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別府荘園北町団地の向かいで行政書士事務所を開業しています田邊誓司と申します。どうぞよろしくお願いいた

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2017/07/05

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  • 230130詠

    耳弱くなりヒーターの音の中 しんしんと寒さ極まる闇の音 冬ざるる心の内に灯し欲る 冬草の凌ぐ力を羨しみぬ 粉雪ふる街は朝より暗うして

  • 230129詠

    大雪のどつかと降りぬ戦争も 凍路(いてみち)をカニの横ばひ出勤す 凍結を調ぶる老が朝歩く 愛狗癒えこの冬一の危機を越ゆ 寒き朝H II四六打上がる

  • 230128詠

    大雪の降つて一気に過去の中 日もすがら雪を恐れて眠りけり 窓外の闇の無音は雪積むか 寒中の脳裏を写す句作かな 暖房の音かうかうと外は雪

  • 230127詠

    牛乳を搾れば赤字とふ寒さ 分業が機能をなさず酪氷る 平和なれ経済軍事春隣 大国が世を掻き乱し冬ざるる 月暦の新年にして愛狗癒ゆ

  • 230126詠

    春近き月新年となりにけり 月暦の大旦にして人移る 冬芹の群生ふる庭日々したし さきがけて蕗の薹いづ狭き庭 冬帝の降臨すると報さわぐ

  • 230125詠

    愛犬を何とか救ひ炉にいこふ 若き日は奮闘したり老いて炉辺 世の寒さ例へば民の私物化も 湯湯婆に守られ日々を辛うじて 冬更けて心逆まく波がある

  • 230124詠

    蝋細工を出でし蝋梅夢現 缶ビールを寒ビールにて晩酌す 二時間を寝ねたり寒の午後の雨 いつも行くわが家に寄らず寒夜の夢 小鳥食ふこと今はなしおでん酒

  • 230123詠

    冠毒の流行鎮まり春近し 春節といひて火葬場不足とも 中国 国際は混沌として春へ向く かすかなる希望か梅の蕾増え 待春の心いや増す老我に

  • 230122詠

    ラさん癒え高速パタす春隣 愛犬の癒えたり炬燵側に寝ね 平成昭和へと遡及して露宇混沌 国よりも心凍つるか侵略し 愛犬の癒えて凍てたる心解く

  • 230121詠

    ラさん臥して全てが揺らぐ冬麗も 狗の病めばみな意義が消ゆ寒行も 愛狗とふ存在揺らぐ寒さかな ヒーターに寄りて愛狗の治癒を待つ 大寒の此岸へ愛狗連れ戻す

  • 230120詠

    けふこそは狗を引き戻す寒の内 食べてゆくことこそ一生四温けふ 待春はすなはち回帰快癒とも 狗が恋ほし抱く者なき腕寒く 代書室の窓外白み日脚伸ぶ

  • 230119詠

    寒の水一碗に愛狗入院す 寒天へ祈るや愛狗帰れとぞ 愛狗ゐぬ寒夜空しく祈るのみ 七時前明るさ少し日脚伸ぶ 日脚伸ぶ神のご加護をらつさんに

  • 30118詠

    くすり水なりや寒九の十薬茶 薬喰けふより兄と長寿走 山茶花や一木の囲り子らが寄る 蝋梅の色乏しきに黄の光 寒九かな雨徒に路にふる

  • 230117詠

    耳鳴の「冬の蛙」がしげく鳴く 愛犬が物食はずなる寒天下 徐に別離は来るか春隣 寒鴉一声鳴けり愛狗臥す らつさんの延命祈る寒の内

  • 230116詠

    田舎より呼ばれて鹿の薬喰 七十一歳寒九の鹿を薬喰 しづかさや寒九の雨は路面うつ 底深き自他の闇なる寒さかな 冬芽とふ未来をいだく街樹とも

  • 230115詠

    虎落笛(もがりぶえ)闇はみづから明かすべく 北吹くや波乱万丈いま愉し 風邪ひいて脳にさながら笹子鳴く 水眼で布団の宇宙のぞきけり 冬ざれの無精男としてこもる

  • 230114詠

    皿に載せ桜餅とふ歴史かな 寒の昼クルボアジエが胃に沁むる 続くのも歴史と寒き代書室 燗酒を「御燗限り」となし候 雑煮なるごたまぜに帰す残生か

  • 230113詠

    神職の総角結びとふ淑気 実相寺山を巻くみち笹子鳴く 日すがらに眩暈のつづき寒に入る 七草を節目になすも真秀らなる 日溜の土手がやさしや境川

  • 230112詠

    人日やもろ草の効賜らな いばら道来ていまは無為日向ぼこ 野に遠く生きて七草粥を食ふ 故郷に父母の亡し七日粥 寒うしてこの頃はせず泥遊び

  • 230111詠

    縮まりて昴さながら寒に入る 湯たんぽを無上の幸と抱き込む ヒーターを寄せては離し書士一日 夢のある象(かたち)に冬木芽を抱く 冬麗を愛すや何を欲るとなく

  • 230110詠

    融かすとふ命の上に雪降るか 作務として洗場掃除事始 目に見ゆる希望とあふぐ冬芽かな 未来への道しるべとも冬木の芽 老といふ時の長さの寒夜かな

  • 寒の句探訪

    俳人中原道夫氏の次の句を発見感服した。氏には久しく会ってないがご健在のよう。 トロ・ニトロ寒の口腹少しづつ 中原道夫

  • 230109詠

    古希古希と癸卯賀正の骨の音 扇山の扇に吹かれ風の花 夕湾にいさり火船や三日はや 初詠の句も老人の影すこし 愛犬と妻との仕事始めかな

  • 230108詠

    みまかりし母過去となり去年今年 予後二年令和癸卯の年明くる 手を添へて階段上るのも淑気 いつの間の日差かうれし初明り すぎゆきの積もる大地に冬木の芽

  • 230107詠

    初凪や別府湾なる朱のたひら 代書室むすびやなぎを輪飾に 賀状なく1四半期代書報 独楽澄んで洗濯板を宇宙とす 左義長の無常の炎とぞ浴むる

  • 230106詠

    日溜の山の平に小鳥罠 餌を欲ると乗る枝落つる小鳥罠 雪に弱る小鳥を見れば汁に欲る 肉なき日父捕へたり兎の一羽 鳥兎鹿狸汁冬の幸

  • 230105詠

    卯年明け探査機白兎月へ飛ぶ 廃校址(はいこうし)かつて探しし雪蛙 ふる雪のふれてはきえて花八手 元日の古墓隠す山しづか 父母の亡き初御空青ふかく

  • 仕事始めの日

    みなさん、日々の速さは今年も同じようで、もう仕事始めの日です。4時半過ぎには事務所に出るつもりです。今年もよろしくお願いします。 230104詠 初明かり先づは硯に受けとめて 初刷の代書屋報の句三昧 書初や久しくなりし左書き 淑気かな湯出しの蛇口空噴きも 去年今年まづ心庭が...

  • 初詣

    火売神社にお参りしてきました。これで一安心です。

  • 賀春

    令和癸卯の年が明けました。新年を祝し、皆様のご多幸をお祈りします(^^)

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