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日日是好日 https://kcomfunnyhoney.hatenablog.com/

読んだ本の感想を書いていければいいなと考えています。基本的には小説になると思います

komuta
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2017/05/05

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  • 雑記

    一年ぶりの記事更新と言っていいものかどうか。 そもそもこのブログの存在を忘れてしまっていたというのが正直なところだった。 本は相変わらず読んでいるが(読まないとそもそも生きていけないw)、それ以上に私生活にゆとりがなさ過ぎて感想とかをまとめようという発想に思い至らなかった。 まぁ、趣味というか気まぐれで書いているものなのであまり思いつめすぎてもいけないし適当な感じでやっていこうと思う。 というか単純に日ごろ文章を書く機会が減ってしまったからこそ、読書にとらわれず色々書いていこうかなぁと思う。 昔の掲示板全盛期のころにふと見かけたつらつらと個人の、思ったことをつらつらと書いてあるだけのブログを探…

  • 加藤シゲアキ「Burn.ーバーンー」

    演出家として成功し子供の誕生を控え幸せの絶頂にいたレイジは、失っていた20年前の記憶を不慮の事故により取り戻す。 天才子役としてもてはやされていたレイジの現実はただの孤独な少年。突如現れ、いじめから救ってくれた魔法使いのようなホームレスと優しきドラッグクイーンと奇妙な関係を築くうちに冷めきった心は溶け始めるが、幸せな時は続かなかった……。 少年の成長を通して愛と家族の本質に迫るエンタメ青春小説! 読んだ本の備忘録といいながら、全然記録をつけれなくて自身の三日坊主っぷりも板についてるなぁと感じる今日この頃。 本屋で表紙が気に入り即購入を決めた一冊。「まぁ、カドフェス対象だったので外れることはない…

  • 乙一「The Book」

    この町には人殺しが住んでいる——。町の花はフクジュソウ。特産品は牛タンの味噌漬け。一九九四年の国勢調査によると人口五八七一三人。その町の名前は杜王町。広瀬康一と漫画家・岸辺露伴は、ある日血まみれの猫と遭遇する。後をつけるうち、二人は死体を発見する。それが”本”をめぐる奇怪な事件の始まりだった……。 親がジョジョの大ファンでアニメとか実写とかそんな話題からほど遠いころから読んでいて自身もファンを自負していたつもりだったけれど、読み逃していたこと作品でした。 乙一さんの作品もかなり好きではあるのだけれども、どうもジョジョの世界観と会わないような気が強すぎて手を出しにくかったというのも本音では少しあ…

  • 葦船ナツ「ひきこもりの弟だった」

    ラスト、読む人すべての心を揺さぶる。”愛”の物語。 『質問が三つあります。彼女はいますか?煙草は吸いますか?さいごにあなたは—―』 突然見知らぬ女にそう問いかけられた雪の日。僕はその女、大野千草と夫婦になった。 互いを何も知らない僕らを結ぶのは、三つ目の質問だけ。まるで白昼夢のような千草との生活は、僕に過去を追憶させていく——大嫌いな母、唯一心を許せた親友、そして僕の人生を壊した”ひきこもり”の兄と過ごした、あの日々を。 これは、誰も愛せなくなった僕が君と出会い、”愛”を知る物語だ。 三秋縋氏絶賛!!という文字だけで読みたくなる作品ではあったがそれよりも推薦文の方に引かれて購入。いわく「行き場…

  • 早見和真「イノセントデイズ」

    田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官ら彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる世論の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士たちが再審を求めて奔走するが、彼女は……筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。 ”少女はなぜ、死刑囚になったのか”という帯に惹かれて本屋で思わず手に取ってしまった。 〈主文、被告人を――死刑に処する!〉 〈覚悟のない十七歳の母のもと――〉 〈養父からの激しい暴力にさらされて――〉 〈中学時代には強盗致傷事件を――…

  • 住野よる「君の膵臓を食べたい」

    ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて——。読後、きっとこのタイトルに涙する。 「君の膵臓を食べたい」という一風変わったタイトルによって話題作になった本作。一度読んでみたかったので文庫化されたと聞き購入した。読後最初に思ったことは「確かにこれは売れるな」ということだった。ウェブ小説発ということでどこか一世を風靡した「恋空」や「赤い糸」のようなケータイ小説群とどこか似たような趣を感少し懐かしい気さえした。 ”読後、タイトルに涙す…

  • 三秋縋「いたいのいたいの、とんでいけ」

    自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。どうしてくれるんですか?」 何もかもに見捨てられて一人きりになった二十二歳の秋、僕は殺人犯になってしまった——はずだった。僕に殺された少女は、死の瞬間を”先送り”することによって十日間の猶予を得た。彼女はその貴重な十日間を、自分の人生を台無しにした連中への復讐に捧げる決意をする。 「当然あなたにも手伝ってもらいますよ、人殺しさん」 復讐を重ねていく中で、僕たちは知らず知らずのうちに、二人の出会いの裏に隠された真実に近づいていく。 それは哀しくも温かい日々の記憶。そしてあの日の「さよなら」。 ”先送り”によって復讐の時…

  • 米澤穂信「ボトルネック」

    亡くなった恋人を追悼するために東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した……はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅に戻ったばくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もはやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔 「もしもあの時このように行動していれば…」そう思った経験が無い人はまずいないだろう。その答え合わせを強制的に”ぼく”は体験させられるといったお話。 読んでいた最初は彼が受け身な人間かつどうしようもなかったと諦めがちな人物像であったため、「後悔…

  • 日日是好日

    ”「日日是好日」は、表面上の文字通りには「毎日が良い日だ」といった意味である。 そこから、毎日が良い日となるよう努めるべきだと述べているとする解釈や、さらに進んで、そもそも日々について良し悪しを考え一喜一憂することが誤りであり常に今この時が大切なのだ、あるいは、あるがままを良しとして受け入れるのだ、と述べているなどとする解釈がなされている” 調べ物をしていた際偶然目にした言葉で何の気なしに調べてみたら禅語の一つであったことを知った。 過去にこだわったりまだ見ぬ明日に期待をせずに今を精一杯に生きる。なかなかにできることではないと思う。この言葉に押されて読書ブログのようなものを開設してみたいと漠然…

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