いつもの春の庭ではなかった!!2024年の春模様 気候や気温はその年年で違います。同じ冬も春も夏も秋もなく、その年独自の季節が訪れます。ふだんから植物と接していると、それをより深く感じとれます。その季節ごとの記憶は年を経るごとに、私のなかに蓄積されていき
花と暮らす庭づくりとガーデニングの楽しみをつづります。 おもに種から草花を育てています。
ガーデニングのエッセイです。
コンテナへの直まき ~発芽後からの管理直まきしたケイトウケイトウ。育って花が咲いた発芽まで発芽までは表土が白っぽく乾かないように注意します。根はまだ浅いので、少しの水切れで枯れてしまいます。かといって与えすぎると、徒長を招きます。水やりは散水機の
採りまきというまき方 < 2023/6/30更新 >採取したらすぐにまく 庭で黒く熟した種子を乾燥させずにすぐにまく方法を、採りまきといいます。一部の種類は、乾燥に弱くかつ生存期間が短いために、熟したあとすぐにまく必要があるからです。乾燥させて保存すると深い休眠
こぼれダネを楽しむ< 2023/6/30更新 >こぼれて育ったゲラニウム ピレネカム Geranium pyrenaicum 株から種子を採種しなくても、株から落ちたこぼれダネが、自然に発芽してくることがあります。比較的丈夫で生存能力の高い原種に近いタイプに多く見られます。タネを
タネの保存 種子は冷蔵庫で保存します種子は生きて呼吸しているので、常温に置くと新鮮さを早く失い、やがて発芽できなくなります。種子にも寿命があるものの、保存の仕方次第でその命を大幅に伸ばせます。いろんな種類を少しずつまくと、あまることも多いので、来年
タネの採種 < 2023/7/3更新 >モリカンディアの鞘F1品種はタネ採りしない 私は花が終わってタネの実る季節になると、タネの採取をします。タネが実る季節は、種子の実り具合を確かめるのが日課です。種類によっては、花後たくさんの種子がとれます。とくに二年草タイ
ラベリング まき床やポットにはラベルが必要ですタネをまいたあとまいた種類を特定するため、まき床にさしたり、鉢上げで個々のポットにさしたりするのに、ラベルがたくさん必要です。もちろん市販品もありますが、消耗品でもありますし、自家製のものを作りためて使い
多年草のタネまき すぐに発芽しない多年草 一年草ならまけば、一週間くらいでたくさん発芽してきます。また、日本の種苗会社で売られるタネは、まいてすぐ発芽が期待できるものがほとんどです。よって、タネはまけばすぐに芽が出てくるものと思いがちですが、多くの
簡単タネまきの方法 庭の花壇の一部に床をつくって直まき直まきの広めの床では、覆土にふるいを使います 先日公開の講座のときに、ご参加のみなさんにタネをお配りする機会がありました。そのまま庭に直まきして育って、庭の財産になるようなものを選んで持っていきま
セルトレイまき セルトレイまきとは ポリポットにたねをまく応用として、セルトレイにまく方法があります。いくつものセル(ポット状のもの)が連結されたものです。セルトレイは、大型ホームセンターの園芸資材または農業資材のコーナーなどで、各種売られています。
輸入ダネをまく 種子袋の解説の落とし穴 輸入の種子袋には、その国の言葉で書かれた解説がされています。当然、その国で育てられることを前提としたもので、日本での栽培の基準には合っていません。輸入代理店のなかには、種子袋の解説をそのまま和訳して案内してい
秋まき たくさん育てたい種類には、大きめのまき床を使いますまきどきはいつ? 一般的には彼岸花の咲く頃といわれますが、夏まきから続いて9月初めからたねまきできます。秋まきは遅れると気温が下がり、苗の育つ期間が短くなってしまいます。よって秋まきの適期は、
たねまき草花の解説の読み方2 <たねのまき方、育て方を知る項目>たねまきの適期 たねをまく時期についての記載です。温暖地を準拠しています たねのまきかた ふさわしいたねのまき方についての記載です。床まき、ポットまき、セルトレイまき、直まきなどが
夏まき < 2023/6/16更新 >夏まきには、ラックを室内に置いて発芽を待ちます。すべてパンジー、ビオラ徒長した芽。いったん徒長するともとには戻りません夏まきする草花たち 夏まきする草花で一般的なのが、ハボタンと、パンジー、ビオラです。ハボタンは7月後半から8月
春まき 6月にコンテナに直まきしたセンニチコウ、バディ(わい性種)春まきのシーズンは長い 八重桜の咲く頃からが春まきの適期といわれます。これは、戸外でちょうど発芽の適温を迎える時期を意味していますが、春まきのシーズンはここから長く、初夏までたねまきでき
種子の購入 新鮮で保存状態のよいものを 私が園芸を始めたのはハーブ育てからでした。よく種子を買っていたのは、東京世田谷の環八通りに面したハーブ専門のお店。軒先にはハーブの苗も売られていましたが、私のお目立てはいつも種子。といっても種子がお店にぎっし
タネまきガーデニングの手順 苗では売られていない草花もたくさんあって、それらを育てたければ、タネから育てます。苗で売られる草花は、わい性のタイプが多いので、花壇でボリュームの出る高性種はとくにタネから育てます。私のように、タネから草花を育てる人は、
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いつもの春の庭ではなかった!!2024年の春模様 気候や気温はその年年で違います。同じ冬も春も夏も秋もなく、その年独自の季節が訪れます。ふだんから植物と接していると、それをより深く感じとれます。その季節ごとの記憶は年を経るごとに、私のなかに蓄積されていき
ガーデンラックの注意点 実家にいた若かりし頃に、確かディノスだったと思いますがガーデンラックを買いました。鉢植えを置くつもりでしたが、3段ある棚と棚の間の高さが低く、小さな鉢しか置けないようなものでした。しかもそれは2個セットでした。今そのラックのひ
次の夏の庭仕事のことを考える。2024年冬 夏の庭仕事を極力少なくするために 2月。外はまだ寒くて春も遠いのに、ダイニングでコーヒーを飲みながら、次の夏のことを考えています。とくにここ数年の夏の暑さは尋常ではない状況です。トマトショックと新聞をにぎわせる
雪の庭 私が園芸を始めた頃は、横浜でもときどき大雪になることがあって、まっ白に一変した庭の雪景色を体験できた。広いベランダでポットケースにいっぱい苗を育てていたから、その上に雪が積もらないように室内にビニールシートを敷いて、苗を取り込めるだけ取り込ん
冬の長い時間を楽しむ とくに秋から冬にかけて、庭づくりの最大の楽しみは、少しの時間庭の世話をしながら次の季節を待ち望むことだろう。まだそこに完成された庭はない。日々の世話は、来春以降のためにある。春から秋、花たちに囲まれながら庭仕事するのも楽しいけれ
冬も室内で草花を楽しむ 冬に室内で楽しめる花たち 冬は庭では花のさみしい季節になりますが、日当りのよい部屋があれば、冬も室内で花を楽しめます。本来は春咲きの草花であるプリムラも、冬のうちから売られます。メラコイデスやポリアンサ、ジュリアンといろいろ
庭の財産 ~価値あるこぼれダネ 庭の財産というと、もちろん人によって価値を見出すものに違いがあるでしょう。タネまくガーデナーである私の庭で財産だと思えるものは、庭の土のなかで眠りについている小さなこぼれダネたちです。もちろんこぼれたタネで育つ草花は
冬の苗たち 今年は暖冬、という天気予報を秋の終わりに聞くと、ほっとします。もちろん、実際に予想が当たるとは限りませんが、暖かな冬は秋まき苗の冬越しは楽。苗もゆったり大きく育ってくれますし、私たちも日々さほど神経をとがらせなくてすみます。 秋まきの
温暖化の影響による最近の秋まきの傾向と変化について 長い夏、暖かな秋 温暖化の影響なのか、夏の暑さが厳しくなっています。とはいえ、私が若い頃から日本の夏は暑くて暑くて、とても昼間庭に出られなかったのを体感として覚えています。外に出るには、まず長袖と
冬越しの工夫 夏越しに比べれば難易度は低い、日本での冬越し最近は、地球温暖化の影響か、年によって暖冬だったり、寒さが厳しかったり。冬の気候も毎年同じではありません。もちろん地域によっても、本格的な寒さがやってくる時期は違います。いつから防寒が必
冬の価値 真冬に電車に乗ると、毎度ながらうんざりする。それは人々が着る服、コートの色。そのほとんどが黒やベージュ、灰色。男性も女性も同じだ。駅のホームや電車のなかでは、立ち止まって眺めている時間が長いので、よけいそんなものにばかりに目が行ってしまう
庭の微気候を知る 微気候について おおまかなその地域の気候とは別に、庭の日当たりや風通しなどの条件によって、植物の育つ環境は局所的に変わります。その植物に合った場所で育てば、とてもよく生育しますし、合わないとうまく育ちません。微気候に植物は大きく左
霜対策 霜はどう降りる?霜は、空気中や土の中の水蒸気や水分が凍ったものです。霜が降りて霜柱が立つと、植物の根が地面に浮いてしまうことがあります。水は凍ると体積が増えるので、そのせいで土を持ち上げてしまいます。霜が溶ければ持ち上がった根だけそのまま表土
寒さを訴える植物たちの信号を見分ける 植物の耐寒性、耐凍性 寒さを嫌う熱帯、亜熱帯産の植物にとって、寒い冬は試練の季節。一年草なら花後寒さが来て枯れておしまいですが、多年草の場合は、寒い冬を乗り切る必要があります。寒さに対する耐性を耐寒性と呼びます
熱帯草花の鉢上げと冬越し秋に花を終えて宿根する草花の管理夏から秋に花壇や鉢に植えた熱帯性の宿根草花があるかもしれません。寄せ植えしたものなら、枯れた一年草草花を抜いたあとどう処理したらいいでしょうか。一緒に処分したくなるかもしれませんが、ポット上げし
冬越しに向けての準備耐寒性を強めるハードニング 植物たちも、秋になると寒い冬に向けて準備の季節に入ります。植物自ら葉を落としたり、地上部を枯らして根や球根だけになって対処しますが、熱帯や亜熱帯性の寒さに弱いものは私たちが保護しないと生き延びられません
冬の庭仕事の愉しみ(2024年) ご無沙汰しております。年末モードに忙殺されてしばらくブログをお休みしていました。個人的には初めて第九の演奏会に合唱参加することになり、去年の夏から練習してきましたが、先週末に無事終えてほっとしているところです。いよいよ冬
花の庭、花の街づくり それぞれの庭が美しければ、街は美しくなる。地方行政は、花いっぱいの街づくりを推進したり、花育てのリーダーを育成したりして、美しい街並みをつくる支援もしている。魅力的な街は、緑と花豊かな街づくりからという発想。この街づくりが成熟
鉢替え時の根鉢の処理 11月に入り、鉢上げした苗がすくすく育っています。直径6センチのポットの底から根が出てくる頃に、一回り大きなポットに鉢替えをします。9センチのポットが目安です。カレンデュラのように一部大きな葉をもつものなど7.5センチポットに鉢上げし
根を傷めないほうがいい理由 根鉢の底を切り取る?! 園芸を始めた若い頃、近所のおばさんがパンジーの苗を植えるときに、底の根をごっそり取りのぞいて植えているのを何度も見たことがあります。確かにポットの底に根がぐるぐる回っていたけれど、初心者の私はあんな
いつもの春の庭ではなかった!!2024年の春模様 気候や気温はその年年で違います。同じ冬も春も夏も秋もなく、その年独自の季節が訪れます。ふだんから植物と接していると、それをより深く感じとれます。その季節ごとの記憶は年を経るごとに、私のなかに蓄積されていき
ガーデンラックの注意点 実家にいた若かりし頃に、確かディノスだったと思いますがガーデンラックを買いました。鉢植えを置くつもりでしたが、3段ある棚と棚の間の高さが低く、小さな鉢しか置けないようなものでした。しかもそれは2個セットでした。今そのラックのひ
次の夏の庭仕事のことを考える。2024年冬 夏の庭仕事を極力少なくするために 2月。外はまだ寒くて春も遠いのに、ダイニングでコーヒーを飲みながら、次の夏のことを考えています。とくにここ数年の夏の暑さは尋常ではない状況です。トマトショックと新聞をにぎわせる
雪の庭 私が園芸を始めた頃は、横浜でもときどき大雪になることがあって、まっ白に一変した庭の雪景色を体験できた。広いベランダでポットケースにいっぱい苗を育てていたから、その上に雪が積もらないように室内にビニールシートを敷いて、苗を取り込めるだけ取り込ん
冬の長い時間を楽しむ とくに秋から冬にかけて、庭づくりの最大の楽しみは、少しの時間庭の世話をしながら次の季節を待ち望むことだろう。まだそこに完成された庭はない。日々の世話は、来春以降のためにある。春から秋、花たちに囲まれながら庭仕事するのも楽しいけれ
冬も室内で草花を楽しむ 冬に室内で楽しめる花たち 冬は庭では花のさみしい季節になりますが、日当りのよい部屋があれば、冬も室内で花を楽しめます。本来は春咲きの草花であるプリムラも、冬のうちから売られます。メラコイデスやポリアンサ、ジュリアンといろいろ
庭の財産 ~価値あるこぼれダネ 庭の財産というと、もちろん人によって価値を見出すものに違いがあるでしょう。タネまくガーデナーである私の庭で財産だと思えるものは、庭の土のなかで眠りについている小さなこぼれダネたちです。もちろんこぼれたタネで育つ草花は
冬の苗たち 今年は暖冬、という天気予報を秋の終わりに聞くと、ほっとします。もちろん、実際に予想が当たるとは限りませんが、暖かな冬は秋まき苗の冬越しは楽。苗もゆったり大きく育ってくれますし、私たちも日々さほど神経をとがらせなくてすみます。 秋まきの
温暖化の影響による最近の秋まきの傾向と変化について 長い夏、暖かな秋 温暖化の影響なのか、夏の暑さが厳しくなっています。とはいえ、私が若い頃から日本の夏は暑くて暑くて、とても昼間庭に出られなかったのを体感として覚えています。外に出るには、まず長袖と
冬越しの工夫 夏越しに比べれば難易度は低い、日本での冬越し最近は、地球温暖化の影響か、年によって暖冬だったり、寒さが厳しかったり。冬の気候も毎年同じではありません。もちろん地域によっても、本格的な寒さがやってくる時期は違います。いつから防寒が必
冬の価値 真冬に電車に乗ると、毎度ながらうんざりする。それは人々が着る服、コートの色。そのほとんどが黒やベージュ、灰色。男性も女性も同じだ。駅のホームや電車のなかでは、立ち止まって眺めている時間が長いので、よけいそんなものにばかりに目が行ってしまう
庭の微気候を知る 微気候について おおまかなその地域の気候とは別に、庭の日当たりや風通しなどの条件によって、植物の育つ環境は局所的に変わります。その植物に合った場所で育てば、とてもよく生育しますし、合わないとうまく育ちません。微気候に植物は大きく左
霜対策 霜はどう降りる?霜は、空気中や土の中の水蒸気や水分が凍ったものです。霜が降りて霜柱が立つと、植物の根が地面に浮いてしまうことがあります。水は凍ると体積が増えるので、そのせいで土を持ち上げてしまいます。霜が溶ければ持ち上がった根だけそのまま表土
寒さを訴える植物たちの信号を見分ける 植物の耐寒性、耐凍性 寒さを嫌う熱帯、亜熱帯産の植物にとって、寒い冬は試練の季節。一年草なら花後寒さが来て枯れておしまいですが、多年草の場合は、寒い冬を乗り切る必要があります。寒さに対する耐性を耐寒性と呼びます