドバイスを思い出し、とりあえず玄関脇のヤツデの葉を1枚持ち込みました。雨漏りがして、底冷えがする家でもとりあえず何事もなく無事一夜をあかした僕。翌日庭で見つけた苺を摘み取り、マグカップに盛り上げて朝食替わりに食べていた時、苺についていた花びら・・・がもそもそと動きだし、カップの中に潜り込んでいきます。実は昨日から今朝にかけて、白いビニール袋や花びら、タンポポの綿毛のような白いひらひらとした小さなものが、僕の周囲に現れているのが気になっていま...小学校初級以上対象の本『おばけのおーちゃん』

  • 本の中に挟み込まれているものたち

    『栞(しおり』という言葉の意味を調べてみると栞書物の読みかけのところ、あるいはあとで読みかえしたいところなどにはさみこんでしるしとするもの。紙、布、糸、または木、竹、皮、セルロイド、金属などの薄板を用いる。形はさまざまで、頭部にひもをつけることが多い。(コトバンンクより)ですが、古本、中古の中に時として挟み込まれている栞、はたまた栞の代役達は、前所有者を偲ばせたり、その当時のトレンドを反映していたりと、実にさまざまです。栞の代役とは、時には買い物したレシートであったり、列車の乗車券、銀行ATMの残高が記載されたレシート(おいおい(;'∀'))、時にはDM、はがきなど。読書を切り上げるため、手っ取り早く身近にあるものを本に挟む行為が想像され何だか微笑ましくなります。栞のデザインも面白いですね。出版社や書籍のアピー...本の中に挟み込まれているものたち

  • 深緑野分さん著作『戦場のコックたち』

    『戦場のコックたち』作:深緑野分(ふかみどりのわき)出版:東京創元社1925年、アメリカ合衆国のルイジアナ州で生まれた「僕」:ティモシ―・コール。同居する祖母が料理の腕がバツグンであり、その影響で僕も食べることが大好きとなり、祖母手書きのレシピノートがお気に入りになります。僕が成長するにつれ、世の中は大恐慌の時代へと突入し、ソヴィエトが誕生し、ドイツではヒトラーが権力を握ります。1939年にはナチス・ドイツ軍がポーランドに侵攻し、これを契機にイギリス・フランスは同盟を組み、連合国が形成され、またイタリアと日本、ドイツが同盟を組み、第二次世界大戦が展開されていきました。1943年。17歳になった僕も、周囲の流れに感化されて志願して軍隊へ入隊します。家族が大反対しましたが、唯一祖母だけが入隊を許可しました。僕は祖母...深緑野分さん著作『戦場のコックたち』

  • コミック:山下和美さん『天才柳沢教授タマとの生活』

    当店では『猫本』のジャンルに入っているコミックです。『天才柳沢教授タマとの生活』作:山下和美出版:講談社Y大経済学部教授である柳沢良則は、朝5時起床、夜は9時に就寝など常に規則正しい生活を営みながら、常に自分自身の学問や世の中のことについて思考を巡らせ、何事も研究対象にしています。そんな教授の家に、1匹のノラ出身の仔猫がやってきました。拾ってきたのは娘さんでした。目ヤニで目が腫れており、鼻水をたらした仔猫。母親の猛反対にあいますが、半ば強引に飼ってしまいます。何故か仔猫は教授のことが気に入って、教授が自室にいると側で過ごすようになります。以前から猫という存在を気にかけていたものの、家猫がいた経験はなく、常に自身の規律正しい生活を最優先させる教授ですが、仔猫にそれは通用しません。眠っている教授の顔に鼻水をかけ、本...コミック:山下和美さん『天才柳沢教授タマとの生活』

  • 碧野圭さんの小説『菜の花食堂のささやかな事件簿』

    『菜の花食堂のささやかな事件簿』作:碧野圭(あおのけい)出版:だいわ文庫東京郊外の武蔵野の一画にある、木造家屋の一部を改装して営まれている小さな食堂『菜の花食堂』。地元の野菜をふんだんに使ったランチが好評でいつも店内は込み合っています。切り盛りするのは一人の女性であり、5年ほど前から定休日には料理教室が開かれています。この料理教室は評判が良く、女性は「靖子(やすこ)先生」と呼ばれて皆から慕われています。その料理教室で助手を務めるのが、この物語の主人公の優希(ゆうき)。次回の教室の試作や細かなレシピの作成からはじまり、現場では下ごしらえや各人の補助、洗い物などの補佐もします。料理教室の生徒の一人、村田さんという50代の女性がいます。ベテランの主婦で、今ではすっかりもう一人の助手にごとくであり、料理の手ほどきや器具...碧野圭さんの小説『菜の花食堂のささやかな事件簿』

  • ジャネット&アラン・アルバーグ作『だれも欲しがらなかったテディベア』

    『だれも欲しがらなかったテディベア』作:ジャネット&アラン・アルバート訳:井辻朱美出版:講談社1940年代。舞台はイギリス。とあるクマ工場で作られた1匹のクマのぬいぐるみがいました。そのクマ君の顔立ちはうぬぼれが強そうな感じでしたが、見た目同様、クマ君自身も鼻っ柱が強くて、うぬぼれ屋であり、工場一気位の高い性格になってしまいました。さて。大量に作られたクマたちは、厳しいチェックを受けて出荷されるか否かの振るいにかけけられます。クマ君は外見がゆえに不合格となってしまい、廃棄箱へ行く運命となってしまいました。ところが、工場で働く掃除婦のブルームさんという女性がいました。ブルームさんは手癖が悪く、時折廃棄されるクマをこっそりと家に持ち帰っていました。幸運にもクマ君も廃棄箱より救出され、ブルーム家に連れていかれました。...ジャネット&アラン・アルバーグ作『だれも欲しがらなかったテディベア』

  • 黒野伸一さんの小説『お会式(えしき)の夜に』

    『お会式(えしき)の夜に』作:黒野伸一出版:廣済堂出版紺野美咲、28歳。母親は酒癖の悪い父親に愛想をつかして、当の昔に離婚。美咲は就職して父親の元を離れている間に、祖母が亡くなり、次いで父親もあっなくこの世を去ります。天涯孤独となった美咲ですが、恋人に別れを告げられ、さらにリストラされて職を失ってしまいました。幸いに亡き祖母が遺してくれたマンションがあり、移り住んだのですが、その場所は池上本門寺を頂点に、多数お寺がある門前町で、どこを見てもお寺だらけ、墓地だらけという環境でした。失意を抱えつつも、どうにか少しづつ立ち直り始めていた矢先。ここ毎朝連続4日間、ピンポンダッシュに悩まされています。犯人は赤い帽子をかぶった大柄な小学生の男の子ですが、いつもタイミングが合わずにいました。とうとう接触できたのですが、詳しい...黒野伸一さんの小説『お会式(えしき)の夜に』

  • 夢枕獏さんの小説『鮎師』

    9月に入っても一向に衰えぬ暑さに辟易。時折どす黒い雲がかかりますが、大雨には至らずで、せいぜいクルマが中途半端な雨で薄汚れる程度。夜、遠方で雷の光はみえるものの、こちらには来ず。干上がりかけている日々です。さて。夢枕獏さん。『陰陽師』シリーズは欠かさず読んでいますが、久しぶりに現代を舞台にしている小説を読んでみました。『鮎師』作:夢枕獏出版:文春文庫菊村啓介は38歳。小田原市内でカメラ店を経営しています。菊村は大の釣りキチ。釣りといっても専門は鮎。鮎のシーズンになると、せっせと早川に通いつめてます。12月5日。いつものように早川(箱根の芦ノ湖に源を持つ)の下流部で竿をだしていると、対岸の下流にいる一人の男性を見つけました。じっと川面をのぞき込んでる初老の男性の顔に、菊村は見覚えがありました。…今年の8月の半ば、...夢枕獏さんの小説『鮎師』

  • コミック『おじさまと猫』

    コミックにどハマリするのは何年ぶりのことでしょうか。以前1巻目をご紹介しましたが、コミック『おじさまと猫』。現在5巻まで新巻では発売され、現在も好調連載中。そのうちの2・3巻のご紹介です。『おじさまと猫』作:桜井海出版:スクウェア・エニックスおじさま:神田冬樹氏がある時、ペットショップで見かけた猫に心を奪われます。「ふくまる」と名付けた猫とおじさまの生活を描く物語です。おじさまは、妻に先立たれて、子どもたちも独立(?)し、現在は一人暮らし。職業は音楽学校の教師で、子ども相手にピアノを教えています。長身でイケメン。性格は温厚。でもどこか影がある。1巻ではあまり語られなかったおじさま情報が、2巻以降で徐々に小出しされていきます。おじさまは以前は世界でも名だたるピアニストでしたが、コンサート最中に最愛の妻が亡くなった...コミック『おじさまと猫』

  • メガネのくもり止めには『アンチフォグ』

    小学校の高学年辺りから裸眼は右目0.01、左目1.0という、視力に差がありなおかつ少々乱視気味な自分の眼。眼鏡やコンタクトレンズで補正していますが、日常生活は裸眼でも大丈夫であります。ただ、仕事柄パソコンに向かう日々で、最近は悲しいことに『老眼』という現象も若干ながら加わりつつあります。加えてのコロナ禍により、マスクをする時間が増えています。マスクをしてメガネを付けると、鼻息でブワッとレンズが曇りますね。自分、焦ると顔がほてりますが、このほてりも眼鏡を曇らせる要因の一つなんです。さらに湿度と温度の差が激しい場所に移動すると、これまたブワワッとレンズが曇る曇る・・・。な~んにも視界が見えなくなる。端から見てる方にも見苦しい。これは死活問題です。眼鏡の曇り止めを探していましたら、ちょうどメガネ店に行く用事ができて、...メガネのくもり止めには『アンチフォグ』

  • メガネのくもりり止めには『アンチフォグ』

    小学校の高学年辺りから裸眼は右目0.01、左目1.0という、視力に差がありなおかつ少々乱視気味な自分の眼。眼鏡やコンタクトレンズで補正していますが、日常生活は裸眼でも大丈夫であります。ただ、仕事柄パソコンに向かう日々で、最近は悲しいことに『老眼』という現象も若干ながら加わりつつあります。加えてのコロナ禍により、マスクをする時間が増えています。マスクをしてメガネを付けると、鼻息でブワッとレンズが曇りますね。自分、焦ると顔がほてりますが、このほてりも眼鏡を曇らせる要因の一つなんです。さらに湿度と温度の差が激しい場所に移動すると、これまたブワワッとレンズが曇る曇る・・・。な~んにも視界が見えなくなる。端から見てる方にも見苦しい。これは死活問題です。眼鏡の曇り止めを探していましたら、ちょうどメガネ店に行く用事ができて、...メガネのくもりり止めには『アンチフォグ』

  • ハイジの白パン作り

    『趣味はスイーツ作り』と言えるまで、腕をあげたい。春のコロナ禍による自粛最中にせっせとスイーツとパン作りに励んでいた娘。ようやっと新学期が始まり、出校日数が限られはしたものの大学生活に戻ったのもつかの間。再びのコロナ禍により、大学の授業はすべてオンライン・オンデマンドになり、厖大な課題、レポート提出に追われる日々が続きました。子どもの大学のレポート作成に、親の自分も協力するなんて。宿題の手伝いは、何も我が子が小学生の時だけでないんですね。大学って、夏休みいつからなのだろう?私:「夏休みっていつから?」娘:「うん。もう入ってるけれど。」私:「そ~なんだ。」娘:「でも明日テストあるけどね。家でねぇ・・・」・・・・。リアルタイムでの会話です。煮詰まると手を使った作業をしたくなるらしく、再びレッツ、お家でパン作り!にス...ハイジの白パン作り

  • 犬の熱中症・・あわあわ💦

    暑い。ここ中部地区は暑いに加え、湿度も高いときています。夕立ちでつかの間の涼・・・いえいえゲリラ豪雨が来ても、雨あがりはアスファルトの上は熱気と湿度で高温多湿・サウナ状態となります。このブログは時折わが家の猫2匹にご登場を願っていますが、1匹の犬もおります。パピヨンを母に、トイプードルを父とするミックス犬。現在12歳・雌犬です。ヘルニアを患ってはいるものの(獣医さんによれば、一応「固まった」ので大丈夫ということ)これといった病気なしでしたが、今年の6月にかねてより存在はしており、経過観察中の左下胸にできていた腫瘍が急激に大きくなって、手術を受けました。病名は「乳腺繊維肉腫」。悪性。目に見える部分は切除はできましたが、リンパにも転移があるとのことでした。抗がん剤もダイレクトに効くものはないとのことで、これまた様子...犬の熱中症・・あわあわ💦

  • 沢村貞子さんのエッセー『わたしの時間』

    沢村貞子さん。(1908年11月11日~1996年8月16日)。職業は女優。生涯に350本以上の映画に出演し、幅広い役柄と個性的な演技で、名脇役女優としてご活躍された方です。とはいえ1989年(平成元年)には引退され、私自身は女優として演技されている御姿は記憶にありませんが、多分色々なドラマで拝見してはいたのだろうなとは思います。では、なぜ沢村貞子さんを知ったのか。それはご自身の著作を多々目にしていたから。1969年からはエッセイストとしてもご活躍されていました。ちなみに『貝のうた』と『私の浅草』は連続テレビ小説『おていちゃん』の原作となったそうです。さて。そんな中の1冊をばご紹介いたします。『わたしの茶の間』著:沢村貞子出版:光文社仕事の移動で乗ったタクシーの年若い運転手に「年中人に見られるのが、ちょっといや...沢村貞子さんのエッセー『わたしの時間』

  • コミック『高杉さん家のおべんとう』

    飯を食う風呂に入る布団で眠るそして弁当を作るヘコんだ時こそ日常を手放してはだめだ今日をはじめる最低限の自信になるのだ(第6巻より)『高杉さん家のおべんとう』作:柳原望出版:MFコミックス30男、高杉温巳(はるみ)。独身。現在オーバードクター中です。そんな温巳が12歳の少女・久留里(くるり)を急遽引き取ることになりました。久留里は多感な年齢。しかも美少女。極端に口数の少ない子で、自己主張というものがほぼありません。一方温巳も不器用で真面目。久留里が何を考えて求めているかが理解できません。しかし、毎日お弁当を作るという作業を通じて、少しづつお互いが心を通わせていきます。久留里の学校生活、とりまく友人模様、温巳のオーバードクター生活、それに伴いお弁当や夕食レシピなど、次第に腕を上げていく二人の様子に目が離せない作品で...コミック『高杉さん家のおべんとう』

  • 村田紗耶香さんの本『コンビニ人間』

    第155回芥川賞受賞作品。今更?の紹介ではあるのですが。『コンビニ人間』作:村田紗耶香出版:文藝春秋コンビニ「すまいるマート」で働く私:恵子。36歳、独身です。大学1年の時にオープンスタッフとして働き始めて既に18年がたち、店では最古参となり隅から隅までコンビニの業務を知り尽くし、欠員がでれば進んでシフトに入る、超ベテラン・優良店員です。しかし。恵子は子供の頃より変わっていると周囲から言われ続けました。幼稚園の頃、公園で小鳥の死骸を見つけたので、母親のところに持っていき、焼き鳥にして食べようと真剣に提案します。理由は恵子のお父さんが焼き鳥が好きであるから。小学校の低学年時、男子生徒の取っ組み合い喧嘩を辞めさせるために恵子はスコップで男の子の頭を殴りつけます。理由は、一番早く喧嘩を辞めさせることができると考えたか...村田紗耶香さんの本『コンビニ人間』

  • 成田名璃子さんの書籍『東京すみっこごはん』

    食が題材の小説。自分が本を選ぶ時の要素の一つです。自分は食べることは好き。料理を作るのは好き。でもおっくうに感じるときもある。面倒くさい時もある。そんな時として料理に対して萎えた気持ちになるのを鼓舞してくれるのが、食を題材にしている小説なのです。『東京すみっこごはん』作:成田名璃子(なりたなりこ)出版:光文社文庫東京の商店街の脇道にたたずむ一見すると普通の民家に見える一軒家ですが、すみっこごはんと書かれた看板が出ています。ここは夕刻になると年齢も職業も全く異なる人間が集まり、夕飯を作って一緒に食べる場所です。祖父と暮らす女子高生の楓は、ある出来事で祖父との間に亀裂が入り気まずい思いをし、さらに学校ではクラス名とから執拗ないじめにあっていました。学校も家庭も居場所がないと感じた楓は、すみっこごはんの存在を知り半ば...成田名璃子さんの書籍『東京すみっこごはん』

  • キュンキュンきてます。コミック・桜井海さんの『おじさまと猫』

    熱い支持を得いている桜井海さんのコミック、『おじさまと猫』。2018年の1巻発売後、すぐにお客様より買い取りさせていただいた中にありました。すぐに他の方にご購入いただき手元から離れたこともあり、気になりながらも読むことはありませんでした。ですが、今再度入荷したため読んでみたところキュンキュンきています!涙腺も緩んでいます!!「もっと早く読めばよかった!」久しぶりに心にズキュン!ときたコミックです。『おじさまと猫』作:桜井海出版:ガンガンコミックスpixivまもなく1歳になろうとしている雄猫。まだ名前はありません。ペットショップで売れ残り、売値は下がれど一向に買手はつきません。ホルスタインのような柄。鼻の右下には鼻くそのような黒い丸柄もあり、余計不細工に見えてしまうからです。日に日に心がすさんでいきますが、ある時...キュンキュンきてます。コミック・桜井海さんの『おじさまと猫』

  • エレナ・ポーターの『スウ姉さん』

    故・村岡花子さんが翻訳された本。エレナ・ポーターの作品『スウ姉さん』です。『スウ姉さん』作:エレナ・ポーター訳:村岡花子出版:角川文庫スザナ・ギルモアは20歳のうら若き乙女です。父親はギルモア銀行の頭取という恵まれた家庭で育った令嬢です。ただ6年前に母親と死に別れ、それ以後は仕事に忙しい父は妹と弟の世話と家庭の細々としたこと(召使いはいますが、その陣頭指揮ももちろんのこと)「スウ姉さんにきいてごらん。わしにはわからない。」と、すべて丸投げ状態。妹も弟も、皆が皆何かあれば「スウ姉さん、スウ姉さん」と呼びたてる日々に、時としてうんざりしながらも、頼られると頑張ってしまうスウ姉さんは一家の主婦として忙しく日々を過ごしていました。私は「スウ姉さん」ではなく、れっきとしたスザンナ・ギルモアという名前があるのに、だれもそう...エレナ・ポーターの『スウ姉さん』

  • 若竹千佐子さんの本『おらおらでひとりいぐも』

    ひとめをつく題名2017年に第54回文藝賞を、翌年は芥川賞を受賞した作品『おらおらでひとりいぐも』。当初、この題名を見たときおらおらで(一呼吸おく)ひとりいぐもと自分は読んでおりまして、主人公がおらおら~ッとイケイケで自分街道をばく進する!!という意味にとらえていました。が、はなはだ大きな勘違いをしていたことを読みはじめてすぐに気づいて、一人赤面しました。『おらおらでひとりいぐも』作:若竹千佐子出版:河出書房新社主人公は74歳の女性・桃子さん。夫に先立たれ、息子と娘はいるものの疎遠な状態。昨年は飼っていた老犬も死んで古びた東京の戸建てに一人住まいをしています。最近、桃子さんは自分の頭がおかしくなったのではという懸念があります。というものは、家で一人お茶をすすっていたりすると突如自分の内部からさまざまな声が沸き上...若竹千佐子さんの本『おらおらでひとりいぐも』

  • 林望さんの『リンボウ先生の<超>低脂肪お料理帖』

    林望(はやしのぞむ)さんは書籍『イギリスはおいしい』で知って以来、時々その他の作品も読むようになりました。軽快且つ辛口を織り交ぜた軽快な語り口のエッセーは、スムーズに読むことができます。美食家でもあり、食に対する造詣が深い。なお常日頃ご自身で料理をされている(ここが肝心)、見た目もジェントルマン風な方と、自分の中では好感度は高い方です。さて。そんなことを言いつつも、しばらく林先生・通称:リンボウ先生の作品から遠ざかっておりました。が、久しぶりにこんな題名に魅かれて手に取りました。『リンボウ先生の<超>低脂肪お料理帖』料理・文/林望出版:ソニー・マガジンズ美食家であるリンボウ先生は、お酒は全く飲まないものの脂っこいものが大好きであることが災いし、2005年(もしくは2004年?)にイギリスで急性胆嚢炎を発症します...林望さんの『リンボウ先生の<超>低脂肪お料理帖』

  • おかだなおこさんの絵本『ジュエルキャット』

    書籍やレコードはお客様から買い取りさせていただいておりますが、時には自分たちで仕入れに出向いたりもします。基本的に買い取りはジャンルは問いません。一方、仕入れとなると、必然的に我々の興味嗜好が色濃く反映されたものをセレクトすることとなります。今回の掘り出し物の一つと自分が思っているのがこちらです。『Jewelcatジュエルキャット』絵と文:おかだなおこ出版:小学館小さな宝石箱に住まう1匹の猫・ジュエルキャット。夜になると目覚めて、身づくろいをしてお気に入りのネックレスを付けて散歩にでかけます。部屋の壁には多種多様の鏡があり、ジュエルは鏡を通り抜けたその先に通ずる場所に出かけていくのです。今回はパールの鏡を選択し、通り抜けた先はどこかの戸棚の上。たくさんのガラス瓶が並んでいます。うっかりその一つをひっくり返して...おかだなおこさんの絵本『ジュエルキャット』

  • 懐かしの朝ドラ『ふたりっこ』コミック本初読

    最近、お客様より買い取りさせていただいた中にあったコミック。懐かしくて拝借して読ませていただきました。『ふたりっこ』原作:大石静作画:みすみさこ出版:双葉社1966年大阪の天下茶屋の街。夫婦二人で営む小さな豆腐屋で、双子の女の子が誕生しました。麗子(れいこ)と香子(きょうこ)と名付けられ、すくすくと成長し10歳となりました。顔はそっくりで親でも判別が難しい時もあるものの、正確は真逆。麗子は礼儀正しく、周囲を気遣うことができ、勉強も優秀な子に。一方の香子は喧嘩っ早く、がさつで勉強もからっきしダメ。何かと周囲と問題を起こし、しょっちゅう両親の手をやかせる騒がしい子となっていました。ある時、こっぴどく母親に叱られた香子は家を飛び出して通天閣に向かいました。香子は通天閣の展望台から大阪も街並みを眺めるのが大好きで、普段...懐かしの朝ドラ『ふたりっこ』コミック本初読

  • マスクと共に夏を乗り切る小グッズ見つけました

    梅雨入りし、高温多湿の蒸し暑い日々。新型コロナウイルス感染予防で、マスクを付けざるを得ない日々が続いております。6月に入り言われ始めたのが熱中症対策。マスクをしていると熱がこもり口廻りは蒸し蒸しの状態となります。健やかな精神と健康状態を保つには、頭寒足熱が好ましいといいますが、ただでさえ熱いうえに、マスクにより口廻りはサウナ状態。のぼせ上がるばかり。人との間隔を2メートルあければマスクをせずともよいと言われ始めたものの、そうそう保てるわけでもない。冷感マスクも販売されていますが、少々値が張ります。マスクや消毒など抗ウイルス対策に費やす費用も、早々バカに出来る額ではない。ようやく市中にマスクが出回り始めたので、少しでも快適にかつリーズナブルにマスク装着生活を営みたいと思っていたところこんなグッズを教えてもらいまし...マスクと共に夏を乗り切る小グッズ見つけました

  • 本田昌子さんの本『夏の朝』

    『夏の朝』作:本田昌子画:木村彩子出版:福音館莉子は中学2年生の女子。父親と母方の祖父の一周忌の法要に出席するため、母の実家に行きました。祖父には4人の娘がいます。莉子の母親は長女ですが、莉子が小学生の時に亡くなっていました。祖母もすでに亡く、祖父は亡くなるで大きな古い家に一人で暮らしてたのです。祖父は若かりし頃は画家を目指しており、生前に描いた絵画がたくさんありました。莉子はその中の1枚の蓮の花の絵がとても気に入り、それを貰うことにしました。法要の出席者の中に、祖父のふたいとこであるという小夜子という老婦人がいました。小夜子さんは庭にある池に咲いている蓮の花を眺めており、お茶菓子を運んできた莉子にもともとあった池に、蓮の花を咲かせるようにしたのは亡き祖父であると話してくれました。そして、小夜子さんは蓮のつぼみ...本田昌子さんの本『夏の朝』

  • 加藤由子さんの本『雨の日のネコはとことん眠い』

    本日は晴れていますが、梅雨空が近づきつつある天気予報となってきました。人間は天候の加減でテンションが左右されるといいます。悪天候で絶好調!!な気分の時はあまりないのでは?雨と聞いて気分が上がるときは、・晴天続きで干上がっているとき・予定されているけれど、気が進まない行事が雨で中止となるときくらいでしょうか。さて。猫はよく眠るといわれており、猫という呼び名の由来は諸説あり、中でも「寝る子」からきているという通説が有力ですが、こんな本はいかがでしょうか。『雨の日のネコはとことん眠いキャットおもしろ博物学』著:加藤由子画:平手衛出版:PHP研究所熱い食べ物が苦手な人のことを『猫舌』というように、猫は元来熱い食べ物は受け付けないとされていることに一石を投じる【貧しいノラ猫は猫舌にならない】や猫は高いところならどこでも身...加藤由子さんの本『雨の日のネコはとことん眠い』

  • コーティングジュース・初飲み。たこ焼き深川 で。

    新型コロナの自粛も解除。でも第二派がいつ来るとも限らない。今年のせともの物祭りと来る福招き猫祭りin瀬戸は中止となりました。久しぶりに店近所の深川神社参道にあるたこ焼き屋さんでたこ焼きをテイクアウト。『たこ焼き深川』の女性店主はいつも元気で気風が良い方です。いつもよくしてくださいます。新作のメニューが出ていました。コーティングジュースです。自分にとっては初めて目にしました。ジュースの中にタピオカに似た丸い粒々が下に沈んでいます。海藻由来の成分でできた薄い膜の中にジュースが入っていて口に入れるとプチッとはじけてジュースの甘さが口に広がります。ブルーベリー・ピーチ・マンゴー味があり(キウイとストロベリーもあるそうです)今回はマンゴー味をセレクトし、炭酸水かカルピスに入れてもらえるので、炭酸水でオーダー。炭酸水ととも...コーティングジュース・初飲み。たこ焼き深川で。

  • 手のかからない植物【チランジア・イオナンタ】。花ことばは「不屈」

    ありがたいことですが、新型コロナウイルス感染症予防のための自粛期間中も何やかんやとあり完全なる巣ごもりとはならなかったものの、自分が感染源にならぬよう神経を使う日々でした。自粛期間中は、目に見えなくともピリピリ感といいますか、閑散とした中でも一種異様な雰囲気であった街中も、普通に戻ってきている感じです。さて。こんなのをうちの代表が商品ラインナップに摂り入れようと提案。(写真が横でアップされておりますが・・・)木製ブルドーザーのエッジにエアプランツのチランジア・イオナンタを入れて。チランジアはパイナップル科チランジア属の総称であり、品種がとても多く、700種類以上あると言われています。原産は、中央・南アメリカを中心にインド諸島等に自生しています。エアプランツは基本、土も水も肥料も無しで大丈夫。そのため、お手入れほ...手のかからない植物【チランジア・イオナンタ】。花ことばは「不屈」

  • 嫌にならないお掃除術

    新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言が解除。ご家庭での巣ごもりで、料理と整理整頓に励まれた方、多かったですね。遅ればせながら、今自宅の整理整頓を始めています。今まで、「さあ、やるぞっ!!」と腕まくりして始めるものの、あちこちひっくり返していくうちにうんざり。一方がすっきりしても、他に目を転ずればごちゃごちゃ。モノの取捨選択も、次第に疲れで判断能力がおぼつかなくなる。ということで嫌になり途中で放棄。とりあえず散らかしたモノは自分の目に触れないようしまい込み、封印してジ・エンドでしたが、これではいけないと、毎日1箇所づつ片付けていこうと決めて取り掛かりました。今日は机の引き出し1つを。今日は1つの棚を。というように。1箇所であればさほど時間もかけることなく、捨てるべきか残すべきかの判断力も鈍らない。達成感もある。と...嫌にならないお掃除術

  • 本紹介・エレナー・ポーター作『少女パレアナ』

    『少女パレアナ』作:エレナ・ポーター訳:村岡花子出版:角川文庫ミス・パレ―・ハリントンは町中でも指折りの大金持ち・ハリントン家の女主人です。彼女は独身。非常に気難しく厳格でもありました。そんな彼女は一人の姪っ子を引き取ることになりました。姪の名前はパレアナ・フィテアで11歳。パレアナの母はパレーのお姉さんですが、すでに亡く、父親も最近亡くなりました。フィテア家とハリントン家は交流がゼロでしたが、パレアナの亡き父の頼みもあり、パレーは叔母にあたるため、仕方なく世話をすることとなったのです。さて、はるばるハリントン家にやってきたパレアナを駅まで迎えに行ったのは、パレーではなくハリントン家に奉公している女中のナンシーでした。そうとは知らないパレアナは、ナンシーに家に向かう道すがら感謝の言葉を述べ続け、見るもの聞くもの...本紹介・エレナー・ポーター作『少女パレアナ』

  • 筒井康隆さんの書籍・『愛のひだりがわ』

    筒井康隆さん。SFを始め幅広いジャンルを手掛ける、自分のイメージとしては超大御所の少し気難しい、少々偏屈な、面倒くさそうな(御免なさい💦)お方という感じでした。とはいえ、『時をかける少女』など少年少女向けの作品も書かれておられます。今回、おやっと思い手に取ってみたのが『愛のひだりがわ』作:筒井康隆出版:岩波書店主人公は小学校の高学年の女子で、名前は月岡愛。父親は何年も前に家を出た切りで行方不明。母親が仕事を掛け持ちし、愛を育てていましたが、そんな母も過労により亡くなってしまいます。身よりのなくなった愛は、母親が働いていた小料理屋で住み込みで働きながら、学校に通うようになりました。愛の左腕は5歳の時に大型犬にかまれたことが原因で動かなくなりました。それでも愛は犬を怖がることはなく、愛のそばにはいつも犬が控えて守っ...筒井康隆さんの書籍・『愛のひだりがわ』

  • マツコ・デラックスさんの『世迷いごと』

    マツコ・デラックス。本職はコラムニスト・エッセイストですが、テレビ番組でのMCやゲストでの出演など、メディアで見かけない日の方が少ないという今やメジャー級です。個人的には好きな方。一見、毒舌な風を装いつつも底意地の悪さは微塵も感じられない。むしろ、自分がお相手をするゲストに対してはけなしたりしつつもキチンと持ち上げるべきところは持ち上げ、さりげなくフォローを入れ、認めるべき点は満ちんと認めている。ご本人は隠そうとされているようですが、実に細やかな神経の持ち主の方と見受けられるのです。ご本人もご苦労されたのでしょう。そして実に多くの方に助けられ、支持を受けているという恩を忘れてはいない。これが周囲への接し方に現れていると思っているのです。さて、マツコさん、本職が本職ですからおしゃべりばかりでなく、文章を拝見しよう...マツコ・デラックスさんの『世迷いごと』

  • 『アップルパイたべてげんきになぁれ』作:茂市久美子さんの本

    『アップルパイたべてげんきになぁれ』作:茂市久美子絵:狩野富貴子出版:国土社山のふもとにある老舗の小さなケーキ屋さん。店主はおじいさんで、一人でケーキを作り販売をしています。おじいさんの作るケーキはちょっぴりサイズが大きくて、食べた人の心が幸せになる。そんなケーキでした。しかし、お客さんが少しずつ減っていき、おじいさんは店を閉めることを考えるようになりました。さて、秋も深まったころに一人の男の子がやってきました。お目当ての品はアップルパイ。おじいさんに一口味見をさせてくれるようにおねだりし、一口食べておいしいと大満足の顔です。おじいさんは切り取った残りも食べさせてやりました。お礼だけ言って、男の子は何も買わずに帰ってしまい、おじいさんは少しがっかり。ところが数日後の朝、再び男の子がやってくると、今度はおじいさん...『アップルパイたべてげんきになぁれ』作:茂市久美子さんの本

  • 気づけば季節は巡り・・・

    新型コロナウイルスだ、そして各地で起きる地震だ、不要不急の外出は避けて!だ、臨時休業だ!となんだかんだと言っているうちに、気づけば5月。それなりに桜も愛でたしで、季節の移り変わりを感じていたつもりではあったものの、ここにきて、「もうこんな季節なのね」と改めて感じた小さな出来事が。犬・猫は季節の変わり目に、次に備えて体毛の生え変わりが始まります。わが家のチビズ(雄・雌の猫たち)も、夏に向けて夏毛生え変わり次期に突入しておりました。チビズが側にきて、シャラッと身体をヒトの足などにこすりつけられると、ビャッと抜け毛が服につき、スキンシップでひと撫ですれば、フワッと舞い上がる毛・毛・毛。そのせいかくしゃみ、鼻水もでたり。このご時世、うかつにくしゃみも咳、鼻水も出せやしない。(飛沫感染だぁ!と冷たい視線が刺さる。全く嫌な...気づけば季節は巡り・・・

  • 松宮宏さん作『まぼろしのパン屋』

    読書のための本セレクトに迷ったら。はじめて挑戦する作家さんの作品のとっかかりとして。こういう場合自分がよく選ぶのが、食べ物系を題材にした内容の本です。各人、小説との相性ってあると思うのですが、自分にとっては『食べ物にまつわる話で、描写が上手な作家さんは、いい作家さん』という一つの目安があるのです。さて、今回はそんな感じで選んでみました。『まぼろしのパン屋』作:松宮宏出版:徳間文庫東京の多摩田園都市の一画、つきみ野市で暮らす主人公・私は大東京電鉄に勤務するサラリーマンです。妻とはお見合いで結婚。1男1女に恵まれて、つきみ野に35年ローンを組んでマイホームを購入。経理畑一筋で、これといった業績もなく地味に目立たずコツコツと勤めて33年。うだつの上がらない万年課長で、毎朝駅に送ってくれるものの妻からはこごとを言われ、...松宮宏さん作『まぼろしのパン屋』

  • 児童書『金曜日がおわらない』作:アニー・ドルトン

    本来であれば、新学期・新年度真っ盛りの時期。新たな環境で、そうでなくとも週末が恋しい、休みまであとひと踏ん張り!の週末カウントダウンのはずが、延々と続く休みと新型コロナウイルスへの不安で気分的にも疲れがたまってきています。さて、こんな時だから読書。久しぶりに児童書の紹介をいたします。『金曜日がおわらない』作:アニー・ドルトン訳:岡本浜江絵:風川恭子出版:文研出版ぼく:レニー・ブラウンはいつもプレッシャーにさらされています。父親は僕を世界的なサッカー選手にしたいという期待をかけ、母親からは芸術家にしたいとの期待がいつも背中にのしかかっています。僕の中の溜まりに溜まったストレスが爆発したのが、忘れもしない5月23日の金曜日。朝、起床すると母親はパンを黒焦げにしてしまっており、食べるものがありません。おまけにサッカー...児童書『金曜日がおわらない』作:アニー・ドルトン

  • 住野よるさんの『君の膵臓を食べたい』

    映画化・アニメ化され、そもそも題名が衝撃的であった住野よるさんの『君の膵臓を食べたい』。今さらではありますが、読んでみました。『君の膵臓を食べたい』作:住野よる出版:双葉社男子高生の僕。読書が大好き。友達無しの文学と孤独を愛する人間です。4月のある日。盲腸の手術を受けその後の抜糸のため平日に病院へ行った僕は、待合室のソファーに置き忘れられている1冊の本を見つけます。カバーのかかった300ページほどの文庫本で、本好きであることも手伝って、本の題名を見ようと手に取ってみてみると、カバーの下は『共病文庫』と手書きされ、中身が日記であり、書き手は重い膵臓病を患っており、あと数年で亡くなるという衝撃的な内容が記載されていました。余命を宣告されている闘病日記の持ち主は、同じ学校のクラスメイトの山内桜良という女子生徒でした。...住野よるさんの『君の膵臓を食べたい』

  • 矢崎存美さんのぶたぶたシリーズ15作目『ぶたぶたのおかわり!』

    7日に発令された緊急事態宣言。対策についても遅きに失した矛盾点だらけの、つじつまの合わない内容。記者からの質問に対しても、すりかえの返答が延々と続く。何故、質問に対しての返答をしない?会見ではなく、国会の答弁を聞いているかのような錯覚を覚えた次第です。さて。いつもの安定感という頼もしさと、この時期だからこその和みと癒しとちょっぴりのダークさを求めて。『ぶたぶたのおかわり!』作:矢崎存美出版:角川文庫滝尾文則は新社会人ですが、超低血圧のため起床に苦労しています。色々試しましたが、これといったはかばかしい成果は得られず既に遅刻は3回ほど。これ以上はできません。朝起きるに手いっぱいで、当然朝食をまともに摂ったこともないため、低血圧解消のためにも、先輩の女性・石川さんから朝食で血糖値をあげるようアドバイスをされました。...矢崎存美さんのぶたぶたシリーズ15作目『ぶたぶたのおかわり!』

  • スティーブ・ハミルトンの『解錠師』

    幸いにともいうべきか、今のところ花粉症ではない自分。そのためマスクとはほぼ無縁の生活をしてきました。インフルエンザ流行時期もしないで乗り切ってきましたが、さすがにこのご時世。買い物時などには、付けるようにしています。「私は仮に私が新型コロナのウイルスを保持していようとも、周囲へ移さぬよう制御していますよ」というアピールと、自身の身と周囲の人たちを守る行為の象徴がマスクをつけることでしょうか。付けているか大丈夫という安心感ともいうべきか。マスクが100%安全を保障してくれているわけではないことは理解しているつもりではありますが、暑い。眼鏡が曇る。こもる自分の息によるモイスチャー効果で、肌がきれいになるであろう・・・半ばヤケになって思う自分です。さて、久しぶりの海外小説です。『解錠師』作:スティーヴ・ハミルトン訳:...スティーブ・ハミルトンの『解錠師』

  • 書籍『かもめ食堂』とDVD

    『かもめ食堂』作:群ようこ出版:幻冬舎フィンランドのヘルシンキの街角にひっそりとたたずむ「かもめ食堂」。いつもお客の入りはほとんどなく、日本人女性一人が何やら作業をしています。フィンランドの人たちは遠巻きにながめては謎の東洋人女子(東洋の人はおしなべて実年齢よりも若く見られるらしい)についてあれこれと推測していました。この東洋人女性はサチエという38歳の女性。父は古武道家。サチエも幼いときから父に古武道を叩きこまれ、運動神経のバツグンに良いサチエはめきめきと上達します。ただこのまま古武道の道に進むことに不安を感じ始めた矢先、母が事故でなくなり、サチエは家事全般をこなすようになり、特に料理作りが大好きとなり、腕も上達しました。そのため食物科のある付属高校に進学し、大学時代も料理教室に通います。自分の理想とする食事...書籍『かもめ食堂』とDVD

  • 『冥界からの電話』佐藤愛子さん

    暇つぶしに読書。読書の時間に重きを置くか否かで、個々人の感覚の違いはあろうかと思われます。自分の場合は時間があれば読書をする。ですが最近は時間をみつけて読書するになっています。暇つぶしに読書するにしてしまうと、本そのものやその作者に敬意を表せなくなってしまう気がするのです。さて。多分自分の母がこの題名を見たら「またこの子は気持ちの悪い本を読んでる」と、眉を顰められそうな本。賛否両論、好き嫌いはありそうですが、自分としては時にはこんな本も読んでみたくもなるのです。『冥界からの電話』著:佐藤愛子出版:新潮社著者佐藤さんの古くからの友人である、小児科医の高林圭吾さんの体験談。事の始まりは2012年でした。高林医師は小児アレルギーを専門とされ、40歳で独立開業。優秀で熱意溢れる高林医師の診療所は大人気でした。高林医師の...『冥界からの電話』佐藤愛子さん

  • シナモンロールと『かもめ食堂』by群ようこさん

    以前はシナモンの香りと味は苦手でしたが、いつの間にか克服していました。新型コロナの流行で外出に多少の不安と後ろめたさを感じる日々。こんな時こそDVD鑑賞。そして身体を動かして気分転換ということで『かもめ食堂』のDVDを見て、そこに登場したシナモンロールを作ってみました。本当に手取り足取りといった感じで、シナモンロールと検索をすれば一発で『かもめ食堂』に登場するシナモンロールの作り方が出てきます。今回参考にしたのはRakutenレシピのかもめ食堂にも登場♪フィンランド流シナモンロールレシピ・作り方です。パン作りといえば、生地をこねて発酵させるという手順があります。生地のこねは結構労力を使うがため、最初はわが家にあるホームベーカリーの手を借りようと思いましたが、幸いにも娘という力が有り余っている(笑)人物がおりまし...シナモンロールと『かもめ食堂』by群ようこさん

  • 台湾風カステラ・・ふわふわフルフルな食感

    娘のスイーツ作りも佳境に突入?「1ケ月に1週間無性にスイーツが作りたくなる期間がある」私にとってもブログネタ提供ありがとう❤ということで今回は台湾風カステラです。何でも現在、台湾で人気なのだとか。卵・牛乳・薄力粉・グラニュー糖・はちみつ・サラダ油を使用します。メレンゲを作り、材料を混ぜ合わせて・・・と作り方は割愛しますが、習うより慣れよという言葉通り、手順がかなり良くなってきた娘です。ただ卵黄と卵白を分けるのはまだヘタクソ。オーブンは150度で予熱したら38度のお湯を鉄板に流し込み、そこに生地が入った型を入れて初の湯煎焼です。途中、蒸気を抜いたりオーブンに入れたらそのまま・・・というわけにはいきませんが非常にきれいな、多分今までで一番の見た目の仕上がりとなりました。揺らすとフルフルとカステラが揺れました。しばら...台湾風カステラ・・ふわふわフルフルな食感

  • 手作りロールケーキとコミック『西洋骨董洋菓子店』と

    少し間があいた娘のブームであるスイーツ作りですが、今回はロールケーキに挑戦です。レシピは大概スマホで検索して、ビビビッときたものに挑戦しているようです。用意するのはグラニュー糖・薄力粉・卵・生クリームと今までに比べるとシンプルな材料たち。割合手間がかかるのが、メレンゲ作り。電動ミキサーを使用していますが、結構時間がかかります。さて、鉄板に材料を流し込み180度に予熱したオーブンの上段にセットして12分ほど焼きます。家で手作りならではのだいご味が、焼いている時に漂ってくる匂いですが、今回は何だか玉子焼き?もっと言うならば伊達巻の匂いがしてきます。そっか、今回はバター等の乳製品は使用していないからなぁ・・・。一抹の不安がよぎりましたが、無事生地が焼き上がりました。冷ましている間に生クリームを泡立てます。生地にまず、...手作りロールケーキとコミック『西洋骨董洋菓子店』と

  • 本紹介『ポテト・スープが大好きな猫』訳は村上春樹さん

    「なんて猫だ、まったく。なんの役にも立たんのだからな。ねずみ一匹つかまえやしない」猫に生産性を求めようという考え方が、そもそもの間違った考えではあるのですが、上記のセリフは単なる愛情表現の裏返し。照れ隠しなのです。ほんと古今東西、西と東を問わず、世間の男性(特に年配者)はとかく愛情表現が乏しい。『ポテト・スープが大好きな猫』作:テリー・ファリッシュ絵:バリ―・ルート訳:村上春樹出版:講談社文庫テキサスの田舎にのんびりと暮らす1人のおじいさんと1匹の雌猫。猫の好物はおじいさんの作るポテト・スープです。おじいさんはよく猫を連れて湖へ魚釣りに出かけます。猫は決まってボートのへさきに腰かけていますが、とりたたて何をするわけでもありません。魚もねずみも捕まえたことがない猫なのでした。ある夕方、猫はどうしても起き上がること...本紹介『ポテト・スープが大好きな猫』訳は村上春樹さん

  • 久しぶりな本紹介『この嘘がばれないうちに』

    東京にある古びた喫茶店『フニクリフニクラ』。ここの喫茶店は座っている間だけ過去に戻れる、不思議な席があるという。しかし、そこには非常に面倒くさいルールがある。そのルールを守らねば自身がとんでもないことになってしまうというそうな。それでも過去に戻り、大切な人に出会い伝えたいことがあり、手渡したいものがあると切に希望する人が訪れるのです・・・。当初は舞台作品として作られ、その後2015年に小説として出版、映像化もされ大ヒット作品となった、川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに』の続編が『この嘘がばれないうちに』作:川口俊和出版:サンマーク出版喫茶「フニクリフニクラ」にやってきた千葉剛太郎。彼は22年前に戻り、自分の親友と出会いたいと希望していました。彼には一人娘があり、もうじき結婚します。しかし剛太郎は22年間娘...久しぶりな本紹介『この嘘がばれないうちに』

  • マカロン作り

    いきなりの全国一斉の小中高校の春休み突入。我が子はもう放っておいても大丈夫な年代(とはいえ、予定がない日は本当に放っておくといつまでも寝ています。困ったもんだ)ですが、いきなりの長期休みで辟易されている親御さんも多いことでしょう。私自身、子どもが幼少の頃はどっぷりと子育てをした時期がありました。じっくりと子どもと向き合う時間があるのはいいのですが、ありすぎて困るときもありました(笑)。長時間もテレビやゲームはよろしくない。さりとて今日は友達と遊ぶ予定もない、外にも出る気分ではないという時、子どもと一緒にお菓子作りをしたものです。鬼まんじゅうやクッキー、カップケーキなどは半分粘土遊びの延長のようなもの。自分がやるのとは違い、時間が余分にかかりますし、途中で子どもが飽きてどこかへ行ってしまったりなんてこともしょっち...マカロン作り

  • コミック『きのう何食べた?』14巻からのフィナンシェ作り

    よしながふみさんのコミック『きのう何食べた?』。現在1~16巻発売中。テレビドラマ化(西島秀俊さん&内野聖陽さんダブル主演)もされた作品で、現在も週刊『モーニング』にて月イチ連載中です。筧史朗:通称シロさん(職業は弁護士)と矢吹賢二:通称ケンジ(職業は美容師)は2LDKに住まうゲイカップル。老後の面倒を診てくれる親類縁者のいないシロさんは、老後の資金をためるため(実は趣味は貯金だと別の巻で漏らしてはいます)月々の食費予算を2万5千円と定め、(昼食は各自が負担)、スーパーで安い食材を見繕い自炊の日々を送っています。自分とパートナーの健康を気遣い、作り上げる1汁3菜のメニューは栄養バランスが取れもはやプロ並み。内容は主に2人の食生活を中心として描かれますが、二人を取り巻く個性豊かな登場人物たちの私生活も時にはスポッ...コミック『きのう何食べた?』14巻からのフィナンシェ作り

  • イタリアのお菓子『バーチ・ディ・ダーマ』

    娘のスイーツづくり第2弾。今回はイタリアのお菓子『バーチ・ディ・ダーマ』です。意味は貴婦人のキスですって。作業工程は見ていませんが、帰宅するとタマゴボーロを大きくしたサイズのコロコロしたクッキーがたくさんお皿に入ったものが置いてありました。ラップがかけてあり、そのラップにマジックペンで「食うな」と。・・・・・・・。まだ完成ではなく作業が残っているので、こう書いたのだって。それにしても「食うな」とはね。もっと別の書き方があったでしょうが。さて、おもむろに板チョコを湯煎して何やら行っておりました。出来上がったのがこちら。タマゴボーロが雪だるまになっていた。材料は無塩バター粉砂糖アーモンドプードル薄力粉打ち粉適量チョコレートお湯タマゴは使わないのね。ちなみにアーモンドプードルがない場合は、白ごまで代用できるそうで今回...イタリアのお菓子『バーチ・ディ・ダーマ』

  • 一晩寝かせるとこれまた美味の『ウィークエンドシトロン』

    娘が珍しくスイーツを作りたいと言い出しました。何でも大好きなタレントさんの誕生日なので、ケーキを作ってお祝いしたと。贈るのか何かするのかと思ったら、要するには「私が食べたいから」ですって。そういえば高校3年間料理関係の部活に所属し、クッキー、ケーキ、焼きそばパン、たこ焼き、ゼリー等々(って軽食か、ほぼほぼスイーツ)作っていたはずですが、家では全っ然作らない。やってたでしょ?というと「うん、私は洗い物とお喋り専門だった」トホホホ・・・。とまあ、材料買いは私がアッシーしましたが、どうにか娘が自力で作り上げましたのが「ウィークエンドシトロン」なるもの。フランス生まれのレモンケーキです。材料は薄力粉・粉砂糖・卵・ビスタチオ・レモン・バター。生クリームとか使わないんだ・・・。直径20cmの焼き型に材料を流し込み、オーブン...一晩寝かせるとこれまた美味の『ウィークエンドシトロン』

  • ターシャ・テューダーの『ベッキーのたんじょうび』

    眺めているだけで癒され、こんな素敵な誕生祝いをされたら・またしてあげられたらと思わずにはいられない。またベッキーの純真さが愛おしい。登場するベッキー一家が精一杯生きている様が伝わる絵本。『ベッキーのたんじょうび』絵・文:ターシャ・テューダー出版:メディアファクトリー8月のある日。今日はベッキーの10歳の誕生日です。ベッキーは農場で両親とお姉さん、2人のお兄さんと暮らしています。お母さんをビックリさせようと、自分で自分の髪を三つ編みにする練習をこっそりしていました。お母さんはベッキーの期待通りにとても驚いてくれました。ベッキーは家族全員から温かい祝福を受けます。「今年はお誕生日のピクニックをしましょう。」パーティーは夕方からスタートします。朝ごはんが済むと、ベッキーはお父さんと1週間分の買い出しにお父さんと馬車で...ターシャ・テューダーの『ベッキーのたんじょうび』

  • 人気シリーズ矢崎存美さんの『ぶたぶた』シリーズ・原点

    バレーボールぐらいの大きさでピンク色。片方が反り返っている大きな耳。黒ビーズの目。どこからどう見てもぶたのぬいぐるみですが、ちゃんと歩いて食事して、会話をする。見た目はブタのぬいぐるみそのものですが、中身は渋い声をした推定年齢40歳くらいのおじさん、山崎ぶたぶた、通称「ぶたぶた」さん。矢崎存美さんの描く『ぶたぶた』シリーズ。(最新刊は『ぶたぶたのシェアハウス』です)ある時は家政夫、ある時はフランス料理の料理人、ラジオのDJ、カフェの店主の姿で登場するぶたぶたさん。恋人のことで、家族のことで、学校のことで、仕事のことで、あるいはこれという悩みがないことに不安を感じている人々が、彼と触れ合うことで変化していく様が心にジンとくるお話です。それぞれが抱える問題がすべて円満解決!万歳!!というのではなく、なんとなくいい感...人気シリーズ矢崎存美さんの『ぶたぶた』シリーズ・原点

  • 寝酒のおつまみは読書『トンイ』上下巻

    家呑みは専ら寝酒です。お風呂を済ませ、あとは眠るだけの時にお酒を少々・・・少々。寝酒はよろしくないと巷では言います。ま、それは飲みすぎなければよろしいこと。カロリーは気になるところですので、おつまみは控えるべし。飲みすぎをセーブするために自宅の買い置きのお酒は控えておりました。缶ビール1本とか、ワンカップとか、チューハイ1本とかその時々にちょこちょこと購入。でも、ふと気づきました。これって1回の購入金額は少なくても、積もり積もれば結構な額となる。しかも割高。ということで、最近は紙パックが主流。ドド~んと2000ミリリットル!紙パックのお酒は2014年放映のドラマ『Nのために』(原作:湊かなえさん)からその存在が気になっていました。野ばら荘に住まう、自称作家の西崎真人(小出恵介さんが演じていました。小出さん、今ど...寝酒のおつまみは読書『トンイ』上下巻

  • 『秋から冬へ、根っこのおかず』こういう料理が最近沁みる

    そういえば1月も下旬となりました。令和2年もアッという間に過ぎ去っていくのかと思うと既に焦りを覚えたり。いかんですねぇ。それにしても昨年から寒いことは寒いですが、冷え込むということが少ない。今年になってまだ雪が降らない。(降ったらそれはそれで厄介ではあるんですが)ということで暖冬の影響で大根や白菜など冬野菜が豊作となり、しかも大きくなりすぎているというニュースがありました。規格外のサイズで出荷できない。廃棄するしかないという農家さんの嘆き。何でそんなもったいないことをするんでしょう。廃棄物の問題も近年大きな問題となっているのですから、時代に逆行しているとしか思えません。消費税増税でお財布には痛手。食品は8%に据え置きとなっているものの値上げや、値段は据え置きでも従来の容量より明らかに減っているこのご時世。多少カ...『秋から冬へ、根っこのおかず』こういう料理が最近沁みる

  • きっかけはドラマにての『わさビーフ』

    普段は見過ごしているスーパーの商品棚にならんでいる品が、ある時急に輝いて見えることがあります。はい。わさビーフです。きっかけはほんの些細な事・・・。昨年テレビ東京系ドラマ24で放映された『きのう何食べた?』原作はよしながふみさんの講談社より発売されているコミック、『きのう何食べた?』です。弁護士:筧史朗(通称:シロさん)と美容師:矢吹賢二(通称:ケンジ)の男二人暮らし。食の担当はシロさんで、倹約家で月2万5千円内(昼はお互いこづかいで賄う)でありながら、安い食材を吟味して1汁3菜を作り上げます。主に食生活を中心としていますが、内容は深見みがあり周囲の人間模様もなかなかに面白い。いったん放送は終了していますが、今年の元旦に再びお正月スペシャルとして帰ってきました。その中に登場したのがジルベール・ワタルがハマりまく...きっかけはドラマにての『わさビーフ』

  • 甘党まえだ なんばウォーク店

    大阪ミナミのなんばウォークをぶらぶらしておりましてお茶でもしようかと店を品定め(!?)していて見つけたのが甘党まえださんです。休日の2時前。食事メニューもあるのでどうかと店員さんに声をかけると「お茶も大丈夫ですよ~。」と快い返事がいただけました。我々以外も待ちのお客さんもおりまして、店内もにぎわっております。珈琲も飲みたいけれど、和菓子も捨てがたし。色々セットメニューも豊富です。体重が気になる年代ですので一人はホットコーヒーで一人はわらび餅とみたらし、あんみつとアイス抹茶ラテのセット。シェアしました。職業柄地方へ行くと古本屋巡り!!と歩き回るのが常でしたが、今回は古本屋さんがあったら覗いて見よう的な軽いノリで、しばし普通ののんびりした休日的感覚で過ごしてみました。こういうの、実に久しぶりでした。一時よしもと新喜...甘党まえだなんばウォーク店

  • 大阪なんばウォーク あれこれ

    少し前の話となりますが、大阪に訪れたとこのこと。昨年11月にも行きましたが、その時感じたのが『大阪は車で移動すべきところではない』ということ。もんのすごい交通網が張り巡らされているんですから。で、時間貸しの駐車場料がバカにならない。車道を走行する自転車も結構いて、ひやひやものです。ということで今回も大阪まで車でやってきましたが、NHK大阪ホールでのイベントに参加する1名を降ろした後、合流するまでの約5時間は、我々は地下鉄で移動して大阪ミナミ界隈を楽しむことにしました。下調べほとんどなしの行き当たりばったりです。何だかんだと地下鉄を乗り換えて、なんばウォークという地下街へ。雑貨やスイーツ、ファッション、コスメ、その他元気なお店が並んでいます。鯨のオブジェが人目を惹くクジラパークのくじら大明神様。アクセサリー(?)...大阪なんばウォークあれこれ

  • 小川糸さんの『ツバキ文具店』とおにぎらず

    『ツバキ文具店』作:小川糸出版:幻冬舎鎌倉でツバキ文具店を営む私、雨宮鳩子(通称・ポッポちゃん)。表向きは町の文具店ですが、雨宮家は江戸時代から続く由緒正しい代書屋で、鳩子は11代目。鳩子の祖母が半年前に亡くなったため、急遽跡を継ぎました。6歳に頃よりより祖母に書の手ほどきを受けているため、文具店を切り盛りしながら舞い込んでくる依頼をこなしていきます。6月に入り近所の馴染みの魚屋さんから注文を受けた暑中見舞いのハガキを完成させた後に1件の依頼が舞い込みました。それは60代後半くらいのマダムから、砂田さんのところの権之助(ごんのすけ)さんが亡くなったため、それに対するお悔やみ状を書いて欲しいというものでした。よくよく話を聞いていくと、権之助さんは人間ではなくお猿さんであるというのですが・・・。代書とは古くは右筆(...小川糸さんの『ツバキ文具店』とおにぎらず

  • ケイト・モートン作『忘れられた花園』上下巻

    『忘れられた花園』上下巻著:ケイト・モートン出版:東京創元社1913年、オーストラリアの港にイギリス・ロンドンから船が到着しました。すべての乗客が去ったのち、一人の幼い少女がふ頭に小さな少女が取り残されていました。トランクの中身はわずかな身の回り品と1冊のおとぎ話の本だけ。名前も名乗らず、何一つ少女の身元はわかりませんでした。この身元不明の少女はオーストラリアの夫妻に引き取られ、ネルと名づけられて大切に育てられます。しかし21歳のネルの誕生日を盛大に祝うパーティーの夜、父はネルに自分たちの本当の子ではないという真実を話します。何一つ不自由なく、両親を実の親であると疑わずに育ってきたネルは、そのことに大きく傷つきます。オーストラリアに来る前の自分の記憶が一切ないネルはその日から家族や恋人と距離を置き、自分探しのと...ケイト・モートン作『忘れられた花園』上下巻

  • イギリス挿絵の巨匠アーサー・ラッカム特集『月刊MOE』1986年3月号

    月刊MOE(モエ)。月イチで発行される雑誌です。人気の絵本とキャラクターの取り扱いがメインであり、アートや映画、旅、ハンドメイド、雑貨、スイーツなどのその時々の情報も組まれています。さて、創刊されたのは1979年。当時は「絵本とおはなし」というタイトルであり、『MOE』に改名されたのは1983年。その3年後の3月がこちら。『月刊MOE』1986年3月号特集はアーサー・ラッカムアーサー・ラッカム(1867~1939年)はイギリス出身。アンデルセン、グリム童話、マザー・グース、アリスなど代表的な児童文学の挿絵をほとんど手がけ、イラスト界の巨匠と呼ばれています。決して華やかではなくむしろ少々暗い色合いの謎めいた絵で、じっと見ていると引き込まれてしまいそうで、幼少の頃ドキドキしながら眺めていた記憶があります。そしてこん...イギリス挿絵の巨匠アーサー・ラッカム特集『月刊MOE』1986年3月号

  • 『猫を食べちゃう本!? 2』久しぶりな猫関連本

    少々衝撃的な題名の本ではありますが、本当に猫を食べるわけではありません。『猫を食べちゃう本!?2』著:星野みなみ出版:双葉社著者の星野さんは料理好きで、猫が大好き。猫好きが高じて猫をモチーフに料理を作り、写真を撮るようになりました。春にはポテトサラダで猫を形作り、夏にはシンプルなキャベツパスタに猫の顔が。秋にはスイートポテトが猫型になり、冬はトーストクリームチーズで昼寝でまどろむ愛らしい猫の形が描かれるなど、春夏秋冬、四季折々の旬の素材を使用して猫の姿が形どられた料理やスイーツ等、全26種類の可愛いメニューと作り方が掲載されています。それぞれの料理にはほのぼのとしたエッセー調のポエムも添えられています。星野さんが猫が大好きなだけに、猫の日常の一瞬の表情が再現されています。さすがですね。自分で作れたとしても、多分...『猫を食べちゃう本!?2』久しぶりな猫関連本

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