私たちは人とコミュニケーションをとるとき、自分の気持ちを態度に出したり、反対に、相手の表情や声色から、その人の気持ちを察したりすることをごく自然と行っています。 一方で、自閉症スペクトラムのお子さんの多くは、そうしたコミュニケーションを苦手
四谷学院55レッスンではご家庭で手軽に取り組める療育の通信教材をご紹介しています。
55レッスンの理念は「誰でも才能を持っている」です。このブログは、読むだけで自分や我が子の可能性が輝いて見えてくるような、明るい信頼の空気感をお伝えできるようにと祈りをこめて書いています。 あなたとご家族のお力になれば幸いです。
発達障害のある子どもにNGな言葉とは?苦手な言葉を知っておくとスムーズに動けるようになる!
こんにちは、四谷学院の発田です。 発達障害のある子どもに伝わりにくい言葉の代表として 「ちゃんと」 「しっかり」 「ていねいに」 というものがあります。 これらに共通することが何か、分かりますか? もしかすると、日常生活の中で気にせず使っている、という方もいらっしゃるかもしれませんね。うまく伝わっていればいいのですが、そうでない場合、少しの工夫でこれらの言葉はぐんと伝わりやすくなります。 そこで今回は、発達障害のある子どもが苦手な言葉と、伝わりやすい伝え方についてご紹介します。子どもとのコミュニケーションに悩まれている方の参考になれば幸いです。 なぜ伝わりにくいのか? 「ほら、ちゃんとしなさい!」 ついつい子どもに言ってしまう言葉ですよね。 何気なく、特に意識しないで使ってしまう場面も多いかと思います。 しかし、これらの言葉は、発達障害のある子どもの多くにとって理解が難しいと言われています。その理由として挙げられるのが、言葉のあいまいさです。 あいまいな表現が苦手 食事中に「ほら、ちゃんとしなさい!」と注意したとしましょう。 これは具体的に言えば、「まっすぐ座りなさい」とか「こぼさないように手前にお皿をおきなさい」といった注意であるはずです。しかし、いちいちそんな説明はしなくとも「見てわかるはず」というように、暗黙の了解があることを前提に話していませんか? 発達障害のあるお子さんの中には、空気を読んだり、相手の気持ちになって考えたりすることが苦手な子も多いと言われています。そのようお子さんにとって、「ちゃんとしなさい」の言葉だけで、その意図を汲み取るのは難しいことだと言えるでしょう。 子ども自身、「叱られたけど、どうしていいかわからない」と困っていることも少なくありません。 言葉のとらえ方が違う 大人にとっての「なんとなく」や「あたりまえ」と、子どものそれは異なるものです。 「もっと遊びたい!」 「じゃあ、ちょっとだけね」 この「ちょっと」って、何分でしょうか? 大人は5分くらいのつもりでも、子どもにとっては違うかもしれません。それなのに、大人から「もうおしまい!」と言われてしまっては、子どもも納得がいかないでしょう。 「ちょっと遊んでいいと言ったのに、どうして?」と理不尽に感じて、「いや!まだ遊ぶ!」となるのは目に見えますよね。 また、発達障害のあるお子さんの中には、先の見通しが見えないことが不安な子も多い
タブレット学習にはデメリットがある?タブレット教材を使う際の4つの注意点【動画で分かる】
昨今、コロナ禍もあって、急速にタブレットを使った学習が広がってきました。 「書くことが苦手」というお子さんにとって、タブレット学習によるメリットは大きいものでしょう。 一方で、「本当にタブレット教材だけで必要な力は身につくのか?」という視点も大切です。 この動画ではタブレット学習の4つの注意点について考えてみます。 新しく何かを試みる際には、メリットだけでなく、デメリットも知った上で活用できると、より一層の効果を期待できますよ。 [su_youtube url=https://youtu.be/ThwiLO6nRvg title=タブレット学習にはデメリットがあるって本当?タブレット教材を使う際の4つの注意点【四谷学院の発達支援講座ちゃんねる】] 視力が弱い子どもに、「頑張って黒板の文字を読んで」というのは無茶なように、「書く」ことが苦手な子どもにひたすら書くことを促しても、いつまで経っても書けるようにはなりませんよね。 そんなお子さんにとって、タブレット学習は画期的な支援法の1つになるはずです。 しかし、だからといって、鉛筆を持たなくていい、プリントは一切使わなくていい、ということにはなりません。 それでは、せっかくの成長のチャンスを逃してしまうことになります。 「書く」ことが苦手なお子さんは、指先をうまく使えない傾向があります。そうすると、「書く」以外の日常生活の場面でも支障をきたしかねません。そのため、子どもが無理なくできるようにサポートしながら、スモールステップで、できることを1つずつ増やしていくことが大切だと言えるでしょう。 55レッスンは、自閉症児の療育に50年以上の実績と高い信頼を誇る「学校法人武蔵野東学園」の編集協力によって作成された、療育の通信講座です。 実物や絵カードを使う課題、実演や制作を行う課題など、さまざまな形で取り組むことができるので、どのようなお子さんであっても楽しく続けることができますよ。 55レッスンについて詳しくは、ホームページをご覧ください。
発達障害児支援士資格の評判・口コミは?悩んでる支援者が大注目
発達障害児支援士の資格を取ったみなさんの口コミや評判です。 ひとりではなかなか勉強できなくても、誰かといっしょならやる気が出ませんか? 図書館や自習室に行くと、集中して勉強したり読書したりできます。 それは環境の影響なんです。 周りが発達障害に無関心であれば、なかなか勉強の意欲を維持するのは大変かもしれません。 自分一人でがんばるには大変です。 だからこそ、がんばった人たちの影響を受けてください! こちらでご紹介する方たちは、自分で目標を設定して、それを達成した支援士たちです。 同じ志を持つ人たちと一緒にがんばりましょう!! ひきこもっている間に発達障害児支援士になりました!時間があるときにこそ勉強を。#発達障害児支援士 #コロナに負けるな pic.twitter.com/QHjLW9ohq3— たかえ/朋未 (@totoamuko) April 22, 2020 保育士募集を見て、深く考えず放デイに問い合わせし採用頂いた私🍀働き始めてから仕事の難しさに悩みまくり、何より自分の能力の低さに焦り、勉強する一貫として四谷学院さんの通信教育で発達障害児支援士の資格を取りました勉強した内容は良くて、ここで学んだ考え方は今も大切にしています— はち (@hachio_ha) July 24, 2022 発達障害児支援士合格しました!今年の目標だったので良かった!名刺に書けるぞ〜 pic.twitter.com/FJxv4nee4I— patasuke@訪問ST (@semerust) June 21, 2021 発達障害児支援士の資格を取得したぜい。1年で終えるべきところ、半年延長して1年半。最後の認定試験がかなりキツくて、提出する前は随分悩んだが、結果的に取得できてホッとしている。 pic.twitter.com/z3JxQNn9fS— うしじまくん (@rsnonaka) March 22, 2022 発達障害児支援士資格取れた!夜な夜な勉強した、合格通知来るまで不安だったけど。作業療法士+発達障害児支援士士が2つもついたよ嬉しい!!ここで学んだことをいっぱい活かしますっ! pic.twitter.com/RU5auflzGY— tamayose (@tamayose6) August 10, 2021 去年の9月から勉強を始めて、やっと「発達
保護中: 運動会や発表会が苦手?発達障害児が学校行事に参加できるようになるには?
こんにちは、四谷学院の生田です。 秋も深まるこの季節。 運動会や遠足、発表会と、園や学校での行事が続く時期ですね。子どもたちが楽しんで参加できるようにと、先生方も色々な工夫を凝らされていることかと思います。 一方で、発達障害のあるお子さんを指導する先生方から 「なかなか練習に参加できない」 「去年は舞台で固まってしまった。今年はどうなるか心配」 「全体の進行が遅れないようするのが大変」 というお悩みをいただくことがあります。 そのお気持ち、本当によく分かります。 一人ひとりのニーズに合わせたサポートをすることが、クラス全体にとってプラスになる、と頭では分かっていても、実際に現場で実践するのは大変なことですよね。 そこで、今回の記事では、園や学校行事に上手に参加するためのヒントをご紹介しています。 同じお悩みをもたれている指導者の方は、ぜひ参考になさってくださいね。 苦手の原因は? 園・学校行事やその練習に参加するのをいやがる原因は、子どもによって様々です。まずは子どもの様子をよく観察して、原因に合ったアプローチを心がけるようにしましょう。 ここでは、4つのよくある原因とその対処法を考えていきます。 1.感覚過敏の傾向がある 大人でも、お化け屋敷のような暗いところが苦手な人、高いところが苦手な人など、状況への得意・不得意がありますよね。苦手な場所にはできるだけ近寄りたくない、踏み込みたくないと感じる人が大半ではないでしょうか。 子どもたちも同様です。 発達障害のある子どもは、大人やほかの子どもよりも環境への許容範囲が狭いと言われています。さらに感覚過敏の傾向のあるお子さんの場合、人の話し声やや競技のBGM、直射日光などが耐えられない、というケースも珍しくありません。 刺激を減らすサポートを行う 感覚過敏の傾向のあるお子さんお場合、なるべく苦手なものから距離を置けるように、刺激を減らすサポートを行うことが大切です。 支援の一例 ■「音」が気になる場合 先生の話を聞く時はイヤーマフなしで、それ以外は付ける ■「光」に敏感な場合 屋外ではサングラスやつばの広い帽子を着用、室内では直射日光の当たる場所を避ける このように、サポートグッズを状況に応じて上手に取り入れることで、スムーズに活動に参加しやすくなることが期待できますよ。 2.先が見えないことに強い不安を感じる たとえば、あなたが電車に乗って
家庭療育は仕事と両立できる?保護者の体験談を紹介【動画で分かる】
こんにちは、発達障害児支援士の発田です。 親が共働きだと、療育は厳しいといわれることがあります。 しかし、「家庭」療育は、どうでしょうか? 実は、仕事をしながら両立している方は多いんです。 家庭で療育を行う際の「不安」には、こんなものがあります。 [su_note note_color=#ffffff] ・家事、育児に追加して、さらに療育。保護者の負担が大きくなるのでは。 ・療育はある程度専門性も必要。保護者も勉強しなきゃいけないと思うと大変。 ・専門家じゃないのだし、思うような効果が出ないかもしれない。 ・せっかくがんばっても、子どもが喜んでくれないかもしれない。[/su_note] このような不安が出てくるお気持ちは、とてもよくわかります。 仕事を辞めるか続けるか、というのは、本当にとても大きな決断ですよね。 今回の動画では、家庭療育に取り組むにあたって、お仕事を辞めた方と続けている方、それぞれの保護者の体験談をご紹介しています。 もちろん、この選択に唯一の正解はありませんから、「こんな考え方もあるんだな」と参考にしてもらえると嬉しく思います。 [su_youtube url=https://youtu.be/0a5KFbrKyJ8 title=家庭療育は仕事と両立できる?保護者の体験談を紹介【四谷学院の発達支援講座ちゃんねる】] 発達障害のある子を育てる上では、保護者様自身が「なりたい自分になる」という自己実現をすることが大切です。 自己犠牲の必要は全くありません。 保護者の方が毎日を活き活きと笑顔で過ごせるように、55レッスンは、理想の家庭療育の実現をお手伝いしています。 ご家庭ごとに担任の先生がつき、保護者と担任の二人三脚でお子さんの発達を支援するので、安心感や自信を持ちながら家庭療育に取り組んでいくことができますよ。 55レッスンについて詳しくはホームページをご覧ください。
ことばが出ない?2語文を話せるようになるには?家庭でできる2つの支援を紹介【動画で分かる】
ことばを話せるようになってきたお子さんが 「でんしゃ かっこいい」 「わんわん いる」 などと話し出す様子は、本当に愛らしいものです。 徐々にコミュニケーションが取れるようになるにつれて、保護者の方もお子さんの成長を感じられることでしょう。 その一方で、「うちの子はまだ二語文が話せません」という声も聞かれます。 「久しぶりにお友達に会ったら、おしゃべりが上手になっていてびっくりした」 「うちの子、ことばが遅れてるのかな……」 そんな不安をもたれている方もいらっしゃるかもしれません。 今回の動画では、「まだ子どもが二語文を話せない」というお悩みをお持ちの保護者の方に向けて、考えられる理由と、ご家庭でできる2つの支援をご紹介しています。支援の一例として、ぜひ参考になさってくださいね。 [su_youtube url=https://youtu.be/K7A-5Y0eepo title=ことばが出ない?2語文を話せるようになるには?家庭でできる2つの支援を紹介] 四谷学院の55レッスンでは、小学校入学前から、「ことば」「かず・ちえ」といったオリジナルのカリキュラムで、お子さんの発達を総合的に促すことができます。 生活の中でことばの発達を促すとともに、55レッスンでも「ことば」の理解を深めることで、お子さんのさらなる成長が見込めるでしょう。 お子さんのために、今すぐできることを始めませんか? 55レッスンについて、詳しくはHPをご覧ください。
発達障害児支援士の資格取得を目指そう!受講生の満足度は?どう活かす?【体験談の紹介】
9月になり、いよいよ2学期がスタートしました。 充実した夏休みを過ごすことはできましたか? 「子どもたちのために何かできることはないか?」と模索しながら、2学期に向けて準備を進めてきた先生も多いかもしれませんね。 四谷学院では、「発達障害児支援士」の資格を取得できる、発達障害児支援士資格認定講座を開講しています。 発達障害児支援士資格認定講座は、発達障害のあるお子さんやその保護者の方への支援について、体系的に学ぶことのできる講座です。 毎年、夏休みを利用して勉強をスタートされる方もたくさんいらっしゃいます。 そこで今回は、夏休みの間に認定試験を受験された方から寄せられた嬉しい声をご紹介します。 「発達障害児支援士、気になっているけど実際のところはどうなの?」 「資格を取得したらどんな風に役立てられるの?」 そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ参考になさってくださいね。 心にゆととりができました(M・Yさん) 講座に満足できた理由は? 私に心のゆとりができたことが1番の理由です。 毎日家に帰り、「明日は子どもになんて声をかけたらいいのかな」と悩んでしまう日々が続いていましたが、この講座で沢山の実例を学んでいくことで、声かけの幅が広がりました。 学んだことが実際に役に立った場面は? 給食を食べるのが早いA君は、食べ終わると他の子のところへ行き、暴言を言ったり、まだ食べている子の机の下に潜って下から机を蹴り上げたりなどの困った行動がありました。そこでクラス担任と話し合い、クラス全体の食後のルーティンを作りましょうという提案をしました。 次の日、給食を食べる前に、クラス全体に食べ終わったらやることを絵カードを使って伝えました。 その後もしばらくA君の困った行動は続きましたが、「あれ?今は何をする時間だったかな?」と尋ねると、困った行動をやめてくれるようになりました。ルーティンが定着するまで時間はかかったものの、今では食べ終わった後、クラスの皆が落ち着いて、穏やかに過ごせています。 点と点がつながった感じがしました(S・Kさん) 講座に満足できた理由は? 申し込むまで最後まで終えられるか心配でしたが、短い動画で、しかもテロップも端的で分かりやすく作られており、苦痛になりませんでした。 また、専用の学習シートのおかげで、そのステップのポイントが分かりやすく、自分だけの教科書を作ることができました。 さらに、普段の対応がこれで良い
ベテラン保育士・保育教諭・幼稚園教諭が発達障害を学ぶ理由は?
保育士・保育園教諭・幼稚園教諭として10年以上の経験のある先生方。現場においても頼りになる存在かと思います。 そんなベテラン支援者が、あらためて発達障害や発達支援について学ぶ理由は何でしょうか? すでに経験もあるはずなのに、毎日自信を持って子どもと接しているように見えるベテランの先生が、発達障害児支援士の講座を受講した理由をご紹介していきます。 自分の支援に自信を持ちたい [word_balloon id=unset src=https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/wp/wp-content/uploads/853bc2efb27618081b70b5fcc43635cc.png size=M position=L name_position=under_avatar radius=true balloon=talk balloon_shadow=true] 保育士20年目、保育園で働いてます。子ども達一人ひとりが感じる困り感や支援の仕方を掘り下げて行いたいです。保護者や職員にも自信を持って発信し共有していける「資格」は強い味方だと思います。 [/word_balloon] [word_balloon id=unset src=https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/wp/wp-content/uploads/908de98909765d831e7a6617fe5d0f36.png size=M position=L name_position=under_avatar radius=true balloon=talk balloon_shadow=true] こども園で働き始めて11年めです。そのうちの4年間、加配保育士をしました。加配についているとこの対応で良かったのかな?と不安になる事が多々あり、きちんと発達障害児への支援の仕方を身につけたいと思いました。自信を持って子どもの支援ができるようこの講座でしっかり学びたいと思います。 [/word_balloon] [word_balloon id=unset src=https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/wp/wp-content/uploads/b43f92666c9da758732d150a04b48714.png size=M positi
こんにちは、四谷学院の発田です。 あなたは「療育」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか? 言葉の練習や指先を動かすトレーニングなど、子どもの「苦手」を克服するための訓練を想像される方も多いかもしれません。 もちろんそうしたトレーニングも大切ですが、実は遊びや運動といった、日常生活の中での支援も、療育においては非常に重要なことなのです。 今回の動画では、「療育における遊びの重要性」について考えていきます。 療育に興味があるけれど、「今一つ踏み出せずにいる……」「効果があるのか分からずもやもやしている…」という方は、ぜひご覧になってくださいね。 [su_youtube url=https://youtu.be/p3KsGo4OeKg title=3歳児健診で何をする?発達障害かも?事前検査は?保護者の体験談もご紹介] 遊びを通して実は子どもはさまざまなことを学んでいます。 今回、動画でご紹介した療育施設での指導はメリットがある一方、現場の人手不足などから利用手続きに時間がかかる、あるいは定員がいっぱいでなかなか入れないというデメリットもあります。高額な費用がかかる場合もありますし、そもそも近くに教室がなくて通えない、というお話も伺います。 子どものために何かしてあげたいけれど、前に進めない…… そんなお悩みを抱えている方は、ぜひご自宅で、専門家監修の療育を受けてみませんか? 四谷学院の療育55段階プログラム55レッスンでは、お子さんの将来のゴールを見据えたカリキュラムと、それに基づいた細かなステップが用意されています。 指導に困った際は、いつでも担任の先生に相談することができます。 ご興味のある方は、HPをご覧ください。
発達の気になる子に寄り添うには?発達障害の「知識」だけでいいの?
こんにちは、四谷学院の生田です。 発達障害のあるお子さんには、特性があります。 障害特性ともいわれます。 ほかの子ども達との「違い」にうまく対応できないと、子どもが不安や不満を感じたり、クラスになじめなかったりして、その結果、クラス運営に支障をきたしてしまうこともあるかもしれません。 そこで、公的な研修として、発達障害に関する知識を学ぶ場が設けられています。 ほかにも、民間資格やオンラインセミナー、書籍などを活用して、気になる子どもに寄り添い、適切な保育・教育を行うために、発達障害について学んでいる方がたくさんいらっしゃいます。 しかし、発達支援について一通りの勉強を終えた方から、次のようなコメントをいただくことがあります。 [su_note note_color=#ffffff]「学んだことを本当に現場で活かせるかわからないから不安です」 「現場でこんなにうまくいくわけないと思うから、教材に満足できません」[/su_note] このように思われる方は、もしかしたら、現場でとても苦労をされているのかもしれませんね。あるいは、講座や書籍で学んだことが知っていることばかりだったのかもしれません。 そこで今回は、知識があっても実践できない理由とその解決法をご紹介します。 「知識ばかりが増えて、頭でっかちになっていないか心配」 「指導に活かせなくて自信をなくしている」 そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ本記事を参考になさってくださいね。 知識があってもできない理由は? 振り返ってみてほしいのですが、 「知ってる、でもできなかった、うまくいくわけない」 このような考え方のクセができていませんか? 実はこれは、大学受験を目指す受験生と同じところがあります。 四谷学院は大学受験予備校でもありますから、ずっと昔から「学ぶこと」について考えてきました。 「正しいやり方で勉強している、でも成績が伸びなかった、だから、これ以上やってもうまくいくわけない!」 このような声を聞く機会も多いです。 四谷学院では生徒一人ひとりに受験コンサルタントがつきますから、こうした悩みに対して真摯に向き合い、これまでにたくさんの生徒を合格まで導いてきました。 実際、頑張っているのに成果が出ない場合、よくある原因として、3つのパターンが考えられます。 正しい勉強の仕方を実践していなかった え、正しいやり方で勉強してたんじゃないの? と思われるかもしれませ
発達支援プレミアム会員制度とは?どんなサービスを受けられる?
四谷学院には「発達支援プレミアム会員制度」というものがあるのをご存知ですか? 発達障害児支援士の有資格者の方のみが参加できる制度として、発達支援を学ぶ多くの方が受講されています。 発達支援プレミアム会員制度サービス内容 「発達支援プレミアム会員制度」は、発達支援の「引き出し」を増やすため、皆さんに「ぜひ知ってほしい!」という支援例を動画でご紹介するサービスです。 自分の経験を誰かと共有することで、経験の価値が高まる。 誰かの経験を“自分ごと”にすることで、経験値が高まる。 私たちは、そんな風に思っています。 ただ経験するだけでは、経験値はすぐには上がりません。 「どんな経験だったのか?」 「今後にどう生かせそうか?」 言語化したり、今の状況に結び付けたりすることで、膨大な経験値を一挙に得て、支援者・指導者としての成長ができると考えています。 ですから、私たちはプレミアム会員の方から、取り上げてほしいケースのリクエストを毎回いただいています。 今困っていることがある、あるいは、うまくいったケースを紹介したい、ほかの人はどう対応しているか知りたい……そんな声をもとに、発達支援の動画を制作しています。 長年の実績を持つ支援者・指導者の「経験を言語化してもらう」ことで、まだ新人の支援者の方が、まるで我がことにようにその試行錯誤の結果を学ぶことができる。 この積み重ねが、支援力の向上につながります。 発達支援プレミアム会員制度の継続率は95.79%(※2022年9月現在)。 多くの会員の皆さんが内容に満足し、学びを継続しています。 発達支援プレミアム会員制度での学びを試してみませんか? どんな内容なのか気になるけれど、いきなり申し込むのは気が引ける……ということもあるかもしれませんね。 今、お試しいただけると、[su_highlight background=#f1c40f]1か月分1,600 円は無料[/su_highlight]です。 お申し込みから1か月間、プレミアム会員専用ページに載っている動画やコラムはお好きなだけご覧ください。「なかなか良いかも」「リクエストしてみたい」と思ってから、正式に、発達支援プレミアム会員になっていただくことができます。 そうすれば来月から、毎月のように新しい発見・幅広い支援法を増やしていくことができるでしょう。 新しい動画は毎週1本配信します。もちろん、過去の動画はそのまま視聴し続
「ブログリーダー」を活用して、四谷学院55レッスンさんをフォローしませんか?
私たちは人とコミュニケーションをとるとき、自分の気持ちを態度に出したり、反対に、相手の表情や声色から、その人の気持ちを察したりすることをごく自然と行っています。 一方で、自閉症スペクトラムのお子さんの多くは、そうしたコミュニケーションを苦手
こんにちは、55レッスンの生田です。 「サポートブック」をご存知でしょうか? サポートブックとは、障害のある方が、いつでも、誰からでも必要な支援や配慮を受けられるようにするための支援ツールです。 この記事では、サポートブックの活用法とともに
小学校に入学してランドセルを背負うようになると、ほんの少し前までは小さかった子どもたちも急に大人びて見えますよね。 一方で、「もう小学生なのに……」と思うような言動や振る舞いが見られて、不安を感じられている保護者の方もいらっしゃるかもしれま
こんにちは、四谷学院の生田です。 今日は「世界自閉症啓発デー」についてご紹介します。 毎年4月2日になると、世界140ヵ国以上が「癒し」や「希望」「穏やか」を表すシンボルカラーのブルーにライトアップされます。 日本では、東京タワーをはじめと
小学校入学を控えているお子さんのいる保護者の方から 「うちの子は小学校でやっていけるだろうか?」 といったお悩みをいただくことがあります。 実際に周囲の環境が大きく変わる新学期は、いろいろな悩みが頻出する時期です。 授業についていけない、集
もうすぐ入学式。 「うちの子、うまくやっていけるかな?」 と不安を抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。 今回の記事では「子どものために入学前にやっておきたい2つのこと」をご紹介しています。 この記事が、無理なく、楽しい学校生活を
いよいよ入園や就学の時期が近づいてきました。 今回の記事では、新1年生を迎える年長さんにおススメの「学校ごっこ」についてご紹介したいと思います。 動画はこちらからどうぞ! 新生活が始まる前に 4月から始まる新しい学校生活。 「うちの子ホント
こんなお悩みはありませんか? そんなあなたに。 55レッスンを始めるなら、今がチャンスです! この記事では、「療育55段階プログラム 新学期応援キャンペーン」の詳細についてご紹介しています。 期間限定キャンペーンの詳細 3/5(火)~3/1
本日は、皆様に嬉しいお知らせがあります。 2020年に設立した『四谷学院の発達支援講座ちゃんねる』。 この度、チャンネル登録者数が8000人に到達しました! いつも見てくださっている皆様、本当にありがとうございます。 この度は、そんな皆様へ
こんにちは。四谷学院の生田です。 四谷学院の療育55段階プログラム「55レッスン」では、毎月、専任の担任と保護者の方とでやり取りを行う「通信指導」が行われます。 こちらは、その月のお子様のご様子や質問事項を保護者の方に書いていただく「コミュ
自閉症スペクトラムのお子さんの中には、いつも無表情で、一見、なにを考えているのか分からないように見える子がいます。 今回の記事では、その理由を探りながら、感情表現が苦手なお子さんへの支援法について考えていきたいと思います。 無表情なのは何も
こんにちは、55レッスンの生田です。 「早期療育が大事っていうけど、本当に効果はあるの?」 というご相談をいただくことがあります。 今回は、家庭療育「55レッスン」を受講されている保護者の方の声をご紹介します。 対人関係に課題が見られた年中
自閉スペクトラム症のお子さんや知的障害のあるお子さんの中には、言葉が出ない、言葉が遅い、会話が苦手、というようなことばの悩みを持つ子が少なくありません。 3歳児ごろまでの子どもの発達は個人差が大きいので「様子を見ましょう」と言われることも多
3学期が終われば、いよいよ進級。発達障害やその可能性があるお子さんをもつ保護者の方にとっては、新しい環境の中でうまく適応していけるか、心配や不安でいっぱいになる時期かもしれません。進級にあたっての心配事で多く聞かれるのが「新しい担任の先生と
2020年に開講した『発達障害児支援士資格認定講座』。2023年も、多くの発達障害児支援士が誕生しました。発達障害児支援士資格認定講座は、保育士さんをはじめ、幼稚園や小学校の先生、支援施設で働かれている方、発達障害のあるお子さんの保護者の方
1月も中旬近くなりました。あなたはもう、「新年の抱負」は立てられましたか? 「目標を決めなきゃと思いつつ、気づけばこの時期になってしまった」という方もいらっしゃるかもしれませんね。漠然と毎日を過ごすより、自分で決めた目標に向かって行動する方
本日は、皆様に嬉しいお知らせがあります。2020年に設立した『四谷学院の発達支援講座ちゃんねる』ですが、まもなく、チャンネル登録者数が8000人に到達します!いつも見てくださっている皆様、本当にありがとうございます。今回、そんな皆様への感謝
皆様、新年あけましておめでとうございます。年末年始はいかがお過ごしですか?この時期は、1年の中でも特にご家族でゆったりと過ごせる貴重な時期ですよね。同時に、お子さんと一緒に過ごす時間が長期休みは、「気が休まらない」「どう過ごせばいいか分か
いよいよ今年も残すところあとわずかになりました。 あなたにとってこの1年は、どんな年でしたか? 保育園や幼稚園、学校などで忙しなく働いていると、毎日がめまぐるしく過ぎていって、これまでの自分の指導を振り返る余裕のなかった方も多いのではないで
いよいよ年末が近づいてきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。「毎日子どもを叱ってばかり」「いつにも増して言うことを聞いてくれない」お子さんが冬休みに入って、こうした悩みが増える時期かもしれませんね。四谷学院では、発達障害や発達支援につい
皆さん初めまして。 スタッフの小野原です。 私は、発達障害の弟がいる“きょうだい児”として育ってきました。 私の弟は、彼が3歳の時に知的障害を伴う自閉症スペクトラム障害と診断されています。(当時は、「広汎性発達障害」という診断名でした。) 「言葉を離さない」 「目線が合わない」 「何度も同じ行動を繰り返す」 こうした自閉症の典型的といわれる特徴を、 全て持っているような男の子でした。 知的な遅れもあったので、 やって良いことと悪いことの区別も、なかなかつきにくかったです。 なので物心ついた時から、 自然と「どうやったらこの子たちが生きやすくなるか」とか 「周りの人たちの負担を減らせるのか」なんてことを ずっと考えて過ごしてきました。 そういった経験から、大学は特別支援教育を学び、 現在は発達障害のお子さんやその保護者の方、 また支援者として働かれている保育士さんや学校の先生、 放課後等デイサービスなどの福祉施設のスタッフの方たちの サポートをさせていただいています。 発達支援で大切なことは、 まずは教える側が、発達障害の特性について正しく知ることだと思っています。 発達障害のお子さんの特徴として、 「周囲の様子をから自然と学習するのが難しい」 ということがあります。 みんながこうしているから自分も同じようにしよう 誰かが叱られていたから自分はやめておこう そういう風に、誰かの行動やその時の周囲の反応を観察して 自分の行動に落とし込むことが、苦手な傾向にあります。 そのため、学校や会社など 集団生活でつまずくことも多いです。 そんな彼らの困りごとを少なくするためには、 どんな時に、どう振舞うのが正しいか ひとつひとつ丁寧に教えていかなくてはなりません。 その時に、教える側が正しい知識が身につけていないと お子さんの行動をよく理解できなかったり よい伝え方が分からなかったりして お互いにしんどい思いをすることがあります。 でも、発達障害について正しく理解し、 どうしてその行動をするのか どんな言葉なら響くのか それをわかったうえで接することができれば、 お子さんのスムーズな理解につながることはもちろん、 お互いにストレスが少なく済みます。 つまり、特性について正しく知ることが 私たちが同じ社会の中で 楽しく豊かに暮らしていくことにつながっているということなのです。 「発達支援」は、現代社会における重要な課
YouTubeで発達支援について学べる「発達障害児支援士チャンネル」のご紹介です!このチャンネルは、発達障害について [su_note note_color=#ffffff] ・どうやって学べばいいかわからない ・具体的な支援の方法を知りたい ・発達障害のある子どもの保護者とのかかわりに悩んでいる ・発達支援について勉強の必要性を感じている[/su_note] このように感じているあなたのためのチャンネルです。 発達支援について知識がない方でも、「分かりやすい」と思ってもらえるように、どの動画も丁寧に解説しています。もちろん、すでに発達支援について勉強されている方であっても、自分の知識や指導法を振り返る良い機会になるかと思います。 ぜひ、この機会にチャンネル登録してみてくださいね。 発達支援を学ぶ意義は? 『発達障害』は、子どもとかかわるお仕事をされている人にとって、もはや当たり前の言葉となってきました。言葉だけなら「聞いたことがない」という方はいないのではないでしょうか? その一方で、現場では専門的な知識や資格をもった指導者が足りていない、といった課題もあがっています。そのために、個別の支援を十分に行えなかったり、集団での活動がスムーズに行えなかったりと、さまざま問題も生じています。 このような状況において、現場で働く支援者・指導者の方が発達支援に関する知識や技術を身につけることは、まさに急務であると言えるでしょう。 一方で、子ども達が長い時間を過ごす場所、それは家庭です。園や学校、施設で子どもに適切な支援ができたとしても、それには限界があります。 子どものことを一番よく知っているご家族にこそ、発達支援の大切さを伝えたい、もしも悩んでいることはあれば抱え込まずに頼ってほしい、そう思いませんか? お子さんが毎日を楽しく過ごすには、保護者やご家族の協力が欠かせません。 つまり、お子さんだけでなく、保護者との適切なかかわり方ができるようになるためにも、発達支援を学ぶことには大きな意義があると言えます。 YouTube開設の理由 とはいっても、知識や経験は一朝一夕で手に入るものではありません。 「困っている子どもや保護者をサポートしたい。でもやり方がわからない」 こうしたもどかしさを感じている先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。 「発達障害児支援士資格認定講座」は、そのような先生方、支援者の皆さんが積
こんにちは、四谷学院の生田です。 桜が満開になるこの季節、外を歩くだけで気持ちがいいですよね。 さて、この時期は、とても大切なイベントがあるのをご存知ですか? 4月2日は「世界自閉症啓発デー」です。 毎年4月2日になると、世界140ヵ国以上が「癒し」や「希望」「穏やか」を表すシンボルカラーのブルーにライトアップされます。 日本では、東京タワーをはじめとした全国のランドマークがブルーにライトアップされ、自閉症啓発を目的としたさまざまなイベントが開催されます。 この記事では、「世界自閉症啓発デー」について詳しくご紹介します。 動画はこちら! [su_youtube url=https://youtu.be/5k_sYUaPeHU title=【世界自閉症啓発デー】SNSにブルーのものをアップしよう!4月2日] 世界自閉症啓発デーとは 「世界自閉症啓発デー」は、2007年に行われた国連総会で、カタール王国王妃の提案を元に定められました。以降、毎年「世界自閉症啓発デー」には、世界各国で「自閉症」についての啓発活動が行われるようになりました。 日本でも「世界自閉症啓発デー・日本実行委員会」が組織され、毎年4月2~8日の1週間を「発達障害啓発週間」と定め、全国各地でイベントを行っています。 世界自閉症啓発デー ONLINE 2023 4月2日(日)、都内でシンポジウムが行われます。 昨年に引き続き、今年もオンライン形式での開催となります。 動画配信の公開予定日 2022年4月2日(日) 当日は、自閉症スペクトラムをはじめとする発達障害のある当事者の方からのメッセージや、世界自閉症啓発デー日本実行委員会の公式テーマソング「セサミストリート『We Belong(ウィ・ビロング)わたしたちのうた』」が公開される予定です。 当日公開予定のコンテンツの詳細は、公式サイトにて紹介されています。 [su_note note_color=#feffff] 世界自閉症啓発デー 日本実行委員会 公式サイト[/su_note] [su_divider top=no style=dotted divider_color=#f7d7f9 size=6 margin=25] [su_highlight background=#f1c40f]ジュリアのことを知っていますか?[/su_highlight] セサミストリートの一員であるジュリアは、自閉症ス
こんにちは、発達障害児支援士の発田です。 発達障害児専門支援士の「運動」を撮影しました! 今回の教材には、知識を学ぶ理論編だけでなく、運動のケースワークも含まれています。実際の様子を確認しながら自分も運動できちゃうんです。 ご協力いただいたのは、町田こどもMuraです。 園長先生の阿部先生が指導してくださいます! 阿部先生が手に持っているのは風船!子どもたちの大好きな風船遊びについて、「運動発達を踏まえるとこんな風に指導できるんですよ」と、具体的に教えていただきました。 撮影にご協力いただいたお二人も、すごく楽しそう! 実はこの時、膨らませている風船を飛ばしちゃったんです!あまりのベタな展開にみんな大笑いでした。撮影は終始和やかな雰囲気で、スムーズに進みましたよ。 実技については、失敗している様子もそのまま教材動画として載せる予定です。体操のプロの動きよりも、こういう失敗を見た方がリアルですし、指導の参考になるからです。それに、「完璧にやらなくちゃいけない!」というわけではないというのも実感できると思います。 鬼ごっこ中です♪ 教材の撮影ですが、笑顔爆発! 阿部先生がおっしゃっていた「この運動は、決められたとおりにやる体操とは違うんです。遊びなんです。だから、楽しいというのは大事です」という言葉がとても印象に残りました。子どもたちが笑顔になるような運動を実現したいですよね。 いったいどのような動画が出来上がるのでしょうか?お楽しみに☆ 発達障害児支援の専門支援士の詳細については、こちらのページをご覧ください。 \\クリック//
新学期・新年度に向けて大忙しのこの時期。 次年度、受け持つ子どもに発達障害のあるお子さんがいることが分かって、「うまくやれるだろうか?」と不安を感じている先生もいるのではないでしょうか。 特に発達障害や発達支援について詳しく勉強したことがない方や、経験の浅い支援者の方であれば、なおさら不安を感じることでしょう。 そこで今回の動画では、小学校の先生や保育士さん、幼稚園教諭の方が、新学期・新年度に向けて準備しておきたいことについてご紹介しています。 スムーズなクラス運営において大切なのは、ずばり、事前準備です。 ぜひこの動画を参考に新学期準備を進めていきましょう! [su_youtube url=https://youtu.be/TxMWzHRejgY title=【新学期準備】学校の先生が新学期・新年度に向けてやるべき2つのこと 四谷学院の発達支援!] 四谷学院の発達障害士支援士資格認定講座では、“集団の中での発達支援”について学ぶことができます。現場で求められる理論と実践について網羅しているカリキュラムなので、よりよいクラスづくりを実現したい!という先生方にぴったりの講座なんです。 あなたが今抱えている不安も、きっと軽減されることでしょう。 実際に、たくさんの方から「受講してこのように変わった」というお声が届いています。 あなたも、理想のクラスづくりに向けて、今からできることを始めませんか? 発達障害児支援士資格認定講座の詳細は、HPをご覧ください。 \\クリック//
新学期に向けて何かと慌ただしいこの時期。 受け持つクラスに特別なサポートが必要な子や、よくトラブルを起こす子がいると分かって「うまくやれるだろうか?」と不安を感じている先生もいらっしゃるのではないでしょうか。 スムーズなクラス運営において大切なのは、ずばり、事前準備です。 事前に準備をしっかりしておくことで、お子さんのトラブルの9割は未然に防ぐことができると言われています。 そこで今回は、新学期に向けて、事前にどんな準備ができるかについてお話していきます。子ども達と、そして先生自身が安心して4月からの新学期をスタートできるように、この記事を参考にしていただけると嬉しいです。 子どもの状況や課題を把握する 新学期が始まる前にまずやっておきたいのは、子どもたちの状況や課題を正しく把握することです。そのためにも、子どもたちの課題や特性については、前任の先生から丁寧に引継ぎをしてもらいましょう。 たとえば、授業中に歩き回る子がいたとしたら、どのような場面で歩き回るのかを詳しく聞き取ります。集中力が切れた時なのか、何をすればいいか分からなくなった時なのか、その理由は様々に考えられますよね。 大切なのは、そうした子ども達一人ひとりの現状を正しく把握し、トラブルが起こらないようなクラスづくりを考えることです。そのためにも「どの子が」「いつ」「どこで」「どんな行動をするのか」を知っておく必要があるんですよね。 場合によっては事前に保護者に連絡して、お子さんの特性や、得意・不得意について聞き取っておけるといいでしょう。 子どもが過ごしやすい環境を整える お子さんの状況や課題を確認できたら、次は、具体的なクラスづくりの方法を考えます。ここでは2つの例を取り上げます。 気が散りやすく、授業中に立ち歩いてしまうお子さんがいる場合 窓側から離れた席にする 教室内の掲示物を必要最低限にする 授業が始まったら、机の上に出すものをクラス全体にアナウンスする 授業中は、声に抑揚をつける、身振り手振りを交える 視覚情報をなるべく減らしたり、メリハリをもたせたりして、集中しやすい環境を整える 指示された通りに動けないお子さんの場合 授業の進行をはじめに説明し、黒板に書いておく 課題に取り組ませる際には個別にも指示だしする 板書中に話さない 板書する箇所はマグネットで印をつける 見通しをもたせたり、やるべきことを明確にしたりして、無理なく授業に参
こんにちは、四谷学院の生田です。 「自閉症」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 自閉症は、正式には自閉症スペクトラム障害(ASD)と呼ばれ、発達障害の1つとして知られています。 今回の記事では、自閉症スペクトラム障害について、その症状や特徴、そして子どもとの接し方の注意点を解説していきます。 ※以降、「自閉症スペクトラム障害」については「自閉症」の表記を用いております。 自閉症の特徴 自閉症には、以下のような特徴があると言われています。 [su_note note_color=#ffffff] 1. 言葉の発達の遅れ 2. 対人関係・社会性の障害 3. パターン化した行動、こだわり[/su_note] 1つずつ解説していきます。 1.言葉の発達の遅れ 言葉の理解や発語に遅れがみられることがあります。「言語発達遅滞」とも言われ、言葉を理解できない、理解はできているが話さない、発音が不明瞭など、その症状は様々です。また、言葉の発達に遅れはないものの、独特な言いまわしをする子どももいます。 2.対人関係・社会性の障害 他者への関心が薄く、対人関係を築くことや人の気持ちを理解することが苦手な傾向が見られます。また、表情が少なかったり、人と目を合わせなかったりするので、大人からすると「何を考えているか分からない」ように見えることもあります。 3.パターン化した行動・こだわり 特定の物事に強いこだわりを持ちやすい傾向があります。いつも同じ行動・手順でものごと進めたり、何度も同じ行動をする(反復行動といいます)ことがあります。要求が通らなかった場合、かんしゃくやパニックを起こす子どももいます。 このような障害特性は非常に様々な形であらわれますが、多くは3歳頃までに何らかの症状がみられるとされます。 自閉症のお子様によくみられる行動事例・リスト 具体的な行動事例については以下のようなものが挙げられます。 [su_note note_color=#ffffff][su_list icon=icon: edit icon_color=#000000 indent=-1] 視線が合わない、目を合わせようとしない 表情が乏しい又は不自然 相手の気持ちを読み取りにくい 場の状況や雰囲気がつかみにくい 名前など呼びかけても反応しない 要求を言葉でせず、大人の手を引っ張るなどして示す 言葉の意味を理解するのが難しい オウム返し(反響言
こんにちは、四谷学院の発達障害児支援士、発田です。 発達障害の子どもは睡眠の問題が出やすい、とされています。 その原因はまだよくわかっていませんが、睡眠と覚醒を調節する中枢神経系がうまく機能していないことが原因の1つであるとも言われています。 今回は、子どもの睡眠障害の中から 夜驚症について取り上げます。 動画はこちらから! [su_youtube url=https://youtu.be/6DHhmvMdOQ0 title=【睡眠障害】夜驚症とは?夜泣きとの違いは?年齢や治療について 発達障害児の睡眠問題] 夜驚症とは 夜驚症(やきょうしょう)は、文字通り、夜寝ている時に驚いたように叫ぶ障害です。睡眠時随伴症の一種で、医学用語では「睡眠驚愕障害」と言われます。 3歳から10歳くらいの子どもによくみられ、基本的には、症状は成長とともに自然と治まります。睡眠中に自分の叫び声で起きることがほとんどで、その際、心拍数や呼吸数が増加し、激しく発汗していることも多くあります。 夜驚症と夜泣きの違い 夜泣きとは、 生後3ヶ月から1歳半くらいまでに見られる症状です。考えらえる原因としては、オムツが濡れている、発熱や鼻づまり、昼間の強い刺激で興奮が収まっていない、などが挙げられます。 ただし、まだ睡眠が不安定な時期に起こるものでもあるため、はっきりとした原因があるとも限りません。子どもが夜泣きをしたときには、抱っこしたり優しくさすったり、子守唄を歌ったりするなど、大人がスキンシップを取ることで落ち着くことも多く、そのまま眠ってしまうこともあります。 一方、夜驚症は、 先述のように3歳から10歳くらいの子どもによく見られ、起きた後には錯乱状態でパニックを起こしていることもあります。そのため、目覚めた後も驚きのあまり反応が鈍いことが多く、子どもに落ち着かせようとやさしく声をかけたり身体をさすったりしても、あまり効果は見えません。また、その時見ていた夢の内容は、ほとんど覚えていないことが多いです。 睡眠障害と考えられる子どもへのかかわり方 睡眠に関する問題が見つかった際に、親としてできることは、子どもの様子をよく観察することです。その様子をかかりつけ医に伝えて、障害や病気はないか、本人が悩んでいないか、といった点に注意しながら、判断を仰げるといいでしょう。ほかに治療を必要とする精神保健上の問題がある際には、その治療を優先
こんにちは! 当ブログで「社会福祉」分野を担当している、安井です。 前回の「社会福祉士のなり方」の記事は、もう読んでいただきましたか? さて、「福祉」というと、高齢者の介護や身体障害者の介助、生活に困っている人々への生活保護など、行政の支援などをまず思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。 もちろん、高齢者や障害者、低所得者などへの支援や介助も日本の「福祉」において大きな役割を占めていますが、近年社会の変化とともにそのニーズは多様化しています。中でも注目されているのが、「発達障害児教育」における「福祉専門職」の重要性です。 文部科学省が2022年に行った調査では、通常学級に在籍する小中学生のうち、8.8%もの子どもたちに学習面や行動面で著しい困難を示す発達障害の可能性があると発表されました。全国の公立小中学校で推計すると、なんと70万人を超えることどもたちが特別なサポートを必要していることになります。 そこで今回は「児童福祉」という分野にスポットを当て、「発達障害児支援における社会福祉士の役割」についてお話していきたいと思います。 児童福祉とは? まずはじめに、「福祉」とは、生活上の困りごとを抱えている人に公的扶助による支援や介助を行うことです。 その中でも「児童福祉」の対象となるのは、18歳未満の全ての子どもです。「児童福祉」とは、専門的な知識や技術を使って、様々な現場で子どもの育ちへの支援、親への支援、親子関係への支援などを行うことです。 「児童福祉」の分野で活躍する専門職は、児童福祉司や児童指導員、スクールソーシャルワーカー、保育士、保健師など様々な職業があります。 「社会福祉士」と「児童福祉」の関係は? 社会福祉士の活躍の場は多岐にわたっており、児童福祉分野でも活躍することができます。また、同じ社会福祉士の資格を持っている人同士でも、働く施設によってその役割は大きく変わります。 児童福祉施設や児童養護施設などでは、「児童福祉司」や「児童指導員」として子育てに関する悩みや虐待などの問題に向き合ったり、教育機関で「スクールソーシャルワーカー」として児童や家族の相談に乗ったりします。 中でも、「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」等で働く場合は、発達障害のあるお子さんたちと直接関わることになるため、発達障害に関する専門的な知識が必要となります。 スクールソーシャルワーカーとは? 社会福祉士の資格を持
「次の発達検査では、なるべく良い結果を出したいんです」 「IQってどうやったら伸びますか?」 こんな風に保護者から相談された時、あなたならなんと答えますか? 何のために検査を受けるのか、検査で何が分かるのかを相手に伝わるように説明するのは、保護者と信頼関係を築く上でもとても大切なことです。 そこで、今回の動画では 心理検査の種類 心理検査の目的 検査結果の活かし方 の3つについて解説をしています。 「はじめて聞いた」という方にとっても分かりやすく説明しているので、ぜひこのまま動画をご覧くださいね。 [su_youtube url=https://youtu.be/69SvALbhLjU title=知能検査・発達検査とは?検査結果をどう活かす?検査を受ける目的は?] 心理検査は、お子さんに適切な支援をする上で非常に役に立つ指標です。 「検査を受けてよかった」 保護者やお子さんにそう思ってもらえるように、指導者・支援者は検査の結果を丁寧に聞き取り、お子さんに合わせた支援を考えることが重要になります。 四谷学院の「発達障害児支援士資格認定講座」は、発達障害のあるお子さんへの支援を、豊富な具体例とともに学べる講座です。受講する中で、お子さんに合わせた柔軟な支援ができるようになることが期待されますよ。 詳細はHPをご覧ください。 \\クリック//
こんにちは、四谷学院の生田です。 あなたは「TEACCH(ティーチ)プログラム」をご存知ですか? TEACCHプログラムは、「Treatment and Education of Autistic and related Communication-handicapped Children(アメリカ・ノースカロライナ州の州立機関)」の頭文字をとって名づけられました。 日本語では「自閉症及び、それに準ずるコミュニケーション課題を抱える子ども向けのケアと教育」と訳されます。 TEACCHは、発達障害のある子どもを支援する方には知っておいていただきたい言葉の1つです。 そこで今回は、 ●TEACCHプログラムの基本理念 ●TEACCHプログラムに基づいた支援法 の2つを解説します。 はじめて耳にする、とうい方にとっても分かりやすく丁寧に解説しているので、気軽に読み進めてみてくださいね。 動画での解説はこちらからどうぞ! [su_youtube url=https://youtu.be/-HHqN6RkDJ8 title=TEACCHプログラムとは?自閉症児のための支援?構造化って?] TEACCHプログラムとは? TEACCHプログラムは、自閉スペクトラム症の方やそのご家族の生活を、生涯にわたって支援していこうという包括的なプログラムです。アメリカのノースカロライナ州立大学で基盤ができ、現在、世界各国で実践されています。 TEACCHプログラムでは、自閉スペクトラム症の発達過程を「遅れている」あるいは「劣っているもの」とは捉えません。発達に凸凹やアンバランスさがあるのだと捉えた上で、一人ひとりの優れた部分を発揮できるように支援していくことを目指しています。 TEACCHの基本原理は? 自閉スペクトラム症は、コミュニケーション面、認知面、社会面、行動面など、さまざまな方面に影響をもたらす障害であるために、包括的な療育が必要です。 そこでTEACCHプログラムでは、次のような原理をもとに、彼らが自立した生活を送れるよう支援していきます。 [su_box title=TEACCHの基本原理 box_color=#dbf6fd title_color=#070707 radius=6] [su_list icon=icon: edit icon_color=#000000 indent=-1] 自閉症の原因は脳の器質的な問
こんにちは、発達障害児支援士の発田です。 あなたは「絵カード」をご存知ですか? 「絵カード」とは、身の回りのモノや人の行動などを、絵で簡単に表したカードです。 視覚的に情報をキャッチすることが得意なお子さんには、絵カードは特に効果的とされています。 この「絵カード」ですが、モノの名前を覚えたり、同じ種類のモノを集めてマッチングの練習をしたりと「知育のためのツール」として利用できるだけでなく、お子さんの生活をサポートする「コミュニケーションツール」としても使うことができるんです。 そこで、今回の記事では ●絵カードを有効に使える場面の例 ●自分で作成する場合の注意点 の2つについて解説していきます。 動画での解説はこちら! [su_youtube url=https://youtu.be/bfRMzITBTlY title=絵カードの使い方と作り方を伝授します!視覚支援グッズを作ろう【発達障害児支援士チャンネル】] 絵カードが有効なケース 1.毎日のルーティンとして使う 言葉かけだけではうまく行動に移せないお子さんの場合、絵カードを見せながら指示することで、「今、やるべきこと」が伝わりやすくなります。 たとえば、毎朝ダラダラと支度をして、いつも叱ってしまう…… こんなケースでは、絵カードを見せて 「歯を磨きます」 「手を洗います」 「朝ごはんを食べます」 というように、「何をやるのか」を視覚的に伝えることで、朝の支度がスムーズになることが期待できます。 この時、絵カードをその場で1枚ずつ見せると、絵の内容がそのまま「今やってほしいこと」として伝わりますし、順番に並べて貼っておくと、朝の一連の流れが把握できるので、見通しをもって行動しやすくなるでしょう。 このように、絵カードは場所や人を問わず、どこでも活用することができます。 ただし、あまりにも情報が多いと、活動の流れを整理することが難しくなりますから、並べるカードの量はお子さんによって調整できるといいでしょう。 2.不安が大きいときに使う 子どもはいつもと違う場所や初めてのことに対して、強い不安を覚えるものです。 発達障害のある子どもは特にその傾向が強いため、あらかじめ「こういうことをやるよ」とわかりやすく子どもに伝えることで、不安を軽くすることができます。 たとえば、子どもにとって「怖い場所」の代表とも言える、病院。 歯医者さんを例にとって考えてみま
こんにちは、四谷学院の発達障害児支援士、発田です。 本日は受講生インタビューのご紹介です。 今回は、児童発達支援事業所スタッフで働きながら発達障害児支援士の資格を取得し、その後、発達障害児《専門》支援士資格(ことば)を取得されたY.Mさんにインタビューを行いました。 それでは、さっそくどうぞ! 仕事での悩みは? --受講前、特にことばの面に関して悩まれていたことがあれば教えてください。 [word_balloon id=unset src=https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/wp/wp-content/uploads/85b0f64e0954f038c54df6fa31e9630f-1-e1671413902487.jpg size=M position=L name_position=under_avatar radius=true balloon=talk balloon_shadow=true balloon_full_width=true] 受け持つお子さんの中に、意味のある発語やそれに代わる身振り手振りの表出がほぼなく、取り組める活動も日によってムラがある子がいたのですが、そうした子に対してどのような支援が適切なのかが分からず、日々悩んでいました。また、保護者による言葉の発達に関する望みと、実際のお子さんの発達段階に大きな開きがあり、その保護者の気持ちを受け止めながら適切な療育を提供し、それを保護者に説明していくことも大変だと感じていました。 [/word_balloon] 受講の決め手は? --そんな中、四谷学院の専門支援士講座を受講しようと思った決め手は何でしたか? [word_balloon id=unset src=https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/wp/wp-content/uploads/8bbf456c1bc0ba46ec2a49930a80c4a4.jpg size=M position=L name_position=under_avatar radius=true balloon=talk balloon_shadow=true] 子どもの発達に関する知識だけでなく、実際の現場で使える考え方や対応の仕方を知りたい、学びたいと思っていました。また、知識と経験を結ぶ視点を得ることで、より良い支援に繋げて
こんにちは、四谷学院の発田です。 四谷学院では、発達障害のある子どもとかかわるすべての方に向けた「四谷学院の発達支援講座ちゃんねる」と、保育士さんや小学校の先生など、支援者・指導者の方に向けた「発達障害児支援士チャンネル」を運営しています。 今回は、1月に更新された動画の中からおススメの動画をご紹介します。 叩く!蹴る!すぐに手が出る子への支援法を解説します 言葉より先に手が出てしまう。 イライラすると、ものを投げたり、蹴ったりする。 このようなお子さんの行動に悩む保護者や支援者の方からご相談をいただくことがあります。「すぐにやめさせなければ」と思って、強く叱ったり注意したりしたことで、余計に問題行動がエスカレートしてしまった、というケースも少なくありません。 しかし、こうした問題行動には必ず理由があります。なぜ他人を叩いてしまうのか、どうしてすぐモノにあたってしまうのか。 まずはその「原因」を探ることが、適切な支援の上では大切です。 今回の動画では、お子さんの叩く・蹴るなどの行動の原因と、その支援法について考えていきます。他害や自傷に繋がる行動は、早期の支援が非常に重要です。お子さんの「困ったサイン」を見逃さないためにも、ぜひこの動画を参考になさってくださいね。 [su_youtube url=https://youtu.be/paqPyrro3wk title=叩く!蹴る!すぐに手が出る子への支援法を解説します【四谷学院の発達支援講座ちゃんねる】] 四谷学院の「発達障害児支援士資格認定講座」では、子どものかんしゃく・パニックや自傷・他害行為といった問題行動への支援法についても解説しています。 [su_note note_color=#ffffff] 「少し子どもとの接し方を変えてみたところ、自傷・他害の減少が見られ、さらに勉強にも意欲が出始めてきています」 「自傷と他傷を起こしてしまう子どもへの事前対応や、万が一起こってしまったときの対応についてわかりました」 [/su_note] 講座を受講された方からは、このような嬉しい声もいただいています。 「発達障害児支援士資格認定講座」の詳細は、HPをご覧くださいね。 発達支援講座ちゃんねるは以下をクリック👇
「発達が気になる子がいた場合、保護者に知能検査や発達検査をどう勧めるか迷う」 園や学校の先生から、このようなご相談をいただくことがあります。 教育現場で働かれている方であれば、知能検査や発達検査について、すでにご存知の方も多いかもしれませんね。しかし、何のために検査を受けるのか、検査で何が分かるのかをうまく説明できないと、保護者やお子さんの不安を余計に煽る事態になりかねません。 そこで、今回の記事では [su_note note_color=#ffffff] 1.心理検査の種類 2.心理検査の目的 3.検査結果の活かし方[/su_note] の3つについて解説をしていきます。 心理検査は、お子さんの発達を支える上で非常に役に立つ指標です。 この記事が、お子さんに適切な支援をするための一助となれば幸いです。 心理検査の種類は? 心理検査には様々な種類がありますが、よく知られているのは「知能検査」と「発達検査」の2つです。ここでは、それぞれについて解説していきます。 知能検査とは 知能検査とは、おもに注意力や記憶力、語彙力といった側面から、子どもの知的能力、いわゆる知能指数(IQ)を測定するための検査です。筆記具と検査用紙を用いて回答する検査が多く、おおむね2歳半以上の子どもが対象となります。 [su_box title=おもな知能検査の種類 box_color=#dbf6fd title_color=#070707 radius=6] ・ウェクスラー式知能検査 ・KABC-Ⅱ ・田中ビネー知能検査Ⅴ など[/su_box] IQは、検査を受けた人の知的能力が、全体の中でどの位置にあるかを数値で表したものです。この全体のデータは「標準データ」と呼ばれ、知的能力を客観的な数値で表すために、数千人もの人に同じ検査をして得られたデータのことをいいます。標準データは、次のようなほぼ山形の分布(正規分布)を示します。 正規分布の代表的な例として、「身長」が挙げられます。身長は、成人であれば男女ともに平均付近に多くの人が集まり、平均から外れるにつれてその人数も減っていきますよね。また、100cmや200cmといった極端な数値が見られることはほぼありません。 IQもよく似ています。IQの平均値は「100」であり、IQ85~115の間に約68%、IQ70~130の間に約95%の人が集まっています。一方で、IQ70以下とIQ130
新年、あけましておめでとうございます。 そろそろ仕事始めという方も多いのではないでしょうか? 2022年は、多くの発達障害児支援士が誕生しました。 発達障害児支援士は、誰でもすぐに取得できるような簡単な資格ではありません。 受講層は様々で、これから現場に出る方もいらっしゃれば、すでに20年30年と経験を積んだベテランの支援者の方も受講されています。 皆さん、「子どもたちの成長を支えたい」という発達支援への熱い気持ちをもって受講されている方ばかりです。 今回は、合格者の方からいただいた嬉しい声を、一部ですがご紹介いたします。 発達支援について学びたい、あるいは、発達障害児支援士の資格が気になっているけど一歩踏み出せない、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 合格者の嬉しい声 [su_note note_color=#fcf8cb]受講前は「なぜ、どうしてなんだろう?」と疑問に思っていた子どもの行動に対して、受講後は「なるほど、そういうことだったのか」思えるようになったことです。(M・Hさん)[/su_note] [su_note note_color=#fcf8cb]資格を受講する前は、日々の指導に不安や迷いがありましたが(今も、多少の心配はありますが)、それも正しい感情だと思って、自分のアプローチを信じて子どもたちと付き合っていきたいと思います。講義にもありましたが、正解や答えがない取り組みだからこそ、やりがいもありますし、たくさんの可能性と方法とめぐり合えることにわくわくしています。今は、現場に立つことがとても楽しみになりました。(K・Sさん)[/su_note] [su_note note_color=#fcf8cb]受講前は図書館に通って発達障害の本を色々と読みましたが、具体策に欠け、知識だけがひとり歩きしている状態でした。講座そのものは「そうだったのか」と思う内容もありましたが、「それは理解している」という内容も多くありました。しかし、わかっていた事なのに本当に理解して支援していただろうかと改めて自分の行動を考えるようになりました。また私は加配保育士なので担任の先生とよく相談していましたが、どう答えてよいかわからない場面がよくありました。今は、色々な提案や具体例を示す事ができ、担任の先生も私の話をよく聞いてくれるようになりました。(K・Hさん)[/su_note] [su_note note_col
皆様、新年あけましておめでとうございます。 保育園や幼稚園、放課後等デイサービスなど、教育に携わるお仕事をされている方にとって、冬休みはほっと一息つける時間かもしれませんね。 さて、あなたにとって2022年はどんな1年でしたか? 達成したこと、やりがいを感じられたこともあれば、大変だったこと、うまくできなくて落ち込んだこともたくさんあるのではないでしょうか。 どんな1年だったとしても、まずはここまでの自分を労ってほしいと思います。 その上で、来年も子どもたちに良い指導・支援ができるように、今から準備ができるといいですよね。 でも、すでにお休みモードに入った今から、発達支援についてガッツリ勉強するのはちょっと……という方もいらっしゃるかもしれません。 そんな方におススメなのが、動画学習です。 四谷学院のYoutubeチャンネルでは、発達障害のある子どもとかかわるすべての方に向けた「四谷学院の発達支援講座ちゃんねる」と、保育士さんや小学校の先生など、支援者・指導者の方に向けた「発達障害児支援士チャンネル」を運営しています(YouTubeなので、もちろん無料です!)。 発達支援について知識がない方でも「分かりやすい」と思ってもらえるように、どの動画もていねいに解説しているので、スキマ時間にご覧いただくのにぴったりのコンテンツなんです。 今回は総集編として、スタッフ厳選のおススメ動画を一挙ご紹介します! 気軽に観られるものばかりなので、冬休みのおうち時間を活用して、わずかでも知識の糧にしていただけたら嬉しいです。 発達支援講座ちゃんねる まずは発達支援講座ちゃんねるから3本、ご紹介します。 テーマは、「保護者や支援者の方からよくいただくお悩み」です。 子どものかんしゃくにお困りの方へ [su_youtube url=https://youtu.be/0a-_IFwPLdI title=泣く!暴れる!叫ぶ!子どものかんしゃくと上手に付き合うための4つの対応【療育55レッスン】] 子どものかんしゃくに対応するのは、誰にとっても辛い時間です。 ついイライラして叱ってしまうこともあるかもしれませんね。 この動画では、子どものかんしゃくを減らす方法をお伝えしています。 55レッスンの担当者ってどんな人? [su_youtube url=https://youtu.be/ZJlJ8i9hzUY title=療育のプロが疑問に
こんにちは、四谷学院の発田です。 めっきり寒くなりましたが、風邪もひかずに元気に過ごしている今日この頃です。 さて、保護者の方であれば、保育園の玄関で準備をするちょっとした時間、 支援者・指導者の方であれば、学校の休み時間や放課後などに 「いつの間にこの子はこんなに大きくなったんだろう」 と、思うことはありませんか? ふとした瞬間にお子さんの成長を実感できると、「こんなこともできるようになって……」と温かい気持ちになりますよね。 もちろん、日々子育てや療育をしていると、「できないこと」に目が向いてしまうこともあるでしょう。でも、毎日一緒にいるからこそ気づけるお子さんの些細な成長もあるかと思います。 そうしたお子さんの成長を見逃さないためにも、ぜひ取り組んでいただきたいのが、お子さんの「いいとこさがし」です。 プラスを積極的に見つける「いいとこさがし」 あなたは、どんな時に子どもが成長したと感じますか? 「これまでできなかったことができるようになったとき」と答えられる方が多いのではないでしょうか。 でもそれだと、「あの時はできなかったけど」というマイナスの視点から振り返ることになってしまいますよね。そうすると、成長を見つけるどころか、「まだできない」「今年もできないままだった……」と落ち込む事態になってしまいかねません。 そこで大切なのは、「今、できていること」に先に注目することです。 [word_balloon id=unset src=https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/wp/wp-content/uploads/1270157-281x300.png size=M position=L name_position=under_avatar radius=true avatar_hide=true balloon=think balloon_shadow=true text_align=C]ブロック遊び、どんどん得意になっていくなぁ。そういえば、去年の夏はこんなにも集中力が続かなかったな。[/word_balloon] [word_balloon id=unset src=https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/wp/wp-content/uploads/1270157-281x300.png size=M position=R
こんにちは!四谷学院の小野原です。 今日は、発達障害のあるお子さんを持つ保護者の方に向けて、普段の生活が少しラクになるヒントをお伝えしたいと思います。 苦手なことを継続するには? さて、突然ですが、次の中であなたが「苦手なもの」もしくは「あまり興味がないもの」はあるでしょうか? [su_note note_color=#ffffff][su_list icon=icon: chevron-circle-right icon_color=#000000 indent=-1] 運動・ダンス 音楽 外国語の勉強 eスポーツ・ゲーム 絵画・彫刻等の創作[/su_list][/su_note] 「全部好き!」という方は、何か別の苦手なものを思い浮かべてみてくださいね。 では、今選んだものを「その世界で通用するレベル」になるまで練習を続けなくてはならなくなったとします。指導者として、有名な専門家の先生がついてくれることになりました。 次のうち、どちらの先生に教わりたいですか? [su_box title=A先生 box_color=#d8fcf9 title_color=#070707 radius=6] ・「最初は難しいですよね~」と言って、こちらの気持ちに共感してくれる。 ・失敗してやる気をなくす前に、サポートやヒントをくれる。 ・いつもニコニコしていて、些細なことでもほめてくれる。 [/su_box] [su_box title=B先生 box_color=#f2e6fd title_color=#070707 radius=6] ・「普通はできて当たり前ですよ」と、こちらの気持ちをわかってくれない。 ・失敗すると、「違うでしょ!」と言って怒ってしまう。 ・全然ほめてくれないし、なんだかいつもちょっとピリピリしている。[/su_box] さて、いかがでしょうか。 ポイントは「興味が持てず、あまりやりたくない」もの、というところです。 おそらく、「どうしてもやるなら、せめてA先生にお願いしたい!」と思われましたよね。 B先生に教わっていたとしたら、もしかするとあなたは自分が選んだ選択肢の内容をますます苦手に感じたり、「興味がない」と感じていたものを、どんどん「嫌い」になったりしてしまうかもしれません。 一方で、A先生に教わった場合は、最初こそイヤイヤ始めたとしても、たくさんほめられてついうれしくなって、もしかするとだん
「発達障害児支援士資格認定講座」を受講される方の決意表明をご紹介します。 発達障害児支援士資格認定講座は、保育士さんをはじめ、幼稚園の先生や小学校の先生、支援施設で働かれている方、発達障害のあるお子さんの保護者の方、定年退職後に学び直しをされている方など、実にさまざまな方が受講されています。 みなさん、熱い想いをもたれている方ばかりです。 さっそくどうぞ! [su_divider top=no style=dashed divider_color=#a8fb72 size=5 margin=25]小学校の特別支援学級で情緒学級を担任しています。もっと専門的な知識を得て自分のスキルを高めたいと考えています。(TKさん) [su_divider top=no style=dashed divider_color=#a8fb72 size=5 margin=25]放デイで働いています。2年目にはいります。知識をつけたいです。(KHさん) [su_divider top=no style=dashed divider_color=#a8fb72 size=5 margin=25]私は、保育士になって25年ほどになります。発達障害の子の支援は年々多くなります。子どもにも保護者のかたにもしっかりとした支援をしたいと思うようになりました。資格として持つと自信をもって対応できると考えて講座をうけようと思いました。(NYさん) [su_divider top=no style=dashed divider_color=#a8fb72 size=5 margin=25]保育施設で発達障害児に関わる仕事をしています。施設の中に一人でも専門知識を持つものがいれば、障害児が健常児と一緒により過ごしやすい環境を作ってあげられるのではと感じ、今回受講を決めました。(AKさん) [su_divider top=no style=dashed divider_color=#a8fb72 size=5 margin=25]私は保育園で働く4年目の保育士です。『大変な子』や『困った子』などという言葉でまとめられてしまわないように、その子が毎日楽しく輝いていられるよう、寄り添い、理解し、その子どもに合った保育が出来る保育士になりたいです。そして、保護者の良き理解者にもなりたいです。(ZYさん) [su_divider top=no style=das