searchカテゴリー選択
chevron_left

カテゴリーを選択しなおす

カテゴリーのご意見・ご要望はこちら
cancel
プロフィール
PROFILE

いちさんのプロフィール

住所
江東区
出身
天竜区

ゲイ系の小説を書いてみました。素人が書く小説ですし、発表するほどのものでもないのですが。

ブログタイトル
ゲイなんすっけど、小説書いてみました
ブログURL
http://gay-novel.blog.jp/
ブログ紹介文
素人が書くゲイ系小説です。
更新頻度(1年)

39回 / 365日(平均0.7回/週)

ブログ村参加:2017/02/25

本日のランキング(IN)
フォロー

ブログリーダー」を活用して、いちさんをフォローしませんか?

ハンドル名
いちさん
ブログタイトル
ゲイなんすっけど、小説書いてみました
更新頻度
39回 / 365日(平均0.7回/週)
フォロー
ゲイなんすっけど、小説書いてみました

いちさんの新着記事

1件〜30件

  • 疑心暗鬼(10)

    一面見渡す限りの平原で、痩せた大地を耕している貧農が建てた小屋以外、人工物は見当たらない。しかし、見かけは貧農でも、非常時には兵士になる、これが中国側の戦い方であった。一見粗末な小屋のように見えても、ゲリラ兵が潜んでいていきなり躍りかかると言うことも良く

  • 疑心暗鬼(9)

    「これ・・は?」皆原は狐にでもつままれたような、あっけにとられた顔をしていた。「軍法会議でお前の罪が決まったことは事実だが、何より俺は人を陥れるといった陰謀のような汚い真似が大嫌いだ。喜屋武と肩を並べて仕事をするなぞ、俺にはとても我慢ならん。皆原よ、俺は

  • 疑心暗鬼(8)

    「喜屋武少尉、貴様は言ってやることはないか?」というと、急に喜屋武は皆原の股間に手をあてがい、強い力で握りしめた。「ぐわぁぁぁ。」と、皆原はカラダを若干前屈みにして小刻みに震わせながら、為す術もなくもがいていた。乾いた冷たい風が吹きすさぶ中、脂汗を流しな

  • 疑心暗鬼(7)

    11月ともなると大陸特有の乾いた風が吹きすさび、日に日に寒さを増していった。背よりも高く生え茂った草花も種をつけ、既に枯れていた。長く雨が降らなかったことから、川の水量は大分減り、急流だったことを物語る丸い石がその水が流れていた辺りを白く埋めていた。この川

  • 雑記帳(2021/5/16)

    今は「疑心暗鬼」を掲載中で、もうすぐ終わります。今回、このブログって画像がないので、ちょっとイメージとして「疑心暗鬼」に載せてみました。あとは「終わりのないデスマッチ」と「イスラエル王ダヴィデ」、「台南の風に吹かれて」に載せました。4つしかないですけどね。

  • 疑心暗鬼(6)

    半日が経った。皆原中尉は舌を噛み切れないようにタオルで猿轡を噛まされて、目隠しをされて後ろ手に紐で結わかれたまま、横倒しにされていた。これから訊問が始まるだろうが、解せなかったのはメモが共産軍に渡ったのは確かで、それで共産軍は動いているのだ。また、メモは

  • 疑心暗鬼(5)

    それから2週間が経過した。戦線は膠着状態に陥っていたが、一方で共産ゲリラの出先を挫くために、保定への南進の準備を着々と進めていた。皆原中尉は、共産ゲリラに国民党軍の動向について事前に流していたため、空白地域となった保定への南進は容易であるはずであったが、皆

  • 疑心暗鬼(4)

    夕方、喜屋武少尉を呼び出した。「郡中尉をここに連れてこい。」「は、用件はなんとお伝えしましょうか?」「な、何でもいい!つべこべ言わず、さっさと呼んでこい!!!」いつになく偉い剣幕でがなり立てられ、一礼すると部屋を出て行った。30分後、皆原の執務室に喜屋武少尉が

  • 疑心暗鬼(3)

    昼を挟み、作戦本部会議が開かれた。実効支配地域の警邏が主題であったが、皆原はそれを上の空で聞いていた。斜め向かいに座っている郡は積極的に意見を言っていたが、薄笑いを浮かべつつチラチラとこちらを見ているような感じを受けた。そうか、と合点がいった。俺のポスト

  • 疑心暗鬼(2)

    二重スパイ、か。部屋を出るとき、皆原は誰にも聞こえないくらいの声で呟いた。特殊諜報部第四課の班長である皆原は、複数の中国人スパイを抱えていた。報酬として金銭も与えるが、そのスパイが周囲に信用されるよう、少なからずの情報も与え、その中には軍務の機密情報も含

  • 疑心暗鬼(1)

    「中尉、あなたがなぜ、ここに呼ばれたか、分かりますか?」「いえ、後藤少佐、私には皆目見当がつきかねます。」そう言いつつ、皆原中尉は、この前の騒擾の取り締まりにあたっての褒賞のことだろうと思っていた。つい10日前に、露西亜の遺産でもあるロータリー附近で起こっ

  • 雑記帳(2021/01/23)

    「台南の風に吹かれて」は、書きためてあったのを一部修正して載せてみました。俺ってね、金的ばっか書いているわけではないんでね。俺は好きなんだけど、こういうのってアクセス数伸びないんだよね。コメントが付くのも金的ばっかだし。まあ、長々と書いたBとCもそろそろ終

  • 台南の風に吹かれて(10)

    俺の方が先に起きた。俺を抱き枕のように抱きしめて寝ている。裸のまま、治文のモノが俺のケツに引っ付いている。昨日の余韻だね。寝顔すらカッコいい。隙が全然ないや。口元が寝ていてもキリッとしている。唇を触ると何やら寝言を言ったよ。そんなことより、昨日はシャワー

  • 台南の風に吹かれて(9)

    出てくると・・美しい。濡れた髪といい、その髪を拭く姿といい、無駄のない均整の取れたカラダといい、バランスの取れたスタイルといい、神の領域じゃない?あれ、ビキニ?ビキニだったっけ?で、もうベッドに入っている。「寝ないの?」いや、いや、俺、歯を磨かないと。慌

  • 台南の風に吹かれて(8)

    「出かけるよ。」あの、またも展開が急だわ。予定を先に教えておいて。近くなのかな?バイクを使わない。歩きながら、こっちをチラッて一瞬見て、それから前を見たまま、「僕のどこが好きなの?」って。やだ、直球な質問。どこって、どこから言えばいいの?いろいろ好きなん

  • 台南の風に吹かれて(7)

    ってなことで、高雄のホテルは既に料金も払っているんだけれど、当然キャンセル。荷物を駅から運び出す。ちょっとこの荷物じゃバイクは無理だよね。一緒に歩く。この信号を右とか橋の下を通るとかいろいろ言っている。一緒にいるんだから分かるけど?と思ったら、そっか、一

  • 台南の風に吹かれて(6)

    ってことで、街中をブラブラ散策することにした。暑いけど。リュックを背負って来たから、背中がもう汗でビッショリ。服もなんか湿って臭くなってきたし。腋汗・・どころの騒ぎではないや。全身がもう汗だく。うーん、こんなんで彼に会える気がしない。高雄国際空港で買ったS

  • 台南の風に吹かれて(5)

    「これからアルバイトがあります。」は、はい?「僕と一緒に来る?」バイト先に??何のバイトよ?「日本のお茶とか出すレストランです。」定食屋?トンカツとか?あ、吉野家じゃない?「説明は後ね。一緒に。」全然有無を言わさないわ。時間がないのか?ま、さらっていくような強引

  • 台南の風に吹かれて(4)

    で、コンビニ横の細道を通って、・・どこに行くかと思ったら、彼のマンションに!?え、何、そういうの言っておいてよ。暑いからクーラーをつけるんだけれど、窓に取り付け式の古いタイプだからか、ガタガタガタと結構な音が出る。聞いたこともない台湾のメーカー。でも、小さ

  • 台南の風に吹かれて(3)

    治文は日本語が多少できる。文藻外語大学で日本語を専攻したんだって。だとしたら、もう少しできてもいい感じもするけれど。顔がカッコいいのはそうなんだけれどクールというか、月の光がよく似合うような、言うなれば黙っていてもいい男って感じ。チェックアウトを済ませて

  • 台南の風に吹かれて(2)

    出会いは、前に台南に観光に来たとき、ゲイバーでイベントがあるって告知を見てふらって入ったときのこと。イベント自体は大して面白くもなくてね。ゴーゴーボーイもボーイと呼べないくらい年のいって腹の出たオヤジが、踊っているのかさえ微妙なダンスを披露しててね。高木

  • 台南の風に吹かれて(1)

    ベッドの上でテレビを見ている。治文は俺の膝の上でずっと寝ている。で、俺は「HERO」というキムタク主演のドラマを見ている。台南で。もう治文さ、膝の上で寝られると、俺、何もできないんだけど。治文は185cmあるんで、この据付のベッドは頭がつかえてしまう。だから、普段

  • 終わりの見えないデスマッチB(32)

    試合の日、会場にはデビュー戦では姿を見せなかったシディークと健の姿があった。応援しに行くと言っていたが、少なくとも健は賭けに来たにちがいない。元々、皆生活は保障されているのであるが、現金を持っているわけではない。試合に出てようやくファイトマネーをもらえる

  • 終わりの見えないデスマッチB(31)

    既に、次の試合も組まれていた。今度は相手も初めてのようだった。そもそもが、こうした賭け試合に出るというのは、金目当てであることが多く、勝てばもちろんのことだが、負けてもファイトマネーがもらえることから、意に反して出させられるという例も少なくはなかった。だ

  • 終わりの見えないデスマッチB(30)

    結果はあっけなかった。瞬時で決まった。乾いた金属音を聞き、実来は相手に向かっていった。足か腕かどっちを先に出そうか躊躇していたら、相手の拳が実来の顎を的確に打っていた。ただそれだけで、あとはしばらくマットに倒れていたのを両足をもたれてリング外へと引きずっ

  • 登場人物(2020/11/16)

    登場人物基本的に、誰が主人公とかはありません。小説ごとに主人公も違いますし、設定も全然違います。ただ、同じ名前なら同一人物です。大抵は架空ですけれど、実在の人物をモデルにしているものもあります。(ま、俺しか知らないけど。)あと、年齢は悩ましいところで。ア

  • 終わりの見えないデスマッチB(29)

    客がまばらなときから会場入りしていた。オッズが出たが、18倍と客からは全く期待されていない数字が出ていた。ジャナバルもナデートも、実来より年上で実来が来る前からいるのにも関わらず、まだデビューはしていなかった。それに、確かに出ることは夢でもあったのは確かだ

  • 終わりの見えないデスマッチB(28)

    そして、いよいよデビュー戦の日を迎えた。相手はボクサー崩れだと聞いていた。ボクシングをしていたが挫折をして不良になった、怪我をして公式にはボクシングができなくなったなどいろいろ崩れた理由はあるが、今回の相手は金を稼ぐためなら何だってやるという、老練なボク

  • 終わりの見えないデスマッチB(27)

    隣にいつの間にかシディークがいた。いつの間に、実来は驚いた顔をしていたが、シディークにとってはそれくらいは朝飯前だった。「何していた?」とシディークは聞いたが、聞かなくても大体は分かっていた。シディークも、インドでは少数派であるイスラム教徒であったため、

  • 終わりの見えないデスマッチB(26)

    廃倉庫の周りは雑草がコンクリートの割れ目から生え茂り、夜ともなると虫の音とそっと海から拭いてくる風か心地良かった。人気もなく、錆びた鉄線の中からこうして街の灯りをしばらく見ているのがトレーニング後の実来の落ち着ける時間でもあった。基本的に、物心ついたとき

カテゴリー一覧
商用