火曜日はレビューの日。 さつまいもの芽出しは難しい。だから数で勝負する。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというヤツで、今日もサヨリは元気です(笑) 9月の収穫で形の悪いのや小さなさつまいも。それは、畑のもみがらの中に埋めて越冬させた。畑での冬
畑に立ってたらトウモロコシをまたまた頂戴した。今日は黄桃とセットで豪華版である。さくっと持ち帰り、こそっと蒸す。スチームクッカーに水を入れてスイッチオン!。蒸し上がるまでの10分間で愛猫サヨリのご飯の準備。これをやらぬと何もかもが始まらない。
刺身の案件浮上する、調理法は簡単だ。塩水に浸けて10分間、茄子のアクを抜いてカットする。しょうが醤油で食べると美味。良いネタ貰った。採りたての茄子ときゅうりは冷蔵庫。しっかり冷やして茄子の刺身を作ってみた。
よ〜し、いい子だ。悩むこともありません、考える事すらありません。膝の上のサヨリの頭を撫でながら、スマホに黒いゴム紐を装着すると、出会って秒で合体完了。
僕の夏の定番、やっぱり今日もぶっかけ冷である。トッピングには、まはるで逃したリベンジコロッケ。期待半分、不安半分。初めての店はいつも怖い。だってそうでしょう?、ハズレだったら、午後からのモチベが維持できない。写真撮ってもブログの記事になる事もない。つまり、無駄足なのだから。
「ロリポップ」のワードで検索すると、どうやら僕側の問題では無いようだ。「ブログが開かない!」「サーバーダウン」「サーバー障害」「お客様のページが見られない」「対応を待ちます」。全世界の同朋たちからの魂のツイート、しっかりとこの胸に届いています。
口の中で金色の粒が弾け飛び、固定観念が裏返る。これが大自然の恩恵と言うやつか。香りや舌触り、甘み、旨み、天童よしみ。こんなのリピ確に決まってる。どんな語彙を当てはめてもベストな言葉が浮かばない。
コロナが始まってから来ていない。窓からの眺めも、店内の様子も、コロナ以前と何も変わらず。まはるの中では時が止まっているかのように思えた。台形の山陰を眺めながら、ぶっかけうどんを啜ると何コレ、アイス?。思いの外の冷え冷えっぷりに乾いた喉が喜声を上げた。
雨のたびにトマトが爆発してたら、そりゃ、もう、大惨事ですよ。念のため、ネットで調べると...爆発するんだね、トマトって。降り頻る梅雨の雨、だから今日の畑は閉店ガラガラ、その筈だった。
つまり、元気いっぱいサヨリさん。朝ご飯を食べさせて、次に会ったのは10時間後。仕事だからそんな日もある。ぐにゃ...あっ!。疲れた体にウンチ爆弾。とんだサプライズをお見舞いされた。
自分が信用できなくて、100均でチェーンキーホルダー買ってきた
スーパー、銭湯、コンビニ、畑に桃源郷。ちょいちょい鍵を抜くのを忘れてしまう。バカなの?、アホなの?。他でもない、スクーターの話である。鍵、かぎ、カギ、強く頭に意識させる、なのにやっぱり抜き忘れ、アラ還の不思議体験───これが分かるアナタ。そりゃもう、お友達です。
マルヨシセンター、土曜限定まんぷく弁当(498円/951kcal)
まんぷく弁当の正式名称は、「土・日限定!ピラフとチーズハンバーグのっけ弁当」。僕が心惹かれたのはエビフライだった。喰って良いのは、喰われる覚悟のある奴だけだ。税込み537円の半額なら買いに決まりでしょ?。サヨリのお刺身と共に、まんぷく弁当ゲットだぜ!。だけれど、残念な部分もある。
畑に良いじゃん!ダイソーの折りたたみ椅子らしきチェアを狙って
畑に良いじゃん!ダイソーの折りたたみ椅子らしきチェアを狙って ───コレ、捨てるの?。 良い感じの折りたたみ椅子が目に留まる。たぶん、ダイソーで売ってたやつだ(500円)。知人宅での出来事。畑に日陰を作ったけれど、椅子というものが存在しない。つまり、椅子が欲しいのだ。そんな矢先に出会ってしまった僕と椅子。これはもう、運命でしょう?。 ───いや、捨てないかも知れない。 僕の目がギラギラしていたのだろう、急に惜しくなったようで返事が濁る。くれるくれないは別として、座り心地だけでも確認させてもらう事にした───何コレ、良いじゃん。小さな椅子が僕の体にベストフィット。その座り心地はオーダーメイドの椅子のよう。お尻の位置がすごく良い。急遽、リュックの中のポメラを引っ張り出し、お試しでこの記事を書き始めた。最後まで書き切る必要はない、枕だけでも仕上げておこう。 ───キータッチの感触も悪くない。 膝の上でポメラを打つ、そんな電車通勤的発想など無かったけれど、この折りたたみ椅子なら問題なく記事が書ける。畑でポメラ?───そう思われるだろうけれど、畑での出来事は畑で書こう。そう最初から決めていた。だってそうでしょう?、記憶の鮮度が全然違う。だから文章の勢いが全然変わる。これを書こう、あれを書こう。僕の脳が反応したとて、小一時間も経てばこうなる。 ───何だっけ、忘れた?。 そんなぶらり散歩気分な記憶はすぐに消え、そこから始まるジェシカおばさんの事件簿。じじいの毎日はミステリー、さっきまで使っていた筈のボールペンが忽然と消える。若い皆さんは想像できるだろうか?。それを探し出す為に、どれだけの労力と時間が必要となるのかを。頭の中の、ジェシカおばさん、コナンくん、右京さん、当麻紗綾を総動員、記憶の中を推理する。残念だけれど、未だ謎が解けた試し無し。大切な何か、肝になる何かが思い出せない。 ───思い付いたらその場で記録。 そのためのポメラである。この作業、スマホでもタブレットならいとも簡単。けれど、優秀な機器にメモに残しても殆ど見ない。何でも出来る機器を使うと、脳内で興味が分散されてしまうのだろう。ネットやSNSなど、別の事を始めてしまう。そんな意味からもポメラはかなり老人向け。 ───知ってる、それ嘘でしょ?。大げさに書いちゃってるんでしょ?。 アナタが数年後、数十年後に身に染みて痛感する未来だと断言出来る
桃畑で汗を流し、休憩時間は自家菜園。強い日差しの中で鍬を振る。バリバリと身体が動けば良いのだけれど、あいにく僕にそんな機能は備わっていない。分刻みで体力を奪う光と熱。何なんだ!、もう、うんざりなんだよ。勢いで始めた自家菜園、今、最も必要なのは日陰である、太陽光線が地味に辛い。その日から、僕は畑の日陰作りの構想を練り始めた。
今日はタープを仕上げるつもり、そのつもりだった。僕に許された時間は1時間。数日前から決めた予定は崩され、破壊され、爆破され、木っ端微塵に吹き飛んだ。世界の同胞たちよ、地獄のタイムトライアルの開催だ。つまり、苗植えの準備である。
キンキンに冷やして食べよう。冷蔵庫に入れて明日食べよう。そう考えて秒で食べた。香りや舌触り、甘み、酸味、渋み、石原さとみ。桃を頬張ると鼻に抜けるピーチの香り。その後、口の中に果汁がなだれ込む。尋常じゃ無い果汁に溺れかけた。
二日雨が続いた、これ幸いと畑を休んだ、二日後に行ってみると絶句した。きゅうりの花言葉は「洒落」と言うけれど、こう、一気に巨大化されたら洒落にならない。
行きつけのドコモからの電話だった。だったら、早く言ってよねぇ。僕のケータイ、自慢じゃないけど3G回線で、4年後にはサービス終了。でもね、時間はまだある。サヨナラ3G、機種変は散りぎわこそが美しい。
小学生時代、夕方枠の再放送で何度も見たど根性ガエルである。それは「奥様は魔女」や「トムとジェリー」と同レベルで何度も再放送が繰り返された。朝の再放送は「カリメロ」とか「レッドビッキーズ」が多かったかな?、後者はもちろん、若き日の林寛子の方である。咄嗟に僕は、リモコンの画面表示ボタンを押した。
今日は2玉とカニかまの天ぷら。かすが町市場、キリン、天狗、エコぽん太、元気、さくらんぼ、富士山、そしてココ。平本店のラインナップである。激辛一味とおしぼりは共通仕様。汗をかいた後のおしぼりも味のうち。唐辛子の花言葉は生命力、一味の刺激が癖になる。
そだな、疲れた時は肉を喰え。メンツが揃っているのだから、焼肉を食べに行こう。最寄りの店なら、焼肉五苑に決まってる。それでは、ザーボンさん、ドドリアさん、行きますよ。僕らは五苑に向かって車を走らせる。予約の記載は勿論フリーザ。
これが、ポメラの不具合というやつか。数分前の行動を思い出す。何処で壊れたの Oh〜フレンズ!。不具合の原因を記憶の中から探し出す。レベッカのフレンズに、頂点に達した僕のイライラ。そんな時、取るべき行動は決まってる。
籾殻で育ったジャガイモ、ココイチでルーだけ買ってぶっ込んだらやっぱり激ウマ
ホクホクとしたジャガイモ。その表現はテレビでお馴染みだけれど、たぶん、これを食べないと本当のホクホクという意味が理解出来ないだろう。柔らかくて、ホクホクしていて、ほんのり甘い非売品。
メルミル製品を保険に、まんぷくパウチを猫皿に盛るとガツガツと食べた。齢15歳を越えた老猫。大好きなお刺身ですら、僕の手から食べさせていた。けれど、まんぷくパウチはひとりで食べた。それはまさに手間要らず。
ひとくち含むとポテトが溶ける。これ、好き。食欲無くてもペロリだわ。大満足の向こう側、広がる後悔の念、惜しい事をした。みんなで分け分けするんじゃなかった。ポテサラなのに、これだけで十分メインディッシュ。このおイモさん、肉じゃがにしたら...絶対に化ける。
まとまった時間が取れた、今日しか休めない、雨なんか知るものか。鼻息荒く、勢いはそのままに、僕はホーム・センター(西村ジョイ)へと車を走らせる。本日のお買い物は、鉄筋(1.5m)、ヘアピン杭(30cm)、アニマルフェンス(1.2m×20m)である。
自家菜園でのイノシシ対策、実は簡単である。強固なバリケードを張り巡らせれば、たとえ巨人だって防ぐ事は可能なのだ。だがしかし、そこには大きな壁が立ちはだかる。
米袋いっぱいのジャガイモが重い。大きさも様々、種類も様々、中には赤いジャガイモもあった。カレー、肉じゃが、ポテトサラダ...メニューは浮かべど僕んちだけでは消費不能。こんな時のため、子育て真っ最中のみなさまへ、根回しだけは事前にして置いたのだ。
午前中に畑と桃で汗を流した後のぶっかけ。冷たい出汁が五臓六腑に染み渡る。軽く濃い味付けのソルトパワーで疲れが吹っ飛ぶ。塩が抜けた体に塩を投入しているのだから、出汁が旨いに決まってるけれど、旨いモノは美味いのだ。
その珍しさから、竹の花は不吉の前兆とも、天変地異の予兆とも言われる。田舎ですもの、南海トラフ地震の心配をする声、実は耳に入っていた。けれど、単なる自然現象と割り切って、今日は竹の花を見て笑っとけ、笑っとけ。
たったこれだけの材料なのに、もちもちとした喉ごしに、心の中で合わせる手のひら。讃岐うどんは、410円で人を喜ばせる天才である。ズズっと麺をすするだけなのに、軽く桃源郷が見えた気がした。
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火曜日はレビューの日。 さつまいもの芽出しは難しい。だから数で勝負する。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというヤツで、今日もサヨリは元気です(笑) 9月の収穫で形の悪いのや小さなさつまいも。それは、畑のもみがらの中に埋めて越冬させた。畑での冬
月曜日は畑の話。 三月にセルトレイにトウモロコシの種をまいた。品種はいつものゴールドラッシュ。景気よさげなネーミングと、採りたてを生で頬張る楽しみが魅力である。真夏の畑で汗を流す。その後、もぎたてのトウモロコシを生でかじる至福の時。黄色い
中二の春。 のんとゆいは、二年でも同じクラスになった。それは偶然なのか? それとも、不登校だったゆいへ学校側からの配慮なのか? それは誰にも分からない。けれど、のんと同じクラスにゆいはとても喜んだ。 「またウチら同じクラスだね。よろしくね
(小五郎ちゃんが、小五郎ちゃんが、小五郎ちゃんが……) 恵子の向かう先は厚い雲で覆われてた。小さな雨粒が恵子の頬を叩き、やがて土砂降りへと姿を変えた。それでも恵子は突き進む。小田切が務める交番を目指して。 先代から受け継いだ食堂は、交番
金曜日は小説の話。 文章で熱量が出せるのか? 畳みかけるような勢い。そんな表現が可能なのか? 出せるものなら出してみたい。ブログ王では大人しく書いたけれど、今回は熱を帯びた物語を書きたくて、今日もサヨリは元気です(笑)日々、それを考えてい
───木曜日は雑談の日。 2024年4月17日23時14分ごろ。豊後水道で最大震度6弱の地震が発生しました。この地震で被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。四国地方で発生した大きな地震ということもあり、僕へご心配のご連絡をくださいま
───水曜日は猫の話。 この文献はUMA(未確認生物)を目撃した、とある農夫の貴重な証言記録である。そして、この証言記録は紛れもなくフィクションである……。 あれは蒸し暑い夜の日の出来事でした。妻が私に言うのです。 「ネズミの姿を最近見
火曜日はレビューの日。 今日は、ご機嫌なカップラーメンのご紹介です。名前が少し長いのだけれど〝最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨〟。これは知人からの頂き物で、今日もサヨリは元気です(笑) 世界初のインスタントラー
月曜日は畑の話。 ───どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 あれが、これ? 枯れた苺に顔面蒼白な僕がいた。 その原因は水切れだった。定期的に雨は降った、でも、それでは足りなかった。ベリーポットでは保水力が少なすぎたのだ。つまり、僕
オッツーは待っていた、何日も何日も待っていた。 日曜日の午後の時間帯。ある男が道の駅で休憩する。そんな噂話を聞きつけて……。そこで、彼が自動販売機でコーラを買うらしい……雨の日も、風の日も、オッツーはひたすら彼を待ち続けた。あの人にオレはな
鬼ヶ島の帰り道。 金銀財宝を積んだ荷車を引きながら、イヌは浮かない顔をしていた。 「どうした? イヌ?」 後からリアカーを押していたサルが、心配そうにイヌの顔を覗き込んだ。 「気に入らない……」 ぽつりとつぶやくイヌに、サルは優しく話
金曜日は小説の話。 新作は、バカでいいから勢い欲しい! 根拠も理由もなくていいから、なんかこう……アツいお話しに仕上げたい。ワケもなくアツいといえば、バカっぽいけど心震えるのは、僕の中では天元突破グレンラガンしかあり得ない。十年以上も見て
木曜日は雑談の日。 去年、相棒からサツマイモをもらった。 ───水でしっかり洗ったから……。 そう、土を洗い流したサツマイモの発芽率は極端に落ちる。だが、温存しておいた二本から芽が伸びる。詳細は、去年書いた記事のとおりである。 可能
水曜日は猫の話。 人は問う……。 己とは何か? 命とは何か? 宇宙とは何か? そして……猫とは何か? それに明確な回答を示した者はいるのだろうか? 高名な学者でさえ、今でも難解な問題であろう。すっと家庭に潜り込み、人をしつけ、意のままに
火曜日はレビューの日。 僕は豚骨ラーメンが食べたいですよ! 今の気分は、あっさりしたやつ。喜多方風とか、熊本風とか、そっち系の店もある。あるにはあるけど、バイクを飛ばして小一時間。15の夜でも遠いじゃん? そこまでして行きたくないじゃん
月曜日は畑の話。 きゅうりの種がようやく芽吹いた。プチトマトと中玉トマトの芽も顔を出す。発芽を確認したのは三月末のことであった。マルナカで買ったきゅうりの苗は順調である。だから、きゅうりで焦る必要などまるでなかった。きゅうりで失敗した経験
「あれ? ツクヨは?」 じいちゃんが俺に向かって声をかけた。ツクヨを探して辺りをキョロキョロと見まわしている。 「ツクヨは、アケミたちとタピオカ飲みに喫茶に行ったよ。今日は畑に来ないよ」 「タビオカ?……ってのが流行っているのか?」 ツ
「お父ちゃん。小五郎ちゃん……今日、お店に来なかったね……」 恵子は店の暖簾を片付けながらため息をつく。 「どうしたんだろうねぇ、小五郎さん。昨日は今日も来るって言って帰ったのに……」 食器を片付ける洋平も心配げだ。 「昨日、恵子があん
金曜日は小説の話。 長編小説未経験の人類代表ただのおっさん原作。のんちゃんのブログ王で反響が大きかったエピソード。それが〝007 ゆいとのん〟でした。女子高生視点描写に注目が集まったようです───アイツの背後にゴーストライターがいるらしい
木曜日は雑談の日。 今日は、自分で栽培したアスパラガスを存分に自画自賛しようと思います(笑) 皆さんは、アスパラガスと聞いて何をイメージされるでしょうか? 僕が真っ先に思い浮かぶのは「喜んでぇ~」でお馴染みの、居酒屋のベーコン巻きです。
その思考はブログランキングに対しても同じである。少しでもランキングを上げたい。アクセスも上がるから。その為にはランキングバナーを押してもらわなければ始まらない。僕は邪な誘導作戦に打って出る。薄い作戦は直ぐに友人に見破られる。
話す内容は同じだけれど、何かに例えて話すだけで眠らずに聞いては貰える。目の前でウトウトされたらそりゃ凹むから。それは、若い頃に散々経験させてもらった。ゼロ年代、僕は高齢者向けの担当であった。だから主に「水戸黄門」と「暴れん坊将軍」を使ってパソコンを説明していた。気が向けば「必殺仕事人」も偶に使った。ご婦人たちには「奥様は18歳」のウケが良かった。遠い昔の話である。はじめてのおつかいならこんな感じ。
完結にまとめると、ナガミヒナゲシとは、超子だくさんで毒を持ち、畑の野菜の生長を阻害する物質をまき散らす。そんな可愛い見かけの悪魔であった。一株あたりに種が16万粒出来ますよってクズじゃん……あーあ、うちの畑、終わったな。そんな気にもなる。
そう言えば、何が苺を実らせたのであろう。はっきり言って、畑の中でズズメバチしか見たことが無い。黄色いコンテナを椅子にして畑を見渡しているとミツバチが飛んでいた。とんでもない数であった。去年も来ていたのだろうか?、みつばちなんて見たっけ?。その記憶が全くない。
雷鳴轟く嵐の直前であった。5分先は土砂降りであった。畑で遭難した日の出来事であった。念のためにと猫砂の中を覗いてみると、緑の何かが目に飛び込んだ、まさか……雑草?。違和感というより期待感。それは、小さいながらも昨年、散々、見た記憶のある葉の形。はじめまして、こんにちは(笑)。夢にまで見た、小さな、小さな、さつまいもの葉っぱとのご対面にほくそ笑む。この夏はこの葉で勝負出来るだろう。昨年、6月の半ばに植えつけた芋蔓は30本程度。順調に育てば昨年の植えつけ時期に十分間に合う。いいぞ、いいぞ、もっとやれ!。
去年の秋のメールに書かれていた内容を、僕はそのまま実践しているに過ぎない。幸いにも苺の実が盛大についていて、今日もサヨリは元気です。大きな実や小さな実が……ん?、苺って摘果しなくても良いのだろうか?。昨年、ナスでもキュウリでも育ちそうもない実は摘果していた。桃に至っては相当なもので、一枝に対して3個の実しか残さない。苺の摘果も至極当然のように思えてくる。
空は一気に暗くなり、滝のような雨である。激しい雨に、さっきまで煩かった選挙カーの声も消えた。ブルーシートの下で雨宿り。この屋根の実力とやらを見てやろう。そんな気分で外を眺めた。あちこちで空が光り、その数秒後に轟音が鳴る。こりゃ、雷のデパートだな。限界を越えた排水路から雨が噴き出し始め、ただの夕立だと舐めていた自分が、実は遭難しているのだと悟り始める。天井を強化した屋根はびくともしなかった事が不幸中の幸いであった。
今回のカレーチャーハンの材料は、米二合、玉ねぎじゅんこ一個、豚肉少々、カレールー適当。これだけである。玉ねぎを焦がした失敗が無くても美味しくは見えないだろう。そして今思う。これ、エビを入れたらもの凄く豪華に見えると。次はエビを入れてみよう。美味しかったらの条件付きだけれど。
その中に差し込む「今日もサヨリは元気です」 昨年のある日、それを入れ忘れた日があった。文脈の中に入れ込む余地がなかった記事だから。いつものフレーズが絶妙に文章のバランスを崩すように思えのだ。だから意図的に外した。
賢くて、優しくて、気立てがよくて、芯のとおった、薩摩おごじょの声である。昔から知っていたような響きもあった。ふたつの音源を穏やかな気持ちで聴き終えた。元素と原子の話なのに、「苺ジャム好きだけどね……」彼女らしいな。その語らいに笑みが零れた。優しさとは強さの裏返しである。この場で友の全てを語ることなど不可能だけれど、その強さに僕の心臓が大きく揺れた。
オクラだったら、今から種でも間に合うだろう。苗の購入は最悪の時でも遅くない。昨晩、透明のアクリルコップの中に水を含ませたキッチンペーパーを入れ、湿ったキッチンペーパーの上にオクラの種を並べた。数日中には種から根っこが出るだろう。そうなれば占めたもの。オクラの種を窓際に置き、翌朝、オクラの種は発根していた。
後は材料を教科書どおりに混ぜ合わせるのみである。だがしかし、話はそこで終わらない。終わったように見せかけて、さらば宇宙戦艦ヤマトのガトランティスが如く、教科書を一枚捲るとカカロット。スーパーストチュウ水のつくり方が顔を出す。そのバリエーションは全四種類。さしずめ、ストチュウ水のデパートだった。
オカンは、小膝叩いてそう言った。直訳すれば、「アンタが物干しに干しときな」と言う意味である。僕は無言で家の裏にある物干し場へ向かい、無言で物干し竿に玉ねぎを吊す。物干しに吊された玉ねぎに違和感というより嫌な予感。洗濯物を干すスペースが無くなった。これ、後で絶対に怒られるやつである。
可愛いにゃんこの画像には、大きく「迷い猫」の文字が躍る。それは、迷い猫のチラシ作成用のテンプレであった。テンプレの提供元はマイクロソフト。その記載に世界的猫ブームのそよ風を感じた。そう、こう言うのは凄く大事なのである。チラシやポスターをつくり慣れている人間ならば、迷い猫のチラシ作成など造作もない。数分もあれば出来てしまう。けれど、慣れない人にとっては難問である。必要な情報の記載漏れがあれば、折角、あちこちにチラシを貼っても無意味である。
セルトレイで発芽させたズッキーニの双葉が黄色い。その症状は九本の苗のうち二本で発生した。事務所で発芽させて、日照不足による徒長を避けるべく陽当たり良好な畑に引っ越しさせたズッキーニであった。害虫避けも万全だ。不織布トンネルを作り挑んだ初めてのズッキーニ。その有様に、霞まないかすみちゃんだって涙目である。
もう、お気づきの方もいらっしゃるだろうけれど、「アイドルじゅんこ」の他に「ももえ」も「まさこ」も市場には存在する。それはまさしく花の中三トリオ。昭和のスタ誕世代の心を揺さぶるネーミングである。
PSBの培養は簡単である。必要なのは、畑に転がしているPSB。その他に、水道水、ペットボトル、エビオス錠、液体を注ぐためのロートである。冬の間、事務所にため込んだ、空のペットボトルに水道水を入れて持って行く。ちなみにエビオス錠はPSBの餌である。PSBも生き物である。ご飯が無ければ始まらないのだ。
嗚咽と共にサヨリの腹筋が大きく動く。ドリカムなら「あ・い・し・て・る」だけれどサヨリのそれは「は・き・ま・す・よ」である。まずい、まずい、まずい。時は一刻を争う状況。ポメラと、iPadと、スケッチブックを避難させなければ泣くに泣けない。ポメラもiPadも落としてはいけない。視線はサヨリに合わせながら、ゆっくりとポメラを移動。次にiPad、最後にスケッチブックを避難させる。
不思議な事に採ったばかりの野菜は旨い。アイドルじゅんこも半信半疑で土から引っこ抜いて囓ってみると旨かった。受け狙いで買った種である。あくまでも目的は記事ネタであった。故に、元々味へのハードルは低く設定していた。極論、不味かろうが構わない。カタチになればそれでヨシ!。
久々にホームセンターで心臓が揺れた。もの凄く欲しかったのである。ゴムの結束バンドの存在を知ったのは桃畑の現場であった。桃の木の枝は脆く実の重さに耐えられない。その補強材としてぶっとい竹を枝と地面とのつっかえ棒に使う。その桃の枝と竹を結束するゴムバンドの形状が独特なのだ。