散歩コースの一つに榴岡公園がある、昔は榴岡の漢字が読めず苦労したことを思い出した。この地は宮城野の一角。古くから歌枕に様々引用されている地だ。宮城野のイメージ、ある意味寂しさを伴い、緑はあるが荒涼とした地というイメージがつきまとう。遠く都人達はロマンあふれるイメージを持ったようで様々歌に詠みこんでいる。近代現代になっても宮城野はそんなイメージがあるようで、文人、墨客が詩歌に読み込んでいる。この宮城野の地にそうした昔からの歌を思い出させる看板が建てられ歌心を引き出している。時の流れをも感じさせる看板でたちどまってじっくりみることもある。この宮城野の地を逍遥した多くの人々その思いが歌や文章になっている。こうした宮城野のイメージをたどって、歌を見ながら歩くのも又いいかもしれない。和歌の道「宮城野」逍遥