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2016/12/20

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  • ようやく2度目

    コロナの予防接種第一回目を今年春に受けた子供さん、ようやく2度目を受けることができた。7月生まれの小さいさん(もうずいぶん小さくないのだが)、日本でいう所の「早生まれ」*1にあたるのだが、これが災いして、予防接種を受けるのもなかなか大変だった!中学校で本来なら集団接種が受けられるのだが、対象年齢は12歳から。7年生でもまだ12歳になっていなかった子供は受けられず。今年の春、ようやく11歳以下の子供もコロナの注射が受けられるようになったので、学校を経由せずにワクチンセンターで一度目を打ってもらった。11歳なのでファイザーを子供容量。2度目を受けるよう夏にNHSからお知らせが来たタイミングで、子供…

  • ミラノ2:朝に晩餐

    ミラノからロンドンに戻る最終日、朝から最後の晩餐を見に行った。ダビンチの有名な絵は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、の横にある修道院の、食堂だった建物の壁に描かれている。見学は予約制になっていて、かの有名な壁画を見ることができる時間は15分のみとなっている。予約時には見学者全員の個人情報を求められ、チケットにもそれぞれの名前がちゃんと印刷されていて、なかなか細かくものものしい。中に入る前に金属探知機を通り、衛生管理の厳しい食品工場かホコリを入れない半導体工場風に、2回ほど自動ドアで仕切られた違うエリアを通った。これで人の流れや外気との接触を管理していると思われる。壁画に到達するまでのエ…

  • 【本棚総ざらい1】Woman in Black

    図書館や本屋にある本を全部読みたい、料理本に載っているレシピを全部試したい、と絶対実現不可能な衝動に駆られることが多々あるのだが、今は家にある活字という活字を全部読み尽くしたいという衝動に駆られている。それくらいなら時間をかければできるかもしれない。 夫がsci-fiやホラー系のBook Exchange(不要になった本を交換する会的なもの)に行っておススメだと貰って来た本。薄いので思わず掴んだ。The Woman in Black: A Ghost Story (English Edition)作者:Hill, SusanVintageAmazon夫は最近英語版の横溝正史を初めて読み、どの文…

  • ミラノ1:双子との再会

    ヴェローナ滞在後、陳家は電車に乗ってミラノへ。ミラノまでは電車で2時間弱ぐらい。中距離列車なので、イギリスの感覚で駅に行ってチケット買えばいいや、と思って向かったものの、いざ券売機でチケットを買おうとすると、3時間先の電車まで席が無いと出て一瞬あせる。駅員さんが色々英語で助けてくれようとするが、「もっと早くミラノに行きたい」というのが通じないので、ここでGoogle翻訳登場!すると別会社の券売機に行けとのこと。駅には、赤い色の券売機(ターミナルのようなもの)がいくつか置いてあるんだけれど、色は同じでもよく見るとそれぞれ違う鉄道会社のチケットが売られていた。この駅からは3社の路線が出ており、鈍行…

  • バチカン・ガール

    Netflixには結構面白いドキュメンタリーも色々あって、家族でそれを見ることも多い。子供は犯罪ものが特に気に入っていて、美術品盗難、マネーロンダリング、汚職系の話が特に好きらしい。変わった12歳児である。この間はカルロスゴーンの話を一生懸命見ていた。そして最近見たのはこれ。www.youtube.com https://www.imdb.com/title/tt22746676/ さて4回もののシリーズになっているこのドキュメンタリー「バチカン・ガール」は、80年代に行方不明になり、いまだに見つかっていないバチカン在住の15歳の少女、エマニュエラ・オルランディの話である。ローマの中にある小さ…

  • ヴェローナ10:ヴェローナの美味しいもの集3

    3日目の朝に食べた面白い形のパン。 コッピア・フェラレーゼと言うらしい。後で調べてみたら、フェラレーゼという街で作られているパンだそう。味は取り立てて他のパンと変らない気もするのだが、ぐるぐる生地を巻いて焼いてあるからか、何か忘れられない食感になる。そしてやはりこの形がユニーク。さらに、EUの原産地名称保護制度の対象になっているそうで、フェラレーゼで作られていないとこの名前で呼ぶことはできないそう(シャンパンと同じこと)。ヴェローナからは100キロぐらい離れているけれど、焼きたてを朝持ってきたりしているんだろうか?パパがパン屋で買ってきたので、実際のところちょっとハッキリしなかったが、もしかし…

  • ヴェローナ9:古い図書館、ハーメルン未遂、低音ドラえもん

    すっかり夕暮れになったヴェローナ、ドゥオーモの横には、今も機能している最古のものと言われている図書館がある。閉館間近だったがそこものぞいてみた。 ここにはビックリするようなどちゃくちゃ古い文書も沢山眠っている。今ではこうやってみんなが色々好き勝手なことをオンラインに書いてはポストすることができる時代だけれど、読み書きがまだ限られた人々のもので、本といえば手書きで宗教や政治や法律のあれこれが書かれたものだった時代。 本や文字を通じた人間の知性の歴史を考えるとこの空間は、そんなメンバーズオンリーだった時代をぎゅっとタイムカプセルにして置き去りにしてあるようで、夕暮れの静かさも相まってなんとも不思議…

  • ヴェローナ8:どぉーもー

    どーも、ドゥオーモでーす ヴェローナの大聖堂(ドゥオーモ)はドゥオーモという名はついてはいるが、その前に見たアナスタシア教会のほうが大きいらしい。しかし12世紀頃に建てられたらしいので、こちらのほうが随分古い。1187年とあったので、ちょうど義経が平泉に逃げた頃。それ以前には、もっと初期の、いわば古代クリスチャン的な教会がこの上には建っていたのだそう。日も暮れそうな時間だったが、中に入ってみた。何度も書くが、どうも教会というかキリスト教美術が苦手なので、やはりモゾモゾする。教会は古いエリアと増築されたエリアがあり、古いほうは床を剥いで見ると昔のモザイクタイルが出てきたようで、そのままにしてある…

  • サムスミす

    お友達が誘ってくれて、サムスミスのコンサートに行ってきた。しかも、初のロイヤル・アルバートホール。さむすみす?とピンとこなくてもここらへんの曲は聞いたことがあるのではないだろうか、私も彼の曲はアメリカ時代に運転中のラジオで良く流れていていて認識した。あとこの歌はアニメ映画「Sing」でゴリラのジョニーがオーディションで歌った曲wwww.youtube.com www.youtube.comBBCプロムなどクラシックのコンサートシリーズも開催されるこの場所、行きたいな行きたいなと思いつつ、中に入る機会が全くなかったのだが、とうとう行くことができた、しかもクラシックじゃないコンサートで!1871年…

  • ヴェローナ7:スーパー金持ちマッフェイさん家

    ヴェローナ3日目。この街がすっかり気に入ってしまった。大きな川もあり(水の近くにいつも住みたい)、お天気も良く(洗濯を干したらすぐ乾く)、太陽の日差しも程よく(じめじめのロンドンから来たから余計)、街並みは美しいがごみごみしていない。川を渡れば旧市街だが、川をまた渡り返すと立派なアパート群、その一階に入るスーパーやカフェ、なんだか様相は違うのに日本の街中の住宅街をもっと広くしたような感覚もあって、懐かしい感じの居心地の良さもある。泊まったAirBnBは川沿いのそんなアパートの一角だったが、中も新しく改装されていてとても快適だった。ロビーはちょっと古めかしいのだが、すごく不思議なことに義理両親の…

  • 助産師を呼べ!

    9月にカリフォルニアに里帰りした時、あまりにアメリカへの里心がついてしまい、ロンドンに帰らなければいけないのに、このままではいけない・・・と「イギリスっぽいもの」を見て気分をイギリス寄りにしよう、と見始めたのが、イギリスのテレビドラマ「Call the Midwife」。BBCのウェブサイト(イギリス在住者向け)、Netflixなどでも見られますwww.bbc.co.ukおお、日本からだとアマゾンで見れる!プライムビデオまたはレンタルだと1話100円で見れるらしいぞ!日本語のタイトルは「コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」だそう、なるほど第1話ジェシカ・レインAmazon1950年代…

  • ヴェローナ6:ヴェローナ美味しいもの集その2

    ヴェローナで借りたAirBnBは、個人というよりは短期アパートを貸している会社所有のところだったのだが、逆にそのぶん管理がしっかりしていてとても良かった。チェックインの時も、係の人が鍵を持って建物の前で待っていてくれて、部屋を案内してくれた後は、地図を見ながらヴェローナで見るべきところを色々教えてくれたり、おススメのレストランも色々とリストアップしてくれた。民泊の醍醐味は本来こういう交流を貸主とやるところなんだろうけれど、AirBビジネスが蔓延してからは、セルフチェックインで誰とも会わないことも多くなった。私こういう話をするのが仕事だけど、本当にヴェローナのことを教えるのが大好きだから、と係の…

  • ヴェローナ5:ヴェローナうろうろ

    ヴェローナ実質2日目は、ケーブルカーに乗ってサンピエトロ城のある丘の上へ。ケーブルカーは無人運転で比較的あたらしく、すーーーーっと短時間ですぐ頂上に到着。多分階段を上がって行っても結構すぐだったと思う。どの観光地もお約束通りケーブルカー頂上にはちょっとしたレストランがあり、ヴェローナのパノラマビューを見渡せる。ボーイフレンドにダメ出ししながらインスタ向けポーズをとって写真を撮らせている観光客をよそ眼に、これまた今も昔もそんなに変わっていないんだろうな、と思われるヴェローナの市街地を見下ろした。よく中世のイタリア都市を描いた絵画などを見るけれど、本当に眼下にそういう景色が広がるのがとても不思議な…

  • 2022日本里帰り日記㉑:最終回

    日本滞在記最終回。6年ぶりの日本にいる間、この他に一度だけ高校の友達とちょっと集まったり、じーじと一緒に畑で野菜を収穫したり、子供はじーじばーば相手に英語教室開いたり、いとこ達と一緒にスイッチで遊んだり、なぜか皇居にも足を延ばして東京だよおっかさん的に二重橋を拝んでから銀ブラしたり(どこにいっても看板や音や商品の情報過多でクラクラした日本だったけれど、さすがにここら辺はそうでもない所が多くて良かった)弟一家も含め家族3代でテニスをやったり(テニスなんてもうずいぶんやっていなかった70代のじーじばーばも参加したのには驚いた、どうも人間、実際より自分は20歳ぐらい若い体力気力があると思ってしまうも…

  • ヴェローナ4:ヴェローナの美味しいものその1

    ヴェローナでの最初のお昼ご飯は、パパがセレクトしたEnocibusというお店enocibus.comかなり細い小路にあります。結構遅めのランチで行ったので客は私達だけ。とっても静かな店内、店のおじちゃんがゴテゴテの80年代の音楽が流れるラジオをかけてくれましたw私が頼んだのは、ソテーしたマッシュルームの乗ったポレンタ(ひきわりトウモロコシのおかゆみたいなのを固めて焼いてある)。この焼き加減、どうなんだろうと思ったら中がびっくりするくらい熱々クリーミーで良かった!パパは魚卵のパスタ。子供はペストのパスタを注文(写真無し)。どのお料理もちょっと塩が効いてる感じだったけど美味しかった!ヴェローナに行…

  • ヴェローナその3:城で大喜利

    イタリアというひとつの国が出来たのがそもそも近代で、昔はそれぞれの都市を色んな権力者や王侯が支配していた時代が長かった。というわけで、イタリアにいくとたいていそこのお偉いさんが建てたお城とか教会とかお屋敷とかがドーンとあります。カステルヴェッキオ(古城)博物館も、14世紀当時の有力者スカラジェリ家が建てた城塞を、博物館に仕立て直したもの。近隣にはヴェネチアだ、ミラノなどを支配するスフォルツァ家だと強者が多かったので、こういう城塞を建てて、来れるもんなら来いや!と備えていたらしい。実はこの博物館、カルロ・スカルパという著名な建築家が城塞を博物館にするにあたってのデザインを担当したのだそう。どおり…

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