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2017/06/01

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  • 野幌森林公園と新北のうた暦と

    曇り。最低気温5.7℃、最高気温8.6℃。エンレイソウネコノメソウふれあいコースのキタコブシが満開でした。この状態のキタコブシを見るまでは、コブシの花はいくら頑張って咲いていても、どこかから白い紙が飛んできて木に引っかかったような感じで、今一つだなと失礼なことを思っておりました。申し訳ありません。今日は心からお詫びして訂正させて頂きます。キタコブシの花は美しいと心から思います。その大きめの花の中心はほんのり紅色がさしていて、一つ一つを見ても凛としています。その花が木いっぱいに満開の時を迎えた様は遠くから見ても近くから見ても本当に美しいと感じました。思い込みはいけないものだとつくづく思い知らされた気がしています。物事を一つの視点からではなく、最低でも二つの視点から見ることを心がけようと思いました。風も強く、...野幌森林公園と新北のうた暦と

  • お寺の掲示板と定期検診と

    曇り。最低気温6.2℃、最高気温9.6℃。術後5年目にあたり、3か月ごとの定期検診の最終日となりました。経過が良好ということで、次回からは半年ごとになります。かなり、ホッとして肩の荷が降りました。ところで、本日もお寺の掲示板の言葉が染みました。「人生は、他人を負かすなんてケチくさい卑小なものじゃない」(岡本太郎)心のざわつきが他人と比べることから起こるのだとしたら、それを鎮める魔法の言葉のように思います。3回ほど唱えてみました。なるほど・・・・・。岡本太郎は大阪万博の際にシンボルタワーとして作られた『太陽の塔』の作者。そして、「芸術は爆発だ」という言葉を残しています。もみじランチタイムは新札幌の「鮨処春冬夏」にて。カウンター席を案内されたので、すし職人さんの握りの技を間近に見ることになりました。プロの腕を...お寺の掲示板と定期検診と

  • 北海道開拓の村へ

    雨時々曇り。最低気温9.4℃、最高気温12.4℃。秋山家キタコブシニワトコ雨の北海道開拓の村へ。今日は木曜班の全員活動日のです。今年度活動日初回とあって、学芸員さんの解説と活動の仕方を伺いながら村内を巡ってきました。午前は市街地群から漁村群、休憩を挟んで午後からは農村群を中心にお仲間と学ぶことに。一年が経つのは早いものです。いつの間にかボランティア活動、実質5年目となります。(コロナ禍2年を除いて)初心に帰って、学び直しをしよう・・・・・。忘れかけたことを何度も繰り返すことで、脳に留められたら・・・・。そんなことを、学芸員さんとキタコブシが満開の村内を歩きながらしみじみと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。北海道開拓の村へ

  • マクンベツ湿原の水芭蕉と「ぺこぺこのはたけ」へ

    晴れ時々雨。最低気温12.1℃、最高気温17.0℃。義母の通院の結果はとても良いものでした。骨折の手術後、退院してから初めての診察でしたが、98歳にして「珍しい回復」と医師に言わせしめた義母はやはりスーパーウーマンだったようです。早々と義母のお部屋へ送り届けることができました。気を良くして、家人と石狩川河口のマクンベツ湿原へ。水芭蕉は終わりかけのようでしたが、じゅうぶんに目を癒してくれました。こうして、マクンベツの水芭蕉を鑑賞することができ、有難いことだと思っています。蓬豆腐(今月の前菜)季節の小鉢御前昼食は当別町太美町のレストラン「ぺこぺこのはたけ」にて、「季節の小鉢御前」を頂きました。前菜に蓬豆腐が運ばれてきて、口にすると蓬の香りが立ち上がり、なめらかな舌触りとともに春を感じさせてくれました。続いて小...マクンベツ湿原の水芭蕉と「ぺこぺこのはたけ」へ

  • アークシティホテルにて

    晴れ。最低気温8.0℃、最高気温19.6℃。〈天婦羅そば〉本日も月一回の作文サークルへ。80代、90代の先輩の方たちの前向きな姿から、パワーを頂いてきました。原稿用紙5枚を埋める作文を書く力を持続させていることにも、丁寧な暮らし方をしていることにも頭が下がりっぱなしです。お料理の話は興味深いものがあります。先生のお話は世の中のあれこれを深掘りして伝えてくれることが多く、見る目に奥行きがでるような気がしています。そして、ランチは冷たい方の天婦羅そばにしたのは、先輩の作文が「蕎麦屋めぐり」で、ワタクシの脳がこれに即反応したらしいのです。こうした刺激はいつのまにか受けているのだなーと自分で可笑しくなりましたが、これがいいのだと・・・。無理をせず、緩やかに、楽しめる時には楽しみ、学べる時には学びつつ、のんびりこの...アークシティホテルにて

  • 夏日にウグイスの声聞く

    晴れ。最低気温3.2℃、最高気温25.7℃。四月になったばかりと思ってうっかりしていたら、今日はなんと夏日。冬から春を通り越して、「暑い」一日となりました。澄んだ空気が残っている午前中に野幌森林公園へ。雪が解けて歩きやすくなったエゾユスリハコースから大沢コースを今年初めて歩いてきました。途中、ウグイスの美声が聞こえてきます。ザゼンソウやミズバショウが正装した姿を見せ始めています。初夏の日差しが射しこんで、森は明るく、ドラミングの音や鳥たちのさえずりも交りあい、にぎやかでした。歩き終えた後は、大沢口付近の「森の喫茶店BIBI」で一休み。ここの女主人さんに「コーヒー飲んで行かない」とのお誘いを頂き、お言葉に甘えることに。オーナーさんはあちこちの外国を旅された方で、今日はニュージーランドが美しかったと話されてい...夏日にウグイスの声聞く

  • 北海道立図書館と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温8.9℃、最高気温21.4℃。桜の蕾酪農学園大学の農業実習地最高気温が20℃超えとなり、初夏の陽気になりました。その爽やかな4月の春の日差しの中を北海道立図書館へ。図書館内に子どもたちの姿がなかったのは意外でしたが、お天気に誘われて戸外に出かけたのかなとも思いました。それはともかく、絵本を1冊借りて、館を後にしました。昨日は石川啄木の忌日だったようです。函館の立待岬にある啄木のお墓を参ったこともありました。啄木のファンは多いと聞いています。それ故、啄木忌には「過ぎたる供華」が捧げられたのでしょう。「風荒し」とはどういう状況なのかと思い、解説を読むと次のように記されていました。「漂泊の魂に、迫るかのようにきょうの風が荒く吹く。」この日は魂を癒す風は吹かなかったのだなと思います。それにしても、2...北海道立図書館と新北のうた暦と

  • キタコブシほころぶ

    晴れのち曇り。最低気温6.2℃、最高気温18.3℃。午前中、野幌森林公園へ。春の暖かな日差しに森の中は明るく爽やかな雰囲気に包まれていました。森の中から雪が消える日もそう遠くないかなと思います。一方、近くの南町公園ではキタコブシがほころび始めました。ピーター・ヒッグス博士のユニークな人柄が偲ばれました。「目立つことを好まない性格」なのに「名声は高まる一方だった」そうで、そういうところにものすごく心惹かれました。2024年4月8日、94歳で逝去されたとのこと、ご冥福をお祈りします。「地球は青かった」というガガーリンの言葉は覚えています。小学生だったので、宇宙から見れば地球は青く見えるんだとぼんやり思いました。その言葉は帰還後の記者会見の席で発せられたものとのこと。解説によると、ロシアでは乗り込むときの「さあ...キタコブシほころぶ

  • 雨の野幌森林公園と新北のうた暦と

    雨のち晴れ。最低気温6.5℃、最高気温15.8℃。雨降る野幌森林公園へ。この雨は催花雨とも呼ばれる、植物の開花を促すような雨です。風もなく暖かな雨でした。万物をうるおし育てるという意味合いから慈雨と名付けられてもいるようです。森全体が雨に濡れ、まるい水滴を湛えた花や葉の姿には神が宿っているように思えました。「古家に綺麗に住んで」という暮らしへの誠実さから生まれた安定感のある句のように思えました。「SDGs」が叫ばれている今ですが、そういう言葉が表に出てこない以前から、「自分の身の丈に合った生活」を心がけている方々がたくさん居たのだろうと思います。「ものの形が定かに見えない曖昧なことがかえって情緒的」であると解説にあります。生き方にも、その中から生まれたであろうこの句にも憧れと尊敬に似た感情を覚えました。そ...雨の野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園にエゾエンゴサク咲く

    晴れ。最低気温-0.3℃、最高気温12.7℃。野幌森林公園大沢コースの雪はほとんど消えていました。コースわきのエゾエンゴサクの花が咲き始めています。春を待つ花や木々たちは葉を芽吹かせ花を咲かせることに一生懸命なようです。目には見えないところでも、生きとし生けるものすべてが、命を輝かせることにのみ懸命になっているであろう森の春がやってきました。雪解けとともに、ふきのとうがあちこちに頭をもたげ始めました。本日の新北のうた暦の掲句に詠まれているのはふきのとうです。解説によると、作者は高校教師で新入生を迎える準備中で、窓の大きな保健室からふきのとうが見えたのでしょう。やがて、濃緑の蕗となる前段のふきのとうの姿はどこか初々しく、新入生と重なる気もします。また、萌黄色のふきのとうにあやかりたくなるほどの生命力が内在し...野幌森林公園にエゾエンゴサク咲く

  • 賢治学会から「会報第六八号」届く

    晴れ。最低気温0.1℃、最高気温10.7℃。昨日、宮沢賢治学会から「イーハトーブセンター会報第六八号●ごとんごとん」が届きました。表紙をめくると小林敏也氏の「少年老イ易ク賢治分リ難シ」の寄稿が掲載されています。その文章の最後は次のように締めくくられていました。わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもってしまったので、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことを忘れてしまったのではないだろうか。もう一度、賢治の書いたものがたりに耳をすまし、その幾きれかが、あなたのすきとおったほんとうのたべものになりますように。本当に私たちはいつの間にか、賢治の思い描いていたイーハトーブからずっと離れたところに来てしまっているのかもしれません。「すきとおったほんとうのたべもの」にとの願いで書かれた賢治の童...賢治学会から「会報第六八号」届く

  • 肌寒い春の日と新北のうた暦と

    曇り時々雨。最低気温1.7℃、最高気温9.6℃。今日は昨日と異なり、肌寒い日となりました。それでも雪解けは進んでいます夕方、野幌森林公園へ。大沢口前の湿地にマガモたちがやってきています。湿地に水が湛えられたタイミングを見計らったように。エゾエンゴサクやミズバショウもしっかりしてきました。本日の「卓上四季」です。もうコブシの花がほころんだそうです。引用されていた丸山薫氏の詩が良いなと思いました。さて、春の訪れを綴ったこのコラムは「春風のそよぎを感じながら、足取りも軽やかに歩いてみたい。」と結ばれていました。春になり、夏用のスニーカーに履き替えるとぐんと足元が軽やかになります。北海道の春を実感するのは、足元からかもしれないなどと思いました。本日の新北のうた暦の掲歌です。「催花雨」という繊細で慈愛に満ちた言葉が...肌寒い春の日と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園の雪解け模様

    晴れのち曇り。最低気温8.7℃、最高気温16.5℃。エゾエンゴサクとニリンソウ最高気温が16.5℃と上昇し、雪解けがみるみるうちに進んでいきます。野幌森林公園の大沢コースではエゾエンゴサクとニリンソウが頭を持ち上げて来ていました。あと数日でエゾエンゴサクは開花するかもしれないと思っています。水芭蕉はこわごわ頭を出していたのですが、今日は佇まいに少し余裕を感じました。大沢口前の湿地には雪解け水が湛えられ、鏡のように木々を映し出しています。生きとし生けるものにとって、瑞々しい森に命を輝かせる春がやってきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園の雪解け模様

  • 北海道開拓の村へ

    晴れ。最低気温5.7℃、最高気温15.4℃。暖かな春の一日。今日は「令和6年度北海道開拓の村ボランティア活動説明会」があり、参加してきました。コロナ禍で2年間の活動停止期間を経て、今年度からは本格的な活動が予定されています。休憩をはさんで午後からは特別講座があり、加藤修氏(札幌市長室室長)による講演を拝聴しました。「動物園に象が来た!~円山動物園の社会的役割とは」という演題です。貴重なエピソードを伺うことができました。その道の仕事にはその仕事ならではのご苦労があり、それを知恵と工夫で乗り切ることに喜びもあるのだと思います。全てのスケジュールが終了した後、雪が解けた村内をゆっくり歩いてきました。春の陽光がこの村の豊かな自然に優しく降りそそいでいます。村の春は絵本のページが繰られるように日々緑が広がりを見せて...北海道開拓の村へ

  • 野幌森林公園と「森の喫茶店 BIBI」へ

    晴れ。最低気温0.8℃、最高気温12.5℃。昭和の森のカツラ午前の空気は澄んでいました。めずらしく、いつもより早い時間帯に野幌森林公園へ。駐車場はまだ空いていました。二けたとなった今日は暖かく、雪解け水の奏でるかすかな音や鳥たちのドリミングと自然の躍動が感じられます。そして、家人と義妹とともに大沢口付近に開店している「森の喫茶店BIBI」にてランチタイムを過ごしました。和風スパゲティとコーヒー、美味しかったです。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。片岡球子氏の絵画を思い浮かべながら、作品と解説を拝読しました。美術と短歌とがこのように繋がるのを新鮮に感じます。興味深かったのは、「へたうま」と球子氏の画風を称した作者もまた、「ただごと歌」という「へたうま」的な現代短歌を確立された方とのことです。正直、画壇に...野幌森林公園と「森の喫茶店BIBI」へ

  • 福寿草とフキノトウと春眠の句と

    晴れ時々曇り。最低気温-0.6℃、最高気温9.9℃。義母が無事退院しました。明日が98歳のお誕生日です。自分のお部屋で誕生日を迎えられることになり、何よりです。野幌森林公園の福寿草は満開、フキノトウもたくさん顔をみせていました。雪にうずもれていた大沢口の車止めも全体像が見え始めました。気温が上がり、春の光が注ぐ森は雪解けが一段と進んでいます。本日の句には作者の解説も載っていて、そこから浮かび上がってくる人間性に勝手ながら親近感を覚えました。その作者ならではのエピソードをふまえた句です。「春眠の束の間」に起こる何かが「海くぐる汽車」で良かったと思いました。平和な光景だなと・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。福寿草とフキノトウと春眠の句と

  • 「清明」と「蛙の目借時」の侯

    曇りのち晴れ。最低気温0.8℃、最高気温8.8℃。北海道立図書館前庭気温は高かったのですが、午後から、急にひんやりした風が吹き始めました。美容院は大混雑で、小一時間待つことに。終了後は頼まれた数品の買い物を済ませて、ランチは我家で。ところで、本日、4月4日(木)から、二十四節気の「清明(せいめい)」に入るとのこと。この「清明」は「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉で、春の穏やかな日差しを受けて、天地万物が清々(すがすが)しく、明るくある様をいうのだそうです。春まだ遅い北海道でも、「清明」の時季を迎え、爽やかさにくるまって明るく過ごせそうな気がしてきました。「蛙(かわず)の目借時(めかりどき)」というのは春の陽気で眠気をもよおすころを言うと解説にありました。ほんとうに面白い言葉があるものだと思いま...「清明」と「蛙の目借時」の侯

  • 「海明け」のコラムと「春光」の句と

    雨のち晴れ。最低気温-3.0℃、最高気温9.3℃。〈北海道新聞4月2日付け〉網走では4月1日から本格的な漁が始まったようです。つまり、オホーツク海の網走沖では「海明け」となったのです。昨日のコラムでは八木義徳著の『海明け』からの一節が引かれていました。画家を目指しながらも中国大陸に渡り、敗戦時の中で愛妻を失う、主人公の史郎。史郎は戦時下に妻を亡くした作者を投影しているとコラムにあります。妻の遺骨を抱きオホーツクへ向かう史郎。そして、妻にこう語り掛けるのです。「よく見ろ、これが海明けだ。白い流氷群は無限の彼方へ消え去り海のいのちがいま蘇ろうとしている」そして、コラムは3か月が過ぎた被災地能登を思い、こう結んでいました。「以前のくらしは遠く、激変した海が出漁を阻む。それでも信じたい。いつか〈海明け〉が来る、と...「海明け」のコラムと「春光」の句と

  • なごり雪と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温0.2℃、最高気温5.6℃。朝方、ところどころに残っていた昨夜からの雪はみるみるうちに解けていきました。なごり雪のはかなさに何か言い残すことはなかったのかと聞きたい気もして・・・・。午後から野幌森林公園へ。昨年より雪解けが遅れている大沢口付近です。とはいえ、春の暖かな日差しは草木の命をふくよかにし、芽吹きを促しているようでした。万人の魂には一定の重さがあり、亡くなると同じだけ軽くなるという説があるのだそうです。また、古来、白鳥はあの世と通じていたとのこと。掲出歌は、白鳥の一枚の羽を魂に見立て、「死後のわれより軽きたましひ」と死後の自分の魂より軽やかだと憧れをもって詠まれていると解説は結ばれています。「白鳥のいちまいの羽拾ひたり」の羽に宿る魂は軽やかで、それは純粋さに裏付けられているようにも思...なごり雪と新北のうた暦と

  • 四月の始まり

    晴れ。最低気温-0.2℃、最高気温6.2℃。義母の退院が週末に決まり、退院時や退院後のことなどを伺いに市立病院へ。中庭の雪はすっかりなくなっていました。帰りの車窓からの風景です。雪解けがさらに進み、春へ向かってまっしぐら・・・・・です。福寿草は確かにパラボラアンテナのようです。光を集めて暖かなところには虫たちが自然に集まってくると聞いたことがあります。解説には「宇宙の目に見えない電波までキャッチしているような輝きがある」と。宇宙の電波を受け止めそうな輝きは、確かにあると思いました。もうじき、森にも福寿草が咲くことでしょう。輝くような金色の福寿草、今から楽しみです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。四月の始まり

  • 雪ゆるむ野幌森林公園と新北のうた暦と

    雨のち晴れ時々曇り。最低気温0.7℃、最高気温5.8℃。野幌森林公園大沢コースからエゾユズリハコースを少し歩き、昭和の森のカツラの木を眺めてきました。雪解け水をたたえた水辺には萌え出たばかりの水芭蕉の姿も見えます。ふれあいコースではキタコブシの冬芽が毛皮のコートをまとってまどろんでいます。春へと動き出した大気を、さすがの冬将軍も押し留めることはできないようです。三月最終日の森の中を、踏みつけ道に足を取られながら、歩いてきました。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。さみどりの蕗のとうが顔を出し、源流が今まさに勢いよく水しぶきをあげながら、音を立てて流れていくのでしょう。解説には、作者は「ようやくめぐってきた北国の春を実感している」とあります。雪解けを迎える頃のダイナミックな自然の営みが詠まれた句で躍動感に...雪ゆるむ野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 「かふぇごはん えぞりす亭」やコラム「朝の食卓」など

    雨のち晴れ時々曇り。最低気温2.9℃、最高気温8.4℃。イカフライ定食以前から気になっていたレストランが2024年4月13日をもって閉店と知り、本日、家人と訪ねてきました。店内には2021年2月12日(金)発行のミニコミ紙「まんまる新聞」に掲載された当店の記事が貼られています。ワタクシは鮭フライ定食を頂きました。お皿に盛られたお惣菜各種も含めてどれも手が掛けられていて美味しかったです。「細部に神が宿る」だったでしょうか。そのようなことわざを思い出しました。お料理には手掛けた方の心意気が宿るものなのだと感じます。このお店が閉じられるのを残念に思いました。私でもその名を耳にしたことがある、有名な女優・高峰秀子さんが函館生まれだったことを知り、この記事にくぎ付けになりました。ご苦労の数々を初めて知り、光と影の女...「かふぇごはんえぞりす亭」やコラム「朝の食卓」など

  • 「流氷今年は長居」と「SLIM通信再開」の記事

    雨。最低気温1.8℃、最高気9.2℃。網走や根室周辺のオホーツク海の流氷がまだ残っているとの記事が掲載されていました。観光には「明」となる流氷ですが、漁業者には船が沖に出せず、漁ができないので「暗」になるとのことです。双方が「明」になる名(めい)案はないのかと素人のワタクシは思ってしまいます。この場合、「明」と「暗」を分ける源は流氷で、それは人智の及ばない自然の采配によるものというところに何か意味があると思わずにいられません。その流氷も気象庁の海氷予想図によると、明日・30日から網走や根室沿岸から離れるとのことです。網走の流氷観光砕氷船「おーろら」は31日まで運行予定とのこと。「明」と「暗」に分かれた流氷の存在は明日、明後日頃には流氷が沿岸から離れることで穏やかな決着を迎えられそうです。人知れず孤独に奮闘...「流氷今年は長居」と「SLIM通信再開」の記事

  • 雪の残る開拓の村へ

    晴れ。最低気温-8.1℃、最高気温5.8℃。三月末になってもまだ雪の残る開拓の村へ。午前中は日差しもあり、暖かく感じたのですが、午後からは日も陰り、冷たい南風が吹き始めて肌寒く感じました。今日も青山家の担当です。フランス、オーストラリア、香港、韓国などの外国から、大阪、岡山県、長野県、新潟県、愛媛県、そして、北海道の江別、札幌、鵡川、旭川などからたくさんの方々が足を運んで下さいました。片言でも日本語で通じる方とは少しお話することができました。初めて囲炉裏の火を見たという方も居り、「ほんとうに暖かいんですね。」と目を輝かせていたのが印象に残っています。休憩1時間を挟んで10時から15時まで。本日も来訪者の方々やボランテイァ仲間の相方さん、村のスタッフの皆さまのお蔭で、青山家を舞台にした短編ドラマ?の脇役を無...雪の残る開拓の村へ

  • 青空の野幌森林公園と新北のうた暦の句と

    晴れ。最低気温-6.6℃、最高気温3.8℃。習い事の先生のお宅から野幌森林公園へ。今日は青空に包まれていたものの、風は冷たかったです。春の優し気な光につい薄着をし、冷たい風に吹かれて喉を傷めることが多かった子どもの頃を思い出します。季節の変わり目のこの時期は、一つの面だけを見て、うっかりしないようにと・・・・・・。そして本日の新北のうた暦の掲句です。雪解けの頃の水分を含んだ空気は辺りをしっとりとさせ、朧で神秘的な情景が生み出されるのでしょう。「星の後ろを濡らしているのは、春の憂いなのかもしれない」と解説は結ばれています。なんと美しく、深みのある句なのかと心惹かれました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。青空の野幌森林公園と新北のうた暦の句と

  • 「記録より記憶に」のコラムなど

    晴れ。最低気温-8.0℃、最高気温4.1℃。マウントレースイスキー場(夕張市)ハンバーグセット家人の車でマウントレースイスキー場まで出かけてきました。ワタクシはスキーには乗らずに、スキー場まで郊外の風景を楽しむことに。雪が解けた田畑には白鳥などの渡り鳥が餌をついばんでいるようでした。春の大地に繰り広げられている壮大な命の循環の場面に立ち会えた気がします。これまであまり関心がなかった相撲でしたが、今場所の千秋楽は違っていました。注目したのは青森県五所川原市出身の力士・尊富士です。前日の相撲で救急搬送されたとの報道があり、その時点では出場できるのかどうかさえ危ぶまれていたと記憶しています。卓上四季には「初土俵から10場所目の優勝は史上最速で新入幕優勝は110年ぶり」と伝えていました。彼が最後まで自身の意思で、...「記録より記憶に」のコラムなど

  • 春へまっしぐらの日

    晴れ。最低気温-6.7℃、最高気温5.8℃。終日青空に恵まれました。車道の雪は早々と消えています。酪農学園大学の白樺並木は陽光を浴びて葉の萌え出る時を待ちかねています。風は冷たかったのですが、春へまっしぐらの日となりました。海には物憂い思いをすべて受け止めてくれるキャパシティがあるのだと思います。それが太平洋なら、なおのことでしょう。解説には太平洋の大海原に自身の「春思」をすべて預け、「何か強い覚悟を決めたようである」とあります。太平洋に面した苫小牧在中の方と知り、太平洋を身近に感じる中からこうした作品が生み出されたのかと感慨深く思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春へまっしぐらの日

  • 和らぐ足元の雪

    晴れ。最低-6.7℃、最高気温5.8℃。午後から埋蔵文化財センターまで散歩してきました。そこから野幌森林公園ふれあいコースへ。と思ったものの、暖かさで弛んだ踏みつけ道に足が取られてしまいました。足を痛めると大変なので、雪の残る公園内を歩くのを止めることに。こんなふうに足元の雪の和らぎにも春の訪れを感じる今日この頃です。そして本日の新北のうた暦の掲句です。風も暖かな今日は、「春を告げるやわらかな風」だった気がします。「涅槃西風(ねはんにし)」だったのかもしれません。「破れ羽の鳶」が無事に涅槃西風に乗り切ることを願ってしまいました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。和らぐ足元の雪

  • 春の日差しに

    晴れ。最低気温-8.6℃、最高気温5.1℃。午後から野幌森林公園へ。今年は三月になってからも大雪に見舞われ、大沢口の車止めもほとんどが雪に埋もれています。それでも、春の日差しに雪解けが進んだところには、フキノトウが顔を見せていました。今季初めて見るフキノトウです。春はなるほど別れの季節でもあります。引っ越し十数回の我家では住む場所も変わりました。職場を去るとれば、「身辺をととのへゆかな」となるのでしょう。住宅街では「草上に燃す」ことはできない今ですが、だからこその情緒を感じました。解説にあるように、心を残すことなく次に向かう、儀式のようにも思えました。それは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。春の日差しに

  • 「太古のいきものよみがえる展」と「いい人すぎるよ美術館・・・」へ

    晴れ。最低気温-5.5℃、最高気温1.8℃。NHK札幌放送局NHK札幌放送局ロビーで開催中の展示会へ。郷里の網走が名前に取られている「ホッカイドルニス・アバシリエンシス」に注目です。他にも展示されていたものはあったのですが、ロビーにすっくと立つナウマンゾウの「パレオロクソドン・ナウマンニ」をアップすることにしました。展示を見終えた後は2階の食堂で醤油ラーメンを頂いて、次の目的地へ。次に向かったのは札幌パルコ7階で開催中の「いい人すぎるよ美術館・切ないすぎるよ博物館」です。この度、アップするのは紙面の都合で「いい人すぎるよ美術館」のみに絞りました。いい人はもちろんですが、いい人だと感じることができる人もいての暖かな空間だと思います。そして、こうした展示会をチケットを購入してまで楽しむ人がこんなに大勢いる日本...「太古のいきものよみがえる展」と「いい人すぎるよ美術館・・・」へ

  • 図書館と絵画展と新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温-5℃、最高気温2℃。午前中は北海道立図書館、野幌公民館へ。図書館では1階エントランスホールに「さわってあそべるわくわくえほん」コーナーが設けられています。2階の北方資料室にて民謡についての資料に目を通すなどしているうちに12時を回り、館を後にしました。「江別美術協会春季小品展」に出かけてきました。春恒例の作品展とのことです。油彩、水彩、パステル、アクリル、デッサンなど10号以下の作品系67点が出品されていたようです。会員のお一人、新十津川出身の方にお話を伺うことができました。本格的に絵画に向き合うようになったのは定年後とのこと。好きな絵で食べていくのは難しいと父親に反対されたそうです。美大を諦めて、H大学卒業後、一般企業に就職し、退職してからは好きなだけ絵を描いていると充実した表情...図書館と絵画展と新北のうた暦と

  • 野幌森林公園へ

    晴れ。最低気温-10.6℃、最高気温1.5℃。今日は春分の日でお彼岸の中日です。午前に野幌森林公園へ。先日降った雪が春の陽光を受けて和らいでいます。「彼岸過ぎまで七雪」と「故事ことわざ辞典」にありました。春の彼岸を過ぎても、雪がたびたび降るという意味なのだそうです。この後も、すぐ解ける運命(さだめ)と知ってか知らずか、雪はひたすら誠実に、たびたび降るのだろうと思いました。春分の日の今日は秋分の日とともに太陽が真東から昇って、真西に沈む日です。仏教では極楽浄土は西の彼方にあるとされるため、「現世と極楽浄土がもっとも近くなる特別な日」なのだそうです。それゆえに、この世(此岸)とあの世(彼岸)がもっとも通じやすくなる日として、死者を偲ぶ日、来世を偲ぶ日としても捉えられるようになったとのこと。春彼岸の日に、赤い薔...野幌森林公園へ

  • 新札幌へと新北のうた暦と

    雪時々晴れ。最低気温-5.7℃、最高気温1.3℃。五目チャーハン新札幌での作文サークルへ。この度は、自分の作品を持たずに手ぶらで、お仲間の作品を読む側に徹してきました。月1度の会へ通い始めてから丸3年になります。この間、毎回、自作品を携えて参加される先輩の皆様には頭が下がる思いです。ただ、手ぶらでも雰囲気が良いので、お話の輪に加わり、ランチを共にして我家へ戻ってくるだけでも得るものがある気がしています。新札幌への行きは猛吹雪で、帰りは春の陽光に包まれながらとなった本日。交通機関が滞ることもなく、無事に帰宅できたことを有難く思いました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。こういう歌には何となく心惹かれます。解説に詳しく紐解かれているのを読み、自分が心惹かれた理由をそこに探してしまいました。何となくの一つは...新札幌へと新北のうた暦と

  • 牡丹雪と新北のうた暦のポプラと

    雨時々雪。最低気温-1.3℃、最高気温2.5℃。義母が入院している市立病院へ。中庭にはふわりふわりと牡丹雪が舞い降りてきました。義母は入院からおよそ3週間。今日は平行棒につかまって歩く練習をしていました。このまま、順調に回復すれば、4月上旬には退院とのこと。4月は義母の誕生月でもあり、98歳の誕生日を病院ではなく、自分のお部屋で迎えられそうです。夕方近くの外来は人影も少なく、受付付近をゆっくり歩いてきました。院内1階ホールの入り口横にはボランティアさんの「案内」の表示板がありました。が、活動はすでに終了していたようです。1階の中庭に面した一角には「いのちの電話」の連絡先が記されたカードがさりげなく置いてありました。総合病院の役割は多岐にわたるものなのだと思いました。そして、昨日の新北のうた暦の掲句です。昨...牡丹雪と新北のうた暦のポプラと

  • 「いちえ会作品展」へ

    晴れのち雨のち雪。最低気温-4.1℃、最高気温4.3℃。桜の開花が予報されるシーズンを迎えている日本列島です。今日まで開催予定の「第83回いちえ会作品展」へ。野幌公民館ギャラリーには、油彩、水彩、パステル、アクリルで描かれた計38点の作品が示されていました。それぞれの画材を用いて、個性ある作品が並びます。ギャラリーの空間に絵画のエネルギーが満ちていて、それをワタクシは確かに感じ取ってきた気がします。我家に戻る前に野幌森林公園へ。大沢口付近のネコヤナギがさらに、膨らんでいました。夕方になり、先ほどからまた雪となっている当地です。雪の下では春の夢を見ながら、たくさんの草の芽が顔を出す準備をしていることでしょう。近づいたり、遠のいたりしながら、やって来る春。気ままな春を待ちながら、ワタクシも自分なりに一歩一歩で...「いちえ会作品展」へ

  • 「江美の会展」へ

    晴れ。最低気温-5.7℃、最高気温4.6℃。北海道新聞3月13日付け午前中、散歩も兼ねて我家からおよそ30分ほどのところにある、大麻公民館へ。館内ギャラリーでは明日まで「江美の会展」が開催されています。会場には美術雑誌「一枚の繪」に掲載されたという作品も展示されていて驚きました。江別市は人口およそ12万人です。札幌市の隣に位置している市内には絵画サークルだけでもたくさんあるので、この時期には市内に複数ある公民館などでこうした展覧会が催されます。絵画を見るのが好きなワタクシには有難いことです。今日は最高気温4.6℃暖かくなり、歩道の雪がところどころ解けていて、歩きやすくなっていたので助かりました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。「未成線」という言葉があるのを知りました。「ロマンチックで物悲しい未成線に...「江美の会展」へ

  • 北海道立図書館と映画館へ

    晴れのち雪。最低気温-4.4℃、最高気温4.1℃。最高気温4.1℃となった今日。日中、我家の前はロードヒーティングをしているわけではないのですが、アスファルトが顔を出していました。ところが、夕方からの雪で、我家の前はまた白く塗り替えられています。話は前後しますが、午前中は北海道立図書館へ。午後からは、映画館で宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」のを視聴。登場人物たちの動きが細部にわたって丁寧に描かれていたのが印象に残っています。宮崎駿監督が何としても発信したかったことが、この映画に込められているのだろうと思いつつ、帰途につきました。確かに野地坊主の「はじまりを見た人などいるはずもない」と納得させられる句です。その野地坊主は根茎が堅く、入植者にとっては開墾を妨げる厄介者だったとのこと。「野地坊主そのはじまり...北海道立図書館と映画館へ

  • 北海道開拓の村へ

    雪のち晴れ時々曇り。最低気温-8.9℃、最高気温4.3℃。北海道開拓の村へ。2か月ぶりの旧青山家漁家住宅の担当でした。オランダからや、国内からは和歌山県、大阪、愛知県等、そして札幌や小樽からとたくさんの方々が足を運んでくださいました。オランダからの男性は日本語も少し話せる方で、囲炉裏の火を囲んでお話をうかがうことに。こうしたお客様とのお話は楽しくもあり、同時に、我が身の情報量等の足りないところも見えてくるものです。ここでのボランティア活動は我が身の未熟さを自覚できる場としてもかけがえのない所なのだと改めて思えました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。北海道開拓の村へ

  • 雪解の水

    晴れ。最低気温-5.2℃、最高気温0.4℃。朝の光は爽やかでした。日中、気温はあまり上がらなかったのですが、雪解けは進んでいたようです。ピアノの先生のお宅へ向かう途すがら、あちこちに雪解け水の水溜まりができていました。さて、練習中のシューベルトの「セレナーデ」はメロディラインが好きなので、先生に楽譜を探して頂いたものです。シューベルトといえば、控えめな性格で、友人たちが手を差し伸べて、才能を引きだしてくれたというエピソードを先日のテレビ番組で知りました。「そうだったのか・・・」とシューベルトを勝手ながら身近に感じて、再び、練習に身を入れようとしたのですが、まだまだです。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。水溜まりを飛び越えることができずに遠回りするという状況は、経験済みなので理解できます。「春が来るのは...雪解の水

  • 雪解けは静かに

    曇り時々晴れ。最低気温-0.8℃、最高気温5.5℃。美容院を終えて向かったのはいつもの珈琲館です。ミックスサンドのランチセットを頂くことに。トーストしたパン、辛子マヨネーズを用いたサンドイッチは香ばしさにピリ辛が加味されて、格別な気がしました。飲み物は珈琲館のブレンドコーヒー。ちょうどランチタイムの時間帯だったからか、直に満席状態となった店内でした。次に向かったのは野幌森林公園大沢口です。雪解けが進んで大きな水たまりが出来ていました。車道は除雪車が入っていなかったために、わだちが入り組んでいて、ハンドルを持つ手に力が入りっぱなしでした。なんとか無事に走り抜けることができて幸運だったような・・・・・・。いやいや、そこではなくて、大沢口付近の様子はと・・・。先ずはネコヤナギがふくらんでいたことをお伝えします・...雪解けは静かに

  • 3.11の日に

    晴れ。最低気温-7.2℃、最高気温4.3℃。東日本大震災から13年が経つ本日、各局で企画番組が報道されていました。その番組のひとつに30歳の青年が登場し、彼が被災した時は17歳だったと知り、突然、歳月の重みが身体中を駆け巡っていきました。それなのにというべきでしょう。復興はどこまで進んだのかよく分かりません。東日本大震災が発生した午後2時46分、義母の面会に付き添った後、心の中で黙とうを捧げました。新年明けには能登半島地震が起きるなど、新北のうた暦の解説にあるように「記憶に残る震災を数えれば両手に足り」ないほど。「卓上四季」に引かれた只野氏の言葉を借りれば、震災も含めた「災害はいつどこで起こるか分からない」ことであり、自分の身にも起こり得ることと肝に銘じたいです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって...3.11の日に

  • ぼたん雪の日に

    雪のち晴れ。最低気温-7.7℃、最高気温0.2℃。まとまった雪が積もっていた朝。午後からはぼたん雪が舞い始めました。風もなかったので、雪の結晶はほぼ美しい六角形を留めています。雪の結晶が重なり合う様子は神秘的でさえあります。春を目前に控えて降る雪ははかない運命を知ってか知らずか、ただ黙々と降ることに精一杯でした。雪解川に背中を押されるように、冬の間に積もり積もったうっぷんがあれば、「声に出してみようと自身に呼びかけている」と解説にあります。野山に雪が残るこの時期、川の流れは雪解け水を含んで勢いがあり、その流れの音も大きくなり、何でも受け止め、流し去ってくれそうです。「言ひたきは声に出すべし雪解川」読み返すたびに励まされているような気もします。郊外に車を走らせて、雪解川を見てみたくなりました・・・・・。それ...ぼたん雪の日に

  • 岩見沢のスキー場へ

    晴れ。最低気温-12.8℃、最高気温1.6℃。グリーンランドスキー場天婦羅そば(いなり付き)家人がスキーに行くというので、郊外の景色を楽しみたいので同行してきました。まだ雪が残る畑には融雪剤が撒かれ、雪解けが促されています。春を待つこの時期の風物詩のようなものです。凍り付いていた夕張川は雪が解けて流れに勢いが感じられました。そして、グリーンランドスキー場へ。明日が今シーズン最後の営業だそうです。スキー及びスノーボード愛好家が思い思いに滑りを楽しんでいました。ワタクシはロッジで『マンガ古典文学古事記(壱)』(里中滿智子作)を楽しむことに。そして本日の新北のうた暦の掲歌です。今のこの時期を思わせる、ドラマチックな歌だなと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。岩見沢のスキー場へ

  • 大麻木版画同好会作品展他へ

    晴れ。最低気温-14.2℃、最高気温-1.2℃。大麻公民館ギャラリーでは会員26名による作品45点が展示中です。私の中では黒白のイメージがあった木版画でしたが、彩色されたものも含めて、味わい深い作品がずらりと並んでいました。アップした作品は、はがきサイズで来場者が自由に持ち帰ることができるものです。同大麻公民館のロビーでは江別市地域おこし協力隊の活動報告パネル展が開催されていたので、立ち読みしてきました。若い方たちのエネルギーは素晴らしく、新しい風がこの街に吹きこまれていることを嬉しく思います。次に向かったのは野幌公民館です。活動歴26年の「フォトクラブ原始林」がこの3月末で活動を停止するとのことです。この度の第44回写真展(3月10日までの開催予定)は、26年間の締めくくりとなる「最後の写真展」となるの...大麻木版画同好会作品展他へ

  • 野幌森林公園ふれあいコースへ

    晴れ。最低気温-12.7℃、最高気温-1.1℃。6:16エゾユキウサギの足跡午後からおよそ1か月振りで野幌森林公園ふれあいコースを散策。踏みつけ道沿いにあるキタコブシの冬芽が膨らんでいました。雪の上にはエゾユキウサギの足跡が木々の間を抜けてずっと向こうまで続いています。ふれあいコースを歩くのは久しぶりだったので、白樺の木が立ち並ぶ見慣れた風景が懐かしかったです。真冬日となった今日、日射しは春の明るさでしたが、風にはまだ冷たさが残ったままでした。それでは、明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。野幌森林公園ふれあいコースへ

  • 「春の雪」の句に

    晴れ。最低気温-15.8℃、最高気温0.5℃。運転免許証の更新が無事に済んでホッとしています。早朝時には最低気温氷点下15.8℃と今年に入って3番目の厳しい冷え込みになった当地。午後からはプラスの気温となり、車道のところどころに水溜まりができていました。春はこのように気温の差が大きくなることが度々で、これが何日も繰り返されます。本日の掲句は雪と縁を切れずに迎える北海道の春をまるごと受け止め、おおらかに詠まれていると思いました。「窓の外はまだ雪に覆われていて、空に白いものが舞っているのに、それさえどこか春めいている」と解説にあります。空に舞う「春の雪」から感じられるのは、確かに「ぬくもり」かと。「折れやすきチョークもも色春の雪」繊細さと優しさが余韻として残る素敵な作品だと思いました。それでは今日はこの辺で。...「春の雪」の句に

  • 「イーハトーブセンターだより第143号」他が届く

    晴れ時々雪。最低気温-12.1℃、最高気温-0.4℃。本日、「イーハトーブセンターだより第143号」他が届きました。「宮沢賢治賞・イーハトーブ賞推薦のお願い」とあわせて、「宮沢賢治学会イーハトーブセンター功労賞推薦のお願い」も同封。「賢治さんの世界を描く絵画展」が2024年1月6日から3月31日まで、宮沢賢治イーハトーブ館で開催とのお知らせもありました。宮沢賢治学会関係者のみなさま、お忙しい中、ありがとうございます。当地は今日も真冬日となりました。暖かな春はかくれんぼが好きなようで、その姿は見えたかと思う間もなくどこへやら。それはともかく、掲歌の「星凍てり薪焚けどなお寒強し」に、子どもの頃、薪ストーブで暮らしたことを思い出し、共感を覚えるものがありました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日...「イーハトーブセンターだより第143号」他が届く

  • 市立病院へと新北のうた暦と

    晴れのち曇り。最低気温-12.8℃、最高気温-1.6℃。義母の手術日が明日となり、今日は執刀医と麻酔担当の医師からそれぞれ説明がありました。家人と義妹の3人で説明を伺ってきました。コロナ禍でもあり、立ち会うことは許されず、手術後、電話で手術の結果を知らせて下さるそうです。春の風景を映すのは目から、やがて心へ向かっていくのでしょう。「心に流す春の水」とはどんなだろうと、想像してみました。心に流れる春の水はさらさらとかすかな音を奏でているような気もします・・・・・。心に流れる春の水は透明でほんのりぬくもりが感じられるのかもしれません。よくは分からないのですが、そのようなところに、心惹かれるものがありました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。市立病院へと新北のうた暦と

  • ひな祭り

    晴れ。最低気温-15.4℃、最高気温-0.8℃。今日はひな祭りの日。雛飾りを前にお祝いをするご家庭も多いことでしょう。スーパーにはちらし寿司や手まり寿司等々、お祝い向けの華やかな膳を演出する様々な食べ物が所せましと並んでいました。買い物客の多くは子どもさんを連れた家族が多く、店内は袖が摺りあうかと思うほどの賑わいでした。「ひな祭り」は子どもたちの成長を願う伝統行事の一つです。春を迎える時期とひな人形のあでやかさが重なり、明るく華やかな印象があります。さて、コラムには「3月3日にひな人形を飾る習わしは宮廷や公家の間で始まり、近世以降に世に広まった。この日は〈桃の節句〉でもある。たくさんの実をつける桃は生命力があふれ、邪気を払うと尊ばれた。」とあります。また、コラムは「すぐ、春が来る。どの子も幸せでありますよ...ひな祭り

  • 雪の華

    曇りのち雪。最低気温-7.9℃、最高気温-2.5℃。雪の華が咲く三月の公園へ。今日は午前中に業者さんによる除排雪作業が行われました。ブルドーザー担当の方から「本日が最後となりました」と告げられ、「本当にお疲れ様でした。いつもありがとうございました。」と頭を下げました。雪深くなると玄関前の道は細くなり、片側一車線になってしまいます。業者さんに除排雪して頂かなければ、車で出かけるにも不便で、冬を乗り切るのが大変になるのです。この後は、雪が降っても、三月ですから、自然に解けていくことでしょう。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。ツルハシで氷を割る姿をこの辺りでは見かけないのですが、子どもの頃には見たことがあります。掲歌の「北のひかりといふを生みにき」という下の句に、美しさと凛々しさが感じられました。特に「北の...雪の華

  • 三月と「余寒」の句と

    曇り時々雪。最低気温-11.7℃、最高気温0.7℃。三月を迎えました。雪は降るものの、最高気温0.7℃とプラスになり、雪解けが少しずつ進んでいます。雪を降らせようとする冬将軍と、雪を解かそうとする春の使者とのせめぎあいです。三月は空も地も冬と春が行き交いながら、少しずつ春へと向かう日が続きます。午後から野幌森林公園へ。やわらかな空気が流れる森の中で深呼吸してきました。余寒の日々の中で詠まれた一句のようです。「ペン先のインク掠るる」と手元の所作を繊細に詠んで「余寒」を実感させる、味わい深い作品だと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。三月と「余寒」の句と

  • 「月面探査機と通信再開」の記事

    晴れ。最低気温-11.5℃、最高気温-0.4℃。夕方、南町公園へ足を運んで来ました。夕陽が最後の笑みを浮かべて山の端に落ちようとする頃、空は感動的な一枚の絵になります。その空の下、公園の木々の蕾が少しふくらんできているのを見つけました。これからも冬将軍は度々采配を振るって、辺りを白一色に塗り替えることでしょう。それでも、明日からは三月。春の便りが北海道のこの地にも届き始めることと思います。昨日の新聞に月面探査機(SLIMスリム)が通信を再開したとの記事が掲載されていました。大気がほとんどないので過酷な気象条件下となるため、できる範囲で実験的な試みとして行われたとのことです。JAXAから提供された、「越夜」後の26日に探査機「SLIMスリム」が撮影した月面の写真が掲載されていました。嬉しい限りです。なぜ、こ...「月面探査機と通信再開」の記事

  • 高く高く

    晴れ。最低気温-10.1℃、最高気温-3.5℃。この度の大雪で、玄関前には大きな雪山ができました。業者さんが除排雪に来てくださるのは明後日の予定です。我家は屋根の雪も玄関前に落ちてくるので、他家よりも高くなっている気がします。高くなるのは雪山と物価・・・・。ところで、話は変わりますが、昨夜、義母が救急車で病院へ運ばれ、入院となりました。午後9時に救急隊の方々がお部屋に来てくださり、タンカーで車の中へ。先ずは当番病院の中から受け入れ可能な病院を探して下さり、決まった後に、発車です。向かった先の病院ではすでにもう一台の救急車が入っていたので、しばらく、車内で待機した後に院内へ案内されました。お医者様から大腿骨骨折との診断を告げられたのは小一時間経った頃かと。その後、入院担当の方から丁寧な説明を受け、ハイヤーで...高く高く

  • 百合が原公園へ

    曇りのち晴れ。最低気温-4.9℃、最高気温0.3℃。午後から百合が原公園の温室で開催中のツバキ展、ミモザ展、アザレア展を満喫してきました。外は雪景色、一歩温室内に入ると、そこは色とりどりの花々が満開で春爛漫となっています。思えば、毎年、この時期には足を運んでいた気がします。展示室内を見終えた後は外に出て澄んだ空気の中、散策路を一周してきました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。百合が原公園へ

  • 朝里川温泉スキー場と新北のうた暦と

    曇り時々雪。最低気温-6.5℃、最高気温-3.2℃。センターハウス写真撮影の許可を得ています。こちらの建物は現在使われておりませんでした。久しぶりに朝里川温泉スキー場へ。家人はスキーを、ワタクシはスキー場の雰囲気を楽しんできました。なんと以前はセンターハウスまでスキー、ストック、スキー靴を持って、丘を登っていったのですが、今はエスカレーターが設置され、登りはずいぶん楽になっていました。下りは徒歩で・・・。それにしても、かつて、スキーが全盛期の頃はリフトに行列ができていて大賑わいだったものでした。中島みゆきさんの「時代」ではないですが、時代は変わるものだとなかば承知しているつもりだったのですが、回顧するつもりはないのに、不覚にも往時を懐かしんでしまいました。スキー場内の今は使われていない建物が語らずして語っ...朝里川温泉スキー場と新北のうた暦と

  • 北海道博物館へ

    晴れ。最低気温-13.9℃、最高気温-2.6℃。久しぶりに北海道博物館を訪ねてきました。館内2階特別展示室では「森のちゃれんが宝箱」と題して、北海道博物館の学芸員・研究職員一人ひとりが博物館ならではの活動を紹介するという試みに挑戦されていたようです。チラシには「~中略~スタッフそれぞれの関心が個々に表現されますから・・・。場合によっては、個性と個性のぶつかあり合い、まさかの展乱会へと発展・・・⁉」とあります。柔軟さを競う頭脳プレーの展示なのかと興味津々。さて、「森のちゃれんが」とは札幌市の高校生が編み出した北海道博物館の愛称で公募で選ばれたそうです。美しいれんが造りの北海道博物館を、道庁の赤れんが庁舎とともに世界に発信したいとの思いが込められているとのこと。さらに、新しく生まれ変わりチャレンジしていく博物...北海道博物館へ

  • 新雪の野幌森林公園と新北のうた暦と

    曇りのち晴れ。最低気温-13.1℃、最高気温-3.8℃。大雪の後ということで、家々の前ではスコップで雪掻きをする方たちの姿が多く見られました。除雪に重たい腰をあげなければならない大雪ですが、一方でこうした美しい景色を生み出してくれもします。今日は散策の途中から晴れ間がのぞき始め、青と白のシンプルな色あいの世界が広がり、その中に身を遊ばせているだけで頭の中は徐々にスッキリしてきました。この清々しさが記憶に残っている限り、道を誤らないで済みそうな気もするくらいです。記憶があいまいになっているあの方も、一度こうした中に身を置いてみては・・・。それはさておき、雪の功罪を問うことより、しばらくは自然から与えられたものを、こちら側がどう受けとればよいかの方法を探そうと思います。国連のグレーテス事務総長は「地球温暖化の...新雪の野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 北海道立図書館と新北のうた暦と

    晴れ時々雪。最低気温-10.9℃、最高気温-4.8℃。北海道立図書館へ。昨夜からの大雪で、辺りは新雪に覆われ、真っ白に塗り替えられ、リフォームされた家のようにきれいに仕立て直されていました。さて、その中を出かけた図書館の2階では「鬼と花の物語」と題する展示コーナーが設けられ、こちらは鮮やかな桃色がベースのようです。落ち着いた色合いの図書館内で、そこだけ一足早く花が咲いたように春の装いとなっていました。(鬼はともかくとして・・)我家にもどり、肉じゃがと味噌田楽風煮物の夕食。雪が降っても、気温が乱高下しても、食事はしっかり摂って、一歩一歩。流氷は度々、生きものたちを運ぶ乗り物になることがあったようです。この句に出合い、網走の沖あいに流れ着いた流氷の姿を重ねて、懐かしく思いました。それでは今日はこの辺で。明日が...北海道立図書館と新北のうた暦と

  • 北海道開拓の村へ

    雪。最低気温-7.4℃、最高気温-4.5℃。開拓の村にも終日、雪が降っていました。今日はボランティアとして出かけ、解説を担当。ハワイから来られたご夫婦とその娘さんの3名の方をご案内してきました。ご主人はハワイ出身で会話は英語のみ、奥様は千葉県出身で日本語も英語もできる方、同じく娘さんも日本語が話せる方でした。ご主人への通訳はお二人に任せて、いざ、雪が舞い散る開拓の村の市街地へ。前方の除雪車の後を歩くという恰好になりました。皆さん、雪が珍しいというので、雪が六角形の結晶ではあるけれど同じ形のものは一つとしてないということ、また、北大で教鞭をとられたこともある中谷宇吉郎博士が世界で初めて人工の雪の結晶を作ったこと、その博士が「雪は天からの手紙」と語っていたことなどをお伝えしました。今日は風が弱く、湿気があった...北海道開拓の村へ

  • 牡丹雪の句に

    晴れ。最低気温-6.6℃、最高気温-4.2℃。本日の新北のうた暦の掲句です。雪には「六花、名残雪、細雪、粉雪、小粉雪、泡雪、牡丹雪などなど」の呼び名があると解説に書かれていました。牡丹雪を広辞苑で引くと、「大きな雪片が牡丹の花びらのように降る雪。ぼたゆき。」とあります。六角形の姿をほぼ留めた牡丹の花びらのような雪の結晶かと。雪といえば、「雪は天からの手紙」という中谷宇吉郎博士の言葉を思い出しました。天から舞い降りてくる牡丹雪のひとひらひとひらが手紙だとしたら、どんなメッセージが書かれているのか気になるところ・・・・。「てのひらは日暮れてをりぬ牡丹雪」今日、当地は牡丹雪から粉雪になりそうな気配です。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。牡丹雪の句に

  • 新札幌へと新北のうた暦と

    雨のち雪のち晴れ。最低気温-4.9℃、最高気温7.2℃。バスの車窓から二か月ぶりに趣味の会があり、新札幌にバスで向かいました。アークホテルにでの会の後はレストランアバンティにてランチタイム。今日は最後から2番目に天丼を注文したところ、1番早くテーブルに運ばれてきて驚きました。12時を回った頃、レストラン内のテーブルはほぼ埋まっていて、中高年の女性が数名のお仲間でお食事をというケースが全体の3分の2ほどを占めていたように思います。その女性の方々が着用しているのはダウンコートが多く、その色は黒が圧倒的に多かったような気がしました。今はひょっとして、黒が流行色なのでしょうか。さて、春の暖かさは午前中までで、午後は雪交じりの北風が吹きすさんで冷え込みが厳しくなってきた本日でした。この冷え込みは数日間、続くようです...新札幌へと新北のうた暦と

  • 野幌森林公園へ

    晴れのち曇り。最低気温2.5℃、最高気温9.9℃。今日から二十四節気の雨水。雨水(うすい)とは、「降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。山に積もった雪もゆっくりと解け出し、田畑を潤します。昔から、雨水は農耕を始める時期の目安とされてきました。2024年は2月19日(月)〜3月4日(日)。」さらに「〈雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる〉という言い伝えから、雛人形を飾るのにおすすめ」なのだそうです。この時期に雪が雨になるということは北海道ではめったにないのですが、今日に限っては気温がプラスなのであり得そうです。午後から出かけた野幌森林公園大沢口前の道路には深い水溜まりが出来ていました。10㎝くらいはあったようで、長靴でなければ通り抜けられなかったほどです。天気予報では明日から再び気温が下がるとの...野幌森林公園へ

  • 開拓の村へ

    晴れ。最低気温-5.5℃、最高気温3.6℃。1か月振りに北海道開拓の村へ。この時期としては三月下旬並みの暖かさでした。およそ、2時間をかけて、雪に閉ざされている山村群を除いて、市街地群、漁村群、農村群を歩いてきました。信濃神社ではお礼だけにするつもりだったのが、思いつくありったけの顔を思い浮かべながら参拝することになってしまいました。欲深なことで、反省しきりです。さて、春を感じさせる今日、村内ではお雛祭りを祝って雛人形が来正旅館などを始め数棟で飾られていてます。村内を散策しながら、雛人形も楽しめるのはこの時期ならではのものです。日本各地の伝統行事が交じり合い、もしくはそのままの形で引き継がれて今日に至っている北海道。雛人形も時代や地域によってそれぞれの姿かたちを呈していて、その違いを見つけることは文化を辿...開拓の村へ

  • 〈流氷観光砕氷船「おーろら」ライトアップ〉の記事

    晴れ。最低気温-13.8℃、最高気温0.7℃。ワタクシの故郷、網走市の流氷観光砕氷船「おーろら」がライトアップされているとの記事です。この冬初めて、発光ダイオード(LED)で飾られたそうで、道の駅「流氷街道網走」裏の埠頭に係留している午後4時半から翌午前6時頃まで点灯しているとのこと。また、乗船希望者が多かった際に出航する臨時便、午後4時45分発の船もライトアップして運行する予定のようです。ライトアップされた船体の美しい写真は〈「おーろら」流氷の海に輝く〉という見出しそのものです。なお、流氷観光砕氷船「おーろら」の運行は3月末までの予定だそうです。流氷は風の向くままに流れてきては去りを繰り返します。そして、春の訪れとともにいつとも知れずはかなく消えゆくのです。自然が生み出した流氷という現象を子どもの頃から...〈流氷観光砕氷船「おーろら」ライトアップ〉の記事

  • 重い腰を上げて眼科を受診

    雪時々晴れ。最低気温-5.5℃、最高気温-0.6℃。本日は雪が舞い始めたかと思うと晴れ間がのぞいたりと、落ち着きのない天候となりました。ちょうど雪が降り出した頃に、予約していた眼科医院へ。そのうち良くなるだろうと思っていた涙目の処方をして頂くためです。1年も経ってしまったので、やっと受診することに。やはり、受診して良かったと今は思っています。お医者様にはあくまでも処置ではなく、対処療法でとお願いして、2種類のお薬を出して頂きました。思えば白内障の手術をしたのが一昨年。今年は涙目が良くなるようにと願っています。できることを少しだけ頑張ってみようというのが本年の目標の一つ。小さなことから一歩一歩。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。重い腰を上げて眼科を受診

  • 年齢を重ねたからこそ言える言葉

    雨のち雪のち曇り。最低気温2.8℃、最高気温1.7℃。〈市立病院内の絵昨日の暖かさで解けた路面が凍り付きツルツルになった朝を迎えました。今日は97歳の義母の定期検診へ。この度はレントゲンの結果からお薬が1種類が増えました。でも、足の痛みは和らいできたようで、以前より病院内をスムーズに移動できていたように思います。義母はお部屋で過ごしている時に「何をするにも時間がかかってね~。ああ、もうこんな時間になっているんだと思うんだよね。」と話していました。そういうことが言えるのは、97歳の人生を歩んでこられたからで、これは義母にしか言えない名言だと思うのです。人生というものは、まだ分かってはおりませんが、その年齢で経験してきたことからしか語れないことがあるようです。だとしたら、今、思うことをなるべく言葉にして、どこ...年齢を重ねたからこそ言える言葉

  • 春がうっかり勇み足

    晴れ。最低気温-4.0℃、最高気温9.3℃。6:08美しい朝を迎えた本日も、最高気温9.3℃と暖かな日となりました。春がうっかり顔を出してしまったというような、空気を読めずにちょっと勇み足気味のような感じのあったかな日です。習い事の行き帰り、車道にはわだちが、歩道には水たまりができていました。心なしかもスズメ達は元気な様子で、カメラを避けて一斉に空へ飛び立っていきます。電線で一息つくのかと思いきや、数羽を残して多くは青空の向こうへ早々に羽ばたいて行ってしまいました。そして、今日の新北のうた暦の掲句です。この句に倣えば、本日、春のような暖かさで解けだした光景は冬の「あとがき」なのかもしれません。けれども、再び、北海道の2月らしく吹雪に見舞われ、冬の「目次」に戻るのです。「あとがきから目次に戻る吹雪かな」端的...春がうっかり勇み足

  • 季節外れの暖かさに

    晴れ。最低気温-7.2℃、最高気温10℃。陸橋の上から午後のニュースでは札幌市が2月中旬としては55年ぶりに10.1℃と二けたの気温となったと伝えていました。また、道内5地点で2月として観測史上最高の気温を記録したとも。当江別市の最高気温は10.0℃。駅まで所用で歩いてきました。気温が三月並みとなり、歩道の一部には大きな水たまりが出来ています。途中の小路ではスズメ達が何かをしています。砂浴びならぬ雪浴びでしょうか。時ならぬ温かさにワタクシも肩の力が程よく抜けて、リラックスできたのですが・・・。夕方、新聞の今日の運勢に何気なく目をやると、「急がず焦らず止まらずに努力を重ね吉」とのこと。リラックスしてばかりいても何なようです。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・季節外れの暖かさに

  • 珈琲館にて

    雪のち晴れ。最低気温-8.1℃、最高気温1.9℃。美容院を出て、いつもの商業施設の3階にある珈琲館へ。連休のお昼時とあってか、お店は混んでいて、カウンター席を案内されました。年明けから、いつもとは違うことをしようと心がけているので、今まで食したことのない「やきたてホワイトグラタンパン」を選ぶ事に。ただ、飲み物はいつもの珈琲館ブレンドを頼みました。お店のスタッフの方からは料理に時間がかかる旨を告げられ、待つことに。ワタクシの後から来た女性もおひとり様でカウンター席に案内されたようです。さて、しばらくして、後から来られた女性にお料理が運ばれてきました。ワタクシの方が先だったのにと心穏やかではなくなった頃、主任だと思われる方に「パンの蓋の部分を落としてしまったので、その代わりに珈琲ゼリーでよろしいですか?」と聞...珈琲館にて

  • 日曜日の昼下がりに

    雪時々晴れ。最低気温-4.9℃、最高気温-2.6℃。歩道脇の雪山午後から野幌森林公園へ。雪の白が空の青と樹木の黒を引き立てています。森はすっきりした美しい雪景色となっていました。そして、本日の新北のうた暦の掲句のごとく、本日で「さっぽろ雪まつり」は終了です。「祭りが過ぎたら町に残るものは淋しさよ~」という歌謡曲を思い出しました。「雪まつり果てゝ黄昏のみ残る」という情景はもの淋しい心情も引き寄せる余韻が感じられる作品のように思います。「さっぽろ雪まつり」は雪や氷という季節限定の素材を最大限有効利用して、観光に一役買うイベントとして定着してきました。その「さっぽろ雪まつり」の雪氷像は、解説にあるように終わり次第、取り壊されて跡形もなくなるという潔さです。そして、「残るのは常の黄昏」と・・・・・。それでは今日は...日曜日の昼下がりに

  • 「珈琲処コメダ珈琲店」と「大麻絵画クラブ作品展」へと

    曇りのち晴れ。最低気温-7.5℃、最高気温0.9℃。久しぶりに「珈琲処コメダ珈琲店」へ。11時前でしたが、すでに満席で待つことしばし。整えられた食卓に、香り豊かな珈琲、サラダとバター付パンに卵ペーストが運ばれてきます。たまに外食するのもリフレッシュできて良いものだなと思いました。お腹も心も満たした後、次に向かったのは大麻公民館のギャラリーです。大麻絵画クラブが年1回手掛けている絵画展で、明日までというので足を運んで来ました。力作が並ぶ室内は絵画展独特の空間となっていたように感じます。一つ一つの作品には対象への思いを形にしていくエネルギーが込められているのでしょう。その過程も含めて素晴らしいことだと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「珈琲処コメダ珈琲店」と「大麻絵画クラブ作品展」へと

  • 開拓の村ボランティア永年活動者表彰式に参列

    曇り時々晴れ。最低気温-7.8℃、最高気温-1.0℃。ボランティア活動通算20年知事感謝状授与と30年活動者財団表彰の式典が北海道庁別館で行われました。私の所属する木曜班からもそれぞれ1名ずつが表彰される運びとなり、先輩の方々に敬意を表したいと思い馳せ参じてきました。20年も勤続されることは大変なことと思うのですが、さらに30年の長きに亘って活動を続けてこられたことには頭が下がります。ワタクシはというと、コロナ禍で2年の休止を除くと4年です。4歳の子ども・・・・のような感じでしょうか。勉強も経験も未熟なわけです。開拓の村のボランティア活動の足を引っ張らないように、頭を含めた身体を整えたいものだなと思います。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。開拓の村ボランティア永年活動者表彰式に参列

  • 太陽柱

    晴れ時々雪。最低気温-14.0℃、最高気温1.5℃昨日の新聞に掲載されていた太陽柱の記事です。写真は6日午前6時55分、矢崎弘之氏により幌加内町朱鞠内にて撮影。朱鞠内の朱鞠内湖に出現した太陽柱の写真に魅了されました。太陽柱は冷え込みだけではなく、風が少ない日の出や日の入の時間帯に観測されやすいのだそうです。朱鞠内湖畔では、この日、氷点下28.1℃まで気温が下がっていたとのこと。厳しい冷え込みだけではなく風が少なく、日の出頃という諸条件が揃って初めて太陽柱が出現したのでしょう。その機会を見逃さず、撮影にも成功されたからこそ得られた貴重な写真だと思います。縦長の写真として紙面の中ほどに置かれていたのも、太陽柱の特質を生かし切るための妙案のように感じました。もし、そうであったとしたら、それは功を奏していたと思い...太陽柱

  • 第74回さっぽろ雪まつり大通会場へ

    晴れ時々曇り。最低気温-13.4℃、最高気温-1.1℃。3日に「ゴールデンカムイ」の映画を観てきました。随所にボランティア活動で馴染みのある北海道開拓の村の建物が登場し、最後の最後まで目が離せなかったことが思い出されます。雪像のヒーロー、ヒロインお二人の眼力が印象的でした。ノイシュバンシュタイン城。19世紀にバイエルン王ルートヴィヒ2世によって建てられたお城を再現したものです。おとぎの国のお城といえばこのお城を思い浮かべる人が多い気がします。ワタクシもです。そして、北海道開拓の村の旧札幌停車場が真っ白に仕立て上げられていて、それはそれは素敵でした。モデルとなった旧札幌停車場は明治41年(1908年)から昭和27年(1952年)まで使われた3代目の駅舎です。現在の駅舎は5代目。雪の旧札幌停車場は幻想的で、こ...第74回さっぽろ雪まつり大通会場へ

  • 野幌森林公園と新北のうた暦と

    晴れ。最低気温-15.4℃、最高気温-5.1℃。夕方近くに野幌森林公園へ。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。解説にあるように「暦の上では春となっても、北国では春到来はまだ先のこと」。それでも光の中には春の小さなかけらが潜んでいて、そのかけらというのは、夢よりも淡い春のメッセージで、ささやくように地上に降り注いでいるのかもしれません・・・。そのメッセージをまっすぐに受け止めることができるのは、センサーが正しく働いている生きとし生けるものなのかと・・・。光の春の2月。当地は氷点下二けたの厳しい寒さに見舞われることが多いのですが、冬から春に向かって刻々と辺りが移り変わっていく時期でもあります。光の中に春からのメッセージを感じられるように、冬眠中の五感を少しでも目覚めさせ、研ぎ澄ませたいものだと・・・・・。そ...野幌森林公園と新北のうた暦と

  • 「ティラノサウルス雪中レース」の記事

    晴れ。最低気温-14.0℃、最高気温-4.6℃。本日付けの北海道新聞に先日行われたという「ティラノサウルス雪中レース」の記事が掲載されていました。このレースの模様はテレビで放映されていて、目にしていました。その昔、恐竜はとてつもなく体が大きく、種としては向かう所敵なしだったことでしょう。ことにティラノサウルスは肉食恐竜の中でも最強といわれています。その恐竜の着ぐるみ着て走る姿は、身体が微妙にゆらゆらしてバランスが悪く、まるでよちよち歩きの幼子です。雪に足を取られて転んだりする姿はユーモラスで思わず頬が緩んでしまいました。思えば、恐竜は気候の大変動で一頭残らずこの世から消え去りました。そのショッキングな事実を記憶している私たちはもしかしたら恐竜にノスタルジアを感じているのかもしれません。種を残せなかった彼ら...「ティラノサウルス雪中レース」の記事

  • 立春

    晴れ。最低気温-8.1℃、最高気温-0.3℃。オキザリス(紫の舞)立春です。とはいえ、居間にあるオキザリスの薄桃色の花びらが唯一春らしい色かもしれません。辺り一面雪景色の中で迎えるこの日は北国に住む身としては、特別な日。そのような中での、本日の新北のうた暦の掲句です。溌溂とした子らの声が響く築山でのひとこまが詠まれているようです。明るく元気な子らの声は厳しい寒さの向こうで、出番を待っている春にも届いている気がします。ところで、今日は商業施設に買い物に出かけました。日曜日とあって、幼い子供を連れた若いご夫婦の姿をたくさん見かけました。その子どもたちの無邪気で生き生きとした姿がこの句の「子らの声」に重なる思いがしています。天気予報に雪だるまが並ぶ北海道でも、暦の上では本日から春。日が長くなっていくこれからは、...立春

  • 「ガイコツパンダホヤ」の記事

    雪時々曇り時々晴れ。最低気温-12.0℃、最高気温-5.7℃。玄関の窓ガラスの窓霜(まどしも)〈北海道新聞2024年2月2日付け)昨日の新聞に「ガイコツパンダホヤ」の記事が掲載されていました。面白い”おもちゃ”のように見えるのですが、れっきとしたホヤという生物なのです。とはいえ、骨が透けて見えることやパンダそっくりの風貌といい、なんて不思議な姿なのかと驚いてしまいました。通称「ガイコツパンダホヤ」の学名は「クラベリナ・オシパンダエ」。「クラベリナ・オシパンダエ」とは「骨の」と「パンダの」を意味するラテン語を組み合わせたものとのことです。北大は1日、この生物をホヤの新種であると学会に発表しました。解剖や系統解析の結果、身体の色と模様や、群れをなす形態などの特徴から従来のホヤとは異なると判断したのだそうです。...「ガイコツパンダホヤ」の記事

  • 野幌森林公園とスリムと新北のうた暦と

    雪のち晴れ。最低気温-7.7℃、最高気温-3.2℃。野幌森林公園へ。曲線を帯びた木々の影が雪面に美しい文様を描いていました。ところどころに動物たちの足跡がリズミカルに続いています。立春を控えた森は明るく、生き生きとして見えました。月探査機スリムは太陽の向きが変わったために太陽光による発電ができなくなり、1月31日で予定した活動を終えたとのことです。これは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2月1日に発表したとのこと。同機構(JAXA)は「(昼になる)2月中旬以降、太陽電池パネルに太陽光が当たる時期に再び運用に挑戦する」とも。スリムがこれまで頑張ったことに感謝しつつ、太陽光を受けて再び活動できるようになることを願っています。わずかでも可能性がまだ残っていることを嬉しく思います。そして、本日の新北のうた暦の掲...野幌森林公園とスリムと新北のうた暦と

  • 新北のうた暦から「一本の木の上の・・・」

    晴れのち雪。最低気温-8.2℃、最高気温0.0℃。午前中、野幌森林公園へ。青空を背にすっくとそびえる木々が清々しく見えました。本日の新北のうた暦の掲句は1本の木の上に広がる空を思い描いて詠まれた句のようです。解説によると、作者は闘病中で自分には「春は来るのか」と問いかけているようでもあると。作者にも気持ちを受け止めてくれる1本の木があり、病床からその木へ思いを馳せているのだろうと。ワタクシにも野幌森林公園に頼れる1本の木があります。昭和の森のカツラの木です。そもそも、野幌森林公園そのものが癒しの場であり、そのエゾユズリハコースの一角にカツラの木がどっしりと寛容さを携えて立っているのです。今日から2月。光の春はすぐそこに。明日からの日々が皆様にとって良い事で満たされますように・・・・。新北のうた暦から「一本の木の上の・・・」

  • 新北のうた暦から「郵便」を思う

    晴れ時々曇り。最低気温-13.2℃、最高気温-0.3℃。作者は夕張の郵便局に勤めていた方だそうです。雪原を樏(かんじき)を履いて郵便物を配達していた頃の句に触れて、当時の郵便配達員さんの苦労を思いました。道が雪で見えなくなる時に、昨日の樏(かんじき)の跡を辿るという場面が仕事の厳しさを物語っていてリアルだと感じます。雪原を吹き抜ける風が樏(かんじき)跡の周りの雪を吹き飛ばし、その一部分が残ったのでしょうか。どんなに大雪でも、休まずに郵便配達の仕事を果たそうとする使命感は貴く、頭が下がります。今、この周辺を配達している郵便局の方は主にバイクでですが、それでも、厳しい寒さの日や大雪の日には、真摯な姿にこちらの姿勢が正される気がします。こういう方々の真面目な働きによって、信頼に基づいた郵便配達の制度が成り立って...新北のうた暦から「郵便」を思う

  • 「月探査機が運用再開」の記事

    晴れ。最低気温-8.5℃、最高気温1.7℃。北海道新聞に「月探査機が運用再開」の記事が掲載されていました。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、月面着陸した探査機「SLIM(スリム)」の運用を28日に再開したことを明らかにしたそうです。着陸した時の逆立ち状態はそのままですが、太陽光が注がれるようになって発電し始め、月面を撮影するというミッションに取り組めているとのことです。ただ、月は地球の周りを27日周期で公転し、同じ周期で自転するので、約2週間ごとに昼と夜が入れ替わるという事情から、2月になると太陽光発電は行えなくなるとか。また、月面では日中の温度が100度を超え、夜は氷点下170度と過酷な環境にあるので、機器がどれだけ持ちこたえうるのかの懸念もあるようです。とにもかくにも、28日に太陽光発電が可能...「月探査機が運用再開」の記事

  • 札幌学院大学の建学記念館とパネルと

    雪時々晴れ。最低気温-8.9℃、最高気温1.5℃。〈建学記念館〉〈日本女子マラソン”発祥の地”のパネル〉歩いて5~6分ほどのところにある、札幌学院大学江別キャンパスの構内に建つ洋館です。雪山に建つこの建物は同大の建学記念館。青空を背に白い壁が清浄な印象を放っていました。その館の前には「日本女子マラソン”発祥の地”」のパネルが設置されています。このパネルが設置されたことを伝える北海道新聞の記事を見つけたのでアッすることにしました。2014年10月25日北海道新聞江別<日本女子マラソン“発祥の地”-札幌学院大に記念パネル-第一歩記した挑戦たたえ>【江別】札幌学院大の前身、札幌短大の女子学生と卒業生が日本女子マラソンの第一歩を記したことをたたえ23日、同大で記念パネルが披露された。1975年、陸上部を指導してい...札幌学院大学の建学記念館とパネルと

  • 人形浄瑠璃2024「あしり座公演」へ

    晴れ。最低気温-9.8℃、最高気温0.6℃。札幌市こどもの劇場やまびこ座へ。あしり座による「人形浄瑠璃」の公演を観劇してきました。幕裏から太鼓、幕前の上手には太夫を吟ずる方、三味線、筝の奏者が並んで生演奏が披露されます。その声や音に合わせて、三人遣いの人形が物語を演じます。やまびこ座は客席と舞台が近いこともあり、人形の手や足遣い、面の繊細な動きを観ることができ、微妙な心の動きを感じることができました。特に三人遣いで繰り広げられた人形の足遣いは本物の人間の所作を見ているようで魅了され、気がつけばそこに目が釘付けになっていたようです。北海道生まれのワタクシにはあまり馴染みのなかった人形浄瑠璃ですが、この度の舞台を通して素晴らしい伝統芸能なのだと実感しました。生演奏と三人遣いの人形が織りなす舞台は芯のある本物の...人形浄瑠璃2024「あしり座公演」へ

  • 月探索機「SLIM(スリム)」のコラム

    曇り時々雪時々晴れ。最低気温-3.8℃、最高気温0.7℃。本日の新聞のコラム・卓上四季に月探索機「SLIM(スリム)」が取り上げられていました。25日夕のテレビニュースでは、JAXAの記者会見の模様が放映されています。懸念していた「100m精度のピンポイント着陸に成功したと判断しています」との国中均理事の発表がありました。着陸時には2基のエンジンのうち1基を失い、残った一基で月面に向かい、逆立ち状態でピンポイント着陸したようです。つい、「スリム」に感情移入して、「よく、頑張ったね」とワタクシも声をかけたくなりました。「スリム」の生みの親であり、育ての親でもあるJAXA関係者の皆さまが頑張られた結果なのだと頭で思おうとしてもです。とにもかくにも、辰年の空を駆け抜けるように飛び込んできた朗報に、心から拍手を送...月探索機「SLIM(スリム)」のコラム

  • 「ゆるーいつながり」と新北のうた暦の「脚」と

    曇り時々雪。最低気温-4.8℃、最高気温0.0℃。除排雪車が大量の雪を運び去ったと思う間もなく、再び雪が辺りを埋め尽くす朝となりました。住宅の前の雪を寄せ集めていくと背丈ほどの雪山ができます。雪かきでがぜん顔を合わせることが多くなるのがご近所さん。「また雪、降りましたね~」で始まる毎日です。冷たい雪が取り持つ「ゆるーいつながり」は、あったかだったりするのです。そして本日の新北のうた暦の掲句です。解説にあるように「鶴きて」ではなく「脚きて」と「脚」に焦点を合わせているところに驚きました。ズームされて切り取られた場面は鮮明に思い浮かべることができるものです。この句について、「清潔な強靭さを秘めている。」と解説は結ばれていて、きっちり閉じられている解説にも唸りました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良...「ゆるーいつながり」と新北のうた暦の「脚」と

  • 「 新北のうた暦」のツララを

    雪時々曇り。最低気温-7.1℃、最高気温0.9℃。葉今日も終日雪でした。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。氷柱と漢字で表記されているとよそ行きの言葉に思ええますが、ツララです。男の子は、(というか、今は男女に限らずとすべきでしょうか)棒状の物を見つけると一戦交えたくなることが多かった気がします。ふと、昭和生まれのワタクシの二人の兄を思い浮かべてしまいました。氷柱・ツララはその尖り具合が格好のチャンバラの小道具です。おそらく、手にして遊んでいたような気が・・・・・。氷柱は外の風景を円錐の内外に映しているものです。この句を読んで、ツララが映し出しているであろう昭和の時代の大らかな空気感を懐かしく思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。「新北のうた暦」のツララを

  • 「 JAXA・月着陸データ取得」の記事

    晴れのち雪。最低気温-10.5℃、最高気温0.5℃。〈2024年1月23日付け北海道新聞〉宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、月面着陸をした探査機「SLIM(スリム)」について、「ピンポイント着陸」に関する技術データや撮影画像を地球に送信できたとツイッターに投稿したとのことです。スリムは20日午前0時20分ごろ、赤道南側の「神酒(みき)の海」のクレーター付近に計画通り着陸したものの、太陽電池パネルに光が当たらないために発電ができず、バッテリーが尽きる前に着陸データを地球に送る作業を優先させたのだそうです。予定では数日間の探査を想定していたそうですが、着陸から約2時間40分後の20日午前3時ごろに電源を切ったとのこと。これは復旧時の活動へ向けて余力を残すためで、バッテリー残量が12%になった段階で手動...「JAXA・月着陸データ取得」の記事

  • 月齢11.6のお月様

    雪のち晴れ。最低気温-3.0℃、最高気温3.7℃。昨日、契約していた業者さんが大量の雪山を運び去って下さり、すっきりした我家の前でしたが、昨夜からの雪が積もり、除雪に次ぐ除雪で、また、雪山が出現しました。その雪山を見下ろすように、夕方の空には月齢11.6のお月様が顔を見せています。明日は昼から猛吹雪との予報。当面、雪とのもの凄く濃いお付き合いが続きそうです。そして本日の新北のうた暦の掲歌です。解説にあるように、港町特有の「雪原が海で途切れて終わっており、その先は紺色の海面が際限もなくひろがっている」という函館の情景が思い出されました。ただ、作品の舞台となっている函館は60年代で、私が思い起こしているのは90年代なので様相は異なっているかと思います。いずれにしても、背景にあるのは北海道の雄大さと言っても過言...月齢11.6のお月様

  • 網走で流氷接岸初日

    雪時々曇り。最低気温-6.6℃、最高気温-1.0℃。夕方のテレビニュースは今日、網走で流氷接岸初日を迎えたと伝えていました。平年と比べて13日早く、去年と比べて19日早いとのことです。網走流氷観光砕氷船おーろらの美しい船体が映し出されていました。その昔、従妹のご主人が船長さんだったこともあり、船長室から流氷を眺めたことがあります。壮大なオホーツクの流氷が目の前に広がっていました。そのようなことも何だか懐かしく思い出されます。流氷はロマンあふれる海の風来坊かと・・・・・。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。網走で流氷接岸初日

  • 「日本初 月面着陸」の記事

    曇り時々晴れ。最低気温-18.0℃、最高気温-5.5℃。1月20日の月JAXAが開発した小型探査機「SLIM(スリム)」が20日、日本初の月面着陸に成功したと新聞は報じています。世界では旧ソ連、米国、中国、インドに続き5ヶ国目とのこと。太陽光を受ける姿勢になっていないようで、国中均宇宙科学研究所長は「ギリギリ合格の60点」と話されているそうですが、ワタクシには嬉しい知らせとなりました。機体に張った太陽電池で発電できないのは、着陸地点が日陰だったか、太陽光が当たらない姿勢になった可能性があるとしています。バッテリーで短時間の稼働となっているそうですが、今後太陽の位置が変化して発電できるようにと期待を込めて話されたのは宇宙科学研究所副所長藤本正樹氏。今日の空は雲に覆われていて月が見えませんが、今後の状況が良い...「日本初月面着陸」の記事

  • 大寒の日の野幌森林公園

    晴れ時々雪。最低気温-14.3℃、最高気温-9.0℃。大寒の今日。最低気温-14.3℃は、11日の-17.8℃の次ですが、最高気温は今年一番の低さの-9℃です。大寒に見合う厳しい寒さの真冬日となりました。午後から野幌森林公園へ。冷たく澄みきった空気が身体に沁み通っていきました。東の空にはすでに月齢8.6の月が顔を見せ、冷気に磨かれているようです。雪が降り積もった森は風もなく、鳥の鳴き声が木々の向こうから聞こえるだけでした。さて、時間を遡って、昨日のことです。昨日、紋別と網走でそれぞれ流氷「初日」が観測されたと本日付けの新聞は報じていました。紋別市と網走地方気象台が発表したとのことで、いよいよいよいよ流氷シーズンの幕が上がったようです。網走出身のワタクシはこの時期になると、例年流氷がいつ来るのだろうと待ちわ...大寒の日の野幌森林公園

  • 大寒を前に

    晴れ。最低気温-10.3℃、最高気温-3.4℃。〈月齢7.6〉人形劇「銀河鉄道の夜」の音響のお手伝いをすることになり、本日は近くの地区センターで練習してきました。その帰りに眺めた風景の一コマです。月齢7.6のお月様も天空に顔を見せていました。明日は大寒です。大寒(だいかん)とは、一年でいちばん寒さが厳しくなるころ。冬の最後の二十四節気。各地で一年の最低気温が記録されるころですが、自然界は少しずつ春に向けて動き始めています。(暦生活より)一年の中で寒さが最も極まる頃の大寒。その「大寒」という字の形容からも父親の威厳ある姿を思い浮かべたのかもしれないとも思いました。解説は「作品の背後に、素朴で温かい父子の愛情がさりげなく内包されている」と結ばれています。「大寒」の文字は額面通りに解釈すれば、「超寒い」となるの...大寒を前に

  • 新春の北海道開拓の村へ

    晴れ時々雪。最低気温-12.6℃、最高気温0.6℃。差動式分布型感知器新しい年を迎えてから、初めての開拓の村行きでした。担当は旧青山家漁家住宅です。埼玉、イギリス、アメリカ、カナダ、韓国などからや地元の方々が訪ねて下さいました。地元の方とは囲炉裏を囲んでお話しているうちにけっこうな時間が経っていたようです。ご夫妻で見えていて、静岡県から数年前にこちらへ来られたとのことでした。北海道の冬は暖房が行き届いていて暖かく、静岡ではしもやけになっていたが、こちらへ来てからはなっていないとか。静岡では明治維新の前後で、そう変わらない状況だった気がするが、北海道の場合は激変したのではないか等々です。北海道は開拓者精神に満ちていると感じているとも話されていました。明治を機に冬は厳寒に見舞われる北海道へ、背水の陣のような覚...新春の北海道開拓の村へ

  • 大雪のあと

    晴れ。最低気温-7.5℃、最高気温1.5℃。習い事の往き帰りは大雪のあとにできた雪山を眺めながらとなりました。視界が狭まるので、歩行者も車の運転も神経をより使いそうです。ところで、今レッスン中の曲はシューベルトの「セレナーデ」なのですが、苦戦しております。先生がお手本に弾いて下さり、こんなに素敵は曲だったのかと改めて感じました。先ずは、とにかく、練習しなくては・・・・・。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。漢文のような雰囲気の作品だなと思いました。解説には「漆黒の夜空から、ただ雪が降り続ける。」と結ばれています。凍てついた夜空からひたすら降り続ける雪に身を任せていると、人生についての哲学的な思いが自ずと湧き上がってくるのかもしれないと思います。何だか背筋が伸びる気にさせられました。それでは今日はこの辺で...大雪のあと

  • 大雪警報が解除されて

    雪のち晴れ。最低気温-9.7℃、最高気温-6.0℃。午後近くに大雪警報は解除されました。80㎝超の積雪量とネットニュースは伝えています。朝から除雪に追われ、青空がのぞき始めた午後に野幌森林公園大沢口まで足を運んできました。除雪は大変ですが、冬将軍は厳しい顔とは別の優しい顔で美しい雪景色を差し出してもくれます。終日氷点下の真冬日でしたが、散策中は風もなく日差しに暖かさが感じられる日となりました。そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。この歌の状況も思い浮かべることができます。「故郷の地酒」という言葉にも、地酒を包んでいた新聞を「シワを伸ばして丹念に読む」というしぐさにも郷愁という言葉が似あいそうだと思いました。故郷は遠きにあればこそ、年齢を重ねるごとに懐かしさが深まるもののように思います。情景や動作を詠い挙げ...大雪警報が解除されて

  • 白い冬

    雪時々晴れ。最低気温-7.9℃、最高気温-0.8℃。野幌森林公園大沢口付近には踏みつけ道がありました。一番先に歩いた方がいて、後に続く皆さんが一足ごとに踏み固めてできた道です。細くて、無骨でも、道の役割をしっかり果たしています。ふと、最初の一歩を踏み出す時、どんな思いだったのだろうと思いました。昨夜からの雪に朝から除雪作業。玄関前には除雪した雪が山のようになっています。本日の新北のうた暦の情景とみごとに重なります。解説にあるように、岩見沢は雪の量が多い豪雪地帯。なのでことさら除雪作業はしんどいことでしょう。幼い子もそれなりに小さなスコップでお手伝いに取り組んでいるようです。その幼い子のやる気をそがずに見守っている、暖かな眼差しが感じられる句だと思いました。それでは今日はこの辺で。明日が皆様にとって良い一日...白い冬

  • 新北のうた暦の「寒九の水」

    晴れ時々曇り。最低気温-9.9℃、最高気温-1.1℃。大雪に見舞われた朝を迎えました。除雪作業が日常になるこれからですが、春へ向かっていくための通過儀礼かと。そして、本日の新北のうた暦の掲句です。解説にあるように、寒中の水はその冷たさ極まった様子から、神秘的な力があると信じられているそうです。また、この時期は水の中の不純物や雑菌が減少するからなのか、水質が良いとされ、その水で餅を搗いたり、酒を造ったり、布を晒したりする風習が今も残っているとのことです。飲むと身体に良いとされ、ことに寒中九日目の水「寒九の水」は効能があるといわれているようです。昔から伝わるこうした言い伝えには先人たちの経験と知恵が根底にあると察せられます。その「寒の水」に力を得て心を決する強い思いが印象に残る句だと思いました。今日は寒の入り...新北のうた暦の「寒九の水」

  • 北海道立図書館へ

    晴れ。最低気温-12.5℃、最高気温-3.9℃。午後から北海道立図書館へ今年は辰年。それにちなんでか、絵本コーナーの特設展示のお題は「りゅうのはなしドラゴンのはなし」です。干支の中で唯一架空の動物として鎮座している辰。そのイメージは天空を駆け登り、魔力を駆使できそうなアクティブなものです。その辰年に入って初の図書館行きでした。館内では学業に励む若者の姿が目立ちます。受験シーズンを控えて集中力を発揮しているようでした。辰年の始まりは震災などで大変でしたが、今年一年、何とか良い方向になっていきますように。そして本日の新北のうた暦の掲歌です。「通過する轟音に紛れてややおおきめの鼻歌をうたう。都会に暮らす地方出身者の精いっぱいの虚勢なのかもしれない。」と解説にあります。快速電車が通過する駅のホームでの鼻歌。それも...北海道立図書館へ

  • 定期検診へ

    晴れ。最低気温-1.6℃、最高気温1.7℃。最高気温1.7℃と温かくなった本日。車道のあちこちに水たまりが出来ていました。今日も定期検診に向かう途中、お寺さんの看板前に立ち止まって、書かれている文字を目で追いました。どういう意味だろうと読み返すことしばし。究極のところ「独り」で為さなければならないことがあるのを人は薄々感じながら暮らし続けていくのでしょう。思えば、生まれた瞬間は記憶に残っていないものの「独り」であったし、この世を去る時は確かに「独り」なのだと。大きな字で「独り去り」や「独り来る」と、「独り」が4つも横並びに書かれていたからか、「独り」という言葉が頭の中でこだましていました。「独り」は強さに裏打ちされると、凛とした響きになるような気がします。ところで、定期検診の結果は異状なしとのことでした。...定期検診へ

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