朝7時。 こっそり目覚ましをかけて身支度を整える。 駅前のドトールの営業時間のところには 「年中無休」と書いてあるのは確認済みだ。 昨晩、ちょいと夜更かしをした こどもたちは きっとお昼まえまで寝ているだろう。ついでに夫も。 大人になってから、毎年 お正月がすこし憂鬱で 早くすぎてほしいなぁと願ってきた。 いつもの『日常』が恋しくてしかたない。 けれども… 今年の自分はちょっとちがうぞ、と策を練る。 こどもの頃、陸上の選手をしていて、 1000m走では県大会で新記録保持者になったこともあった。(翌年すぐに記録はやぶられたけれども。) 勝つ秘訣は 凄まじいほどのスタートダッシュである。 1000…
憲法の問題演習で 選挙制度の話になると 途端に進まなくなる。 選挙制度そのものの知識や理解が不確かなため 憲法の論点以前のところで立ち止まってしまうのである。 『サル🐒でもわかる選挙制度のしくみ』 というような 初歩的な解説を見つけたので読んでみる。 そのなかで、カニ🦀がしてくれる説明が さっぱりわからない。何をいっているのカニ。 最終的に自治体が選挙の具体的な投票方法 (政党名を書いてください。とか、候補者の名前でも政党名でもどちらでもいいですよ。とか。) を説明している記載を見つけてようやく理解する。 結局のところ… 「実務」というか 「具体的なイメージ」 が頭のなかで描けるかどうかが、 …
いつもとちがったことは 風邪をひいて 熱がすこし出たくらい。そんな日だった。 けれども、 自分の日々の暮らしが どこかにいる、どなたかの懸命な働きによって 常に守られていることを 初めて実感をもって 思い知り、 観ているあいだ、心がぎゅぅっと縮む感じがした。 自分たちのために 命をかけて 日々 そのような働きをしてくださっている方々に対し、 感謝の念を持つことはおろか、 彼らの働きの存在自体を意識せずに いや目を向けようとしてこずに これまで暮らしてきたことを自覚したとたん、 深く考え込んでしまい 動けなくなった。 自分が思い込んでいた世界と 実際に生じている出来事との乖離具合を 目の当たりに…
2020年5月〜10月の予備試験に合格、 2021年5月の司法試験に合格、 というのが、 現時点で考え得る家族の状況や 自分の学力の状況を総合考慮して 自分のなかで決めている予定である。 2019年5月の予備試験は いまの自分が抱える いろいろ問題に目をつぶって考えてみても、 やはり今の自分の状況から判断する限りでは 『とりあえず受験』という位置付けになってしまうと思われる。 試験本番に自分の学力のヤマを持っていくことなしに、 「うまくいけば、なんとかなるかも。」よりも更に下の段階の、 「まったく勉強が足りていないけど、 出願してしまったし、とりあえず受験しとこう。」 という自覚をはっきり持ち…
図書館から借りた本を 郵便ポスト📮に投函してしまった。がびーん。 近くにある図書館の本の返却ポストに入れているつもりだった。 このごろ夕方になると頭がぼぉ…として まったく働かなくなる。 いちにちのあいだずっと こどもたちとお話したり、家事をしたり、しながら その合間にちょこちょこ勉強をしようとするため、 頭を切り替えなければならない回数が多くて 切り替えの負荷だけで頭がクタクタになってしまう。 その割にあまり勉強は進んでいないという悲しさ… 理想はほんの1、2時間でいいから 中断せずに集中して机に向かうことが、 こどもたちの心に負担をかけずに できることなら楽しんでくれる形で実現することであ…
今日は次女が通う幼稚園の教会で クリスマスミサがあった。 夫も自分も青春時代は それぞれ通っていた仏教校で過ごしてきたため キリスト教のことはよく知らずに育ってきたのだけれど、 どういうわけか ご縁をいただき 自分たちの こどもは キリスト教に基づいた心の教育を受させていただいており、 親として関わるなかで はじめてキリスト教にふれる機会を得ることとなった。 クリスマスミサでは参加者全員が 赤いろうそくを一本ずつ持ち、 灯をともしながら 歌を歌ったり 聖書の一節の朗読をきいたり した。 手もとで、 ゆらゆら揺れる ろうそくのやわらかい光を じっと見つめていたら、 なんだかとても 懐かしい気持ち…
手が痛い。とりわけ右手のおにいさん指が痛い。 数ヶ月前から 講義を聴くことから 問題演習をすることに勉強の軸が移り、 『書く』時間が増えるにつれ だんだん手に痛みを感じるようになってきた。 しばらく気づかないふりをしてきたけれど、 痛い。やっぱり痛い… 「試験用 筆記用具」とGoogle先生に相談してみると、 やはり万年筆は手にかかる負担が少なく たくさん書く場合には適している、 多くの受験生が使用している、とのことだった。へぇ… 万年筆は重たくて 手が疲れやすいと 思い込んでいたけれど、違うのかしら。 司法試験受験生が論文試験用に万年筆を使うと よく耳にはしてきたけれど、 これまではボールペ…
自宅のお手洗いに 立てこもったことがある。 ぷりぷり憤慨しながら、 どうしようもない悔しさと向き合っていた。 大学三回生のときのこと。 ロースクール入試に向けて日々勉強を重ねていた。 大学の准教授かなにかをしている方の 個別指導を受講するほど真剣に取り組んでいた。 自分が在籍していたのが経済学部だったため 周りの友達は 次々と企業から内定をもらい 将来進む道が確定していくなかで、 自分は適性試験で良い結果を出さないと 就職せざるを得ない、または浪人、 というプレッシャーを抱えて過ごしていた。 そんなある日。 当時彼氏であった夫と ゲーム感覚で ロースクールの適性試験の問題を どっちが早くとける…
「そうだ!弁護士になろう!」 と、 自分の心からの想いとして はじめて出てきたのは 高校生のとき 帰りの電車の中でだった。 乗り換えなしで 1時間近く電車に乗り続けなければならないほどの遠い距離を 毎日 電車に揺られて通学していた。 家から学校までのあいだ 幾つもある停車駅のなかに、 新幹線に乗り換えるための駅もあった。 受験が迫っていたある日、 塾の帰りに乗った夜の電車で座っていた 2人がけの隣の席に 50代くらいの男性がいらっしゃった。 英単語を必死に覚えていると その男性が 「受験生? 勉強 頑張ってね。」 と言ってくださった。 「はい。ありがとうございます。」と答えると、 「あなたの未…
通っていた地元の公立中学校で 人生ではじめての 『仲間はずれ 』に合った。 入学当初から一緒にいた6人グループのなかのリーダー格のひとりが 突然、 「明日からあの子を無視しよう。」と言いだしたのだ。 あの子…とは この自分のことではなく、 小学生の頃から毎朝一緒に学校に通っていた 自分とは長い付き合いの子のことだった。 「それは できないわ。そういうの やめよう。」 と言ったら、翌日から自分がみんなに無視され始めた。 自分とは長い付き合いだった「あの子」までも、無視をしてきた。 自分としては彼女をかばったつもりでいたので 彼女の態度には驚いた。 あららー!そうきたかー!と 思った。 しばらく辛…
冬休みがはじまった。 いちにちのうちに ほんの数時間でも まるっきり ひとりになって 勉強することができた きょうまでの日常から、 ずっと 誰かといながら 常に 何かをしながら 机に向かう日々に切り替わる。 日によっては 机に向かうことすら 叶わないこともある。 あぁ。思いっきり 勉強したいなぁ… ひとりで勉強しているときに だんだん集中が加速していって、 まるで たまご🥚のなかにいるような感覚になることがある。 自習室では その状態によくなっていた。 そこに友達が来て 肩をぽんっ!とするものだから、 たまごの殻が割れたのと同じくらいの衝撃で うほっ!と飛び跳ねて驚いてしまい、 その様子に肩ぽ…
仕事でも、勉強でも。 身体いっぱい やる気に満ちているときがあったかと思うと、 あぁ…なんだかやる気になれない…というときがくる。 あんなに前向きに取り組む気持ちが確かに 自分のなかに存在していたはずなのに、 あれは一体どこにいってしまったのだろう。 と、考えていた。 そう。只今、やる気が家出中。おーい…どこにいった。 これまでいろいろな仕事(アルバイトを含む)を 経験してきたけれど、 自分のやる気の上昇や減退には ひとつ法則があったのではないかと思い至る。 《対象に対して、 時間を忘れて取り組むことのできる状態になっているかどうか》 この点に自分のやる気は左右されている気がするのである。 「…
授業で なにを話しているのか、まったく わからない。 わかるようになるために どこから手をつけたらいいのかすら、わからない。 という絶望的な経験をはじめて (2度目は大学の経済学の授業。3度目はロースクールの民法の授業。毎度まいど いと辛し…) したのは、高校一年生の数学の授業でだった。 通っていた高校では、 一学期の数学の成績を受けて 二学期以降は アルファ(基礎)、ベータ(応用)、ガンマ(発展)の 3つのレベル別にクラス分けされることになっていた。 この高校の素晴らしいところは、 一学期の数学の成績順に生徒を並べて レベルが上の生徒から順に 発展、応用、基礎クラス、と学校側が決めるのではな…
物事を習慣として身につけるには 60日は継続しなければならない。 らしい。 「いまの自分にはない物事を、どうしたら《習慣化》できるか」 という問いは、 ずっと前から自分のなかに横たわっていて 気まぐれに ツンツンと関心を持っては すぐにそこから離れる、を繰り返してきた。 いまから約2ヶ月前。 いろいろと切羽詰まっていて 自分の現在と今後を真剣に考えざるを得なくなった。 そして、 とにかく現状から何かを変えていかなければ! との想いに駆られた。 「いまの自分のなかに存在していないことを 60日間続けてみたら、 ほんとうに自分のなかで習慣化するか試してみよう。」と考えた。 勉強は細々とだけれど習慣…
たい焼きをたべながら 日頃 気になったことをメモしている [なんでもノート]を読み返していたら、 「考える」気体 「話す」は 液体 「書く」は 固体 と書いてあった。 どこで目にした言葉かわからないのだけれど、 いつかの自分が気になり書き留めたらしい。 過去の自分が なにを考えつつ この言葉を目に止めたのかは もう すっかり忘れてしまった。ただ、 これを見つけた今の自分は、 あぁ…なるほどねぇ。 とすっきり腑に落ちた感じがしたのであった。 基礎講座のテキストをひととおり終えてからは 重問で問題演習ばかりしているのだけれど、 「書く」ことをするようになってから、 理解の深まり方や記憶の残り方が …
たい焼きをたべながら 日頃 気になったことをメモしている [なんでもノート]を読み返していたら、 「考える」気体 「話す」は 液体 「書く」は 固体 と書いてあった。 どこで目にした言葉かわからないのだけれど、 いつかの自分が気になり書き留めたらしい。 過去の自分が なにを考えつつ この言葉を目に止めたのかは もう すっかり忘れてしまった。ただ、 これを見つけた今の自分は、 あぁ…なるほどねぇ。 とすっきり腑に落ちた感じがしたのであった。 基礎講座のテキストをひととおり終えてからは 重問で問題演習ばかりしているのだけれど、 「書く」ことをするようになってから、 理解の深まり方や記憶の残り方が …
「負けず嫌い」だった。 子どもの頃から、ずっと。 自分が置かれた環境、その先々で 早々にライバルを見つけては、 心のなかで一方的に 対抗心を膨らませ 自分が優位になるための努力を必死に続けた。 大学受験の現役生の頃なんかは、 自分と同じ志望校を受ける可能性のある 全学生がライバルだと心底思っていた。 ごはんを食べているわずかな時間すら 「このあいだにライバルたちに遅れをとってしまったらどうしよう…」と、 深刻に真剣に心配していた。 たしかに。 ライバルたちに「負けたくない!」気持ちから 必死で努力することを迫られるため 自分の能力の一部分は確実に向上すると思う。 自分自身も 他者へのライバル心…
「負けず嫌い」だった。 子どもの頃から、ずっと。 自分が置かれた環境、その先々で 早々にライバルを見つけては、 心のなかで一方的に 対抗心を膨らませ 自分が優位になるための努力を必死に続けた。 大学受験の現役生の頃なんかは、 自分と同じ志望校を受ける可能性のある 全学生がライバルだと心底思っていた。 ごはんを食べているわずかな時間すら 「このあいだにライバルたちに遅れをとってしまったらどうしよう…」と、 深刻に真剣に心配していた。 たしかに。 ライバルたちに「負けたくない!」気持ちから 必死で努力することを迫られるため 自分の能力の一部分は確実に向上すると思う。 自分自身も 他者へのライバル心…
この前 ふと気づいたことがある。それは、 ノートには 2種類あるのではないか… ということである。 ①インプットを目的として作られたノート。 と ②アウトプットを目的として作られたノート。 の、2種類である。 省ける時間があるなら可能な限り省きたい。 そう思っている自分が考える理想の形は ①は自分では作らずに済ませて、 ②だけは自分の手を動かして作ることである。 このような考えに至るまでには以下の経緯があった。 自分と相性のよい基本書や参考書と出会えていなかった時期(ロースクール時代)は、 仕方なく①のインプット用のノートを作っていた。 自分の思考過程との相性が良い そのまま読んで頭におさめる…
この前 ふと気づいたことがある。それは、 ノートには 2種類あるのではないか… ということである。 ①インプットを目的として作られたノート。 と ②アウトプットを目的として作られたノート。 の、2種類である。 省ける時間があるなら可能な限り省きたい。 そう思っている自分が考える理想の形は ①は自分では作らずに済ませて、 ②だけは自分の手を動かして作ることである。 このような考えに至るまでには以下の経緯があった。 自分と相性のよい基本書や参考書と出会えていなかった時期(ロースクール時代)は、 仕方なく①のインプット用のノートを作っていた。 自分の思考過程との相性が良い そのまま読んで頭におさめる…
平日は在宅の仕事しか引き受けないことに しているのだけれど、 今週だけ 勤め先が緊急の様子だったため こどもたちが学校と幼稚園に行っている時間帯だけなら、という条件で、 出勤をしなければならない仕事を引き受けた。 それが、いまから約2週間前のこと。 平日の仕事の依頼を受けて、電話を切るなり みるみる心が曇っていった。 「もし仕事の日にこどもたちが体調をくずしたらどうしよう… 学校に幼稚園に こどもたちが 無事に行き、 その間に職場に行けるとは限らないではないの。 仕事の日の朝に、急に熱を出したらどうしよう。 お腹をこわしてぐったりしたらどうしよう。 安易に とんでもない依頼を引き受けてしまった…
平日は在宅の仕事しか引き受けないことに しているのだけれど、 今週だけ 勤め先が緊急の様子だったため こどもたちが学校と幼稚園に行っている時間帯だけなら、という条件で、 出勤をしなければならない仕事を引き受けた。 それが、いまから約2週間前のこと。 平日の仕事の依頼を受けて、電話を切るなり みるみる心が曇っていった。 「もし仕事の日にこどもたちが体調をくずしたらどうしよう… 学校に幼稚園に こどもたちが 無事に行き、 その間に職場に行けるとは限らないではないの。 仕事の日の朝に、急に熱を出したらどうしよう。 お腹をこわしてぐったりしたらどうしよう。 安易に とんでもない依頼を引き受けてしまった…
体調をくずすと、 たちまち勉強が進まなくなる。 それでも無理して机に向かっても、 やはり元気なときの効率と比べると劣ってしまう。 日々、時間と心を切り詰めて 積み重ねてきたものが ぐらっと揺らぐ。 体調が回復してから もとの場所に戻ることにも なかなかの労力がいる。 心身ともに 良き状態を保つことは、 勉強を頑張ることと同じくらい重要なことなのに… そのことを、 体調をくずしてから いつも思い知るのである。 去年は38度〜39度の高熱がずっとでていたのに 気合いでなんとかなる気がして、 いつもどおりに日常生活を ひいひい言いながら 1週間すごしていたら、たいそう悪化した。 なぜいまごろ病院に……
体調をくずすと、 たちまち勉強が進まなくなる。 それでも無理して机に向かっても、 やはり元気なときの効率と比べると劣ってしまう。 日々、時間と心を切り詰めて 積み重ねてきたものが ぐらっと揺らぐ。 体調が回復してから もとの場所に戻ることにも なかなかの労力がいる。 心身ともに 良き状態を保つことは、 勉強を頑張ることと同じくらい重要なことなのに… そのことを、 体調をくずしてから いつも思い知るのである。 去年は38度〜39度の高熱がずっとでていたのに 気合いでなんとかなる気がして、 いつもどおりに日常生活を ひいひい言いながら 1週間すごしていたら、たいそう悪化した。 なぜいまごろ病院に……
記述式の問題演習をしていると かならず、 はぁぁぁ…つかれたぁ…。 と、ペンをぽいっと投げて、天井を見つめて 椅子をくるくる。干されたイカ🦑みたくなる 脱力ポイントがある。 自分の場合は いつもここ。 事案の概要を整理して、使う条文を定めて、 論ずべきことを明らかにして、 さて、これらを踏まえて 答案の内容を組み立てましょうか、という段階で、 いつも 立ち止まってしまう。 理由はおそらく次の2つ。 ひとつめは、 「いよいよ 答案の骨子を書く段階だ。 できるだけ 丁寧かつ正確に書かなくちゃ。」という 自分に過度に求めすぎてしまうことにより生じる 気の重たさ。と 「だいたい事案の概要も、論ずべき事…
記述式の問題演習をしていると かならず、 はぁぁぁ…つかれたぁ…。 と、ペンをぽいっと投げて、天井を見つめて 椅子をくるくる。干されたイカ🦑みたくなる 脱力ポイントがある。 自分の場合は いつもここ。 事案の概要を整理して、使う条文を定めて、 論ずべきことを明らかにして、 さて、これらを踏まえて 答案の内容を組み立てましょうか、という段階で、 いつも 立ち止まってしまう。 理由はおそらく次の2つ。 ひとつめは、 「いよいよ 答案の骨子を書く段階だ。 できるだけ 丁寧かつ正確に書かなくちゃ。」という 自分に過度に求めすぎてしまうことにより生じる 気の重たさ。と 「だいたい事案の概要も、論ずべき事…
記述式の採点の仕事(法律系ではないです。)をすると、 答案に記載されている内容のなかから、 「間違っている部分」を探し出して どんどん減点していきましょう。 という視点ではなく、 「的確に書けている部分」を見つけ出して できる限り加点してあげましょう。 という視点で、 自分が採点をしていることを たびたび実感する。 予備試験や司法試験の記述式試験が どんな基準で採点されているのかよく知らないけれど、 自分の書いた答案を読むことになる 採点者の方が 加点をしやすい形で書けているかを意識して答案を書くことは、 きっと大切なことなのではないかなぁ…と 思っている。 文章の書き方の形式が守られているこ…
記述式の採点の仕事(法律系ではないです。)をすると、 答案に記載されている内容のなかから、 「間違っている部分」を探し出して どんどん減点していきましょう。 という視点ではなく、 「的確に書けている部分」を見つけ出して できる限り加点してあげましょう。 という視点で、 自分が採点をしていることを たびたび実感する。 予備試験や司法試験の記述式試験が どんな基準で採点されているのかよく知らないけれど、 自分の書いた答案を読むことになる 採点者の方が 加点をしやすい形で書けているかを意識して答案を書くことは、 きっと大切なことなのではないかなぁ…と 思っている。 文章の書き方の形式が守られているこ…
「このテキストだけでは不十分。」だとか、 「その問題集だけ繰り返しても合格には足りない。」だとか。 ロースクールの自習室の近くの廊下で 習熟度の高い学生さんたちが そのような会話をしているのをよく耳にした。 その頃、 自分はすべての法律科目を一から学習し始めている習熟度の低い学生だったので、 度々聞くその類の話も なんのこっちゃだった。 それから… ひととおり司法試験の法律科目の基礎を知り 演習問題にも取り組むようになって、 今一度 あのときの学生さんたちの議論に想いを 馳せることとなった。 《ひとつのテキストや問題集を繰り返し学習すること》 自分は、この勉強方法がやっぱり効率的で 良いんでな…
「このテキストだけでは不十分。」だとか、 「その問題集だけ繰り返しても合格には足りない。」だとか。 ロースクールの自習室の近くの廊下で 習熟度の高い学生さんたちが そのような会話をしているのをよく耳にした。 その頃、 自分はすべての法律科目を一から学習し始めている習熟度の低い学生だったので、 度々聞くその類の話も なんのこっちゃだった。 それから… ひととおり司法試験の法律科目の基礎を知り 演習問題にも取り組むようになって、 今一度 あのときの学生さんたちの議論に想いを 馳せることとなった。 《ひとつのテキストや問題集を繰り返し学習すること》 自分は、この勉強方法がやっぱり効率的で 良いんでな…
昔から試験本番に弱い。 本番になると、 客観的に自分の実力を見積もっても [これくらいは確実にできるだろう]という ところの6、7割しか自分本来の力を発揮できない。 ひどい時はそれ以下のときもある。 大学受験のセンター試験のときもそうだったし 法科大学院の適性試験(いまはもうなくなったとか…もうすぐなくなるとか…)もそうだった。 私の平常時の成績を知る先生やチューターさん、周りのひとたちはみな、 私の試験本番の点数をみるとかならず 「あれ?どした?」と気の毒そうに私をみる。 「なんでこうなるのっ!」と毎回自分を責めてきた。 そんな私だが、ただ単に緊張しい というわけではない。 多くの人前で話を…
昔から試験本番に弱い。 本番になると、 客観的に自分の実力を見積もっても [これくらいは確実にできるだろう]という ところの6、7割しか自分本来の力を発揮できない。 ひどい時はそれ以下のときもある。 大学受験のセンター試験のときもそうだったし 法科大学院の適性試験(いまはもうなくなったとか…もうすぐなくなるとか…)もそうだった。 私の平常時の成績を知る先生やチューターさん、周りのひとたちはみな、 私の試験本番の点数をみるとかならず 「あれ?どした?」と気の毒そうに私をみる。 「なんでこうなるのっ!」と毎回自分を責めてきた。 そんな私だが、ただ単に緊張しい というわけではない。 多くの人前で話を…
はじめて自分のブログに 星マーク⭐️(下のほうにあるいいね!ボタンみたいなもの。)を付けていただいた。 ありがとうございます。 とてもうれしかったです。 私は、いまこのブログとご縁があり 目にしてくださっている方々のことを、 誠に勝手ながら《仲間》だと想っております。 そして… きっと自分よりも先に 法曹界に進んでいかれる方々だとも思っております。 私はロースクールがあまり…(ほんとうはすごく) 好きではありませんでした。 閉鎖的で過密な人間関係や、 人生をかけて司法試験に挑む方々の切迫した 殺伐とした空気に日々晒されて、 強いストレスを感じていました。 とにかく早くここから去りたいとばかり願…
はじめて自分のブログに 星マーク⭐️(下のほうにあるいいね!ボタンみたいなもの。)を付けていただいた。 ありがとうございます。 とてもうれしかったです。 私は、いまこのブログとご縁があり 目にしてくださっている方々のことを、 誠に勝手ながら《仲間》だと想っております。 そして… きっと自分よりも先に 法曹界に進んでいかれる方々だとも思っております。 私はロースクールがあまり…(ほんとうはすごく) 好きではありませんでした。 閉鎖的で過密な人間関係や、 人生をかけて司法試験に挑む方々の切迫した 殺伐とした空気に日々晒されて、 強いストレスを感じていました。 とにかく早くここから去りたいとばかり願…
こどもに勉強を教えるときに 細心の注意を払って取り組むようにしているのは その子がその分野を「はじめて」学習する場面において、である。 「はじめて」のときに その分野や問題を どんなに時間がかかったとしても焦らず 丁寧に確実に 根っこのほうから 理解させてあげておくと、 その根は、 あとは自然に降ってくる知識の雨に委ねておけばぐんぐん伸びて 土にしっかりと根ざし揺るがなくなる。 反対に、切り花の茎を土に直接差し込んで 手っ取り早く見栄えのよいお花畑を作り出すような、 「わかったつもり」の「理解の不十分な知識」を増やしてしまうと、 一時は優秀で素晴らしいと讃えられるし、 よい気分も味わえるが、根…
こどもに勉強を教えるときに 細心の注意を払って取り組むようにしているのは その子がその分野を「はじめて」学習する場面において、である。 「はじめて」のときに その分野や問題を どんなに時間がかかったとしても焦らず 丁寧に確実に 根っこのほうから 理解させてあげておくと、 その根は、 あとは自然に降ってくる知識の雨に委ねておけばぐんぐん伸びて 土にしっかりと根ざし揺るがなくなる。 反対に、切り花の茎を土に直接差し込んで 手っ取り早く見栄えのよいお花畑を作り出すような、 「わかったつもり」の「理解の不十分な知識」を増やしてしまうと、 一時は優秀で素晴らしいと讃えられるし、 よい気分も味わえるが、根…
問題演習をする際に書いた 自分の思考過程を記したメモ (答案構成というほど立派なものではないけれど…)は、 これまで ずっと広告の裏に書いては 正解を確認して見直しを終えたら捨てていたけれど、 次回以降 再び同じ問題にあたるときまでに、 この自分の答案構成シートを あまり集中できない時などに ぼーっと眺めておくと、 思いのほか 何にもしないときよりは 遥かによく 記憶にのこってくれるようになったと感じたので、 ここで共有できたら、と思う。 使うのはA4サイズの用紙で、 うえから順に… ①Title(テキスト名、問題番号、過去問の年度) ②Topics(事案を整理する。関係図をかく。問われている…
問題演習をする際に書いた 自分の思考過程を記したメモ (答案構成というほど立派なものではないけれど…)は、 これまで ずっと広告の裏に書いては 正解を確認して見直しを終えたら捨てていたけれど、 次回以降 再び同じ問題にあたるときまでに、 この自分の答案構成シートを あまり集中できない時などに ぼーっと眺めておくと、 思いのほか 何にもしないときよりは 遥かによく 記憶にのこってくれるようになったと感じたので、 ここで共有できたら、と思う。 使うのはA4サイズの用紙で、 うえから順に… ①Title(テキスト名、問題番号、過去問の年度) ②Topics(事案を整理する。関係図をかく。問われている…
現役時代は法学部一択だったけれど、 浪人して初めて自分がちいさな箱のなかで暮らしてきたことを知り、 これまで自分がいい子で収まっていた箱から いっぽ 出ることにした。 そして、大学は経済学部に入学した。 自分が法曹になりたいのかどうかは このときあまりよくわからなくなっていた。 それが自分から出てきた目標なのか、 母から与えられた義務なのか、 もう見分けもつかなかったからだ。 それに、 ほんとうに法律を学びたければ、 その場所にいつか帰ってくるだろう、と ぼんやり信じていた。 ミクロ経済かマクロ経済か忘れたけれど、 大学一回生のはじめ一週間の授業を受けたとき 「だめだこりゃ。」 と教室の真ん中…
現役時代は法学部一択だったけれど、 浪人して初めて自分がちいさな箱のなかで暮らしてきたことを知り、 これまで自分がいい子で収まっていた箱から いっぽ 出ることにした。 そして、大学は経済学部に入学した。 自分が法曹になりたいのかどうかは このときあまりよくわからなくなっていた。 それが自分から出てきた目標なのか、 母から与えられた義務なのか、 もう見分けもつかなかったからだ。 それに、 ほんとうに法律を学びたければ、 その場所にいつか帰ってくるだろう、と ぼんやり信じていた。 ミクロ経済かマクロ経済か忘れたけれど、 大学一回生のはじめ一週間の授業を受けたとき 「だめだこりゃ。」 と教室の真ん中…
「必ずやらなければならない。」 「いますぐ取り掛かるべきである。」 と、 とてもよくわかっているのに それらの事物に なかなか気持ちが向かないときがある。 「なんで自分はいつもこうなのだろう…」との想いを、 理想どおりに行動できない自己嫌悪感とともに抱えてきた。 差し迫った場面では 気合いで自分をそっちに向ける場合もあるけれど、 割と心に負担がかかる。 無理をした反動で次のときに、 もっとやりたくない気持ちが増してしまうことすらある。 どうしたら、 自分のすべき事物ともうすこし優しく積極的に付き合っていけるのかしら、 とずっと考えていた。 先日、 長女がスイミングの進級テストに合格して また級…
「必ずやらなければならない。」 「いますぐ取り掛かるべきである。」 と、 とてもよくわかっているのに それらの事物に なかなか気持ちが向かないときがある。 「なんで自分はいつもこうなのだろう…」との想いを、 理想どおりに行動できない自己嫌悪感とともに抱えてきた。 差し迫った場面では 気合いで自分をそっちに向ける場合もあるけれど、割と心に負担がかかる。 無理をした反動で次のときに、 もっとやりたくない気持ちが増してしまうことすらある。 どうしたら、 自分のすべき事物ともうすこし優しく積極的に付き合っていけるのかしら、 とずっと考えていた。 先日、 長女がスイミングの進級テストに合格して また級が…
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