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  • 根津神社のツツジ

    気温がなんと26.8度にもなった今日、ツツジを見に根津神社まで出かけました。JR駒込駅ホーム脇にもツツジは沢山咲いています。そこからバスに乗って向ヶ丘一丁目で下車。交差点には根津神社の案内表示があり、それに沿って歩くこと3分ほどで着きました。大きな神社です。まずお参りをしてからお花見です。今年は早いそうでほとんどの木が満開、赤・ピンクが主で華やかです。黄色い花やオレンジ色の花も1,2本ありました。花は小ぶりでびっしりついています。サツキかツツジか見分けられませんがとにかく小山のような所に咲いていて階段を上って上から見ると素晴らしいでした。やはり同じ種類の花木がまとまって咲いていると見事です!災厄に会わないよう朱の鳥居のトンネルも歩き、帰りは根津駅からメトロで帰りました。根津神社のツツジ

  • 同期会

    私は高校時代に卓球部に入っていたので、大学も卓球愛好会に入っていました。愛好会ですから学外の卓球場(当時は大井町)で練習します。夏には軽井沢で合宿もありました。卓球の腕は下手でしたが楽しく過ごしていました。現代の卓球は別のスポーツのようで、その頃はサーブの技もありませんし、ラケットもペンホルダーが主流でした。その愛好会の同期会がありました。皆80歳前後です。亡くなった方も4,5人いらっしゃいます。地方にいらっしゃる方も‥その日は6人青山のイタリア料理店に集まり、いろいろと楽しく過ごしました。今も趣味で卓球をされている方もいます。後日、写真が送られてきました。素敵に齢を重ねてきた面々が写っていました。私は80歳を区切りにこれが最後の同期会かと思って参加しましたが、また来年もしましょうとのこと、元気に再会を願...同期会

  • ライトアップ木島櫻谷展 @泉屋博古館

    雲一つない快晴であったので六本木まで出かけました。気温も高く、Tシャツにブラウスを羽織ってちょうどよいくらいでした。この画家は「寒月」を以前に見てから注目していました。今回は「四季らんまん」と称して「雪中梅花」「柳桜図」「燕子花図」「菊花図」の四季の大きな屏風がズラッと展示されていて圧巻です。「燕子花図」屏風と言えば根津美術館にある尾形光琳の屏風が有名です。櫻谷の「燕子花図」屏風も金地に流れるように描かれている構成は似ています。青と草色の色も似ていますがガクの白が目立ってます。しかも胡粉が盛り上がった感じの白。後、得意の動物画が何点かあり、鹿やタヌキ、リス、イノシシ、ライオンの絵などもありました。何かのにおいを嗅いでいる鹿の表情はかわいく、毛並みは一本一本細く細かく描かれています。ライオンは昔見た竹内栖鳳...ライトアップ木島櫻谷展@泉屋博古館

  • 逆勝手点前

    今月は上級の方は【真の行台子】の稽古です。その他の方は八炉の稽古をしました。台子はそのまま置いておいて出来る稽古は何かしらと考え、逆勝手稽古にしました。風炉先屏風をいろいろな向きにして、まず【向切】の設えにして本勝手と逆勝手の稽古です。お点前する方の右にお客が座るのが本勝手。お点前する方の左にお客が座るのを逆勝手と言います。八畳をうまく仕切ってするのでお客様は窮屈な所に座ることになりますが、稽古なのでご勘弁を。逆勝手でお濃茶点前をしたことが今までありませんでしたが、やってみると中蓋とか中仕舞など色々出てきてつまずきながらも良い頭の体操で楽しく稽古できました。逆勝手点前

  • 学びが学びを産む

    裏千家の冊子「淡交タイムズ」4月号家元の巻頭言に私は『そうそう‥」と同感した箇所↓がありました。最後の〆の文です。【あることを一途に研鑽をしていくうちに学ぶべきいろいろなものが自然にやってくる】この文です。茶道でもお点前を何回もしているうちに、「ここはどうしてこうするのだろう?」とか疑問がわくことがあります。また他所のお茶会に行った時に使われていたお道具について調べたり、いろいろと知りたくなります。そして調べたりして新たな学びが広がっていきます。そしてだんだん深く学びたくなります。つまり学びが学びを産むことになります。茶道を長く学んできたお陰で、私はこの歳になっても学ぶ材料が沢山あることは幸せです。学びが学びを産む

  • 今年の花見

    3月末あたりから十何年ぶりに風邪をひいてしまいました。熱はなく今は咳だけが残っています。遅かった桜も開き、このところの気温で今週末が満開のようですが、今年は、隣の桜の木と、TVのお花見情報でお花見することにしました。隣の桜は孫が生まれた時に植えたもので、それが今は背も高く花も沢山つけています。毎年私は目黒川沿いの桜を見に行くのですが、TVでよく映っていますのでそれを見てお花見に行ったつもりにします。ちなみにこの写真は主人の最後のお花見・・・今年の花見

  • 娘の誕生会

    春生まれの娘の5X歳の誕生を祝いました。社会人2年目の孫が日本橋の某フランス料理のお店を予約してくれました。私、最近は日本橋あたりは行ってないので”おのぼりさん”状態です。一階にあるこのお店やはり洒落ています。コートを預け席に案内されます。大きな窓から外を歩いている人や車が目の高さで眺められます。テーブルセッティングにもワクワク感が。まず春色の飲み物、私はジンジャーエールで乾杯!あとは前菜・スープ・メインディッシュと続き、最後はワゴンケーキがきて好きなものをいく種類でも選べるのです。私は桜色のシフォンケーキとプリンを選びました。ゆっくり食事が進みいろいろお喋りしてなんと3時近くまでになってしまいました。社会人になった孫のおごりで、赤ちゃんから世話してきたこの孫もこんなに大きく立派に成長したこと感慨深かった...娘の誕生会

  • 貴人清次花月

    今日の稽古は途中お帰りになった方もいらしたので、4人で貴人清次花月をしました。四人では乞い札をすることが多いです。その練習にもなりました。私は貴人の札を取り、次客の方にいろいろ取り次いでいただき楽しました。しかし仕舞花に当たりました。貴人が仕舞花になったので札を持って点前座に。お供に方にお薄を点てて、貴人茶碗で仕舞付け・・・・”己が水”と言って自分の茶碗ではお湯は使わずすぐ水で茶筅通しします。お供の茶碗の仕舞付けもして敷き合わせに建水・供の茶碗・千鳥板を置いて自席に戻ります。思いがけず点前をする機会を得、立ち居振る舞いがピシッとは出来ませんでしたが楽しかったです。貴人清次花月

  • 朝倉彫塑館 @谷中

    NHK日美で朝倉彫塑館を取り上げていましたので早速出かけました。明治から昭和にかけての彫刻家”朝倉文夫”が、アトリエ兼住居としていた場所が会場になっています。兄”渡辺長男”がすでに彫刻家になっていてその兄を頼って文夫も芸大で彫刻を学びました。中に入ると天井が高く明るく広いアトリエにびっくりするほど大きな小村寿太郎の像が鎮座しています。大熊重信像や、松井須磨子像のほか女性像等が静かに配置されています。アトリエから廊下伝いに行くと中庭には大きな池があり鯉が泳いでいました。この池、「仁」「義」「礼」「智」「信」の五典石が配置されているこだわりのある池です。そして書斎や居住されていたお部屋がいくつも池を囲むようにあり、二階に上がるとまたそこにはいくつかの部屋があり、窓からは大きな池が見下せます。そして猫の彫刻があ...朝倉彫塑館@谷中

  • 濃茶二服点てるお点前

    一点前で濃茶を二服点てるお点前は、「大円之草」と「茶通箱」と「貴人清次濃茶点前」の3項目です。茶巾のたたみ替えや茶筅通し、中仕舞有り無しなどがそれぞれ違うのでその勉強のため今日は「茶通箱」と「貴人清次濃茶」を稽古しました。「大円之草」は2月に稽古しました。濃茶二服なのでお点前には時間がかかり、最後に建水をもって立つときに苦労される方も・・・・「茶通箱花月」や「貴人清次花月」もしたくなりました。おいおい稽古しようと思います。濃茶二服点てるお点前

  • 初炭点前

    今日の稽古は初炭点前から始めました。点前通りに炭を入れ、お香をくべて部屋全体に重厚な香りがします。次の方は茶通箱のお点前をしました。炉の火がだんだん赤々となってきて、お客様の席からもそれが分かります。我が家の炉檀は赤銅ですので、赤くなりつつある火が写ってとてもきれいです。黒と赤と枝炭の白の炉の中の宇宙!思わずシャターを押してしまいました。初炭点前

  • ひな祭り

    今日はお雛祭りの日です。昨日の稽古ではそれに因んだお道具を使って「総飾り」「流し点」の稽古等しました。お軸はお雛様の絵、お茶碗はお雛様、棗は津軽塗、蓋置はボンボリ、お棚は更好棚・・・・そしてお菓子はなんともかわいいお内裏様とお雛様です。総飾りでは最後に帛紗を飾り残してさらに華やかさがでました。お菓子はお内裏様とお雛様を並べると、「うわーかわいい」と歓声が。黒ゴマの目が何ともいろいろな表情を想像させます。「頂いてしまうのが申し訳ないよう」…と言われながらも皆様美味しく賞味されていました。お雛祭りはこの歳になってもなんだか楽しいです!ひな祭り

  • 名古屋旅の続き 名古屋城

    折角名古屋まで来たので、名古屋城を見ることにしました。地下鉄を降りてお城までの道を期待しながら歩きます。観光客も結構多く、また大勢の若い着物姿の女性や男性が、多分大学卒業の祝う会でもあったのでしょう。皆きゃぴきゃぴしています。日本晴れを背景にいよいよ天守閣が見えてきました。やはり圧倒されます。金のしゃちほこがキラキラと輝いていて、立派です!石垣のラインが美しくその上にそびえています。来る途中も石垣の積み方のすばらしさ、シャープな稜線に見とれてました。今では城の内部には入れないので、その横に立派な本丸御殿が建てられていて、中を見学しました。虎の襖絵でめぐらされた対面を待つ部屋、床に松を配した表書院・・等々、もちろんレプリカではありますが大層な御殿であったことは分かります。欄間や飾り金具などの意匠のすばらしさ...名古屋旅の続き名古屋城

  • 西田 俊英 展 @名古屋松坂屋美術館

    先日のNHKEテレ日曜美術館で「西田俊英展」を取り上げていました。西田俊英画伯は武蔵野美術大学を退官後、屋久島に一年間滞在し、原生林にいたく魅了されて「人間と自然の共生」「生命の循環」をテーマに壮大な物語を絵で表現されました。高さ3m長さ40mもの大作です。屋久島は雨が多く植物は大きく育ち、岩や石は苔がびっしり生えてまさに太古の原生林のようです。西田画伯が巨樹を前に素描されている様子もTVで写されました。巨樹と対峙していると自分は本当に弱いと実感「人間が人間に帰る」気持ちになると、そして涙まで出てくるとおっしゃっていました。その放送を見て私はその絵がとても見たくなり今日名古屋まで出かけました。やはり、混んでました。絵の大きさに圧倒され原生林の描写が大変丁寧に細かく描かれていて水辺には蟹やカエルなど、また苔...西田俊英展@名古屋松坂屋美術館

  • 朧月

    今朝5時半に起き、西の空を見ると【朧月】が見えました。朧月の概念は知っていましたが、実際にこの目で見たのは初めてと思います。♬菜の花畑に入日うすれ・・・♪の歌に出てくる♬さながらかすめるおぼろ月夜♪です。昨日までの雨で靄がかかって空全体がかすんでるところに見える月・・しかも今日は月齢17.2、満月に近い朧月!幻想的でした。「あーこれが朧月なんだわ」と感激!!79年間生きてきて今日が初めて見る、というか認識した朧月!ネットで調べると昼夜の気温差の激しい時に起こるとあります。昨日が雨で大変寒い日でしたが、今日はだんだん暖かくなりそうです。水分が多く含まれた空で気温差があったので靄や霧が出来たのかと納得しました。ちなみに6時前再び西の空を見ましたがもう朧月ではありませんでした。良いタイミングで見られ嬉しかったで...朧月

  • 職人技のすばらしさ

    今日の稽古で茶通箱をしました。桐の茶通箱に2個の茶器を入れてするお点前です。お道具の拝見の時、茶箱をじっくり拝見されている方がいらっしゃいます。特に模様もなく桐の素地だけの箱です。そしてその方が言われました。「木釘と木組みで作られているのですね」と・・・・よく見ると蓋上に16個の木釘が見えます。身のほうにも木釘がいくつもあり、木組ではめ込まれた箇所も見えます。茶通箱をこのように丁寧に拝見したことはありませんでした。目から鱗…とはこのこと。この歳になって大いに私は反省しました。木釘と言えば先日NHKTVで、瑠璃光寺五重塔の修復工事を放映していました。その時檜皮葺の屋根工事の宮大工の方が木釘で檜皮を止めるとおっしゃり、口の中に木釘を沢山ほおばりそのくぎを一本ずつ出して打ち付けておられました。私は「すごい!」と...職人技のすばらしさ

  • 指導方法

    今朝、TVで野球選手や、バスケットボールの選手などの今風の指導法について昔とずいぶん変わってきたことを言っていました。昔は根性とか厳しい練習などで選手を鍛えていましたが、今は科学的な指導です。ビデオで選手の姿を見せてもう少し肘を上げてしたらどうか等可視化で納得させて改善する指導方法です。茶道の世界でも私が若い頃は先生の言われた通りに稽古していました。稽古が上達するには”素直さ”が一番と言われていました。たとえ疑問があってもそのまま心に留めるといったことでした。稽古していくうちに分かるという感じで、それはそれで正しかったと思う面もあります。同門の先輩の方に分からないことは教えて頂いたことも多かったです。今は生徒さんはどんどん質問されます。「この間、教えて頂いたことと違いますが・・」と言われて私のミスと気づき...指導方法

  • 写経

    2月は母と、主人の命日の月です。ふたりとも寒い時期に旅立ってしまったのです。2月になると何だか寂しくなります。そこで薬師寺東京分院に行き、般若心経を写経してきました。墨をゆっくりすって、般若心経の意味のプリントを読んで書き始めました。260余字を前半は母の事を思い出しながら、後半は主人のことを思い出しながら書きました。良い思い出しかありません。そして結局「ありがとう」という言葉ばかりです。約一時間かけて書き上げました。正面には薬師如来様が鎮座されていて、書き終えた写経はお香にかざしてから納めます。帰りは写経の余韻からか混雑した電車で帰る気にならず、五反田からバスで、座って渋谷までゆっくり街の景色を楽しみながら帰りました。写経

  • 巣鴨とげぬき地蔵へ

    だいぶ前に友人を誘って行こうとした時、友人が「おばあちゃんの原宿でしょ。行きたくない」と言われてしまいました。でも昨日行ってみたくなり巣鴨に降り立ちました。大変な賑わいです。”地蔵方面”の案内のほうに出ると広い道の両側がアーケードになっていて、その屋根が太陽光発電のパネルがズラッと載せられています。豊島区すごい!と思いました。地蔵商店街の両側はいろいろなお店が並び、塩饅頭のお店は長蛇の列です。赤い下着を売っているのお店もあります。高齢者用の衣料品のお店も漬物のお店、地方の食品を扱うお店等、この商店街が驚くほどずっと長ーく続いてます。時間によって車が来なくしてあるので安心して散策できます。途中にお目当てのとげぬき地蔵と称する高岩寺がありました。お参りして出ると、そこに行列している人々がいます。洗い観音様にお...巣鴨とげぬき地蔵へ

  • 庭仕事

    寒い日々ですが、紅葉や蝋梅の枯れ葉があちこちの落ちていたのできれいにしました。また菊の枯れたものなども…小一時間ほどの仕事で45Lのごみ袋にほぼいっぱいになりました。驚いたのはこんな寒さの中蔓桔梗が一輪咲いていたことです。咲く時期を間違えたのか、暮れに蔓桔梗のつるを大分切ってしまったためか?小さいながらも凛ときれいな青紫の花、けなげで綺麗です。紅梅もほぼ満開、蝋梅も少し咲き残っています。センリョウはとても長く実を付けていて鳥がちょいちょい食べに来ます。茶花の椿は花付きが悪く、蕾もまだ堅いです。庭仕事

  • 行之行台子

    教室の皆様熱心にお稽古に励んで下さっていて、みな上級のお点前が出来ます。そこで炉の期間に上級以上のお点前をどんどんしようと考えています。私も今年80の大台になるので、できうる限り奥伝のお点前を皆様にしっかり稽古して頂こうと思います。そこでまず1月・2月は「行の行台子」の稽古です。長いお点前なので一日に3人までの方に奥伝の稽古、後の方は竹の台子で薄茶点前やお濃茶点前をしてもらいました。3月以降も大円草、真の行台子、大円の真と順々に稽古していこうと思います。お教えする責任もありますから頑張ります!行之行台子

  • 満月

    今朝、いつものように5時半に起き襖を開けるとなんだかとても明るい。本棚に飾ってある写真もしっかり見えます。そして窓の外を見たらくっきりと満月が煌々と輝いています。月の光ってとても明るいのですね。晴れているのか濃紺の空にくっきりとまん丸のお月様が。「お月さまー」って叫びたくなりました。朝刊を見ると月齢14・6月の入りが7時16分とありました。そう言えば日本で打ち上げた月探査の宇宙船が無事月に着陸したというニュースがありました。あーあの月のどこかにそれがあるのだわと。また昨年のお茶会で床の間にかけた“吾心似秋月”を思い出しました。お月見にぴったりの秋の月のような心でありたい・・・・というような意味です。清らかで明るく美しい月のような心・・・・まさにそうありたいです。満月

  • みちのく いとしい仏たち @東京ステーションギャラリー

    久しぶりの雨ですが午後から上がるというので東京駅まで出かけました。この展覧会、チラシを見てこの仏さまたちに会いに行きたくなったのです。みちのく(青森・岩手・秋田)のお寺に伝わる民間仏様たちです。運慶や快慶など有名な仏師によって作られた仏像とは全く違います。みちのくでは自然環境が厳しく林業や農業漁業など大変苦労な土地柄です。そこで村に小さな祠(ほこら)お堂に仏師でもない木工する人々が仏像や神像を彫り、祭ってよりどころにしていたそうです。とても素朴で拙さの残る仏様たちは威厳さは全くありません。優しい目、穏やかな表情で笑みも浮かべています。お不動様も怖いイメージで彫られてますがユーモラスさを感じさせます。村人と同じ目線で守って下さる感じです。仏様たちのお顔も「あーこういうお顔の方実際身近にいらっしゃるわ」と思わ...みちのくいとしい仏たち@東京ステーションギャラリー

  • 新春コンサートに

    東京都後援のコンサートに行きました。日中の気温が7℃、とても寒く北風のある日でしかも夜。出かけるのはどうしようか迷いましたが完全防寒して出かけました。都が主催する中学生作文コンクールの表彰式も兼ねています。第一部ではその表彰式や優秀作品のご本人の朗読もありました。「東京の食」が今年のテーマだったそうです。エシカル消費という言葉初めて聞きました。第2部はコンサート。千住真理子さんと若手のアーティスト3人の演奏です。クラシックが主で私の好きなショパンの「英雄」はじめ、椿姫歌曲の「乾杯の歌」、ピアノ演奏ラフマニノフのプレリュウード、バイオリンで「愛の喜び」「愛のあいさつ」そして最後は「ツゴイネルワルゼン」の圧巻の演奏でした。歌曲は男女お二人のメゾソプラノ・テノールの熱唱。ピアノの方はずっと伴奏やご自身の演奏で大...新春コンサートに

  • 書初め2024

    月一回の書の稽古日です。先生が亡くなられたあと自主グループでしていますが、徐々に人数が減り今は3人です。今日書初めをしました。「雲外蒼天」…・将棋の藤井聡太さんが八冠をおとりになった時におっしゃった言葉です。この言葉を書初めすることに暮れのうちに決めました。それぞれ自分でどういう書体で書くか、紙の大きさはどうするか等、自由に書きます。私は楷書は上手下手がはっきりと表れるので苦手、草書で書きました。予め書体の辞書で調べて6Bの鉛筆で練習をして出かけました。何枚か書いて良いと思ったものに赤の印泥で印を押すと作品になります。私は時間が余ったので「雲龍」と干支にちなんで書きました。書き終わってそれぞれの作品を並べて鑑賞会です。色紙に書かれた方や楷書で書かれた方もいらっしゃいます。月一回の稽古ですが三人にとっては貴...書初め2024

  • 長女との昼食会

    長女は暮れから風邪をひいて高熱が出ていて正月にも来られませんでした。今日、回復祝いと称して一緒に昼に外食をしました。孫もついてきて3人で昼食をとりました。休日でしたので早目に待ち合わせ、デパート9階のレストランに入りました。窓から富士山がくっきりと見え嬉しくなりました。一人づつ大皿に肉料理・サラダ・赤米が彩りよく盛られているものを選びました。量が多かったですが皆と話しながら頂くと美味しく、ほぼ完食しました。病み上がりの長女も完食していたので安心しました。デパート内を散策した後、駅近くのお店でケーキと紅茶を頂きここでも2時間近く話してしまいました。孫は昨夜作ったというチョコレートがサンドされたクッキーを持って来てくれました。この孫は料理がとても上手です。こんなにゆっくりいろいろ話すことが出来、楽しかったです...長女との昼食会

  • 初釜2024

    暖かい晴天の今日、初釜をしました。今年は年明け早々惨事のニュースが飛び込んできて、胸が辛くこんな時期に初釜などして良いかしらと思いました。一寸先は本当に分からないこの世、であるならば出来るときにすると決め、皆様にはこんなご時世に初釜が出来ることを有難いと感謝の気持ちでしましょうと言いました。まず初炭手前をして頂きました。その後川崎大師の甘酒を持って来ていただいたのでそれを美味しく頂き体が温まりました。今年は員茶之式で皆様が順に初点してお薄も頂くことをしました。十人全員が行うとやはり時間もかかりました。途中で建水を変えたりコロナの続きですからお茶碗を洗ったり茶巾を変えたりして中断、そして再開しました。目付・札元の係の方もきれいに札を並べられお役を立派に果たされました。その後手製のちらし寿司と果物を頂きました...初釜2024

  • 2024正月

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。1日、2日と長男・長女の家族が年始に来てカキフライ等でおもてなしをしました。長女の孫たちは寒がりやでガスストーブが気に入って食後はその前ですわってお茶を。なんだか懐かしい雰囲気。次の日は長男一家が来てやはりカキフライ等でおもてなしをしました。その後4日が誕生日の孫のお祝いで、ケーキをみんなで頂きました。中学一年の孫ですが背は私を越えてこれからまだまだ伸びるでしょう。長男一家はスポーツ一家で、皆バレーボールをしています。そして今日3日は近くの氏神様にお参りしてきました。舞台では笛や太鼓の演奏があり、古いお札を燃やすため焚火もありました。これで2024年の新年の私の行事は終わりです。明日からは初釜の準備に取り組みます。2024正月

  • 2023大晦日

    今年も大晦日を迎えました。主人が亡くなって一人で迎える5回目の大晦日・・・・もう5年も経ったなど考えられません。しかし自分の白髪頭をみるとそうかなと思います。お葬式の写真を見るとまだ黒い髪です。5年で8分ほど白髪になりました。やはり5年も経ったのだと納得します。今年も風邪一つひかず元気に過ごせたことは良かったです。これは睡眠を十分とって食事も三度三度美味しくいただき、ウオーキングもして規則正しい生活が出来たからかと思います。又茶道が張り合いになっていたことも。楽しく張り合いがあることは大切!遠州流の当代お家元の本に茶道を学ぶ目標を、①お茶を楽しむ②学ぶ心③生きがいとなるをあげていらっしゃいました。②の学ぶ心は書物を読むばかりでなく、先生や先輩、後輩、自分より年上の人の姿から生き方を学ぶということもと補足さ...2023大晦日

  • 恒例のお先参り

    今年も明治神宮にお先参りをしてきました。お先参りをする方が年々増えているような気がします。外国の方も大勢いらっしゃいました。元旦には長い行列ができるので、高齢者の私はお先参りが恒例になってきました。お参りの後宝物殿の方まで歩きましたが、休館でした。そこで、そのそばにある自販機で温かな缶お汁粉を買いました。むかし主人とお先参りをした時もここで缶お汁を買って芝生に座って飲んだものです。ちょうどよい温度のお汁粉、美味しく元気が出ました。今年のお礼と来年の無事、健康を祈念し、神宮の大きな樹木の下を歩き森林浴も出来、清らかな気持ちになりました。恒例のお先参り

  • X'Mas Card

    今朝、新聞を取りに行くと新聞と共に封書が・・・・「ばばちゃんへ」と書かれています。隣の孫からのX'MasCardです。開けるとなんとその柄がすごい!野点していて、お客様は大勢の小人のサンタさん。茶道をしている私のために選んでくれたCardです。良く見つけてきたと感心しました。中には家族がみんなで寄せ書きし、イラストも。嬉しいクリスマスの日でした。ちなみに右のカードも娘のほうの孫からのものです。私が猫好きなので選んでくれたそうです。孫たちも大きくなりいろいろ予定があるのですが、午後にお嫁さんと高校生の孫がケーキ持参で来て一緒に頂きました。X'MasCard

  • Holiday Seasonの過ごし方

    お正月まであと一週間、お正月休みを含めれば10日ほど私にとっての休日となります。一人暮らしになって5年目。暮れだからと言って大掃除をしたり、買い出しに行ったりはしなく、平常通りの生活をしようと思います。むしろお茶の稽古日もなく自由な時期!有効に使いたいです。年賀状も書き終えたので、昨日は図書館で休み中に読みたい本を借りてきました。長い小説はこの頃ちょっと苦手。エッセイ―や生き方本,詩集、それに茶道の本も加えて‥‥詩集は気に入った詩を筆で書くためです。書の稽古でも今は高野切れ第三集を2回目稽古していますので墨が余った時に気に入った詩や、短歌俳句などを書きます。また、暮れの町の賑やかな雰囲気にも浸りたいし、お正月には長距離ウォーキングも計画しています。もちろん近くの神社にも参拝へ。子供たち一家も来ることですか...HolidaySeasonの過ごし方

  • 稽古納め 2023

    今日稽古納めをしました。一年間お世話になった茶筅を薄茶で茶筅荘で供養しました。皆様でお薄を頂いた後は炉縁の周りに集まって般若心経を唱えて終えました。そして今年の漢字をそれぞれご披露、その漢字を書いたご由緒を聞きました。その後早目ですが年越しそばを頂き2023稽古納めが無事終了!稽古納め2023

  • 日々の積み重ね

    2023年もあと半月・・・・カレンダーを見てつくづく思いました。えッ、こんなにも沢山の日々を過ごしてきたのかと。元旦から桜が咲いた春、猛暑の夏、いつまでも暑かった秋、そして師走。確かにこのように2023年の毎日を過ごしてきました。今年は春には生徒さんが茶事や還暦茶会にご招待頂きました。秋には立礼茶会をして大勢のお客様に来ていただきました。茶友からのお茶会にもまいりました。お茶三昧の年と言っても過言ではありません。ですから私の今年の漢字は【茶】です。カレンダーを見て、一日一日の積み重ねで今日まできました。一日は貴重です!改めて日々大切に過ごさなければと・・・日々の積み重ね

  • 横浜赤レンガ倉庫へ

    12月のわりに晴天で暖かかったので横浜まで行きました。みなとみらい線の日本大通り駅で下車。気持ちよく歩いて行くと海が!船も見えます。横浜グランドインターコンチネンタルのケーキを切った形の建物も見えます。大観覧車も。広々とした海に面した象の鼻パークを歩いて橋を渡って赤レンガ倉庫に着きました。外観がまさに倉庫・・しかし中に入って驚きました。二階はお店がびっしりとあり、若い人には魅力的なものがいろいろ売っています。ウィークデイなのにすごく混んでいます。いろいろお店を見てまわり、すごく楽しかったです。青空に倉庫の赤が美しく、また横浜を一人散策しようと思いつつ帰りました。横浜赤レンガ倉庫へ

  • 会記の大切さ

    茶友のご自宅でのお茶会に行きました。「早変わりの趣向で」とご案内にはありました。席入りすると大きな素敵な土瓶がデンと点前座の右に置かれて炉縁は桑。広間ですが台目席の設えになっているのです。鐶付が華奢な肩付釜がどっしりと据えられています。お軸は「釣り狐」の絵に歌が遠州文字で流麗に描かれています。お花はお庭の椿。お菓子が二種ありますが一つは四角い薄焼きのお煎餅…これは狐の好物なので見立てて仙台から取り寄せられたそうです。お薄も高麗のお茶碗で美味しくいただきました。そしていったん席を出ます。二席目の入ります。前とすっかり違った設えです。お軸もお花も香合も点前座には四方棚が。炉縁も塗物に変わっていました。正にこれが「早変わり」の趣向でした。一室で二度楽しめる趣向です。コロナ後ならではの苦心のご趣向。お軸は「払子頭...会記の大切さ

  • 大坂 藤田美術館

    中之島美術館に行ったついでに藤田美術館にも行きました。大阪は土地勘が全くなく、地下鉄も全く分からないので中之島美術館からタクシーで行きました。この美術館にはずいぶん前にも一度行ったことがありますが、まったくの変わりようです。前はお蔵のようなところが展示室でした。しかしその時曜変天目が出品されていて、「懐中電灯で見ますか?」と言われ懐中電灯の明かりを照らして見せていただいた覚えがあります。今は明るい新しい建物に変わっています。切符売り場はありません。現金ではだめで係員の方にクレジットカードから1000円入館料として引き出されました。キャッシュレスです。違和感も覚えつつ、もうそういう時代なのかと驚きました。いろいろスマホを当てると説明がされたり写真が撮れると説明を受けて中に入ります。中はうす暗く3室で、絵画、...大坂藤田美術館

  • 長沢芦雪展 @大阪中之島美術館

    NHK日曜美術館で11月26日「シン芦雪」を見ました。芦雪と言えば和歌山の無量寺の「龍」・「虎」襖絵を思い出します。前にも「応挙と芦雪」展(2006年)や「とら・虎・トラ」展(2013年)でも見ていますが、またあの迫力ある「虎」「龍」に会いたくなり大阪まで行きました。中之島美術館は真っ黒な四角い建物…中に入ると「ターナー展」もやっていたのでチケット売り場は長蛇の列!芦雪は応挙に師事して初期はきちんとした花鳥画や人物、動物画を描いています。描写が写実的で丁寧に繊細に描かれ美しく素晴らしいです!しかしそれに飽き足らず、大胆な発想と構図で独自の芦雪ワールドを展開していきます。期待していた「虎」の襖絵が前期展示で見られませんでした。残念!!しかし「龍」」の方は見られ、迫力感を堪能。「牛図」や「群猿図」も楽しめまし...長沢芦雪展@大阪中之島美術館

  • 北宋書画精華 @根津美術館

    年一回会う友人と明治記念館で昼食を取りお喋りした後、タクシーで根津美術館に行き北宋のの書画を鑑賞しました。今まで南宋(1127-1279)のものは結構見てきましたが、北宋(960-1127)の書画は初めてです。清朝崩壊時に文化財が流出、それを日本人が蒐集に努めたのです。山水画はよく見ると傘をさしている人物や天秤棒を担いでいる人物や家などが細かく描かれています。絵に上部には「天下第一」の大きな文字が描かれていてお墨付きを獲得した作品です。古いものなので全体に赤茶けていて暗い照明では細かい所は見にくいです。今回の目玉、李公麟の「五馬図鑑」は大変な人気で行列になっていました。王朝では神品とされた作品です。馬とそれを引く人物も描かれています。また、李公麟の「孝経図巻」は源氏物語のように文字と絵が交互に続いて物語り...北宋書画精華@根津美術館

  • 慰労会

    お茶会で生徒の皆様に色々活躍していただいたので、慰労会と称して私が皆様をお濃茶でおもてなしをしました。開炉も兼ねてお菓子は亥子餅、花入はふくべに、水指は伊部と、「べ」の付くものを使用しました。久しぶりの皆様の前で行う濃茶点前です。各服点も私自身がするのは初めてでした。あとは居間に移って茶話会。慰労会

  • 茶人の【景色】感

    茶人はお道具の完全な形ばかりでなく、ゆがんだものや、傷があるもの、虫食いのあるものなども【景色】として珍重します。茶入れの牙蓋に傷がある場合それを景色として良しとされます。また陶器のお道具で長年に釉が一部剥げてしまったものも、「虫食い」と言って景色として喜びます。茶杓も穴の開いてしまった竹で作ったものも↓景色になりますし、節が盛り上がってしまったものも蟻通しと名付けて景色とします。織部のゆがんだ形の茶碗、破れ袋水指のように陶器が焼けるときに割れ目が出来てしまったもの、金継ぎのある茶碗・・・・なども。手びねりの茶碗もシンメトリーでなく口造りも緩い山形になるのも温かみがあってよいです。こういうきちんとした形でないものも【景色】として鑑賞するのです。この【景色】という言葉も茶道独特の言葉ではないでしょうか。茶人の【景色】感

  • 写しの文化

    絵画や工芸品等、昔の名品を再現して現代の作家がリメイクしたり、レプリカを作ったりすることがあります。お茶の世界でも過去の素晴らしい、または由緒あるお茶碗やお茶入などを模して現代の陶工の方が作られることがあります。それを「写し」と称します。模造、模作、リメイク、レプリカなどと言わずに「写し」・・・・何と良い響きの言葉でしょう。私はこの言葉が好きです。つい先日行った茶会では、9代大樋長左衛門造の光悦写し「鉄壁」を使いました。写しの文化

  • 立礼茶会を終えて

    今年の秋はあっという間に終わって、もう寒くなってきました。高田馬場にある茶道会館で、立礼の席を受け持ちました。4席あって表千家3席と、裏千家立礼席です。朝方は小雨が降っていましたが、始まるころには止みましたが寒い日でした。5日前にはなんと27,5℃という高温でしたのに今日は11℃という寒さ。今年の気候は変です。昨日運び込んだお道具を仕事がやり易くなるよう配置。会館で火を熾してもらい、大きなやかんにお湯を頂きます。水屋にはIHのコンロがありずっとお湯を熱くして置きます。お軸は円相に〝吾心似秋月”第1回は9時からですが、寒かったせいかお客様は6人。2回以降は毎回大体18人。私は席主として挨拶、設えについていろいろお話しました。正客様のお茶が点てられると私はお出しし、それを合図に裏から3客様からのお薄が運ばれま...立礼茶会を終えて

  • お茶会に向けて

    ようやく秋らしくなってきました。11月に行う茶会に向け準備、稽古を始めました。点茶盤を使用した立礼の設えです。点茶盤は立礼の形式でありますが、格調高く炭手前や濃茶も出来るのでお茶事でも使えるものです。今回はお薄でおもてなしをします。我が家の家具を動員して点茶盤に見立てました。今まで私は何回か大寄せの茶会をしてきました。今回で茶会は最後にしようと思っています。茶道人生の集大成として臨むつもりです。社中の生徒さん11人…TeamElevenで180名ほどのお客様をおもてなしします。そこで生徒さんが役割分担の表を作って下さったり、お菓子も一緒に見立てて下さったり、席順札を作って下さったり、いろいろ建設的な意見を出して下さっています。人数が少ない中やるので、当日は休憩する暇なく皆様に活躍していただくので、席主の私...お茶会に向けて

  • テート美術館展「光」 @新国立美術館

    娘と大学生の孫の3人で乃木坂駅で待ち合わせしてテート美術館展を鑑賞しました。平日なのに大変な混みよう。10月2日までなので最後の追い込みで我々のように来た方も多いのか?又は同時にイヴ・サンローレン展も開催していたためか?今回は「光」がテーマの絵画・インスタレーション・写真・映像などが展示されてます。「光」と言えばターナーが有名で、大きな「湖に沈む夕日」「大洪水」の絵で大気・光を感じ、次にジョン・ブレットの「イギリス海峡」↓の大きな絵があり、この絵は雲間から海に光が差していて海の表現が素晴らしかったです。そしてコンスタブルの「風景画」が続きます。それからは「無題」の抽象画、「しずく」「舗道の水たまり」「液体の反射」「光の戯れ」など現代アートに入ります。黒いカーテンに仕切られた部屋にはLEDライトのブルーの作...テート美術館展「光」@新国立美術館

  • 春陽会100年それぞれの闘い展 @東京ステーションギャラリー

    少し猛暑もおさまったので、東京駅まで出かけました。人出は山手線内・東京駅は観光客で大賑わい。私は優先席の車両に乗り、行きも帰りも座れました。有難いです。春陽会は1922年、帝国美術院、二科会に拮抗すべく第3の洋画団体として設立されました。梅原龍三郎・中川一政・三岸好太郎・岡鹿之助、岸田劉生・萬鉄五郎ら名だたる画家が所属しています。途中梅原・岸田は退会しましたが。こだわりのある画家、前衛的な画家が多かったようです。劉生の静物画「竹籠含春」↓の椿の絵は入場券の図柄になっていますが良かったです。中川一政の「向日葵」↓はゴッホの作品を思い出します。小杉放庵「母子彩果」↓は大きい絵です。萬鉄五郎の「裸婦」はデフォルメしたもの、長谷川潔「小さな金魚鉢」はモノトーンで細密に、岡鹿之助「窓」↓p/user_image/6...春陽会100年それぞれの闘い展@東京ステーションギャラリー

  • 茶箱点前

    9月は茶箱点前を稽古しています。今日は雪・月・花・和敬点の稽古をしました。床には利休七則の色紙を掛け、花は最後のむくげです。この夏茶花としてむくげが大活躍してくれました。お茶箱点前は共通する手続き・扱いがあるのでそれをおさえると、霧が晴れたように難なくお点前が出来ます。生徒の皆様はそれが分かってきて楽しくお稽古が出来ました。お菓子は「マスカット琥珀」と会津の源氏香が彫ってある「蕎麦落雁」。生徒さんから「お茶箱は色紙点の御所籠もありましたね」と言われ、来週はその稽古もやろうと思います。茶箱点前

  • 奥伝の稽古

    8月は普段のお稽古は休みにして、月末に奥伝の稽古をしました。猛暑続きでしたので、熱中症はl怖いですから、着物でなくても軽装でと予めお知らせしておきました。私が師事していた教室では「奥伝の稽古は洗える着物でもいいから紋付よ」と先輩の方から言われていました。もっとも真夏にはそういう稽古はありませんでしたが・・・・新しいお点前を習うのは楽しみなことです。小一時間かかるお点前でしたが皆様頑張って稽古なさいました。私がお教えできる奥伝も今回のものが最後です。これ等を習得すれば後はお茶名を頂けることになります。私も事前に何回も練習をして臨みましたが、奥伝の事前練習が出来ることはなんと幸せなことでしょう!ここまでくればあとは炉・風炉の変化はありますが、今までの稽古の繰り返しです。”稽古とは一より習い十を知り十よりかえる...奥伝の稽古

  • 夏休みも終わり

    相変わらずの暑さが続いてはいますが、日の出は徐々に遅くなり、日の入りは徐々に早くなっています。今日はクーラーをつけなかった時間もありました。夕食後、ウオーキングに出掛けましたが、やさしい風もあり気温も26℃ほど。世田谷公園まで行きました。夏休み最後の日曜日、花火をしている子供たち家族が大勢来ていました。毎年の光景です。猛暑を理由にウオーキングも週に2,3回しかしていなかったせいか何となく歩幅は狭く足がだるいような・・・それでも3800歩ほど歩きました。夏休みも終わり

  • 本の音読

    猛暑続きで、日中は出かける事も控えているのでコロナ時代のように”こもり”の日々です。毎朝朝刊の天声人語を音読してますが、日中時間があるので小説を音読することにしました。孫からもらった小川糸の「ライオンのおやつ」を。すでに読んでいますが2度目を音読することにしました。一回せいぜい15ページほどです。読みやすい本ですし既に読み終えたものなのですが、音読すると内容がゆっくり進むので黙読していた時より内容が画像のように浮かびます。そして主人公の心の中が鮮明に想像できます。時々のどを水で潤しながら、読んでいます。一回目に黙読した時は「この先どうなるのかしら」と話のすじを追ってばかりでしたが、二回目の音読では余裕でじっくり話のすじを深く鑑賞することが出来るようです。全部で254ページです。今は58ページ・・・・はっき...本の音読

  • 上級点前の稽古

    八月は3週間稽古は休みで、後は特別稽古です。普段稽古が出来ない上級のお点前「真之行台子」と「大円真」の稽古です。私も予めノートを見て予習をしますが、ノートはいろいろと斜線等で訂正があったり、書き加えがあったりでとても見にくくなっています。そこで、新しく順を追ってゆっくり書き直してみました。頭の中で点前を想像しながら書いてみるとすっきりと整理でき、それぞれA4の紙で3枚ずつにまとめました。これ等のお点前は道具組はほとんど同じです。茶入れを載せるお盆が違ったり、茶器など清めるのに小帛紗を使うこと、建水の位置が違ったり、細かい所では違いますが大きくは似ています。許状を頂く順序は「真の行台子」をしてから「大円真」ですが、「真之行台子」が裏千家では最高位のお点前ということになっています。今回それも納得しました。この...上級点前の稽古

  • リモコンスイッチ

    熱帯夜が続く毎日。寝るときはずっとエアコンを朝までつけています。昨夜寝るときにエアコンのリモコンスイッチを押してもオンになりません。運転のボタンが壊れたようです。エアコン本体にそういうスイッチがあるか、踏み台に乗って見ましたがありません。リモコンでしか操作できないようです。このエアコンもう何十年も使っていますが、しっかり働いています。そうだ!乾電池が切れたんだと気が付きました。単4が2本入ってます。単4の予備はありません。そこで他のリモコンを調べるとCDラジオのリモコンが単4でした。これを入れ替えたらエアコンのスイッチがオンに。無事ゆっくり休めました。何でもリモコンで便利なことですが、乾電池は単3単4と常時予備を置いておかないとだめですね。そう言えば昔、台所のガスが朝つかなくて、単1の乾電池を慌ててコンビ...リモコンスイッチ

  • ウオーキング

    朝から曇っていましたが、午後になるとゴロゴロと雷が鳴って雨が激しく降り始めました。猛暑でぐったりしていた庭の植物には恵みの雨です。気温も急に下がってきて25℃、我々人間にとっても恵みの気温。2,3時間こんな状態でした。夕食後ウオーキングに出掛けました。気温25℃なのですいすい足が進みます。気温によってこんなにも体が楽なのかと実感。家から下代田交差点まで往復4424歩のウオーキングでした。最後は結構きつい坂もありましたが大丈夫、しかし我が家に着くころになって足がだるくなりスピードも遅くなりましたが快適なウオーキングでした。ウオーキング

  • 甲斐荘楠音(かいのしょう ただおと)の全貌展 @東京ステーションギャラリー

    甲斐荘楠音(昭和初期の画家)の絵は前にも見たことがあり、不気味な表情の女性を描くのが印象的でした。今回も女人像が多いでした。やはり「横櫛」は2点出ていましたが女性の顔いろは悪く、表情も微笑んでいるようですが目は何か怨念が鬱積されているような感じです。着物の柄も龍に炎、女性的ではありませんが大変綿密に美しく描かれています。最後と思われる「虹のかけ橋」は7人の花魁が長い文を広げている絵ですが、女性たちの顔いろはちょっと悪いです。衣装はそれはそれは丁寧に細かく彩り良くうっとりするほど美しく描かれているのにもったいない感じ…でもこれが楠音の個性。楠音は演劇・映画にも個性を発揮し、東映の時代劇の衣装もいろいろ考案しました。今は懐かしい「旗本退屈男」「新吾十番勝負」などの衣装などにも関わりました。その衣装も沢山展示さ...甲斐荘楠音(かいのしょうただおと)の全貌展@東京ステーションギャラリー

  • 「おかげさま」と「またネ」

    この頃気に入っている言葉です。毎朝、仏壇に水とお線香を供える時、主人と私の父母、主人父母それにご先祖様に心の中で「今日も私たち子孫をお見守りください」とつぶやきます。そして「今日も衣食住満ち足りた生活が出来ることを感謝します」とつぶやきます。ご先祖様のおかげで今私や長男家族、長女家族がこの世に存在しています。そして私も主人の残してくれた家に住めているのです。草取りが大変とか言えません。食事が三食きちんといただけるのも農家の方、漁業の方などのおかげです。本当に一人では何もできませんがいろいろな方のおかげで今私がいるのです。「おかげさま」という言葉が常に心にあります。コロナ過でなかなか友人と会えなくなりました。お互い電話で長話を楽しんでいます。そして最後は「お互い体には気をつけましょうね」と言い合い、最後に私...「おかげさま」と「またネ」

  • 香付花月

    稽古がマンネリになるのは好まないので、香付花月をしました。花月の一種ですが、聞香がついていて、香銘に因んで即席に和歌を詠むという風雅な花月です。即席に和歌を詠むことは現代の私達には無理・・・・なので予め香銘をお知らせしておきました。それぞれ短冊に認めた和歌を懐に入れて始めます。花月札を引いて月の方がまずお香を焚きます。聞香して香銘を知ったところで、花月に入りお薄を3服点てます。そして亭主が奉書と硯を持ち込み、お客の名前等書いて、皆様がそれぞれの和歌・俳句を筆で書きます。最後に皆が自詠の和歌を声を出して披露します。最後に折据を回し、春・夏の時期なら「花」の札を引いた方がその記録紙を頂けます。土曜クラス水曜クラス香付花月

  • 木島櫻谷展 @泉屋博古館東京

    大分前に初めて木島櫻谷という画家を知りました。「寒月」↑という屏風に描かれている雪中を歩いている狐の鋭い目つきがとても印象的でした。またその絵に会いたいと出かけました・・・・ところがこの絵18日までの展示で残念ながら見られませんでした。動物画で名を馳せた櫻谷ですが、今回は写生画に焦点を合わせた展覧会でした。耶馬渓など各地に出掛け山海風景を徹底的に写生し、写生帖はなんと600冊もあるそうです。写生した通りに屏風等に描いたのではなく、それを醸成して心の中の風景を本描きしたそうです。中国の山水画は景色の中に楼閣や賢人などが描かれることが多いですが、櫻谷の山水図には雄大な風景の中に本当に庶民目線の小さく人物や馬、小屋等が描かれていて、何かホッと親しみを感じます。「馬路之春」は色彩豊かに宿場の風景を描いた屛風です。...木島櫻谷展@泉屋博古館東京

  • 未亡人

    小学校時代の友人が先月連れ合いの方を亡くされました。仲良し三人組で、私はもう5年前に夫を見送りました。もう一人の方も今年の冬に連れ合いの方を見送られました。それで3人とも未亡人になりました。私たちも78歳なのでそういう年代になっても不思議ではありません。早速お悔やみに行ってきました。3人で話しているうちに、皆それぞれ連れ合いを立派に悔いなく見送られたこと確認し、亡くなったことは悲しいけれど「良かった」とお互いに慰めあいました。我々3人は時代が時代、共にお見合い結婚でした。金婚式を上げられるまでまさに共白髪になるまで仲良く夫婦で過ごせ孫にも恵まれたことは大変幸せなことでした。お悔やみに伺ったつもりがいろいろなこと話しているうちに大笑いしてしまうこともあり、不謹慎だったかしらと反省する場面も…とにかく私たち妻...未亡人

  • 各服点の時の問答

    濃茶点前がコロナ禍で各服点になり、稽古でも一客一亭にしています。客は一口頂くと亭主から「お服加減は」と聞かれます。そして一口残して茶碗を下座に置き、「お茶名は?」「お菓子は」など伺います。以前の方法の流れでこうしていました。しかしせっかくのお濃茶を一口残してお尋ねして、それを終えて最後の一口を頂くのはお味もぬるくなって良くありません。そこでお濃茶は全部美味しくいただき、茶碗を下座に置いてお茶名などお尋ねし、その後茶碗の飲み口を清めた方が良いと思いました。生徒さんから「飲み口を清めるのは回し飲みの時のためではないでしょうか?先日伺ったお茶会では次客以下のお濃茶は水屋で点ててお盆に何碗か載せて運ばれていました。飲み口はそのままでということでした」確かに飲み口を清めるのは回し飲みの時に次の方への礼儀として行う事...各服点の時の問答

  • 還暦茶会

    生徒さんから還暦茶会のご案内を頂き、昨日行われました。世田谷の松本記念音楽迎賓館でです。勾配のあるお庭も樹木が豊か、池には鯉がいて、本格的の茶室もあります。今回はお庭をのぞむ立礼のお部屋で行われました。社中の方も水屋でお手伝い、緊張の中にもお薄点前が始まりました。お菓子はお誂えの干支の兎がデザインされた練り切り。柑橘類の酸味もある爽やかな美味でした。私は正客でご亭主思い入れのお茶碗でふわっとしたお薄を美味しく頂きました。ご亭主は多趣味でウクレレやフラダンスも習われています。今日はその先生がたもお招きしてご披露されました。フラダンスはテーマのお話があり、それを体現するダンスです。”宇宙の循環”のお話で、偶然今日のお軸「〇」円相と響きあうものでした。まじかでウクレレの演奏にあわせて、にこやかに指先つま先いっぱ...還暦茶会

  • マティス展 @都美術館

    昨日、上野へ「マティス展」を見に、大学生の孫と行ってきました。マチスは私が好きな画家のひとりです。2000年に行った「マティスとモデルたち展」のカタログに書いてありましたが、マティスが言っています。”私の夢は心配や気がかりのない静穏な芸術、疲れを癒す肘掛け椅子のような芸術である”確かに静かな室内の人物画や静物画が多いです。窓辺を描いた作品も、室内には机椅子食器、果物、金魚鉢、花動物などが黒い輪郭線ではっきりと描かれています。彫刻作品も数多く、畳の大きさ程の人物の背中シリーズは初めて見ました。特徴ある赤を背景にしたチラシのある室内画↑などマティスの赤は印象が強いです。素描画も多く、シンプルな線で人物の顔など描いてます。リトグラフも素晴らしかったです。最晩年にはロザリオ礼拝堂の設えもしました。4K映像で見まし...マティス展@都美術館

  • 水茎麗しき手紙

    友から素晴らしいお手紙が届きました。金婚式を迎えられたとのこと。不白流の先生をされていて、お弟子さんから茶事で寿がれたとのことです。ご主人様も茶道をされ婦唱夫随のご夫婦です。写真も沢山つけて下さり、文字はいつもながら筆でさらさらと美しく。文字を見るだけでもうっとりします!金色の天目台でお薄をご夫婦仲良くいただいたようです。お手紙の終わりには来年お互い傘寿になるので、その祝いの茶事のお誘いまで・・・・気の早い事です。茶道をしていると賀寿を茶事や茶会で祝うことが出来るのが嬉しい事です。水茎麗しき手紙

  • 柿右衛門の五色展 @戸栗美術館

    濁し手と言われる白地に「赤」「青」「緑」「黄」「金」の五色で優美な絵付けをした【柿右衛門様式】は1670年代佐賀有田で完成されました。その柿右衛門様式の器、お皿、香炉、壺が展示されています。柿右衛門窯がそんなに古くからあったとは私の認識不足でした。早くも江戸初期には有田から【柿右衛門様式】の伊万里焼の磁器が西欧に輸出されていたのです。西欧では東洋に匹敵するような磁器がまだありませんでした。【柿右衛門様式】の優品に驚き、ドイツのザクセン選帝侯はさっそくマイセンに王立磁器製作所を設立。そして【柿右衛門様式】の伊万里焼を模して花鳥文、竹虎文、甕割人物文・・など盛んに写されました。それらの絵皿もいくつか展示されてましたが、白地を背景に細かく梅や鳥がそっくりに模写されていました。濁し手の白の部分をたくさん残してそこ...柿右衛門の五色展@戸栗美術館

  • 送別会

    今日水曜クラスではお稽古の後、お引越しされる生徒さんの送別会をしました。水曜クラスは日の出も早くなったのでサマータイムを導入。朝8時半から稽古が出来るようにしています。今日は送別会があるので小習いの荘り物のお点前で早めに切り上げて、後はゆっくり引っ越される方を囲んでの茶話会を。普段買ったことになかったドーナツ、とフルーツゼリー、紅茶も添えて・・・ドーナツはこの頃いろいろな種類があって半分に切ってお互いにシェア。いろは歌のように”我が世誰ぞ常ならむ”です。ずっと同じ状態が続くことはありえません。とても熱心にお稽古に励まれていらした方なのに残念ですが、お引越し先でまた茶道を続けられると思います。私も振り返ってみますと大学時代、就職してから、結婚してからなどの生活の変化に応じて茶道の先生も何人か変わりました。そ...送別会

  • 明治美術狂想曲 @静嘉堂文庫@丸の内

    静嘉堂文庫は世田谷から丸の内に引っ越されました。今日そこへ初めて出かけました。入ってすぐのロビーは天井が高く、広く椅子も沢山あり、明るいです。展示室は4部屋でこじんまりしていて展示品の数もちょうどよい数のよう感じました。明治時代に入り、天皇制になり、幕藩制度が無くなりました。そして西洋文明がどっと入ってきて世の中がガラッと変わった時代です。油彩画が描かれ、欧米に好まれる華麗な工芸美術品が沢山輸出されました。欧米人に好まれそうな有田焼や薩摩焼の華麗なお皿や大きい花瓶、香炉、また漆器等も・・。国内でも博覧会が催され、大名家から出た古美術などが展示され、外国の万博にも参加しました。「美術」という言葉もこの時期に出来たそうです。柴田是真の漆器は素晴らしいです。印籠・重箱などその細かい漆絵には驚きます。また、彫金の...明治美術狂想曲@静嘉堂文庫@丸の内

  • 立礼の稽古

    久しぶりに立礼の稽古をしました。設えは家にあるものを総動員してそれらしく設えました。半東さんまでつけてお茶会風にしたのは水曜クラスの稽古。土曜クラスは点茶盤と考えてのお点前を稽古しました。畳に座ることの少なくなった昨今、たまには立礼の稽古も良いです。立礼の稽古

  • 「重要文化財の秘密」展 @近代美術館

    明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち重要文化財に指定された作品51点が展示されています。TVの美術番組でも取り上げられていましたのでぜひ見なくてはと、中でも高橋由一の「鮭」の本物を見たかったのです。緑の日の今日、高校生の孫を誘ってこの展覧会に出かけました。体育系の孫ですが今日はワンピース姿でネックレスも付けて肩から小さなバックを掛けてエレガントな姿にまぶしく感じました。私はサンバイザーにリュックをしょってスニーカーです。ネットで予め時間予約のチケットを求めたので行列はしていましたが割とうまく入場できました。大観の「生々流転」は40mもの長ーい絵巻物です。樹木も一本一本細かく川の流れも気の遠くなる作業で描いた超大作!やはり大観はすごいです。日本画は軸・絵・屏風も大きなもので、歴史画、美人画等さすが見事な作品ばか...「重要文化財の秘密」展@近代美術館

  • 早朝の庭仕事

    朝早くはまだ気温が上がっていないので、庭仕事に精を出しました。まだ蚊はいません。山吹がどんどん広がっています。また蔓日日草も・・・水仙はもう葉が倒れています。蔦も勢いが良いです。これ等をどんどん整理して、草も抜き、落ち葉も片づけて1時間15分ほどかかって終えました。45リットル袋2個分もごみが出ました。しゃがんでの作業があったので腰が痛くなり、本当はまだまだしたかったのですが止めました。綺麗な花を楽しませてくれた草木ですからすっきりとさせました。連休中にまた作業をしようと思います。早朝の庭仕事

  • 「大阪の日本美術展」@東京ステーションギャラリー

    朝から雨で、庭仕事もできないし、家事もする気が起きないので「こういう日は外出!」と思い、「大阪の日本美術展」に行くことにしました。商工業都市として栄えた大阪は京都や東京とは違った独自の文化があります。まず北野恒富の大きな女性像があります「摘草」は等身大の庶民のやさしそうな女性。「淀君」は強そうな女性に。生田花朝「浪速天神祭」↑「四天王寺聖霊会図」は大きな円の中に細かく建物や人が描き込まれていて儀式の様子を表した絵。生田花朝の絵はお祭りの人々の表情も細かくて楽しめました。菅楯彦「阪都四ツ橋」↑橋のたもとのお店や人々の様子を生き生きと。矢野橋村は山水画を、田能村直入などの文人画も中国趣味の絵を。大阪と言えば船場、商家の床の間を飾る絵や、女流画家の絵も沢山出ていました。島成園「祭りのよそおい」↑は商家の子供たち...「大阪の日本美術展」@東京ステーションギャラリー

  • 「東福寺展」@東博平成館

    東福寺は2020年、紅葉の時期に行きました。通天橋からの眺め、素敵な個性的な庭の印象ばかりで、仏像、絵画などの美術鑑賞の印象がなかったのでこの展覧会に行きました。南宋で無準師範から禅を学んだ円爾が創建した禅寺です。明兆の描いた円爾の肖像画は大きいです。無準師範像は国宝。国宝と重要文化財が多いです。円爾79歳の遺喝、私も近い年齢なのでちょっと感傷的になりました。期間中掛け替えがあるので「達磨・蝦蟇鉄拐図」は残念ながら見られませんでしたが、「白衣観音」の特大サイズの絵は見られました。東福寺のご本尊はとても大きいものだったそうですが、火災で焼失、仏様の手だけ展示されてましたがとても大きい手でした。今のご本尊の脇侍の阿難と迦葉はご本尊の方に首を向けている珍しいお姿でした。「二天王立像」は高さ3m34cmもあり大き...「東福寺展」@東博平成館

  • 炉・最後の稽古

    今日は炉の最後の稽古日です。久しぶりに「貴人清次花月」をしました。コロナも完全には終わっていないので、清次用の千鳥茶巾を3枚用意してそのつど替えるようにしました。この花月の特徴は茶を頂く方が予め決まっていることです。貴人だったら貴人茶碗で、清次でしたらお供の茶碗で薄茶を点てます。千鳥板の扱いも一の月が貴人の場合と清次の場合では違います。「月」「花」「松」と名乗る時期もいつもと違います。いろいろ考えながらしないといけないので、大変ですが、3回も稽古でき、良い炉の稽古納めが出来ました。難しいものは楽しいです。毎年連休中には炉から風炉の設えを変える作業をします炉・最後の稽古

  • 生徒さんから招待されたお茶事

    昨年茶名を拝受された方から茶事のご丁寧なご案内を頂き、昨日水曜クラスの皆様と共に伺いました。新宿のビル内の茶室ですが、露地も設えていて露地草履で通い蹲で清め席入りをします。川端康成も訪れたことがあるという由緒あるお茶室です。床は二畳です。お軸は「一期一会」横物で足立泰道老師の力強い文字。これから始まるお茶事に期待が高まります。主客ご挨拶の後初炭点前。羽箒は孔雀、お香合は金色の花喰い鳥。その後懐石に入ります。プロのお料理なのでどれも大変美味、亭主は5人分のお料理を何回もお運びくださいます。主菓子を頂き中立。銅鑼の響きを謹んで聞き、またお茶室に。床は花に変わっています。いよいよお濃茶点前です。ご亭主の方はお稽古通り落ち着いて綺麗な所作でお濃茶を練られます。正客の私はそれを頂きます。深い味わいで甘さも残る、お練...生徒さんから招待されたお茶事

  • 鵬雲斎の百年展

    京都に出張でいらした生徒さんからパンフレットを頂きました。4月19日で100歳になられる裏千家15代鵬雲斎大宗匠を記念して4月15日から茶道資料館で開かれる展覧会です。大宗匠の大正・昭和・平成・令和と100年の歩みで、作陶されたお茶碗や、水指、お好みのお道具、作られた茶杓などが展示されるようです。100歳になられた今もお元気に講演や百寿茶会でお濃茶を練られるお姿等、同門の私達には本当に心強く感じます。戦争中では特攻隊員となられ、実際にはその命令は出なかったそうですが、戦後は早世した淡々斎の後を継がれて、「一碗からピースフルネス」を提唱、日本のみならず海外にも茶道を広められました。このパンフレットを下さった若い生徒さんは「大宗匠は円能斎ともおじいさまとして会話などなさっていらしたこと考えるとすごいこと!」と...鵬雲斎の百年展

  • 唐物の序列

    行の行台子の稽古の時、唐物と一口に言っても序列がある事お話ししました。「四ケ伝の稽古でも唐物点前と盆点で使う唐物は序列が違う、盆点の方が盆が付くし揉み手もあるでしょ」「行の行台子」で使われる唐物はこれらより序列が上ということでしょうね」では「序列はどのように誰によってつくられたのかしら?、遠州かしら?」と何気なく言うと、生徒さんのお一人が「松平不昧も所持されているお道具の中でよい物を選定されたのでは」と言われました。「姿・景色の良い、伝来がちゃんと分っているものが名品なのでしょうね」と私。思いがけず生徒さんと素敵な高尚な会話が出来ました。後で私も茶道辞典で調べてみました。小堀遠州は【遠州蔵帳】で名物を選定しています。いわゆる中興名物と言われるものです。しかしこの正本は後で孫や数寄者などがメモを付け加えたり...唐物の序列

  • 逆勝手の稽古

    八炉の稽古の一環として、逆勝手の稽古をしました。お茶室が小間の場合、炉の位置がいつもと違うところもあります。そういうお茶室でお点前をする機会はめったにありませんが、頭と足の刺激になるものです。風炉先屏風をいろいろと置き換えて逆勝手の茶室に見立てます。いつものお点前(本勝手)の時と帛紗を付ける位置も部屋に入る足も右左違います。始めは「そこ違うわ」とみんなで笑ったりしていましたが、しているうちにちゃんと出来るように。脳を活性化し、ちょっとスリルも緊張感もある稽古でした。逆勝手の稽古

  • 「部屋のみる夢」展 @ポーラ美術館

    ボナールから現代の作家までの室内画の企画展。家から3時間半近くかかって箱根のこの美術館にたどり着きました。JRと箱根登山鉄道やバスと乗り換えを何回かして無事着きました。山を削って建てられたような地下2階の建物で、あたりには何にもない本当に山の中腹にポツンとある立派な美術館です。まず驚くのは展示してある絵画すべて写真を撮ってよいのです。シャカシャカ取っている方が何人かいらしたので、私も一応係に方に聞きましたら「良いのですよ」との返事。マチス、モリゾー、ボナール、ヴイヤール、ハマスホイの室内画に続き、現代日本の作家の佐藤翠、森山友一朗の室内画が展示されていました。室内画はその家に入らせてもらった感じです。家でリラックスしてたり、考え事をしていたリ、ピアノを弾いていたリ、本を窓辺で読んでいたリ、子供とバルコニー...「部屋のみる夢」展@ポーラ美術館

  • お花見

    まだ3,4分咲きのようですが、天気が良いうちにと娘と目黒川沿いの桜お花見をしてきました。池尻側から歩き始めましたがここの桜は1分咲き、まったく花が見られない木もあります。「やはりお花見には早すぎたわね」と話しながらそれでも雲一つない快晴で散歩するのも快適です。山手通りに近づくにつれ4,5分咲きの木が増えてきました。山手通りを過ぎ中目黒方面に進むにつれ花見客も増えて、5分咲きしている木がどんどん増えてきます。来た甲斐がありました。川沿い三階建てのスタバには長蛇の行列が。三階からみる桜はさぞ見事でしょう。ちょっと足が疲れたので中目黒の少し手前で引き返しました。幹の途中からかわいく芽を出し花を咲かせているものも・・・・サクラ独特でしょう、生命力があふれている感じがしました。バスで三茶に戻り、一度は行ってみたかっ...お花見

  • 失ったものを数えず…

    今日のNHKラジオ深夜便午前4時からの番組で、建築家の吉田紗栄子氏のお話に感じ入るところがありました。それはパラリンピックの提唱者のルードヴィッヒ・グッドマン博士の言葉です。”失ったものを数えないで、残っているものを最大限に生かせ”これは障碍者に向けた言葉ですが、最近老化が目立ってきた私にも響く言葉です。歳をとると耳も遠くなり、歯も抜け、頭髪も減り、黒髪も白髪に、体力も衰え、容色も衰え、記憶力も悪くなり、勘違い等・・失うものが多いです。このようなことで私も参っていました。自然の摂理ですからこういうことは仕方ありません。悪あがきしてもどうしようもありません。残っているものを考えると、まだしっかり歩ける、家事も出来る、庭仕事も出来る、出かける意欲も大である、読書も好き、書道も好き、筆まめである、PCやブログも...失ったものを数えず…

  • 佐伯祐三展 @東京ステーションギャラリー

    1月から4月初めまで開催されているというのに今日はすごく行列が出来ていました。入場券を持っていましたがその列も長かったです。”自画像としての風景画”という副題がついています。自画像が10枚ほど展示されてますが「立てる自画像」は戸外でパレットを持って佇んでいますが何故か顔の部分が青い風?でかすんでます。東京に移り住んでからは下落合の風景何枚か書いています。中でもテニスをしている風景は印象深かったです。静物画もありました。パリに行ってからはヴラマンクに影響されたか初期のパリ風景画は暗い色調です。しかし、彼独自の視点を描くようになります。パリの町角の建物の外壁に貼られたポスターや、看板を描き、そこに埋め尽くすように文字が並びます。そして人物を線のように一人入れ込みます。重厚な石壁の表現も見事。結核にかかり外に出...佐伯祐三展@東京ステーションギャラリー

  • 予習

    稽古日の前に必ずではありませんが予習をします。今週は長板総荘と長板一つ置きの稽古をすることになっています。久しぶりなので予習をしました。濃茶と薄茶ではお釜の蓋の開け方に違いがありますし、火箸の扱いもあるので教則本で確認して予習をしました。長板一つ置きもついでに稽古をしようとそのお点前も確認。何十年も茶道をお教えしていますが、予習は大事。先日は思い込みで間違ってお教えしてしまったことで大反省。予習は大事!!ある生徒さんからお軸の巻き方も教えてもらいたいとのことでそれも今回稽古しようと・・・予習すること、勉強することがあり幸せ感じます。勉強は楽しい!!予習

  • ひな祭り

    日も長くなり、日差しも明るく春になりました。3月3日ひな祭りなので、それに因んだお道具でお薄を点てました。お軸はお雛様、釣り釜にして、ツボツボ棚に津軽塗の棗、お茶碗はお雛様の模様、蓋置はぼんぼりです。お雛様のお茶碗はこの時期しか登場しません。1年に一回の登場です!「西王母」の名の和菓子頂き、美味しいお薄を頂きました。この歳になってもお雛様を楽しく祝える幸せ‥‥茶道を続くて来てよかったです。雛あられや菱餅がお店に出ていますが、お雛様を飾るお家、少なくなってきたような?ヴァレンタインの日、ホワイトチョコレートのお返しなどのイベントがお雛様を席巻してしまっているよう・・・我が国古来の文化を大切に継続したいです。ひな祭り

  • ぶりの骨

    今はぶりが美味しい季節。切り身では背側より腹側の方が油が乗っていて好きです。昼食に照り焼きにして頂きました。飲みこもうとした時「アッ骨」と思った時はのどの先まで行ってしまった感が・・・「仕方がない飲みこむしか」と。”ご飯を丸呑みするとよい”ということが頭をかすめ、ご飯を二度三度丸呑みしました。痛かったですが通ったようでした。多分1cmくらいの骨です。しかし、後でのどがどんどん痛くなってきました。水を飲んでも痛いですし、何もしなくても痛いです。急いで耳鼻科に駆け込みました。喉の奥を見てもらいましたが分からないので鼻からチューブを入れてみましょうと言われました。チューブの先にカメラが付いていたようで後で画面を見せてもらいました。「どこにも骨は見られませんでした。」と先生。「もし骨がのどの肉に入ってしまっていた...ぶりの骨

  • バレンタインデー

    今日、高1の孫からバレンタインのクッキーを頂きました。部活仲間やクラスのお友達からもらったものもこの頃は皆手作りのものが多いそうです。それで孫もチョコレートも入れたクッキーを作ったのだそう・・・大変ですね。かわいい包装にしてシールまでこだわってました。バレンタインの行事が無かった世代でよかった‥と思ってしまいました。早速主人にお供えをして、明日有難く頂きます。どんな味か楽しみ!!!有難う!!!バレンタインデー

  • 研究会をオンラインで

    研究会をオンラインで参加しました。初めてだったので画像が出てくるまでの作業に手間取り、20分掛かりようやく画面が出てきました。今日の項目は長板総荘り。初炭手前は画面が出てきたときはもう香合の拝見の時でした。香合に花押があればそのことも聞かれずともご披露したらよいと業躰先生。濃茶では男性の方のお点前。受け答えの声が大きく良かったです。私は稽古時にいつも生徒さんに言っているのですが、「もっと大きな声で」と。お客様は2人。しかしコロナの時期正客だけが濃茶を頂き、次客は頂くふりをします。利休様以前は一人一碗が常で、「一味同心」と言って一碗を飲みまわしするようにされたのは利休様でした。亭主は拝見したお道具をお返しするとき、お道具を返す位置正面に座ってお返しすること学びました。薄茶では煙草盆が出て「おくつろぎください...研究会をオンラインで

  • 便利な世の中

    昨日は東京でも雪で寒い一日でした。しかし有難い事にガスストーブやエアコンなどで暖を取ることが出来ます。私が少女の頃はエアコンなどありませんし、居間には火鉢と炬燵(これも炭火です)があり、一家団欒食事をし、テレビを見ていました。入浴も毎日ではなく、浴槽もガスですが木製ヒノキのもので、シャワーはなく家族が時々次々水を入れて追い炊きをしつつ間を置かずに入っていました。トイレは水洗ではありません。水道も蛇口をひねればお湯などということはありませんでした。それが当たり前と思っていたので不満などはありませんでした。こういう時代は昭和40年代、結婚後も続きました。アメリカで3年間過ごしたときは、生活の豊かさに驚き、こんな豊かな国と戦争したのだと思ったものでした。それが徐々にエアコンが普及し、水洗トイレ、蛇口をひねればお...便利な世の中

  • 東大寺お水取りのお菓子

    生徒さんから珍しいお菓子を頂きました。奈良の萬々堂の名「糊こぼし」です。東大寺二月堂お水取りの時期にこの椿の造花を須弥壇にお供えするそうで、それを模したお菓子とのことです。紅椿に白い糊が付いたようなものなので「糊こぼし」という名がつけられてます。初めて頂いたお菓子ですが、中のきみ餡の色もきれいでやわらかいお菓子です。東大寺開山堂にこの椿があるそうです。季節限定の貴重なお菓子を皆様と頂きました。箱もきれいなので取っておきます。東大寺お水取りのお菓子

  • 蓋置の拝見

    大分前の午年の時に初めて友人に誘っていただき立礼の茶会をした時に求めた蓋置。真葛造の春駒の絵が描かれているものです。初午も近い事なのでお稽古に使いました。絵があるのですが炉縁に置くとお客様から絵は見えません。絵のある蓋置はどう置くのか調べましたが、花押のあるものでも花押を前にして置きやはり客側からは見えません。見せびらかすものではないという茶道のつつましさでしょう。そこでそういう時は正客が気を利かせて茶器の拝見をお願いするとき「蓋置も拝見できませんでしょうか」と所望するとよいのでは…今回初めて蓋置の拝見をしました。柄杓を棚に飾って、蓋置は棚に飾らず、棗と茶杓を出す位置より下座に出します。正客はお道具を返すとき蓋置はやはり出された位置に返します。亭主は拝見物を取りに出てお尋ねにこたえ、蓋置を棚に飾り、薄器も...蓋置の拝見

  • 十よりかえるもとのその一

    利休道歌に「稽古とは一より習い十を知り、十よりかえるもとのその一」というのがあります。正にその道歌を反省をもってつくづく思い知ることが起きました。上のお点前をある個所間違えて皆様にお教えしてしまったのです。このところ「大円草」というお点前を各クラスでお教えしていました。今日生徒さんから「先回お稽古したお点前で私のメモノートと全く違う手順でした」と言われました。「えっ、どこが?」と聞くと、「練り上げたお茶をお客様にお出しする手順が」とおっしゃいます。私は今回お教えした手順が正しいと頭から思っていたのですが、「私のノートも見てみるわね」と言い見直してみましたら、ナントその方の手順が書かれていました。ガーン!!!です。思い違いをしていました。ショックやら恥ずかしいやら・・・大反省です!事前に頭の中では予習をして...十よりかえるもとのその一

  • 友からのお手紙

    素敵な寒中見舞いを頂きました。高校・大学と一緒だった友人からで、私とは流派は違いますが、茶道の先生もされています。昔から書がお上手で、巻紙でもハガキでもさらさらと麗しい文字や絵も添えたお手紙を頂きます。私も筆まめなのでお手紙のやり取りはずっと続いています。美しい筆文字のお手紙は大事に小引き出しに取ってあり、かれこれ40通にも・・・そして今回は紅梅白梅が枝いっぱいに広がった紙にさらさらと。短歌も詠まれる方ですが、今回のお手紙には何と長歌が認められていました。長歌まで詠まれるなんて…受け取った私は平安時代にワープした感じ!さてどうお返事しましょうか。拙筆ながらも心を込めて・・・書くことにします。友からのお手紙

  • 写経

    茶の稽古がない週はいろいろと出かけます。今日は薬師寺東京分院に行き、写経をしてきました。2月は母と主人の祥月命日の月、また父は3月1日が命日なので、写経をする気持ちになったのです。休日の為か写経をする方は多かったです。墨をすって心を整え、約1時間と少しで書き終えました。薬師如来様の像の前に提出して、手を合わせました。納経集印帳に印も押していただきました。五反田までの帰り道は、昨年秋に奈良の薬師寺に旅行した時を思い出しながら何か清々しい気分で坂を下りました。写経

  • -4℃で植物が…

    東京でも昨日と同様気温はマイナス4度。あまり東京では経験したことがない低温。朝刊を取りに外に出ましたら(6時近く)蔦やツワブキの葉がクタンとなっています。また蔦は葉が黒くなってしまい、大事にしていたクリスマスローズもクタンとしおれています。枝もののセンリョウや、ビョウヤナギの葉も下を向いてしまっています。びっくりしました。このところ雨らしい雨が降ってなく、土はカラカラのところに気温が零下になったから?凍ってしまったようです。昼には8℃くらいになるそうですからどうなりますか・・・・-4℃で植物が…

  • 諏訪 敦 「眼窩裏の火事」展 @府中美術館

    窩BS4ぶらぶら美術館と、NHK日曜美術館で取り上げていた展覧会です。会場に入ると、病室のベットで点滴などされて寝ている老人の大きな絵が飛び込んできます。この老人は画家のお父様だとのこと。ちょっと古そうなベット、布団、点滴など治療の器具、お父様のお顔等、病室の様子があたかも写真のようです。近寄ってみると確かに絵です!お父様の最後らしいお顔の鉛筆デッサンの隣には、可愛い赤ちゃんのデッサン画が‥‥これも鉛筆で超写実に描かれています。先に進むと女の人がだんだん朽ちていく連続的な絵があります。おばあさまが1945年ソ連侵攻で満州にわたり難民収容所で栄養失調とチフスでなくなったことを描かれたそうですが、これらの絵はちょっとつら過ぎました。次の部屋には超リアルに描かれた静物画が展示されています。この画家独特の陽炎のよ...諏訪敦「眼窩裏の火事」展@府中美術館

  • 「推し」の隠岐の海 引退

    今朝の朝刊で隠岐の海引退の記事が載っていました。今場所は初日からずっと黒星が続いていました。このところの場所でも負け越しばかりでした。そして引退とのこと・・・・残念ですが37歳まで頑張られて現役されていたことは素晴らしいと思います。ブログ2022・8・21に書いたように、私は隠岐の海をずっと「推し」してきましたが、これからは「君が浜」親方として後進を指導されるとのことです。長い間お疲れさまでした。強い力士を育てて下さるよう応援します!「推し」の隠岐の海引退

  • お道具の扱い

    お道具の扱いというとお点前中の扱いを連想します。しかし、消耗品の柄杓や茶筅、お仕覆などの扱いにも注意したいです。先回の稽古でなんと柄杓の合と柄が外れてしまいました。柄杓を建水に載せて持ち込む時、結構柄杓を落としてしまうことがあります。また釘のあるお棚に柄杓を掛ける時ちょっと無理したり、どこかにぶつけたりしてしまうこともあります。そうして少しずつつなぎ目がずれてきたのだと思います。又、茶入れの仕覆の紐を通しているつがりの糸がほつれてしまったり・・・これは結んだりほどくとき雑にしたためです。もっとも、稽古で何十回と紐を結び紐がヨレヨレになってしまうのは、稽古の勲章。柄杓や仕覆なども心して扱わなくてはなりません。合が外ずれた柄杓ですが、乾燥させてから入れてみましたらなかなか難しかったですが不完全ながらはまりまし...お道具の扱い

  • 書初め2023

    自主グループでしている書の会で、書初めをしました。たった3人の会で、区民センターでしています。その中の上手な方のお手本で、「歓喜」と書きました。半紙に何枚か練習ののち、条幅サイズの紙を切ってお清書しました。お手本はカスレもありましたが、私はあまりカスレが出ませんでしたが、気持ちよく書けました。あと、私が今年の気持ちとして考えてきた「而今」も書いてみました。今この瞬間・瞬間を大切にする、今を生きる…といった意味の言葉です。ご指導して下さっていた先生が亡くなられて自主グループになりましたが、一人減り二人減り…で今は3人になってしまいました。私はむかし字が大変下手でした。それが習うようになって10年近くたったころ主人に「なんでも習うと上手になるものだね」と言われ嬉しかったです。それで今も書を楽しみながら続けてい...書初め2023

  • 初釜2023

    好天の中初釜をいたしました。昨年のうちに水曜クラスと土曜クラス混合で二つのグループに分けをしました。そして当日に代表者がくじを引き、濃茶席か薄茶席かが決まるというちょっとスリリングな試みです。即席のグループでそれぞれの席を設けるのです。お道具組は濃茶席・薄茶席予めお知らせしておきました。今はLINEなどでそれぞれのクループで役を決められていたとか・・・・普段の稽古をしっかりされているので、その延長としてどれだけ出来るかちょっと試みたかったわけです。私は一切口を挟まず客に徹し、両方の席に入らせてもらいました。お点前の方、半東の方、正客の方、お運びの方など、とても見事に立派になさいました。厳かに新春らしく緊張感のある初釜は大々成功!でした。もう私の口出し無しでも皆様立派にお出来になること確認し、大変感激した今...初釜2023

  • 初ウオーキング

    元旦・2日とおもてなしで日が暮れ、3日はちょっと一休み。今日も冬晴れの天気、初ウオーキングをしてきました。駒沢オリンピック公園です。途中まではバスに乗り、公園内をずいぶん歩きました。ランニングコースが線引きされていて結構の人数走ってます。中央広場まで行きました。凧揚げをしてたり、バトミントンをされてたり、乳母車でお散歩の母子、おじいさんの日向ぼっこなどいろいろです。空は雲一つない青空…とても気分が良いです。道路を渡ってる橋を歩いて室内競技場の方まで足をのばしました。帰りはルート246に沿って歩いて駒沢大学駅から地下鉄ひと駅乗って帰りました。結構歩いてスマホを見ると8025歩でした。寒い時期は昼間ウオーキングをします。初ウオーキング

  • 2023年正月

    明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。元旦には娘の一家が来てくれました。毎年元旦にお墓参りをするそうでその帰りに寄ってくれたのです。ちらし寿司等でおもてなし。あと牛肉サラダとお吸い物、スモークサーモンとさらし玉ねぎ。牛肉サラダは、平成4年NHKきょうの料理の本からのレシピ。”これっきり牛肉サラダ”と加藤タキさんおすすめのものです。私もお客様には今までに何回も作りました。美味しいのです。ちらし寿司にはお正月なので奮発してトッピングにイクラをのせました。娘や孫がいろいろ盛り付けなど手伝ってくれ助かりました。二日には隣の長男一家が来てくれました。元旦と同じお料理でおもてなし。小学生がいるので居間では机が低く食べにくいのではと、今日はお台所で頂きました。皆「とても美味しい」と、ちらし寿司...2023年正月

  • 先行お参り

    今年も今日午前中に明治神宮にお参りしてきました。お正月は混むので年内のうちにお参りするのがこのところの行事になりました。先行お参りというか、一年の感謝お礼お参りの意味もあります。”今年も無事一年過ごせ有難うございました。来年もよろしくお願いいたします”・・・と心の中で言い、手を合わせました。歩くと玉砂利の音と鳥のさえずりしか聞こえない静寂な道をすがすがしい気持ちで引き返しました。芝生の方にも足を延ばし朝の空気を胸いっぱい吸って気持ちの良いお参りが出来ました。先行お参り

  • 鳩がセンリョウを

    お正月に欠かせない千両の実が日ごとに少なくなっています。鳩が毎日食べに来るからです。鳥は「赤」が分かるそうで赤い実ばかりを食べます。隣には白(黄色)のセンリョウもありますがそちらの方は好まないようです。鳩も寒くなってお腹がすくのでしょう。裏の方にもセンリョウがあり、そこはまだ気が付かないよう・・・・我が庭のあちこちにあるセンリョウはもとはと言えば鳥が種をフンとして落として生えたもの。沢山食べて寒さに備えて!と・・・おおらかに見ています。鳩がセンリョウを

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