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2016/12/21

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  • 中途半端な告白

    クラスの女子を指折り数え終わった私あなたは、すべての女子に対して首をふりましたじゃあ誰?と首をかしげながら、誰かを抜かしているのかと再び指折り数える私好きな人の好きかもしれない人。自分で聞いておきながら、私はだんだんと不安になっていきます私はいま真の友人として隣に立っているけれど、______誰か違うひとが、真の隣に「恋人として」立つ?どうしようもない不安と悲しみに苛まれたその一瞬は、次の瞬間に幸福へと変わりました「………お前だよ」「え?」「好きかもしれない人。お前だよ」中途半端な告白

  • それは誰なのでしょう

    それは、ほんの些細なことがはじまりでした二人とも、あるゲームが好きでした永遠に10歳の少年と電気を放つ黄色いネズミがでてくるあの国民的なアニメのゲームでしたそれの対戦をしようと、たまたま遊びに誘いましたそんなことが数回あって、私たちはだんだんと、だんだんと仲良くなっていきましたそして私は、君を好きになりましたある日のことです帰り際に、私が興味本位で聞いたことがありました「ね、君は好きな人いるの?」ふと問いかけたそれに、君はえ、と肩を揺らしました「…………ん、わかんない」「え、わかんないの?てことは、好きかもしれない、とか?」「………好きかもしれない人なら、いる」ええ、と私は驚きましただって、彼は私と仲良くしてて、一緒に遊んでいます好きかもしれない人がいるなら、私と一緒に遊んでいたらその子に誤解を与えてしまうんじ...それは誰なのでしょう

  • 恋と愛と :りんごの詩

    恋ってなんですか愛って何ですか君に恋をして君を愛して君との恋が終わってそれでも君に愛されて愛と恋って違うんですか誰か教えて誰か教えて嗚呼またもみじが散るころに私は君に恋をする恋と愛と:りんごの詩

  • 下校時刻

    ある日下校する前に私は、神谷に話しかけました「ね、今日一緒に帰らない?」唐突だという自覚くらい、ありましたそれは、衝動に任せて口から飛び出した台詞でした君は将棋部、私は文芸部に所属していましたほかの部活と違い、その二つの部活は四時から四時四十五分までと、非常に狭い時間の中で部活動をするのです一緒に帰る人は、文芸部の仲間か将棋部の人しかいませんが将棋部は男子生徒しかいないため、私はたいてい一人で帰っていましたふと話しかけた私に、驚いた顔をした神谷それでも、すこし笑って「いいよ」と言ってくれました部活が終わると、君が昇降口にいる君が昇降口にいなくても、少し待っていれば君の笑顔が見れる君は私の心の支えでした下校時刻

  • 昔の君のものがたり

    君は、いじめられていました小学校の頃は、不登校だったこともあったらしく周りの人は、彼を「気持ち悪い」とののしっていました君は気にしてない、と言っていました「自分のやりたいことをやらずに、周りに流された結果だから」と言っていましたでも、君は確かに格好良かったんですそっけなくて不愛想だけど、優しくて格好いい君が神谷真が好きだったんです昔の君のものがたり

  • やさしさの不愛想

    その日以来、君は少しだけ変わりました私のことを「石川」と呼ぶようになって少しだけ、笑顔が増えました隣の席だから、教室の班も同じです班の話し合いが苦手な私はそっと神谷に話しかけることで難を逃れていましたある日、君が職員室に呼び出されました何をしていたのかと聞けば「あー、俺のことをからかってるやつがいるんだけど、そいつが俺を虐めてるって先生に言ったやつがいるんだ」「え、マジで?」「俺、べつに気にしてないのに。」そういって君は、面倒くさいな、と言いました「それわかるー!何にも気にしてないのに先生に言われるとき、あるよねー」「話し合いとか、めんどくさいのに」「あとから、なんで先生に言ったんだよーって言われるときもあるしねー」そんな給食中の会話君はだんだんと、私に心を開いてくれているようでしたそんなある日学校で熱が出た私...やさしさの不愛想

  • 君と私の出会いのおはなし

    私は、無駄に明るい道化師でした君は、殻に籠った強い人でした「石川さん」「あれー?どうしたの神谷くん」はじまりはたぶん、この日でした私が中学校に入学してからはじめてのいじめが発覚した日でした特に、私自身は気にしていたわけじゃないけれど私の数少ない親友が気にして、気にして迷った末に先生に報告してくれたものでした特に私に直接的な被害はなく私がいないときに、私の持ち物に触れてしまった人が「汚い」というだとかいつの間にか生徒手帳がスられておりそのあと返しに来るだとか正直、気が付いてすらいないことでしたそれは、クラスの問題へと発展しクラスメイト全員にアンケートがとられて、アンケートに名前が載った人以外は、掃除もなしに帰らされました当事者である私も、少し話をしてすぐに家へと帰されました下校用の道をぽつりぽつりと歩いていると隣...君と私の出会いのおはなし

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