烏何故なくの・・・・
私が住まい致しているのは、広島市の北の端。金亀山福王寺の麓、標高150mの所である。この寺は、別格本山で、平安時代は僧兵が3000人を抱えていて、平家の一翼を担っていたそうだ。天皇家から直々に領地を与えられていた寺である。空海が開き、不動明王は国宝であったが、雷で焼失した。嘗ては、国家に歌われている「さざれ石」を、宮廷から授かっていたが、・・・・。此の山には、昨年夏までは、多くの「烏」が住んで居た。朝早く十匹単位で、東、南、西に、餌探しに行っていたが、十月ころから姿を消した。どうも「鳥インフルエンザ」で、全滅したようだ。先週初めに、久しぶりに「烏」の鳴き声で窓を開けてみると、30m先の電柱で鳴いていた。遥かかなたから、今一匹鳴いていたので、二匹入る様だった。それから、鳴くたびに窓を開けて揶揄っていた。「あ...烏何故なくの・・・・
2024/06/28 16:23