小学生だった頃。 習い事に向かう車で 窓のそとをみながら 流れてくるラジオをぼんやり聴いていた。 話者が最近読んだ本の内容と感想を紹介する番組だった。 そのときは『裁判官のプリズム』とかいう題名の本を紹介していた。(Amazonで検索してみたけれど該当なしでした…ざんねんなことに正確な題名が不明です。) 普通にみていたら一筋の透明な光なのだけれど、 裁判官というひとは、その心にプリズム (※プリズム・・・太陽の光をガラスのプリズムに当てると、虹のような光の帯が現れる。これを太陽光のスペクトルとよぶ。白く見える太陽の光は、実はさまざまな色の光が混ざっていて、プリズムに通すことでそれが分けられる仕…
あぁ…やってしまったなぁ…と おでこに 手のひらぺちんと当てた。 外出先だったこともあったけれど わからないことがあったときに、 信頼できるテキストや書籍ではなく Googleやヤフー知恵袋で ちゃちゃっと検索して 疑問を解決しようとする傾向が自分にはある。 ロースクールの入学前ガイダンスで 「法律用語辞典を常に持ち歩き わからない用語を逐一調べなさい。」なんて言われたけれど、 今の時代 スマホがあればそんなのいらないよねぇ…と思うことすらあった。 いま刑法の短答式過去問演習をしていて、 毎度毎度、理解があいまいで止まってしまう箇所がある。 錯誤のところである。 具体的符合説、法定的符合説、抽…
長女が茶道を習い始めた。 自分もこどもたちと一緒に 先生がお茶を点てる一連の手順を 見させていただく機会に恵まれた。 先生の指先に視線を集中させて ひとつ、ひとつの動作に見惚れているうちに、 『型』というものの存在が先生の所作から 浮かび上がってくるのを感じた。 先生は、「次はこれをして、それから…」と頭で考えずとも、 手順という『型』はもう そこに確実に置いてあるなかで、 そこよりも一段、二段 深いところに意識を置いて お茶を点てられているようにみえた。 民法、憲法、そして今 刑法と アガルートの重要問題習得テキストで学習を進めるうちに、 科目固有の『型』のようなものと 科目をまたいで共通の…
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