恋の音・79
葛城さんが駆け足で私のところまで来て、屋根の下に入ると手で雫を払ってた。私はすぐにハンカチを出して彼に渡そうとしたけど、自分のポケット自分自分のを出してニコッと笑って・・・「雨が降ってるのに外で食べるなんて・・・寒くない?」「うん・・・もう7月だし、平気・・・」「そお?じゃあ早く食べないと・・・あと25分しかないぞ」「・・・・・・・・・うん」多分1人だったら食べなかった・・・私は自分の膝の上の袋からサンドイッチの袋を取り出...
2023/06/30 12:00
2023年6月 (1件〜100件)
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