将来の夢はスナフキン。 そんなことを真剣に考えて人生を歩んだ気の毒な人の備忘録です。
小説(のようなもの)も載せています。 見ていただければ幸いです。
ファンタジー・SFランキングにほんブログ村目をうばわれつつもウルルクをはさむ位置に動く、その間にも距離はつまってサヤが槍をのばせば届くほどの位置に来ていた。急に、サヤがゆっくりと動いたように見えた。からだをかがめたあと、とんとんと爪先で踊るように左がわ
日記・雑談ランキングにほんブログ村 先日、裁判員に選出され、とある地裁に足を運ぶことになった私です。 世間で裁判員だなんだと話題になりつつも、まさか、自分が選ばれることになるとは!? どうやらこれが、選ばれた皆さんの共通の感想であったようでした。
にほんブログ村ファンタジー・SFランキング跳躍していっきに距離をつめると、ウルルクの顔が目前だった。眉間に目がけて槍を突く。あとは肩をひねるだけで刃が届く。そう思ったが体が勝手に動いて体勢をそらした。弓なりにそらした体のへそのしたから、くんっと上をむ
にほんブログ村ファンタジー・SFランキング二人の傷が致命的でないことを見てとると、マイラスはほとんど反射的に叫んでいた。「ちっ、いきなりか、クソっ」耳のはしにカーの悪態が聞こえる。カーは迷わず背を向けて来た道をもどり、闇にまぎれた。サヤもその姿を一瞥
ファンタジー・SFランキングにほんブログ村「――勝手によその庭に踏み込んでおいてアタリのハズレのとは、すこし行儀が悪いですが、まあ……大目に見ましょう」まるく開けている場所の真ん中ほどに、女が立っていた。いや、姿はたしかに女だがとても人間には見えない
にほんブログ村vファンタジー・SFランキング森は、奥に進むにつれて姿を変えた。巨大な木が広く整然と間を置いて並んでいた。地面には落ちた葉がつもっていて存外に歩きやすかったが、ほかの植物はひとつもなく、近づけば壁を思わせるほどの巨木にサヤは目をしばたかせな
にほんブログ村ファンタジー・SFランキングこれは、勝てる――。前線部隊の二万五千、その中のひとり、オーネム・ゲルセクテンは心の中で確信した。オーネムは、グレン砦にはめずらしい、歴戦の勇士だった。異属を相手にする戦闘がくりかえされるこの砦で、オーネムのよ
にほんブログ村ファンタジー・SFランキングそこは巨大な木々がそれぞれの林冠を支えあって、まるで一本の木に見えた。「見た目からでは、なにもわからん。ということだ」「行ったことは、あるの」「ある、何度か」「どんな、ところ」「……あのなかは、大人が数
ファンタジー・SFランキングにほんブログ村各隊の隊長と打ち合わせをしていると、どっと笑い声がおきて意識をとられた。もうすこし締めましょう。という意見はあえて聞き流した。こんな時だからこそ明るい方がいい。打ち合わせを再開したマイラスは、事前の情報や計画を
にほんブログ村ファンタジー・SFランキング「異属はな、死なんのだよ」「え……?」おもわず聞き返すと、こちらを見据える目にむかえられた。 理解が追いつかないが、総督は話しを続けた。「あれらは、それぞれの個体が許容以上の損傷を受けると活動を止め、およそ
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