「もっと長い期間暮せばいいのに。」カエルは湯呑みを囲碁盤においてそう口に出しました。カエルはもう少し紅葉を楽しみたかったので、秋が去るのが少し寂しかったのでした。
一年ほど前、言霊について詳しい方に、自分の悩みを打ち明けました。その人から教わったことは、まず言葉の力を信じ、その使い方を学びなさいということでした。そのアドバイス通り、言葉の使い方に気をつけていると、だんだん自分に力が湧いてくるようになりました。虚弱体
インドネシアに到着したヤンバルクイナとカカポ。観光スポットで見つけたカフェで世界一高いと評判のコピ・ルアクをすする。ヤンバルクイナ「ん〜上手いねえ。なんつーかコナコーヒーつーの?あれの香りがすごい甘い感じ!」カカポ「インドネシアに来たからには本場のコピ・
(飛行機でブラジルのリオに到着。さらにフライトでマナウスへ行き、前から行きたかったアマゾン川クルーズツアーに参加中のヤンバルクイナとカカポ。)ヤンバルクイナ「とうとう念願のヤンバルの森からアマゾンへデビューだぜ。それにしても舟はけっこう揺れるなあ。」 カ
(快適な飛行機のたびをするヤンバルクイナとカカポ、しかし少しの揺れで気持ち悪くなり取り乱し始める)ヤンバルクイナ「このままよ、この飛行機が地上に突っ込んだらどうなるのかって考えた事ねえか?」 カカポ「俺の事がよくわかってきたじゃねえか、こう見えても繊細な
子羊は貧しい家庭で母羊と弟羊たちと暮らしていました。しかしある日、母羊が病気で倒れてしまい一番大きい子羊は働きに出なくてはいけなくなりました。働くといってもまだ子供なので何をどうしていいのかわかりません。子羊は北の山へ登って何かを探す事にしました。村の北
第1話 コンプレックス哲学 今日も一人森でやさぐれるヤンバルクイナヤンバルクイナ「俺達はだらけていた。進化どころか退化した。 天敵があまりいなかった。向上心も無かった。 ヤンバルの森でみんなその日暮し。 そんなご先祖
舟で魚を捕りながら犬のチャボと一人暮らす老人バーブル。今日は魚がまるで掛からんなあと思った矢先、雨がシタシタと降り始めた。やれやれと思いながらふと少し下流のほうを見渡すと、雲が無いではないではないか。舟の上ではいつも居心地が悪そうにしているチャボもなぜ
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