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EFI-Tech:Note https://efi-technologic.hatenablog.com/

エンジンオーバーホール・ECUセッティング・パワーチェックなど日々の作業内容をご紹介いたします。

レーシングカーマニアの夢をかなえる企業へ…EFIテクノロジックは、高精度なレースエンジン製作の技術や思想を取り入れ、市販車にも妥協のない優れた高精度エンジンを提供したいという想いで2015年に富山県に誕生した会社です。 エンジンオーバーホール作業、コンプリートエンジン制作工程、ECUセッティング、ダイノジェット製シャーシダイナモを使用してのパワーチェックなど日々の作業内容をご紹介いたします。

EFI-Technologic
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2017/01/26

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  • RB26DETT コンプリートエンジン制作

    RB26コンプリートエンジン、ヘッドの組み付けを完了したので腰下とドッキングしました。 ヘッド搭載後再度タペットクリアランスを確認してから、バルブタイミングの調整を行います。殆どのカムシャフトはポン付で基準タイミングになるよう設計されていますが、ヘッドやブロックの面研磨、ガスケット厚や素材、タイミングベルトテンション等の不確定要素がある為そのまま組み付けると結構なズレができてしまいます。 ECUセッティング時にタイミングを変えていくのですが、基準があった方が良いのでメーカー推奨タイミングに一度合わせておきます。

  • RX7 fd3s T88ブリッジポート linkg4セッティング

    久しぶりに登場の自称当社デモカーのRX-7、「そろそろシーズンだからお願い!」と車を置いていきました。。。 何のシーズンなのかは聞きませんでしたが取りあえずシャーシにセットです。組み上がり後渡してしばらく経つのですが、デモカーらしく?慣らしを全く?200km?くらいしかしていないとの事なので3速で軽く感触をつかんだ後本格的に走らせます。 前エンジンとの変更点はローターとアペックスシールなのでデータは小変更で決まりました。仕様は13Bブリッジポート T88 linkg4ローブースト0.9 400psハイブースト1.25 500ps まだまだ出そうな雰囲気はありますが普通のシャーシ換算だと600p…

  • 純正 ECU 書き換えを富山で! スズキ ダイハツ 車のご案内

    スズキ ZC33S スイフトスポーツ ステージ0 25000円 ステージ1 48000円 ステージ2 68000 ステージ3 140000~円 ECUチューンの恩恵が大きい車両です!フルノーマルでステージ2のみでも十分な速さを体感できます。 ZC32 スイフトスポーツ ステージ1 68000円 ステージ2 98000円 HA36s アルトワークス ステージゼロ 25000円 ステージ1 48000円 ステージ2 68000円 ステージ1まではレギュラーガソリン仕様です。ステージ2よりハイオク仕様となります。 YEA1S エスクードターボ ステージ1 78000円 ステージ2 98000円 スズ…

  • FK8 シビックタイプR 純正ECU書き換え ! 富山でECUチューン !

    先日行ったFK8シビックタイプRのECUチューニングをご紹介です。 ECUはエンジンルームにあります。 最近流行りのボッシュのECUです。EFIではシェルブレイクといった分解してロック解除をすることなくECUピンから直接書き換えることができますので施工費もお手軽です。 今回はALIENTECH JAPANのステージ2データを施工します。よりマイルドなステージ1や過激なステージ2も可能です。ステージ3からは現車合わせが必要になるので費用は掛かりますがノーマルとは思えないパワーを体感できます。 ノーマルECUに比べ40psアップとなりました。 低回転からトルクが立ち上がるので明らかな違いは体感でき…

  • 純正ECU書き換え 日産、三菱のご案内 富山でECU書き換え!

    日産 R35GTR ステージ1 140000円 Z34 ステージ1 80000円 ノート ニスモs ステージ1 80000円 その他車種お問合せください。 三菱 ランサーEVOーⅩ ステージ1 80000円 ランサーEVO9/MR ステージ1 80000円 ランサーEVO7-8 ステージ1 80000円 コルト バージョンR ステージ1 80000円 パジェロ3.2DID ステージ1 120000円 三菱その他お問合せください。 現車合わせにてより詰めたデータも作成可能です(別費用) 通販可能です。お問合せください。

  • 純正ECU書き換え HONDA対応車種のご案内

    今回はホンダ対応車種の一部をご紹介です。 FK8シビックタイプR ステージ0 35000円 ステージ1 95000円 ステージ2 125000円 その他ステージ2α ステージ3もご用意できます。 FK2シビックタイプR ステージ0 35000円 ステージ1 95000円 ステージ2 140000円 GK5 FIT RS ステージ1 80000円 CL7アコード ステージ1 80000円 NEW NSX ステージ1 300000円 ステージ2以降が用意されていない車種は現車合わせにてデータ作成も可能です(別途費用) HONDAその他車種対応しています。お問合せください。

  • 純正 ECU 書き換えを富山で!! AALIEN TECH K-TEG導入

    お久ぶりです! 画像の問題からFacebook投稿に戻していましたが、はてなブログも復活する事になりました。 とりあえずの話題は先月導入したECU書き換え機 K-TEGをご紹介です。 ECUピンや内部基盤にアクセスして直接書き換えを行います。 対応車種も1000車種以上あり軽四~スーパーカーまで対応しています。 EFIはこの度ALIENTECH japan の代理店を始めたのでALIENTECHの各種データを富山でインストールが可能です。 もちろん通販にも対応しております。 富山で多車種のECU書き換えに対応しているのはEFITechnologicだけだと思いますのでぜひお問合せください。

  • お知らせ

    いつもEFIブログをご覧いただきありがとうございます。 記事検索がしやすい様にとはてなブログを使用していましたが私の投稿方法が悪いのか画像が表示できなくなる事が多く、直す時間もない為投稿をFacebookに戻す事にしました。 ブログのつづきをご覧になりたい方はFacebookのEFITechlologicを観覧ください (__) https://www.facebook.com/EFITechnologic/

  • 学生フォーミュラ技術支援 富山大学フォーミュラプロジェクト!

    学生フォーミュラ(SAE)の大会を目前に控え、富山大学フォーミュラプロジェクトの学生達がEFIを訪れました。 今回はdynojetを使いECUマッピング等の支援を行いました。 データロガーがメインECUとリンクしていないのでマッピングの基本的な考え方等をアドバイスしながら不具合のある領域のテストを進めました。 ECUがSAE用で特殊?な為細かい調整は断念しましたが大きい問題は解決できたと思います。 大会でベストを尽くせる事を願います。

  • 不調32GTR点検 RB26失火症状?

    エンジン不調でお預かりの32GTR、車両経過を聞く限りはエンジン本体は無事そうなのでお盆前にどうにかならないかと奮闘中です。 症状としては失火の様子ですが点検結果コイル、パワトラ共正常。コイルハーネスは新品に交換されていました。回転を上げていくと失火は収まる?感じもします。 最初に念の為圧縮を測っておきます。失火症状で持ち込まれる車両が実はブローしていたと言う事は珍しくありません。。プラグの点検も出来るので一石二鳥です。 6気筒共圧縮圧力は在ったので一先ずは安心です。 ポンプは新品に交換済みとの事なので燃圧を測定。。場合によっては燃圧が有ってもインジェクターが駆動していない場合もあるので、パワ…

  • S14シルビア DYNOセッティング GCGターボ

    ECUセッティングでお預かりしたs14、週末にかけて作業を進めました。 ポンカム、タービンはGCGの30……忘れました。サクションを外して確認した所削りだしのブレードが付いてました。ECUは東名のレイニックです。 中間域を良くして欲しいとの事でしたので初期状態をチェック後セッティングを進めます。 とりあえずの空燃比、点火時期でブースト設定を行います……立ち上がり付近はコントローラーの設定で馬力が結構変わるので設定を変えながらdynoランを重ねます。。。がパワーグラフがSRっぽくありません。 どうもNVCSがきちんと動いていない感じです。。ECUからの信号を確認しながら原因を探します。 ソレノイ…

  • S14 シルビア GTSSタービン ポンカム仕様 パワーFC dynoセッティング

    7月も終わりに近づきいよいよ夏本番がやってきました。AC付きの車であれば一瞬の涼しさを味わえるのですがエアコンレスの戦闘車両はDINOセッティング中は汗との闘いになります。 今回は私の先輩と、おWARAサーキット支配人の遊び車?をセッティングです。 週末に大事なイベントが控えているとの事でノーマルの封印を破りシャーシにセットされました。 仕様はGTSS、ポンカム、パワーFCです。お手軽な組み合わせですがちゃんとセッティングするとけっこう面白い感じになるので好きな仕様ではあります。 ガスケットがノーマルなので最大ブーストは1kに設定です。 もう少し中間域を詰めたかったのですが色々制約多く画像のパ…

  • RB26DETT コンプリートエンジン制作 開始!EFI400R+

    オーダー頂いたRB26コンプリートエンジン。初期作業を進めました。 今回はEFI400仕様をベースにチューニングエンジンに仕上げます。コードネームは「EFI400R+」と言った所でしょうか。 オーバーサイズピストンを使う為ボーリングしなければいけないのですが、その前に使用するエンジンブロックのメインジャーナルの仮計測、各部点検を行います。 シリンダーヘッドはシートカット、ガイド打ち変え、研磨の基本加工に出す前にポートの段付き修をしておきます。 今回はハイリフトカムを使用する為ヘッドを削りカムノーズを逃がします。 削って測ってを繰り返し無事回る様になりました。 この後ブロック、ヘッド共加工に旅立…

  • ER34 電動パワステ EPSステージ2制作

    入庫時不動だったスズキ純正流用EPS、LINKから信号を入れる事で取りあえずは動く様になりました。。内装部品の入荷待ちになったので一旦お車を納車し具合を確認して頂いたのですが。。。。普段乗りには問題ないがスポーツ走行にはかなり辛いとの報告を頂きました。。 軽四用のEPSではRB26の重さと245-18のタイヤ幅に対応出来ない様子です。 対策として浮上したのは、純正油圧パワステに戻す、レース用のEPSを付ける。外付油圧ポンプを追加するの三つでした。。 サンクコストを無視するとレース用EPSが良い様にも思えたのですが、せっかく付いている物を外すのもアレとの事で油圧ポンプを追加する事にしました。 電…

  • EK9 不調車両点検

    バタバタと作業に追われ久しぶりのブログ更新です。。。 特に専門としている訳ではないのですが、EFIには他の車屋さんが匙を投げた不調車両がポツポツと持ち込まれてきたりします。今回もそんな一台のトラブルシューティングです。 お預かりの車はEK9の不調車両。 症状としては、初爆ー完爆ーアイドルアップーエンスト。。稀にアイドリングしたりしますが、アクセルオンぐずる感じです。。ゆっくり踏むと回転は上昇するのでメカニカルなトラブルよりは燃料系、センサ、電気系の感じがします。 雰囲気的には圧力センサーのキャリブレーションミスに似ています。。が電圧は正常値。。この手の作業は海に投げた石ころを探す事に近いです。…

  • GVB EJ207 精密オーバーホール ヘッド組み付け開始

    腰下が組みあがったEJ207エンジン、ヘッド回りの作業へ移行しました。 純正バルブスプリングを計測して外れた物がいないか調べます。同時に荷重事にグループ分けをしてセット荷重が均一になる組み合わせを作ります。荷重が足りない箇所はシムを追加する場合もあります。。 スプリングはヘッドのシート位置~リテーナ下面の距離でイニシャル荷重が変わります。同じ規格の部品ですが複数を組み合わせる事から微妙なズレが出来るので計測して揃える事でスムーズなエンジンに仕上げます。 バルブ、リテーナは再使用の場合でもEFIではコッターは新品を使用します。バルブ、スプリング、リテーナはクルクル回りながら駆動しています。構造的…

  • インプレッサ EJ207 精密オーバーホール 腰下組み付け

    オーバーホールでお預かりのEJ207エンジン腰下組み付け作業を進めました。。 画像はブロックにクランクとコンロッドを組み込んだ状態です。 エンジンスタンドに固定してある方が楽なので少し変則的ですが縦固定してピストンを横向きで挿入します。。 今回はオーバーサイズの鍛造ピストンを使用します。 ピストンクリアランスはメカニカルノイズと要求馬力で変えます。今回は国産ピストン、ノーマルタービンの仕様なのでそこまで広くとっていません。海外ピストンの半分と言った所でしょうか。。。大きく馬力を上げる事は出来ませんがノイズはある程度抑えられます。。ピストンリングの兼ね合いもあるのでノウハウが必要な所でもあります…

  • RB26DETT Vカム仕様 linkg4セッティング

    ECU交換他色々でお預かり中のスカイライン、各部手直しを行いようやくdynoセッティングが行えました。 今回はLINKG4+のXTREMEを使用です。 エンジン、Vカム、ブーストコントロール、その他もろもろをLINKで動かす事でセッティング時間の短縮やハード面での簡素化が可能です。 可変リフト無のVVTIなので正確に動かすまでに手間はかかりますが、動いてしまえばある程度入る数字は決まっているので暫定で進角させて後で手直ししていく形になります。 DYNOJETとLINKがリンク出来ればもっと楽なのですが。。それぞれログデータを取りグラフに重ねて落としどころを探します。 今回のRB26は2.8Lの…

  • GVB インプレッサ EJ207 精密オーバーホール 腰下組み付け準備 メインメタル合わせから

    オーバーホールでお預かりのGVBーEJ207、ブロック、ヘッドの加工が上がり組み付け準備にはいりました。 特に決まりは無いですが、EFIではメインメタル合わせからスタートする事が多いです。 今回もレースメタルを使用します。メッキ層が無くいきなりオーバーレイ層なので知らない人が見たら不良品と間違えるかもしれません。 スラスト部はオーバーレイすら無くいきなり軸受合金になっています。 数か所入れ替え、無事望んだ数値にはいりました。。 次はロッドメタルをと行きたい所ですが、まずはコンロッドバランスの確認です。。 新品4本中、重いの2本、軽いの二本と極端な感じです。。全体重量で10g以上違うのでちょっと…

  • ER34 不動電動パワステlinkg4+で制御ok

    ECU交換、点検他色々でお預かりのER34スカイライン、タイミングベルトを純正に交換する事で異音はなくなり、細かいアクセサリー類やセンサーセットアップも終わり最後に残ったのは電動パワステです。 軽四の物を流用して取り付いているのですが、入庫時から不動で重ステ状態でした。 信号配線が間違っていたので繋ぎ直し動作確認したのですが偶に動くのですが殆ど重ステのままです。 タコパルスを直で入力してあるのですが、どうも周波数が微妙に合わないのかセーフモードに入る感じでした。 ファーストアイドルを低くすると作動するのでその時の周波数をオシロで測ります。。 動く周波数が見つかったのでリンクの汎用出力を使い同じ…

  • ER34 RB26DETT linkg4+ Vカム 仕様 始動 Vカムをリンクで制御!!

    ECUハーネス制作、点検その他色々でお預かりの34スカイライン、エンジンハーネス、室内ECUハーネスが仮付け出来る程の形になったので始動確認を行いました。 お車はRB26に換装済み、Vカム仕様です。今回はこれらも含めアクセサリー関係は全てLINKで作動させます。 各パラメーターをセットしてエンジンを始動。。。の前にインジェクションテスト、イグニッションテスト、各AUX、AN、DI等を確認します。今回ピギーバックでの取り付けですが、入出力が多い為チェックに時間がかかります。 そして無事始動。始動後アイドルバルブや燃料など慌ただしく設定変更がある為Vカムは遅角状態で放置してアイドリングが正常に行え…

  • GVB EJ207 精密オーバーホール作業開始 異音原因特定

    配線作業と並行して新たにお預かりしたGVB、EJ207エンジンオーバーホール作業を進めました。取りあえずは分解時の様子からご紹介です。 エンジンお預かり前にお車を確認した所、メタル異音がしたのでロッドメタルが怪しいとお伝えしましたが…… 見事に回っていました。クランクは修正とUSメタルでいけそうな感じですが新品を買った方が安いのでクランク、コンロッドの交換となります。 ロッドメタルは残り3気筒もかなり厳しい状態でした。メッキ層、オーバーレイを突き抜け軸受部まですり減っています。。。 メタルオイルクリアランだけではなくピストンクリアランス等もロッドメタル消耗に一役買っている感じです。EGRが悪さ…

  • R34 スカイライン エンジンハーネス作成 RB25ハーネス改26用

    ひさしぶりのブログ更新。今回は配線作業をご紹介です。 ドナーはv-pro仕様の34スカイライン。RB25からRB26に変更してあるお車です。 作りたてのお車ですが色々不安要素があるとの事でECU変更含め点検しながらの作業を進めます。 幸いな事にエンジンはとりあえず動くので信号系を確認後ハーネスの加工に入ります。 当初LINKプラグインで作業を進める事を考えていたのですが、チャンネルが足りなくなりそうなので汎用モデルを純正配線加工で取り付ける事にしました。 載せ替えの際にRB25ハーネスを加工していると聞いていたのですが怪しい箇所が複数確認出来たので結局車体からハーネスを外し、バラシていきます。…

  • EJ207 精密 エンジンオーバーホール 納品準備

    オーバーホールでお預かりのEJ207色々画像を取り忘れ……いつの間にかドッキングしています。。 タイベル回りを組み付け…… 次のEJ207の準備も同時進行です。洗浄後のブロックを組み合わせ加工前に一度ジャーナルを計測しておきます。 出来上がったロングブロックをピットに出し補器類を取り付けていきます。インマニとエキマニを付ければ完成と言った所ですね。

  • EJ207 精密エンジンオーバーホール バルブスプリングセット長測定 ヘッド組み付け作業

    昨日に引き続いてEJエンジンの作業となります。 強化バルブスプリングを装着しますが、スプリングセット荷重を計測して分けていきます。バルブスプリングはバルブシート位置やバルブコッター位置でセット長が変わる為、スプリング荷重を均等な形で付けるには少し手間をかける必要があります。 まずはスプリング計測から。。。 次にコッター高さを測ります。リテーナーとバルブに馴染むようにグリグリ回してから計測します。リテーナーに力が掛かってないので正確に測るのが難しい作業ですが何度か繰り返し測る事で精度を上げます。 ロッカーアーム車両などバルブ回りに余裕があるエンジンの場合は専用のマイクロゲージでエンジンにバルブと…

  • EJ207 精密エンジンオーバーホール 腰下組み付け

    バタバタしていてブログ更新に暫く時間が空いてしまいましたが、GW中に行っていたEJ207作業の記事です。 メタル合わせ後が終わったらピストンリングの合口を調整します。 国産メーカーピストンは基準クリアランスでボーリングした場合あまりリングを削る行為をしなくても良いのですが、今回はマンリーの為けっこうガシガシ削る必要があります。クリアランス的にはストリートターボ車なので、ボア×0.0050~0.0055インチ辺りに設定します。 リングの作業が終わったらクランク組み付け作業です。EJエンジンはコンロッドをクランクに装着した状態でブロックに組み付けます。 バイスでクランクを固定してコンロッドボルトを…

  • S15 シルビア dynojet ECUセッティング 東名M7960タービン

    いよいよGWに突入し平成も残り僅かになりました。EFIではGWの始まりと共に平成ラストのECUセッティングを行っていました。 シルビアのカム、ガスケット、M7960タービン、制御はレイテックと色々癖が凄そうですがなんとかなるさと開始です。 持ち込まれた時点で全開走行は可能との事だったのでまずは軽く点検後、パワーをチェックすべく準備をします。 ブースト1.1程で288馬力。回転の上昇と共にA/Fが薄くなって行く為、6500でアクセルを抜きました。 DYNOJETで288馬力は結構ある感じはしますが、m7960はタービンが大きく、フルブーストが5000回転程なので7500まで回してもあまり速くはな…

  • EJ207 精密エンジンオーバーホール メタルクリアランス測定

    明日からいよいよゴールデンウイークです。作業予定がズレてきたので立て直しの為にほぼ営業予定です。 さてオーバーホール中のGDB-EJ207の作業を進めました。 メタル合わせから開始です。 ゲージで確認する場合はコンロッド内径からクランクピン径を引いて算出する方法が一般的ですが、オイルクリアランスを正確に確認する場合は各ピン径をゼロとしてコンロッド内径を測った方が良いと考えています。メインメタルも同じ方法でクリアランス確認するので、ボアゲージのゼロセットの回数が増えますが、測定の時差が少ないので温度管理が難しい場合でも正確に見れます。 EFIでは一年を通して20度前後になる様に室温を管理していま…

  • EJ207 精密エンジンオーバーホール コンロッド ピストン バランス合わせ作業

    粗々と部品が揃い始めたのでGDBのEJ20作業を進めました。 今回は鍛造ピストン、Hコンロッドで制作です。 両方manley製です。お手頃コンロッドメーカのイメージもありますが、上級グレードはキャレロ位の価格になるのでふり幅の広いメーカと言えます。 まずはピストン重量をはかります。。。1グラム差程でまずますかなと。。 海外コンロッドの殆どは重量の近い物をセットで販売していて、ピストンとの組み合わせで結構いい線にもっていける事が多いです。。。例外もありますが。。 箱を開けた時の印象はけっこうばらばらで来たなと思いました。 とりあえずロッドバランサーで重量を確かめます かなり前に書いた気もしますが…

  • すっかり温かくなりました。日々の作業パート1

    すっかり春らしくなり作業が進む季節になりました。 今週はほぼピット作業の毎日でした。 オーバーホールが完了した4AGは納品準備を終え車両へと旅立ちました。。。 新たなオーバーホール作業エンジンのGVB-EJ207が到着です。 EJ特有のメタルブローなので分解後正式なメニューを決めていきます。。。 分解作業を初めましたが、水パイプで一苦労……クーラント漏れからのボルト錆で一ミリも動きません。バーナーであぶったり叩いたり抉ったり色々試しましたが途中でパイプが割れたので結局切る事にしました。 ボルトが性根まで腐りきっています。 無事?外れました。。折れたネジの事は今度考える事にします…… さらに加工…

  • FD3Sブーストアップ パワーFCでロータリーdynoセッティング

    アペックスのパワーFCは現在でも新品で買える国産フルコンピューターです。他のプラグインECUとは違い内部パラメータ類も車種別で設定されている珍しい製品です。 FDとの相性も良くライトチューン~サイドポート辺りまでならばEFIでも選択肢の一つとして提案させて頂いています。 今回は書き替えノーマルECUからパワーFCへの変更とDYNOセッティングを承りました。 安価で優秀なECUですが、若干車を選ぶ?面もあり、バルブポジョンやPIDパラメーターが触れない為始動、アイドル制御面に懐深さがありません。 ノーマルECUで問題なくアイドリングしていた車がパワーFCになるとハンチングが止まらなくなる場合もあ…

  • モータースポーツ配線のあれこれ 自動車配線入門 パート7「MIL端子は配線構築の新常識」

    前に書いた第6回目ブログで画像アップロードミスが数枚あり、抜けていたのを最近知りました。訂正しておきましので気になる方はご覧ください。 さて…少し間が空いた気もしますが、「ハンダを使うな!」を合言葉に日本に配線ブームを巻き起こそうと奮闘するEFI配線ブログ第7回目、そろそろ自慢のハンダステーションを下取りに出し圧着ペンチの購入に乗り出した愛好家も多いのではと妄想しています。 どこまでもマニアックになっていくEFI配線講座、前回のオープンバレル端子から引き続き今回はMIL端子、クローズドバレル端子(以下ソリッド端子)のお話にしようかなと思います。 昨今においての自動車配線、モータースポーツ配線構…

  • EJ207 オーバーホール & 4AG オーバーホール作業続き

    オーバーホールでお預かりのEJ207エンジン。。。ボーリング等の加工に旅立っていたのですが、残念なお知らせが飛び込んできました。 0.5オーバーサイズのボーリングで巣穴が多数……右バンクシリンダー二つ共に発生です。残念ながら使用を諦め次のブロックの選択をオーナー様と話し合いました。 GRB用の新品ブロック投入です。ライナー部分の厚みが増えているのでブロック剛性のアップが期待できます。ボーリングに再び旅立ちますが巣穴が出ない事を祈るばかりです。。。さすがに2度連続はないかと……… ヘッドとのドッキングを終えた4AG20バルブはタペットクリアランスの最終確認です。アルミヘッド単体より熱はけが良くな…

  • 4AG 20バルブ エンジンオーバーホール 腰下組み付け開始。

    オーバーホールでお預かりの4AG、腰下組み付けを行いました。 加工上がりのシリンダーは洗浄後室内で温度に慣らし組み付け前に20℃でのクリアランスを確認します。 温度や測り方等、環境で出る数値は違う為、加工会社のボーリング成績表から大きく外していないか確かめる意味合いが多いです。 今回は純正オーバーサイズピストンを使用します。社外含め国産ピストンに付いて来るピストンリングはあまり削らなくて良い場合が多いので合口合わせは苦じゃ無いのですが………逆にセカンドリングが限度内ですがちょっと広めでした。伸ばす事は出来ないので数値の確認をして組み付けます。 ロッドボルトに足を付けてスライダーを使いシンダーに…

  • 4AG 20バルブ オーバーホール作業 ヘッド組み付け計測

    オーバーホール中の4AGヘッドの組み付けを行いました。 組みあがったヘッドに仮シムとリフターを乗せクリアランスを確認してシムを変更します。変更後もう一度測定してクリアランスを確認します。欲しい数字が出ない場合はもう一度交換となります。 測定に差がでる室温は年間を通して20~25度になるようエアコンは24時間運転です。 ヘッド単体作業の最後は燃焼室容量の測定を行っておきます。腰下組み付け後ピストントップの容積をはかりガスケット厚を決める形になります。 ヘッド、ブロック共面研磨してるので圧縮は上がる方向に行きますがシートカットでバルブ位置が下がる分燃焼室容量は少し増えます。シートカットをしてなくて…

  • モータースポーツ配線のあれこれ 自動車配線入門パート6 これから圧着の話をしよう。

    さて始まりました「モータースポーツ配線あれこれ」じわじわと配線好きが増えているのではと期待する6回目、今回はテーマは圧着と端子です。 自動車配線ではAーB間に何の障害が無いとしても両端末にはコネクター端子か圧着端子がほぼ間違いなく付きます。そして圧着においてもハンダと同じ様にトラブルになる箇所は施工部分です。圧着と言う技術がいかに優れていても施工を失敗すればそれはハンダに劣る技術に成り下がってしまいます。 理想を言えば使う端子を1、2種類に限定する事でミスは無くなると思うのですが、色々な制約から多くの場合無理でしょう。 画像はハーネス制作時に使う端子の一部です。確認しにくいですが10種類程写っ…

  • コペン JB-DET LINKモンスーンで始動!DYNOJETで初期セットアップから。

    LINKECUへの交換でお預かりのコペン室内配線を色々仮付け状態で始動準備から行いました。 LINKモンスーンにデフォルトで13Bデーターが入っていたので基本設定から入れ替えた物を作りテストしていきます。LINKの場合ゼネラルセットアップ的な項目がない為上から順番にデータを打ち込みます。。 出力と入力の設定を行ったあとインジェクター、イグニッションの単体テストを行い、インジェクターを殺した状態でタイミングライトで信号のズレを確認します……が……トリガ信号は両方来てますが回転数が0RPMで点火信号を出しません。。 モンスーンはトリガ形状を確認する機能が省かれている為テスターで確認します。 見事に…

  • L880K コペン LINK G4+ ECU取り付け作業 linkプラグインハーネス制作

    LINK ECU取り付けでお預かり中のダイハツコペン、ECU側配線再作を行いました。 必要な長さに切りだした電線に端子を圧着してコネクターに組み付けていきます。 電材は配線ブログでおなじみのMIL電線を中心に構築です。いつもと違う点はECUコネクターに使うブーツをビニル製の物にしてコストダウンしています。 密封しないのでECU配線を後から触る場合も簡単ですし、お安くしあがります。見た目は25ブーツの方がカッコいいですが…… 今回は都合上一度全て巻いてから解して作業をしています。下の画像は巻き上がったハーネスです。 30本そこそこありますが外形7.5mm程で仕上がりました。良い感じです。 必要な…

  • AE111 4AG 5バルブエンジン オーバーホール ヘッド 組み付け開始。

    オーバーホールでお預かりの4AGエンジン、ヘッド加工が完了しバルブ回りの部品が揃ったので組み付を開始しました。 通常オーバーホールの為バルブスプリングセット長は細かく見ないのですが、バルブスプリングは一通り計測して大きなハズレがないか確認してから組み付けを行います。 バルブ回りはスプリング、リテーナー、コッター、ガイド、バルブとフル交換メニューです。 リテーナーを組み付け、軽く叩いてからコッターの収まり具合を確認します。 とりあえずインテーク側が終了。。エキゾーストの組み付けが完了したらシム合わせに進みます。。

  • ホンダ ビート ECU トラブル 温感始動しない ? BEAT PP1

    タイベル交換他色々でお預かりのホンダビート、温感時始動しにくいとの事でトラブルシューティングです。 エンジンECUのトラブルが多い車両で事前確認でコンデンサーの膨らみをオーナー様が発見されていたので、まずはそれを交換とのお話になりました。 交換後、冷間、温感始動とも問題なく行えたので安心したのもつかの間……次の日、冷間始動は問題なし、温感時始動せず…… トランジスタ類も変え再度確認……冷間、温感始動共に丸一日問題なし……次の日、冷間問題なし、温感始動せず…… ドはまりのパターンですが調べた所、ECUを一度付け直すとその日は問題なく次の日の温感再始動時に点火信号が変になると言う感じです。 一回の…

  • 33 GTR アテーサ ドッキング 納品準備完了

    お預かり中の33GTRミッション、オーバーホールが完了したミッションとアテーサユニットを合体して納品準備です。 整備書上ではアテーサユニットを片手で支えながらコンパニフランジを振って組み付けるという大型人類向けの方法が紹介されていますが、重くて出来る気がしないのでエンジンクレーンで普通に組み付けます。色々確実なのでおススメの方法となります。。。

  • モータースポーツ配線のあれこれ 自動車配線入門パート5 「ハンダでも大丈夫?」

    5回目を迎える「モータースポーツ配線のあれやこれ」前回は電線同士の接続にハンダは不向きって事を書きました。 しかし、多くの方がハンダを使い、「問題になった事が無い」方も少なからずはいると思います。 「問題にならない」理由の一つに「走行状況」があります。趣味の車で「走行距離が少ない」や「ゆっくり街乗りしかしない」って車は「問題になった事がない」って言う車は比べる対象として適してないので今回は外します。 ※記事内でのハンダは電線同士を「はんだごて」を使用した電線同士の接続方法を指します(ハンダスリーブ等や電線と端子の接続は含みません) さて、確率的な話にもなるのですが電線同士の接続にハンダを使い問…

  • 33 32 GTR アテーサ ユニット オーバーホール

    最初に1ヶ月かかって取り寄せたリテーナがちょっと微妙な数値だったのでサイズを変えて再注文して…………1ヶ月…………漸く33GTR用トランスファーのオーバーホールが完了しました。後はミッションに組み付けるだけです。。

  • 32 33 GTR ミッション オーバーホール OS技研 5速フルクロス組み付け 富山から。

    お預かり中の33ミッション 対策前ミッションに最終対策後用のフルクロス組み付けの為交換部品が多いです…… 画像テーブルに並んでいる部品が交換された物です。メインシャフトしか再利用してないんじゃないか?って位ありますね……………… アテーサを組み付ければ終了なのですがアテーサユニットのプレート待ちで一先ず中断……です。

  • 32 33 GTR ミッション オーバーホール 作業 ミッションケース洗浄

    お預かり中の33GTRミッション。トランスファーのオーバーホールとクロスミッション組み付けです。室内で組むのでケースが汚いと色々やる気が無くなったりして大変なので頑張って綺麗にします。スプレーで塗れば早いのですが…… 写真では解りにくいですがソーダブラストでもいまいち黒ずみが取れないのでガラスブラストで仕上げです。中身は空ですがマスキングした方が心配性には優しいです。。

  • モータースポーツ配線のあれこれ 自動車配線入門パート4 「ハンダを使うな!!」の巻き

    配線好きが増える事を願ってEFIがお送りする「モータースポーツ配線のあれこれ」四回目の今回は「自動車配線の禁忌」の一つを書いてみます。 モータースポーツ配線は当たり前として自動車配線において、してはいけない事、推奨されない技術、等ありますが、一番誤解されているのは「半田」だと思います 「No Solder! 半田を使うな!」 自動車配線において世界中のECUメーカー等が「電線と電線の接合に半田は適していない」といった警告や注意をしている事に対し、世界中の車関係メディアが「しっかりと半田付」を推奨するという面白い現象がなぜ起こったのかはわかりませんが、自動車配線においては「電気的に正しい」「抵抗…

  • 自動車配線入門 パート3追補版 なぜ電線を捻るのか? 捻るの柔らかくなる?

    「なぜ電線をひねる、ねじるのか?」についてご質問を頂いただきました。 本当はもっと後で説明しようと思っていたのですが、「捻ると柔らかくなる」って所を疑問に思っている方も多いかもしれないので昨日の記事の追補として書きます。そんなに長くはならないので気になる方は読んでみてください。「電線をねじる」という技術についてある程度詳しい人は「ノイズ対策」と言う答えが浮かぶと思いますし、実際間違いではありません。ただ「モータースポーツ配線」において「電線を捻る、ねじる」行為は「ノイズ対策」にまったく関係ありません。 ノイズ対策が必要な箇所、トリガ配線、CDI配線、CAN、イーサネット等ですがこれらにはノイズ…

  • 自動車配線入門パート3 ポイントを抑えた電材選択。

    恐らく好評なのではないかなと良い方に予想する「モータースポーツ配線のセオリー」から続く第三弾……… 前回モータースポーツ配線構築に使うMILSPEC電線について書きましたが、実際使う電線種類は他にもあります。ただ電線ばかりだと飽きてしまいそうなので今回は目先を変えて「モータースポーツ配線の外部被覆」あたりからアプローチをしようと思います。ある意味「これ」がハーネス制作時のメインだったりもします。 自動車配線に使う保護材料は前回軽く書いた通りですが、明確な規定や決まりが無い為使い方は自由です。ただある程度の「お約束」があるのも確かでそこら辺の塩梅を間違うと「なんか違う感」が漂います。正解を知って…

  • 自動車配線入門パート2 ミルスペックなら何でも良いって訳では無い!

    大好評だったと思い込みたい前回の「モータースポーツ配線って何?」から引き続きお送りします第二弾「モータースポーツハーネス構築時のセオリー」のこの辺りから今回は書こうと思います。 MILspecワイヤリングから独自発展したモータースポーツハーネス構築には実は絶対的なマニュアルや包括的なガイドラインの様な物は存在しません(私の知る限り)SNSなどで「どうやって作るの」といったコメントにたいして「とりあえずMILマニュアルを読んでから来い」と言う配線屋さんが多いですが1000ページほどあるので英語圏でもなかなか読む人はいないようです。 大きい意味でのモータースポーツ配線に明確な規定は無いのが現状です…

  • モータースポーツ配線のあれこれ 自動車配線入門

    オンラインストアも出来たので宣伝も兼ねてたまには自動車配線の事について書こうかと思います。何時も画像出して書いてるじゃんって思われるかもですが、上辺の事じゃなく深い事は面倒で書いた事が無いんですねー。。。 モータースポーツ、自動車配線について書きだすと途方もない文字数になるので人気があればシリーズ化を考をたくらんだり……需要があるのかわかりませんが。。 前に書いた気もしますがモータースポーツハーネスと言うのはUSMILハーネス構築方法から派生、発達した物です。ミルスペックハーネスに対抗してレーススペックハーネスとか言ったりもします。 モータースポーツにこの技術が使われ始めたはっきりとした時期は…

  • 32 33 34 GTR共通 RB26DETT タイミイングベルト交換時の注意事項。

    調度良い画像がなかったので年明け行ったカム交換時のタイミングベルト取り付け作業の画像を流用です。 34GTRでさえ販売終了から15年を過ぎ、多くのRB26がタイミングベルトの交換を行っていると思います。 さて最初の画像はRB26のタイミングベルト交換時の2大イベントの一つクランクプーリーボルトの締め付け風景です(もう一個のイベントはクランクプーリーボルトを緩める時です) 行きつけのお店で観たことあるって方もいるかもしれません。 RB26のプーリーボルトは直列6気筒の長いクランクシャフトの振動を抑える為の重いクランクダンパープーリを高回転まで支える役目を持つため、乗用車としては異常に強いトルクで…

  • 意外と安い? 各種 ハーネス制作致します。

    高額になりがちなモータースポーツ配線ですが、オーダーシート制作や取り付けをご自身で行う事でお求めやすい価格での提供が可能です。 簡単な絵や画像などを元にご相談しながらの制作も可能ですので、お近くにお住まいではなくてもEFIモータースポーツハーネスのお届けが可能です。 それだけではなくEFIオンラインストアでは日本では手に入りにくいモータースポーツ電材を各種取り扱っております。ストア上に無い物もお取り寄せ可能ですのでお気軽にお問合せください。 https://efi-technologic.shop-pro.jp

  • 4AG 20バルブ オーバーホール メインジャーナル クランク 計測

    オーバーホールでお預かりのトヨタ4AGエンジン。とりあえずの洗浄を終え、計測作業を行いました。 比較的メタルの消耗が少ない様子なので現状のクリアランス確認します。 ボアゲージの数字は各ピン、ジャーナルを0としたときの差となります。マイクロの数値をそのまま使うので0設定が少なく済みオイルクリアランスを見る場合はこの方法が誤差が少なく正確です 。 ボアゲージの継ぎ足しロッドはなるべく使いたくないのでメインジャーナルはスタンドから外して前後から計測する事になります。 無事計測が終わったら二回目の洗浄を軽く行いボーリング等の加工に向かう事になります。

  • GDB インプレッサ エンジン EJ207 EJ20 オーバーホール 開始 水平対向エンジンを富山から。

    GDBインプレッサのEJ207エンジンのオーバーホールを開始しました。 ブローエンジンではないですが、分解後、軽く洗浄して最初の点検、計測を行います。 スバルの水平対向の場合ぱっと見大丈夫そうにみえても、ヘッドクラックやブロックの開き等あるので、結構洗浄しないと使用の不可が分かりにくいです。 今回はオイル汚れが凄いのでソーダ―ブラスト後まずは目視点検といった感じになります。

  • DTMコネクター 入門セット 専用工具付き 新発売!!

    新商品のご案内です。 モータースポーツコネクターとして名高いDTMコネクターの入門用として使用頻度の高い2,4,6ピンコネクターとDTM専用工具をケースに入れてお届けします。 専用工具が高価な為導入が難しかったDTMコネクターですがこのセットにより身近になります。 DIYにも最適です。 下記オンラインショップからも購入可能です。 https://efi-technologic.shop-pro.jp/

  • 33GTR LINKG4+ プラグイン カム交換からの DYNOセッティングを富山から

    東名パワードのRカムに交換した33GTR、交換前のカムは270度のハイリフトカムでした。 今回の交換は暫くサーキット走行をすることがないから大人しいカムに交換したいとの事での選択です。 タービンこそボルグワーナーEFRでそこそこの大きさをもっていますが触媒、車検対応マフラ―のジェントルな仕様です。 セッティングはLINKG4+ プラグインを使用しています。 10度開き時間を短くし1mmのローリフトとなった今回のセッティングは以前と比べると10%の出力ダウンと引き換えに静かなアイドリングとクリーンな排気ガスをもたらしました。 それでも激辛のDYNOJET計測で550馬力ほど出ているので速さとして…

  • 33GTR RB26 カム交換 東名 PONCAM Rタイプ

    画像は年明け早々にダイノを回そうと行っていたRB26カム交換の作業風景です。車上なのでシム調整に時間がかかるなと始めた作業でしたが、クランクシャフトロックツールを付ける為セルを外そうとした所、セルを止める上側のボルトになぜかグニャグニャに変形した配線止めが付いている為レンチ類が掛けれない状態………ソケットが入ったのでオルタ側から緩めましたがちょっと焦りました。パワーグラフを確認しながらバルタイ変更するので色々仮付け状態でdynorunが始まります。 taipu

  • RX8 オーバーホール 後 慣らし完了 dynojet パワーチェック を 富山から

    エンジンオーバーホール作業でお預かりのRX-8、慣らし終了後パワーチェックを行いました。ノーマル車両なので計測中にスピードリミッターが作動し4速Revまで回せませんでしたが良好な結果で終了です。RX-8の場合dynojet計測で170~180の数値が多く出ますが、無事それらを上回る事ができました。リミッタが効いた箇所がピーク位置なのでスピードリミッターを外せば200は軽く越えていきそうです。 構造上、距離を走ると調子を崩しがちな13BMSPですがエンジンリフレッシュ+αで気持ち良く回るようになります。 エンジンオーバーホール作業承っております。詳しくはお問い合わせ下さい(____)

  • RX8 エンジンオーバーホール 完了 シャーシダイナモラッピング を 富山で!

    エンジンOH後納車前計測 RX-8 dyno run www.facebook.com

  • 新発売!!33GTR RB26DETT エンジンハーネス

    新発売!!33GTR用RB26-OEM形状エンジンハーネス。始動保証付き。エアフロ、インジェクター変更にも対応します。 https://efi-technologic.shop-pro.jp/

  • RX8 エンジン始動!からの ラッピング作業 シャーシダイナモテストを富山で!

    RX-8オーバーホール後DYNOテストです。水温、ラムダ、ノック等を確認しながらラッピング(慣らし)を行います。動画はハーフスロットル6500回転でアクセルオフ、エンジンブレーキでアイドル付近まで落とす様子です。各部をチェックしながら作業を進めます。当社でOH時にラッピングのご依頼頂いた場合納車後直ぐに全開走行が可能となります。 www.facebook.com

  • rx8 13b msp エンジンオーバーホール ポート修正からの組み付け!

    RX8のロータリーエンジンオーバーホール作業、今回ハウジン類は全て交換です。各ポートをタイミングが変わらない程度に削り、段付き修正して組み込みます。 rx8もハウジン類の価格が上がり始めているのでオーバーホールをお考えの方は消費税増税前がおススメです。

  • 5V 4AG が 不調で入庫 原因は?

    調子が良くないとお預かりしたお車、当初エンジンはOH済みを搭載したので配線トラブルでは?と聞いていたのですが調べた所バルブが怪しくヘッド分解となりました。バルブクラッシュでのブローだったのですが、OH後数千キロにしては色々謎が多かったので腰下も確認の為に分解です。。。。OH時の作業内容はお店の考え方でかなり違うので価格ばかりではなく作業内容の打ち合わせも重要です。

  • SE3P 13bmsp メタル合わせ からの WPC加工 富山でローターリーオーバーホール!

    ロータリーオーバーホール作業、メタル合わせ中の画像です。WPC処理を施す為、計測したメタルを打ち抜きWPC後再び圧入、計測となります。画像ボア数値はエキセン径を0としてセットしてあるのでそのままオイルクリアランスとなります。ステーショナリーメタルの位置決めはさほど難しくないのですが、ローターメタルはズレ易いので複数回の圧入には気を使います。。。

  • コペン エンジンオーバーホール JB-DET が完成

    オーダー頂いていたダイハツJBエンジンの完成です。今回搭載作業は整備士であるオーナー様自らが行い、始動後再び当社でecuの変更とセッティング作業となります。

  • RX8 13B オーバーホール インマニ洗浄 がポイントです ロータリーエンジンOHを富山から

    オーダー頂いているRX-8のエンジンオーバーホール、補記部品の洗浄、点検の作業画像です。NAになったRX-8のエンジンは凝った吸気システムを持っていますが、エンジン本体より先に固着等により不具合になる事が多いようでインマニの洗浄は必ず行って起きたい作業です。エンジンハーネス類は各部の点検を行い熱で駄目になった部分を補修しリビルドしてあります。ソレノイド類の点検し、洗浄したインジェクターをインマニに取り付け出番を待つ事になります。

  • RX7 RX8 13B ロータリーエンジンオーバーホール 動画 富山から

    ロータリーエンジンオーバーホールの様子を撮ってみました。編集無しの早送り動画なので多少見苦しいですがご了承ください(____) www.facebook.com

  • コペン JBエンジンオーバーホール スプリングセット長 タペット調整 からの バルタイ調整 作業

    s018年のフェイスブックからの転載です 11月も中盤近くなりいよいよ年末を意識する頃合いになってきました。画像はオーダー頂いているエンジンの作業風景です。バルブタイミングが細かく変更出来ない為悩みながらの作業となりました。。。完成まであと少しです(___)

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