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愛に恋 https://pione1.hatenablog.com/

晴読雨読、乱読遅読の独歩人生を送っております!

人との出会いはめっきり少なくなりましたが、新刊、古書を問わず本との逢瀬はこれからも大事にしていきたいと日々、思っています。

ダメオ
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2017/07/10

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  • ムーンライト・セレナーデ 山本容子

    セックスは芸術の未来を切り開く武器にはならないだろう。性を描いた作品を批評する場合、必ず人間に潜む抱えようのない闇とやらがセットになって呼び出される。でも、わたしはクリエイターとして、闇を闇のまま放っておくことができない。これまで、トンボの眼のような複眼でぱっと世の中を俯瞰したいと考えて、自分を鍛えてきた。作品を描き続けられる人は、その複眼の中にあらゆるものをどんどん吸収してゆくことができるはずだ。と画家の山本容子は言っている。恋愛には常に真剣で不倫さえも突き進む山本容子という女は魅力的な人だ。性の問題をあからさまに書ける女性は女として人間として一皮剥けたような魅力を投げかける。その山本容子も…

  • ジリアン・アンダーソン Part.8

    ジリアン・アンダーソン さん、アナタに一言だけ言いたいです。美人なのであまり痩せないよ気を付けてくださいよ。

  • カナレット Part.4

    《サン・マルコの船だまり》(1735年頃) ボストン美術館 《奇想 4頭のブロンズの馬のあるサン・マルコ広場》(1743年)ウィンザー城王室コレクション 《パドヴァのブレンタ運河》(1741-1742年) ワシントン・ナショナル・ギャラリー 《バス勲章1749年の行列》 《1746年の市長の日に聖パウロ大聖堂があるテムズ川》 《リアルトからの大運河》(1720-1723年頃) カ・レッツォーニコ18世紀ヴェネツィア美術館 《石工の庭》(1725年頃) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《メンディカンティ運河の南側》(1725年頃) アルテ・マイスター絵画館 《ワーウィック城》(1748-174…

  • ムーンライト・セレナーデ 寛永寺の中堂

    その昔、上野戦争で谷中辺りの民家を戦略上、焼き払ったのは彰義隊だが、寛永寺の中堂を焼いたのは、五月十五日午後、戦いのあとの官軍のしわざらしい。山内を巡回した鳥取藩士堀正等が、警護するのも面倒だと火を放ったというのだから始末に悪い。もし寛永寺の伽藍がすべて残っていれば、震災、戦災ではこの辺りは焼けなかったのだから、いまごろ日光東照宮のような史跡名勝、世界遺産とまではいわなくても一大観光地となっていたに違いない。まったく堀正を呼んで来い。お前には文化財保護という観念はないのかときつく尋問してくれる。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。明日は更に暑くなるそうですが、コロナワクチンに行って来ます…

  • 言わなければよかったのに日記 深沢七郎

    以前から、この人の名こそ知れ作品を読んだのは『笛吹川』しかない。もちろんギタリストであったことも知らない。然し何と言っても深沢氏を有名にしたのは『楢山節考』だろう。昔、緒形拳主演の映画を観に行ったことがある。山に捨てられるお婆ちゃん役を演じたのは坂本スミ子で、なかなかの好演だった。その深沢氏はこの日記の中で自分をコケにしているのか、出来が悪いだの、ものを知らないだのと、何か知らないことがあると先輩作家のところに行っては質問する。確かに前半の書きっぷりでは凡そ作家には似つかわしくないような幼い文体。然しこれが後半になるとガラッと作家然としたような博識になってしまうから解からぬものだ。

  • ダメオのアニマル・ラブ Part.31

    「ちょっと、起きなさいよ」「グゥー」「ちょっと」「グゥー」「ほら、ちょっとってば」「グゥー」「何しにきたのよ」「グゥー」「眠たいなら家に帰って寝なさいよ」「グゥー」「ほら、怒られるよ。起きて帰りなさい」「グゥー」「誰、いびきかいているのは」「あっ、すいません。直ぐ帰らせますから。ほらバカ、バカ猫。起きろってば」「フニャ」 ♪ドライブウエイに春が来りゃ、イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ、イェイ イェイ イェイ イェイ。プールサイドに夏が来りゃ、イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ(イィわ!)。レナウン レナウン レナウン レナウン娘が、オシャレでシックな レナウン娘が、ワンサカ …

  • コンスタンチン・マコフスキー Part.2

    《ボヤリア》 《画家の娘たちの肖像》 (1882年) 《庭園にて》(1870年代後半) 《サンクトペテルブルクのアドミラルテイスカヤ広場のマースレニツァ》(1869年) 《ニシン料理》 《ルサルカ》(1879) ヴェラ・ズボワの肖像、1877年 マコフスキー・プティヴャゼムスコゴ 夏の花輪の美女』個人蔵 《オフィーリア》(1880) さすがに移動派に属しただけあってリアリズムの追求が随所に見られますね。 併し、この人、1915年にペテルブルクで馬車が電気路面電車と衝突して事故死した。意外と多いんですよ、芸術家の事故死って。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 『方丈記』

    鴨長明の『方丈記』は1212年の作といわれているが、このサイズを表す「方丈」こそ、現在のほぼ四畳半に当たる。同時に、寺の住持の部屋を「方丈」とも呼ぶようだ。京都加茂御祖神社の神職の家に生まれながら、若くして父母を失い、出世の道を閉ざされた長明は、京都、奈良の県境にある山里・日野に庵を結び54歳の頃、この方丈の庵で寝起きし『方丈記』などを執筆、62歳で死を迎えた。こうした中世遁世者たちの草庵が、侘茶に相応しい場として草庵茶室モデルとされた。残念ながら四畳半の部屋に住んだことはないが、男やもめに蛆がわくの譬えとおり、ゲジゲジ、ムカデ、鼠の棲家となる日も近い、毎日を送っている私です。そんな世を忍ぶよ…

  • レオナルド・ダ・ヴィンチ Part.2

    《聖母子と聖アンナ》(1500-1510年頃) 《レダ》 《岩窟の聖母)(1483年-1486年) 《若い女の頭部》 《糸車の聖母》(1501年-1507年頃)スコットランド国立美術館 《マギの礼拝》(1481-1482年) ウフィッツィ美術館 《救世主》(1504年-1507年頃) 《古代の隊長》(1475年頃) 大英博物館 《イザベラ・デステの肖像》(1490年頃) ルーヴル美術館 天才を前に盆栽、いや、凡才の出る幕はありませんね。

  • エドワード・ホッパー Part2

    《Chop Suey》 《イレーヌ・ネミロフスキー》 《ケープコッドの朝》(1950年) 《婦人用のテーブル》(1930年) 《ウエスタンモーテル》(1957年) 《ナイトオフィス》(1940年) 《Nuit bleue.》(1914年) 《夏》(1943年) 《ニューヨーク映画》(1939年) 《太陽の下の人々》 ホッパーの美術展「The Art and the Artist」がホイットニー美術館で開かれ、ロンドン、デュッセルドルフ、アムステルダム、サンフランシスコ、シカゴを巡回した。この美術展では、ホッパーの油絵とその習作が初めてヨーロッパに発表され、これがホッパーのヨーロッパでの人気と彼…

  • 人間の絆 〈下〉 モーム

    この小説は哲学、文学、絵画、宗教と、かなり広範囲な知識が要求されて、特に哲学の分野は苦手なので難しく思う場面が多々ある。例えば「空想の力で空間と時間の二つの領域を支配している者にとって、人生の現実がどうあれ、少しも問題ではないのだ」など。登場人物も60名を超え扱われている問題も多岐にわたるが、この若者の精神形成史を書き終えた時、主人公も作者も僅かに24歳だったというから驚く。結末的には大いに不満を持つ読者もいるようだ。教養に乏しいサリーという普通の女性と結婚してエンドになるが、モームにしては、いつまで経っても書き終わらない小説を、サリーを登場させることによって収束させたかったんだろうというのが…

  • 十字軍全史

    『十字軍全史』 単行本 – 2022/3/26ダン・ジョーンズ 1981年生まれ。イギリスの歴史家。ケンブリッジ大学卒業後、2009年デビュー。薔薇戦争の書籍で一躍人気となる。著書『テンプル騎士団全史』は世界的ベストセラーとなり、今、最も注目される歴史家のひとり。544ページ。凄いね、私好みだけど、難しそうだな。

  • マリリン・モンロー Part.53

    1946 1951 1958 1956 おお、モンローさん、最近もモンロー・ウォークしてますか。私が愛するモンローさん、アナタあっての私だということを忘れないで下さいよ。

  • 「ムーンライト・セレナーデ」 元カノとよりを戻したかった。

    「元カノとよりを戻したかった。」だから殺した。バカな奴だ。永遠に最後の彼女の残像が脳裏に蘇り苦しむといい。そして彼女は二度と戻って来ないことも。フラれて取り返しのつかない痛手を喰らうことぐらい誰にでも起こる、その青春の痛手を乗り越えてこそ次の恋愛が待っているのだ。然し、「善悪は、人間が観念の中で構築した体系であるがゆえに、いつでも人間によって転倒無比される頼りない代物である。人命の価値は絶対的なものではなく、あくまでも相対的に判断できることは、裁判所が判決によって実証している」と、ある人は言っている。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。1週間のなんと早いことでしょう。1日なんてあくびをし…

  • 【AB通信:オドロイター発】革命前夜

    フランスは苦境に立たされている。これらの暴動の規模は未知の領域に入りつつある。もし大規模な蜂起が起きた場合、彼らの軍隊ですらそれを抑えるのに苦労するだろう。フランスで新たな革命 が始まったのか、マクロンは冷静さを保つのか、それとも「頭を失う」のか、500近くの公共建物が全焼した。667人が逮捕された。警察官と憲兵249名が負傷。襲撃、BRI、GIGNを含めて4万人の警察と憲兵が出動、内務省によると、暴力のレベルは2005年の暴動よりも高い。革命前夜みたいだ。

  • 『大谷翔平非公式スポークスマン発表』 野球の神様を超えた瞬間

    個人として最高の形で締めくくった6月。その投打における成績が凄まじく、打っては打率.394、15本塁打、29打点、OPS1.444。投げても5先発で2勝(2敗)、防御率3.26、WHIP1.22、奪三振率10.98のハイアベレージをマークした。日本人選手史上初となる3年連続30号達成と通算502奪三振という大谷の異次元さを強調。そのうえで次のように論じた。「ベーブ・ルースが30本以上の本塁打を打ったシーズンで、3人以上の打者から三振を奪ったことは一度もなかった。これは真面目な話だ。もうショウヘイを『ベーブ・ルース以来』として語るはやめるべきだ。ショウヘイは唯一無二の存在なんだ」 いまや“野球の…

  • エドゥアール・マネ Part.16

    《果物の籠》(1864年) フィラデルフィア美術館 《ブリオッシュ》(1870年) メトロポリタン美術館 《エマニュエル・シャブリエ》(1880年) オードロップゴー美術館 《いちご》(1882年頃) メトロポリタン美術館 《草上の昼食》(1862-1863年) オルセー美術館 《スミレと扇の花束》(1872年) 個人蔵 《扇を持つベルト・モリゾ》(1874年) リール宮殿美術館 《ハム》(1875年頃) バレル・コレクション 《牡蠣、レモン、ブリオッシュのある静物》(1876年) Dickinson Gallery 《闘牛》(1864年) フリック・コレクション マネさん、アナタの絵の真似は…

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