───水曜日は猫の話。 この文献はUMA(未確認生物)を目撃した、とある農夫の貴重な証言記録である。そして、この証言記録は紛れもなくフィクションである……。 あれは蒸し暑い夜の日の出来事でした。妻が私に言うのです。 「ネズミの姿を最近見
───水曜日は猫の話。 この文献はUMA(未確認生物)を目撃した、とある農夫の貴重な証言記録である。そして、この証言記録は紛れもなくフィクションである……。 あれは蒸し暑い夜の日の出来事でした。妻が私に言うのです。 「ネズミの姿を最近見
最高に面倒で、最高にうまいラーメン。が最高すぎて、いと旨し(笑)熊本 濃厚黒マー油豚骨
火曜日はレビューの日。 今日は、ご機嫌なカップラーメンのご紹介です。名前が少し長いのだけれど〝最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨〟。これは知人からの頂き物で、今日もサヨリは元気です(笑) 世界初のインスタントラー
月曜日は畑の話。 ───どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 あれが、これ? 枯れた苺に顔面蒼白な僕がいた。 その原因は水切れだった。定期的に雨は降った、でも、それでは足りなかった。ベリーポットでは保水力が少なすぎたのだ。つまり、僕
オッツーは待っていた、何日も何日も待っていた。 日曜日の午後の時間帯。ある男が道の駅で休憩する。そんな噂話を聞きつけて……。そこで、彼が自動販売機でコーラを買うらしい……雨の日も、風の日も、オッツーはひたすら彼を待ち続けた。あの人にオレはな
鬼ヶ島の帰り道。 金銀財宝を積んだ荷車を引きながら、イヌは浮かない顔をしていた。 「どうした? イヌ?」 後からリアカーを押していたサルが、心配そうにイヌの顔を覗き込んだ。 「気に入らない……」 ぽつりとつぶやくイヌに、サルは優しく話
金曜日は小説の話。 新作は、バカでいいから勢い欲しい! 根拠も理由もなくていいから、なんかこう……アツいお話しに仕上げたい。ワケもなくアツいといえば、バカっぽいけど心震えるのは、僕の中では天元突破グレンラガンしかあり得ない。十年以上も見て
木曜日は雑談の日。 去年、相棒からサツマイモをもらった。 ───水でしっかり洗ったから……。 そう、土を洗い流したサツマイモの発芽率は極端に落ちる。だが、温存しておいた二本から芽が伸びる。詳細は、去年書いた記事のとおりである。 可能
水曜日は猫の話。 人は問う……。 己とは何か? 命とは何か? 宇宙とは何か? そして……猫とは何か? それに明確な回答を示した者はいるのだろうか? 高名な学者でさえ、今でも難解な問題であろう。すっと家庭に潜り込み、人をしつけ、意のままに
火曜日はレビューの日。 僕は豚骨ラーメンが食べたいですよ! 今の気分は、あっさりしたやつ。喜多方風とか、熊本風とか、そっち系の店もある。あるにはあるけど、バイクを飛ばして小一時間。15の夜でも遠いじゃん? そこまでして行きたくないじゃん
月曜日は畑の話。 きゅうりの種がようやく芽吹いた。プチトマトと中玉トマトの芽も顔を出す。発芽を確認したのは三月末のことであった。マルナカで買ったきゅうりの苗は順調である。だから、きゅうりで焦る必要などまるでなかった。きゅうりで失敗した経験
「あれ? ツクヨは?」 じいちゃんが俺に向かって声をかけた。ツクヨを探して辺りをキョロキョロと見まわしている。 「ツクヨは、アケミたちとタピオカ飲みに喫茶に行ったよ。今日は畑に来ないよ」 「タビオカ?……ってのが流行っているのか?」 ツ
「お父ちゃん。小五郎ちゃん……今日、お店に来なかったね……」 恵子は店の暖簾を片付けながらため息をつく。 「どうしたんだろうねぇ、小五郎さん。昨日は今日も来るって言って帰ったのに……」 食器を片付ける洋平も心配げだ。 「昨日、恵子があん
金曜日は小説の話。 長編小説未経験の人類代表ただのおっさん原作。のんちゃんのブログ王で反響が大きかったエピソード。それが〝007 ゆいとのん〟でした。女子高生視点描写に注目が集まったようです───アイツの背後にゴーストライターがいるらしい
木曜日は雑談の日。 今日は、自分で栽培したアスパラガスを存分に自画自賛しようと思います(笑) 皆さんは、アスパラガスと聞いて何をイメージされるでしょうか? 僕が真っ先に思い浮かぶのは「喜んでぇ~」でお馴染みの、居酒屋のベーコン巻きです。
コタツ恋しき冬も終わり……か? 水曜日は猫の話。 事務所の室温が20度を維持し続けている。日が沈み外の気温が下がろうとも、鉄筋コンクリート造の建物は夜の室温が高くなる。そんな性質があるのだろう。夏になると嫌でも体感できるのだけれど、室温
火曜日はレビューの日。 3月28日(木)に収穫したホワイトアスパラをその日に食べた。だって、そうでしょ? 魚でも野菜でも、うどんでも……こういうのはね、新鮮だったら100パーセント美味しいものだ。先日のアスパラガスの豚バラ肉巻きが旨くて旨
月曜日は畑の話。 3月28日(木)に畑にちょいと顔を出した。3月24日(日)ぶりである。4日も空けたのは長雨が原因だった。昨日は晴れたが仕事で行けず、今日の午後から雨マーク。行きたくないけど、行くっきゃない! 僕には行くべき理由があった。
ブログのアクセスを増やす方法 ゆきは密かに目論んでいた───静かに……その時を待っていた。わたしはブログの女王になるのよ……と。そう、新たなる自分を目指して、己の可能性を信じて、ゆきは高校デビューを画策していたのだ。 公園の桜の木の下で、そ
───私は今年で紀寿を迎える。 共に時代を生きた人々は、すでにこの世から姿を消した。紀寿と言えば百歳なのに実感がまるで湧かない。すでに女房と息子は他界した。女房は九十三歳。息子は八十歳で天に召された。人として、ふたりとも長く生きられたと私
金曜日は小説の話。 僕が相棒と小説を書き始める半年前。僕とタッグを組んでいたのが友人だった。まだ、コロナ禍でお先真っ暗だった頃。友人に僕が考案したあらすじがあった。結果的に、この物語はとん挫した。簡単に言ってしまえば、友人が僕の身を案じた
木曜日は雑談の日。だから、今回も作文の練習をしようと思う。僕にはゲンちゃんうどんのキャラがあるから、有名人がお客さんに来たら? そんなイメージで書き進めてみよう。今回は、SPY×FAMILYのヘンリー・ヘンダーソン先生で(笑) ☆☆☆☆☆☆
水曜日は猫の話。 「ごわぁ~ん!」 「また食うの?」 「ごわーん!」 「腹……壊すぞ?」 「ごわーーーん!!!」 「吐くなよ」 「わん!」 「おめぇーは、犬か?」 解ってんだか、解ってないのか? 何故だか猫との会話が成立している。愛猫サヨ
火曜日はレビューの日。 土、日、月、火。今回の雨は長く続いた。せっかく膨らんだ桜のつぼみも、この雨で引っ込んでしまったようである。とはいえ、久々に空を照らした太陽に日照時間の長さを感じる。何だかんだで季節はもう春でした(汗) 仕事帰りに
月曜日は畑の話。 3月13日(水)───もう春ですねぇ♪な青空の下。もう三月も半ばだから、イケるだろ? イケるっしょ? そんなぶらり散歩気分で畑に夏野菜の種をまいて、今日もサヨリは元気です(笑) 今日はですね、きゅうり、ナス、トマト、カ
5月の第3日曜日。 雲一つない青空の朝。アヤ姉は忙しかった。とても、とても、騒がしかった……てか、喧しいんじゃ! 日曜だってのに、オトンを交えた大騒ぎには理由があった。今日はツクヨの運動会なのだから。てか、俺の朝飯まだかいな……? 田舎
午前零時……死神チハルが仕事から戻ってきた。 「おっじ、さぁーん! 私はお腹が空いているのですよっ(笑)」 いつもそう、いつだっそう。チハルは窓から飛び込んでくる。 「なぁ、チハル。ただいまは?」 「そうでした。ただいまでしたね。ただいま
金曜日は小説の話。 最新物理学の世界では、人類に認識されて初めて物資は現実化するのだとか。それまでは存在が証明されないのだから、それもあながち嘘じゃないのだろう。この観点から考察すれば小説も同じである。誰かに読まれて、初めて小説だと認識さ
木曜日は雑談の日。 1ニョッキしたアスパラも、今年でようやく3年目。次々と顔出す新芽に期待までもが高まって、今日もサヨリは元気です(笑) 今年はアスパラが本気のようだ。 今期の初収穫は3月18(月)。マルチの代わりに畝に籾殻を重ねた結果
水曜日は猫の話。 猫はご飯を残しがち、うちのサヨリもそうだった。どういうワケだか、少し残して目もくれない。酷いときには、半分以上もカリカリを残して目もくれない。なのに、新しいのを与えると、胃袋をリセットでもしたように食べている。この頃から
火曜日はレビューの日。 その日は怠い一日だった。 朝から晩まで身体が怠くて。怠くて、怠くて……それでも一日頑張った。偉いよな、俺……誰が褒めてくれるワケでもないのに。カラ元気も元気のうちで、今日もサヨリは元気です(笑) 自分で褒めなきゃ
月曜日は畑の話。 へいへい……行きますよ。 オカンから、マンバを採ってきやがれのリクエスト。ちなみに、マンバとは高菜である。マンバマニアのワーちゃんに、前回、採ったマンバをあげてから二週間が経過している。もう、そろそろかな……? そんな
ツクヨ、小二の春休み。 ツクヨの顔から、いつもの笑顔が消えていた。今にも泣きそうな顔である。俺はツクヨに問いかけた。 「どうしたぁ? 腹でも痛い?」 ツクヨは首を左右に振った。どうやら深刻な悩みらしい。 「お前、もしかして……いじめられ
俺たちは土手にいた。 お日様は暖かいし、やることねーし。川の土手に寝そべりながら、青い空にぽっかり浮かんだ白い大きな雲を眺めていた。俺の隣で寝転んでいるのは、職場の同僚、鈴木である。今年で入社三年目。金なし、趣味なし、彼女なし。こうして転
金曜日は小説の話。 ───小説を書くコツってある? そんなことを聞かれた……。 「うん、こっちが訊きたい」 決まって僕は、こう答える。 だって、そうでしょ? 事実だもの。包み隠さなぬ僕の真実。それは、僕のブログを最初から最後まで読めば
木曜日は雑談の日。 ───あ、スマホ忘れた……。 今朝のトイレは快腸すぎて、ナニの出方が凄すぎて、それで時間を食っちゃったものだから、すっかりさっぱりスマホの存在すら忘れてて、今日もサヨリは元気です(笑) もう、勤務に入った。スマホを取
水曜日は猫の話。 うちの猫が変なのか? はたまた、それが猫の習性なのか? うちのニャンコは、うんちで抗議します。 事務所に戻ると、ニャーニャーの声に心臓が揺れる。それはいつもの日常で、今日もサヨリは元気です(笑) その鳴き声は、歳を老
火曜日はレビューの日。 今日は、Amazonプライムで面白い映画を観たのでレビューします。邦題は「元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件」 2021年公開のスウェーデン&米国合作映画。原題は「Horizon Line(水平線)」なのだが、
月曜日は畑の話。 2月27日(火)。 先日、ホムセンで購入した十勝こがねの種芋を植えた。今年の二月は中旬から雨が多い。雨が多くて植え付けタイミングを逃しそうだ……ま、いっか。三月でも。 そんな気分で過ごしたけれど、月曜から水曜日までは
「オッツー、おいで!」 オッツーは、アケミの犬かよ? ホワイトデーの前日、俺とオッツーが昼休みの弁当を満喫し終えたとき、疾風の如くそれは起こった。 「え? オレ?」 「いいから、おいで!!」 アケミとゆきがオッツーを連れて教室から出て
その者は、泣いていた。 夜の工場で、泣いていた。 誰もいない深夜作業を会社へ志願し、夜な夜な孤独な作業に勤しむ男がいた。けれど、男の涙を知る者は誰もいない……そう、いないはずであった。ある夜、残業帰りの事務員にそれを見られた。 「わたし
金曜日は小説の話。 突然ですがストック危ねぇ!!! ってことで、この記事も午後六時半を過ぎてから書き始めました。小説を書いていない頃ならば、きっと、パニくりながら書いていたでしょう。でも、今の僕なら大丈ブイ。これが分かるアナタ、そりゃも
木曜日は雑談の日。だから、今回も作文の練習をしようと思う。僕にはゲンちゃんうどんのキャラがあるから、有名人がお客さんに来たら? そんなイメージで書き進めてみよう。今回は、リングの貞子で(笑) ☆☆☆☆☆☆☆ わたしは呪った。 わたしを苦
水曜日は猫の話。 ───痩せたねぇ…… 猫でも、犬でも。歳追えば痩せてくる。人間の年齢に当てはめて、七十代、八十代の老体で、でぽっちゃりさんは割と少ない。飼い主が食事に気を遣うのと、猫も食が細くなるからだ。我が家の老猫サヨリも例外ではない
火曜日はレビューの日。 僕の普段使いの手提げ袋は、紺色で緑のラインで猫のイラストが描いてある。かれこれ、一年半くらい使っているだろうか? その手提げ袋は友人からのいただきものだ。僕は荷物を持ちたくない。たくさん持ち歩くと、あれだ……何かを
月曜日は畑の話。 プロ農家の人にノートパソコンをあげた。Amazonで購入した中古ノートパソコンだった。その後で購入した、レッツノートの使い勝手がよすぎで予備機に回したパソコンで、今日もサヨリは元気です(笑) CPUは非力なセレロンな
高三の昼休み。 ゆきがアケミの教室に遊びにきた。その目的は、アケミと一緒に食後デザートを食べること。それは、特別なことでなく、週に何度も行われている女子会のようなものであった。俺とオッツーにとっては、アケミがゆきの教室へ来てくれるほうが有
1982年、春。 彼女は生と死の狭間を彷徨っていた。 午後3時。確かに信号機は青だった。手を振りながら、彼女が俺に向かって横断歩道を走り寄る。俺も手を振りながら彼女を待った。横断歩道の真ん中で、ドン! という鈍い音。同時に彼女の細い身体
金曜日は小説の話。 ───お前のアイディア、パクられないか? いえいえ、ご心配には及びません。そんな凄いの書けないし(汗) 僕は思い付いたことをブログに書き殴るタイプだけれど、そこを心配する人がいる。でも僕は、ブログは書いてナンボだし、
木曜日は雑談の日。だから、作文の練習をしようと思う。僕にはゲンちゃんうどんのキャラがあるから、有名人がお客さんに来たら? そんなイメージで書き進めてみよう。今回は、ドラゴンボールのベジータ王子で(笑) ☆☆☆☆☆☆☆ なっ───なにぃ!
水曜日は猫の話。 うちのにゃんこはキス魔である。 腹が減るとキス魔に変身。隙あらば、僕の唇を奪おうとする。キスと言ってもディープな方で、今日もサヨリは元気です(笑) 猫の糸状乳頭が唇に当たると痛いのだ。糸状乳頭しじょうにゅうとう……エロ
火曜日はレビューの日。 今、僕が最も使い倒しているアプリが、idraft(以下、アイドラフト)である。アイドラフトは、文章を書くことに特化したアプリである。それ以上でもなければ、それ以下でもない。 文章をクラウドで管理可能。だから、スマ
じゃがいもの種いも買いに種屋に行った。 「頼もう! 新じゃがの種いもくだせい!!!」 「あー、ごめん。もう、種いも無いわぁーーー(汗)」 「ゲっ!(涙)」 店に入った途端に撃沈で、今日もサヨリは元気です(笑) しゃーないな……ホムセン行
初めてのデートの夜。 「あのねぇ、行ってみたい島があるの。三縁さよりさんの住む町から近い所に……」 のんがつぶやく。 「島ですか?」 僕が答えると、のんは、慌てて話の矛先を変えた。 「あ、初対面なのに、ごめんなさい……ほら、みてみて、シ
───もう、一年が経つのね……。 明るくて、賢くて、気遣いがあって、可愛らしい子……。 ぽっかりと空いたベッドに、あの子の姿を思い出す。看護師の私にとって、生と死は日常の出来事だけれど、ふとした瞬間に思い出す。あの子の笑顔と、あの子との
金曜日は小説の話。 これはひつとつの実験である。否、言葉遊びやセリフ回しの練習だ。僕には誰にも言えない悩みがあった。この実験は、僕のストレスへの〝はけ口〟と言い換えた方がよいかもしれない。 僕の悩みは小さいかもしれない。他人の目から見れ
木曜日は雑談の日。 いやぁ、こんなんやったら、早くやっときゃよかったわ。 きっいけどな(汗) ブログもね、仕事で書けない日もあるからね。予備っすよ、備蓄です。ストック書いても三本が限界だけれど。〝こりゃヤバイ! 記事を書く暇がなくなる
水曜日は猫の話。 そして、明日は猫の日である。 猫の日のSNSは、すごいよぉ~。〝ネットを猫の写真で埋め尽くせ!〟の勢い半端ない。自慢の愛猫投稿はあたり前田のクラッカー。猫を飼ってない人だって、猫嫌いな人だって、どこからか猫の写真を引っ
火曜日はレビューの日。 今日は、新たなレシピを発見しました。 寒い夜には辛さが欲しい。だって、体が温まるから。けれども、経済的かつダイエットの観点から見れば、もはやココイチでさえもが夢である。この物価高のご時世に外食などご法度だ。禁止と
月曜日は畑の話。 自家栽培の三年目。 ───そうだ! 今年はサカタのタネでやってみよう。 去年の畑の出来は控えめに言っても不満足だった。だって、そうでしょ? きゅうりと玉ねぎがさっぱりで、メロンに至っては全滅だった。右も左も分からない、
オッツーは怒っていた。 怒りに身体を震わせていた。 俺たちの目の前でツクヨが車に連れ込まれたのだ。今の日本で、こんな田舎で、こんなことが起こるのか? いったい、この国は、どうなっちまったんだ!!! 車の後部座席から窓を叩くツクヨは、泣い
───cursed-folder-case4(1975-05-15 07-04) 1975年5月15日。 今、わたしは彼が残した日記を読んでいます。この日記にわたしの文字を付け加えながら。ねぇ、あなた。こうして読むと、交換日記みたいよね
金曜日は小説の話。 Xな、×(ばつ)ちゃうで(汗) 旧Twitterの方。おすすめで流れるタイムライン。近しい人か、フォロワーさんとか。そもそも誰だか分からん人とか……勝手に流れている方のタイムライン。 僕のタイムラインは、猫と、うど
木曜日は雑談の日。 僕の小説の原点はブログである。 ブログ無しでは小説はなかったし、ブログを書かなければ小説も書かなかった。ニワトリが先かタマゴが先か。もちろんブログが先である。 ブログを書いていなければ、今ごろはYouTube三昧の
水曜日は猫の話。 バレンタインだけれど、猫で書く(笑) 「ごわぁ~ん!」 いつもそう、いつだってそう……事務所にもどるとコレである。うれしいけれど、愛猫の食欲が凄まじい。食欲は健康のバロメータというけれど、一度には与えない。調子こいて食
火曜日はレビューの日。 食べたいものがなくなった……。 焼肉、すき焼き、寿司にパスタ。若いころには食に対する夢があった。おかずへの希望があった。今では、メニューの決め打ちすら出来なくなった……うどん食ってりゃそれでいい。食欲あれど、何を
月曜日は畑の話。 うっわ! これってば、運命の出会いってやつかい? 都市伝説だと思ってた。けれど、噂だけ耳にしていた。そんな〝よつぼしの種〟をホムセンでみつけた。よつぼしとは苺の品種名である。残りわずか二袋───城之内君、これからずっと
今日は、全国的にバレンタインの前日だった。 都会ではデパ地下が揺れる日らしい。けれど、こっちじゃマルナカがざわつく程度のことである。そして、俺にもオッツーにも無縁の日なのだからどうでもいい。 俺たちにチョコをくれるのはゆきだけである。毎
───cursed-folder-case3(1975-04-16 05-15) 1975年4月16日。 私と彩夏さやかの挙式を7月7日に決めた。 年に一度の七夕であり、彼女の誕生日でもあったからだ。知人が経営するホテルで、彩夏と結婚
金曜日は小説の話。 2024年1月30日。 朝から何も食べてない。どうしようかと考えたけれど、妙に体調がよいので夕方からも仕事を続行。 ───ワンオペの単純作業だから問題なし。 飯は終わってから食べればよいし、今食べたら眠くなる。しば
木曜日は雑談の日。 どうしてブログを書くのだろう? 毎日、毎日、飽きもせず。 書いてるなんてどうかしている。 人気もアクセスもまるでないのに……。 読書よりもテレビっ子。通信簿、万年国語2だった僕である。基本的に書くことが好きじゃない。
水曜日は猫の話。 ───うぉーい、肩こったなぁ~ガチガチじゃ!!! 肩はこれども金はない。マッサージなんて、何年も行った記憶がまるでない。その僕が、飼い猫にマッサージしているのも不思議です。 おい、幸せそうだな(笑) 猫には肩の概念が
火曜日はレビューの日。 馴染みのないラーメンをもらった。毎度おなじみ、同僚ワーちゃんとは別ルート。ブログの読者からの差し入れである。ありがてぇ~! パッケージには〝元祖ニュータンタン麺〟と書いてある。パッケージの上部には、小さく〝サッポロ
月曜日は畑の話。 去年のスイカは中々よかった。瑞々しかった、甘かった。そして……割れなかった。これに尽きる。 小玉を4本、大玉を1本。 場所を変えて苗を植えた。大玉はホムセンで売れ残りの苗を買い、小玉は種を発芽させたものである。種はえ
オッツーと学校の門を抜けるとツクヨだった。 ツクヨと、じいちゃんと、忍しのぶちゃんが立っている。俺たちを見つけると、幼稚園児ふたりがコソコソと話し始める。どうして女の子は、早口でコソコソと喋るのだろう……それがいつも不思議だった。 「どう
こんばんは、斎藤です。 では、先週の続きから……僕がファイルを発見した経緯からお話しよう。 僕は、僕の大切な人のために嫌いなヤツと手を組んだ。そして、僕の知り得る輪廻転生についての情報を彼らに流した。さも、偉そうに……。詳細と経緯は〝邂
金曜日は小説の話。 土曜日は、ショート・ショート。 日曜日は、スピンオフ。 この投稿サイクルに固定したのには理由がある。相棒からは、たとえ短くても週二はプロでも無理があると言う。それは、僕の体を心配しての言葉である。ありがたい言葉である
木曜日は雑談の日。 僕にとって、思い出というか、印象に残っている大みそかの夜がある。それが、1979年の大みそかだった。僕個人としては、小学生最後の大みそかでもある。だから、より印象に残っているのかもしれなくて、今日もサヨリは元気です(笑
水曜日は猫の話。 ───野良猫の寿命は2、3年だと言われている。 病気、寄生虫、怪我、交通事故……田舎であっても、都会であっても、猫が生き抜く過酷さは変わらない。冬は塀の上で、屋根瓦の上で、駐車場の車の上で、日向ぼっこな猫でさえ、呑気に見
火曜日はレビューの日。 これまで、iPadカバーがスタンドの役目を果たしていた。去年までは、自由な角度でピシッてな感じで立っていたのに、裏地の寿命が尽き果てた。カバーの裏地がツルツルで、何度も角度を変えて試したけれどすぐ転ぶ。 残念だ、
月曜日は畑の話。 冬の畑は寂しいな……毎日、寒い日が続くけれど、今日もサヨリは元気です(笑) とはいえ、真冬の畑に変わった変化がまるでない。収穫もなければ、やることもない。寒いだけの日が続く。土づくりも、種まきも、畑を動かすのも少し先。
日曜日のお昼前。 「おじさーん、まだぁ?」 俺をおじさんと呼ぶんじゃない! 小さな背中に大きなリュック、ツクヨが俺の腕に絡みつく。今日は、これで何度目の催促だろう……。 セルフうどんを食べにいくだけなのに、ツクヨは幼稚園の遠足か何かと
アナタの身近でこんな話を耳にしたことはあるだろうか? ───忽然と人が消える……。 元気に生活していたあの人が、前途洋々だった若者が、追い詰められた老人が───失踪、失跡、蒸発、そして神隠し……。その呼び方は様々である。けれど、人が消える
金曜日は小説の話。 今さらだけれど、小説の登場人物の名前を決めるのは難しい。今となれば、難しかったと語るべきか? 昨今の小説は、キャラクターネーミングからして凝っていて、意味もあるし、響きもあるし、そもそも名前が伏線だったりと……考え始め
木曜日は雑談の日。 「ブログが読みたいのぉ~!」 どうやら僕のブログが、同僚ワーちゃんのプチブームになってるらしい。読むよりも出る側で……。この女、ある意味で変態さんである。少なくとも我々の世代なら、ぶっちゃけて言うなら50も過ぎれば、ネ
水曜日は猫の話。 愛猫サヨリが新たな技を獲得した。 僕はフェイスハガーと呼んでいる。フェイスハガーとは何なのか? その前に、これまでの足取りを語るとしよう。サヨリが取った戦略の足跡を……と、仰々しく書いてみたけれど、どこにでもある猫の話
火曜日はレビューの日。 今回の同僚ワーちゃんからの差し入れは、黄色い箱のカラッとおからで、今日もサヨリは元気です(笑)。 モジモジしながら手渡して、そこから始まる商品説明。手渡すまではバレンタインの女子高生。手渡した途端にジャパネット。
月曜日は畑の話。 去年と今年。 まぁ、普通に畑に行けてない。去年の年末も今年になってからも、いい感じで雨がふる。狙ったように雨がふる。だから、天に甘えて過ごしている。畑に行くのは、週に一度あるかどうか。つまり、畑の最新情報がまるでなくて
男の人が泣いていた……心の奥底から何もかもが湧き出るような涙だった。 幼き俺は、号泣する大人を初めて見た。その涙は、悲しいでもなく、うれしいでもなく。人が抱く感情すべてを、何層にも折り重ねたような涙に見えた。フィユタージュの涙を流しながら、
俺は同じ夢を見る。 決まって見知らぬ公園の中を、女性と散歩をしている夢である。そして、赤いベンチに座ってランチを食べる。いつも彼女が作ったおにぎりだった。食事を済ませて彼女の家まで送り届けて夢から覚める。公園から見える大きな風車が印象的だ
金曜日は小説の話。 ───2024年1月15日(月) X(旧Twitter)で〝#ホラーと小説は相性が悪い〟がトレンド入りした。僕はホラーを書かないけれど、師と仰ぐスティーヴン・キングは、モダンホラーの帝王である。 いったい何が起こって
木曜日は雑談の日。 どうして女の人の話は回りくどいのだろう? もっと、ストレートに話せばよいのに……。同僚ワーちゃんもそのひとりで、今日もサヨリは元気です(笑) 1学年とは言え先輩なのだ。かれこれ40年以上も昔からの先輩である。なのにお
水曜日は猫の話。 猫を飼う……それは、突然の強行採決で決定された。他でもなく、最後まで反抗し続けたのが僕である。だって、そうでしょ? うちはね、ゆきの豪邸とは違うのだから。うちではね、ジュリアーノ待遇なんてしてやれない。 それにペットは
火曜日はレビューの日。 先週の木曜日の予告どおり、中古パソコンのレビューをしよう。今回、Amazonで購入した機種は以下のとおり。 パナソニック ノートPC 【得々通販専用無線マウス】レッツノート CF-SZ6/Win11 Pro搭載/
月曜日は畑の話。 じゃがいもを堀った日、僕はゾッとした。 畑にモグラの存在を確信したからだ。こうなっては、気づかぬふりなどしてられない。前向きに対処しなければ、春夏野菜に悪影響が出る。さて、どうしたものか……。モグラ退治を知人に訊くと、
「オレにはな……オレには……大切な仲間がいるんだぁぁぁぁ!!!」 とある夏の日。 少年の叫びがこだました。その声は、悲鳴にも似た叫びだった。 私の名は安藤導しるべ。 この子の将来へと導く男だ。少年の名は、尾辻正義おつじまさよし。友人
人里離れた展望台。 そこは少年のお気に入りの場所である。少年はそこで本を読むのが好きであった。とある春の日。桜の木元のベンチ。そこに腰を下ろして古文書に目を通す。その鋭い眼光は、何かの糸口でも探すかのようであった。満開の桜の花と穏やかな春
金曜日は小説の話。 小説、小説と言っても……だ。よくよく考えれば、小説(のんちゃんのブログ王)に対して腰を据えたのは11月と12月。僅か2ヶ月しかやってない。ショート・ショートや短編を加えても、まだ1年も経ってない。 まだまだ、短期間で
木曜日は雑談の日。 土曜日に注文したパソコンが届いた。このネタは、火曜日(レビュー)にすべきなのだけれど、これが中々どうして大当たり。それが、うれしくて自慢してみようと思う。 執筆だけならポメラでやれる。iPadとの連携でブログも書ける
水曜日は猫の話。 うちの猫は律儀である───義理堅く実直なサヨリであった。 暑い日も、寒い日も、晴れの日も、雨の日も……僕が戻ると寝床から起きて出迎える。それは、必ず実行される。 数年前。 もうダメだと思った頃でも、よろよろと体を起
火曜日はレビューの日。 2023年12月17日(日)。 お昼過ぎ、同僚ワーちゃんから電話が入る。 「今日わたし、徳島におるんよ……」 だからどうした? それは、仕事絡みの話であった。けれど、僕には大した内容ではなかった。だから、スルー
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───水曜日は猫の話。 この文献はUMA(未確認生物)を目撃した、とある農夫の貴重な証言記録である。そして、この証言記録は紛れもなくフィクションである……。 あれは蒸し暑い夜の日の出来事でした。妻が私に言うのです。 「ネズミの姿を最近見
火曜日はレビューの日。 今日は、ご機嫌なカップラーメンのご紹介です。名前が少し長いのだけれど〝最高に面倒で、最高にうまいラーメン。熊本 濃厚黒マー油豚骨〟。これは知人からの頂き物で、今日もサヨリは元気です(笑) 世界初のインスタントラー
月曜日は畑の話。 ───どうしよう、どうしよう、どうしよう……。 あれが、これ? 枯れた苺に顔面蒼白な僕がいた。 その原因は水切れだった。定期的に雨は降った、でも、それでは足りなかった。ベリーポットでは保水力が少なすぎたのだ。つまり、僕
オッツーは待っていた、何日も何日も待っていた。 日曜日の午後の時間帯。ある男が道の駅で休憩する。そんな噂話を聞きつけて……。そこで、彼が自動販売機でコーラを買うらしい……雨の日も、風の日も、オッツーはひたすら彼を待ち続けた。あの人にオレはな
鬼ヶ島の帰り道。 金銀財宝を積んだ荷車を引きながら、イヌは浮かない顔をしていた。 「どうした? イヌ?」 後からリアカーを押していたサルが、心配そうにイヌの顔を覗き込んだ。 「気に入らない……」 ぽつりとつぶやくイヌに、サルは優しく話
金曜日は小説の話。 新作は、バカでいいから勢い欲しい! 根拠も理由もなくていいから、なんかこう……アツいお話しに仕上げたい。ワケもなくアツいといえば、バカっぽいけど心震えるのは、僕の中では天元突破グレンラガンしかあり得ない。十年以上も見て
木曜日は雑談の日。 去年、相棒からサツマイモをもらった。 ───水でしっかり洗ったから……。 そう、土を洗い流したサツマイモの発芽率は極端に落ちる。だが、温存しておいた二本から芽が伸びる。詳細は、去年書いた記事のとおりである。 可能
水曜日は猫の話。 人は問う……。 己とは何か? 命とは何か? 宇宙とは何か? そして……猫とは何か? それに明確な回答を示した者はいるのだろうか? 高名な学者でさえ、今でも難解な問題であろう。すっと家庭に潜り込み、人をしつけ、意のままに
火曜日はレビューの日。 僕は豚骨ラーメンが食べたいですよ! 今の気分は、あっさりしたやつ。喜多方風とか、熊本風とか、そっち系の店もある。あるにはあるけど、バイクを飛ばして小一時間。15の夜でも遠いじゃん? そこまでして行きたくないじゃん
月曜日は畑の話。 きゅうりの種がようやく芽吹いた。プチトマトと中玉トマトの芽も顔を出す。発芽を確認したのは三月末のことであった。マルナカで買ったきゅうりの苗は順調である。だから、きゅうりで焦る必要などまるでなかった。きゅうりで失敗した経験
「あれ? ツクヨは?」 じいちゃんが俺に向かって声をかけた。ツクヨを探して辺りをキョロキョロと見まわしている。 「ツクヨは、アケミたちとタピオカ飲みに喫茶に行ったよ。今日は畑に来ないよ」 「タビオカ?……ってのが流行っているのか?」 ツ
「お父ちゃん。小五郎ちゃん……今日、お店に来なかったね……」 恵子は店の暖簾を片付けながらため息をつく。 「どうしたんだろうねぇ、小五郎さん。昨日は今日も来るって言って帰ったのに……」 食器を片付ける洋平も心配げだ。 「昨日、恵子があん
金曜日は小説の話。 長編小説未経験の人類代表ただのおっさん原作。のんちゃんのブログ王で反響が大きかったエピソード。それが〝007 ゆいとのん〟でした。女子高生視点描写に注目が集まったようです───アイツの背後にゴーストライターがいるらしい
木曜日は雑談の日。 今日は、自分で栽培したアスパラガスを存分に自画自賛しようと思います(笑) 皆さんは、アスパラガスと聞いて何をイメージされるでしょうか? 僕が真っ先に思い浮かぶのは「喜んでぇ~」でお馴染みの、居酒屋のベーコン巻きです。
コタツ恋しき冬も終わり……か? 水曜日は猫の話。 事務所の室温が20度を維持し続けている。日が沈み外の気温が下がろうとも、鉄筋コンクリート造の建物は夜の室温が高くなる。そんな性質があるのだろう。夏になると嫌でも体感できるのだけれど、室温
火曜日はレビューの日。 3月28日(木)に収穫したホワイトアスパラをその日に食べた。だって、そうでしょ? 魚でも野菜でも、うどんでも……こういうのはね、新鮮だったら100パーセント美味しいものだ。先日のアスパラガスの豚バラ肉巻きが旨くて旨
月曜日は畑の話。 3月28日(木)に畑にちょいと顔を出した。3月24日(日)ぶりである。4日も空けたのは長雨が原因だった。昨日は晴れたが仕事で行けず、今日の午後から雨マーク。行きたくないけど、行くっきゃない! 僕には行くべき理由があった。
ブログのアクセスを増やす方法 ゆきは密かに目論んでいた───静かに……その時を待っていた。わたしはブログの女王になるのよ……と。そう、新たなる自分を目指して、己の可能性を信じて、ゆきは高校デビューを画策していたのだ。 公園の桜の木の下で、そ
───私は今年で紀寿を迎える。 共に時代を生きた人々は、すでにこの世から姿を消した。紀寿と言えば百歳なのに実感がまるで湧かない。すでに女房と息子は他界した。女房は九十三歳。息子は八十歳で天に召された。人として、ふたりとも長く生きられたと私
金曜日は小説の話。 僕が相棒と小説を書き始める半年前。僕とタッグを組んでいたのが友人だった。まだ、コロナ禍でお先真っ暗だった頃。友人に僕が考案したあらすじがあった。結果的に、この物語はとん挫した。簡単に言ってしまえば、友人が僕の身を案じた
今回のカレーチャーハンの材料は、米二合、玉ねぎじゅんこ一個、豚肉少々、カレールー適当。これだけである。玉ねぎを焦がした失敗が無くても美味しくは見えないだろう。そして今思う。これ、エビを入れたらもの凄く豪華に見えると。次はエビを入れてみよう。美味しかったらの条件付きだけれど。
その中に差し込む「今日もサヨリは元気です」 昨年のある日、それを入れ忘れた日があった。文脈の中に入れ込む余地がなかった記事だから。いつものフレーズが絶妙に文章のバランスを崩すように思えのだ。だから意図的に外した。
賢くて、優しくて、気立てがよくて、芯のとおった、薩摩おごじょの声である。昔から知っていたような響きもあった。ふたつの音源を穏やかな気持ちで聴き終えた。元素と原子の話なのに、「苺ジャム好きだけどね……」彼女らしいな。その語らいに笑みが零れた。優しさとは強さの裏返しである。この場で友の全てを語ることなど不可能だけれど、その強さに僕の心臓が大きく揺れた。
オクラだったら、今から種でも間に合うだろう。苗の購入は最悪の時でも遅くない。昨晩、透明のアクリルコップの中に水を含ませたキッチンペーパーを入れ、湿ったキッチンペーパーの上にオクラの種を並べた。数日中には種から根っこが出るだろう。そうなれば占めたもの。オクラの種を窓際に置き、翌朝、オクラの種は発根していた。
後は材料を教科書どおりに混ぜ合わせるのみである。だがしかし、話はそこで終わらない。終わったように見せかけて、さらば宇宙戦艦ヤマトのガトランティスが如く、教科書を一枚捲るとカカロット。スーパーストチュウ水のつくり方が顔を出す。そのバリエーションは全四種類。さしずめ、ストチュウ水のデパートだった。
オカンは、小膝叩いてそう言った。直訳すれば、「アンタが物干しに干しときな」と言う意味である。僕は無言で家の裏にある物干し場へ向かい、無言で物干し竿に玉ねぎを吊す。物干しに吊された玉ねぎに違和感というより嫌な予感。洗濯物を干すスペースが無くなった。これ、後で絶対に怒られるやつである。
可愛いにゃんこの画像には、大きく「迷い猫」の文字が躍る。それは、迷い猫のチラシ作成用のテンプレであった。テンプレの提供元はマイクロソフト。その記載に世界的猫ブームのそよ風を感じた。そう、こう言うのは凄く大事なのである。チラシやポスターをつくり慣れている人間ならば、迷い猫のチラシ作成など造作もない。数分もあれば出来てしまう。けれど、慣れない人にとっては難問である。必要な情報の記載漏れがあれば、折角、あちこちにチラシを貼っても無意味である。
セルトレイで発芽させたズッキーニの双葉が黄色い。その症状は九本の苗のうち二本で発生した。事務所で発芽させて、日照不足による徒長を避けるべく陽当たり良好な畑に引っ越しさせたズッキーニであった。害虫避けも万全だ。不織布トンネルを作り挑んだ初めてのズッキーニ。その有様に、霞まないかすみちゃんだって涙目である。
もう、お気づきの方もいらっしゃるだろうけれど、「アイドルじゅんこ」の他に「ももえ」も「まさこ」も市場には存在する。それはまさしく花の中三トリオ。昭和のスタ誕世代の心を揺さぶるネーミングである。
PSBの培養は簡単である。必要なのは、畑に転がしているPSB。その他に、水道水、ペットボトル、エビオス錠、液体を注ぐためのロートである。冬の間、事務所にため込んだ、空のペットボトルに水道水を入れて持って行く。ちなみにエビオス錠はPSBの餌である。PSBも生き物である。ご飯が無ければ始まらないのだ。
嗚咽と共にサヨリの腹筋が大きく動く。ドリカムなら「あ・い・し・て・る」だけれどサヨリのそれは「は・き・ま・す・よ」である。まずい、まずい、まずい。時は一刻を争う状況。ポメラと、iPadと、スケッチブックを避難させなければ泣くに泣けない。ポメラもiPadも落としてはいけない。視線はサヨリに合わせながら、ゆっくりとポメラを移動。次にiPad、最後にスケッチブックを避難させる。
不思議な事に採ったばかりの野菜は旨い。アイドルじゅんこも半信半疑で土から引っこ抜いて囓ってみると旨かった。受け狙いで買った種である。あくまでも目的は記事ネタであった。故に、元々味へのハードルは低く設定していた。極論、不味かろうが構わない。カタチになればそれでヨシ!。
久々にホームセンターで心臓が揺れた。もの凄く欲しかったのである。ゴムの結束バンドの存在を知ったのは桃畑の現場であった。桃の木の枝は脆く実の重さに耐えられない。その補強材としてぶっとい竹を枝と地面とのつっかえ棒に使う。その桃の枝と竹を結束するゴムバンドの形状が独特なのだ。
ブログを書き始めてから何年も経つのだけれど、三千文字以上書いた経験など皆無であった。一度もである。その僕が短期間のうちに一万文字近く書けたのは奇跡に近い経験であった。誤字脱字など一切無視して四時間で書き上げた。勢いというものは恐ろしいものである。
言っちゃ悪いが僕だって頑張った。ロボコンくらい頑張ったのだ。それでも芋の芽は出ない。水っ気も無しに、いとも簡単にスーパーに転がっているような状態で芋が芽が出しているのだ。僕のプライドはズタズタである。
パンパンに膨らんだコーンの、一粒、一粒、の自己主張が強い。ジューシーで甘い。間髪入れずに畝の真ん中を1本もぐ。皮をめくるとびっしりと実が詰まっていた。それから、畑に行くたびにゴールドラッシュである。その1本を保存して発芽を試みたが発芽率がイマイチであった。種まきにはタイミング重要なのだと言う。チャンスを逃してはいけない。去年と同じホームセンターで去年と同じ種を買った。
百歩譲ってトマトとプチが似たようなのは理解できる。けれど、ナス、ピーマンも見分けがつかない。これからナス科の植物の進化の過程を見て行く事のなるのだろう。ホームセンターの苗に比べたら赤ちゃんである。
クンクンと匂いを嗅ぎながら最初はカリカリに警戒しながら、一粒食べれるとスイッチ入る。とは言え、老年である。カリカリの音も無く食べていた。お皿とカリカリが奏でる和音が心地良い。そして5粒ほど残して僕を見上げる。あの目は「おかわり」のサインである。どうしようか少し悩む。全ての猫がそうなのかを僕は知らない。うちの猫だけなのかもしれない。
春の日差しに包まれながら細い田舎道をひた走る。ゴールはそう、トイレである。数億年に渡り行われた、自然の摂理に逆らえるワケが無い。長年の経験から、頭のグーグルマップに記録された場所へと急ぐ。あの神社には誰もが使えるトイレがあるのだ。成就が先か成仏が先か、安全運転を心がけながらも身体は正直である。既に発射体勢に入っている。つまり、残された時間はあとわずか。
桜満開の午前8時半頃だったと記憶している。さぬき三木ICの少し手前の交差点で信号待ちをしていると、細い山道から一台の軽乗用車が降りて来た。視界の片隅に止まる自動車。その存在に僕は気づいていた。センスの無い色だな…。そう思いながら。