2017年度 都立桜修館の適性検査問題について
適性検査Ⅰ(作文) 毎年開けてびっくりの桜修館の作文ですが、今年は古典格言のような題材が取り上げられました。 「よき細工は、少し鈍き刀を使うといふ。妙観が刀は、いたく立たず」 これについて、「筆者が何を言いたかったか」を100字程度で述べ、それに対する考えを述べよ。という問いです。 もちろん、格言の現代語訳は提示されています。「古代の名工は、少し切れ味の鈍い刀を使うという。奈良時代の妙観という名人の刀は大して切れなかった。」しかし与えられたのはこれだけで、後は自分で解釈しなければなりません。 一体何を書けば点が上がるのか、なかなか頭を悩ますところです。この出題で問われるのは、1つには文脈を読む…
2017/02/12 09:35