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春夏秋冬 / 老い楽の詩 https://blog.goo.ne.jp/hennkyoujinn

老い始め老い逝くまで、楽よりも苦の方が多い。束の間だけでも喜びや感動、笑いあえる楽があれば幸せ。

星 光輝
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福島県
出身
北海道
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2017/04/09

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  • 1888知らない海を眺めていたい山に囲まれて育った自分は老いたいまも海に憧れている海は解放的であり遥か彼方に見える水平線海と空の境がなくなる海は様々な様相を見せる知らない海を眺めていたいいつの日か知らない海辺で海を眺めていたい海

  • 犬は飼主(ひと)を裏切らない

    1887犬の気持ち朝夕の散歩のとき、縁石を歩くbeagle元気beagle元気と暮らしてきて思うことがある犬は飼主(ひと)を裏切らない人間は裏切ることがある犬は飼主の気持ちがわかる人間は犬をペット扱いにしている限り犬の気持ちはわからない元気はいろんな表情を見せてくれる何かして欲しいとき「犬語」で話しかけてくる犬も大切な家族である元気の寿命は人間に比べ遥かに短いそれだけに慈しんでいきたい犬は飼主(ひと)を裏切らない

  • 当たり前に歩ける

    大雨で阿武隈川は大河の様相川はうなり、押し流すかと思えば、濁流となり人をも飲み込む悩みや不安をも飲み込んでくれると気が楽になる1886当たり前にできている歩ける口から食べるトイレで用足しする日常生活のなかで当たり前にできているそのことに対し何不自由ない人は、何も思わない呼吸(いき)していることも同様である電気や水道にしても然り停電や断水に遭遇したとき、人は初めて電気や水の有り難さに気づく熱さ喉元を過ぎれば忘れてしまう人もいる当たり前に歩けることがいかに自由であるか老い病い、不自由な躰になったとき登山(やま)に行きたい、と叶わぬ夢を抱くそれでも諦めずに不自由な躰で頂上に立つ障害者もいる杖をついても手すりにしがみつき渾身の力を絞り小幅な歩きでトイレに行く93歳の婆さんがいる歩くそれは行きたいところへ行く自分の足で立...当たり前に歩ける

  • 「ベッドがないから受け入れできない」(本当か・・・)

    1885入院拒否昨日、デイサービス事業所から「利用者が下血している」、と連絡があった。家族に連絡を入れ、かかりつけのクリニックに受診するようお願いしたところ、長男嫁は「孫の迎えがあるのでできない。受診しないでいいからそのまま帰してください」、と受話器から聞こえてきた。介護スタッフが体調を崩しひとり休んでいるため、デイサービスに通院付添を、お願いすることはできなかった。「あと、60分で事業所に着くので、こちらでクリニックまで連れていきます。15時20分頃に着くので送迎車(軽自動車)に乗せておいてください。お願いします」デイ介護員がスマホで撮った「紙パンツに多量の出血」の画像を送信してもらい、腎泌尿器内科クリニックの医師に見てもらった。「病院内科で診てもらったほうがよい」、ということで、主治医はA総合病院第1内科(...「ベッドがないから受け入れできない」(本当か・・・)

  • 頭の痛み

    1884頭の中がうなる「痛み」は目に見えないだけに他者の痛みはわかりにくい。「痛み」は数字で表すこともできない。「痛み」は治療により痛みを消失することもある。心の「傷み」は、傷が深く、治りにくい。大切な人を亡くした「悼み」は悲哀、慟哭と同時に大きな喪失感をもたらす。85才の婆さんは、軽い脳梗塞後遺症から右足の痛み、痺れがあり、常に悩みの種であった。頭の中も痛みが走り、それを言葉で表すなら「頭がうなる」頭がうなるってどういうことか、と尋ねた。婆さんは「洗濯機が回っているような感じ」偏頭痛であるwifeにも聞いてみた。wifeは乾燥機が回っている感じ。頭の痛みは引かず、常にうなっているうなりの強弱は日によって違う。「痛み」「傷み」「悼み」どの「いたみ」も相手の気持ちにならないと「いたみ」が伝わらない。「うなる」は「...頭の痛み

  • いまを楽しむ老夫婦

    1883夜更かし仲の良い老夫婦がいた夫は要支援1の認定を受け介護用ベッドと手すりを借りていた妻は大腸癌の手術を受け退院した台所に立つのもやっと病弱な躰で軽自動車を運転し夫の通院付き添いや買い物をしていた老夫婦は月1回の外食とパチンコを楽しんでいた最近、夫の部屋の照明器具が故障した大家に頼み照明器具の電球を取り替え夫の部屋は明るくなったBSが映らないテレビだったので、ついでに修理してもらったBSは映画、韓国ドラマなど観たい番組が多く老夫婦して夜更かしをしているのでお天道様が明るくなってから起きている不健康な生活をしていては、と・・・・話すこともできず逆にBSが観られ、いま楽しく夜更かしをしているのですね妻は夕暮れから段々暗くなると縁石に気がつかずタイヤをぶつけたりしている縁石で良かったよ、人だったら大変なことにな...いまを楽しむ老夫婦

  • 十三病息災

    1882健康は大切なもの自分は43才のとき慢性腎不全症になり最終的には人工透析になる、と医師から告げられた自分の場合は腎不全になった原因は不明そのとき、『星の王子さま』の中に書かれていた言葉を思い出した大切なものを失って初めてその大切さを知る自分は慢性腎不全になって初めて健康のありがたみが切に感じた一病息災とはならず一つの臓器(自分の場合は腎臓)がダメ(病気)になると他の臓器に悪さが働き、また一つ病気が重なっていくひまわり🌻が咲く頃に70才になるが一病息災ならぬ十三病息災であっても病気のなかの「健康」を維持していきたい車の運転ができるうちは杖を使いながらも歩けるうちはあと、10年生きたいしかし、命は神様が決めるもの医療機関の人たちなど無数の人たちに支えられ命をいただいた自分だから、いま、自分ができることを・・・...十三病息災

  • 老い往く

    1881beagle元気も自分も老い往き生きるbeagle元気は9才あと何年生きられるか自分もわからないゆっくりしたい、と思うがあと数年働かなければならない事情がある躰と頭が「元気」ならば10年頑張りたいその後はゆっくりと過ごし海をながめたい元気も自分も老いにあるけれど繰り返す事のできない今日という時を生きる老い往く

  • 人は昔鳥だったのかもしれない

    1880空を飛ぶいま書店の棚に福永武彦の小説を目にしなくなった自宅に眠る文庫本の中から福永武彦『廃市、飛ぶ男』を手にした10年前に読んでいた「君は夢の中で空を飛んでいることはないかい」(『廃市、飛ぶ男』180頁)自分は月に1、2回空を飛ぶ夢を見る両手を広げ鳥のように羽ばたきながら飛んでいる大海や大河の上を飛ぶ夢は最高に気持ちがよく、このまま夢の世界であって欲しい、と願う彼の身体は半ば死んでいるのだ彼の両脚は、腰から下は、痺れたまま何の感覚もなく、歩くことができなくなったベッドの上で仰向けになり、かろうじて寝返りはできるベッドで寝ているだけの生活それは「生活」と呼べるのだろうか彼は身体の左側を下にして、病室の窓の方を見ることが好きだった窓ガラス越しではなく、窓を開け、空や白い雲などを見る空は黄昏になり薄暗くなると...人は昔鳥だったのかもしれない

  • 突然のくも膜下出血

    1879思いがけない・・・今日、赤いアルトのハンドルを握り在宅訪問に向かっていた。普通ならばスマホが鳴り響かない日(土曜日である)なのにバッグの中からスマホが鳴った。アルトを停車しスマホをとった。「昨日義母が入浴中、突然くも膜下出血に遭い亡くなった」、と長男嫁の言葉に吃驚。93才であった。1軒目の在宅訪問を終え、急いで向かった。お祈りし、臥床している彼女に合掌した。眠るように穏やかな表情であった。手で白髪を撫でながら、「ありがとう」と呟いた。夕方、仲良しだったデイサービスの3人の婆さんが会いに行かれる。突然のくも膜下出血

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