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  • 風雪結幸画 (4: 接吻)

    ※ 結婚式の後ユキ「ありがとう、レイニー」 レイニー「いや、ありがとう、ユキ」 ユキ「毎日のおはようのキス、守ってよ!」 レイニー「う、うん。恥ずかしいな。ホッペでいいだろう?」 ユキ「えへへ!」 レイニー「ふぅ・・」ユキ「ごめんね、その大事なこと・・」 レイニー「うん?」 ユキ「ほら、赤ちゃんが産めなくて・・」 レイニー「あぁ、さっき言ってたことか」 ユキ「私、男の人が怖くて・・レイニーは違うよ!でも・・」レイニー「ユキ?」 ユキ「ん?」 レイニー、ユキの唇にキスする。 ユキ「・・え? やだ、私のほうがは、恥ずかしい・・」 レイニー「毎日のおはようのキスは絶対だよ?」 ユキ「・・」 レイニー…

  • 風雪結幸画(3: 開幕)

    レイニーとユキは手をしっかりと繋いで、 教会へと歩いていった。 彼は森で聴こえてきた母の声に涙した。「ユキちゃん、どうしても昔レイニーにもらった靴を履きたかったんだけど、サイズが合わなかったの。ウェディングドレスを買ったっていうのはウソ。あなたの正装にお金を使ったのよ。ね、許してあげて?」ユキは笑顔でレイニーにもたれかかりながら、歩いていく。彼も涙を拭いた。これからこの愛すべき人とどんな物語が幕を開くのか‥。 レイニーとユキは笑顔で教会へと歩いていった。

  • 風雪結幸画(2: 雪声)

    突然、レイニーに幻聴が襲いかかった。様々に聞こえてくる声。ユキは彼の苦渋に包まれた様相に涙を 一粒流した。「ごめん…」愛すべきその人の声は儚くも、美しい。彼は左手で自分の頭をおさえたまま、 右手で雪に変わって行く彼女の涙を拭った。すると、温かく懐かしい声が聴こえてきた。母親のマリアのそれだった。 続く

  • 風雪結幸画(1: 裸足)

    レイニーとユキの結婚式での一幕である。 レイニーはタキシードに身を整え、 会場である教会の裏にある森を歩いていた。「おまたせ~!」その明るい妻の声に笑顔で振り向いた。ところが、彼は焦燥感やある種の怒りに襲われた。 ユキは普段の白いワンピースのままだった。おまけに、これが彼の感情を突き刺したのだが、彼女は靴を履いていない。土にまみれた、その愛すべき女性の素足を彼はひしひしと見つめていた。 続く。

  • 創造の共同体

    和泉敏之 「小説家になろう」 https://mypage.syosetu.com/682657/ としゆき 「ノベルアップ+」 https://novelup.plus/user/706249387/profile 柳瀬陽介先生 『英語教育の哲学的探究』 https://yanase-yosuke.blogspot.com/ 寺島隆吉先生 『百々峰だより』 http://tacktaka.blog.fc2.com/ 江利川春雄先生 『希望の英語教育へ』 https://gibsonerich.hatenablog.com 森田真生先生 『Choreograph Life』 http://ch…

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