わらびもちきなこさんの作品『しあわせ鳥見んぐ』(芳文社) 芸大生のすずは 「君の作品には色がない(個性がない)」と 講師に言われ悩んでいました。 ある日、公園で写生をしていると、 木の陰から双眼鏡でこちらを見ている女の子がいて、 覗き魔・・・と追いかけて捕まえるんです。 すると、この女の子(翼)は 双眼鏡で雀を見ていたと伝えると、 あんな地味な鳥をみて何が楽しいのかわからなかったのですが、 翼が鳥への情熱を熱弁しているのを聞くと 鳥にも様々な種類があり特徴があるのに気づき始め、 「空飛ぶ宝石」と言われるカワセミを見て 自分の絵に足りないものがわかり..