「星を紡ぐ者たち」最後までお読みいただきありがとうございます。 記事の投稿をもう少しペースアップできると良かったのですが、なかなかできず。気づけばもう7月。早…
「セリ!!」「ママ!?」 宇宙船の中に突然ママが現れた。シリウスから出て良いという許しが出たのね。 良かった。もう会えないと思っていた。 「セリ、その衣装似合…
(愛)その感情を私が胸に感じたその時、グアンッと大きく地面が揺れるのを感じた。 「うあああああああ!!!!」 隣に立っていたアルトが悲鳴を上げた。 壇下のトル…
「大変良くお似合いです。お妃様」 女官達が私の姿を見て表情も変えずに言った。 私は自分が着ているドレスにそっと手をやった。真っ黒のドレスには豪華な金色で刺…
「お妃様!」「行ってはなりません!」 その声を振り払い、私はある場所へと向かった。 どうしてもそこに行きたい。 そこは宮殿の奥にあった。 ――廟。 トルータ…
私はアルトの思考を映像として見ていた。 これはアルトじゃない。アルトのお父様の記憶――。 皇帝でありながら軟禁されて育ったお父様。 父親と会う事は許され…
「どうだ?我が帝国の庭園は」 私とアルトは外に出た。(ここが、庭園……) 右を見ても左を見ても伸ばし放題の草ばかり。花の一つも咲いていない。 どうだと聞かれて…
それから私は毎日3度アルトと食事を共にした。 断る事もできたけれどそれは愚かだわ。 なるべくアルトと接触して、できる限り情報を読み取らなきゃ。 彼らは…
――スーツケース核爆弾。 ママの思考を読んだ限りでは第二次世界大戦で日本に落とされた原子爆弾より数倍の威力が推測される。 それが世界各国で同時に21個のス…
その日の内に私の部屋が用意された。 教室くらいの広さ。 金ぴかのベッドは3人くらい寝られそうだし、彫刻が施された豪華なテーブルにチェア。 隣には衣装部屋。ド…
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