chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
母がしんどい https://oyasumimizuku.hatenadiary.com/

親子関係(特に母娘関係)に悩むみみずくの告解ブログです。

親子関係(特に母娘関係)って難しい。無条件に子を愛せる母親ばかりではないし、親からの愛情は無条件に注がれるものでもない。どうして母娘関係は上手く行かないことが多いのか。母の過去の行動から「母娘関係」の分析を試みます。

みみずく
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2017/07/02

arrow_drop_down
  • 夏が来れば思い出す

    …のは、私の場合ははるかな尾瀬ではないのです。 あ、どうも。 2年半ほどもここを留守にしていました。 その間、本当に色々なことがあり、良かったことも良くないことも過去形・現在形でさまざまに存在しています。 その経験のどれもがきっと、普通の親のもとに生まれ普通の家庭で育っていたら経験しなかったであろうことが原因の根底にはありますが、仕方がない。 私は、幸か不幸か、普通の親の元で普通に育つことが叶わなかった。 それだけです。 さて、猛暑もひと段落…かと思いきや、まだまだ残暑が厳しいですね。 外に出るとたちまち汗が湧いて出る、という日もまだまだあります。 夏の暑い日に、必ず思い出してしまう昔のことが…

  • お久し振りです

    前回の記事を更新してから丸一年以上、ここには戻って来ませんでした。 面白いのは、その間、私の状況がまるで変わっていないということです。 正確に言えば、より悪い方向へと進んでしまっているかもしれません。 2018年11月の私も、2020年3月の私も、変わらず苦しい。 私って学ばない人間ですね。 人生が安定していないのを日々感じています。 でも、私は幸せになりたいという気持ちはまだ捨てていません。 幸せに、普通に過ごしたいのです。 その普通が、私にとっては一番難しいのですけれども。 私はたまたま、あまり普通ではない両親の、あまり普通ではない家庭に生まれて育ってしまいました。 とはいえ空腹に泣いたこ…

  • 痕跡を消す

    今、人生最大の岐路に立たされている私ですが、不思議と悲壮感はありません。 きっと、人様から見ると悲惨すぎて惨めすぎて、救いようのない状態だとは思います。 しかし私は、自由の味を初めて味わっている感覚なんです。 誰にも告げず、知らせず、ひっそりと息をひそめて暮らす日々ではあります。 でも、私は自由で幸せです。 そして今、私は自分の痕跡をひとつひとつ消す作業に着手しました。 少しずつ、少しずつ…。 一度にしてしまうと不自然になってしまうので、あくまでゆっくりと。 直接交流のある人たちとのつながりも、徐々にフェードアウトしています。 最終的にはアカウントごと消去する予定ですが、時間をかけて進めるつも…

  • 誰にも頼らない

    随分とここをお留守にしていました。 その間、私の環境は目まぐるしく変わり、今は人生最大の岐路に立たされています。 誰にも頼らない。 というか、 誰にも頼れない。 その環境の中、私がこの先どのようにこの困難を乗り越えていくのか。 果たして、乗り越えて行けるのか。 それは、私にもわかりません。 でも、私には幸せになる権利がある。 身寄りがなくても、幸せになろういう希望だけは捨てずに過ごしていくつもりです。

  • 「毒親」

    「毒親」という言葉自体を知ったのは、結構前になるかと思います。 とはいえ、本当の意味を知ったのは最近のことです。 それまでは何となく、毒親とは「服がいつも汚れていたり、いつもお腹を空かせているなど、第三者が見てすぐにわかる虐待」をする親のことだ、と思い込んでいました。 この私自身の勝手な解釈で、私の親は「毒親」ではない、と長らく思い込んでいたのです。 私の場合、子ども時代に空腹に困った記憶はありません。 確かに、裕福ではない家庭に育ちましたが、巷で話題になるような、学級費や給食費の滞納をされたこともありません。 だから私は、ちょっと変わっていはいるけれど、ごく普通の家庭に育ったのだ、と思ってい…

  • 「殺してやらないかん」

    headlines.yahoo.co.jp 何もかもが私と似ていて、思わず“未来記事”かしらと目を疑ってしまいました。 私、全く同じことを小さい頃から現在に至るまで言われ続けています。 子どもの頃は、まだ「本当に行動に移すことはないだろう」と思っていましたが、ここ数年はそうとも思えなくなって来ました。 所謂「理性」(衝動へのブレーキをかける脳の機能)を司る前頭葉って、加齢と共に萎縮していくらしいです。 「キレる老人」ってよく話題になりますが、高齢者って前頭葉が委縮しているから衝動的になりやすく、カッとなってもその感情にブレーキがかからないので、すぐ暴力をふるったり暴言を吐くのだそうです。 私も…

  • 「私は絶対許さない」

    ずっと気になっている本と映画があります。 雪村葉子氏の「私は絶対許さない」です。 私は絶対許さない <新装版> 作者: 雪村葉子 出版社/メーカー: ブックマン社 発売日: 2018/03/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 今年(2018年)には、映画化もされています。 watashihazettaiyurusanai.com 何かの記事でちらっと紹介されていたのをきっかけに興味を持ちましたが、書籍はまだ入手できていません。 以下は、書籍の内容を紹介した記事です。 www.excite.co.jp 『私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢にな…

  • 孤独への対処法

    私は自他共に認める孤独な人間で、普段は感じないようにしていますが、時折孤独感に苛まれて手も足も出ない状況に陥ります。 現在もまさにその状況で、ひたすら部屋に閉じこもって布団の中にくるまって縮こまり、孤独の嵐が過ぎていくのをじっと待っています。 孤独への対処法って、私にとっては「慣れること」と「諦めること」、そして「耐えること」です。 誰にも、何も言えないこの状況に、慣れて・諦めて・耐える。 これさえすれば、何とかやり過ごせる。 そう思ってずっと生きてきました。 昔の記憶の話になりますが、そういえば私が最初に孤独を感じたのは、3歳くらいのことでした。 私が育った家庭では、長子のみが両親の関心と愛…

  • 何も、ない

    今日はちょっと趣を変えて、少し家族について綴ってみようと思います。 私には、ちょっと、いや大分変わった長子がいますが、良く考えてみると、私の両親もかなり変わっています。 というのは、皆さんは普通にご経験であろう、「お宮参り」や「七五三」など、節目の節句を一切しない家庭だったからです。 正確には、長子の時にはお宮参りや七五三のお祝いをした形跡(写真)が残っていますが、私には一切ない。 これについて、幼いころに母に尋ねたことがあります。すると「節句を祝うのは長子のみ。アンタはする必要がない」と回答されました。 ですから、小さい頃、今思えばちょうど七五三の時期に地元の大きな神社の近くを通った際、綺麗…

  • 成人式

    成人式のシーズンですね。 今年は着物のレンタル・着付け会社が、成人式当日に各支店で一斉に雲隠れし、予約者である新成人の皆さんが早朝から立ち往生する、というとんでもない事件まで起こっています。 しかも、経営者始め従業員はおろか、事前に預け入れていた新成人の皆さんの大事な晴れ着まで所在不明…。 この日のためにと新しく誂えた真新しい晴れ着を預けた方も、そして、何代も前から母娘に伝えられてきた、大切な晴れ着を預けた方も多くいらしたと思います。 新成人の皆さんの一生に一度の大事な式典を台無しにしたこと、そして、ご家族の思いのこもった晴れ着の行方すらわからないなど、この会社が起こした罪は決して許されません…

  • 何も手がつかない

    しんどい日々が続いていて、何も手がつきません。 自分を追い込むことにも疲れました。 追い込んでも、無気力になるだけで余計に自分に嫌気がさします。 成功体験が乏しい。 私がいつも思っていることなのですが、私には成功体験がほとんどありません。 このブログでも何度も触れていますが、何か目的を持って努力を重ねていても、実の両親に失敗するように裏で手を回され、結局自分の思い通りになったことがありません。 「頑張る」ことの意味すら、分からなくなっています。 私にも原因があるのはわかっています。 私はずっと、「自由に人生を歩いてきた」つもりでした。 しかし今振り返れば、きょうだいの誰よりも親の洗脳に上手く操…

  • 醜くないよ

    yomidr.yomiuri.co.jp 自分のことを愛してくれなかった親へ、正直な気持ちを綴ることのどこが「醜い」のか、私には皆目わかりません。 これこそ、「親は絶対」だとして、虐待を肯定することにつながっていると思います。 親は聖人ではありません。 血がつながっていようがいまいが、自分より力も弱く権力も財力もなく、庇護下に置かれなければならない立場の子どもを、平気で虐待しうる存在でもあるのです。 聖人ではなく、子どもを平気で辛い目に遭わせる「親」でも、まだ敬わなければなりませんか? 「親」というだけで神聖視するのは、もうやめにしませんか。 私は、自分を常に辛い立場に追いやって救ってもくれな…

  • しんどいです・2

    本当にしんどいのがずっと続いています。 でも、誰にも吐き出せません。 表面上は普通を装っていますが、本当に限界。 とはいえ、誰も気づいてくれません。 当然です、表には決して出さないようにしていますから。 「誰かに気付いて欲しい」 そういう気持ちも勿論あります。 しかし、 「オマエ/アンタは、生きているだけで迷惑」 と実の親に言われて育ちましたから、誰にも何も言えるはずがありません。 苦しい、 苦しい、 辛い、 助けて、 とひとりで泣いて泣いてもがいて、いざ部屋の外に一歩でも出ると、平然を装う。 何の問題もなく、あたかも幸せに生活しているかのように装っています。 何年も、何十年も。 良く人に言わ…

  • 「逃げ」じゃないよ

    学校に行かないという選択を、「逃げ」と表現されることに違和感を覚えます。 学校に行っても、 辛い思いしかしない 心身共に安らげない ならば、学校に行かないことは、「逃げ」ではなくて「防御」だと思うからです。 「逃げ」だと表現されれば、某アニメの主人公のように「逃げちゃダメだ」という心境になって、逆にどんどん追い詰められるように思います。 学校に行かなくても、義務教育は卒業できます。 学校に通わなくても、高認試験を受けて大学受験をすることも可能です。 大学には、今よりももっと広くて柔軟な世界が待っています。 通信制の高校や大学だってあります。 今いる辛い環境が、永遠に続く訳ではありません。 勇気…

  • 「大丈夫だよ」

    ここ数年、ネット上などでも話題になっていますが、今日9月1日は、一年でも若年者(18歳以下)の自殺が最も多い日なのだそうです。 www.chunichi.co.jp 私が小さい頃、とても辛くて学校に行きたくない時期がありました。 それでも、毎日学校に行かされていました。 家庭にも学校にも、逃げ場やホッとする場はありませんでした。 その期間は、今考えると恐らく1~2年程度でしたが、当時は何十年にも思える長さでした。 先生や親を含めた周りの大人たちは、何ひとつ、してくれませんでした。 だからこそ、言いたいことがあります。 学校に行かなくったって、大丈夫だよ。 学校に行っても、嫌なことを言われたりさ…

  • しんどいです

    もうずっとしんどくて、でもそれを吐き出せるような誰かもいなくて、限界が近くなっています。 まともな家庭に育ってみたかったとか、色々と思うことはあれど、私ももういい歳のBBAです。 何とか乗り越えなければ…、と言いつつ、これが本当に難しいのです。 だから、例えば食べ物を食べないですとか、逆にたくさん食べ過ぎるとかセルフネグレクトをして、憂さを晴らしたりしていますが、これも簡単にはいきません。 鏡に映るのは、以前に増して水分の抜けた髪をして、顔中吹き出物だらけの私です。 外出すら、気力も体力もなくてままなりません。 私は私を幸せにしてあげるために存在しているはずなのに こんなことをしたいんじゃない…

  • 「嫌っていい」

    ここ最近、また過去に悩まされることが多く、暴飲暴食や不規則な生活をして自分を痛めつけたりして、気を紛らわせる日々が続いてしまっています。 その中、衝撃を受けた記事がありました。 www.j-cast.com 個性的な演技で人気の実力派女優、渡辺えりさんが毎日新聞で連載中のコラムで、束縛の激しい母親のことを「嫌っていい」と回答された、というものです。 私は、 親は絶対 親には絶対服従 親子(夫婦)関係は主従関係 という家庭に育ちました。 どんなに理不尽なことをされても言われても、親の言うことに異を唱えることなど、決して許されないし考えられない、と現在まで思い込まされてきました。 その、ある意味解…

  • 「愛される」ということ

    大分前なのですが、とても気になったニュースがありました。 ironna.jp とても恵まれた家庭環境、教育歴、経歴なのに、なぜポルノ業界にいらしたのだろう…、ととても気になっています。 ご本人の著作を拝見したことが無いので、是非読んでみたいと思っています。 それにしても、 何不自由なく、 しかも 何の問題もない家庭に育ち、 一流大学・大学院を出て、 一流企業に勤めていらっしゃるのに、 どうして不特定多数に自分の性行為を見せる仕事をされていたのだろう…、 と考えていて、自分が偏見を持っていることに気付かされます。 逆に言えば、 不自由があって、 問題のある家庭に育って、 高学歴でなく、 高給でも…

  • 親がしんどい

    最近、また過去の記憶に苦しむことが多くなりました。 そこで気付いたのですが、私がしんどかったのは母だけではない。 父も酷く私を苦しめ続けています。 つまりは、親がしんどい。 親という存在は、一般的にはとても温かく優しく、頼れる存在なのだそうです。 しかしながら私にとっては、その様な存在ではありません。 どんなに困っても、助けてもらったことはありません。 現在に至っても常に私を突き放し、罵り、馬鹿にし、やる気を削ぐ存在であり続けています。 「家庭」という場所も、私にとってはリラックスとは程遠いところでした。 どうやったら、温かく優しく、そして頼れる親と家庭に出会えたのだろう。 もういい歳となった…

  • おやつがわり

    これを知ったのは割合最近のことなのですが、摂食障害って母娘関係に問題を抱えている人に罹患率が高いのだそうです。 確かに、摂食障害に悩む方には女性が多い気がします。 私の場合、摂食障害までは行きませんでしたが、ずっと食事を美味しいと思ったことがなく、フラフラになって身体がしんどいから仕方なく食べる、というのが食事の意味でした。 例えば、高校生から大学にかけては食べられないことが多く、常に真っ直ぐに歩けませんでした。 自分では真っ直ぐに廊下を歩いているつもりでしたが、気が付けば壁に身体を擦り付けながら歩いている、という状態でした。 太れませんでしたが、見た目にハッキリと目立って悲壮感が漂うほど痩せ…

  • バケットリスト

    「死ぬまでにしたい○○のこと」とよく聞きます。 私も何かないかなと考えていて、会いたい人ならいるなと思い当たりました。 私が会いたい人、それは 兼高かおるさん 黒柳徹子さん です。 どちらも、小さい頃から憧れの存在です。 いつかお会いできることを夢見て、過ごしていきたいと思っています。

  • 『愛を乞うひと』

    ドラマ版が放映されたことを知り、敢えて映画版の『愛を乞うひと』を見ました。 愛を乞うひと [DVD] 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2004/12/23 メディア: DVD クリック: 30回 この商品を含むブログ (24件) を見る 主演は原田美枝子さんで、母・陳豊子役と娘・山岡照恵役の二役を全くの別人のように、見事に演じ分けていらっしゃいます。 物語は、豊子と幼少期の照恵の別れのシーンから始まり、以降は大人になった娘・照恵の目線で進んでいきます。 夫と死別し、シングルマザーとして一人娘の深草を育てている照恵は亡くなった台湾出身の父・文雄の遺骨を探して奔走します。 その中で長年音信不通…

  • 「可哀想な人物」

    日常生活でやらなければならないことが山積みなのに、どうしてもやる気が起きません。 今、少し精神的に落ち込んでいる時期にあるように自分では思っています。 季節的なものもあるのでしょうし、今住んでいる物件が少し問題があって、騒音問題で夜が全く眠れないのも影響していると思っています。 一応、管理人には伝えているのですが、返ってきた返事は「仕方が無い」の一言で、予想はしていたものの、やはりイライラしてしまいます。 とはいえ、引っ越す金銭的余裕もないですし、何とかこちらで対策を立てるしかないようです。 そんな出来事なども重なり、自分がなすべきことが滞ってしまっています。 こんな時、いつも考えてしまうのが…

  • 『夢を与える』

    以前、菊地凛子さんと小松菜奈さんの出演ドラマ『夢を与える』を見て、その内容と小松菜奈さんの演技にとても惹かれました。 それ以降、小松菜奈さんのことを何かと注目してしまいます。 それほど、私にはとても魅力的に映る演技をされていました。 連続ドラマW 夢を与える [DVD] 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発売日: 2016/01/22 メディア: DVD この商品を含むブログ (1件) を見る ドラマの中で、いまだにハッキリと印象に残っているシーンがあります。 それは、不祥事を起こし世間に大きく注目され、自分の意志とは無関係にマスコミに追い掛け回される生活と周りの大人たちの反応にいら…

  • 自覚している「わたし」

    随分とここを留守にしていました。 その間、心の状態が良い時もあれば、そうでない時もありましたが、何となくブログを書く気になれませんでした。 しかし、季節のせいでしょうか、最近また過去に苦しむことが多くなり、ようやくここに戻ろうという気になれました。 あまりに久々なので、必要ないかとは思いますが、このブログの趣旨を簡単にご説明します。 このブログは、親子(特に母娘)関係に悩む「みみずく」が、過去の感情や親から受けた仕打ちを赦し、そして乗り越え、新しいステップを踏み出す勇気を得るために開設しています。 詳しくは、最初のポストをご参照ください。 oyasumimizuku.hatenadiary.c…

  • 無事を祈っています

    ニュース記事を読んでいて、今最も気になっているのがこれです。 www.asahi.com まだ7歳という幼い年齢と所持品や服装、そして行方不明となった当日及びその後の周辺地の気温、そして何より、想像以上に広大なように思われる、現場の状況…。 とても心配しています。 男の子が早く保護されて、温かい場所で美味しいものを食べて、安心して欲しいと願っています。 それにしても驚いたのは、私が育ったような、昭和の一昔前の時代ならまだしも、昨今の子どもを取り巻く環境すら厳しい社会情勢下でも、「躾」や「仕置き」と称した“置き去り”がなされている、という悲しい現実です。 私を含め、一昔前に子どもだった世代は、現…

  • 小さくなる存在

    随分と長い間、ここを留守にしていました。 ところが、ありがたいことにアクセスが「0」ではない日もあるようで、わざわざご訪問下さっている方の存在に、心より感謝申し上げます。 このブログの記事の更新が滞りがちであるのは、ひとえに私の中の「母の存在」が次第に小さくなっているからだと、自己分析しています。 それほど、母の存在と母が私に与えた影響というものは強大でした。 母は陰に陽に常に私を支配し続け、常に私の自由を奪い、常に私の気力を削ぐ存在であり続けました。 とはいえ、ずっとそのことに気付かずに来たのですが、それに気付いてからが、私の苦しみの始まりでした。 長子と私の待遇の格差には、母の私に対する「…

  • Letters

    音楽には全く詳しくないのですが、聞くのはジャンル・言語を問わず大好きです。 邦楽では、宇多田ヒカルさんを良く聞いていました。 現在は活動休止中ではありますが、今も聞き返しては名曲揃いだなぁと感心しています。 歌の上手さって、リズムや音程の正確さもさることながら発音の良さもあるんだな、と思わせてくれたのが彼女でした。 よく話題になるのが彼女の英語の発音ですが、私は日本語の発音の良さこそ宇多田ヒカルさんの持ち味なんじゃないかと勝手に思っています。 というのは、宇多田さんって濁音にきちんと鼻音を使っていらっしゃるんですね。 これは、他の邦楽アーティストに比べごく稀なことで、彼女の歌声が卓越している理…

  • 天井とお粥

    物心つく前から、両親の関心が自分に全くない、ということは痛いほど理解していました。 例えば、病気の際。 実は、ほとんど病院に連れて行ってもらったことがありません。 私は両親にとって、いてもいなくてもどうでも良い存在だったからです。 長子と私の両方に高熱が出ても、私は当時住んでいた家の二階にあった畳の間に布団を敷かれて、ひとりで寝かされるだけでした。 病院に連れていかれるのは、いつも長子のみです。 ですから、ごくまれに病院に連れて行ってもらえると、とても嬉しくてはしゃいでしまい、医者に「こんな元気な子をどうして病院に連れてきたのだ」と言われてしまうほどでした。 大人になった今でも、病院に行くのは…

  • どうでもいい子 2

    「どうでもいい」とは、私が言われ続けて育った言葉です。 アンタのことは“どうでもいい” アンタが何をしようと“どうでもいい” “どうでもいいでしょ” 等々、列挙に暇がないほど言われ続けてきました。 母親に話しかけても、返ってくるのは“どうでもいい”ばかりで、でもそれでも言葉が返ってくるだけマシでした。 大抵は何も返って来ず、存在すら無視されていたからです。 両親にとって自分は価値のない人間なのだな、というのは物心つく前からわかっていました。 両親にとって価値のある子どもは、家庭内で長子ただ一人だったからです。 どうでもよくない、構いたい価値のある子は、長子であって私ではない。 それは、幼い私に…

  • 「どうでもいい子」

    どうでもいい子 アンタのことは、どうでもいい 上記は、母から本当に良く言われていたことです。 何かを母に言っても、「アンタのことは、どうでもいい」。 そう言ってすぐにそっぽを向かれていました。そう言った母の疲れ切って冷たい横顔は、今でも目に焼き付いています。 それに、頻繁に言われてはいましたが、「どうでもいい子」の意味を、そういえば私はずっと理解できていませんでした。 というよりは、理解したくなかったのだと思います。 “アンタ”という呼称からして、母にとって私は「子ども」や「娘」ではなかったのだろうと思います。 愛情を注ぐ対象ではない、“厄介者”。 これが、母にとっての偽らざる私の存在だったの…

  • 「なんで?」

    今日はちょっと趣向を変えて、恐らく母が育て辛かったであろう、ちょっと変わった長子について綴ってみたいと思います。 長子とは、いまだに上手く会話のキャッチボールができません。 というのは、何を聞いても最初に返ってくる答えが「なんで?」だからです。 例えば、 「土曜日、出勤?」→「なんで?」 「コンビニ寄る?」→「なんで?」 「今から送る文書をプリントアウトしてくれる?」→「なんで?」 という具合に、何を聞いても頼んでも、「なんで?」が先に来るのです。 質問の意図が通じないようで、それは子どもの頃から現在も、全く変わりません。 そういえば母が言っていました。 私が生まれる前、まだ長子がひとりっ子だ…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、みみずくさんをフォローしませんか?

ハンドル名
みみずくさん
ブログタイトル
母がしんどい
フォロー
母がしんどい

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用