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2017/04/29

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  • 不妊治療 その15 採卵当日

    初めての採卵 採卵実施は午前中の枠を指定されていました。前日夜から飲食を控え、当日朝も水も採らず、ノーメイクにマスクをつけて出発。受付後、まずは内診で卵巣の状態をチェックしてもらいます。懸念していた排卵済みでもなく、無事採卵に進めることになりました。 手術までの待機場所はベッド数台がカーテンで区切られた安静室。処置後もここで休むことになります。術着に着替え、しばらくベッドに横になっていると順番がまわってきました。 手術室に入り、看護師さんにもろもろ前処理をしていただくと先生と培養士さんが登場。いよいよ手術が始まります。麻酔が入り意識が一瞬遠のいたものの、効きにくい体質のためかいつの間にかぼんや…

  • 不妊治療 その14 カウフマン療法から採卵周期へ

    前回の投稿からだいぶ間が開いてしまいましたが、ずっと続きを書かなければと気がかりではありました。無事に妊娠37週を迎えられましたので、産休の時間を使って続きを少しずつまとめていきたいと思います。 カウフマン療法で採卵の準備 できるだけ良質かつ多数の卵が取れるよう、採卵の前の周期にピルで卵巣を休ませるカウフマン療法を行うことになりました。まず最初の14日間はプレマリンを1日2回、1錠服用。そして後半の2週間はプラノバールを1日1回、1錠服用します。その後、消退出血が始まったら3日以内に受診するよう指示を受けました。 この周期は服用忘れだけ注意していれば、これまでのように基礎体温やら通院の日程調整…

  • 不妊治療 その13 体外授精へ

    3回の人工授精は失敗 2016年8月から10月。3カ月連続で人工授精にを試みましたが残念ながら結果は出ませんでした。3回目の人工授精を行う前には、今回ダメだったら次回から体外に進むことを検討してみて欲しい旨を医師から通達されていました。 年齢のこともあるので、わたしはこの段階でのステップアップはごく自然な流れだと思っていましたが、夫に相談したところ少し抵抗されました。これまでの治療や流産手術でわたしにかなり身体的・時間的に負担がかかっているのを見ている彼は、さらにこれ以上の負荷をかけてまで子どもを持つべきなのかは疑問というのが理由でした。 わたしの身体のことをそこまで心配してくれていたと知って…

  • 不妊治療 その12 人工授精にステップアップ

    2016年3月に子宮内容除去術を受けたあと、ふたたび不妊治療専門クリニックに舞い戻ったのが7月。そこから初めての人工授精にチャレンジできたのは翌8月になりました。 D14の朝、排卵日検査薬を試すとごく薄い陽性。とはいえわたしの周期的には排卵日がもう間近であると思われたため、クリニックで卵胞チェックしてもらってから出勤することにしました。 わたしの職場は定時が10:00のため、クリニックのオープン前から並んで早めに診てもらえば、幸いにして大幅には遅刻せずにしれっと席につけることが多かったです。排卵日検査薬を使うようにしていたので、卵胞チェックのための通院日が決まるのは前日夜か当日朝になります。だ…

  • 不妊治療 その11 手術後の経過

    2016年3月上旬。手術を受けた週末、経過を見るために大学病院を受診しました。 手術前に13000を超えていたhCGの値は698まで低下。子宮内も綺麗になっており経過は順調。手術直後に医師からコメントがあったように、胞状奇胎の可能性は低いのではないか、とのことでしたが、予定されていた管理通院は20週間後まで続けることになりました。 手術後1カ月ほどは肉体的にも精神的にも低調な日々が続きました。湯舟の入浴と運動を1カ月間禁じられていたため、この二つを普段のささやかな楽しみとしてきたわたしにとっては日々のストレスが少しずつ鬱積する原因にもなったように思います。仕事の上では新年度のスタートの時期を迎…

  • 不妊治療 その10 手術当日(子宮内容除去術)

    2016年3月初旬の月曜日。冷たい雨の降る中、日帰り手術のため朝から大学病院に向かいました。この日は仕事で関わっているプロジェクトのわりと重要なイベントが控えていたのですが、前日の日曜日、引き継ぎ内容とお詫びの言葉を連ねたメールを一緒に取り組んできた先輩に送り、体調不良で欠勤する旨を伝えていました。 手術前の処置 病院一階で入院の手続きを済ませ、夫と一緒に入院病棟へ。6人部屋に通されました。 まずは子宮口を開くためのラミナリアを入れる処置を受けることに。卵管造影検査を受けた時のバルーンでも相当な痛みを感じたので今回も覚悟はしていました。実際、ラミナリアが何本も入って行くたびに痛みが広がり、処置…

  • 不妊治療 その9 子宮内容除去術へ

    大学病院を受診 2016年3月初旬の土曜日。前日に不妊治療専門クリニックで紹介状を発行してもらい、朝から夫に付き添われ大学病院の産科を受診しました。 土曜日の大学病院らしく、予約は入っていたもののかなり待たされました。hCGの値を調べるための血液検査、絨毛が他の臓器に転移していないかをみるレントゲン撮影を済ませた後、診察室へ。担当医の他に前日クリニックで紹介状を書いてくれた医師の姿もあり少し安心します。 内診室はいつものクリニックとは違い、患者側にモニターはありません。ただ、カーテンの向こうの2人の医師の会話から、結果は昨日と変わらないものであることはすぐにわかりました。子宮内には胎嚢のかわり…

  • 不妊治療 その8 胞状奇胎の疑い

    2016年3月初旬。高温期28日目に妊娠の確認のためついにクリニックを受診することにしました。この宙ぶらりんの状態にはやくカタをつけたい気持ちを押さえながら過ごす時間が本当に長く感じた2週間。この間体調の変化はほとんどありませんでした。 自己タイミングで陽性反応がでたことを看護師さんに伝えると、ホルモン値のチェックのための採血へ。その後内診室に案内されました。 内診台に上がり、息を飲んでモニターを見つめます。医師は器具を動かしてくまなく子宮内を確認してくれていますが、モニターの黒い画面に胎嚢らしきものは映り込んできません。タイミングをとった日を改めて尋ねられ、週数に誤りがないことを確認されます…

  • 不妊治療 その7 自己タイミングで陽性反応

    排卵日検査薬を使い自己タイミング 初めて不妊治療専門クリニックの門を叩いてからおよそ9カ月後となる2016年1月下旬。3回程度(正確に覚えていなくてすみません)のタイミング指導では成果が得られず、いよいよ人工授精にステップアップしようと決意して、最後にダメもとで自己タイミングを行いました。 排卵日検査薬で薄い陽性反応が出た日から1日おきと決め、陰性になるまで計3回タイミングをとりました。 3回目のタイミングの日の夜には排卵痛と思われる痛みがありました。翌日朝の基礎体温は低いまま、翌々日は理由があり基礎体温を計れなかったのですが、その次の朝にはしっかりと体温が上がっているのか確認できました。いつ…

  • 「妊娠米」騒動に思う

    不妊治療界隈で知らない人はいないであろう「妊娠菌」なる表現。不妊治療専門掲示板などで、一足先に治療から卒業した人が、回答の末尾に「妊娠菌置いていきますね」と後輩たちへのエールを込めて書き込んでいるのをよく目にしていましたが、それがリアルの場に現れ、しかも詐欺まがいの金儲けに使われてマスコミに取り沙汰される事態になるとは…。(いや、恐れるべきは人の欲望を発見するやそれを誰もがかんたんにお金に換えられるメルカリというプラットフォームなのかもしれませんが…) <「妊娠菌」付き米>ネットで高額売買 医学的根拠なし (毎日新聞) - Yahoo!ニュース この記事で最も驚いたのは、日本生殖医学会が、妊娠…

  • 不妊治療 その6 タイミング指導

    2015年9月に卵管造影検査を受けて異常なし。検査当月は避妊をする必要があったため、第一ステップであるタイミング指導に入れたのは10月。初診から実に約半年もかかってしまいました。 タイミング指導というのは(こう言うと失礼に聞こえますが)すごくプリミティブな治療法で、超音波内診をした際に見えた卵胞の大きさから排卵時期を推定し、いまにも卵胞がはじけて卵子が放出されそう、というときを見計らい夫婦生活をするように医師が指導するというもの。とはいえそのタイミングは実に難しい。卵胞の成長スピードは毎周期異なるため、いつが卵胞の大きさを見てもらうのに最も適した日なのかを自己判断するのはほとんど賭けでした。わ…

  • 不妊治療 その5 卵管造影検査

    2015年9月。生理開始後6-10日後に行う卵管造影検査を受けました。 造影剤を子宮内に少量入れ、レントゲン撮影で卵管のつまりがないかを確認する検査です。クリニックの説明資料には「特別に痛い検査ではない」との注意書きがありましたが、体験談などを読むに「気絶するほど痛かった」という方も確かにいて、かなり不安になりました。 当日は2時間前から水以外絶飲食。午前中の予約だったので朝食を抜きクリニックに向かいました。 まず内診台でバルーンを子宮内に入れるのですが、顔が歪むほどの痛みを感じました。その後バルーンを入れた状態でレントゲン室まで移動。ベッドに横になり造影剤を注入します。注入時の痛みなのかバル…

  • 不妊治療 その4 低温期ホルモン値検査

    ホルモン値検査 2015年4月末の初診後すぐに風疹のワクチンを接種したため、2カ月間の避妊期間が必要になりました。その後、新婚旅行で2週間ほど海外渡航したりなんだかんだしているうちに時間は過ぎて、次の診察は8月初旬とだいぶ間があきました。 次にクリアすべき検査は低温期のホルモン値とと卵管造影検査です。 この日はホルモン値計測のための採血のみ行い、生理が来たら6-10日後に卵管造影検査を受けるようにとのこと。検査ができる曜日と枠数が決まっているため、生理1-2日目に必ず電話で予約をするよう念を押されました。 後日報告を受けたこの日のホルモン値は次のとおりで特に問題ないとのこと。 (低温期基礎値)…

  • 不妊治療 その3 男性検査

    2015年5月。妻側(わたし)の検査がひととおり済み、次は夫側の検査です。 ほとんどのカップルがそうだと思いますが、不妊治療専門クリニックに通い始めたのはわたしの意志があったからで、夫は不妊ということに対しての不安も定見もなかったと思います。 当時の私たちは、その気持ちの強さの度合いこそ確認しあっていないものの、子どもが欲しいという意向に関してはなんとなく共有している、といった程度でした。 そんなふわっとした状態だったので、精液検査に対して夫がどんな反応を示すのが少し不安だったのですが、意外にもフラットに受け入れてくれ、さっさと自ら検査ルームの予約も取ってくれました。 検査当日、結果はあとで共…

  • 不妊治療 その2 初診検査の結果確認

    2015年5月中旬。4月末に行った検査結果を確認しに受診しました。 そこで発覚したのが風疹抗体が基準値よりも少ないこと。このクリニックでは治療を始めるまえに風疹のワクチン接種を受けることが原則となっており、なるべく早く済ませるようにと指導されました。さらに、ワクチン接種後2カ月は避妊するようにと言われ、治療スタートからいきなり足止めをくらった格好に。ただ、これも必要なことと自分に言い聞かせ、この週すぐに職場近くの内科でワクチンを打ってもらいました。 一方気になっていたAMHの値は年齢の平均値よりも良い値が出て少し舞い上がる(ものの、この1年半後に再度計測したところ、しっかり年齢相当になっていま…

  • 不妊治療 その1 クリニック決定〜初診

    2015年1月、33歳で入籍。それまで10年ほどピルを飲んでいましたが、このタイミングでピルをやめました。年齢のこともあり、授かれるのなら早めに授かりたいと思い、直後は生理のリズムも整っていませんでしたが、なんとなくの自己タイミングを開始。その後4月に入り34歳になったことを機に不妊治療専門クリニックの門を叩きました。 フルタイムで残業もある勤務をしているため、とにかく通いやすいことがクリニック選びの最優先条件。自宅近くと職場近くの病院をいくつか比較検討し、タイミング療法から高度不妊治療までを行っている自宅から数駅のクリニックに決めました。 初診は治療の進め方の相談と内診、血液検査です。年齢の…

  • プロフィール

    1981年生まれ、都内で会社員をしています。 2年にわたる不妊治療を振り返るとともに、現在進行形の妊娠を記録します。 2015.4 不妊治療専門クリニック初診 2015.10 タイミング指導開始(〜3周期) 2016.2 妊娠検査薬陽性(自己タイミング) 2016.3 胎嚢確認できず子宮内容除去術 2016.8 人工授精開始(〜3周期) 2016.11 カウフマン療法 2016.12 採卵、顕微授精 2017.2 凍結胚移植(12分割) 2017.2 妊娠検査薬陽性 2017.3 クリニック卒業 にほんブログ村

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