令和5年2月2日(木)新潟市:船江大神宮古町神明宮は、天照大御神と豊受大神を主神として祀る神社。天正19年(1591)4月、上杉家より米4斗7升2合、社地二千坪の寄進と共に、直江山城守兼続より真筆の「高天ヶ原」の額並びに黒印書を賜り、御師次太夫が古町神明宮の神職として任命される。また、古町神明宮に合祀された船江神社は、御祭神は猿田彦大神と大彦命。千七百年以上の歴史があり、『延喜式』神明帳に式内社としても名を連ねている。この二つの神社は、安政5年(1858)社殿を再築した際に合祀され、「船江大神宮」の社号を賜る。このような由緒ある神社で、今も尊崇されている。芭蕉の句は、新潟で詠われたという、「海に降る雨や恋しやうき身宿」。新潟市船江大神宮浮き身宿!