最終章

2月3日、アーバインのコーヒーショップでアイツと待ち合わせた。彼は着物代2000ドルとレンズ代1200ドルをキャッシュで持ってきた。私達は以前の私達でなくて、事務的な会話を続けるだけだった。なぜ私が3200ドルを要求したのか、理由を告げた。借金地獄にハマっている彼に3200ドルは大変だろうと察した。とりあえず私の意向どおりキャッシュを用意してきた彼の努力を評価し、レンズは私がこのまま引き取ることにした。彼はもう私…

あれから1ヶ月（2）

彼は短絡的で短気。私の個人情報をネットに書き込んで報復してきた。アホな男だと、つくづく思った。ネガティブなレビューはセラーやショップに対する消費者の正直な声だ。自分の応対が悪いのに、また逆ギレかい？ 私はアイツに「アーバイン警察に通報するよ」と言ったので、小心者のアイツはソク「なんでこうなったのか、よく話し合わないかい？」と連絡してきた。私達は久しぶりに電話で話した。とにかくこの数カ月間の…

胸がはりさけそうになるとき。

このブログでは主に、ダブル不倫のモヤモヤ、切なさ、苦しさについて書いていました。最近では去年の8月から起こった破局騒動について書いています。今日は先日の「あれから1ケ月」の続編についてでなく、今日の思いについて書きます。今日会社のあと、同僚とご飯会に行った。アーバインのアルトンとジェフリーにあるお店。このショッピングセンターにはゲルソンズがある。今日ここへ来て、アイツとゲルソンズに何度か一緒に来た…

あれから1ヶ月

前回ブログ更新の時は、「復讐手帖を読んでアイツに未練はない」と書いてたな…。あれからまた一悶着ありました。私は何が許せなかったのか…やはり3年間同志だった女をいきなり崖の上から突き落とすブロック攻勢が許せなかった。突然の裏切りだと思う。そしてレンズについて横柄でインケンな対応が許せなかった。数カ月私の中でマグマがグツグツ湧きだっていた。ある日の夜、アイツの隣に住む独身日本人女/アイツのアシスタント…

復讐手帖

今、読んでる本、復讐手帖〓日本のアマゾンから購入した。復讐する女の心情に共感できる。私がなぜ復讐したかと言うと、自尊心を傷つけられ、アイツが赦せななくなったから。私と同じように理不尽な思いをすればいい…そう思った。この本に書かれている女性達ほどの過激な復讐はしていない。私がやったのは、相談と偽り、彼の友人数名に暴露した。彼の撮影顧客ファイルにイタズラした。でも3日で元に…

セクハラ解雇が噂に…

アイツのセクハラ解雇が噂になっているようです。だってこんな狭い日本人社会、村のようですやん。いい話も悪い話もあっという間に広がる。とくに悪い話なんて、おもしろおかしく広がるんです。オレンジカウンティの歯科技工士ってとっても狭い業界。すぐに噂になります。気をつけないとね。人をないがしろにするから、こんなことになる。セクハラされた被害女性がかわいそう。私も被害者です、ある意味…。酷いことされて、自尊…

今の気持ち

3年間振り返ってみて思うことは、私は彼と一緒に過ごして、必ずしもいつも幸せだったわけじゃない。モヤモヤしていたことが多かった。それは彼の思いやりのなさからきていたかも。お互い結婚しているんだから、気遣いは必要だったと思う。彼は自分勝手で短気。私にはズケズケとモノ言うくせに、私が直球を投げると怒った。彼のジョークは人を傷つけるジョークだった。サディスティックなジョーク。いじめながら笑うって感じかな…

望遠レンズ(5）

その後、もう彼に連絡しないことにして2週間。この曰くつきレンズを日本へ持っていった。北海道の釧路で丹頂鶴を撮るのが目的。前日レンズの準備をしていたら、今度はカメラにレンズの取付けができない。ガチャガチャやってもダメ。仕方無くアイツに連絡した。今度も「カメラ屋に持っていくといい」「弟さんに聞けばいい」「インターネットで見ればわかるよ」とか無責任で不親切なことしか言わない。陰険な男。こっちは不要なレ…

望遠レンズ（4）

1200ドル払って彼から望遠レンズを買ったものの、使おうと思ったのにフッドの取り外し方がわからず、ハイキングへ持っていかず仕舞いだった。ハイキング先では野鳥や鹿の撮影を楽しみにしていたのに。彼はレンズを売ったら、突然連絡してこなくなった。フッドの取り外しがわからないと言ってるのに1週間音沙汰なし。「時間見つけて教えるけど」と言ってはいるけど、そんな気配なし。それどころか「カメラ屋に持っていけば教えて…

望遠レンズ（3）

10月20日の土曜日。ザイオンマーケットのショッピングモールで待ち合わせた。まず彼がイーベイに出品していたリールをバイヤーに発送するため、彼の車で郵便局へ行った。その道中、彼が再就職先について少し話始めた。解雇されたデンタルラボに勤めていたころは、ワクサーをやっていたとか。特化したポジションでこればかり。再就職先は今流のCADCAMもやらせてもらえ、多様化したポジションだと彼は楽しそうに話してくれた…

望遠レンズ（2）

彼は「『ペイパルで支払えないか』問い合わせてきたバイヤーがいた。ペイパルを受付けていいものか相談したいんだ…」とラインしてきた。その日の夕方、アーバインのマクドで落ち合った。彼：問い合わせはピンク（私）だろ？ メールの送信者に名前があった。私：そうだよ、あのレンズの出品者、○○ちゃんだったの？ 偶然だね〜 私、望遠レンズを探してた。そのレンズ、どうしたの？彼：プロフォ…

望遠レンズ（1）

彼が突然解雇され、私はショックを受けた。なんとか彼を助けようと思い、以前のように撮影をやろう、クレーグスリストに宣伝して、撮影をやろうと提案した。でも彼は「もうピンクとは一緒に仕事はしたくない」と拒否してきた。 それどころか「何度も言いたくないことを言わせないでくれ」と言ってきた。嫌なヤツ。それもそのはず、その頃には彼には新しい仕事が決まっていたのだ。何も知らない私だけがアホを見てた。

解雇後

解雇当日…ラインのやりとりが多かった。彼は401kから引き出して、仮想通貨に投資していた。しかも2万5千ドルとか…解雇された時点で、この引き出した金額は課税対象となるらしい。通常の課税プラス、ペナルティ。はっきり言って今の私から見るとざまあみろです。彼はドツボにはまっていた。でもその時は私は知らなかったけど、解雇されて2日で新しい仕事は決まっていたら…

セクハラで解雇

ラインで数日間やりとりがあった。内容はその時の私の心境について一方的に綴って自己満で送りつけていたかな？ 自分的には日記みたいな感じで送りつけていたかも。それについて彼が返信してきてた。その後、「俺のことは忘れてくれ」と書いてきた。「何を大袈裟なこと書いてるの？」みたいなノリで返信したかな。それでも「元気でね」みたいに書いた。間あいて3日間経過。彼からライン有り。「解雇されそうだ…」と、いきなり…

復讐 その後

先日の深夜の電話以来、ラインのブロックは解除された。彼は私が復讐モードで忙しくしていたので、最低限のコミュニケーションは必要だと思ったのだろう。 最後の復讐。彼がフリーランスでやっている仕事は収入は基本キャッシュオンリー。当局へ申告していない。○税…ということですね。それで彼に当局へ告発してあげるよ…ってラインした。それと彼が今まで私に送ってきたアホな猥褻画像を奥さんに手渡しするか、…

いろんなことがありました

その後の私は復讐モードだった。ゴミのように捨てられ、悲しみ、ショックを経て、怒り爆発、復讐に忙しくしていた。コミュニケーションツールはすべてブロックされ、怒りは倍増していた。ところが突然、YELPからコンタクトする方法を思いついたのだ。彼はフリーランスで仕事をやっていて、YELPページを持っている。あれは私が作ってやったのだ。そこから見積もりを依頼することができるのだ。 Request a Quote Now。そこから彼…

復讐

私は3年以上彼と付き合った後、突然、ボロ雑巾のように捨てられた。話し合うチャンスもなく。最初の2週間は辛く悲しいだけ。4週間がたった今は、怒りがこみあげてくる。私だけがこんなに傷つき、アイツはぬくぬくと何一つ変わらぬ生活を送っている…そんなことを考えると復讐の炎がメラメラ… 私が行った復讐プランAは、彼の身近にいる共通の知人達に、私達の関係をバラし、ゴミのように突然捨てられた…と訴えた。みんな驚いて…